JP2001271372A - 掘削積込機械の作業機制御装置 - Google Patents

掘削積込機械の作業機制御装置

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JP2001271372A
JP2001271372A JP2000085427A JP2000085427A JP2001271372A JP 2001271372 A JP2001271372 A JP 2001271372A JP 2000085427 A JP2000085427 A JP 2000085427A JP 2000085427 A JP2000085427 A JP 2000085427A JP 2001271372 A JP2001271372 A JP 2001271372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に適切なタイミングで掘削制御の開始を判
断する掘削積込機械の作業機制御装置を提供する。 【解決手段】 車両の掘削状態を検出する掘削状態検出
手段を有し、コントローラは、掘削状態検出手段から入
力される検出量に基づいて車両が掘削中であるか否かを
判断する負荷判断部と、ブームレバー操作量が所定の操
作量からゼロ値の変化したことを検出する操作量変化検
出部と、前記負荷判断部及び操作量変化判断部の判断に
基づいて各制御弁への自動掘削指令値を設定し出力する
自動掘削制御手段とを有し、車両が掘削中であると前記
負荷判断部が判断したとき、かつブームレバー操作量が
所定の操作量からゼロ値に変化したと前記操作量変化検
出部が検出したときに、自動掘削制御手段から自動掘削
指令値を各制御弁に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両前部に作業機
を有する掘削積込機械の作業機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】掘削積込を行う建設機械として、車体の
前部にバケットを有して、主として破砕された岩石や土
砂等の積載物をバケットにより掘削してダンプトラック
等に積み込む作業を行なうホイールローダがある。図9
にホイールローダの側面図を示す。図9において、ホイ
ールローダ1は、走行自在な車体2の前部に昇降自在に
取着したブーム3と、ブーム3の先端部に上下方向に回
動自在に枢着されたバケット4とを有する作業機5を備
えている。ブーム3及びバケット4の操作は、車体2上
に搭載された運転室7内に設けられた、それぞれの操作
レバー(図示せず)によって行なわれる。積載物6を掘
削してバケット4に積み込む際には、積載物6の山に車
両を前進させながら、ブーム操作とバケット操作とを交
互に行なっている。なお、バケット操作において、バケ
ット4をピン8を中心にして図9において時計回り方向
に回転させることをチルトさせるという。
【0003】このような掘削作業の際に、ブーム3のブ
ーム角度の変化に応じてバケット4のバケット角度を半
自動的に制御し、作業能率を向上させる技術があり、こ
の技術は、本願の出願人と同一出願人が出願した特願平
10−288859号に示されている。同号によれば、
掘削時のブーム角度に対するバケット角度の関係を予め
記憶しておき、オペレータから制御開始信号が入力され
たときから、オペレータの操作するブーム角度に対して
バケット角度を記憶した関係になるように制御してい
る。即ち、バケット角度検出器の検出量が記憶した目標
とするバケット角度になるようにバケット角度を制御し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次のような問題がある。従来技術によれ
ば、オペレータが制御開始を決定するようにしており、
熟練したオペレータならばこの制御開始時期を適切に判
断して掘削作業の効率を向上させることができる。しか
しながら、熟練度の低いオペレータによれば、掘削開始
時期を適切に判断することが困難で、制御開始時期の判
断が適切でないため作業効率が向上しなかったり、かえ
って制御によって作業効率が低下するという問題があ
る。
【0005】本発明は、上記の問題に着目してなされた
ものであり、常に適切なタイミングで掘削制御の開始を
