JP2001276078A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JP2001276078A
JP2001276078A JP2000095653A JP2000095653A JP2001276078A JP 2001276078 A JP2001276078 A JP 2001276078A JP 2000095653 A JP2000095653 A JP 2000095653A JP 2000095653 A JP2000095653 A JP 2000095653A JP 2001276078 A JP2001276078 A JP 2001276078A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量のモールド剤で筐体構成部品の接合を行
うとともに、質量を低減し、これによって操作性の向上
を図り得る超音波探触子を提供する。 【解決手段】 超音波を送受信する送受信部1と、送受
信部を外部機器に接続するためのケーブル6と、送受信
部及びケーブルを収容する筐体10と、筐体の内部に充
填されるモールド剤とを備えた超音波探触子において、
筐体は、一対の対向側壁部がそれぞれ内外方向に二重に
形成され、被検体側の端部に送受信部を収容し、他端部
にケーブルを収容するとともに、対向する対向側壁部の
端部の近傍にモールド剤注入用の孔が形成された筒状側
壁を有し、モールド剤14、16は、筐体の内部に収容
される送受信部の周囲と、二重の側壁を構成する内壁1
2及び接合部11を有する外壁の間とにそれぞれ充填さ
れたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を被検者の
体内に放射し、各体内組織の境界で反射する超音波か
ら、体内の断層像を表示する超音波診断装置に使用され
る超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の超音波探触子として、例
えば、特開平10−85219号公報に開示されたもの
がある。以下、図9を参照してこの公報に記載の超音波
探触子について説明する。図9において、超音波探触子
100は、主に、超音波の送受信を行う送受信部101
と、ケーブル102と、外来電磁波が送受信部101や
ケーブル102に入射することを防止するとともに、送
受信部101やケーブル102から電磁波が外部に放射
されることを防止するシールド板103と、これら送受
信部101、ケーブル102及びシールド板103を収
容する筐体105と、この筐体105に設けられた孔1
04を通して、筐体105内に充填されたモールド剤1
06とで構成されている。
【0003】送受信部101は、超音波の送受信を行う
複数の振動子107、これらの振動子とそれぞれ電気的
に接続された複数の基板108、これらの基板108に
結合された基板109及び複数のコネクタ110からな
っている。このうち、基板109にはスルーホールが形
成されており、これに複数の基板108と複数のコネク
タ110とがそれぞれ固定されるとともに、これらが電
気的に接続されている。
【0004】一方、ケーブル102は、送受信部101
の電気信号を伝送する多数の信号線111が導出され、
コネクタ110にそれぞれ結合された複数のコネクタ1
12、シリコーンゴムや塩化ビニルなどの絶縁材料で構
成され、信号線111を保護するシース113から構成
されている。
【0005】このうち、筐体105は二つ割りのABS
樹脂やノリルなどのプラスチック材料で構成され、送受
信部101及びケーブル102を収容し、これらを外環
境から保護している。そして、筐体105内にはシリコ
ーン、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ゴムなどの材料で
構成されたモールド剤106が充填され、これによっ
て、送受信部101を保持し、筐体同士を接合してい
る。孔104は筐体105の上部の外側に面した位置に
形成され、ABS樹脂やノリルなどのプラスチック材料
からなる蓋114によりこの孔104が塞がれている。
【0006】スリーブ115は、ABS樹脂やノリルな
どのプラスチック材料から構成され、ここにケーブル1
02を収容し、かつ、二つ割りの筐体105を固定して
いる。また、筐体105の内部のシールド板103は、
金属フィルムから構成され、ケーブル102と送受信部
101の周囲を囲んでおり、半田付けによってケーブル
