JP2001276101A - 身体装着型筋力補助装置 - Google Patents

身体装着型筋力補助装置

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JP2001276101A JP2000092503A JP2000092503A JP2001276101A JP 2001276101 A JP2001276101 A JP 2001276101A JP 2000092503 A JP2000092503 A JP 2000092503A JP 2000092503 A JP2000092503 A JP 2000092503A JP 2001276101 A JP2001276101 A JP 2001276101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が装着した際の冷たい感触等の違和感
を発生することがなく、アクチュエータが関節部から突
出しておらず装着性が良好な身体装着型筋力補助装置を
提供する。 【解決手段】 人工筋力発生部4は、装着部8と、装着
部の外周に一体化された内側アクチュエータ10A及び
外側アクチュエータ10Bとで構成されている。制御部
6は、作動油を溜めておくリザーバ室22と、リーザバ
室内の作動油を所定温度に加温する加温装置23と、リ
ザーバ室22の作動油を内側アクチュエータ及び外側ア
クチュエータに独立して供給する複数の油圧送装置24
a、24bと、油圧送装置の駆動制御を行う圧送駆動制
御装置28と、内側及び外側アクチュエータ一部で故障
が発生しても、急激にアクチュエータの発生力を低下さ
せることがないようにする発生力安定化部32とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用者の手首、
腕、膝等の関節部に装着して補助筋力を発生する身体装
着型筋力補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の身体装着型筋力補助装置として、
例えば、特開平7−163607号公報(以下、第1の
従来技術)、実開平5−39518号公報(以下、第2
の従来技術)に記載されている技術が知られている。
【0003】第1の従来技術は、使用者の大腿部に装着
される大腿用装着部と、臑部に装着される臑用装着部
と、一端部を大腿用装着部及び臑用装着部に固定され他
端部は膝関節の部位で屈伸動作可能に連結された動力伝
達腕と、動力伝達腕に屈伸動作の動力を付与する電気モ
ータによる駆動部と、電気モータ及び駆動部の電源及び
制御部とからなり、電源及び制御部は使用者の身体に装
着されている。そして、前記駆動部は、動力伝達腕を連
結した関節軸が一方の動力伝達腕と共回りする関係とさ
れ、電気モータの出力軸に取り付けた歯車を前記関節軸
に取り付けた歯車と噛み合わせるとともに、関節軸の歯
車はクラッチを介して関節軸との間で動力の伝達又は遮
断が行われるようにしている。
【0004】この第1の従来技術によると、足の筋肉の
弱い人、老齢の人等の階段上り歩行を補助することがで
きる。
【0005】また、第2の従来技術は、障害を有する腕
側の型前部に支持される肩固定具と、上腕と、下腕とに
夫々支持される上腕固定具及び下腕固定具とからなり、
上腕固定具と下腕固定具は、肘部において連結されると
ともに、肩固定具と下上で固定具間に内部の空気圧を変
化することによって伸縮可能としたゴム製人工筋を懸架
している。
【0006】この第2の従来術技術によると、特別な電
子回路(コントローラ)等を必要とせず、ゴム製人工筋
の特徴である空気圧とそれに伴う収縮率に応じたバネ特
性を活用することで、動作の範囲を簡単に設定すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来技
術は、例えば冬場において身体に装着するときには、器
具の低温度が皮膚に接触して冷たい感触となり、違和感
を感じてしまう。
【0008】また、この第1の従来技術は、使用者の筋
力を検査する方法として筋電センサを使用しているが、
筋電センサの取り付けが面倒であったり、皮膚に取り付
ける際に使用する粘着テープ等の刺激によって皮膚に炎
症を起こす場合がある。
【0009】そして、第2の従来技術も、第1の従来技
術と同様に、冬場において身体に装着するときには冷た
