JP2001273256A - 情報伝達システム及び情報伝達方法 - Google Patents

情報伝達システム及び情報伝達方法

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JP2001273256A
JP2001273256A JP2000082690A JP2000082690A JP2001273256A JP 2001273256 A JP2001273256 A JP 2001273256A JP 2000082690 A JP2000082690 A JP 2000082690A JP 2000082690 A JP2000082690 A JP 2000082690A JP 2001273256 A JP2001273256 A JP 2001273256A
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和彦 飯尾
Akihiro Kimura
聡宏 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来の情報受信者に確実に情報を伝えると共
に、悪意の受信者への情報の漏洩を防止すること。 【解決手段】 情報提供者により作成された情報受信者
に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報
受信者のアドレスが格納される配送用データベースN
と、情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者
側に送出するメッセージングシステムPと、情報受信者
側に送出された前記メッセージを前記情報受信者のアド
レスに送出するとともに、その受信結果をメッセージン
グシステムPとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を提供するサ
ーバの状態制御と提供される情報の存在を知らせるメッ
セージの到達確認を組み合わせる事により、本来の情報
受信者に確実に情報を伝えると共に、それ以外の悪意の
情報受信者への情報の漏洩を防ぐ情報伝達システム及び
情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報受信者へ情報の存在を伝達す
る際に情報の秘匿性を高めるためには、情報それ自体を
暗号化することが多かったが、これを実現するためには
情報受信者側に暗号を復号化するための機構が必要であ
った。復号化機構を持たない情報受信者へ秘匿された情
報を伝える場合、情報の存在している場所をメッセージ
で伝える方法が存在しているが、既存の多くのメッセー
ジ伝達機構ではメッセージが相手に到達しなかった場合
に、当該メッセージは送信者側へ返送されると共にその
情報受信者の所属している組織の管理者に配送される場
合が少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】情報提供者Aが情報受
信者Bに秘密の情報Iをネットワーク経由で情報受信者
BのアドレスTに送信することを考える。この時、アド
レスTが恒久的または一時的な理由で有効でなかった場
合、多くのメッセージ配送システムでは「アドレスTに
メッセージが到達しなかった」ことを示すメッセージが
情報提供者AのアドレスUに返送されると同時に情報受
信者Bの所属する組織、あるいはプロバイダなどの管理
者CのアドレスVにも送られる。
【0005】そのため、本来伝えられるべき情報受信者
Bに情報Iが伝わらないのみならず、本来伝えられるべ
きではない管理者Cに情報Iが渡ってしまう。この場
合、情報Iが暗号化されていたとしても手に入れた管理
者Cは十分な時間をかければ情報を解読することが可能
であり、情報Iが管理者Cに漏洩するかどうかはひとえ
に管理者Cのモラルにかかることになる。また、情報I
をメッセージで送るのではなく別の記憶領域に置き、メ
ッセージの内容として情報Iを置いた記憶領域を指し示
すURL(Uniform Resource Locator)等を送る方法も
あるが、これにしてもURL等が解読されてしまえば同
様の危険性を持つことになる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、本来の情報受信者に確実に情報を伝えると
共に、悪意の受信者への情報の漏洩を防止することがで
きる情報伝達システム及び情報伝達方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では課題を解決す
るための手段として、一般的なメッセージ配送システム
においてメッセージ配送時に個々のメッセージ配送が失
敗した場合に返送されてくるシステムメッセージを利用
して、秘匿されるべき情報を消去し、あるいはその情報
のロックアウトを行う(アクセス不能とする)。
【0008】また、メッセージ配送の成功や情報受信者
によるメッセージ開封などのイベントを伝達できる、よ
り高度なメッセージ配送システムを用いる場合にはそれ
らのイベントメッセージを利用して、予めロックアウト
(アクセス不能に)されている秘匿された情報のロック
アウトを解除する(アクセス可能にする)。
【0009】すなわち、上記目的を達成するために請求
項1に記載の発明は、情報提供者により作成された情報
受信者に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信す
る情報受信者のアドレスが格納される配送用データベー
スと、情報提供者から入力されたメッセージを情報受信
者側に送出する第1のメッセージングシステムと、前記
情報受信者側に送出された前記メッセージを前記情報受
信者のアドレスに送出するとともに、その受信結果を前
記第1のメッセージングシステム側に返送する第2のメ
ッセージングシステムとを有する情報伝達システムであ
って、前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密
情報について該秘密情報の配置とその配置を伝えるべき
情報受信者のアドレスを組にして前記配送用データベー
スに格納し、かつ前記情報の配置を可読な表記法に変換