102を構成する図示省略のシールド用の編組線に接続
され、図示しない超音波診断装置本体のフレームの接地
点に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の超音波
探触子にあっては、筐体105内をモールド剤106で
充填すると、充填されたモールド剤106の質量が大き
く、したがって、超音波探触子の質量も大きくなって使
用者の操作性が悪くなるという問題があった。また、シ
ールド板103は、フィルム状の導電シートや、金属の
薄板の端部同士を半田で接続することによって隙間をな
くし、外部に対する電磁波の漏れや、外部からの電磁波
の侵入を防止するが、半田作業はケーブル102や送受
信部101に機械的、熱的損傷を与え、断線などの悪影
響を及ぼすことがあった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、少量のモールド剤で筐体構成部品
の接合を行うとともに、質量を低減し、これによって操
作性の向上を図り得る超音波探触子を提供することを目
的とするものである。本発明の他の目的は、シールド板
に対する半田作業を無くすことができ、これによって、
ケーブルや送受信部に対する熱的悪影響を防止すること
のできる超音波探触子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
超音波を送受信する送受信部と、送受信部を外部機器に
接続するためのケーブルと、送受信部及びケーブルを収
容する筐体と、筐体の内部に充填されるモールド剤とを
備えた超音波探触子において、筐体は、一対の対向側壁
部がそれぞれ内外方向に二重に形成され、被検体側の端
部に送受信部を収容し、他端部にケーブルを収容すると
ともに、対向する対向側壁部の端部の近傍にモールド剤
注入用の孔が形成された筒状側壁を有し、モールド剤
は、筐体の内部に収容される送受信部の周囲と、二重の
側壁を構成する内壁及び外壁の間とにそれぞれ充填され
たことを特徴とするものである。このように構成するこ
とにより、筐体内にモールド剤が充填されない空間を設
けることができるため、従来よりも少量のモールド剤で
筐体を接合でき、軽くて操作性に優れた超音波探触子が
得られる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
超音波探触子において、二重の側壁の内壁及び外壁の間
のモールド剤は、一端部から他端部まで充填されたこと
を特徴とするものである。このように構成することによ
り、二重の側壁の軸方向全体にわたって確実な接合がで
きるという効果も得られる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の超音波探触子において、モールド剤注入用の孔
は、二重に形成された対向側壁部の一方の側壁の他端部
の外壁に形成された第1の孔と、この第1の孔に重ねて
内壁に形成された第2の孔とで構成されたことを特徴と
するものである。このように構成にすることにより、同
一の場所から送受信部の周囲と、二重の側壁の内壁及び
外壁の間とにモールド剤を注入できる利点も得られる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1又は2に
記載の超音波探触子において、モールド剤注入用の孔
は、二重に形成された対向側壁部の一方の側壁の他端の
外壁端面に形成された第1の孔と、内壁端面に形成され
た第2の孔とで構成されたことを特徴とするものであ
る。このように構成することによって、内壁及び外壁の
間の空間の最上部までモールド剤を注入することがで
き、また、外側からは見えない構造になっているため、
蓋を不要とし、さらに、送受信部の周囲と、二重の側壁
の内壁及び外壁の間とに同時にモールド剤を注入できる
ため製作作業が容易になるという効果も得られる。
【0013】請求項5に係る発明は、超音波を送受信す
る送受信部と、送受信部を外部機器に接続するためのケ
ーブルと、送受信部及びケーブルを収容する筐体と、筐
体の内部に充填されるモールド剤とを備えた超音波探触
子において、筐体は、一対の対向側壁がそれぞれ内外方
向に二重に形成され、被検体側の端部に送受信部を収容
し、他端部にケーブルを収容するとともに、二重に形成
された対向側壁部の一方の側壁の他端の外壁端面に形成
された第1の孔と、一端部の内壁側面に形成された第2
の孔とで構成されたモールド剤注入用の孔が設けられた
筒状側壁を有し、モールド剤は、筐体の内部に収容され
