JP2001276093A - 歯科矯正ブラケット - Google Patents

歯科矯正ブラケット

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JP2001276093A
JP2001276093A JP2001081786A JP2001081786A JP2001276093A JP 2001276093 A JP2001276093 A JP 2001276093A JP 2001081786 A JP2001081786 A JP 2001081786A JP 2001081786 A JP2001081786 A JP 2001081786A JP 2001276093 A JP2001276093 A JP 2001276093A
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JP2001081786A
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Farrokh Farzin-Nia
ファージン − ニア ファーロク
Rohit C L Sachdeva
シー、エル、サッチデバ ロヒット
Thomas V Selkee
ブイ、セルキー トマス
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Ormco Corp
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    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • A61C7/145Lingual brackets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は従来技術による結さつブラケットの
種々欠点を克服し、歯科矯正治療の間アーチワイヤをス
ロットの底に対して固定する持続したアーチワイヤ保持
力を提供する自動結さつブラケットを提供する。 【解決手段】 自動結さつブラケットはアーチワイヤを
ブラケットのスロットに固定するように結さつ部材を伸
長させるコイルばねセグメントを含む。コイルばねを含
む結さつ部材の端は該結さつ部材をブラケット本体の反
対の側でタイウイングと係合させながらブラケット本体
の一方の側の近心―遠心方向に延びる孔に係合させる。
代替的に結さつ部材は咬合側および歯肉側の突出するタ
イウイングの下と係合させ、あるいはブラケット本体の
一方の側でタイウイングの下と係合させ、ブラケット本
体の反対の側で近心―遠心側に延びる孔を通過させる閉
鎖ループを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連特許出願のクロス・リファレンス】本米国特許出
願は1998年1月14日出願され、「自動結さつ歯科
矯正用ブラケット」(“Self Ligating O
rthodontic Bracket”)という名称
の米国特許出願第09/007,120号の一部継続出
願である。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科矯正用ブラケッ
トと該ブラケットのアーチワイヤ用スロットにアーチワ
イヤすなわち保持ワイヤを保持する結さつ部材との組み
合わせに関する。
【0003】
【従来の技術】アーチワイヤを歯科矯正用ブラケットに
結さつすることは歯科矯正治療において実行されている
最も時間がかかり、かつ頻繁に繰返される手順の一つで
ある。典型的には、結さつは弾性「O」リングあるいは軟
質のステンレス鋼の結さつタイを使用して実行されてき
た。「O」リングおよび結さつタイを位置させたり、取り
外すことは時間がかかり、かつあきあきする仕事であ
り、患者の治療台側で付き添う時間と費用とを増大させ
る。一般に、これらの手順において、アーチワイヤは、
既に歯に固定されているブラケットのアーチワイヤ用ス
ロット内へ挿入される。次に、アーチワイヤは、該アー
チワイヤの上方に結さつ部材を位置させ、1個以上のウ
イングを係合させてアーチワイヤを適所にしっかりと固
定することによってスロット内へ馴染ませる。結さつは
アーチワイヤをスロットの底に連続的に押圧するための
ものである。
【0004】各種タイプのブラケットにおいて、連続し
た長さのアーチワイヤに沿って歯を正しい位置に整列さ