したメッセージを前記第2のメッセージングシステムを
介して情報受信者のアドレスに送ると共に、前記第2の
メッセージングシステムは、前記情報の配置を伝えるべ
き情報受信者のアドレスが存在しなかった場合に、前記
メッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝える
メッセージを情報提供者のアドレスに向けて送出し、前
記第1のメッセージングシステムは、前記メッセージが
情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを
受信すると、該メッセージに含まれている情報受信者側
のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセスし
て前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索
し、該データにより特定される配置における情報提供者
の前記秘密情報を消去する、あるいはアクセス不能にす
るように処理することを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の情報伝達システムにおいて、情報受信者側に前
記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認され
ない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の
配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、
前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の
配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2の
メッセージングシステムを介して前記情報受信者のアド
レスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステム
は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッ
セージが前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者の
アドレスに到達したことが確認された際に前記第1のメ
ッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含
む到達確認メッセージを送出し、前記第1のメッセージ
ングシステムは、前記第2のメッセージングシステムか
ら前記到達確認メッセージを受信すると、該メッセージ
に含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配
送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密
情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定
される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセ
ス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置
くように処理することを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の情報伝達システムにおいて、情報受信者側に前
記秘密情報に関するデータが受信されたことが確認され
ない段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の
配置に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、
前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の
配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2の
メッセージングシステムを介して前記情報受信者のアド
レスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステム
は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッ
セージが前記情報受信者のアドレスに到達し、該情報受
信者が前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメ
ッセージを開封したことが確認された際に前記第1のメ
ッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含
む開封確認メッセージを送出し、前記第1のメッセージ
ングシステムは、前記第2のメッセージングシステムか
ら前記開封確認メッセージを受信すると、該メッセージ
に含まれている前記情報受信者のアドレスに基づいて配
送用データベースにアクセスして前記情報提供者の秘密
情報の配置を示すデータを検索し、該データにより特定
される配置における情報提供者の前記秘密情報をアクセ
ス可能にするか、または前記秘密情報を特定の配置に置
くように処理することを特徴とする。
【0012】請求項1乃至3に記載の情報伝達システム
によれば、情報提供者が作成した情報の存在を伝えるメ
ッセージの情報受信者への伝達が失敗した際に上記情報
を即座に消去するか、または該情報のアクセスを不能に
すると共に、また情報の存在を伝えるメッセージの情報
受信者への伝達に成功した後、または情報受信者がメッ
セージを読んだ後に情報を提供するようにしたので、情
報の秘匿性を格段に向上させることができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、情報提供
者により作成され情報提供者から入力された情報受信者
に向けた秘密情報の配置を示すメッセージを情報受信者
側に送出し、その受信結果を前記情報提供者側に返送す
る情報伝達方法であって、前記情報提供者側は、前記秘
密情報について該秘密情報の配置とその配置を伝えるべ
