JP2001276112A - フラップの下で光変化可能な材料の形状を変えるための装置 - Google Patents

フラップの下で光変化可能な材料の形状を変えるための装置

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JP2001276112A JP2001009678A JP2001009678A JP2001276112A JP 2001276112 A JP2001276112 A JP 2001276112A JP 2001009678 A JP2001009678 A JP 2001009678A JP 2001009678 A JP2001009678 A JP 2001009678A JP 2001276112 A JP2001276112 A JP 2001276112A
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laser beam
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tissue
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Tibor Juhasz
ユハスズ チボール
J Randy Alexander
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角膜レーザー手術に好適な装置を提供する 【解決手段】 本発明の装置によれば、固有質組織を除
去して角膜の屈折特性を矯正することができる。パルス
レーザービームを使用することによって、複雑なフラッ
プを形成することができ、また、組織破壊を最小にする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、1995年3月20
日付けの米国特許出願、出願番号08/407,508
(現在放棄済み)の1996年10月2日付けの一部継
続出願、出願番号08/725,070(継続中、特許
済み)の一部継続出願である。前記08/407,50
8号及び08/725,070号の内容を参照して本願
に取り入れる。本発明は視力欠陥を矯正するために有用
である眼科手術装置に一般に関する。さらに特定的に
は、本発明は、固有質(stroma)の一部を除去す
ることにより角膜の形状を変えて、患者の視力を外科手
術により矯正する方法に使用する装置に関する。本発明
は、固有質組織の基底を露出させるためにレーザービー
ムにより造られた輪郭がつけられた角膜フラップ(co
ntoured corneal flap)を持ち上
げ、所定の様式で固有質組織の露出された基底を光変化
させそして次に、フラップを再配置することにより患者
の視力を矯正するための方法に使用する装置として、特
にしかし排他的ではなく有用である。
【0002】
【従来の技術】近視(myopia)(即ち近視(ne
ar−sightedness))、遠視(hyper
opia)(即ち遠視(far−sightednes
s))および乱視のような視力障害は、眼鏡またはコン
タクトレンズを用いて矯正することが出来る。別法とし
て、外科手術によって角膜の形状を変えて必要とされる
光学的矯正を提供することができる。例えば角膜の一部
分が除去されると、角膜中に造られた空隙を閉じるよう
に、角膜上に眼の前眼房中の房水により圧力が発揮され
て働き、角膜が作りかえられることが知られている。角
膜空隙の大きさ、形状および位置を適当に選択すること
により、角膜の所望の形状に、そして従って、所望の光
学的性質を与えることが出来る。
【0003】角膜を作り変えるために使用される1つの
方法は、角膜の前方部分を除去することである。例え
ば、“眼科学手術のための方法”と題する発明に対して
L’Esperanceに与えられた米国特許第4,6
65,913号及び“眼の不規則な屈曲異常の分析およ
び矯正のための方法および装置”と題する発明に対して
L’Esperanceに与えられた米国特許第4,6
69,466号を参照。角膜を作り変えるために用いら
れる他の方法は固有質組織のような表面下組織を除去し
て形状を変える方法である。そのような方法の例とし
て、“眼を作り変えるための方法”と題する発明に対し
てBille、等に与えられた米国特許第4,907,
586号を参照。この特許は、角膜を作り変えるために
固有質内光変化技術を開示している。本発明の目的のた
めに重要なことには、上に引用されたBilleの特許
は、固有質内組織の光変化のためにパルスレーザービー
ムの使用を開示している。Billeの上記特許に開示
されているように、パルスレーザービームは角膜組織に
