JP2001273241A - 情報処理装置、カード型アダプタ、及び外部機器接続方法 - Google Patents

情報処理装置、カード型アダプタ、及び外部機器接続方法

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JP2001273241A
JP2001273241A JP2000085505A JP2000085505A JP2001273241A JP 2001273241 A JP2001273241 A JP 2001273241A JP 2000085505 A JP2000085505 A JP 2000085505A JP 2000085505 A JP2000085505 A JP 2000085505A JP 2001273241 A JP2001273241 A JP 2001273241A
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connector
signal
adapter
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Ryoji Shiraishi
良次 白石
Yasushi Kasahara
泰 笠原
Makoto Sato
佐藤  誠
Ichiro Sawada
一郎 澤田
Kenji Santo
健児 山藤
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Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化を回避しつつ、情報処理装置を様々な
外部機器と接続できるようにする技術を提供する。 【解決手段】 PCカードコントローラ102、及び通
信制御装置103は、セレクタ105を介してPCカー
ドコネクタ104と接続されている。セレクタ105
は、PCカード110がPCカードコネクタ104に接
続された場合、コネクタ104をPCカードコントロー
ラ102と接続させ、カードアダプタ120がコネクタ
104に接続された場合には、コネクタ104を通信制
御装置103と接続させる。そのようにして、PCカー
ドコネクタ104と接続されたカードの種類に応じて、
コネクタ104の接続先の切り換えを自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカードスロッ
トを備えたパーソナルコンピュータ(以降、PCと略記
する)等の情報処理装置を外部装置(プリンタやスキャ
ナ、或いは各種ネットワーク、など)と接続させるため
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、PCに代表される情報処理装置は半導体技術の進歩
から小型化が進んでいる。その小型化が進んだことによ
って、外部機器との接続に用いるポート(コネクタ)を
設けるための空間的な余裕は小さくなり、情報処理装置
に設けられるポートの数は少なくなってきている。ポー
ト数が減少すれば、当然のことながら、情報処理装置に
接続できる外部機器の数やその種類も少なくなる。その
ような不具合を回避するものとしては、例えば特開平9
−237141号公報に開示されている情報処理装置が
ある。
【0003】その特開平9−237141号公報に開示
された従来の情報処理装置では、本体に拡張コネクタを
設け、その拡張コネクタに、複種類の拡張ユニット、例
えばPCカードとの接続を行うためのPCカードアダプ
タ、或いは複数のコネクタを有するI/Oアダプタを接
続できるようにしている。それに合わせて、情報処理装
置内には、拡張ユニットに設けられたコネクタにより接
続される外部機器との間で信号のやりとりを行うための
コントローラを複数、搭載させている。拡張コネクタと
接続させるコントローラは、拡張コネクタと接続された
拡張ユニットの種類に応じて切り換えている。それによ
り、拡張コネクタ、及び拡張ユニットのコネクタを介し
て接続される外部機器との間で信号のやりとりを行える
ようにしている。
【0004】上記PCカードアダプタを情報処理装置に
取り付け、そのアダプタにPCカードを接続させた場
合、PCカードが情報処理装置本体から突出した形とな
り、全体が大型化してしまう。一方のI/Oアダプタ
は、2つのコネクタの他に、拡張コネクタからの信号を
2つのコネクタの何れかに出力する制御回路なども搭載
されている大型のアダプタである。このため、I/Oア
ダプタを情報処理装置に取り付けた時点で全体が大型化
してしまうことになる。このようなことから、従来の情
報処理装置には、外部機器を接続させる、或いは接続さ
