JP2001268148A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001268148A
JP2001268148A JP2000074257A JP2000074257A JP2001268148A JP 2001268148 A JP2001268148 A JP 2001268148A JP 2000074257 A JP2000074257 A JP 2000074257A JP 2000074257 A JP2000074257 A JP 2000074257A JP 2001268148 A JP2001268148 A JP 2001268148A
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線回線の回線品質に応じて無線回線モード
を決定することができるが、無線回線の性質を特徴付け
るサービス品質要求を考慮して、無線回線モードを決定
することができない課題があった。 【解決手段】 無線回線モード決定器26等により提案
された無線回線モードがサービス品質情報テーブル30
に記憶されている場合、その無線回線モードをダウンリ
ンク等に適用し、その無線回線モードがサービス品質情
報テーブル30に記憶されていない場合、サービス品質
情報テーブル30に記憶されている無線回線モードのう
ち、フェージング等に対する耐性が最高の無線回線モー
ドをダウンリンク等に適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線回線の回線
品質に応じて最適な無線回線モードを適用する無線通信
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平11−16437
3号公報に示された従来の無線通信システムを示す構成
図であり、図において、1は基地局、2は移動局、3は
移動局2に送信するデータストリームを出力するダウン
リンク送信データストリーム、4は後述するダウンリン
クチャネル制御情報にしたがって変調方式及び符号化率
を決定し、ダウンリンク送信データストリーム3が出力
するデータストリーム及びチャネル品質測定ユニット1
2が出力するアップリンクチャネル制御情報を符号化し
て変調する適応チャネル符号・変調器である。
【0003】5は基地局1の適応チャネル符号・変調器
4が送信するデータストリーム及びアップリンクチャネ
ル制御情報を受信すると、そのデータストリーム及びア
ップリンクチャネル制御情報を復調して復号化するとと
もに、そのデータストリームからダウンリンクのチャネ
ル品質測定情報(チャネルの品質測定を実行するために
必要な情報)を抽出するチャネル復号・復調器、6はチ
ャネル復号・復調器5により復号化されたデータストリ
ームを解析するダウンリンク受信データストリームであ
る。
【0004】7はチャネル復号・復調器5がダウンリン
クのチャネル品質測定情報を出力すると、チャネル品質
測定アルゴリズムを実行してダウンリンクチャネルの品
質を判定し、その判定結果をダウンリンクチャネル制御
情報として出力するチャネル品質測定ユニット、8は基
地局1に送信するデータストリームを出力するアップリ
ンク送信データストリーム、9はチャネル復号・復調器
5により復号化されたアップリンクチャネル制御情報に
したがって変調方式及び符号化率を決定し、アップリン
ク送信データストリーム8が出力するデータストリーム
及びチャネル品質測定ユニット7が出力するダウンリン
クチャネル制御情報を符号化して変調する適応チャネル
符号・変調器である。
【0005】10は移動局2の適応チャネル符号・変調
器9が送信するデータストリーム及びダウンリンクチャ
ネル制御情報を受信すると、そのデータストリーム及び
ダウンリンクチャネル制御情報を復調して復号化すると
ともに、そのデータストリームからアップリンクのチャ
ネル品質測定情報を抽出するチャネル復号・復調器、1
1はチャネル復号・復調器10により復号化されたデー
タストリームを解析するアップリンク受信データストリ
ーム、12はチャネル復号・復調器10がアップリンク
のチャネル品質測定情報を出力すると、チャネル品質測
定アルゴリズムを実行してアップリンクチャネルの品質
を判定し、その判定結果をアップリンクチャネル制御情
報として出力するチャネル品質測定ユニットである。
【0006】次に動作について説明する。従来の無線通
信システムは、無線回線の回線品質がフェージングなど
により絶えず変動することに鑑み、無線回線の回線品質
を随時測定し、その測定結果に応じて変調方式及び符号
化率を調整するようにしている。
【0007】具体的には次の通りである。最初にダウン
リンク方向(基地局1から移動局2にデータを送信する
方向)の無線回線について説明する。まず、基地局1の
適応チャネル符号・変調器4は、ダウンリンク送信デー
タストリーム3が出力するデータストリームを符号化し
て変調し、変調後のデータストリームを移動局2に送信
する。移動局2のチャネル復号・復調器5は、基地局1
の適応チャネル符号・変調器4が送信するデータストリ
ームを受信すると、そのデータストリームを復調して復
号化するとともに、そのデータストリームからダウンリ
ンクのチャネル品質測定情報を抽出する。例えば、デー
タストリームのビットエラーレートをチャネル品質測定
情報として測定する。
【0008】移動局2のチャネル品質測定ユニット7
は、チャネル復号・復調器5がダウンリンクのチャネル
品質測定情報を出力すると、チャネル品質測定アルゴリ
ズムを実行してダウンリンクチャネルの品質を判定し、
その判定結果をダウンリンクチャネル制御情報として出
力する。
【0009】移動局2の適応チャネル符号・変調器9
は、チャネル品質測定ユニット7がダウンリンクチャネ
ル制御情報を出力すると、アップリンク送信データスト
リーム8が出力するデータストリームを符号化して変調
する際、そのダウンリンクチャネル制御情報も符号化し
て変調し、変調後のデータストリームとダウンリンクチ
ャネル制御情報を基地局1に送信する。
【0010】基地局1のチャネル復号・復調器10は、
移動局2の適応チャネル符号・変調器9が送信するデー
タストリーム及びダウンリンクチャネル制御情報を受信
すると、そのデータストリーム及びダウンリンクチャネ
ル制御情報を復調して復号化する。
【0011】基地局1の適応チャネル符号・変調器4
は、チャネル復号・復調器10からダウンリンクチャネ
ル制御情報を受けると、そのダウンリンクチャネル制御
情報にしたがって無線回線モード(変調方式、符号化
率)を決定し、以降のデータストリームの送受信におい
て、その決定した無線回線モードをダウンリンク方向の
無線回線に適用する。即ち、その決定した無線回線モー
ドを移動局2のチャネル復号・復調器5に通知すること
により、適応チャネル符号・変調器4とチャネル復号・
復調器5が上記無線回線モードを採用して、データスト
リームの送受信を実行する。
【0012】ここで、図14は「ETSI BRAN
HIPERLAN2」における無線回線モードの具体例
を示す説明図である。例えば、識別子が“1”の無線回