い感触となって違和感を感じてしまう。
【0010】また、第2の従来技術の装置は、アクチュ
エータとしてのゴム製人工筋が身体に密着していないの
で、衣服(ワイシャツやコート)の一部がゴム製人工筋
に絡まったりする等の支障を起こしたり、また、シャツ
の上に装置を装着すると、その上から上着を着ることが
出来なかった。また、第2の従来技術の装置は、ゴム製
人工筋肉が加圧されると硬くなって縮み、使用者の腕を
曲げる動作をするものだが、縮んだゴム製人工筋肉が、
使用者が腕を曲げる方向に存在してしまうため、使用者
が腕を曲げる可動範囲が狭くなるという問題があった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、使用者が装着した際の冷たい感触等の違和感を発
生することがなく、アクチュエータが関節部から突出し
ておらず装着性が良好で、使用者の関節の可動範囲を狭
めない身体装着型筋力補助装置を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の身体装着型筋力補助装置は、使用者
の関節部に曲げ動作の補助筋力を付与する人工筋力発生
手段と、この人工筋力発生手段の駆動を制御する制御手
段とを有する身体装着型筋力補助装置において、前記人
工筋力発生手段は、可撓性を有する円筒状をなし、使用
者の関節部を包み込んで密着する装着部と、この装着部
の外周に一体化され、前記装着部を曲げながら前記関節
部に補助筋力を付与する流体圧式のアクチュエータとを
備えている。
【0013】この発明によると、装着部から突出してい
る部材が存在しないので、身体に装着した状態で容易に
衣服を着ることができる。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の身体装着型筋力補助装置において、前記制御手段
は、前記アクチュエータの作動流体となる流体を所定温
度に加温する加温装置を備えている。
【0015】この発明によると、加温装置で加温した流
体がアクチュエータに流れ込むと、アクチュエータに一
体化されている装着部の温度が上昇する。
【0016】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の身体装着型筋力補助装置において、前記装着
部に、使用者の皮膚に一時的に押し力を作用し、その押
し力に基づいて筋力を測定する筋力検出手段を設け、前
記制御手段は、前記筋力検出手段から得た筋力情報に基
づいて前記アクチュエータが発生する補助筋力を制御す
るようにした。
【0017】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の身体装着型筋力補助装置において、前記筋力検出手
段は、駆動モータと、この駆動モータの回転力を直線運
動として押し棒に伝達する伝達機構と、前記押し棒が前
記皮膚を押圧したときの前記駆動モータのトルク値を計
測し、このトルク値を前記押し力として前記制御手段に
出力するトルク計測器とを備えている。
【0018】これら請求項3、4の発明によると、筋電
センサ等のように皮膚に付着する動作が不要となるの
で、筋力の測定時間が短時間となるとともに、皮膚の炎
症も防げる。
【0019】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4の何れかに記載の身体装着型筋力補助装置におい
て、前記アクチュエータを、前記関節部の内側に位置し
て前記装着部の外周の長手方向に延在し、弾性体で出来
た圧力室を有する内側アクチュエータと、前記関節部の
外側に位置して前記装着部の外周の長手方向に延在し、
弾性体で出来た圧力室を有する外側アクチュエータとで
構成した。
【0020】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の身体装着型筋力補助装置において、前記内側及び外
側アクチュエータは、前記長手方向に所定の隙間を設け
て前記装着部の外周に固定されている複数の凸部材と、
これら複数凸部材の間の隙間に配置した複数の弾性体と
を備え、各弾性体は内部に設けた圧力室に流体が出入す
ることで膨張・収縮し、各凸部材は、前記弾性体の膨張
により押圧されて前記装着部に曲げ力を作用するように
した。
【0021】これら請求項5、6記載の発明によると、