判断する掘削積込機械の作業機制御装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、ブームのリフトを制
御するブームシリンダと、ブームシリンダの伸縮を制御
するブーム制御弁と、ブームシリンダの伸縮速度を指令
するブームレバーと、ブームレバーの操作量を検出する
ブームレバー操作量検出器と、バケットのチルトを制御
するバケットシリンダと、バケットシリンダの伸縮を制
御するバケット制御弁と、バケットシリンダの伸縮速度
を指令するバケットレバーと、バケットレバーの操作量
を検出するバケットレバー操作量検出器と、ブームレバ
ー操作量検出器から入力されるブームレバー操作量に基
づきブーム制御指令値をブーム制御弁に出力し、バケッ
トレバー操作量検出器から入力されるバケットレバー操
作量に基づきバケット制御指令値をバケット制御弁に出
力するコントローラとを備えた掘削積込機械の作業機制
御装置において、車両の掘削状態を検出する掘削状態検
出手段を有し、コントローラは、掘削状態検出手段から
入力される検出量に基づいて車両が掘削中であるか否か
を判断する負荷判断部と、ブームレバー操作量が所定の
操作量からゼロ値の変化したことを検出する操作量変化
検出部と、前記負荷判断部及び操作量変化判断部の判断
に基づいて各制御弁への自動掘削指令値を設定し出力す
る自動掘削制御手段とを有し、車両が掘削中であると前
記負荷判断部が判断したとき、かつブームレバー操作量
が所定の操作量からゼロ値に変化したと前記操作量変化
検出部が検出したときに、自動掘削制御手段から自動掘
削指令値を各制御弁に出力する構成としている。
【0007】第1発明によれば、コントローラの負荷判
断部がバケットから車両に作用する負荷が所定値以上で
あると判断し、かつオペレータがブームレバーを操作し
てその後ブームレバーを中立位置に戻したことをコント
ローラが検出したときに、自動掘削を開始させる。熟練
オペレータが掘削開始時に行う「ブームレバーを操作し
た後に中立位置に戻す」という動作があったときに掘削
開始したときと判断しているので、常に確実に掘削開始
のタイミングを検出できる。
【0008】第2発明は、第1発明の掘削積込機械の作
業機制御装置に基づいて、掘削状態検出手段は、車速を
検出する車速検出器及びエンジン回転速度を検出するエ
ンジン回転速度検出器とし、負荷判断部は、車速がエン
ジン回転速度に関する所定のカーブで示す値以下のとき
に車両が掘削中であると判断する構成としている。
【0009】第2発明によれば、車速がエンジン回転速
度に応じた所定のカーブで示す値以下のときは、車両へ
の負荷が大きくて車速が大きくならない、即ち掘削中で
あると判断する。所定のカーブは、熟練オペレータによ
る掘削時に掘削中の車速データを収集して設定したカー
ブであるので、確実に掘削中であることを判断できる。
【0010】第3発明は、第1発明の掘削積込機械の作
業機制御装置に基づいて、掘削状態検出手段は、アクセ
ルペダル操作量を検出するアクセルペダル操作量検出器
及びエンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出
器とし、負荷判断部は、アクセルペダル操作量が所定操
作量以上、かつエンジン回転速度が所定回転速度以下の
ときに車両が掘削中であると判断する構成としている。
【0011】第3発明によれば、アクセルペダル操作量
が所定操作量以上、かつエンジン回転速度が所定回転速
度以下のときは、アクセルペダルを踏み込んでいるにも
拘らず車両への負荷が大きくてエンジン回転速度が大き
くならない、即ち車両が掘削中であると判断する。所定
操作量及び所定回転速度は、熟練オペレータによる掘削
中のアクセルペダル操作量データ及びエンジン回転速度
データを収集して設定した値であるので、確実に掘削中
であることを判断できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。まず、図1,2,3
により第1実施形態を説明する。図1にホイールローダ
1の作業機5の側面図を示す。ブーム3の基端部は車体
2にピン7により回動自在に取着され、車体2とブーム
3はブームシリンダ10により連結されている。ブーム
シリンダ10を伸長するとブーム3はピン7を中心とし