線モード(変調方式=BPSK、符号化率R=1/2)
の場合、伝送レートが最低になるが、フェージング等に
対する耐性が最高になる。逆に、識別子が“7”の無線
回線モード(変調方式=64QAM、符号化率R=3/
4)の場合、伝送レートが最高になるが、フェージング
等に対する耐性が最低になる。
【0013】したがって、フェージング等の影響が大き
くなり、無線回線の回線品質が劣化している場合には、
フェージング等に対する耐性が高い無線回線モード(例
えば、識別子が“1”の無線回線モード)を使用し、逆
に、無線回線の回線品質が良好な場合には、伝送レート
が高い無線回線モード(例えば、識別子が“7”の無線
回線モード)を使用することが望ましい。
【0014】次にアップリンク方向(移動局2から基地
局1にデータを送信する方向)の無線回線について説明
する。まず、移動局2の適応チャネル符号・変調器9
は、アップリンク送信データストリーム8が出力するデ
ータストリームを符号化して変調し、変調後のデータス
トリームを基地局1に送信する。
【0015】基地局1のチャネル復号・復調器10は、
移動局2の適応チャネル符号・変調器9が送信するデー
タストリームを受信すると、そのデータストリームを復
調して復号化するとともに、そのデータストリームから
アップリンクのチャネル品質測定情報を抽出する。例え
ば、データストリームのビットエラーレートをチャネル
品質測定情報として測定する。
【0016】基地局1のチャネル品質測定ユニット12
は、チャネル復号・復調器10がアップリンクのチャネ
ル品質測定情報を出力すると、チャネル品質測定アルゴ
リズムを実行してアップリンクチャネルの品質を判定
し、その判定結果をアップリンクチャネル制御情報とし
て出力する。
【0017】基地局1の適応チャネル符号・変調器4
は、チャネル品質測定ユニット12がアップリンクチャ
ネル制御情報を出力すると、ダウンリンク送信データス
トリーム3が出力するデータストリームを符号化して変
調する際、そのアップリンクチャネル制御情報も符号化
して変調し、変調後のデータストリームとアップリンク
チャネル制御情報を移動局2に送信する。
【0018】移動局2のチャネル復号・復調器5は、基
地局1の適応チャネル符号・変調器4が送信するデータ
ストリーム及びアップリンクチャネル制御情報を受信す
ると、そのデータストリーム及びアップリンクチャネル
制御情報を復調して復号化する。
【0019】移動局2の適応チャネル符号・変調器9
は、チャネル復号・復調器5からアップリンクチャネル
制御情報を受けると、そのアップリンクチャネル制御情
報にしたがって無線回線モード(変調方式、符号化率)
を決定し、以降のデータストリームの送受信において、
その決定した無線回線モードをアップリンク方向の無線
回線に適用する。即ち、その決定した無線回線モードを
基地局1のチャネル復号・復調器10に通知することに
より、適応チャネル符号・変調器9とチャネル復号・復
調器10が上記無線回線モードを採用して、データスト
リームの送受信を実行する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線通信システ
ムは以上のように構成されているので、無線回線の回線
品質に応じて無線回線モードを決定することができる
が、無線回線の性質を特徴付けるサービス品質要求を考
慮して、無線回線モードを決定することができない課題
があった。即ち、各無線回線には回線の性質を特徴付け
るサービス品質要求が規定されるのが通常である。この
サービス品質要求には、例えば「契約上、無線回線モー
ドをAとBに限定する」、「フェージングによる誤りが
発生する確率がたとえ高くても、伝送レートを高く維持
したい」や「フェージングによる誤りが発生する確率を
極力低くしたい」などが考えられる。しかし、サービス
品質要求を考慮せず、単に無線回線の回線品質に応じて
無線回線モードを決定するものであるため、サービス品
質要求を満足することができない場合がある。
【0021】また、従来の無線通信システムは各無線回
線の無線回線モードを個別に決定するものであるため、
システムを構成する全無線回線の無線回線モードを包括
的に決定することができない課題もあった。即ち、一つ
の無線通信システムが使用できる無線帯域には上限があ
るため、データの伝送量を多くすると、無線帯域が足り
なくなる場合がある。このような場合、「フェージング
等による誤りの発生確率が高くなっても、各無線回線の
無線回線モードを全体的に伝送レートの高いものに変え
てトラヒックを収容する」などのサービス品質要求が受
けることがあるが、このような要求を受け入れることが
できない。
【0022】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、無線回線の性質を特徴付けるサー
ビス品質要求を考慮して、無線回線モードを決定するこ
とができる無線通信システムを得ることを目的とする。
また、この発明は、システムを構成する全無線回線の無
線回線モードを包括的に決定することができる無線通信
システムを得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
システムは、基地局の受信信号を監視して上り無線回線
の回線品質を測定し、その回線品質にしたがって上り無
線回線の回線モードを提案する回線モード提案手段と、
その回線モード提案手段により提案された回線モードが
記憶手段に記憶されている場合、その回線モードを上り
無線回線に適用し、その回線モード提案手段により提案
された回線モードが記憶手段に記憶されていない場合、
その記憶手段に記憶されている何れかの回線モードを上
り無線回線に適用する回線モード設定手段とを設けたも
のである。
【0024】この発明に係る無線通信システムは、移動
局の受信信号を監視して下り無線回線の回線品質を測定
し、その回線品質にしたがって下り無線回線の回線モー
ドを提案する回線モード提案手段と、その回線モード提
案手段により提案された回線モードを送信する送信手段
と、その送信手段により送信された回線モードが記憶手
段に記憶されている場合、その回線モードを下り無線回
線に適用し、その送信手段により送信された回線モード
が記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手段に記
憶されている何れかの回線モードを下り無線回線に適用
する回線モード設定手段とを設けたものである。
【0025】この発明に係る無線通信システムは、移動
局の受信信号を監視して下り無線回線の回線品質を測定
し、その測定結果を送信する送信手段と、その送信手段
により送信された測定結果にしたがって下り無線回線の
回線モードを提案する回線モード提案手段と、その回線
モード提案手段により提案された回線モードが記憶手段
に記憶されている場合、その回線モードを下り無線回線
に適用し、その回線モード提案手段により提案された回
線モードが記憶手段に記憶されていない場合、その記憶
手段に記憶されている何れかの回線モードを下り無線回
線に適用する回線モード設定手段とを設けたものであ