き情報受信者のアドレスを組にして配送用データベース
に格納し、かつ前記秘密情報の配置を可読な表記法に変
換したメッセージを情報受信者のアドレスに送り、前記
情報受信者側は、前記情報の配置を伝えるべき情報受信
者のアドレスが存在しなかった場合に、前記メッセージ
が情報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージ
を情報提供者のアドレスに向けて送出し、情報提供者側
は、前記メッセージが情報受信者に到達しなかったこと
を伝えるメッセージに含まれている情報受信者側のアド
レスに基づいて配送用データベースにアクセスして前記
情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索し、該
データにより特定される配置における情報提供者の前記
秘密情報を消去する、あるいはアクセス不能にすること
を特徴とする。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の情報伝達方法において、情報受信者側に前記秘
密情報に関するデータが受信されたことが確認されない
段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置
に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、前記
情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に
変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに送る
と共に、前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置を可
読な表記法に変換したメッセージが前記秘密情報の配置
を伝えるべき情報受信者のアドレスに到達したことが確
認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者のアド
レスを含む到達確認メッセージを送出し、前記情報提供
者側は、前記情報受信者側から前記到達確認メッセージ
を受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受
信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセ
スして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを
検索し、該データにより特定される配置における情報提
供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前
記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴とする。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
に記載の情報伝達方法において、情報受信者側に前記秘
密情報に関するデータが受信されたことが確認されない
段階では前記秘密情報をアクセス不能にして特定の配置
に置くか、または該特定の配置に置かないでおき、前記
情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に
変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに送る
と共に、前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置を可
読な表記法に変換したメッセージが前記情報受信者のア
ドレスに到達し、該情報受信者が前記秘密情報の配置を
可読な表記法に変換したメッセージを開封したことが確
認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者のアド
レスを含む開封確認メッセージを送出し、前記情報提供
者側は、前記情報受信者側から前記開封確認メッセージ
を受信すると、該メッセージに含まれている前記情報受
信者のアドレスに基づいて配送用データベースにアクセ
スして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを
検索し、該データにより特定される配置における情報提
供者の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前
記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴とする。
【0016】請求項4乃至6に記載の情報伝達方法によ
れば、情報提供者が作成した情報の存在を伝えるメッセ
ージの情報受信者への伝達が失敗した際に上記情報を即
座に消去するか、または該情報のアクセスを不能にする
と共に、また情報の存在を伝えるメッセージの情報受信
者への伝達に成功した後、または情報受信者がメッセー
ジを読んだ後に情報を提供するようにしたので、情報の
秘匿性を格段に向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る
情報伝達システムにおける情報伝達に係る当事者と情報
の配置及びメッセージの流れを図1に示す。図1を参照
して本実施の形態に係る情報伝達システムの機能につい
て説明する。図1において、情報提供者Aは情報受信者
Bに向けた秘密の情報、すなわち秘密情報Iを作成し、
情報提供者側のメッセージングシステムPは、作成され
た秘密情報Iの配置Sとその配置Sを伝えるべき情報受
信者BのアドレスTを組にして配送用データベースNに
格納する。続いてメッセージングシステムPは、秘密情
報Iの配置Sを人間に読める表記法に変換したメッセー
ジXを情報受信者側のメッセージングシステムQを介し
て情報受信者のアドレスTに送出する。
【0018】秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者B
のアドレスTが存在しなかった場合、受信者側のメッセ
ージングシステムQから、当該メッセージXが情報受信
者に到達しなかったことが情報提供者AのアドレスUに