て回動して上昇し、縮小すると下降する。また、ブーム
3の先端部にはバケット4がピン8により回動自在に取
着され、バケット4とブーム3はリンク9を介してバケ
ットシリンダ11により連結されている。バケットシリ
ンダ11を伸長するとバケット4はチルトし、縮小する
とダンプする。
【0013】上記のような作業機5において、ブーム角
度θmは、ピン7とピン8とを結ぶ線A−Aと、ピン7
を通る鉛直線B−Bとの成す角度θmで表される。ブー
ム3の基端部のピン7部にブーム角度θmを検出するブ
ーム角度検出器40が取着されている。ブーム角度θm
は、鉛直線B−Bをゼロ度としてピン7を中心にして図
1の時計回り方向を正の角度として検出する。また、バ
ケットシリンダ11には、バケットシリンダ11のスト
ロークエンドを検出するストロークエンド検出器46が
取着されている。図2に、本実施形態の自動掘削制御装
置の制御系統図を示す。作業機油圧ポンプ12の吐出回
路16上に介装された油圧パイロット式のブーム制御弁
13とバケット制御弁14とは、それぞれブームシリン
ダ10とバケットシリンダ11とに接続され、タンデム
回路を構成している。ブーム制御弁13はA(ブーム上
昇)位置、B(中立)位置、C(ブーム下降)位置、D
(浮き)位置を有する4位置切換弁であり、バケット制
御弁14はE(チルト)位置、F(中立)位置、G(ダ
ンプ)位置を有する3位置切換弁である。
【0014】ブーム制御弁13及びバケット制御弁14
のパイロット受圧部は、それぞれ電磁比例指令弁20を
介してパイロットポンプ15と接続されている。電磁比
例指令弁20は、ブーム下げ指令弁21、ブーム上げ指
令弁22、バケットダンプ指令弁23及びバケットチル
ト指令弁24により構成されている。ブーム下げ指令弁
21及びブーム上げ指令弁22は、ブーム制御弁13の
各パイロット受圧部に接続され、バケットダンプ指令弁
23及びバケットチルト指令弁24は、バケット制御弁
14の各パイロット受圧部に接続されている。また、各
指令弁21,22,23,24のソレノイド指令部に
は、コントローラ25からそれぞれの指令信号が入力さ
れている。
【0015】ブームレバー30には、ブームレバー操作
量Emを検出するブームレバー操作量検出器31が取着
され、またバケットレバー32には、バケットレバー操
作量Etを検出するバケットレバー操作量検出器33が
取着されており、それぞれの検出信号はコントローラ2
5に入力されている。また、コントローラ25には、ブ
ーム角度検出器40からのブーム角度θm、エンジン回
転速度検出器43からエンジン回転速度Ne及び車速検
出器44からの車速Vがそれぞれ入力されている。な
お、エンジン回転速度検出器43及び車速検出器44
は、車両の掘削状態を検出する手段である。
【0016】運転室側部の図示しない操作パネルには、
オペレータが操作する自動掘削制御を行なうか否かを設
定するオートチルト設定スイッチ36が設けられてお
り、オートチルト設定スイッチ36から出力されるオー
トチルト信号Caは、コントローラ25に入力されてい
る。なお、オートチルト信号Caは、オペレータがオン
操作したときにオン信号「1」を出力する。なお、オン
操作しないときには、オフ信号「0」を出力する。バケ
ットレバー32には、変速レバー(図示せず)を操作す
ることなく前進2速から前進1速に変速可能なキックダ
ウンスイッチ35が設けられている。オペレータがオン
操作したときにキックダウン信号Ckはオン信号「1」
をコントローラ25に出力すると共に、図示しない変速
制御装置に指令して前進1速に変速する。なお、オン操
作しないときには、キックダウン信号Ckはオフ信号
「0」を出力する。ストロークエンド検出器46から、
ストロークエンド信号Ceがコントローラ25に入力さ
れていて、バケットシリンダ11のストロークがストロ
ークエンドまでの所定距離(例えば5mm)に達したと
きに、ストロークエンド信号Ceはオン信号の「1」を出
力する。所定距離に達しないときにはオフ信号「0」を
出力する。
【0017】また、オペレータが前後進を指令する前後
進レバー(図示せず)の近傍に前後進検出器47が取着
され、前後進検出器47から前進信号Cfが、コントロ
ーラ25に入力されている。前進信号Cfは、前進時に