る。
【0026】この発明に係る無線通信システムは、移動
局の受信信号を監視して下り無線回線の回線品質を測定
し、その回線品質にしたがって下り無線回線の回線モー
ドを提案する回線モード提案手段と、その回線モード提
案手段により提案された回線モードが記憶手段に記憶さ
れている場合、その回線モードを下り無線回線に適用
し、その回線モード提案手段により提案された回線モー
ドが記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手段に
記憶されている何れかの回線モードを下り無線回線に適
用する回線モード設定手段とを設けたものである。
【0027】この発明に係る無線通信システムは、回線
品質に応じて変調方式と符号化率を組み合わせることに
より、提案する回線モードを決定するようにしたもので
ある。
【0028】この発明に係る無線通信システムは、記憶
手段に回線モードの調整値が記憶されている場合、その
調整値を参照して、提案された回線モードを調整するよ
うにしたものである。
【0029】この発明に係る無線通信システムは、提案
された回線モードが記憶手段に記憶されていない場合、
その記憶手段に記憶されている回線モードのうち、フェ
ージングに対する耐性が最高の回線モードを無線回線に
適用するようにしたものである。
【0030】この発明に係る無線通信システムは、第1
の回線モード提案手段により提案された回線モードを上
り無線回線に適用し、送信手段により送信された回線モ
ードを下り無線回線に適用する一方、各回線モードをそ
れぞれ無線回線に適用すると使用可能なシステム全体の
無線帯域を超える場合、記憶手段に記憶されている優先
度を考慮して、各無線回線の回線モードを調整する回線
モード設定手段を設けたものである。
【0031】この発明に係る無線通信システムは、第1
の回線モード提案手段により提案された回線モードを上
り無線回線に適用し、第2の回線モード提案手段により
提案された回線モードを下り無線回線に適用する一方、
各回線モードをそれぞれ無線回線に適用すると使用可能
なシステム全体の無線帯域を超える場合、記憶手段に記
憶されている優先度を考慮して、各無線回線の回線モー
ドを調整する回線モード設定手段を設けたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による無
線通信システムを示す構成図であり、図において、21
は基地局、22は移動局、23は他の移動局であり、内
部構成は移動局22と同一である。24は無線回線モー
ド調整器31の指示の下で無線回線モード(変調方式、
符号化率)を決定し、ダウンリンク(下り無線回線)の
データストリームを符号化して変調するチャネル符号・
変調器である。
【0033】25は基地局21のチャネル符号・変調器
24が送信するデータストリームを受信すると、そのデ
ータストリームを復調して復号化するとともに、そのデ
ータストリームを監視してダウンリンクの回線品質を測
定するチャネル復号・復調器、26はチャネル復号・復
調器25により測定されたダウンリンクの回線品質にし
たがってダウンリンクの無線回線モードを提案する無線
回線モード決定器、27はアップリンク(上り無線回
線)のデータストリームとダウンリンクモード情報(無
線回線モード決定器26により提案されたダウンリンク
の無線回線モードを示す情報)を符号化して変調するチ
ャネル符号・変調器(送信手段)である。
【0034】28は移動局22のチャネル符号・変調器
27が送信するデータストリーム及びダウンリンクモー
ド情報を受信すると、そのデータストリーム及びダウン
リンクモード情報を復調して復号化するとともに、その
データストリームを監視してアップリンクの回線品質を
測定するチャネル復号・復調器、29はチャネル復号・
復調器28により測定されたアップリンクの回線品質に
したがってアップリンクの無線回線モードを提案する無
線回線モード決定器である。なお、チャネル復号・復調
器25,28及び無線回線モード決定器26,29は回
線モード提案手段を構成する。30は無線回線に関する
属性情報(予め使用可能な無線回線モード、無線回線モ
ードの調整値)を記憶するサービス品質情報テーブル
(記憶手段)である。
【0035】31は無線回線モード決定器26により提
案されたダウンリンクの無線回線モードがサービス品質
情報テーブル30に記憶されている場合、その無線回線
モードをダウンリンクに適用し、そのダウンリンクの無
線回線モードがサービス品質情報テーブル30に記憶さ
れていない場合、サービス品質情報テーブル30に記憶
されている無線回線モードのうち、フェージング等に対
する耐性が最高の無線回線モードをダウンリンクに適用
する無線回線モード調整器(回線モード設定手段)であ
り、また、無線回線モード調整器31は無線回線モード
決定器29により提案されたアップリンクの無線回線モ
ードがサービス品質情報テーブル30に記憶されている
場合、その無線回線モードをアップリンクに適用し、そ
のアップリンクの無線回線モードがサービス品質情報テ
ーブル30に記憶されていない場合、サービス品質情報
テーブル30に記憶されている無線回線モードのうち、
フェージング等に対する耐性が最高の無線回線モードを
アップリンクに適用する。図3及び図4は無線通信シス
テムの処理内容を示すフローチャートである。
【0036】次に動作について説明する。最初にダウン
リンクの無線回線モードの決定動作を説明する。まず、
基地局21のチャネル符号・変調器24は、ダウンリン
クのデータストリームを符号化して変調する。
【0037】移動局22のチャネル復号・復調器25
は、基地局21のチャネル符号・変調器24が送信する
データストリームを受信すると、そのデータストリーム
を復調して復号化するとともに、そのデータストリーム
を監視してダウンリンクの回線品質を測定する(ステッ
プST1)。ここでは、ダウンリンクの回線品質として
ビットエラーレートBERを測定するものとする。
【0038】移動局22の無線回線モード決定器26
は、チャネル復号・復調器25がビットエラーレートB
ERを測定すると、そのビットエラーレートBERと予
め設定された閾値α,β,γ(α<β<γ)を比較し
(ステップST2)、その比較結果に応じてダウンリン
クの無線回線モードを提案する(ステップST3〜ST
6)。この実施の形態1では、説明の便宜上、図14に
記載されている無線回線モードの何れかを提案するもの
とする。
【0039】具体的には、例えば、変調方式Mの取り得
る種類が3種類あり(M1,M2,M3)、各変調方式
M1,M2,M3の伝送レートと、フェージング等に対
する耐性が図5(a)のような関係がある場合を想定
し、また、符号化率Rの取り得る種類が2種類あり(R
1,R2)、各符号化率R1,R2の伝送レートと、フ
ェージング等に対する耐性が図5(b)のような関係が
ある場合を想定する。なお、変調方式Mと符号化率R間
には、次のような関係があるのが一般的である。即ち、
変調方式Mを変更すると伝送レート及び耐性が大きく変
化するのに対し、符号化率Rを変更すると伝送レート及