内側アクチュエータの弾性体の圧力室に流体が流入する
ことで、装着部に曲げ力を作用して使用者の関節部を曲
げる補助筋力を付与し、外側アクチュエータの弾性体の
圧力室に流体が流入することで、装着部に対する曲げ力
を解除して使用者の関節部を伸ばす補助筋力を付与す
る。
【0022】また、請求項7記載の発明は、請求項5又
は6記載の身体装着型筋力補助装置において、前記制御
手段は、前記内側アクチュエータを構成している弾性体
の圧力室と、前記外側アクチュエータを構成している弾
性体の圧力室との間で、流体を移動させる制御を行うよ
うにした。
【0023】この発明によると、内側アクチュエータの
圧力室に流体を入れる際には、外側アクチュエータの圧
力室がリザーバ室を兼ね、外側アクチュエータの圧力室
に流体を入れる際には、内側アクチュエータの圧力室が
リザーバ室を兼ねるため、リザーバ室が不要、または、
動作流体の微小な漏れ量を補充するための容量の小さな
もので済ませることが可能となる。したがって、その
分、動作流体量を減らすことができ、小型軽量の装置構
造となる。
【0024】また、請求項8記載の発明は、請求項1乃
至4の何れかに記載の身体装着型筋力補助装置におい
て、前記アクチュエータを、前記関節部の外側に位置し
て前記装着部の外周の長手方向に延在し、弾性体で出来
た圧力室を有する外側アクチュエータで構成し、当該外
側アクチュエータは前記圧力室に流体が流入することで
前記長手方向に伸び動作を行い、前記装着部に曲げ力を
作用する一方、前記圧力室から流体が流出することで縮
み動作を行って前記装着部に対する曲げ力を解除する構
造となっている。
【0025】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の身体装着型筋力補助装置において、前記外側アクチ
ュエータは、前記長手方向に所定の隙間を設けて前記装
着部の外周に固定されている複数の凸部材と、これら複
数の凸部材の隙間に配置した複数の弾性体とを備え、各
弾性体は内部に設けた圧力に流体が流入することで前記
長手方向に伸び動作を行って前記凸部材を押圧し、前記
装着部に曲げ力を作用するようにした。
【0026】これら請求項8、9記載の発明によると、
外側アクチュエータが伸び動作を行って装着部に曲げ力
を作用することで使用者の関節部を曲げる補助筋力を付
与し、外側アクチュエータが縮み動作を行って装着部に
対する曲げ力を解除することで使用者の関節部を伸ばす
補助筋力を付与する。そして、加圧されて硬くなった外
側アクチュエータは関節部の外側に位置しているので、
使用者が腕を曲げる際の妨げにならず、腕の可動範囲を
狭めない。
【0027】また、請求項10記載の発明は、請求項1
乃至9の何れかに記載の身体装着型筋力補助装置におい
て、前記制御手段に、破損による前記人工筋力発生手段
の発生力の低下を抑制するための、発生力安定化手段を
設けた。
【0028】この発明によると、使用者が重いものを持
っている場合に、若し、人工筋力発生手段が破損して
も、発生力安定化手段により急激に人工筋力発生手段の
発生力が低下することがない。したがって、使用者が身
体を痛めるようなことが無い。さらに、請求項11記載
の発明は、請求項6、7又は9に記載の身体装着型筋力
補助装置において、前記複数の凸部材は、使用者の関節
部に過度の補助筋力を与える前に、隣接する凸部材どう
しが当接して補助筋力の付与を停止させるストッパ部材
として機能するようにした。
【0029】この発明によると、関節部の過度の曲げ動
作をメカニカルな構造で防止することが可能となる。
【0030】さらにまた、請求項12記載の発明は、請
求項1乃至11の何れかに記載の身体装着型筋力補助装
置において、前記流体を液体とし、前記装着部の外周を
液体吸収機能を有する外周被覆部材で被覆した。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る身体装着型筋
力補助装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0032】図1は、使用者の腕の関節部に補助筋力を
付与する第1実施形態の筋力補助装置2であり、人工筋
力発生部4と、人工筋力発生部4の駆動を制御する制御
部6とを備えている。
【0033】人工筋力発生部4は、装着部8と、装着部
8の外周に一体化された内側アクチュエータ10A及び