向けたメッセージYにて伝えられる。そのメッセージY
を情報提供者側のメッセージングシステムPが受信する
と、本来のメッセージYの情報受信者であるAに代わっ
てメッセージングシステムPがメッセージYを処理し、
秘密情報Iの配置Sに置かれた秘密情報Iを読むべき人
間はいないため、秘密情報Iは即座に消去され、あるい
はアクセス不能にされる。これにより、不必要な情報の
漏洩を防止することができる。
【0019】このとき、秘密情報Iの配置Sを知るため
には情報受信者側がメッセージXに書かれた文面の文脈
を理解しなくてはならないのに対して、情報提供者側は
メッセージYに機械的に処理可能な形で含まれているは
ずの情報受信者のアドレスTから配送用データベースN
を検索することにより、秘密情報Iの配置Sを容易に知
ることができるため、いち早く手を打つ事ができる。
【0020】次に、本発明の実施の形態に係る情報伝達
システムの具体的な実施例について説明する。 第1実施例:WebサーバとSMTPメッセージングシ
ステムを用いる場合 ここでは、現在一般的なインターネット上のサービスを
利用した実現を考える。提供するべき情報はWebサー
バ上に置かれ、秘密情報Iの存在、すなわち秘密情報I
が格納されている配置を伝えるメッセージはSMTPに
よって伝達されるとすると、秘密情報IはWebコンテ
ンツ、配置SはWebコンテンツのURL(“htt
p://Webサーバ名/パス名”の形式)となり、情報
受信者B、情報発信者A、サイト管理者Cの各々のアド
レスT,U,Vは“ユーザ名@SMTPホスト名”の形
式になる。
【0021】URLは情報受信者Bに向けてのメールX
内のメッセージボディに文章として書かれ、アドレスT
に向けて送信される。この時、メッセージヘッダのT
o:(宛先),Cc:(コピー宛先)にアドレスTが明
記されているかどうかは無関係である。一般にSMTP
によるメールの送信は、送信先のホストが見つからな
い、ホスト内で送信先のユーザ名が見つからない、メッ
セージボディが大きすぎる、送信元のホストに問題があ
るため中継を拒否する、などの理由によって配送が失敗
する場合がある。
【0022】その時、多くの場合は情報提供者である送
信者AのアドレスUには送信したメールXの全体がメー
ルYとして返送され、サイト管理者CのアドレスVには
メールXのヘッダの内容のみがメールY'として通知さ
れる。ただし、相手方のSMTPサーバの設定によって
は送信者だけではなく管理者にもメールXのメッセージ
ボディの全部、あるいは一部を含んだ不到達を知らせる
メールY'が送られることになる。
【0023】相当数のSMTPホスト名はMXによって
解決されるため、送信側のSMTPサーバPと受信側の
SMTPサーバQは直接交信し、情報受信者Bのアドレ
スTに含まれるユーザ名の有無はその場で解決され、S
MTPサーバPから不到達を知らせるメールYが送られ
ることが多い。この場合、メールY'はSMTPサーバ
Qの管理者には送られず、SMTPサーバPの管理者に
送られるため問題が発生しないが、多くの企業で取られ
ているようなSMTPサーバQが全体を代表してメール
Xを受け取り、各部署のSMTPサーバQ'が実際の配
送を行うような場合には、メールY'はSMTPサーバ
Qの管理者が受け取ることになる。
【0024】そのため、SMTPサーバPでは情報提供
者AのアドレスUへのメールYをSMTPサーバPから
プログラムDを呼び出して処理するようにし、プログラ
ムD内ではメールYのメッセージボディ内に含まれてい
るはずのアドレスTを抽出してデータベースNを検索
し、Webサーバ上の情報1のURLを取り出す。続い
てこの配置SのURLに置かれたWebコンテンツを削
除するか、アクセス不能にする。
【0025】第2実施例:到達確認の可能なメッセージ
ングシステムを用いる場合 到達確認のできる進化したメッセージングシステムを用
いる事ができれば、情報Iの秘匿性をより一層、高める
ことができる。この実施例では、メッセージングシステ
ムP−Q間で到達確認メッセージのやり取りができるも
のとする。到達確認メッセージZはメッセージングシス
テムQがアドレスTへの配送が成功した時点でその「成
功した」という情報をメッセージングシステムP経由で
情報提供者AのアドレスUに送出するものである。
【0026】第1実施例では最初に秘密情報Iを作成し
て配置Sに置くが、本実施例ではこの時、すなわち情報
受信者側に秘密情報Iの配置を示すデータ(秘密情報に
関するデータ)が受信されたことが確認されない段階で
は、配置Sに置かれた情報Iはアクセス不能にしておく
かそもそも情報Iはこの時点ではまだ配置Sには置かな
い。そして、情報受信者BへのメッセージXがメッセー
ジングシステムQに到達した時にメッセージングシステ
ムQから送り返される到達確認メッセージZ(アドレス
Tへの配送が成功した情報を持っているため、アドレス
Tを抽出可能)をメッセージングシステムPが処理し、
情報Iを特定の配置Sに置くか、あるいは配置Sを外部
からアクセス可能にする。
【0027】これにより、第1実施例において不到達メ
ッセージ(メール)Yを受け取ってから情報Iを無効に
するまでのタイムラグ間にアクセスされる危険性すら回
避することが可能になる。
【0028】第3実施例:開封確認の可能なメッセージ
ングシステムを用いる場合 開封確認のできる更に進化したメッセージングシステム
を用いる事ができれば、情報1の秘匿性は更に高まる。
この実施例では、メッセージングシステムP−Q間で開
封確認メッセージのやり取りができるものとする。開封
確認メッセージZ'は情報受信者Bがメッセージングシ
ステムQにアクセスしてメッセージXを開封した時点で
その「開封した」という情報をメッセージングシステム
P経由で情報提供者AのアドレスUに送るものである。
【0029】本実施例では第2実施例と同様に最初は情
報Iをアクセス不能にしておく。そして、情報受信者B
がメッセージXを開封した時にメッセージングシステム
Qから送り返される開封確認メッセージZ'(アドレス
Tが開封した情報を持っているため、アドレスTを抽出
することが可能である。メッセージングシステムとして
は情報受信者BのIDはアドレスTに他ならないからで