る送受信部の周囲と、二重の側壁の内側壁及び外側壁の
間とにそれぞれ充填されたことを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、第1の孔からモー
ルド剤注入操作のみで、送受信部の周囲と、二重の側壁
の内側壁及び外側壁の間とに同一もしくは比重の異なる
モールド剤を充填することができるという効果も得られ
る。
【0014】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
超音波探触子において、二重の側壁の内側壁及び外側壁
の間に充填されるモールド剤として、送受信部の周囲に
充填されるモールド剤よりも比重の大きいものを用いた
ことを特徴とするものである。このように構成すれば、
超音波探触子の重心を送受信部方向から、スリーブ方向
に移すことになるため、操作性を向上させる大きな効果
も得られる。
【0015】請求項7に係る発明は、超音波を送受信す
る送受信部と、送受信部を外部機器に接続するためのケ
ーブルと、送受信部及びケーブルを収容する筐体と、筐
体の内部に充填されるモールド剤とを備えた超音波探触
子において、送受信部は、振動子と、ケーブルを接続す
るコネクタと、振動子及びコネクタを互いに反対の面に
固定する基板とを含み、筐体は、一対の対向側壁部がそ
れぞれ内外方向に二重に形成され、一端部に送受信部を
収容し、他端部にケーブルを収容するとともに、内部空
間を振動子側とケーブル側とに隔離するように基板を固
定する固定部を有し、かつ、対向側壁の一方の側壁の他
端の外壁端面にモールド剤注入用の孔が形成され、内外
方向に二重に形成された一対の対向側壁部で囲まれる空
間が振動子を収容した空間と連通するように形成された
筒状側壁を有し、モールド剤は、二重の側壁の内壁及び
外壁の間と、筐体の内部空間を隔離する基板の振動子側
とにそれぞれ充填されたことを特徴とするものである。
このように構成することによって、送受信部の一部を収
容する空間を遮蔽して、一回の注入操作で、二重の側壁
の内壁及び外壁の間と振動子側とにそれぞれモールド剤
を充填することができるという効果も得られる。
【0016】請求項8に係る発明は、請求項1ないし7
のいずれか1つに記載の超音波探触子において、筐体
は、二重に形成された対向側壁を有し略対称に二つ割り
にされた部品を突き合わせ接合したことを特徴とするも
のである。このように構成することにより、部品の標準
化が可能になる他、管理も容易になるという効果も得ら
れる。
【0017】請求項9に係る発明は、請求項8に記載の
超音波探触子において、二つ割りにされた部品の少なく
ともケーブルが収容される壁の内面に導電層を形成した
ことを特徴とするものである。このように構成すること
により、半田作業を無くすことができ、これによって、
ケーブルや送受信部に対する熱的悪影響を防止すること
ができるという効果も得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に
係る超音波探触子の第1の実施の形態の構成を示す縦断
面図である。同図において、送受信部1は、振動子2、
基板3、基板4、コネクタ5から構成される。詳細を図
示していないが、振動子2は超音波を送受信する圧電素
子、超音波を効率よく伝播させるための背面負荷材、音
響整合層及び超音波を収束する音響レンズなどから構成
される。
【0019】このうち、圧電素子はPZT系などの圧電
セラミックス、単結晶及びPVDFなどの高分子などを
用いて成形される。背面負荷材はフェライトゴムやエポ
キシ樹脂、ウレタンゴムなどにマイクロバルーンなどを
混入した材料を用いたもので、圧電素子を保持するとと
もに、不要な超音波を吸収するために設けられる。音響
整合層は無機物を添加したエポキシ樹脂やグラファイト
などの導電性の材料、もしくはエポキシ樹脂などの絶縁
性のある高分子材料で構成され、超音波を効率よく伝播
させるために圧電素子の被検体側に設けられている。音
響レンズは音響整合層の被検体側に設けられ、シリコー
ンゴムやウレタンゴム、プラスチックなどの材料から構
成され、超音波を収束するためのもので、被検体側が凸
曲面形状をしている。
【0020】基板3は振動子の信号電極や接地電極に接
続され、コネクタ5と接続されている。基板4にはスル
ーホールが形成されており、基板3とコネクタ5を固定
し、かつ、電気的に接続するものである。コネクタ5に
は信号線8が接続されたコネクタ7が結合されている。