外側アクチュエータ10Bとで構成されている。ここ
で、内側アクチュエータ10Aの「内側」とは、使用者
の腕の関節部に装着したときに関節部の内角側に位置す
ることを意味している。また、外側アクチュエータ10
Bの「外側」とは、使用者の腕の関節部に装着したとき
に関節部の外角側に位置することを意味している。
【0034】装着部8は、皮革や合成樹脂シート等で形
成した可撓性を有する部材であり、円筒状をなして使用
者の関節部を包み込んで密着している。そして、この装
着部8の外周は、図2に示すように、液を吸収すること
ができる高分子ポリマーにより形成された柔軟な性質の
被覆部材11で被覆されている。
【0035】内側アクチュエータ10Aは、流体圧で作
動する装置であり、図2に示すように、装着部8の長手
方向に所定の隙間を設けて延在し、被覆部材11上に固
定されている硬質材料からなる複数のブロック体14a
と、これらブロック体14aの間の隙間に介在している
複数の弾性体16a1 、16a2 とを備えている。装着
部8に対して外周側に位置している複数の弾性体16a
1 は内部に圧力室を有しており、ブロック体14aに設
けた油路を介して互いに直列に連通し、後述する制御部
6に延在する油路25a1 と接続している。装着部8の
近くに位置している複数の弾性体16a2 も、ブロック
体14aに設けた油路を介して互いに直列に連通してお
り、制御部6に延在する油路25a2 と接続している。
【0036】ここで、前述した複数のブロック体14a
は、使用者の関節部に過度の補助筋力を与える前に、隣
接するブロック体14aどうしが当接して補助筋力の付
与を停止させるように、前述した隙間や高さが設定され
ている。
【0037】外側アクチュエータ10Bも流体圧で作動
する装置であり、装着部8の長手方向に所定の隙間を設
けて延在し、被覆部材11上に固定されている複数のブ
ロック体14bと、これらブロック体14bの間の隙間
に介在している複数の弾性体16b1 、16b2 とを備
えている。装着部8に対して外周側に位置している複数
の弾性体16b1 は内部に圧力室を有しており、ブロッ
ク体14bに設けた油路を介して互いに直列に連通し、
制御部6に延在する油路25b1 と接続している。装着
部8の近くに位置している複数の弾性体16b2 も、ブ
ロック体14bに設けた油路を介して互いに直列に連通
しており、制御部6に延在する油路25b2 と接続して
いる。
【0038】また、制御部6は、図3に示すように、本
装置で使用する作動油を溜めておくリザーバ室22と、
リーザバ室22内の作動油を所定温度に加温する加温装
置23と、リザーバ室22の作動油を内側アクチュエー
タ10A及び外側アクチュエータ10Bに独立して供給
する複数の油圧送装置24a、24bと油圧送装置24
a、24bの駆動制御を行う圧送駆動制御装置28と、
油圧送装置24a、24bに電源を供給する電源供給部
30と、内側及び外側アクチュエータ10A、10Bの
一部で故障が発生しても、急激にアクチュエータの発生
力を低下させることがないようにする発生力安定化部3
2とを備えている。
【0039】リザーバ室22の作動油を内側アクチュエ
ータ10A及び外側アクチュエータ10Bに供給した
後、油圧送装置24aは、油路25a1 、25b1 を介
して内側アクチュエータ10Aの複数の弾性体16a1
の圧力室と外側アクチュエータ10Bの複数の弾性体1
6b1 の圧力室の間の作動油の移動制御を行う。油圧送
装置24bは、油路25a2 、25b2 を介して内側ア
クチュエータ10Aの複数の弾性体16a2 の圧力室と
外側アクチュエータ10Bの複数の弾性体16b 2 の圧
力室の間の作動油の移動制御を行う。
【0040】圧送駆動制御装置28は、各油圧送装置2
4a、24bの作動を制御する装置である。そして、こ
の装置には、筋力検出装置34から使用者の筋力情報が
入力する。
【0041】筋力検出装置34は、図5に示すように、
装着部8の内周面に向けて貫通した穴に回転軸を内部に
向けて配設されている駆動モータ34aと、この駆動モ
ータ34a回転軸に固定した歯車34bと、この歯車3
4bに噛み合っているラック34cと、ラック34cと
一体構造となって装着部8の内部に移動可能に配置され
ている押し棒34dと、駆動モータ34aの上部に配設
したトルク計測器34eとを備えている。駆動モータ3