オン信号「1」を出力する。なお、ニュートラル時及び
後進時には、オフ信号「0」を出力する。さらに、オペ
レータが操作し、土質、作業条件等から最適の掘削モー
ドを選択するモード選択釦42が、運転室側部の図示し
ない操作パネルに配設されている。オペレータは、積載
物6が柔らかくて掘削抵抗が小さいときにオフ信号
「0」、硬くて掘削抵抗が大きいときにオン信号「1」
の選択信号Ccをモード選択釦42から入力し、選択信
号Ccは、コントローラ25に入力されている。
【0018】次に、図2に基づいてオートチルト設定ス
イッチ36をオン操作しないで通常運転する場合の作動
を説明する。オペレータがブームレバー30又はバケッ
トレバー32を操作すると、コントローラ25には、ブ
ームレバー操作量検出器31及びバケットレバー操作量
検出器33からブームレバー操作量Em及びバケットレ
バー操作量Etが入力され、コントローラ25は、この
操作量信号に応じた作業機速度制御指令を各指令弁2
1,22,23,24に出力する。各指令弁21,2
2,23,24は、この作業機速度制御指令の大きさに
応じた圧力の各パイロット油圧を、対応するブーム制御
弁13又はバケット制御弁14のパイロット受圧部に出
力する。これによって、ブームシリンダ10又はバケッ
トシリンダ11は、それぞれのパイロット油圧に応じた
速度で対応する方向に作動する。
【0019】次に、コントローラ25の図3,5に示す
制御フローチャート及び図4に示す掘削領域説明図によ
り、本実施形態に係る自動掘削制御装置の作動を説明す
る。なお、制御フローチャートの各処理のステップ番号
をSを付して表わし、S1〜S6を図3に、S7〜S1
5を図5にそれぞれ示す。S1にて、(1)オートチル
ト信号Caがオン信号「1」、(2)前進信号Cfがオン
信号「1」、(3)ブーム角度θmが所定のブーム角度下
限値θm1よりも小さい、(4)キックダウン信号Ck
がオン信号「1」、(5)ブームレバー操作量Emが所
定のブームレバー操作量下限値Em1よりも大きい、の
5項目を全て満足するときはS2の処理に移る。5項目
の内1項目でも満足しないときには、S1の処理を繰り
返す。なお、ブームレバー操作量Emがブームレバー操
作量下限値Em1以下のときには制御弁への指令値はゼ
ロ値であり、ブームレバー操作量下限値Em1より大き
く所定のブームレバー操作量上限値Em2よりも小さい
ときには、操作量に応じてブーム指令弁21,22への
制御指令値は大きくなり、ブームレバー操作量上限値E
m2以上のときには、ブーム指令弁21,22への制御
指令値はブームレバー操作量上限値Em2のときの制御
指令値を保持する。
【0020】S2にて、車速Vが所定のエンジン係数k
にエンジン回転速度Neとの積よりも小さいか否かを判
断する。エンジン係数kは、図4に示すように、車速V
が前記積よりも小さいときには掘削中であり、車速Vが
前記積以上のときには掘削中ではないことを区別する直
線の勾配である。なお、エンジン係数kは、熟練オペレ
ータによる掘削時に掘削中の車速データを収集して設定
した値である。車速Vが前記積よりも小さいときにはS
3の処理に移り、前記積以上のときにはS2の繰り返
す。なお、S2を負荷第1判断部48と呼ぶ。S3に
て、ブームレバー操作量Emがブームレバー操作量上限
値Em2よりも大きいか否かを判断する。大きいときに
はS4の処理に移り、ブームレバー操作量上限値Em2
以下のときにはS5の処理に移る。S4にて、ブーム角
速度θmdがゼロ値か否かを判断し、ゼロ値のときには
S7の処理に移り、ゼロ値でないならばS6の処理に移
る。
【0021】S5では、ブームレバー操作量Emがブー
ムレバー操作量下限値Em1以上の値からゼロ値に戻っ
たか否かを判断する。ゼロ値に戻ったのであればS7の
処理に移り、ゼロ値に戻っていないならばS6の処理に
移る。なお、S5を判断する構成要素を操作量変化検出
部50と呼ぶ。S6にて、ブームレバー操作量Emの値
をもつブーム制御指令値Vmと、バケットレバー操作量
Etの値をもつバケット制御指令値Vtとを電磁比例指
令弁20にそれぞれ出力し、S2の処理に戻る。S7に
て、ブームレバー操作量Emがブームレバー操作量下限
値Em1よりも小さいか否かを判断する。小さいときに
はS8の処理に移り、ブームレバー操作量下限値Em1