び耐性が少しだけ変化するのが一般的である。伝送レー
ト及び耐性は変調方式Mと符号化率Rの両者により総合
的に決定される。
【0040】このような想定化において、ビットエラー
レートBERが閾値αより小さい場合(BER<α)、
ビットエラーが十分少ないので、より高速なデータ伝送
が可能な変調方式Mに変更する(ステップST3)。即
ち、現在の変調方式MがM3であればM2に変更し、現
在の変調方式MがM2であればM1に変更する。現在の
変調方式MがM1であれば既に最高速の変調方式Mを採
用しているので、変調方式Mの変更を行わない。なお、
変調方式Mを変更する場合、フェージング等に対する耐
性が大きく劣化するのを防止するため、符号化率Rをフ
ェージング等に対する耐性が最も高いR2に変更する。
ただし、変調方式Mを変更しない場合、伝送レートを高
めるため符号化率RをR1に変更する。
【0041】ビットエラーレートBERが閾値αより大
きいが、閾値βより小さい場合(α≦BER<β)、ビ
ットエラーがさほど多くはないが若干発生しているの
で、変調方式Mの変更を行わず、符号化率RをR1に変
更して、伝送レートを若干高める(ステップST4)。
【0042】ビットエラーレートBERが閾値βより大
きいが、閾値γより小さい場合(β≦BER<γ)、ビ
ットエラーが極端に多くはないがやや多く発生している
ので、変調方式Mの変更を行わず、符号化率RをR2に
変更して、フェージング等に対する耐性を若干高める
(ステップST5)。
【0043】ビットエラーレートBERが閾値γより大
きい場合(γ≦BER)、ビットエラーが極めて多いの
で、よりフェージング等に対する耐性が高い変調方式M
に変更する(ステップST6)。即ち、現在の変調方式
MがM1であればM2に変更し、現在の変調方式MがM
2であればM3に変更する。現在の変調方式MがM3で
あれば既に耐性が最高の変調方式Mを採用しているの
で、変調方式Mの変更を行わない。なお、変調方式Mを
変更する場合、伝送レートが大きく低下するのを防止す
るため、符号化率Rを伝送レートが最も高いR1に変更
する。ただし、変調方式Mを変更しない場合、フェージ
ング等に対する耐性を高めるため符号化率RをR2に変
更する。
【0044】上記のようにして、移動局22の無線回線
モード決定器26がダウンリンクの無線回線モードを提
案すると、移動局22のチャネル符号・変調器27は、
アップリンクのデータストリームとダウンリンクモード
情報(無線回線モード決定器26により提案されたダウ
ンリンクの無線回線モードを示す情報)を符号化して変
調し、変調後のデータストリームとダウンリンクモード
情報を基地局21に送信する。
【0045】基地局21のチャネル復号・復調器28
は、移動局22のチャネル符号・変調器27が送信する
データストリーム及びダウンリンクモード情報を受信す
ると、そのデータストリーム及びダウンリンクモード情
報を復調して復号化し、復号化後のダウンリンクモード
情報を無線回線モード調整器31に出力する。
【0046】基地局21の無線回線モード調整器31
は、チャネル復号・復調器28からダウンリンクモード
情報を受けると、サービス品質情報テーブル30から無
線回線に関する属性情報、即ち、予め使用可能な無線回
線モードと無線回線モードの調整値を取得する(ステッ
プST7)。なお、使用可能な無線回線モードや、無線
回線モードの調整値は、予め無線回線の性質を特徴付け
るサービス品質要求を考慮して設定されている。
【0047】そして、無線回線モード調整器31は、移
動局22の無線回線モード決定器26により提案された
ダウンリンクの無線回線モードが、図2に示すサービス
品質情報テーブル30から取得した使用可能な無線回線
モードに含まれているか否かを判定する(ステップST
8)。例えば、識別子が“1”の無線回線がダウンリン
クに相当する場合、識別子が“3,4,5,6,7”の
無線回線モードであれば(図14を参照)、使用可能な
無線回線モードに含まれていることになる。
【0048】したがって、無線回線モード決定器26に
より提案されたダウンリンクの無線回線モードの識別子
が例えば“5”であれば、使用可能な無線回線モードに
含まれていると判断し、また、その調整値が“±0”で
あるので、識別子が“5”の無線回線モードをそのまま
ダウンリンクに適用する。ただし、識別子が“2”や
“3”の無線回線のように、その調整値が“±0”でな
い場合、その調整値により無線回線モードを調整する。
例えば、調整値が“+1”の場合、無線回線モードの識
別子に“1”をプラスする。したがって、提案されたダ
ウンリンクの無線回線モードの識別子が“5”であれ
ば、識別子が“6”の無線回線モードをダウンリンクに
適用する(ステップST9)。
【0049】一方、移動局22の無線回線モード決定器
26により提案されたダウンリンクの無線回線モード
が、サービス品質情報テーブル30から取得した使用可
能な無線回線モードに含まれていない場合、その使用可
能な無線回線モードのうち、識別子が最も小さい無線回
線モード、即ち、フェージング等に対する耐性が最高の
無線回線モードをダウンリンクに適用する(ステップS
T10)。例えば、識別子が“1”の無線回線がダウン
リンクに相当する場合において、識別子が“1”又は
“2”の無線回線モードが提案された場合には、使用可
能な無線回線モードに含まれていないので、その使用可
能な無線回線モードのうち、フェージング等に対する耐
性が最高である識別子が“3”の無線回線モードをダウ
ンリンクに適用する。
【0050】基地局21のチャネル符号・変調器24及
び移動局22のチャネル復号・復調器25は、以降、無
線回線モード調整器31により適用された無線回線モー
ドにしたがってデータストリームを送受信する。
【0051】次にアップリンクの無線回線モードの決定
動作を説明する。まず、移動局22のチャネル符号・変
調器27は、アップリンクのデータストリームを符号化
して変調する。
【0052】基地局21のチャネル復号・復調器28
は、移動局22のチャネル符号・変調器27が送信する
データストリームを受信すると、そのデータストリーム
を復調して復号化するとともに、そのデータストリーム
を監視してアップリンクの回線品質を測定する(ステッ
プST1)。ここでは、アップリンクの回線品質として
ビットエラーレートBERを測定するものとする。
【0053】基地局21の無線回線モード決定器29
は、チャネル復号・復調器28がビットエラーレートB
ERを測定すると、移動局22の無線回線モード決定器
26と同様に、そのビットエラーレートBERと予め設
定された閾値α,β,γ(α<β<γ)を比較し(ステ
ップST2)、その比較結果に応じてアップリンクの無
線回線モードを提案する(ステップST3〜ST6)。
【0054】基地局21の無線回線モード調整器31
は、無線回線モード決定器29からアップリンクの無線
回線モードの提案を受けると、ダウンリンクの無線回線
モードを最終的に決定してダウンリンクに適用する場合
と同様に、アップリンクの無線回線モードを最終的に決
定してアップリンクに適用する(ステップST7〜ST
10)。