4aの回転運動を歯車34bとラク34cを介して押し
棒34dの直線運動に変換し、押し棒34dにより使用
者の皮膚に押し力を作用し、その押し力の作用により駆
動モータ34aのトルクが変化することから、そのトル
ク値をトルク計測器34eが検出して圧送駆動制御装置
28に出力している。
【0042】また、図3に戻って、発生力安定化部32
は、油路25a1 、25b1 25a 2 、25b2 の圧力
を検知する複数の圧力センサ32a1 、32a2 、32
3、32a4 と、油路25a1 、25b1 25a2
25b2 に介装した制御弁32b1 、32b2 、32b
3 、32b4 と、各圧力センサ32a1 、32a2 、3
2a3 、32a4 から圧力情報を得るとともに、所定の
弾性体の圧力室が基準以下の圧力となっているときに、
その圧力室に対応している制御弁(例えば弾性体16a
1 の圧力室であれば制御弁32b1 )に対して閉動作を
行う発生力安定化制御部32dとを備えている。
【0043】次に、上記構成の筋力補助装置2の使用方
法について、図1から図4を参照して以下に簡単に説明
する。
【0044】先ず、図1に示すように、使用者の腕に装
着部8を装着する。
【0045】次いで、筋力検出装置34を作動し、使用
者の皮膚に一時的に押し棒34dを押圧することで使用
者の筋力情報を圧送駆動制御装置28に出力する。そし
て、圧送駆動制御装置28は、得られた使用者の筋力情
報に基づいて各油圧送装置24a、24bの作動を開始
する。
【0046】各油圧送装置24a、24bは、リザーバ
室22から加温された作動油を受け入れるとともに、内
側アクチュエータ10A及び外側アクチュエータ10B
の間の作動油の移動制御を行う。
【0047】ここで、使用者の関節部に曲げ動作の力
(補助筋力)を伝達する場合には、内側アクチュエータ
10Aの弾性体16a1 、16a2 の圧力室の作動油
を、外側アクチュエータ10Bの弾性体16b1 、16
2 の圧力室に移動する制御を行う。外側アクチュエー
タ10Bの弾性体16b1 、16b2 の圧力室に作動油
が移動してくると、膨張した弾性体16b1 、16b2
でブロック体14bが押圧されて装着部8に曲げ力を作
用するアクチュエータ力が発生し、使用者の関節部に曲
げ動作の補助筋力を伝達する。
【0048】また、使用者の関節部に伸ばす力(補助筋
力)を伝達する場合には、外側アクチュエータ10Bの
弾性体16b1 、16b2 の圧力室の作動油を、内側ア
クチュエータ10Aの弾性体16a1 、16a2 の圧力
室に移動する制御を行う。内側アクチュエータ10Aの
弾性体16a1 、16a2 の圧力室に作動油が移動して
くると、膨張した弾性体16a1 、16a2 でブロック
体14aが押圧されて装着部8に伸ばし力を作用するア
クチュエータ力が発生し、使用者の関節部に伸ばし動作
の補助筋力を伝達する。
【0049】また、若し、内側アクチュエータ10A及
び外側アクチュエータ10Bの一部が油漏れ等の故障を
発生した場合、例えば、圧力センサ32a1 が低い値を
示しているときには、発生力安定化部32の発生力安定
化制御部32dは、制御弁32b1 に閉動作の信号を出
力する。これにより、作動油が流出して全てのアクチュ
エータが動作しなくなるのを防ぎ、内側アクチュエータ
10Aの弾性体16a 2 の圧力室と、外側アクチュエー
タ10Bの弾性体16b1 及び16b2 の圧力室と、リ
ザーバ室22との間の作動油の移動制御で、アクチュエ
ータ力を発生させる。
【0050】次に、本実施形態の筋力補助装置2の効果
について述べる。
【0051】内側アクチュエータ10A及び外側アクチ
ュエータ10Bには、加温装置23で加温されたリーザ
バ室22の作動油が供給されているので、作動油から熱
が伝導される装着部8は冷たくならず、冬場において使
用者が装着しても違和感がない。
【0052】また、本装置2は、例えば第2の従来技術
のように身体に密着しないアクチュエータ(ゴム製人工
筋)が存在せず、装着部8の外周に内側アクチュエータ
10A及び外側アクチュエータ10Bが沿って配置され
ているだけなので、装着性が良好な装置を提供すること
ができる。
【0053】また、内側アクチュエータ10A及び外側
アクチュエータ10B一部が故障していても、発生力安
定化部32が油漏れのある圧力室を切り離す動作をし、
作動油が流出しても全てのアクチュエータが動作しなく