以上のときには、S11の処理に移る。なお、S7以降
S15までを自動掘削制御手段51と呼ぶ。S8にて、
ゼロ値のブーム制御指令値Vmを電磁比例指令弁20に
出力し、S9の処理に移る。S9にて、エンジンのハイ
アイドル回転速度Nemをエンジン回転速度Neで除し
た値と所定のバケット流量係数αtとの積をバケット流
量加算値Qtとする。バケット流量係数αtは、%で示
す値とするので、バケット流量加算値Qtも%で示す値
となる。そして、バケットレバー操作量Etにバケット
流量加算値Qtを加算した値をバケット制御指令値Vt
と設定し、S10の処理に移る。
【0022】S10にて、エンジンのハイアイドル回転
速度Nemをエンジン回転速度Neで除した値と所定の
ブーム流量係数αmとの積をブーム流量変更値Qmとす
る。ブーム流量係数αmは、%で示す値とするので、ブ
ーム流量変更値Qmも%で示す値となる。そして、ブー
ム流量変更値Qmの値をもつバケット制御指令値Vtを
電磁比例指令弁20に出力してS11の処理に移る。S
11にて、ブームレバー操作量Emに応じて変化するバ
ケット流量変数αtvを演算する。次に、エンジンのハ
イアイドル回転速度Nemをエンジン回転速度Neで除
した値と演算したバケット流量変数αtvとの積をバケ
ット流量加算値Qtとする。そして、バケットレバー操
作量Etにバケット流量加算値Qtを加算した値をバケ
ット制御指令値Vtに設定し、S12の処理に移る。
【0023】S12にて、モード選択信号Ccがオフ信
号「0」か否かを判断する。オフ信号「0」であればS
13の処理に移る。オフ信号「0」でなければ、S14
の処理に移る。S13にて、S9又はS11で設定した
バケット制御指令値Vtを、所定の時間T1(例えば5
秒)だけ電磁比例指令弁20に出力し、S15の処理に
移る。S14にて、S9又はS11で設定したバケット
制御指令値Vtと、所定のチルトオン時間ΔTとを有す
るパルスをチルト周期T2で2回だけ電磁比例指令弁2
0に出力してS15の処理に移る。S15にて、(1)
前進信号Cfがオフ信号「0」、(2)ストロークエン
ド信号Ceがオン信号「1」、(3)ブーム角度θmが
所定のブーム角度上限値θm2よりも大きい、(4)チ
ルト回数Ntが所定のチルト回数閾値Ntm以上、の4
項目の内、1項目でも満足した場合に自動掘削制御の完
了となる。4項目共に満足しないときには、S7の処理
に戻る。なお、チルト回数Ntは、S7の処理を実行し
た回数とする。
【0024】ここで、熟練オペレータによる掘削開始時
の操作パターンを説明する。オペレータが、車両1のバ
ケット4の刃先を積載物6に食い込ませると、刃先から
車体にかかる水平抵抗力が大きくなって車速Vが低下し
てくる。車速Vが、図4の斜線部に示す掘削領域になる
と、熟練したオペレータは、まず最初にブームレバー3
0を操作してブーム3を上昇させて水平抵抗力を小さく
しようとする。
【0025】次に、本実施形態の作用及び効果を説明す
る。制御フローチャートにおいて、オートチルト設定ス
イッチ36がオン操作されていて、前後進レバーが前進
位置にあり、ブーム角度θmがブーム角度下限値θm1
以下であり、キックダウンスイッチ35がオン操作され
ていて、かつブームレバー操作量Emがブームレバー操
作量下限値Em1よりも大きいときに車速Vが図4の斜
線部に示す掘削領域に入ったか否かを判断する(S1,
S2)コントローラ25は、車速Vが掘削領域に入った
ときに、オペレータがブームレバー30をブームレバー
操作量上限値Em2よりも大きく操作して、ブーム3を
早く上昇させようとしているか否かを判断する(S
3)。掘削領域は、熟練オペレータによる掘削時に得ら
れた実車データに基づいて設定されている。ブームレバ
ー30がブームレバー操作量上限値Em2よりも大きく
操作している場合に、コントローラ25は、ブーム角速
度θmdがゼロ値か否かによってブーム3の油圧回路が
リリーフしているか否かを判断する(S4)。ブームレ
バー30を大きく操作してブーム3を上昇させようとし
たにも拘らず油圧回路がリリーフしていると、もはやブ
ーム3が上昇していないので水平抵抗力を低減できな
い。そして、バケット4のチルトによって水平抵抗力を
低減するために自動掘削制御の開始のステップに移る。