【0055】移動局22のチャネル符号・変調器27及
び基地局21のチャネル復号・復調器28は、以降、無
線回線モード調整器31により適用された無線回線モー
ドにしたがってデータストリームを送受信する。
【0056】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、無線回線モード決定器26,29により提案
された無線回線モードがサービス品質情報テーブル30
に記憶されている場合、その無線回線モードをダウンリ
ンク又はアップリンクに適用し、その無線回線モードが
サービス品質情報テーブル30に記憶されていない場
合、サービス品質情報テーブル30に記憶されている無
線回線モードのうち、フェージング等に対する耐性が最
高の無線回線モードをダウンリンク又はアップリンクに
適用するように構成したので、無線回線の性質を特徴付
けるサービス品質要求を考慮して、無線回線モードを決
定することができる効果を奏する。また、無線回線モー
ドの調整値を参照して、提案された無線回線モードを調
整するので、無線回線モードを決定するに際して、サー
ビス品質要求をきめ細かく反映させることができる効果
を奏する。
【0057】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による無線通信システムを示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。32はアップリンクのデータストリ
ームとダウンリンク回線品質情報(チャネル復号・復調
器25により測定されたダウンリンクの回線品質を示す
情報)を符号化して変調するチャネル符号・変調器(送
信手段)、33は移動局22のチャネル符号・変調器3
2が送信するデータストリーム及びダウンリンク回線品
質情報を受信すると、そのデータストリーム及びダウン
リンク回線品質情報を復調して復号化するとともに、そ
のデータストリームを監視してアップリンクの回線品質
を測定するチャネル復号・復調器である。
【0058】34はチャネル復号・復調器25により測
定されたダウンリンクの回線品質にしたがってダウンリ
ンクの無線回線モードを提案するとともに、チャネル復
号・復調器33により測定されたアップリンクの回線品
質にしたがってアップリンクの無線回線モードを提案す
る無線回線モード決定器である。なお、チャネル復号・
復調器33及び無線回線モード決定器34は回線モード
提案手段を構成する。
【0059】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、無線回線モード決定器26を移動局22に搭
載するものについて示したが、アップリンクの無線回線
モードの他に、ダウンリンクの無線回線モードも提案す
る無線回線モード決定器34を基地局21に搭載するこ
とにより、移動局22に対する無線回線モード決定器2
6の搭載を不要にしてもよい。
【0060】これにより、上記実施の形態1と同様の効
果を奏する他に、移動局22の構成を簡略化することが
できる効果を奏する。また、無線回線モード決定器34
が基地局21に集約されているので、無線回線モードの
決定アルゴリズムを変更する必要が生じても、その変更
が容易になる効果を奏する。なお、無線回線モード決定
器34が無線回線モード調整器31の機能を兼ねるよう
にしてもよい。
【0061】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3による無線通信システムを示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。35は無線回線に関する属性情報
(予め使用可能な無線回線モード、無線回線モードの調
整値)を記憶するサービス品質情報テーブル(記憶手
段)、36は無線回線モード決定器26により提案され
たダウンリンクの無線回線モードがサービス品質情報テ
ーブル35に記憶されている場合、その無線回線モード
をダウンリンクに適用し、そのダウンリンクの無線回線
モードがサービス品質情報テーブル35に記憶されてい
ない場合、サービス品質情報テーブル35に記憶されて
いる無線回線モードのうち、フェージング等に対する耐
性が最高の無線回線モードをダウンリンクに適用する無
線回線モード調整器(回線モード設定手段)である。
【0062】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、基地局21の無線回線モード調整器31がア
ップリンクの無線回線モードの他に、ダウンリンクの無
線回線モードも最終的に決定して無線回線に適用するも
のについて示したが、サービス品質情報テーブル35及
び無線回線モード調整器36を移動局22に搭載するこ
とにより、ダウンリンクの無線回線モードについては移
動局22内で決定するようにしてもよく、上記実施の形
態1と同様の効果を奏することができる。なお、無線回
線モード決定器26が無線回線モード調整器36の機能
を兼ねるようにしてもよい。
【0063】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4による無線通信システムを示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。37は無線回線モード決定器26,
29により提案された無線回線モードを一時的に記憶す
る無線回線モード記憶テーブル、38はダウンリンク及
びアップリンクの優先度を記憶する優先度情報テーブル
(記憶手段)、39は第1の回線モード提案手段を構成
する無線回線モード決定器29により提案された無線回
線モードをアップリンクに適用し、第2の回線モード提
案手段を構成する無線回線モード決定器26により提案
された無線回線モードをダウンリンクに適用する一方、
各無線回線モードをアップリンク,ダウンリンクに適用
すると使用可能なシステム全体の無線帯域を超える場
合、優先度情報テーブル38に記憶されている優先度を
考慮して、各無線回線モードを調整する無線回線モード
調整器(回線モード設定手段)である。図11は無線通
信システムの処理内容を示すフローチャートである。
【0064】次に動作について説明する。上記実施の形
態1と同様にして、無線回線モード決定器29がアップ
リンクの無線回線モードを提案し、無線回線モード決定
器26がダウンリンクの無線回線モードを提案すると、
アップリンクの無線回線モード及びダウンリンクの無線
回線モードが無線回線モード記憶テーブル37に一時的
に記憶される。
【0065】図9は無線回線モード記憶テーブル37の
記憶例を示している。識別子が“1”の無線回線がアッ
プリンクに相当し、識別子が“2”の無線回線がダウン
リンクに相当するものとし、この例では、アップリンク
には識別子が“2”の無線回線モードが提案され、ダウ
ンリンクには識別子が“5”の無線回線モードが提案さ
れている。なお、この例では、システム中に無線回線が
2本存在するものについて示しているが、システム中に
無線回線が3本以上存在していてもよく、例えば、無線
回線が3本存在する場合には3本の無線回線の無線回線