せた場合に、全体が大型化するという問題点があった。
【0005】情報処理装置は、外部機器(ここでは、プ
リンタや表示装置などの他に、LANや公衆回線といっ
た各種ネットワーク(を介して接続される他の情報処理
装置)を含む)に接続して使用することが多い。このこ
とから、小型の情報処理装置を使用する利点を維持させ
るためにも、装置の大型化を回避しつつ、様々な外部機
器と接続できるようにすることが望まれていた。
【0006】本発明は、大型化を回避しつつ、情報処理
装置を様々な外部機器と接続できるようにする技術を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、内部にコネクタが配設されたPCカードスロットを
備えていることを前提とし、コネクタを介してPCカー
ドとの間で信号の入出力を行うカード信号入出力手段
と、PCカードと異なる種類の外部機器との間で信号の
入出力を行う少なくとも一つの外部機器信号入出力手段
と、PCカードスロット内に挿入されてコネクタと接続
されたカードの種類を判別する種類判別手段と、種類判
別手段が判別したカードの種類に応じて、コネクタをカ
ード信号入出力手段、或いは外部機器信号入出力手段と
接続させる接続切換手段と、を具備する。
【0008】本発明のカード型アダプタは、上記情報処
理装置に用いられることを前提とし、PCカードスロッ
ト内に設けられたコネクタと接続させるための第1のコ
ネクタと、PCカード以外の機器と接続するための第2
のコネクタと、第1のコネクタが備えた端子を第2のコ
ネクタの対応する端子に接続する端子間接続手段と、を
具備する。
【0009】本発明の外部機器接続方法は、内部にコネ
クタが配設されたPCカードスロットを備えた情報処理
装置に外部機器を接続させるための方法であって、情報
処理装置に、PCカードとの間で信号の入出力を行うカ
ード信号入出力手段、及び該PCカードとは異なる外部
機器との間で信号の入出力を行うための少なくとも一つ
の外部機器信号入出力手段を搭載させ、コネクタと接続
されたカードの種類を判別し、該判別結果に応じて、カ
ード信号入出力手段、或いは外部機器信号入出力手段の
うちの一つをコネクタと接続させる。
【0010】本発明では、情報処理装置内に、外部機器
と信号をやりとりするためのコントローラを複数(複種
類)、搭載させ、そのうちの一つをPCカードスロット
内に配設されたPCカードコネクタに、そのコネクタと
接続されたカードの種類に応じて接続させる。
【0011】PCカードコネクタのピン数は他のコネク
タのそれと比較して多いことから、PCカードコネクタ
のピンを他のコネクタのピンと接続させた際にPCカー
ドコネクタのピンが不足することは回避される。PCカ
ードコネクタと接続するためのコネクタ、及びそれとは
異なるコネクタを設けたカード型アダプタは、内部に特
別な処理装置(CPU等)を搭載するといった必要性が
回避され、その大きさはPCカードから少し大きくなる
だけに抑えられる。PCカードに、外部機器と接続する
ためのコネクタ、及びそれを設けるのに必要な部分を付
加するだけで済む。これらの結果、情報処理装置の大型
化を抑えつつ、様々な外部機器をそれに接続させられる
ようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態につき詳細に説明する。図1は、本実施
の形態による情報処理装置の構成を示す図である。
【0013】その情報処理装置は、例えば携帯端末装置
であり、図1に示すように、装置全体の制御を行うCP
U101と、PCカード110との間で信号の入出力を
行うためのPCカードコントローラ(以降、カードコン
トローラと略記する)102と、接続されたネットワー
ク(を介して接続された他の装置)との間で信号の入出
力を行うための通信制御装置103と、特には図示しな
いPCカードスロット内に設けられたPCカードコネク
タ(以降、カードコネクタと略記する)104と、カー
ドコントローラ102、及び通信制御装置103とPC
カードコネクタ104間に配置されたセレクタ105
と、を備えて構成されている。CPU101とカードコ
ントローラ102間、及びCPU101と通信制御装置
103間はバスで接続されている。
【0014】なお、上記通信制御装置103が通信の対
象とするネットワークは特に限定するものではないが、
ここでは便宜的に、そのネットワークは公衆回線、即ち
その通信制御装置103はモデムであるとの前提で説明
を行うことにする。
【0015】図1に示すカードアダプタ120は、情報
処理装置に設けられたPCカードスロット(以降、カー
ドスロットと略記する)に公衆回線を接続できるように
するためのものである。基本的にPCカード110の形