【0026】ブーム3の油圧回路がリリーフしていない
ときには、ブームレバー操作量Emの値をもつブーム制
御指令値Vm及びバケットレバー操作量Etの値をもつ
バケット制御指令値Vtを電磁比例指令弁20に出力
し、オペレータのレバー操作量通りにブーム及びバケッ
トを操作する。そして、車速Vがまだ掘削領域にあるか
否かを判断する。オペレータがブームレバー30をブー
ムレバー操作量上限値Em2以下の量を操作している場
合に、コントローラ25は、ブームレバー30のブーム
レバー操作量Emがブームレバー操作量下限値Em1以
上からゼロ値に戻ったか否かを判断する(S5)。ゼロ
値に戻っていれば、自動掘削制御の開始のステップに移
る。また、ブームレバー操作量Emがゼロ値に戻ってい
ないときには、掘削開始の意志表示はまだないと判断
し、オペレータの操作レバー通りにブーム3及びバケッ
ト4を操作する。そして、車速Vがまだ掘削領域にある
か否かを判断する。
【0027】このように、水平抵抗力が大きくなって、
車速Vが掘削領域に入ったときに、ブームレバー操作量
Emがブームレバー操作量上限値Em2以上も操作され
ているのにバケット4が上昇しないときには、バケット
4の刃先が硬い地面に食い込んだような状態であると判
断し、自動掘削制御を開始させる。また、車速Vが掘削
領域に入っていてオペレータが大きくブーム3を上昇さ
せようとする意志のない、ブームレバー操作量Emがブ
ームレバー操作量上限値Em2以下の場合に、ブームレ
バー操作量Emがブームレバー操作量下限値Em1以上
からゼロ値に戻ったときに、自動掘削制御を開始させ
る。これにより、車速Vが掘削領域に入ったとき、かつ
ブームレバー操作量Emがブームレバー操作量下限値E
m1以上からゼロ値に戻ったときが掘削開始の意思表示
であるとする熟練オペレータの操作手順を取り込んでい
るので常に適切なタイミングで自動掘削制御を開始でき
る。
【0028】自動掘削制御の開始が決定されると、ブー
ムレバー操作量Emがブームレバー操作量下限値Em1
以下のとき(S7)には、オペレータはブーム3を上昇
させる意志はないと判断し、ゼロ値のブーム制御指令値
Vmを指令弁21,22に出力してブーム3を上昇させ
ない(S8)。バケット制御指令値Vtについては、バ
ケットレバー操作量Etにバケット流量加算値Qtを加
算した値とし、エンジン回転速度Neが小さくなるに従
って大きな%になるようなバケット流量加算値Qtを演
算する。そして、演算したバケット流量加算値Qtをバ
ケットレバー操作量Etに加算したバケット制御指令値
Vtをバケット4を作動させる指令弁23,24への指
令値と設定する。なお、演算されたバケット制御指令値
Vtが100%以上の値になるときは100%に設定す
る(S9)。
【0029】ブームレバー操作量Emがブームレバー操
作量下限値Em1よりも大きいときは、ブームレバー操
作量Emの替わりに、ブーム流量変更値Qmをブーム制
御指令値Vmとして指令弁21,22に出力してブーム
3を上昇させる。ブーム流量変更値Qmは、エンジン回
転速度Neが小さくなるに従って大きな%になるように
演算される。なお、演算されたブーム流量変更値Qmが
100%以上の値になるときは100%とする。そし
て、演算したブーム流量変更値Qmをブーム制御指令値
Vmに設定する(S10)。一方、ブームレバー操作量
Emに応じて変化するバケット流量変数αtvを求め、
エンジンのハイアイドル回転速度Nemを現在のエンジ
ン回転速度Neで除した値とバケット流量変数αtvと
の積をバケット流量加算値Qtとする。そして、バケッ
トレバー操作量Etにバケット流量加算値Qtを加算し
た値をバケット制御指令値Vtに設定する(S11)。
【0030】次に、オペレータの操作するモード選択釦
42から入力されるモード選択信号Ccを判断する(S
12)。積載物6の掘削抵抗力が小さいときにはオフ信
号「0」、硬くて掘削抵抗の大きいときにはオン信号
「1」がコントローラ25に入力されている。モード選
択信号Ccがオフ信号「0」のとき、予め設定されたバ
ケット制御指令値Vtを所定の時間T1(例えば5秒)
だけ指令弁23,24に出力して、バケット4をバケッ
ト制御指令値Vtに対応した速度及び時間T1に応じた
角度チルトさせる(S13)。また、オン信号「1」の