モードを記憶する。
【0066】無線回線モード調整器39は、無線回線モ
ード記憶テーブル37を参照して、無線回線モード決定
器29により提案された無線回線モードをアップリンク
に適用し、無線回線モード決定器26により提案された
無線回線モードをダウンリンクに適用する。
【0067】具体的には、まず、優先度情報テーブル3
8を参照して、優先度が最高の無線回線を検索する。こ
の例では、図10に示すように、ダウンリンク(識別子
が“2”の無線回線)の優先度が“1”であるので、無
線回線モード決定器26により提案された無線回線モー
ドをダウンリンクに適用することが可能であるか否かを
判定する(ステップST11)。即ち、無線回線モード
決定器26により提案された無線回線モードをダウンリ
ンクに適用した場合、使用可能なシステム全体の無線帯
域を超えるか否かを判定する。なお、図10の例では、
優先度が“1”の無線回線として1本のダウンリンクが
設定されているが、優先度が“1”の無線回線が複数本
設定されている場合には、複数の無線回線に無線回線モ
ードを設定したとき、使用可能なシステム全体の無線帯
域を超えるか否かを判定する。
【0068】そして、無線回線モード調整器39は、無
線回線モード決定器26により提案された無線回線モー
ドをダウンリンクに適用したとき、使用可能なシステム
全体の無線帯域を超えると判断する場合には、ダウンリ
ンクの無線帯域を小さくするため、その提案された無線
回線モードの識別子をインクリメントする(ステップS
T12)。図9の例では、ダウンリンクには識別子が
“5”の無線回線モードが提案されているので、識別子
が“6”の無線回線モードに変更する。そして、ステッ
プST11の処理に戻り、同様の判定処理を実行する。
【0069】無線回線モード調整器39は、使用可能な
システム全体の無線帯域を超えないと判断する場合に
は、無線回線モード決定器26により提案された無線回
線モードをダウンリンクに実際に適用する(ステップS
T13)。これにより、基地局21のチャネル符号・変
調器24及び移動局22のチャネル復号・復調器25
は、以降、無線回線モード調整器39により適用された
無線回線モードにしたがってデータストリームを送受信
する。
【0070】無線回線モード調整器39は、優先度が
“1”の無線回線に対する無線回線モードの適用を完了
すると、次に優先度が高い無線回線に対する無線回線モ
ードの適用を試みる。
【0071】具体的には、優先度情報テーブル38を参
照して、優先度が“2”の無線回線を検索する。この例
では、図10に示すように、アップリンク(識別子が
“1”の無線回線)の優先度が“2”であるので、無線
回線モード決定器29により提案された無線回線モード
をアップリンクに適用することが可能であるか否かを判
定する(ステップST14)。即ち、無線回線モード決
定器29により提案された無線回線モードをアップリン
クに適用した場合、使用可能なシステム全体の無線帯域
を超えるか否かを判定する。なお、図10の例では、優
先度が“2”の無線回線として1本のアップリンクが設
定されているが、優先度が“2”の無線回線が複数本設
定されている場合には、複数の無線回線に無線回線モー
ドを設定したとき、使用可能なシステム全体の無線帯域
を超えるか否かを判定する。
【0072】そして、無線回線モード調整器39は、無
線回線モード決定器29により提案された無線回線モー
ドをアップリンクに適用したとき、使用可能なシステム
全体の無線帯域を超えると判断する場合には、アップリ
ンクの無線帯域を小さくするため、その提案された無線
回線モードの識別子をインクリメントする(ステップS
T15)。図9の例では、アップリンクには識別子が
“2”の無線回線モードが提案されているので、識別子
が“3”の無線回線モードに変更する。そして、ステッ
プST14の処理に戻り、同様の判定処理を実行する。
【0073】無線回線モード調整器39は、使用可能な
システム全体の無線帯域を超えないと判断する場合に
は、無線回線モード決定器29により提案された無線回
線モードをアップリンクに実際に適用する(ステップS
T16)。これにより、移動局22のチャネル符号・変
調器27及び基地局21のチャネル復号・復調器28
は、以降、無線回線モード調整器39により適用された
無線回線モードにしたがってデータストリームを送受信
する。
【0074】以上で明らかなように、この実施の形態4
によれば、各無線回線モードをアップリンク,ダウンリ
ンクに適用すると使用可能なシステム全体の無線帯域を
超える場合、優先度情報テーブル38に記憶されている
優先度を考慮して、各無線回線モードを調整するように
構成したので、システムを構成する全無線回線の無線回
線モードを包括的に決定することができる効果を奏す
る。
【0075】実施の形態5.上記実施の形態4では、無
線回線モード決定器26を移動局22に搭載するものに
ついて示したが、図12に示すように、アップリンクの
無線回線モードの他に、ダウンリンクの無線回線モード
も提案する無線回線モード決定器34を基地局21に搭
載することにより、移動局22に対する無線回線モード
決定器26の搭載を不要にしてもよい。
【0076】これにより、上記実施の形態4と同様の効
果を奏する他に、移動局22の構成を簡略化することが
できる効果を奏する。また、無線回線モード決定器34
が基地局21に集約されているので、無線回線モードの
決定アルゴリズムを変更する必要が生じても、その変更
が容易になる効果を奏する。なお、無線回線モード決定
器34が無線回線モード調整器39の機能を兼ねるよう
にしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基地
局の受信信号を監視して上り無線回線の回線品質を測定
し、その回線品質にしたがって上り無線回線の回線モー
ドを提案する回線モード提案手段と、その回線モード提
案手段により提案された回線モードが記憶手段に記憶さ
れている場合、その回線モードを上り無線回線に適用
し、その回線モード提案手段により提案された回線モー
ドが記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手段に
記憶されている何れかの回線モードを上り無線回線に適
用する回線モード設定手段とを設けるように構成したの
で、上り無線回線の性質を特徴付けるサービス品質要求
を考慮して、回線モードを決定することができる効果が
ある。
【0078】この発明によれば、移動局の受信信号を監
視して下り無線回線の回線品質を測定し、その回線品質
にしたがって下り無線回線の回線モードを提案する回線
モード提案手段と、その回線モード提案手段により提案
された回線モードを送信する送信手段と、その送信手段
により送信された回線モードが記憶手段に記憶されてい
る場合、その回線モードを下り無線回線に適用し、その
送信手段により送信された回線モードが記憶手段に記憶
されていない場合、その記憶手段に記憶されている何れ
かの回線モードを下り無線回線に適用する回線モード設
定手段とを設けるように構成したので、下り無線回線の
性質を特徴付けるサービス品質要求を考慮して、回線モ