せるように構成されているのはスロットの底である。従
って、もしも結さつがアーチワイヤをスロットの底に対
して連続的に押圧しないとすれば、歯の整列は妥協せね
ばならないかもしれない。弾性「O」リングの一つの欠点
は極めて短時間にその弾性を喪失する傾向があることで
あり、かくしてスロットの底にアーチワイヤを固定する
のに必要な力がなくなる。そのため、アーチワイヤはス
ロット内で回転したり、動いたりする可能性があり、そ
の結果望ましくない整列となる。このような結果を排除
するには、弾性「O」リングの結さつは極めて頻繁に交換
する必要がある。同様に、軟質のステンレス鋼の結さつ
タイはアーチワイヤに対する保持力を急速に喪失する傾
向があり、これも頻繁に交換する必要がある。
【0005】代替的に、結さつの必要性を全く排除しよ
うとする種々のブラケット設計がある。例えば、A社
(A Company)により製造されている「アクチ
バ」(“Activa”)とか、オームコ社(Ormc
o Corporation)によって製造されている
「スピード」(“Speed”)や「エッジロック」(“E
dgelock”)等は市販されている結さつ無しのブ
ラケットの典型的な例である。前述の例の全ては歯科矯
正手順を促進するもののブラケットのある設計上の特徴
において妥協している。例えば、スロットの空洞は市販
されている可能最大の歯科矯正用ワイヤより必然的によ
り大きくなるある固定サイズを有するように設計されて
おり、自動結さつの形成物がブラケットの全体高さを大
きくしていて、患者の不快さを増しており、自動結さつ
装置におけるロック機構がブラケット上の例えば、フッ
クのようなその他の望ましい形成物を提供する可能性を
著しく制限することが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、要求されるこ
とは前述した種々の欠点を克服し、歯科矯正治療の過程
の間持続したアーチワイヤ保持力を提供する自動結さつ
ブラッケットである。
【0007】
【課題を解決するための手段】最広義の局面において、
本発明は少なくとも1個のコイルばねセグメントを含む
結さつ部材であって、アーチワイヤすなわち保持ワイヤ
をスロットの底に対して連続的に押圧するように構成さ
れた結さつ部材を有する歯科矯正用ブラケットを提供す
る。この結果、迅速に結さつ可能で、希望に応じて、例
えばフックのようなその他の形成物を含みうるより小型
で、より快適なブラケットが得られる。このために、本
発明の原理により、ブラケット本体はアーチワイヤすな
わち保持ワイヤを受け取るための近心―遠心方向に延び
たスロットを有し、閉鎖されたループを形成し、コイル
ばねセグメントを含む結さつ部材を含む。結さつ機構の
コイルばね部分は該結さつ部材がタイウイングおよびア
ーチワイヤすなわち保持ワイヤに亘って延びうるように
延長部分を提供する。結さつの後、コイルばねセグメン
トはアーチワイヤすなわち保持ワイヤをスロットの底に
保持する連続した力を提供する。このように、アーチワ
イヤすなわち保持ワイヤが緩く保持されるためブラケッ
トが回転しても歯の整列を妥協しなくてよい。
【0008】本発明の別の利点は自動結さつ機構がブラ
ケットの全体高さを著しく増やさないことである。この
ため、患者の安楽さが保たれる。更に、結さつ機構の形
状はブラケット本体上で、例えばフックのようなその他
の構造形成物の包含を妨げない。更に別の利点は本発明
が舌側および唇側の双方に適用されたブラケットに対し
ても適当であることである。
【0009】本発明の別の利点は結さつ部材のコイルば
ねセグメントが、該結さつ部材の端部が空間の同じ平面
においてブラケットと係合するように反対方向に巻かれ
た2個のコイルでよいことである。
【0010】本発明の別の利点は疲労に対する抵抗性の
向上した結さつ部材が該結さつ部材の全て、あるいは一
部に対してコイル状とされた多数のワイヤ索を使用する
ことによって提供されることである。
【0011】前述したことにより、1個以上のタイウイ
ングと、希望に応じて例えばフックのようなその他の形
成物と、アーチワイヤすなわち保持ワイヤおよび前記タ
イウイングに亘って迅速に延伸可能で、アーチワイヤす
なわち保持ワイヤをスロットの底に対して連続的に押圧
する少なくとも1個のコイルばねセグメントを含む自動
結さつ部材とを有するより小型で、より安楽な歯科矯正
用のブラケットが提供される。