浸透し、そしてその焦点で固有質組織を光変化させるた
めに角膜の表面下の点に焦点が合わされる。物理的通路
は必ずしも必要とせず、表面下の位置に到達する能力
は、角膜の形状を変える点で大きな融通性を可能にし、
角膜の形状を変えるために必要な破壊される組織の全体
的量を減少させることが出来る。さらに、定められた角
膜空隙の形状が一層複雑に且つ精密になってくると、物
理的通路なしに表面下組織に近づくことが一層重要にな
る。
【0004】最近開発された、いわゆるLASIK法
は、フラップを造るために微小角膜切開刀(micro
keratome)を用いて角膜の前方部分を切開する
方法である。微小角膜切開刀は、フラップをつくるため
に自動化刃を用いる機械装置であることが認識されるべ
きである。造られたフラップは、露出された固有質の光
変化のために一時的に持ち上げられる。上記Bill
e、等の米国特許第4,907,586号に開示された
方法と同様に、この方法は、その目的として、前方角膜
組織の必然的な保存と共に、固有質組織のみの除去を有
する。上記したように、LASIK法は物理的に造られ
た通路に頼っており、したがってフラップ形状は単純な
ものに限定される。微小角膜切開刀を用いて造られる単
純なフラップ形状とは対照的に、本発明によれば、パル
スレーザービームを表面下に焦点を合わせて複雑なフラ
ップをデザインすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記から、本発明の目
的は、固有質組織のみを除去することにより角膜の屈折
特性を矯正し、そして光変化を受ける組織の全体量を最
小にする角膜レーザー手術に好適な装置を提供すること
である。本発明の他の目的は、後での治癒の間、適所に
角膜フラップを維持するために、乱されていない角膜組
織とかみ合い(interlocking)関係で再配
置することが出来るような複雑な周辺端を有する角膜フ
ラップ、あるいは角膜フラップを持ち上げそして再配置
するのを助けるためのタブ(つまみ)を有するような複
雑な周辺端を有する角膜フラップを造る、角膜レーザー
手術のために好適な装置を提供することである。本発明
のなお他の目的は、凸形、凹形または不規則な形状の基
底のような複雑な形を有する固有質組織の基底を露出す
るために持ち上げそして次に光変化させることが出来る
角膜フラップを造る角膜レーザー手術のために好適な装
置を提供することである。本発明のその他の目的は、実
施するために相対的に容易でありそして比較的に有利な
費用ですむ、角膜レーザー手術のために好適な装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、フ
ラップの下で光変化(photoalterable)
可能な材料の形状を変えるための装置であって、パルス
レーザービームを発生させるための第1レーザー源;励
起二量体(excimer)レーザービームを発生させ
るための第2レーザー源;該材料の内側で表面下層(s
ubsurface layer)を切断するように前
記パルスレーザービームを向けるための手段であって、
さらに、該材料の前記フラップについての周辺端を切断
するように前記パルスレーザービームを向けるための手
段、ここで、前記表面下層とは前記フラップについての
内側表面と該材料の基底(bed)との界面(inte
rface)であり、前記内側表面は前記フラップ上で
該材料の外側表面とは反対側に該外側表面から選択され
た距離で配置されており、前記フラップの前記内側表面
は前記周辺端により境界が定められている;前記フラッ
プを持ち上げて前記基底を露出させるための手段;およ
び前記フラップを前記基底に再配置する前に前記材料の
基底の少なくとも1部分を光変化させるように前記励起
二量体レーザービームを向けるための手段;を含む前記
装置に関する。
【0007】前記の選択された距離は、前記フラップの
前記内側表面について凸状形を造るように変化可能であ
ってよい。
【0008】また、本発明は、フラップの下で光変化可
能な材料の形状を変えるための装置であって、焦点で組
織中の材料を光変化させるために該材料内でパルスレー
ザービームの光線の焦点を合わせるための手段であっ
て、該材料の層を光変化させるために該材料内の所定の
通路に沿って前記パルスレーザービームの前記焦点を移
動させるための手段、ここで、前記層は予め選択された
形を有しそして前記フラップの内側表面と該材料の基底
との間の界面である;該材料の前方表面と該層との間の
材料を切開して前記フラップについての周辺端を造るた
めの手段、ここで前記フラップは実質的に該材料の前記
基底の上にある(overlying);前記フラップ