ードを決定することができる効果がある。
【0079】この発明によれば、移動局の受信信号を監
視して下り無線回線の回線品質を測定し、その測定結果
を送信する送信手段と、その送信手段により送信された
測定結果にしたがって下り無線回線の回線モードを提案
する回線モード提案手段と、その回線モード提案手段に
より提案された回線モードが記憶手段に記憶されている
場合、その回線モードを下り無線回線に適用し、その回
線モード提案手段により提案された回線モードが記憶手
段に記憶されていない場合、その記憶手段に記憶されて
いる何れかの回線モードを下り無線回線に適用する回線
モード設定手段とを設けるように構成したので、下り無
線回線の性質を特徴付けるサービス品質要求を考慮し
て、回線モードを決定することができる効果がある。
【0080】この発明によれば、移動局の受信信号を監
視して下り無線回線の回線品質を測定し、その回線品質
にしたがって下り無線回線の回線モードを提案する回線
モード提案手段と、その回線モード提案手段により提案
された回線モードが記憶手段に記憶されている場合、そ
の回線モードを下り無線回線に適用し、その回線モード
提案手段により提案された回線モードが記憶手段に記憶
されていない場合、その記憶手段に記憶されている何れ
かの回線モードを下り無線回線に適用する回線モード設
定手段とを設けるように構成したので、下り無線回線の
性質を特徴付けるサービス品質要求を考慮して、回線モ
ードを決定することができる効果がある。
【0081】この発明によれば、回線品質に応じて変調
方式と符号化率を組み合わせることにより、提案する回
線モードを決定する構成にしたので、きめ細かく提案す
る回線モードを決定することができる効果がある。
【0082】この発明によれば、記憶手段に回線モード
の調整値が記憶されている場合、その調整値を参照し
て、提案された回線モードを調整するように構成したの
で、回線モードを決定するに際して、サービス品質要求
をきめ細かく反映させることができる効果がある。
【0083】この発明によれば、提案された回線モード
が記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手段に記
憶されている回線モードのうち、フェージングに対する
耐性が最高の回線モードを無線回線に適用するように構
成したので、通信エラーの発生確率を低減することがで
きる効果がある。
【0084】この発明によれば、第1の回線モード提案
手段により提案された回線モードを上り無線回線に適用
し、送信手段により送信された回線モードを下り無線回
線に適用する一方、各回線モードをそれぞれ無線回線に
適用すると使用可能なシステム全体の無線帯域を超える
場合、記憶手段に記憶されている優先度を考慮して、各
無線回線の回線モードを調整する回線モード設定手段を
設けるように構成したので、システムを構成する全無線
回線の回線モードを包括的に決定することができる効果
がある。
【0085】この発明によれば、第1の回線モード提案
手段により提案された回線モードを上り無線回線に適用
し、第2の回線モード提案手段により提案された回線モ
ードを下り無線回線に適用する一方、各回線モードをそ
れぞれ無線回線に適用すると使用可能なシステム全体の
無線帯域を超える場合、記憶手段に記憶されている優先
度を考慮して、各無線回線の回線モードを調整する回線
モード設定手段を設けるように構成したので、システム
を構成する全無線回線の回線モードを包括的に決定する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による無線通信シス
テムを示す構成図である。
【図2】 サービス品質情報テーブルの記憶内容を示す
説明図である。
【図3】 無線通信システムの処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図4】 無線通信システムの処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図5】 無線回線モードを説明する説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による無線通信シス
テムを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による無線通信シス
テムを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による無線通信シス
テムを示す構成図である。
【図9】 無線回線モード記憶テーブルの記憶内容を示
す説明図である。
【図10】 優先度情報テーブルの記憶内容を示す説明
図である。
【図11】 無線通信システムの処理内容を示すフロー
チャートである。
【図12】 この発明の実施の形態5による無線通信シ
ステムを示す構成図である。
【図13】 従来の無線通信システムを示す構成図であ
る。
【図14】 無線回線モードの具体例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
21 基地局、22 移動局、23 他の移動局、24
チャネル符号・変調器、25 チャネル復号・復調器
(回線モード提案手段)、26 無線回線モード決定器
(回線モード提案手段、第2の回線モード提案手段)、
27 チャネル符号・変調器(送信手段)、28 チャ
ネル復号・復調器(回線モード提案手段)、29 無線
回線モード決定器(回線モード提案手段、第1の回線モ
ード提案手段)、30 サービス品質情報テーブル(記
憶手段)、31 無線回線モード調整器(回線モード設
定手段)、32 チャネル符号・変調器(送信手段)、
33 チャネル復号・復調器(回線モード提案手段)、
34 無線回線モード決定器(回線モード提案手段)、
35 サービス品質情報テーブル(記憶手段)、36
無線回線モード調整器(回線モード設定手段)、37
無線回線モード記憶テーブル、38 優先度情報テーブ
ル(記憶手段)、39 無線回線モード調整器(回線モ
ード設定手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 27/18 H04L 13/00 301Z Fターム(参考) 5K004 AA01 BA02 BB02 BB04 BB05 BD02 FA03 FA05 FD02 FD04 FD05 FE00 FF02 FG00 FH02 JA02 JA03 JD02 JD05 JE00 JF01 JG00 JH01 5K014 FA11 GA01 5K033 AA07 CB03 DA19 EA06 5K034 AA06 AA19 AA20 DD01 EE03 FF05 HH01 HH02 HH09 HH10 HH16 HH63 KK02 MM01 MM39 NN04 NN12 NN22 5K067 AA02 AA23 DD46 EE22 FF16 HH23 KK15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局の受信信号を監視して上り無線回