ケーブル6は電気信号を伝送する多数の信号線8、送受
信部1に接続するコネクタ7及びシリコーンゴムや塩化
ビニルなどの絶縁材料で外部から信号線8を保護してい
るシース9から構成される。
【0021】筐体10は送受信部1及びケーブル6を収
容し、外部環境から保護するもので、二つ割りの対向す
る内外方向に二重に形成された側壁を有しABS樹脂や
ノリルなどのプラスチック材料から構成されている。図
1の断面に平行な面で二つ割りになっている筐体10の
接合部11を有する外面部(外壁)の内側に内壁12が
設けられている。また、筐体10は二つ割りになってい
る筐体構成部品の外面部(外壁)の接合部11同士が組
み合わされ、内壁の各接合部23同士が組み合わされて
いる。内壁12は筐体の接合部11と接合部23とで囲
まれた内部空間15を、送受信部1やケーブル6が収容
される空間13とを区切っており、接合部11を有する
外面部(外壁)は内部空間15と、その外側の空間とを
遮っている。上述したように接合部11を有する外面部
が本発明の外壁に対応している。
【0022】送受信部1やケーブル6が収容される空間
13内の送受信部1を設けた下部にはモールド剤14が
充填されている。また、筐体10の外面部の接合部11
と内壁12の間の内部空間15にはモールド剤16が注
入されている。モールド剤14及びモールド剤16はシ
リコーン、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ゴムや発泡剤
などの高分子材料で構成された絶縁性の材料、又は導電
性の材料であり、送受信部1を保持し、あるいは筐体同
士を接合するためのものである。蓋17は孔18を塞ぐ
もので、ABS樹脂やノリルなどのプラスチック材料か
らなる。孔18は筐体同士の接合部11の上部の外面部
に設けられており、筐体同士の接合部11と内壁12に
挟まれた空間13に通じている。蓋19は内壁12の孔
20を塞ぐもので、ABS樹脂やノリルなどのプラスチ
ック材料から構成される。
【0023】孔20は内壁12の上部において、送受信
部1やケーブル6を収容する空間13に通じている。ス
リーブ21はシース9を収容し、かつ、二つ割りの筐体
を固定するものであり、ABS樹脂やノリルなどのプラ
スチック材料からなる。また、筐体10の内壁12で囲
まれる空間13の内面には、導電層22が設けられてい
る。導電層22はケーブル6の図示省略のシールド用の
編組線に接続され、図示しない超音波診断装置本体のフ
レームの接地点に接続されている。
【0024】図2は図1に示した超音波探触子のA−A
矢視断面図である。同図において、筐体10の空間13
を画定する内壁12の内面及び内壁12の接合部23に
は、導電層22が形成されており、筐体10を組み立て
た際に、接合部23により二つ割りの筐体の内壁に設け
られた導電層22も電気的に接続される。導電層22は
銅、ニッケル、アルミ、錫、金、銀などの導電性の金属
もしくは他の樹脂との混合剤による層であり、筐体の内
面に密着している。
【0025】以下、上記のように構成された超音波探触
子の製造方法について説明する。あらかじめスリーブ2
1を嵌通させたケーブル6と送受信部1とを接続し、筐
体10の所定の位置、すなわち、図面の下方の開口部に
配置する。次に、筐体10同士の接合部11と、筐体1
0及び送受信部1の接合部(図示せず)と、スリーブ2
1及び筐体10の接合部とに、それぞれシリコーン材料
のシール剤を塗布し、二つ割りの筐体10を組み立て、
スリーブ21を嵌め込み固定する。筐体10の組み立て
により、内壁12の接合部23に形成された導電層22
の凸設部が圧接され、二つ割りの筐体10の内面に設け
た導電層22が電気的に接続される。シール剤が硬化し
た後に、筐体10の孔18と孔20とを通して空間13
にモールド剤14を注入する。
【0026】モールド剤14は、あらかじめ外側の一部
がモールドされた送受信部1と筐体10との接合面にモ
ールドされる。注入量は、モールドを必要とする部位や
質量のバランス、または質量仕様によって決定すればよ
い。モールド剤14を空間13に注入した後、孔20を
モールド剤14と同じ材料か、他のエポキシ樹脂やシリ
コーンで塞いで蓋19とする。次に孔18より筐体10
の外面部の接合部11と内壁12で挟まれた空間13に
モールド剤16を注入した後、孔18にモールド剤16
と同じ材料か、他のエポキシ樹脂やシリコーンで塞いで
蓋17とする。
【0027】なお、本発明の第1の実施の形態では、内
壁12は筐体10の外面部の接合部11に沿って、最下