ときには、予め設定されたバケット制御指令値Vtを所
定のΔTだけ2回、パルス的に指令弁23,24に出力
して、バケット4を振動させながらチルトさせる(S1
4)。なお、ブーム制御指令値Vm及びバケット制御指
令値Vtを自動掘削指令値と呼ぶ。そして、ストローク
エンド信号Ceがオン信号「1」のときに自動掘削制御
は完了する(S15)。
【0031】なお、本実施形態では、掘削中か否かを図
4に示すようなエンジン回転速度に関する直線により判
断しているが、直線ではなく曲線であっても何ら差し支
えない。
【0032】次に、図6,7,8により第2実施形態を
説明する。図6に示す制御系統図において、第1実施形
態で説明した図2の制御系統図の車速検出器44の替わ
りにアクセルペダル操作量Aを検出するアクセルペダル
操作量検出器45が設けてあり、検出されたアクセルペ
ダル操作量Aはコントローラ25に入力されている。ア
クセルペダル操作量検出器45の他は図2と同一の構成
要素であるので、ここでは説明を省略する。なお、アク
セルペダル操作量検出器45は、車両の掘削状態を検出
する掘削状態検出手段である。本実施形態の制御フロー
チャートは、第1実施形態で説明した図3の負荷第1判
断部48を図7に示す負荷第2判断部49に変更したの
みで、残りのフローは図3と同一である。負荷第2判断
部49は、処理ステップS16を有していて、(1)ア
クセルペダル操作量Aがアクセルペダル操作量閾値Aj
よりも大きく、(2)エンジン回転速度Neがエンジン
回転速度閾値Nejよりも小さい、の2項目を共に満足
すれば図3のS3の処理に移る。1項目でも満足しない
ときにはS16の処理を繰り返す。アクセルペダル操作
量閾値Aj、エンジン回転速度閾値Nejは、熟練オペ
レータによる掘削中のアクセルペダル操作量データ及び
エンジン回転速度データを収集して設定した値であり、
予めコントローラ25に記憶されている。また、各値の
関係を図8に示す。アクセルペダルをアクセルペダル操
作量閾値Ajまで踏み込んでいるにも拘らず、エンジン
回転速度Neが大きくならないときに掘削中であると判
断している。
【0033】本実施形態の作用及び効果を説明する。ア
クセルペダル操作量A及びエンジン回転速度Neが掘削
領域に入ったとき、かつブームレバー操作量Emがブー
ムレバー操作量下限値Em1以上からゼロ値に戻ったと
きが掘削開始の意思表示であるとする熟練オペレータの
操作手順を取り込んでいるので常に適切なタイミングで
掘削の制御を開始できる。なお、自動掘削制御に入った
後の処理方法における作用及び効果は、第1実施形態と
同一であるので説明を省略する。
【0034】以上、本発明によれば、バケットから車両
に作用する負荷が所定値以上のとき、かつブームレバー
を操作してバケットを上昇させた後、ブームレバーを中
立に戻したことを検出したときに、自動掘削を開始させ
る。熟練オペレータが掘削開始時に行う「ブームレバー
を操作してバケットを上昇させた後、ブームレバーを中
立に戻す」という操作パターンを制御フローに織り込
み、この動作があったときに掘削開始したときと判断し
ているので、常に確実に掘削開始のタイミングを検出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る作業機の構成図である。
【図2】第1実施形態に係る制御系統図である。
【図3】第1実施形態に係る制御フローチャートの掘削
開始判断部である。
【図4】車速及びエンジン回転速度で示す掘削領域の説
明図である。
【図5】第1実施形態に係る制御フローチャートの自動
掘削制御部である。
【図6】第2実施形態に係る制御系統図である。
【図7】第2実施形態に係る掘削中の判断回路である。
【図8】アクセルペダル操作量及びエンジン回転速度で
示す掘削領域の説明図である。
【図9】ホイールローダの側面図である。
【符号の説明】
1…ホイールローダ、3…ブーム、4…バケット、5…
作業機、6…積載物、10…ブームシリンダ、11…バ
ケットシリンダ、12…作業機油圧ポンプ、13…ブー
ム制御弁、14…バケット制御弁、20…電磁比例指令
弁、21…ブームリフト指令弁、22…ブームダウン指
令弁、23…バケットダンプ指令弁、24…バケットチ
ルト指令弁、25…コントローラ、30…ブームレバ
ー、31…ブームレバー操作量検出器、32…バケット