    線の回線品質を測定し、その回線品質にしたがって上り
    無線回線の回線モードを提案する回線モード提案手段
    と、予め使用可能な上り無線回線の回線モードを少なく
    とも1以上記憶する記憶手段と、上記回線モード提案手
    段により提案された回線モードが上記記憶手段に記憶さ
    れている場合、その回線モードを上り無線回線に適用
    し、上記回線モード提案手段により提案された回線モー
    ドが上記記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手
    段に記憶されている何れかの回線モードを上り無線回線
    に適用する回線モード設定手段とを備えた無線通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 移動局の受信信号を監視して下り無線回
    線の回線品質を測定し、その回線品質にしたがって下り
    無線回線の回線モードを提案する回線モード提案手段
    と、上記回線モード提案手段により提案された回線モー
    ドを送信する送信手段と、予め使用可能な下り無線回線
    の回線モードを少なくとも1以上記憶する記憶手段と、
    上記送信手段により送信された回線モードが上記記憶手
    段に記憶されている場合、その回線モードを下り無線回
    線に適用し、上記送信手段により送信された回線モード
    が上記記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手段
    に記憶されている何れかの回線モードを下り無線回線に
    適用する回線モード設定手段とを備えた無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 移動局の受信信号を監視して下り無線回
    線の回線品質を測定し、その測定結果を送信する送信手
    段と、上記送信手段により送信された測定結果にしたが
    って下り無線回線の回線モードを提案する回線モード提
    案手段と、予め使用可能な下り無線回線の回線モードを
    少なくとも1以上記憶する記憶手段と、上記回線モード
    提案手段により提案された回線モードが上記記憶手段に
    記憶されている場合、その回線モードを下り無線回線に
    適用し、上記回線モード提案手段により提案された回線
    モードが上記記憶手段に記憶されていない場合、その記
    憶手段に記憶されている何れかの回線モードを下り無線
    回線に適用する回線モード設定手段とを備えた無線通信
    システム。
  4. 【請求項4】 移動局の受信信号を監視して下り無線回
    線の回線品質を測定し、その回線品質にしたがって下り
    無線回線の回線モードを提案する回線モード提案手段
    と、予め使用可能な下り無線回線の回線モードを少なく
    とも1以上記憶する記憶手段と、上記回線モード提案手
    段により提案された回線モードが上記記憶手段に記憶さ
    れている場合、その回線モードを下り無線回線に適用
    し、上記回線モード提案手段により提案された回線モー
    ドが上記記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手
    段に記憶されている何れかの回線モードを下り無線回線
    に適用する回線モード設定手段とを備えた無線通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 回線モード提案手段は、回線品質に応じ
    て変調方式と符号化率を組み合わせることにより、提案
    する回線モードを決定することを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のうちのいずれか1項記載の無線通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 回線モード設定手段は、記憶手段に回線
    モードの調整値が記憶されている場合、その調整値を参
    照して、提案された回線モードを調整することを特徴と
    する請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の
    無線通信システム。
  7. 【請求項7】 回線モード設定手段は、提案された回線
    モードが記憶手段に記憶されていない場合、その記憶手
    段に記憶されている回線モードのうち、フェージングに
    対する耐性が最高の回線モードを無線回線に適用するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか
    1項記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 基地局の受信信号を監視して上り無線回
    線の回線品質を測定し、その回線品質にしたがって上り
    無線回線の回線モードを提案する第1の回線モード提案
    手段と、移動局の受信信号を監視して下り無線回線の回
    線品質を測定し、その回線品質にしたがって下り無線回
    線の回線モードを提案する第2の回線モード提案手段
    と、上記第2の回線モード提案手段により提案された回
    線モードを送信する送信手段と、各無線回線の優先度を
    記憶する記憶手段と、上記第1の回線モード提案手段に
    より提案された回線モードを上り無線回線に適用し、上
    記送信手段により送信された回線モードを下り無線回線
    に適用する一方、各回線モードをそれぞれ無線回線に適
    用すると使用可能なシステム全体の無線帯域を超える場
    合、上記記憶手段に記憶されている優先度を考慮して、
    各無線回線の回線モードを調整する回線モード設定手段
    とを備えた無線通信システム。
  9. 【請求項9】 基地局の受信信号を監視して上り無線回
    線の回線品質を測定し、その回線品質にしたがって上り
    無線回線の回線モードを提案する第1の回線モード提案
    手段と、移動局の受信信号を監視して下り無線回線の回
    線品質を測定し、その測定結果を送信する送信手段と、
    上記送信手段により送信された測定結果にしたがって下
    り無線回線の回線モードを提案する第2の回線モード提
    案手段と、各無線回線の優先度を記憶する記憶手段と、
    上記第1の回線モード提案手段により提案された回線モ
    ードを上り無線回線に適用し、上記第2の回線モード提
    案手段により提案された回線モードを下り無線回線に適
    用する一方、各回線モードをそれぞれ無線回線に適用す
    ると使用可能なシステム全体の無線帯域を超える場合、
    上記記憶手段に記憶されている優先度を考慮して、各無
    線回線の回線モードを調整する回線モード設定手段とを
    備えた無線通信システム。
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