ある。)をメッセージングシステムPが処理し、情報I
を配置Sに置くか、あるいは情報Iが置かれた配置Sを
外部からアクセス可能にする。これにより、第2実施例
では情報受信者BがメッセージXを読むまでの間に情報
1にアクセスされる危険性があったが、この危険性すら
回避することが可能になる。
【0030】
【発明の効果】以上で述べたように、本発明によれば、
情報提供者が作成した情報の存在を伝えるメッセージの
情報受信者への伝達が失敗した際に上記情報を即座に消
去するか、または該情報のアクセスを不能にすると共
に、また情報の存在を伝えるメッセージの情報受信者へ
の伝達に成功した後、または情報受信者がメッセージを
読んだ後に情報を提供するようにしたので、情報の秘匿
性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における当事者と情報の配置、メッセ
ージの流れを示した図である。
【符号の説明】
A 情報提供者 B 情報受信者 N 配送用データベース P,Q メッセージングシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 聡宏 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山本 修一郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE00 5B089 GA11 JB14 KA17 KB07 KB13 KC28 KC44 KC51 KH04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供者により作成された情報受信者
    に向けた秘密情報の配置及び該秘密情報を受信する情報
    受信者のアドレスが格納される配送用データベースと、
    情報提供者から入力されたメッセージを情報受信者側に
    送出する第1のメッセージングシステムと、前記情報受
    信者側に送出された前記メッセージを前記情報受信者の
    アドレスに送出するとともに、その受信結果を前記第1
    のメッセージングシステム側に返送する第2のメッセー
    ジングシステムとを有する情報伝達システムであって、
    前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報に
    ついて該秘密情報の配置とその配置を伝えるべき情報受
    信者のアドレスを組にして前記配送用データベースに格
    納し、かつ前記情報の配置を可読な表記法に変換したメ
    ッセージを前記第2のメッセージングシステムを介して
    情報受信者のアドレスに送ると共に、前記第2のメッセ
    ージングシステムは、前記秘密情報の配置を伝えるべき
    情報受信者のアドレスが存在しなかった場合に、前記メ
    ッセージが情報受信者に到達しなかったことを伝えるメ
    ッセージを情報提供者のアドレスに向けて送出し、前記
    第1のメッセージングシステムは、前記メッセージが情
    報受信者に到達しなかったことを伝えるメッセージを受
    信すると、該メッセージに含まれている情報受信者側の
    アドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして
    前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索
    し、該データにより特定される配置における情報提供者
    の前記秘密情報を消去、あるいはアクセス不能にするよ
    うに処理することを特徴とする情報伝達システム。
  2. 【請求項2】 情報受信者側に前記秘密情報に関するデ
    ータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密
    情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または
    該特定の配置に置かないでおき、 前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の
    配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2の
    メッセージングシステムを介して前記情報受信者のアド
    レスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステム
    は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッ
    セージが前記秘密情報の配置を伝えるべき情報受信者の
    アドレスに到達したことが確認された際に前記第1のメ
    ッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含
    む到達確認メッセージを送出し、 前記第1のメッセージングシステムは、前記第2のメッ
    セージングシステムから前記到達確認メッセージを受信
    すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者の
    アドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして
    前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索
    し、該データにより特定される配置における情報提供者
    の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘
    密情報を特定の配置に置くように処理することを特徴と
    する請求項1に記載の情報伝達システム。
  3. 【請求項3】 情報受信者側に前記秘密情報に関するデ
    ータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密
    情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または