状に合わせて製作されており、カードスロット内に挿入
することができるようになっている。そのアダプタ12
0には、カードコネクタ104と接続するためのコネク
タ(以降、便宜的に第1のコネクタと呼ぶ)、及び公衆
回線と接続するためのコネクタ(モジュラジャック。以
降、便宜的に第2のコネクタと呼ぶ)の二つのコネクタ
が設けられている。
【0016】図2は、上記カードアダプタ120の構成
を説明する図である。図2に示すカードアダプタ120
は、シリアルインターフェース(ここではRS−232
C)により接続される機器をカードスロットに接続でき
るようにするためのものであり、カードスロットの形状
に合わせて形成されている平板部201と、箱状に形成
された箱状部202と、から構成されている。カードコ
ネクタ104との接続を行うための第1のコネクタ20
3は平板部201の端部に設けられ、外部機器との接続
を行うための第2のコネクタ204は箱状部202の端
部に設けられている。
【0017】周知のように、RS−232CではSD、
RD、RS、CS、DR、SG、CD、ER、といった
信号をやりとりする。カードコネクタ104でそれらの
信号が通るピン(端子)は予め割り当ててあり、図2
中、一点鎖線で示すように、RS−232Cインターフ
ェース用のカードアダプタ120では、第1のコネクタ
203でそのピン(端子)と接続するピン(端子)を、
第2のコネクタ204(ここでは8ピン構成)の対応す
るピン(端子)と線で接続させている。それにより、R
S−232Cにより接続される機器は、カードスロット
に図2に示すカードアダプタ120を挿入することによ
って接続させることができるようにしている。
【0018】なお、上述した構成は、カードアダプタ1
20の種類によって第2のコネクタ204の種類や第1
のコネクタ203と第2のコネクタ204間の接続等が
異なるだけで、カードアダプタ120の種類に係わらず
基本的に同様である。カードアダプタ120によって一
つの外部機器(ここでは公衆回線)に接続させるため、
アダプタ120内にCPU等を搭載する必要がなく、小
型、低コストで提供することができる。
【0019】本実施の形態では、カードスロットに、P
Cカード110、或いは通信専用のカードアダプタ12
0が挿入されることを想定している。カードスロットに
挿入されたカードに応じて、カードコネクタ104に接
続させる対象の切り換えを行っている。即ちカードスロ
ットにPCカードが挿入された場合、カードコネクタ1
04にカードコントローラ102を接続させ、カードア
ダプタ120が挿入された場合には、カードコネクタ1
04に通信制御装置103を接続させる。そのような接
続の切り換えはセレクタ105が行っている。
【0020】図3は、そのセレクタ105の回路構成例
を説明する図である。図3中、PCカード信号Aは、P
Cカードコントローラ102が出力する信号であり、P
Cカード信号BはPCカードコントローラ102に入力
する信号である。同様に、アダプタ信号Aは通信制御装
置103が出力する信号、アダプタ信号Bは通信制御装
置103に入力する信号である。PCカード信号Aとア
ダプタ信号Aは、カードコネクタ104の同じ端子に出
力され、PCカード信号Bとアダプタ信号Bは、カード
コネクタ104の同じ端子から出力される。
【0021】カードコネクタ104は68ピン構成であ
る。各ピンには予め通る信号が定められている。本実施
の形態では、その信号のなかで、カード検出用の信号
(CD1、及びCD2)に着目してカードの種類の判
別、即ちカードコネクタ104に接続されたのがPCカ
ード110かカードアダプタ120かを判別している。
【0022】カードコネクタ104において、信号CD
1、CD2(共に負論理の信号である)が通る端子は、
ORゲート301の入力端子と接続されている。それが
出力する信号S1は、それぞれ、インバータ303、A
NDゲート305、307に入力され、インバータ30
3が出力する信号S2は、それぞれ、ANDゲート30
4、306に入力される。
【0023】信号CD1、及びCD2は負論理の信号で
ある。このため、ORゲート301が出力する信号S1
は、カードコネクタ104にPCカード110が接続さ
れた場合に「L」(論理値が0)になる。その場合のイ
ンバータ303の信号S2は逆に「H」(論理値が1)
になる。
【0024】ANDゲート304は、インバータ303
からの信号S2とPCカード信号Aの論理積を信号とし
て出力し、ANDゲート305は、ORゲート301か
らの信号S1とアダプタ信号Aの論理積を信号として出
力する。ORゲート302は、それらANDゲート30
4、305の信号の論理和をとり、その演算結果をカー