【0012】本発明のこれら、およびその他の目的や利
点は添付図面と、その説明とからより明らかとなる。
【0013】本明細書に含まれ、本明細書の一部を構成
する添付図面は前述した本発明の一般説明と共に本発明
の実施例を例示し、以下の詳細説明は本発明の原理を説
明するのに役立つ。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、ある長さのワ
イヤからなり、近心―遠心方向に延びるアーチワイヤ用
スロット18にアーチワイヤ16を結さつするコイルば
ねセグメント14を含む結さつ部材12を有する歯科矯
正用ブラケット10が示されている。図示した型式はア
ーチワイヤと共に使用する唇側ブラケットである。本発
明は舌側ブラケットにも均等に適用可能で、および(ま
たは)保持ワイヤと組み合わせて使用されることが認め
られる。結さつ部材12のコイルばねセグメント14は
結さつ部材12がアーチワイヤ16上で延伸され、咬合
方向に突出したタイウイング20および22と係合しう
るように延長する。本発明の原理によれば、結さつ部材
12は、歯肉方向に突出、あるいは咬合方向に突出した
ものでよい1個以上のタイウイングと係合すればよい。
ブラケットはフック24を任意に含みうる。
【0015】図2により明らかに示された一実施例にお
いては、結さつ部材12の端26および28は真直で近
心方向および遠心方向に延びた孔30および32の中へ
挿入されている。これらの真直部分は少なくとも1ミリ
メートル延びることが好ましい。孔30はブラケット本
体10の歯肉側あるいは咬合方向部分のいずれかで同じ
近心―遠心方向軸線に沿って孔32とは反対側にあり、
各孔30、32はブラケット本体10の長さの半分以下
の深さを有する。各孔30、32は少なくとも0.50
8ミリメートル(0.02インチ)の深さを有し、深さ
が約1.27ミリメートル(0.02インチ)であるこ
とがより有利である。各孔30、32の直径は結さつ部
材に使用されるワイヤの直径と等しいか、あるいは大き
い。例えば、0.1905ミリメートル(0.0075
インチ)のワイヤが0.254ミリメートル(0.01
インチ)の孔と係合しうる。孔の直径は約0.1905
ミリメートル(0.0075インチ)から0.381ミ
リメートル(0.015インチ)であることが有利であ
る。例えば、レーザビーム、電子ビームあるいはイオン
ビームのような従来の穿孔方法あるいはその他のいずれ
かの適当な方法を使用して孔30および32を形成すれ
ばよい。(ブラケット10の歯肉側あるいは咬合側にあ
る)各孔30、32の側は内部の孔30、32を変形さ
せ、図3に示すように孔30、32において結さつ部材
12の各端26、28を保持するように突き刺し、ある
いは打ち抜きされる。孔30、32において前記端2
6、28を固定させるいずれかの方法を使用すればよ
い。
【0016】代替的に、図4に示すように結さつ部材1
2のある長さのワイヤをブラケット本体10の近心―遠
心方向に延びる孔34に通すことによって結さつ部材1
2の閉鎖されたループを形成してもよい。孔の径は前記
孔30および32の径と同じでよい。孔34はブラケッ
ト本体10の歯肉側部分あるいは咬合部分を貫通すれば
よい。もしも孔30、32あるいは孔34がブラケット
本体10の歯肉側部分に位置したとすれば、結さつ部材
12は1個以上の咬合方向に突出したタイウイングと係
合することを理解すべきである。他方、もしも孔30、
32あるいは孔34がブラケット本体10の咬合側部分
に位置したとすれば、結さつ部材12は1個以上の歯肉
側に突出したタイウイングと係合する。代替的に、結さ
つ部材12は図5に示すようにその何れの部分も孔を通
過することなく咬合方向の突出したタイウイングと歯肉
方向に突出したタイウイングの双方の下方を通過するよ
うにしてもよい。
【0017】結さつ部材12の端36と38とは相互に
接合されて、図6に示すように孔34の内部に端36と
38とを位置させて、あるいは例えば図5に示すものの
ように孔34の外側のいずれかの点に位置させて閉鎖ル
ープを形成することができる。結さつ部材12はろう付
け、溶接、クランプ、あるいはいずれかの化学的、冶金
学的あるいは機械的手段あるいはそれらの組み合わせに
よって閉鎖されたループに作ればよい。図5と図6とは
結せつ部材12の端36、38を接合するためのスリー
ブタイプの接続手段39を示す。
【0018】結さつ部材12は一本の連続した長さのワ