なるのを防ぐため、使用者が重いものを持っている場合
に、もしもアクチュエータが破損しても、補助筋力が急
激に無くなって関節部を痛める等の危険も回避すること
ができる。
【0054】また、装着部8の外周は、液を吸収するこ
とができる高分子ポリマーにより形成した被覆部材11
で被覆されているので、若し、内側アクチュエータ10
A及び外側アクチュエータ10B内から作動油が漏れて
も被覆部材11が吸収して外部に漏出することがない。
【0055】また、使用者の皮膚に一時的に押し棒34
dを押圧することで筋力検出装置34を作動し、使用者
の筋力情報を得ることができるので、筋電センサを使用
している第1の従来技術のように、皮膚に炎症を起こす
といった問題が発生しない。また、各油圧送装置24
a、24bは、内側アクチュエータ10A及び外側アク
チュエータ10Bの間で作動油の移動制御を行ってお
り、内側アクチュエータ10Aの圧力室に作動油を入れ
る際には、外側アクチュエータ10Bの圧力室がリザー
バ室を兼ね、外側アクチュエータ10Bの圧力室に作動
油を入れる際には、内側アクチュエータ10Aの圧力室
がリザーバ室を兼ねるため、リザーバ室が不要、また
は、作動油の微小な漏れ量を補充するための容量の小さ
なもので済ませることが可能となる。したがって、その
分、作動油量を減らすことができ、小型軽量の装置構造
とすることができる。
【0056】また、使用者の関節部に曲げ動作の補助筋
力を伝達する場合には、内側アクチュエータ10Aの複
数のブロック体14aが、使用者の関節部に過度の補助
筋力を与える前に、隣接するブロック体14aどうしの
当接によって補助筋力の付与を停止するので、安全性を
高めた筋力補助装置を提供することができる。
【0057】次に、図6に示すものは、第1実施形態と
アクチュエータの構造が異なる第2実施形態の筋力補助
装置40である。なお、第1実施形態で示した構成と同
一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0058】本実施形態の筋力補助装置40は、装着部
8の外周に、外側アクチュエータ42が一体化されてい
る。
【0059】外側アクチュエータ42は、流体圧で作動
する装置であり、装着部8の長手方向に所定間隔をあけ
て固定されている硬質材料からなる複数のブロック体4
4と、これらブロック体44の間の隙間に介在している
複数の弾性体46とを備えている。
【0060】各弾性体46は、内部に圧力室を有してお
り、ブロック体44に設けた油路を介して互いに直列に
連通し、制御部6に延在する油路48と接続している。
【0061】そして、各弾性体46の圧力室に作動油が
流入すると、弾性体46は長手方向に伸び動作を行って
前記ブロック体44を押圧し、装着部8に曲げ力を作用
する。これにより、使用者の関節部に伸ばし動作の補助
筋力を伝達する。
【0062】また、各弾性体46の圧力室から作動油が
流出すると、弾性体46は縮み動作を行って装着部8に
対する曲げ力が解除されるようになっている。
【0063】上記構造の外側アクチュエータ42を装着
部8の外周に一体化することで、例えば第2の従来技術
のように身体に密着しないアクチュエータ(ゴム製人工
筋)が存在せず、装着性が良好な装置を提供することが
できる。
【0064】また、外側アクチュエータ42が補助筋力
を発生する際には、外側アクチュエータ42の圧力室が
加圧されるため、圧力室がある容積を占めて硬くなる
が、本実施形態の場合、アクチュエータは外側にあるた
め、使用者が腕を曲げる際の妨げにならず、腕の可動範
囲を狭めることがない。
【0065】なお、上述した第1及び第2実施形態は、
使用者の腕の関節部に補助筋力を付与する装置として説
明したが、手首の関節部、膝の関節部等、身体の各関節
部に補助筋力を付与する装置に適用しても、同様の作用
効果を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、装着部から突出している部材が存在しない
ので、装着性を大幅に向上させることができる。
【0067】また、請求項2記載の発明によると、冬場
において使用者が装着しても、冷たい感触等の違和感が
ない。
【0068】また、請求項3、4記載の発明によると、
筋電センサ等のように皮膚に付着する動作が不要となる
ので、筋力の測定時間を大幅に短縮することができると