ドコネクタ104の接続された端子に出力する。このこ
とから、カードコネクタ104にPCカード110が接
続されている状態では、PCカードコントローラ102
が出力する信号のみがカードコネクタ104に出力され
るようになっている。反対にカードコネクタ104にカ
ードアダプタ120が接続されている状態では、通信制
御装置103が出力する信号のみがカードコネクタ10
4に出力されるようになっている。なお、これは、特に
は図示していないが、カードコネクタ104に出力され
る他のPCカード信号A、及びアダプタ信号Aにおいて
も同様である。
【0025】上記PCカード信号Bは、ANDゲート3
06から出力される、カードコネクタ104の接続され
た端子からの信号とインバータ303からの信号S2の
論理積である。上記アダプタ信号Bは、ANDゲート3
07から出力される、カードコネクタ104の接続され
た端子からの信号とORゲート301からの信号S1の
論理積である。このことから、カードコネクタ104に
PCカード110が接続されている状態では、PCカー
ド信号Bはカードコネクタ104の対応する端子から出
力される信号と一致し、アダプタ信号Bは常に「L」と
なる。反対にカードコネクタ104にカードアダプタ1
20が接続されている状態では、アダプタ信号Bはカー
ドコネクタ104の対応する端子から出力される信号と
一致し、PCカード信号Bは常に「L」となる。なお、
これは、特には図示していないが、他のPCカード信号
B、及びアダプタ信号Bにおいても同様である。
【0026】上述したようにして、セレクタ105は、
信号CD1、或いはCD2の論理値に応じて、PCカー
ドコントローラ102とカードコネクタ104間、或い
は通信制御装置103とカードコネクタ104間の接続
を有効とさせる。それにより、カードコネクタ104に
接続されたカードの種類に応じて、カードコネクタ10
4の接続先の切り換えを自動的に行っている。そのよう
に切り換えを自動的に行うことにより、CPU101等
にかかる負荷の増大を抑えることができるという効果が
得られる。
【0027】上記信号CD1、CD2が流れるカードコ
ネクタ104の端子はカード検出のためにPCカードコ
ントローラ102と無条件で接続されている。電源供給
用や制御用の信号が流れる端子もコントローラ102に
接続されている。そのため、図3に示すPCカード信号
A、B(アダプタ信号A、B)と対応するカードコネク
タ104の端子、即ちコネクタ104に接続されたカー
ドの種類に応じて接続先を切り換える端子は、アドレ
ス、或いはデータの出力、或いは入力用に用いられるも
のとしている。
【0028】そのように接続先を切り換える端子を限定
しても、カードコネクタ104には他のコネクタと比較
して多くのピン(68ピン)があるため、PCカードコ
ントローラ102、及び通信制御装置103にはそれま
でのものを使用することができる。それらに特別な対策
をとる必要がない。このことから、PCカードスロット
に様々な機器を接続させるようにすることは、容易、且
つ簡易に実現させることができる。
【0029】図4は、情報処理装置内における接続状態
の変化を説明する図である。同図(a)はPCカード1
10使用時における接続状態であり、同図(b)はカー
ドアダプタ120使用時における接続状態である。それ
ら図4(a)、及び図4(b)では、特に機能していな
い構成要素は省いてある。
【0030】図4(a)に示すように、公衆回線との接
続用、即ちPCカードI/Fコントローラ401、及び
通信制御装置402を備えたPCカード110をカード
コネクタ104に接続させた場合、セレクタ105によ
ってカードコネクタ104とPCカードコントローラ1
02とが接続される。それにより、PCカード110を
用いて公衆回線に接続させることができる状態となって
いる。
【0031】一方、カードコネクタ104にカードアダ
プタ120を接続させた場合、図4(b)に示すよう
に、カードコネクタ104と通信制御装置103とがセ
レクタ105によって接続される。それにより、通信制
御装置103を用いて公衆回線に接続させることができ
る状態となっている。
【0032】本実施の形態では、上述したようにして、
カードコネクタ104(カードスロット)をPCカード
110の接続という本来の目的だけでなく、他の機器
(ここでは公衆回線)との接続に用いることができるよ
うにしている。そのようにすると、カードアダプタ12
0は必要に応じて用いれば良く、それを用いないときに
はPCカード110を使用することができる。特開平9
−237141号公報に開示された従来の情報処理装置
とは異なり、拡張コネクタに拡張ユニットを接続させな