イヤでよく、あるいは結さつ部材が少なくとも1個のコ
イルばねセグメント14を含む限りは一本以上のワイヤ
を相互に接続してもよい。ワイヤの直径は約0.127
ミリメートル(0.005インチ)から0.381ミリ
メートル(0.015インチ)であることが有利であ
る。コイルばね14は、図7に示すように、孔34の内
部で、孔34あるいは孔30、32を含むブラケット本
体10の部分と対向したタイウイングの下方で、ブラケ
ット本体10の近心および遠心側の双方においてアーチ
ワイヤ16の上方に、あるいはアーチワイヤ16をアー
チワイヤ用スロット18に結さつさせるための延長部を
提供するその他のいずれかの位置に位置させればよい。
結さつの後、コイルばね14を備えた結さつ部材12は
アーチワイヤ用スロット18の底に対してアーチワイヤ
16を押圧する連続的な力を提供し、望ましい整列を促
進し、望ましくない運動あるいは回転を阻止する。
【0019】結さつ部材12は全体的に、あるいは部分
的に、Tiベースの合金あるいは例えばNi/Tiベー
スの合金、あるいはNi−Ti−Nb合金のような超弾
性合金あるいは形状記憶合金から作ればよい。前記合金
はまた、希望に応じて、例えばCu,Fe,V,Cr,
Co,Ta,ZrおよびMoのような成分を含有しう
る。結さつ部材の材質、特にコイルばね部分に使用され
る材料はブラケット本体に使用される材料の2倍の弾性
復元応力を有することが有利である。結さつ部材の弾性
復元応力は約100―1000グラムの範囲である。典
型的には、ブラケット本体はステンレス鋼から作られる
が、例えばTi,セラミック、プラスチック、あるいは
複合材料のようなその他のいずれかの材料から作っても
よい。本発明の原理に従って何れかの周知のブラケット
を使用すればよい。
【0020】本発明の結さつ部材12の更に別の実施例
が図8から図11までに提供されている。図8において
は、2個の個別のコイル42、44が中間点46、好ま
しくはばねコイルセグメント14の中心点から反対方向
に巻かれ、中間点46において、例えばアーク溶接、レ
ーザ溶接、、マイクロプラズマ溶接、あるいはその他の
いずれかの金属接合技術によって接合されている。中間
点46から反対方向にコイルばねセグメントを巻くこと
により、結せつ部材12の端26、28は空間の同じ平
面においてブラケット本体と係合する。このことは、使
用時にばねを故障させうる結さつ部材12の非整合を阻
止する。図8において、結さつ部材12は2個のまっす
ぐな脚部分48、50が端26、28が図1から図3ま
でに示すブラケットの孔30、32と係合可能なように
内方に折り曲げられた状態で示されている。このよう
に、結さつ部材12は、各々が一端で個々のコイル4
2、44を、他端で真直部分48、50を有する2個の
半体を有し、2個の半体は(図示のように)コイル対コイ
ルで相互に接合されるか、あるいはまっすぐな端対端
(図示せず)で相互に接合されている。しかしながら、図
8に示す結さつ部材12は図5および図6で示すブラケ
ット10における結さつ部材として使用する閉鎖ループ
として形成可能なことも理解すべきである。また、結さ
つ部材12はブラケット本体の側部に溶接可能である。
【0021】図9において、単一のコイルばねセグメン
ト14は、例えば溶接あるいはその他の金属接合技術に
よりコイルばねセグメント14の端に取り付けられた2
個のまっすぐな脚部分48、50を有し、かくして脚部
分48、50は空間の同じ平面においてブラケット本体
と係合可能である。図8に示すものと同様に、図9に示
す結さつ部材12は端26、28が図1から図3までに
示すブラケット10の孔30、32と係合可能なように
2個のまっすぐな脚部分48、50が内方に曲げられて
いる状態で示されている。しかしながら、代替実施例が
本発明の範囲内に存在することを理解すべきである。
【0022】図10に示すように、個別のコイル52、
54が各々の各端に真直部分を備えて反対方向に巻かれ
ており、結さつ部材12が中間の溶接接合部58を備え
た中央の真直部分56と、前記中央の真直部分56の各
端から延びた2個のコイル部材52、54とブラケット
本体と係合するように双方のコイル部材52、54から
延びたまっすぐな脚部分60、52とを含むように2個
の半体が2個の真直部分の1個において接合されてい
る。図8と図9とに示すものと同様に、図10に示す結
さつ部材12は端26、28が図1から図3までに示す