面まで延び、最下面にて筐体10の外面部の接合部11
に繋がれているが、最下面に至る途中で筐体10の外面
部の接合部11に接続するようにしてもよい。また、筐
体10は二つ割りでなくてもよく、送受信部1を囲う第
1の筐体と、ケーブルを囲う第2の筐体を組み合わせる
構成にしてもよい。モールド剤14とモールド剤16
は、同じ材料でもよいが、送受信部1の一部もしくは全
部をモールドするモールド剤14をモールド剤16より
も比重の軽いものを使用すると、超音波探触子の重量の
バランスが、下部より上部に移るので、操作性が向上す
るという利点がある。また、本発明の第1の実施の形態
では、孔20を筐体10の内壁12に設けているが、注
入するモールド剤14の液面よりも上部の筐体10の外
面部に設けてもよい。
【0028】以上のように、本発明に係る超音波探触子
の第1の実施の形態によれば、筐体内にモールド剤が充
填されない空間を設けることができ、かつ、筐体の接合
部をモールド剤で接合することができるので、従来より
も少量のモールド剤で筐体を接合でき、軽くて操作性に
優れた超音波探触子を提供することができる。さらに、
導電層を壁の接合面で接続することで、半田作業を無く
すことができ、機械的損傷や熱的損傷を送受信部やケー
ブルに与えることを無くし、容易に製作が可能な超音波
探触子を提供することができる。
【0029】次に、本発明に係る超音波探触子の第2の
実施の形態の構成を示す縦断面図を図3に示す。図3に
おいて、図1又は図2と同一の要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。図1に示した第1の実施の形
態では、筐体10の接合部における上側部に孔18を、
内壁12の接合部における上側部に孔20をそれぞれ設
けたが、図3に示す第2の実施の形態は内壁24の接合
部における上端面に孔26を、筐体25の接合部におけ
る上端面に孔27をそれぞれ設けた点が第1の実施の形
態と構成を異にしている。
【0030】図4は図3に示す第2の実施の形態の主要
部の斜視図である。ここで、筐体25は二つ割りになっ
ており、外側の接合部11が相互に突き合わされて接着
され、内壁の接合部23も相互に突き合わされて接着さ
れる構成になっている。そして接合部11が設けられる
筐体の上端面の外側に孔27が、内壁の各接合部23が
設けられる筐体の上端面の内側に孔26がそれぞれ二つ
割れの両側にまたがって設けられている。
【0031】次に、図3及び図4に示した第2の実施の
形態の製造方法について説明する。あらかじめスリーブ
21が嵌通されたケーブル6と送受信部1とを接続し、
筐体25の所定の位置に配置する。筐体25の接合部1
1や内壁24の接合部23、及び送受信部1との接合部
(図示せず)に、シリコーン材料のシール剤を塗布し、
二つ割りの筐体25を組み立て、スリーブ21を嵌め込
んで固定する。筐体25の組み立てにより、内壁24の
接合部23に形成した導電層22が相互に圧接され、二
つ割りの筐体25の内壁面に設けた導電層22が電気的
に接続される。シール剤が硬化した後に、筐体25の孔
26を通して空間13にモールド剤14を注入する。モ
ールド剤14は送受信部1の一部あるいは全てをモール
ドし、筐体25と送受信部1の接合面(図示せず)をモ
ールドしている。注入量は、モールドを必要とする部位
や重量のバランス、または重量仕様によって決定すれば
よい。次に、孔27より内部空間15にモールド剤28
を注入した後、スリーブ21を嵌め込みシリコーン材料
のシール剤によって接着固定する。なお、上記構成にお
いて、孔26は筐体25の接合部に設けているが、筐体
25の接合部にまたがらないスリーブ接合面に設けても
よい。
【0032】このように、第2の実施の形態によれば、
筐体25の外側接合部11と内壁24との間の空間の最
上部までモールド剤28を注入することができる。ま
た、孔26及び27が外側からは見えない構造になって
いるため、蓋を無くすことができる。また、空間13及
び内部空間15に通じる孔26、27を各々設けること
によってモールド剤14及び28を同時に注入できて製
作作業が容易になるという効果も得られる。
【0033】次に、図5は本発明に係る超音波探触子の
第3の実施の形態の構成を示す縦断面図である。図中、
第2の実施の形態を示す図3と同一の要素には同一の符
号を付してその説明を省略する。この実施の形態は図3
中の孔26を無くし、その代わりに壁29の下側部の接
合部34の両側にまたがって孔31を設けて構成される