ともに、皮膚の炎症も防止することができる。
【0069】また、請求項5、6記載の発明によると、
簡便な装置構成で使用者の関節部を曲げる補助筋力と、
関節部を伸ばす補助筋力を発生することができる。
【0070】また、請求項7記載の発明によると、内側
アクチュエータ及び外側アクチュエータがリザーバ室を
兼ねるので、リザーバ室を無くす、若しくは、容量の小
さなもので済ませることが可能となり、小型軽量の装置
を提供することができる。
【0071】また、請求項8、9記載の発明によると、
加圧されて硬くなる外側アクチュエータは関節部の外側
に位置しているので、使用者が腕を曲げる際の妨げにな
らず、腕の可動範囲を狭めることがない。
【0072】また、請求項10記載の発明によると、若
し、使用者が重いものを持っている場合に人工筋力発生
手段が破損しても、発生力安定化手段により急激に人工
筋力発生手段の発生力が低下することがないので、使用
者が身体を痛めるようなことがなく、安全性が高い装置
を提供することができる。
【0073】また、請求項11記載の発明によると、関
節部の過度の曲げ動作をメカニカルな構造で防止するこ
とができる。
【0074】さらに、請求項12記載の発明によると、
アクチュエータから漏れた液体を使用者に付着させない
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る身体装着型筋力補助装置の第1実
施形態を示す図である。
【図2】身体装着型筋力補助装置の人工筋力発生手段を
構成しているアクチュエータの構造を示す図である。
【図3】身体装着型筋力補助装置の制御部の詳細を示す
ブロック図である。
【図4】第1実施形態の動作を示す図である。
【図5】第1実施形態に備えられている筋力検出手段を
示す図である。
【図6】本発明に係る身体装着型筋力補助装置の第2実
施形態を示す図である。
【符号の説明】
2、40 身体装着型筋力補助装置 4 人工筋力発生部(人工筋力発生手段) 6 制御部(制御手段) 8 装着部 10A 内側アクチュエータ 10B、42 外側アクチュエータ 11 被覆部材(外周被覆部材) 14a、14b、44 ブロック体(凸部材) 16a1 、16a2 、16b1 、16b2 弾性体 22 リザーバ室 23 加温装置 24a、24b 油圧送装置(流体圧送装置) 25a1 、25a2 、25b1 、25b2 油路(流
路) 28 圧送駆動制御装置 32 発生力安定化部(発生力安定化手段) 32a1 、32a2 、32a3 、32a4 圧力センサ 32b1 、32b2 、32b3 、32b4 制御弁 32d 発生力安定化制御部 34 筋力検出装置(筋力検出手段) 34a 駆動モータ 34b 歯車 34c ラック 34d 押し棒 34e トルク計測器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F060 AA00 AA10 GA15 GB07 GD12 HA03 HA32 HA35 3H081 AA18 BB01 CC06 HH10 4C097 AA20 BB03 BB08 CC18 DD04 TB13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の関節部に曲げ動作の補助筋力を
    付与する人工筋力発生手段と、この人工筋力発生手段の
    駆動を制御する制御手段とを有する身体装着型筋力補助
    装置において、 前記人工筋力発生手段は、可撓性を有する円筒状をな
    し、使用者の関節部を包み込んで密着する装着部と、こ
    の装着部の外周に一体化され、前記装着部を曲げながら
    前記関節部に補助筋力を付与する流体圧式のアクチュエ
    ータとを備えていることを特徴とする身体装着型筋力補
    助装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記アクチュエータの
    作動流体となる流体を所定温度に加温する加温装置を備
    えていることを特徴とする請求項1記載の身体装着型筋
    力補助装置。
  3. 【請求項3】 前記装着部に、使用者の皮膚に一時的に
    押し力を作用し、その押し力に基づいて筋力を測定する
    筋力検出手段を設け、前記制御手段は、前記筋力検出手
    段から得た筋力情報に基づいて前記アクチュエータが発