レバー、33…バケットレバー操作量検出器、35…キ
ックダウンスイッチ、36…オートチルト設定スイッ
チ、40…ブーム角度検出器、41…バケット角度検出
器、42…モード選択釦、43…エンジン回転速度検出
器、44…車速検出器、45…アクセルペダル操作量検
出器、46…ストロークエンド検出器、47…前後進検
出器、48…負荷第1判断部、49…負荷第2判断部、
50…操作量変化検出部、51…自動掘削制御手段、V
…車速、Ne…エンジン回転速度、θm…ブーム角度、
θt…バケット角度、θmd…ブーム角速度、Em…ブ
ームレバー操作量、Et…バケットレバー操作量、Qm
…ブーム流量変更値、Qt…バケット流量加算値、Vm
…ブーム制御指令値、Vt…バケット制御指令値、Cf
…前進信号、Ca…オートチルト信号、Ce…ストロー
クエンド信号、Ck…キックダウン信号、Cs…セミオ
ート掘削信号、Cc…モード選択信号、k…エンジン係
数、A…アクセルペダル操作量、Aj…アクセルペダル
操作量閾値、Nt…チルト回数、αm…ブーム流量係
数、αt…バケット流量係数、αtv…バケット流量変
数、Nej…エンジン回転速度閾値。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームのリフトを制御するブームシリン
    ダと、 ブームシリンダの伸縮を制御するブーム制御弁と、 ブームシリンダの伸縮速度を指令するブームレバーと、 ブームレバーの操作量を検出するブームレバー操作量検
    出器と、 バケットのチルトを制御するバケットシリンダと、 バケットシリンダの伸縮を制御するバケット制御弁と、 バケットシリンダの伸縮速度を指令するバケットレバー
    と、 バケットレバーの操作量を検出するバケットレバー操作
    量検出器と、 ブームレバー操作量検出器から入力されるブームレバー
    操作量に基づきブーム制御指令値をブーム制御弁に出力
    し、バケットレバー操作量検出器から入力されるバケッ
    トレバー操作量に基づきバケット制御指令値をバケット
    制御弁に出力するコントローラとを備えた掘削積込機械
    の作業機制御装置において、 車両の掘削状態を検出する掘削状態検出手段を有し、 コントローラは、掘削状態検出手段から入力される検出
    量に基づいて車両が掘削中であるか否かを判断する負荷
    判断部と、ブームレバー操作量が所定の操作量からゼロ
    値の変化したことを検出する操作量変化検出部と、前記
    負荷判断部及び操作量変化判断部の判断に基づいて各制
    御弁への自動掘削指令値を設定し出力する自動掘削制御
    手段とを有し、 車両が掘削中であると前記負荷判断部が判断したとき、
    かつブームレバー操作量が所定の操作量からゼロ値に変
    化したと前記操作量変化検出部が検出したときに、自動
    掘削制御手段から自動掘削指令値を各制御弁に出力する
    ことを特徴とする掘削積込機械の作業機制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の掘削積込機械の作業機制
    御装置において、 掘削状態検出手段は、車速を検出する車速検出器及びエ
    ンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出器と
    し、 負荷判断部は、車速がエンジン回転速度に関する所定の
    カーブで示す値以下のときに車両が掘削中であると判断
    することを特徴とする掘削積込機械の作業機制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の掘削積込機械の作業機制
    御装置において、 掘削状態検出手段は、アクセルペダル操作量を検出する
    アクセルペダル操作量検出器及びエンジン回転速度を検
    出するエンジン回転速度検出器とし、 負荷判断部は、アクセルペダル操作量が所定操作量以
    上、かつエンジン回転速度が所定回転速度以下のときに
    車両が掘削中であると判断することを特徴とする掘削積
    込機械の作業機制御装置。
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