筐体30を備え、上端面に設けた孔27及び壁29に設
けた孔31を通して送受信部1の周囲にモールド剤32
を注入し、続いて、モールド剤32よりも比重の大きい
モールド剤33を内部空間15に注入するようにした点
が図3と構成を異にしている。ここで、モールド剤32
及びモールド剤33はシリコーン、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、ゴムなどの材料を用い、少なくともモールド
剤33としてはモールド剤32よりも比重の大きいもの
を選択して用いる。
【0034】図6は図5に示す第3の実施の形態の主要
部の構成を示す斜視図である。ここで、筐体30は二つ
割りになっており、外側の接合部11が相互に突き合わ
されて接着され、壁の接合部34も相互に突き合わされ
て接着される構成になっている。そして接合部34が設
けられる壁29の下側部に孔31が、壁の接合部34の
両側にまたがって設けられている。この場合、孔31は
送受信部1をモールドする位置よりも下側に設けられ、
その形状を円形で示したが多角形であってもよい。
【0035】次に、図5及び図6に示した第3の実施の
形態の製造方法について説明する。あらかじめスリーブ
21が嵌通されたケーブル6及び送受信部1を接続し、
筐体30の所定の位置に配置する。次に、筐体30の接
合部11や壁29の接合部、並びに送受信部1との接合
部(図示せず)に、シリコーン材料のシール剤を塗布
し、二つ割りの筐体30を組み立て、スリーブ21を嵌
め込み、固定する。筐体30の組み立てにより、壁29
の接合部34に形成した導電層22が圧接され、二つ割
りの筐体30の内壁面に設けた導電層22が電気的に接
続される。シール剤が硬化した後に、筐体30の孔27
を通して内部空間15を経由して送受信部1が収容され
る空間13の下部に、モールド剤32を注入する。
【0036】モールド剤32は、送受信部1の一部をモ
ールドし、筐体30と送受信部1との接合面をモールド
する。注入量は、モールドを必要とする部位や質量のバ
ランス、または質量仕様によって決定すればよいが、壁
29に設けた孔31よりも上部まで注入し硬化させる。
モールド剤32が硬化した後、同様に孔27より内部空
間15にモールド剤33を注入した後、スリーブ21を
シリコーン材料のシール剤によって、接着固定する。な
お、孔31を設ける代わりに、下部において、壁の無い
領域を設けるか、断続的に壁を設けてもよい。
【0037】このように、第3の実施の形態によれば、
筐体の壁の下部に孔31を設け、かつ、モールド剤を注
入するために、内部空間15に通じる孔27のみとし、
さらに、下部に注入するモールド剤32の比重をモール
ド剤33よりも軽くしたことで、従来装置と比較して少
量のモールド剤で筐体を接合でき、かつ、超音波探触子
の重心を送受信部方向の下部から、スリーブ方向の上部
に移すことで、軽く、操作性に優れた超音波探触子を提
供することができる。さらに、導電層を壁の接合面で接
続することによって、半田作業を無くすことができ、機
械的損傷や熱的損傷を送受信部やケーブルに与えること
を無くし、容易に製作可能な超音波探触子を提供するこ
とができる。
【0038】次に、図7は本発明に係る超音波探触子の
第4の実施の形態の構成を示す縦断面図である。図中、
第3の実施の形態を示す図5と同一の要素には同一の符
号を付してその説明を省略する。この実施の形態は内壁
35の下部に基板4を固定し、この基板4と内壁35で
囲まれる空間42に導電層22、コネクタ5、コネクタ
7及び信号線8を収容する。この場合、内壁35の下部
の両側に基板4の縁部を緩挿するように突出する固定壁
39が形成され、さらに、図7の紙面と直交する方向の
下部の両側、すなわち、図8の両側に基板4を、導電層
22を介して挟み込む固定壁38が形成されている。
【0039】なお、導電層22は固定壁39に装着され
た基板4の上面で終端するが、固定壁38が形成される
側は筐体36の下端に沿って延出し、その末端が振動子
2の側部で終端している。また、筐体36の下端も内側
に折り曲げられ、その末端は同じく振動子2の側部で終
端している。この結果、筐体36の二つ割りの接合部1
1と、その内側の内壁35の接合部41と、基板4と、
振動子2とで内部空間40が形成され、この内部空間4
0にモールド剤37が充填されている。これによって、
振動子2の側部の空間と、筐体36の接合部11及び内
壁35の接合部41で囲まれる空間とにモールド剤を1