    生する補助筋力を制御することを特徴とする請求項1又
    は2記載の身体装着型筋力補助装置。
  4. 【請求項4】 前記筋力検出手段は、駆動モータと、こ
    の駆動モータの回転力を直線運動として押し棒に伝達す
    る伝達機構と、前記押し棒が前記皮膚を押圧したときの
    前記駆動モータのトルク値を計測し、このトルク値を前
    記押し力として前記制御手段に出力するトルク計測器と
    を備えていることを特徴とする請求項3記載の身体装着
    型筋力補助装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータを、前記関節部の内
    側に位置して前記装着部の外周の長手方向に延在し、弾
    性体で出来た圧力室を有する内側アクチュエータと、前
    記関節部の外側に位置して前記装着部の外周の長手方向
    に延在し、弾性体で出来た圧力室を有する外側アクチュ
    エータとで構成したことを特徴とする請求項1乃至4の
    何れかに記載の身体装着型筋力補助装置。
  6. 【請求項6】 前記内側及び外側アクチュエータは、前
    記長手方向に所定の隙間を設けて前記装着部の外周に固
    定されている複数の凸部材と、これら複数凸部材の間の
    隙間に配置した複数の弾性体とを備え、各弾性体は内部
    に設けた圧力室に流体が出入することで膨張・収縮し、
    各凸部材は、前記弾性体の膨張により押圧されて前記装
    着部に曲げ力を作用することを特徴とする請求項5記載
    の身体装着型筋力補助装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記内側アクチュエー
    タを構成している弾性体の圧力室と、前記外側アクチュ
    エータを構成している弾性体の圧力室との間で、流体を
    移動させる制御を行うことを特徴とする請求項5又は6
    記載の身体装着型筋力補助装置。
  8. 【請求項8】 前記アクチュエータを、前記関節部の外
    側に位置して前記装着部の外周の長手方向に延在し、弾
    性体で出来た圧力室を有する外側アクチュエータで構成
    し、当該外側アクチュエータは前記圧力室に流体が流入
    することで前記長手方向に伸び動作を行い、前記装着部
    に曲げ力を作用する一方、前記圧力室から流体が流出す
    ることで縮み動作を行って前記装着部に対する曲げ力を
    解除する構造となっていることを特徴とする請求項1乃
    至4の何れかに記載の身体装着型筋力補助装置。
  9. 【請求項9】 前記外側アクチュエータは、前記長手方
    向に所定の隙間を設けて前記装着部の外周に固定されて
    いる複数の凸部材と、これら複数の凸部材の隙間に配置
    した複数の弾性体とを備え、各弾性体は内部に設けた圧
    力に流体が流入することで前記長手方向に伸び動作を行
    って前記凸部材を押圧し、前記装着部に曲げ力を作用す
    ることを特徴とする請求項8記載の身体装着型筋力補助
    装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段に、破損による前記人工
    筋力発生手段の発生力の低下を抑制するための、発生力
    安定化手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至9の
    何れかに記載の身体装着型筋力補助装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の凸部材は、使用者の関節部
    に過度の補助筋力を与える前に、隣接する凸部材どうし
    が当接して補助筋力の付与を停止させるストッパ部材と
    して機能することを特徴とする請求項6、7又は9に記
    載の身体装着型筋力補助装置。
  12. 【請求項12】 前記流体を液体とし、前記装着部の外
    周を液体吸収機能を有する外周被覆部材で被覆したこと
    を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の身体装
    着型筋力補助装置。
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