ブラケット10の孔30、32と係合可能であるように
2個の真直脚部分60、62が内方に曲げられた状態で
示されている。しかしながら、本発明の範囲には代替実
施例も存在することを理解すべきである。
【0023】図11において、個別のコイル52、54
は、結さつ部材12の端が空間の同じ平面においてブラ
ケット本体と係合可能なように中央の湾曲した部分64
から反対方向に巻かれている。図8から図10までと同
様に、図11に示す結さつ部材12は、前記端26、2
8が図1から図3までに示すブラケット10の孔30、
32と係合可能であるようにコイル52、54の端から
延び内方に曲げられた2個のまっすぐな脚部分48、5
0を備えたものとして示されている。しかしながら、本
発明の範囲には代替実施例が存在することを理解すべき
である。
【0024】図12においては、図8に示す結さつ部材
12は図1から図11までに示す単一のワイヤ索ではな
くて多数のワイヤ索から形成されている。多数のより索
にされたということは2本以上のより索が相互に捩られ
るか、あるいは編組されていることを意味する。ステン
レス鋼のワイヤをより索にすることはワイヤの剛性を低
減するものとして知られている。インチ当たりのより索
が多くなればなるほど、ワイヤ索の剛性は低くなる。本
発明においては、ワイヤ索はまた結さつ部材12の少な
くとも1個のセグメント14においてコイル状にされ
る。その結果。疲労に対する抵抗性が改良され、患者の
口内で結さつ部材12が破損する可能性を低減させる。
結さつ部材12が例えばNi/Tiベースの合金のよう
な超弾性あるいは形状記憶合金から作られているような
好適実施例においては、その材料は本質的に低剛性であ
って、ワイヤ索を使用する必要はない。しかしながら、
本発明においては、多数のワイヤ索をコイル状にし、そ
のようにコイル状にしたワイヤ索でブラケット10を結
さつすることによって得られる疲労に対する抵抗性の向
上は顕著な利点である。
【0025】本明細書で説明し、あるいは本発明の範囲
内の結さつ部材の各実施例は多数のワイヤ索から作って
よいことを理解すべきである。さらに、例えば図9に示
すコイルばねセグメントは多数のワイヤ索から作ってよ
いが、一方まっすぐな脚部分48、50は単一のワイヤ
索としてもよい。代替的に、コイルばねセグメント14
は単一のワイヤ索でよく、一方まっすぐな脚部分48、
50は多数のワイヤ索としてもよい。このように、本発
明の結さつ部材12の全部あるいは一部を結さつ部材の
疲労抵抗性を増すために多数のワイヤ索で作ってよい。
コイル状にされ、多数のワイヤ索は本米国特許出願と同
日に出願され、参考のために全体的の本明細書に含めて
いるファロクーファージン−ニナ(Farrokh F
arzin−Nia)による「多数のより索のコイルば
ね」(“Multi−StrandCoil Sprin
g”)という名称の本特願と共通に所有された出願中の
米国特許出願第09/533,345号に詳細に説明さ
れている。
【0026】本発明の好適実施例において、多数のワイ
ヤ索は約0.381ミリメートル(0.015イン
チ)、好ましくは約0.254ミリメートル(0.01
インチ)の外径を有する。より索の数は約2本から7本
の間が好ましく、3本のより索が最も好ましい。個々の
より索は約0.0127ミリメートル(0.0005イ
ンチ)から0.1778ミリメートル(0.007イン
チ)の間の直径を有することが有利である。
【0027】本発明を各種の実施例の説明によって例示
し、一方実施例を可成り詳細に説明してきたが、それは
特許請求の範囲をそのような詳細に何ら限定する意図の
ものではない。更に別の利点や修正が当該技術分野の専
門家には直ちに明らかとなろう。例えば、結さつ部材は
それが少なくとも1個のばねセグメントを含むものとす
れば、何れかの方法によってブラケット本体と係合させ
ればよい。従って、本発明はより広義の局面において、
特定の詳細、代表的な装置や方法、並びに図示し、かつ
説明してきた例に限定されるものでない。したがって、
本出願による一般的な本発明の概念の範囲あるいは精神
から逸脱することなくそのような詳細からの逸脱は可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブラケットの一実施例の斜視図で
ある。
【図2】図1に示すブラケットの歯肉側の平面図であ
る。
【図3】図1に示すブラケットの部分的に破断した、図