    該特定の配置に置かないでおき、 前記第1のメッセージングシステムは、前記秘密情報の
    配置を可読な表記法に変換したメッセージを前記第2の
    メッセージングシステムを介して前記情報受信者のアド
    レスに送ると共に、前記第2のメッセージングシステム
    は、前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメッ
    セージが前記情報受信者のアドレスに到達し、該情報受
    信者が前記秘密情報の配置を可読な表記法に変換したメ
    ッセージを開封したことが確認された際に前記第1のメ
    ッセージングシステムに前記情報受信者のアドレスを含
    む開封確認メッセージを送出し、 前記第1のメッセージングシステムは、前記第2のメッ
    セージングシステムから前記開封確認メッセージを受信
    すると、該メッセージに含まれている前記情報受信者の
    アドレスに基づいて配送用データベースにアクセスして
    前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータを検索
    し、該データにより特定される配置における情報提供者
    の前記秘密情報をアクセス可能にするか、または前記秘
    密情報を特定の配置に置くように処理することを特徴と
    する請求項1に記載の情報伝達システム。
  4. 【請求項4】 情報提供者により作成され情報提供者か
    ら入力された情報受信者に向けた秘密情報の配置を示す
    メッセージを情報受信者側に送出し、その受信結果を前
    記情報提供者側に返送する情報伝達方法であって、 前記情報提供者側は、前記秘密情報について該秘密情報
    の配置とその配置を伝えるべき情報受信者のアドレスを
    組にして配送用データベースに格納し、かつ前記秘密情
    報の配置を可読な表記法に変換したメッセージを情報受
    信者のアドレスに送り、前記情報受信者側は、前記情報
    の配置を伝えるべき情報受信者のアドレスが存在しなか
    った場合に、前記メッセージが情報受信者に到達しなか
    ったことを伝えるメッセージを情報提供者のアドレスに
    向けて送出し、 情報提供者側は、前記メッセージが情報受信者に到達し
    なかったことを伝えるメッセージに含まれている情報受
    信者側のアドレスに基づいて配送用データベースにアク
    セスして前記情報提供者の秘密情報の配置を示すデータ
    を検索し、該データにより特定される配置における情報
    提供者の前記秘密情報を消去する、あるいはアクセス不
    能にすることを特徴とする情報伝達方法。
  5. 【請求項5】 情報受信者側に前記秘密情報に関するデ
    ータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密
    情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または
    該特定の配置に置かないでおき、 前記情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記
    法に変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに
    送ると共に、前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置
    を可読な表記法に変換したメッセージが前記秘密情報の
    配置を伝えるべき情報受信者のアドレスに到達したこと
    が確認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者の
    アドレスを含む到達確認メッセージを送出し、 前記情報提供者側は、前記情報受信者側から前記到達確
    認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれてい
    る前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベ
    ースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を
    示すデータを検索し、該データにより特定される配置に
    おける情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にする
    か、または前記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴
    とする請求項4に記載の情報伝達方法。
  6. 【請求項6】 情報受信者側に前記秘密情報に関するデ
    ータが受信されたことが確認されない段階では前記秘密
    情報をアクセス不能にして特定の配置に置くか、または
    該特定の配置に置かないでおき、 前記情報提供者側は、前記秘密情報の配置を可読な表記
    法に変換したメッセージを前記情報受信者のアドレスに
    送ると共に、前記情報受信者側は、前記秘密情報の配置
    を可読な表記法に変換したメッセージが前記情報受信者
    のアドレスに到達し、該情報受信者が前記秘密情報の配
    置を可読な表記法に変換したメッセージを開封したこと
    が確認された際に前記情報提供者側に前記情報受信者の
    アドレスを含む開封確認メッセージを送出し、 前記情報提供者側は、前記情報受信者側から前記開封確
    認メッセージを受信すると、該メッセージに含まれてい
    る前記情報受信者のアドレスに基づいて配送用データベ
    ースにアクセスして前記情報提供者の秘密情報の配置を
    示すデータを検索し、該データにより特定される配置に
    おける情報提供者の前記秘密情報をアクセス可能にする
    か、または前記秘密情報を特定の配置に置くことを特徴
    とする請求項4に記載の情報伝達方法。
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