を持ち上げて該材料の前記基底を露出させるための手
段;該材料の前記基底の少なくとも1部分を光変化させ
て該材料中に空隙を造るための手段;および前記空隙の
上に前記フラップを再配置するための手段;を含む前記
装置である。
【0009】該材料の該基底を光変化させるための前記
手段は、励起二量体レーザーまたはパルス赤外レーザー
であってよい。
【0010】本発明の装置に好適な角膜レーザー手術の
ための方法は、患者の視力欠陥を矯正のために除去が必
要なる固有質組織(stromal tissue)の
大きさ、形状および位置をまず定める工程を包含する。
除去されるべきである固有質組織のこの容積は一般に、
前方表面および後方表面により規定されるレンズ状物の
形であり、そして環状表面を含有することが出来る。一
般に、レンズ状物の表面は平面、凸状、凹状または不規
則な形状であることが出来る。本発明の方法において、
フラップの内側表面が、定められたレンズ状物の前方表
面に一致するように形造られる、内側表面および周辺端
を有する輪郭がつけられた(contoured)角膜
フラップが造られる。
【0011】輪郭がつけられた角膜フラップを造るため
に、固有質組織内の予め選択された出発点にパルスレー
ザービームの焦点を合わす。予め計画された方法に従っ
て、焦点をフラップの意図された内側表面上に置く。次
に、フラップの内側表面(したがって規定されたレンズ
状物の前方表面)の所望の輪郭を有する組織の層を切断
する(光変化させる)ために、焦点を固有質組織内で移
動する。次に、フラップについての周辺端を造るために
焦点を角膜内で移動する。この場合において、フラップ
の周辺端(pheriheral edge)はフラップ
の内側表面の周辺から角膜の前方表面まで延びている表
面である。本発明の好ましい態様において、該周辺端は
フラップが再配置されるとき、角膜とかみ合うことをフ
ラップに可能にさせる特徴を導入することが出来る。さ
らに、フラップを持ち上げそして再配置するのを助ける
ためのタブ(つまみ)を有するフラップの周辺端を形成
することが出来る。なおさらに、フラップの前方表面と
フラップの内側表面の周囲との境界は、共に周辺端にあ
り、一般に曲線をなすが、しかし閉じた曲線ではない。
むしろ、角膜に関してフラップを持ち上げそして再配置
する間にちょうつがい(hinge)の周りでフラップ
の回転を可能にするように、角膜組織のちょうつがいを
有するフラップが形成される。
【0012】いったん造られたならば、その輪郭がつけ
られた角膜フラップは、内部固有質組織の基底を露出さ
せるために持ち上げられることが出来る。次に所定の方
法で、内部固有質組織の基底を光変化させ、定められた
レンズ状物の後方表面を造るために励起二量体レーザー
が使用される。最後に、レンズ状物の前方表面を規定す
る輪郭がつけられた内部表面を有するフラップは、新し
く造られた空隙上に再配置され、そして治癒される。そ
の結果、患者の視力欠陥を有効に矯正する作り変えられ
た角膜が生ずる。本発明のために考えられるものとし
て、レーザーは、プラズマ媒介組織切除(plasma
mediated tissue ablatio
n)(一般に表面組織)のためにそしてプラズマ媒介組
織分断(disruption)(一般に内部総体(i
nternal bulk)組織)のために使用され
る。したがって、用語、光変化(photoalter
ation)は、プラズマ媒介組織切除またはプラズマ
媒介組織分断のいずれかであることが出来る操作を示す
ために本明細書中において用いられる。
【0013】この発明の新規な特徴ならびにその構造お
よびその操作の両方に関しての本発明自体は添付図面に
伴う説明と添付図面とから最も良く理解されるであろ
う。図面および説明において、同一の参照符号は同一の
部分を言及している。
【0014】
【発明の実施の形態】最初に図1を参照して、図1は、
パルスレーザービーム12または励起二量体レーザービ
ーム13のいずれかを交互に発生するための装置10を
示している。本明細書においてそして図1において、こ
の後で開示されるように、組み合わされた数字12/1
3は、それぞれ、パルスレーザービーム12または励起
二量体レーザービーム13のいずれかを示す。本発明の
ために意図されるものとして、装置10は、両方のレー
ザービーム12/13を使用する。特に、パルスレーザ
ービーム12は角膜組織のフラップを造るために用いら
れ、そして次に励起二量体レーザービーム13がフラッ
プの下の角膜組織を除去するために用いられる。励起二
量体レーザーの代わりに、パルス赤外光レーザービーム
または可視光パルスレーザービームを、フラップの下の
角膜組織を除去するために用いることが出来ることは当