1の線3―3に沿って見た断面図である。
【図4】本発明によるブラケットの第2の実施例の歯肉
側の平面図である。
【図5】本発明によるブラケットの第3の実施例の唇側
の平面図である。
【図6】本発明によるブラケットの第4の実施例の唇側
の平面図である。
【図7】本発明によるブラケットの第5の実施例の唇側
の平面図である。
【図8】本発明によるブラケット用の代替的な結さつ部
材の上面図である。
【図9】本発明によるブラケット用の代替的な結さつ部
材の上面図である。
【図10】本発明によるブラケット用の代替的な結さつ
部材の上面図である。
【図11】本発明によるブラケット用の代替的な結さつ
部材の上面図である。
【図12】本発明によるブラケット用の代替的な結さつ
部材の上面図である。
【符号の説明】
12 結さつ部材 14 コイルばねセグメント 16 アーチワイヤ 18 スロット 20、22 タイウイング 24 フック 26、28、36、38 結さつ部材の端部 30、32、34 孔 42、44、52、54 コイルばね 46 中間点 48、50、60、62 脚部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロヒット シー、エル、サッチデバ アメリカ合衆国 テキサス、プラノ、 コ ートサイド レーン 2605 (72)発明者 トマス ブイ、セルキー アメリカ合衆国 カリフォルニア、クレア モント、 エヌ、ミルズ アベニュー 1434

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科矯正ワイヤを受け取るための近心―
    遠心方向に延びるスロットと少なくとも1個のタイウイ
    ングとを有するブラケット本体と、 前記スロットに歯科矯正ワイヤを結さつする結さつ部材
    であって、前記ブラケット本体と係合し、少なくとも1
    個のコイルばねセグメントを含むある長さのワイヤから
    構成された結さつ部材とを含むことを特徴とする歯科矯
    正ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記結さつ部材が超弾性形状記憶合金か
    らなる群から選択された材料で作られていることを特徴
    とする請求項1に記載のブラケット。
  3. 【請求項3】 前記結さつ部材が多数のワイヤ索からな
    ることを特徴とする請求項2に記載のブラケット。
  4. 【請求項4】 前記多数のワイヤ索が約2から7本のよ
    り索を含むことを特徴とする請求項3に記載のブラケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記多数のワイヤ索が約0.381ミリ
    メートル(0.015インチ)の外径を有することを特
    徴とする請求項3に記載のブラケット。
  6. 【請求項6】 前記多数のワイヤ索が各々約0.012
    7ミリメートル(0.0005インチ)から約0.17
    78ミリメートル(0.007インチ)の直径を有する
    ワイヤのより索を含むことを特徴とする請求項3に記載
    のブラケット。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1個のコイルばねセグメ
    ントが中間点から反対方向に巻かれた2個のコイル部分
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
  8. 【請求項8】 前記結さつ部材が2個のまっすぐな脚部
    分の中間で前記ばねセグメントを含むある長さのワイヤ
    を含み、前記まっすぐな脚部分が空間の同じ平面におい
    て前記ブラケット本体と係合することを特徴とする請求
    項7に記載のブラケット。
  9. 【請求項9】 前記2個のコイル部分が各々第1と第2
    のまっすぐな脚部分の中間にあり、前記第1のまっすぐ
    な脚部分が前記中間点において取り付けられ、前記第2
    のまっすぐな脚部分が空間の同じ平面において前記ブラ
    ケット本体と係合することを特徴とする請求項7に記載
    のブラケット。
  10. 【請求項10】 前記結さつ部材が多数のワイヤ索であ
    ることを特徴とする請求項7に記載のブラケット。
  11. 【請求項11】 前記多数のワイヤ索が約2本から7本