ければ外部機器を接続させられないというようなことは
ない。このことから、従来の情報処理装置と比較して、
より高い利便性が得られる。
【0033】また、従来の情報処理装置では、PCカー
ド110は、拡張コネクタにPCカードアダプタを接続
してそのアダプタに接続させなければならず、PCカー
ド110は本体から大きく突出した形となっていた。I
/Oアダプタはそれ自体が大型である。
【0034】これに対し、本実施の形態では、PCカー
ド110はカードスロットに挿入すれば良いため、本体
から突出することがない。また、カードアダプタ120
をカードスロット内に挿入しても突出する部分はわずか
である。このようなことから、PCカード110を始め
とする外部機器を情報処理装置に接続させた際の大型化
を抑えることができる。
【0035】なお、本実施の形態では、カードコネクタ
104の接続対象として、カードコントローラ102の
他に通信制御装置103を搭載しているが、通信制御装
置102以外の装置(コントローラ)を搭載しても良
い。具体的には、USBインターフェースを始め、RS
−485、セントロニクス、PS2、10Base−
T、10Base−Tx、エンハンスIDE、或いはS
CSI等のインターフェースで信号のやりとりを行うコ
ントローラを搭載しても良い。カードアダプタ120に
ついては、その搭載したコントローラに合わせて用意す
れば良い。
【0036】また、カードコネクタ104に接続できる
カードアダプタ120は1種類だけとなっているが、複
種類のカードアダプタ120を接続できるようにしても
良い。カードコネクタ104には他のコネクタと比較し
て多くのピンがあるため、そのうちの一つ、或いは複数
のピンをアダプタ120の種類の識別用に用いることが
できる。
【0037】図5は、カードアダプタ120の種類を判
別して接続先を切り換えるセレクタ105の回路構成例
を説明する図である。図5に示す構成例は、PCカード
コントローラ102、及び、それと異なる2つのコント
ローラ(そのうちの一つは通信制御装置103であって
も良い)のうちの一つをカードコネクタ104と接続さ
せるためのものである。図5中、アダプタ信号A、及
びアダプタ信号Aは、それぞれ、2つのコントローラ
から出力される信号を示し、アダプタ信号B、及びア
ダプタ信号Bは、それぞれ、カードコネクタ104か
らそれらに入力される信号を示している。また、図3中
に示すものと同じものには同一の符号を付してある。
【0038】カードコネクタ104に示す、は、カ
ードアダプタ120の識別用に割り当てたピンを便宜的
に表している。ピンの信号は、ANDゲート502
に入力され、そのアンドゲート502は、その信号と
ANDゲート307の出力信号の論理積を出力する。こ
のため、カードアダプタ120がカードコネクタ104
に接続され、且つ信号が「H」とならなければ、AN
Dゲート502の出力、即ちアダプタ信号Bは常に
「L」となる。他方のANDゲート503の出力、即ち
アダプタ信号Bは、カードアダプタ120がカードコ
ネクタ104に接続され、且つ信号が「H」とならな
ければ常に「L」となる。それにより、セレクタ105
は、カードアダプタ120の種類に応じて信号、或い
はを「H」とすれば、カードコネクタ104からの信
号の出力先を切り換えるようになっている。
【0039】一方、信号はANDゲート504にも出
力される。そのANDゲート504は、それとアダプタ
信号Aの論理積を出力する。ANDゲート505は、
信号とアダプタ信号Aの論理積を出力する。ORゲ
ート501は、それらANDゲート504、505の各
出力の論理和をANDゲート305に出力する。それに
より、コントローラからカードコネクタ104への信号
の出力においても、カードアダプタ120の種類に応じ
て信号、或いはを「H」とすれば、切り換えるよう
になっている。このようにして、セレクタ105は、カ
ードコントローラ102、他の2つのコントローラのう
ちの一つをカードコネクタ104に接続させるようにな
っている。当然のことながら、4つ以上のコントローラ
を対象とした接続の切り換えをセレクタ105に自動的
に行わせることもできる。信号を「H」とするピン(信
号、及び信号)は、情報処理装置からカードコネク
タ104に電源としての信号を無条件で出力させること
で、任意のものを採用することができる。
【0040】本実施の形態は、携帯端末装置に本発明を
適用したものであるが、本発明を適用できる情報処理装
置は携帯端末装置に限定されるものではない。大きさに
関係なく、PCカードスロットを備えた情報処理装置に
本発明は幅広く適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、情報処理