業者により認識されるだろう。
【0015】詳細には、図1は患者16の眼14上に向
けられているパルスレーザービーム12示す。本発明の
目的のためには、パルスレーザービーム12としては、
“多重波長レーザー源”と題する発明に対して、Jos
ef F. Bille、等に与えられた米国特許第
4,764,930号において開示され且つ特許請求さ
れているようなレーザーシステムにより発生されるパル
スレーザービームの物理的特性に類似の物理的特性を有
するものが好ましい。さらに本発明は、2、3ナノ秒ほ
どの長さまたはほんの2、3フェムト秒(femtos
econds)ほどの短さの持続期間を有するパルスを
有するパルスレーザービーム12の使用を意図してい
る。パルスレーザービーム12は100ジュール/cm
2未満のフルエンス(fluence)を有している。
また、上に示したように、装置10は、第2タイプのレ
ーザービーム、即ち励起二量体レーザービーム13を発
生することもできる。
【0016】図2は、角膜18、瞳孔20、虹彩22お
よび強膜24を含むヒトの眼14の解剖学的構造を示
す。図3において、角膜18が組織の5つの、解剖学的
に規定されることが出来る層を含むことが分かる。図3
において、前方から後方への方向に進んでいって、角膜
18の組織層は、上皮26、ボーマン(Bowman)
膜28、固有質(stroma)30、デセメット(D
ecemet)膜32および内皮34である。これらの
中で、固有質30は、それが患者の視力の矯正のために
除去されるべきである唯一の組織を含有しているので、
本発明のために最も重要なものである。図3においてま
た示されるように、前眼房35は房水37で満たされて
いる腔(cavity)である。房水37により発揮さ
れる圧力は角膜18の形は維持されている。
【0017】上に示されるように、近視、遠視および乱
視の症状の矯正は、固有質組織30を所定の容積、除去
することによって行われる。さらに、定められた光学的
矯正のために除去されるべき固有質組織30の特定の容
積は、必要とされる矯正の量およびタイプにより左右さ
れ、一般にレンズ形状容積(レンズ状物)36であろ
う。レンズ状物容積36の例は図3において横断面で示
されている。図3に示されるように、レンズ状物容積3
6は前方表面38、後方表面40により規定されそして
環状表面(annular surface)39を有
することが出来ることがまた認識されるべきである。
【0018】本発明に従えば、定められたレンズ状物容
積36への接近は、輪郭がつけられた角膜フラップを造
るためにパルスレーザービーム12を用いることにより
行われる。図4、図5Aおよび図5Bをそれぞれ参照す
ることにより、輪郭がつけられたフラップ42は内側表
面44および周辺端46を有することが分かる。パルス
レーザービーム12は、固有質組織30内の点に、パル
スレーザービームの焦点を合わせそして表面下層48を
切断するために、固有質組織30内でパルスレーザービ
ーム12の焦点を移動させることにより輪郭がつけられ
たフラップ42を造るために用いられる。層48はフラ
ップ42の内側表面44と固有質組織30の基底50と
の間の界面でありそしてそれだけで、層48はフラップ
42の内側表面44の定められた形に一致する形を有す
る。
【0019】次に、フラップ42についての周辺端46
が造られる。周辺端46を造るために、パルスレーザー
ビーム12は固有質組織30内でそして基底50の境界
線52上の点に焦点が合わされる。次に、パルスレーザ
ービーム12の焦点は、層54を切断するために固有質
30内で移動される。層54は基底50の境界線52か
ら角膜18の前方表面56にまで延びている。層54
は、フラップ42の周辺端46と基底50を囲む壁58
との間の界面である。フラップ42の周辺端46が角膜
18の前方表面56と交差する点は、前方境界60であ
りそして図4および図5Bの両方において示されてい
る。前方境界60および基底50の境界線52の両方は
曲線をなすことが出来るがしかし閉じられた曲線ではな
い。むしろ、本発明の好ましい態様において、境界線5
2および前方境界60は、固有質30内で終わってい
て、フラップ42のための固有質組織30のちょうつが
い62を造っている。ちょうつがい62は残っている角
膜18にとりつけられていながらフラップ42が持ち上
げられるのを可能にする。
【0020】いったんフラップ42が造られたならば、
フラップ42は、ちょうつがい62の周りで回転させる
ことにより持ち上げられて、固有質組織30の基底50
を露出させることが出来る。露出された基底50の輪郭
ならびにフラップ42の内側表面44の輪郭は、パルス
レーザービーム12により固有質組織中にカットされた