    のより索を含むことを特徴とする請求項10に記載のブ
    ラケット。
  12. 【請求項12】 前記多数のワイヤ索が約0.381ミ
    リメートル(0.015インチ)の外径を有することを
    特徴とする請求項10に記載のブラケット。
  13. 【請求項13】 前記多数のワイヤ索が各々約0.01
    27ミリメートル(0.0005インチ)から約0.1
    778ミリメートル(0.007インチ)の直径を有す
    るワイヤのより索を含むことを特徴とする請求項10に
    記載のブラケット。
  14. 【請求項14】 前記結さつ部材がコイルばねセグメン
    トと、該コイルばねセグメントの両端で取り付けられ空
    間の同じ平面において前記ブラケット本体と係合するよ
    うにされた2個のまっすぐな脚部分とを含むある長さの
    ワイヤを含むことを特徴とする請求項1に記載のブラケ
    ット。
  15. 【請求項15】 前記まっすぐな脚部分が前記コイルば
    ねセグメントの両端に溶接されていることを特徴とする
    請求項14に記載のブラケット。
  16. 【請求項16】 前記結さつ部材が多数のワイヤ索であ
    ることを特徴とする請求項14に記載のブラケット。
  17. 【請求項17】 前記多数のワイヤ索が約2本から7本
    のより索を含むことを特徴とする請求項16に記載のブ
    ラケット。
  18. 【請求項18】 前記多数のワイヤ索が約0.381ミ
    リメートル(0.015インチ)以下の外径を有するこ
    とを特徴とする請求項16に記載のブラケット。
  19. 【請求項19】 前記多数のワイヤ索が各々約0.01
    27ミリメートル(0.0005インチ)から約0.1
    778ミリメートル(0.007インチ)の直径を有す
    るより索を含むことを特徴とする請求項16に記載のブ
    ラケット。
  20. 【請求項20】 前記コイルばねセグメントがワイヤの
    単一のより索からなり、前記まっすぐな脚部分が多数の
    ワイヤ索からなることを特徴とする請求項14に記載の
    ブラケット。
  21. 【請求項21】 前記コイルばねセグメントが多数のワ
    イヤ索からなり、前記まっすぐな脚部分がワイヤの単一
    のより索からなることを特徴とする請求項14に記載の
    ブラケット。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1個のコイルばねセグ
    メントが反対方向に巻かれ、中間点において取り付けら
    れている2個の個別のコイルを含むことを特徴とする請
    求項1に記載のブラケット。
  23. 【請求項23】 前記個別のコイルが中間点において溶
    接されていることを特徴とする請求項22に記載のブラ
    ケット。
  24. 【請求項24】 前記個別のコイルが多数のセグメント
    化したワイヤから作られていることを特徴とする請求項
    22に記載のブラケット。
  25. 【請求項25】 前記結さつ部材が各々個別のコイルか
    ら延びたまっすぐな脚部分を含み、前記まっすぐな脚部
    分が空間の同じ平面において前記ブラケット本体と係合
    することを特徴とする請求項22に記載のブラケット。
  26. 【請求項26】 前記ブラケット本体が前記ブラケット
    本体の歯肉部分あるいは咬合部分における単一の近心―
    遠心軸線に沿って2個の対向の孔を有し、前記孔の各々
    がブラケット本体の長さの半分以下の深さまで前記ブラ
    ケット本体内へ延び、 前記結さつ部材が前記ブラケット本体の前記孔と係合す
    ることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
  27. 【請求項27】 前記結さつ部材が二端を有し、各端が
    前記対向する孔の1個の内部に配置されていることを特
    徴とする請求項26に記載のブラケット。
  28. 【請求項28】 前記結さつ部材の各端を前記ブラケッ
    ト本体の各孔において保持する手段を更に含むことを特
    徴とする請求項27に記載のブラケット。
  29. 【請求項29】 前記結さつ部材の各端が前記ブラケッ
    ト本体の一部を前記孔の各々に変形するクリンプによっ
    て前記ブラケット本体の各孔に保持されていることを特