回で注入するだけで済むことになる。この場合、モール
ド剤37は孔27より注入され、硬化する。モールド剤
37としてはシリコーン、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、ゴムなどの材料であり、これによって、送受信部1
を保持し、二つ割れの筐体同士を接合することができ
る。なお、モールド剤としては、複数種類のモールド剤
を積み重ねてもよい。
【0040】次に、図7及び図8に示した第4の実施の
形態についてその製造方法を以下に説明する。あらかじ
めスリーブ21が嵌通されたケーブル6及び、送受信部
1を接続し、筐体36の所定の位置に配置する。筐体3
6の接合部11や接合部41及び、送受信部1との接合
部(図示せず)に、シリコーン材料のシール剤を塗布
し、二つ割りの筐体36を組み立て、スリーブ21をは
め込み、固定する。筐体36の組み立てにより、内壁3
5の接合部41に形成した導電層22が圧接され、二つ
割りの筐体36の内壁面に設けた導電層22が電気的に
接続される。シール剤が硬化した後に、筐体36の孔2
7を通して内部空間40及び振動子2の側部空間に、モ
ールド剤37を注入する。モールド剤37は、送受信部
1の一部をモールドし、筐体36と送受信部1の接合面
をもモールドする。注入量は、モールドを必要とする部
位や重量のバランス、または重量仕様によって決定すれ
ばよい。モールド剤37を注入した後、スリーブ21を
嵌め込み、シリコーン材料のシール剤によって接着固定
する。
【0041】このように、本発明に係る超音波探触子の
第4の実施の形態によれば、筐体36の外面部の接合部
11の内側に設けた内壁35と、固定壁39、固定壁3
8及び基板4が、ケーブルと送受信部の一部を収容する
空間42を形成し、かつ、筐体36の外面部の接続部1
1と内壁35の接合部41と基板4で囲まれ、送受信部
の一部を収容する内部空間40を遮蔽したことで、一回
のモールド剤の注入で、空間42にモールド剤を充填す
ることなく、内部空間40にモールド剤37を注入で
き、軽くて操作性を向上させた超音波探触子を提供する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、少量のモールド剤で筐体構成部品の接合
を行うとともに、質量を低減し、これによって操作性の
向上を図ることができる。また、電磁波の漏れや侵入を
防具ためのシールド剤に対する半田作業を無くすことが
でき、これによって、ケーブルや送受信部に対する熱的
悪影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波探触子の第1の実施の形態
の構成を示す縦断面図である。
【図2】図1に示した第1の実施の形態のA−A矢視断
面図である。
【図3】本発明に係る超音波探触子の第2の実施の形態
の構成を示す縦断面図である。
【図4】図3に示した第2の実施の形態の主要部の構成
を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る超音波探触子の第3の実施の形態
の構成を示す縦断面図である。
【図6】図5に示した第3の実施の形態の主要部の構成
を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る超音波探触子の第4の実施の形態
の構成を示す縦断面図である。
【図8】図7に示した第4の実施の形態の主要部の構成
を示す部分縦断面図である。
【図9】従来の超音波探触子の構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 送受信部 2 振動子 3、4 基板 5、7 コネクタ 6 ケーブル 8 信号線 9 シース 10、25、30、36 筐体 11、23、34、41 接合部 12、24、35 内壁 13、42 空間 14、16、28、32、33、37 モールド剤 15、40 内部空間 17、19 蓋 18、20、26、27、31 孔 21 スリーブ 22 導電層 29 壁 38、39 固定壁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受信する送受信部と、前記送
    受信部を外部機器に接続するためのケーブルと、前記送
    受信部及び前記ケーブルを収容する筐体と、前記筐体の
    内部に充填されるモールド剤とを備えた超音波探触子に
    おいて、 前記筐体は、一対の対向側壁部がそれぞれ内外方向に二