層48に一致する。図5Cおよび5Dにおいて示される
ように、フラップ42が持ち上げられそして固有質組織
30の基底50が露出された後に、固有質組織30の後
方基底表面64に到達するまで、所定の様式で基底50
の一部分または全てを光変化させるためにパルスレーザ
ービーム12または励起二量体レーザービーム13が用
いられることが出来る。後方基底64の形は、図5Eに
おいて示されるように、定められたレンズ状物36の後
方表面40の定められた形に一致させるようにレーザー
ビーム12、13を用いて選択的に輪郭がつけられるこ
とが出来る。まえに示したように、レーザーは、プラズ
マ媒介組織切除(一般に表面組織)のためにそしてプラ
ズマ媒介組織分断(一般に内部総体組織)のために用い
られることが出来る。したがって、用語、光変化は、プ
ラズマ媒介組織切除またはプラズマ媒介組織分断のいず
れかであることが出来る操作を示すために、本明細書に
おいて用いられる。
【0021】図5Dおよび図5Eをそれぞれ参照するこ
とによりさらに示されるように、励起二量体レーザービ
ーム13またはパルスレーザービーム12のいずれかに
よる定められたレンズ状物36容積の光変化が完了した
後に、輪郭がつけられたフラップ42は、レンズ状物3
6をカバーする位置中に角膜18と再びかみあわせられ
ることが出来る。特に、フラップ42は、フラップ42
の周辺端46が壁58の一部分と接触して配置されるま
でちょうつがい62の周りに回転されることが出来る。
フラップ42がレンズ状物36上に適当に再配置された
とき、角膜18の前方表面56は、フラップ42から角
膜18の残りの部分にまで、前方境界60を横切って滑
らかでありそして連続している。再配置後、フラップ4
2は適所で傷を治癒させ、そしてこの治癒はフラップ4
2の周辺端46と角膜18の壁58の一部分との間で連
続組織を生ずる。
【0022】図5Eはフラップ42が再配置された後の
角膜18を示しそして前方表面38、環状表面39およ
び後方表面40を有するレンズ状物36の例を示す。さ
らに、図5Fは本発明の方法の後に生ずる作り変えられ
た角膜18を示す。上に記載したように、固有質組織3
0の定められたレンズ状物36が除去されそしてフラッ
プ42がレンズ状物36上に再配置された後に、前眼房
35中の房水37により発揮された圧力は、角膜18
に、レンズ状物36容積を閉じるようにさせそしてした
がって角膜18を作り変えることができる。特に、房水
37により発揮された圧力は後方基底64を押して再配
置されたフラップ42の内側表面と接触させ、そこで二
つの表面はあとで一緒に傷を癒しそして連続固有質組織
30となる。図5Aを図5Fと比較することにより、作
り変えられた角膜18(図5F)の前方表面56の曲面
の曲がっている程度(curvature)は初期の角
膜18(図5A)の前方表面56の曲面の曲がっている
程度(curvature)とは異なっていることが分
かる。
【0023】予期出来るように、図5A〜図5Fにおい
て示されるレンズ状物36の形は、本発明の装置により
予め定められ、造ることが出来る多くの可能なレンズ状
物36の形のほんの1例である。特に、図5A〜図5F
において示されるような例のレンズ状物36の形は凸状
形前方表面38、凹状形後方表面40および前方表面3
8にそして後方表面40に接触している環状表面39を
有している。図示されているように、凸状形前方表面3
8の輪郭は、角膜18の前方表面56と同じ曲面の曲が
っている程度を必ずしも有しない。むしろ、パルスレー
ザービーム12により切断された層48上の点は、角膜
18の前方表面56上の対応する点から種々の変化可能
な距離で配置されている。本発明の方法により必要とは
されないけれども、レンズ状物36は、図5A〜図5F
において示されるレンズ状物36のような、同じおおよ
その曲面の曲がっている程度を有する前方レンズ状物表
面38および後方レンズ状物表面40を有することが出
来る。このタイプのレンズ状物36が定められたとき、
それは、均一な深さにまで固有質組織30の露出された
基底50を光変化させるために配置された励起二量体レ
ーザー13を用いて都合良く造られることが出来る。
【0024】図6A及び図6Bは、凹状形前方表面38
を有する定められたレンズ状物36を造るために本発明
の方法を用いて切断されることが出来る、フラップ42
の例を示す。上に記載されたように、単独でまたは励起
二量体レーザービーム13と組み合わせて、パルスレー
ザービーム12の万能性は、平面状、凹状、凸状または
不規則な形状の前方表面38および平面状、凹状、凸状
または不規則な形状の後方表面40を有するレンズ状物