装置内に、外部機器と信号をやりとりするためのコント
ローラを複数(複種類)、搭載させ、そのうちの一つを
PCカードスロット内に配設されたPCカードコネクタ
に、そのコネクタと接続されたカードの種類に応じて接
続させる。このため、情報処理装置の大型化を抑えつ
つ、様々な外部機器をそれに接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による情報処理装置の構成を示す
図である。
【図2】カードアダプタの構成を説明する図である。
【図3】セレクタの回路構成例を説明する図である。
【図4】情報処理装置内における接続状態の変化を説明
する図である。
【図5】セレクタの回路構成例を説明する図である(他
の実施の形態)。
【符号の説明】
101 CPU 102 PCカードコントローラ 103 通信制御装置 104 PCカードコネクタ 105 セレクタ 110 PCカード 120 カードアダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 誠 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 澤田 一郎 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 山藤 健児 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 Fターム(参考) 5B014 HA05 5B058 CA02 CA13 KA02 KA04 KA13 YA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にコネクタが配設されたPCカード
    スロットを備えた情報処理装置において、 前記コネクタを介してPCカードとの間で信号の入出力
    を行うカード信号入出力手段と、 前記PCカードと異なる種類の外部機器との間で信号の
    入出力を行う少なくとも一つの外部機器信号入出力手段
    と、 前記PCカードスロット内に挿入されて前記コネクタと
    接続されたカードの種類を判別する種類判別手段と、 前記種類判別手段が判別したカードの種類に応じて、前
    記コネクタを前記カード信号入出力手段、或いは外部機
    器信号入出力手段と接続させる接続切換手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置が備えたPCカードスロッ
    ト内に挿入して用いるためのアダプタであって、 前記PCカードスロット内に設けられたコネクタと接続
    させるための第1のコネクタと、 PCカード以外の機器と接続するための第2のコネクタ
    と、 前記第1のコネクタが備えた端子を前記第2のコネクタ
    の対応する端子に接続する端子間接続手段と、 を具備したことを特徴とするカード型アダプタ。
  3. 【請求項3】 内部にコネクタが配設されたPCカード
    スロットを備えた情報処理装置に外部機器を接続させる
    ための方法であって、 前記情報処理装置に、PCカードとの間で信号の入出力
    を行うカード信号入出力手段、及び該PCカードとは異
    なる外部機器との間で信号の入出力を行うための少なく
    とも一つの外部機器信号入出力手段を搭載させ、 前記コネクタと接続されたカードの種類を判別し、 該判別結果に応じて、前記カード信号入出力手段、或い
    は前記外部機器信号入出力手段のうちの一つを前記コネ
    クタと接続させる、 ことを特徴とする外部機器接続方法。
JP2000085505A 2000-03-27 2000-03-27 情報処理装置、カード型アダプタ、及び外部機器接続方法 Pending JP2001273241A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006107392A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd カードコントローラ
JP2008084340A (ja) * 2007-11-12 2008-04-10 Ricoh Co Ltd Pcカード制御装置、当該pcカード制御装置を備えるコンピュータシステム及びpcカード識別方法
JP2009146060A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Panasonic Corp カードスロット装置

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