    重に形成され、被検体側の端部に前記送受信部を収容
    し、他端部に前記ケーブルを収容するとともに、対向す
    る前記対向側壁部の端部の近傍にモールド剤注入用の孔
    が形成された筒状側壁を有し、 前記モールド剤は、前記筐体の内部に収容される前記送
    受信部の周囲と、前記二重の側壁を構成する内壁及び外
    壁の間とにそれぞれ充填されたことを特徴とする超音波
    探触子。
  2. 【請求項2】 前記二重の側壁の内壁及び外壁の間の前
    記モールド剤は、一端部から他端部まで充填されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の超音波探触子。
  3. 【請求項3】 前記モールド剤注入用の孔は、二重に形
    成された前記対向側壁部の一方の側壁の他端部の外壁に
    形成された第1の孔と、この第1の孔に重ねて内壁に形
    成された第2の孔とで構成されたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の超音波探触子。
  4. 【請求項4】 前記モールド剤注入用の孔は、二重に形
    成された前記対向側壁部の一方の側壁の他端の外壁端面
    に形成された第1の孔と、内壁端面に形成された第2の
    孔とで構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の超音波探触子。
  5. 【請求項5】 超音波を送受信する送受信部と、前記送
    受信部を外部機器に接続するためのケーブルと、前記送
    受信部及び前記ケーブルを収容する筐体と、前記筐体の
    内部に充填されるモールド剤とを備えた超音波探触子に
    おいて、 前記筐体は、一対の対向側壁がそれぞれ内外方向に二重
    に形成され、被検体側の端部に前記送受信部を収容し、
    他端部に前記ケーブルを収容するとともに、二重に形成
    された前記対向側壁部の一方の側壁の他端の外壁端面に
    形成された第1の孔と、一端部の内壁側面に形成された
    第2の孔とで構成されたモールド剤注入用の孔が設けら
    れた筒状側壁を有し、 前記モールド剤は、前記筐体の内部に収容される前記送
    受信部の周囲と、前記二重の側壁の内側壁及び外側壁の
    間とにそれぞれ充填されたことを特徴とする超音波探触
    子。
  6. 【請求項6】 前記二重の側壁の内側壁及び外側壁の間
    に充填されるモールド剤として、前記送受信部の周囲に
    充填されるモールド剤よりも比重の大きいものを用いた
    ことを特徴とする請求項5に記載の超音波探触子。
  7. 【請求項7】 超音波を送受信する送受信部と、前記送
    受信部を外部機器に接続するためのケーブルと、前記送
    受信部及び前記ケーブルを収容する筐体と、前記筐体の
    内部に充填されるモールド剤とを備えた超音波探触子に
    おいて、 前記送受信部は、振動子と、前記ケーブルを接続するコ
    ネクタと、前記振動子及び前記コネクタを互いに反対の
    面に固定する基板とを含み、 前記筐体は、一対の対向側壁部がそれぞれ内外方向に二
    重に形成され、一端部に前記送受信部を収容し、他端部
    に前記ケーブルを収容するとともに、内部空間を前記振
    動子側と前記ケーブル側とに隔離するように前記基板を
    固定する固定部を有し、かつ、前記対向側壁の一方の側
    壁の他端の外壁端面にモールド剤注入用の孔が形成さ
    れ、内外方向に二重に形成された一対の対向側壁部で囲
    まれる空間が前記振動子を収容した空間と連通するよう
    に形成された筒状側壁を有し、 前記モールド剤は、前記二重の側壁の内壁及び外壁の間
    と、前記筐体の内部空間を隔離する前記基板の振動子側
    とにそれぞれ充填されたことを特徴とする超音波探触
    子。
  8. 【請求項8】 前記筐体は、二重に形成された対向側壁
    を有し略対称に二つ割りにされた部品を突き合わせ接合
    したものであることを特徴とする請求項1ないし7のい
    ずれか1つに記載の超音波探触子。
  9. 【請求項9】 前記二つ割りにされた部品の少なくとも
    前記ケーブルが収容される壁の内面に導電層を形成した
    ことを特徴とする請求項8に記載の超音波探触子。
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