36を生ずる、本発明に従ってフラップ42を造ること
を当業者に可能にさせる。
【0025】さらに図7において示されるように本発明
の方法を用いて、卵形前方境界70を有する卵形フラッ
プ68が造られることが出来る。フラップ68のための
卵形の1つの利点は、卵形が大きな露出された基底面積
を有する基底50を可能にすることである。同様に、図
8において示されるように、延長された前方境界74を
有する細長いフラップ72は本発明の方法を用いて造ら
れることが出来る。細長いフラップ72はまた、大きな
露出された基底面積を有する基底50を露出する利点を
提供する。
【0026】さらに、あつらえた形状のフラップ76が
本発明の方法を用いて造られることが出来る。例えば、
図9および図10A〜図10Bを相互参照することによ
り示されるように、タブ(つまみ)66を有するあつら
えられたフラップ76が造られることが出来る。図9を
参照して、タブ66はフラップ76のあつらえ前方境界
78とは異なる曲線の曲がっている程度を有することが
出来そしてしたがって、あつらえたフラップ76を持ち
上げそして再配置するのを助けるために、タブ66はあ
つらえられた前方境界78から延びている。
【0027】本発明の方法に従えば、図11において示
されるようなかみ合いフラップ80は、傷の治癒を容易
にし、そしてもし傷の癒しが完了するまえに再配置され
たフラップ42が移動したならば起こる可能性があるす
べての光学的歪みを減少させる、両方のために、再配置
後に適所にフラップ80を維持する目的のために造られ
ることが出来る。図11において示されるように、かみ
合いフラップ80は、かみ合い周辺端82を含有する。
かみ合い周辺端82の1つの具体例において、環状環8
4は、壁88に形成された対応凹部86とかみ合うため
にかみ合い周辺端82から延びている。
【0028】図12は、再配置後に残りの角膜18との
フラップ90のかみ合いのために、斜角をつけた周辺端
92を有するかみ合いフラップ90の別の具体例を示
す。図12に示される態様において、鋭角として、斜角
をつけた周辺端92とフラップ90の内側表面44との
間の角αを有するフラップ90が形成される。図12に
示されるように、斜角をつけた周辺端92を有するフラ
ップ90は、“角膜レーザー手術のための方法と題する
共係続中のそして現在許可された出願第08/725,
070号(この出願を参照することにより本明細書に組
み入れる)にさらに開示されている。
【0029】本明細書に詳細に示され且つ開示されてい
るとおりの輪郭がつけられた角膜フラップをレーザー切
開することによる角膜を作り変える特定の方法は、本明
細書において前記した目的を得そして利点を提供するこ
とが十分に出来るけれども、それは本発明の現在の好ま
しい態様の単なる例示あってそして特許請求の範囲に規
定される以外は、本明細書に示される構成およびデザイ
ンに限定されることが意図されないことが理解されるべ
きである。
【発明の効果】本発明によれば、固有質組織を除去する
ことにより角膜の屈折特性を矯正し、そして光変化を受
ける組織の全体量を最小にする角膜レーザー手術に好適
な装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従うパルスレーザー/励起二量
体レーザーを用いて治療される患者の透視図である。
【図2】眼の透視図である。
【図3】角膜および代表的なレンズ状物の解剖的層を示
す、図2において線3−3に沿って見られるとおりの眼
の角膜の部分の横断面図である。
【図4】フラップの切開後の角膜の平面図である。
【図5】(A)は、凹状形内側表面を有するフラップの
ためのフラップ切開を示す、図4において線5−5に沿
って見られるとおりの角膜の横断面図である。(B)
は、凹状形内側表面を有するフラップを切開しそして持
ち上げられた後の角膜を示す、図5Aにおけるような角
膜の横断面図である。(C)は、露出された基底の光変
化前の角膜を示しそして模型(phantom)におけ
るレンズ状物の後方および環状表面を示す、図5Bにお
けるような角膜の横断面図である。(D)は、固有質組
織の露出された基底の光変化後の角膜を示す、図5Cに
おけるような角膜の横断面図である。(E)は、光変化
により固有質組織の露出された基底から固有質組織のレ
ンズ状物の除去およびフラップの再配置後の角膜を示
す、図5Dにおけるような角膜の横断面図である。
(F)は、固有質組織のレンズ状物の除去後の作り変え
られた角膜を示す、図5Eにおけるような角膜の横断面
図である。
【図6】(A)は、凸状形の内側表面を有するフラップ
の切開後の角膜を示す、図5Aにおけるような角膜の横
断面図である。(B)は、凸状形の内側表面を有するフ