    徴とする請求項27に記載のブラケット。
  30. 【請求項30】 前記結さつ部材が2個のまっすぐな脚
    部分の中間で前記コイルばねセグメントを含むある長さ
    のワイヤを含み、前記まっすぐな脚部分が前記孔内で、
    かつ空間の同じ平面において前記ブラケット本体と係合
    することを特徴とする請求項26に記載のブラケット。
  31. 【請求項31】 前記結さつ部材がコイルばねセグメン
    トを含むある長さのワイヤと、該コイルばねセグメント
    の両端で取り付けられ前記孔内で、かつ空間の同じ平面
    において前記ブラケット本体と係合する2個の真直な脚
    部分とを含むことを特徴とする請求項26に記載のブラ
    ケット。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも1個のコイルばねセグ
    メントが反対方向に巻かれ、中間点において取り付けら
    れた2個の個別のコイルを含むことを特徴とする請求項
    26に記載のブラケット。
  33. 【請求項33】 前記個別のコイルが多数のワイヤ索か
    ら作られていることを特徴とする請求項32に記載のブ
    ラケット。
  34. 【請求項34】 結さつ部材が各々ブラケット本体の側
    部に溶接された2端を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のブラケット。
  35. 【請求項35】 中間点から第1の方向に巻かれた第1
    の部分と、前記中間点から前記第1の方向とは反対の第
    2の方向に巻かれている第2の部分とを有するコイルば
    ねからなる歯科矯正用結さつ。
  36. 【請求項36】 前記コイルばねが多数のワイヤ索から
    なることを特徴とする請求項35に記載の結さつ。
  37. 【請求項37】 前記多数のワイヤ索が約2本から7本
    のより索を含むことを特徴とする請求項36に記載の結
    さつ。
  38. 【請求項38】 前記多数のワイヤ索が約0.381ミ
    リメートル(0.015インチ)以下の外径を有するこ
    とを特徴とする請求項36に記載の結さつ。
  39. 【請求項39】 前記多数のワイヤ索が約0.0127
    ミリメートル(0.0005インチ)から約0.177
    8ミリメートル(0.007インチ)の直径を各々有す
    るワイヤのより索を含むことを特徴とする請求項36に
    記載の結さつ。
  40. 【請求項40】 前記結さつ部材が単一のある長さのワ
    イヤであることを特徴とする請求項35に記載の結さ
    つ。
  41. 【請求項41】 前記結さつ部材が前記中間点において
    接合された二本のある長さのワイヤを含むことを特徴と
    する請求項35に記載の結さつ。
  42. 【請求項42】 第1のまっすぐな脚部分が前記中間点
    から反対側の前記コイルばねの前記第1の部分の端から
    延びており、第2のまっすぐな脚部分が前記中間点から
    反対側の前記コイルばねの前記第2の部分の端から延び
    ており、前記第1と、第2の真直な脚部分が空間の同じ
    平面においてブラケット本体と係合可能であることを特
    徴とする請求項41に記載の結さつ。
  43. 【請求項43】 前記まっすぐな脚部分が空間の同じ平
    面においてブラケット本体と係合可能なようにコイルば
    ねセグメントの各端に接合された2個のまっすぐな脚部
    分の中間においてコイルばねセグメントを含むことを特
    徴とする歯科矯正用結さつ。
  44. 【請求項44】 前記コイルばねセグメントと前記まっ
    すぐな脚部分とが多数のワイヤ索からなることを特徴と
    する請求項43に記載の結さつ。
  45. 【請求項45】 前記コイルばねセグメントがワイヤの
    単一のより索からなり、前記まっすぐな脚部分が多数の
    ワイヤ索からなることを特徴とする請求項43に記載の
    結さつ。
  46. 【請求項46】 前記コイルばねセグメントが多数のワ
    イヤ索からなり、前記まっすぐな脚部分が単一のより索
    のワイヤからなることを特徴とする請求項43に記載の
    結さつ。
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