ラップの切開および持ち上げ後の角膜を示す、図6Aに
おけるような角膜の横断面図である。
【図7】卵形フラップの切開後の角膜の平面図である。
【図8】延長されたフラップの切開後の角膜の平面図で
ある。
【図9】タブを有するフラップの切開後の角膜の平面図
である。
【図10】(A)は、フラップを持ち上げそして再配置
するのを助けるための一体的タブを有するフラップを示
す、図9において線10−10に沿って見られるとおり
の角膜の横断面図である。(B)は、タブを有するフラ
ップの切開および持ち上げ後の角膜を示す、図10Aに
おけるような角膜の横断面図である。
【図11】かみ合いの特徴を有するフラップの切開後の
角膜の平面図である。
【図12】フラップの周辺端と内側表面との間で鋭角を
有する斜角をつけた周辺端を有するフラップの切開後の
角膜の平面図である。
【符号の説明】
12 パルスレーザービーム 13 励起二量体レーザービーム 14 眼 16 患者 18 角膜 20 瞳孔 22 虹彩 26 上皮 28 ボーマン膜 30 固有質 32 デセメット膜 34 内皮 35 前眼房 36 レンズ形状容積 37 房水 38 前方表面 39 環状表面 40 後方表面 42 フラップ 44 内側表面 46 周辺端 48 表面下層 50 基底 52 境界線 54 層 56 前方表面 58 壁 60 前方境界 62 ちょうつがい 64 後方基底表面 66 タブ 68 卵型フラップ 70 卵形前方境界 72 フラップ 74 前方境界 76 フラップ 78 前方境界 80 フラップ 82 かみ合い周辺端 84 環状環 86 対応凹部 88 壁 90 フラップ 92 周辺

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラップの下で光変化可能な材料の形状
    を変えるための装置であって、 パルスレーザービームを発生させるための第1レーザー
    源;励起二量体レーザービームを発生させるための第2
    レーザー源;該材料の内側で表面下層を切断するように
    前記パルスレーザービームを向けるための手段であっ
    て、さらに、該材料の前記フラップについての周辺端を
    切断するように前記パルスレーザービームを向けるため
    の手段、ここで、前記表面下層とは前記フラップについ
    ての内側表面と該材料の基底との界面であり、前記内側
    表面は前記フラップ上で該材料の外側表面とは反対側に
    該外側表面から選択された距離で配置されており、前記
    フラップの前記内側表面は前記周辺端により境界が定め
    られている;前記フラップを持ち上げて前記基底を露出
    させるための手段;および前記フラップを前記基底に再
    配置する前に前記材料の基底の少なくとも1部分を光変
    化させるように前記励起二量体レーザービームを向ける
    ための手段;を含む前記装置。
  2. 【請求項2】 前記選択された距離が、前記フラップの
    前記内側表面について凸状形を造るように変化可能であ
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 フラップの下で光変化可能な材料の形状
    を変えるための装置であって、 焦点で組織中の材料を光変化させるために該材料内でパ
    ルスレーザービームの光線の焦点を合わせるための手段
    であって、該材料の層を光変化させるために該材料内の
    所定の通路に沿って前記パルスレーザービームの前記焦
    点を移動させるための手段、ここで、前記層は予め選択
    された形を有しそして前記フラップの内側表面と該材料
    の基底との間の界面である;該材料の前方表面と該層と
    の間の材料を切開して前記フラップについての周辺端を
    造るための手段、ここで前記フラップは実質的に該材料
    の前記基底の上にある;前記フラップを持ち上げて該材
    料の前記基底を露出させるための手段;該材料の前記基
    底の少なくとも1部分を光変化させて該材料中に空隙を
    造るための手段;および前記空隙の上に前記フラップを
    再配置するための手段;を含む前記装置。
  4. 【請求項4】 該材料の該基底を光変化させるための前
    記手段が励起二量体レーザーである、請求項3に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 該材料の該基底を光変化させるための前
    記手段がパルス赤外レーザーである、請求項3に記載の
    装置。
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