JP2001266896A - 鉛蓄電池正極用格子体 - Google Patents
鉛蓄電池正極用格子体Info
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- JP2001266896A JP2001266896A JP2000082569A JP2000082569A JP2001266896A JP 2001266896 A JP2001266896 A JP 2001266896A JP 2000082569 A JP2000082569 A JP 2000082569A JP 2000082569 A JP2000082569 A JP 2000082569A JP 2001266896 A JP2001266896 A JP 2001266896A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 枠骨折損短絡を防止できる鉛蓄電池正極用格
子体を得る。 【解決手段】 四角形の枠骨2の内部に網目状に内骨3
を、枠骨2に一体に設ける。枠骨2に正極端子4を一体
に設ける。負極用格子体の負極端子5に対応する箇所の
内骨3を、他の部分の内骨3より断面積を大きく形成す
る。
子体を得る。 【解決手段】 四角形の枠骨2の内部に網目状に内骨3
を、枠骨2に一体に設ける。枠骨2に正極端子4を一体
に設ける。負極用格子体の負極端子5に対応する箇所の
内骨3を、他の部分の内骨3より断面積を大きく形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池正極用格
子体に関するものである。
子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鉛蓄電池正極用格子体1は、図3
に示すように、四角形の枠骨2の内部に網目状に内骨3
が枠骨2に一体に設けられている。内骨3は、複数本の
縦骨3aと複数本の横骨3bとが網目状に、或いは格子
状に形成されている。枠骨2の一部には、正極端子4が
一体に設けられている。
に示すように、四角形の枠骨2の内部に網目状に内骨3
が枠骨2に一体に設けられている。内骨3は、複数本の
縦骨3aと複数本の横骨3bとが網目状に、或いは格子
状に形成されている。枠骨2の一部には、正極端子4が
一体に設けられている。
【0003】このような鉛蓄電池正極用格子体1は、鉛
または鉛合金を材料として鋳造により形成されていた。
または鉛合金を材料として鋳造により形成されていた。
【0004】かかる鉛蓄電池正極用格子体1は、電池特
性の向上を目的としてデザインされてきた。
性の向上を目的としてデザインされてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鉛蓄電池正極用格子体1のデザインは、使用開始直後の
電池特性に偏って考慮されており、電池の使用期間全
般、即ち寿命特性を向上させるものはほとんどなかっ
た。
鉛蓄電池正極用格子体1のデザインは、使用開始直後の
電池特性に偏って考慮されており、電池の使用期間全
般、即ち寿命特性を向上させるものはほとんどなかっ
た。
【0006】鉛蓄電池における寿命原因は、電池内にお
いて正極と負極が接触する内部短絡によるものが圧倒的
に多い。その中でも、正極板において、内骨3と端子4
を接続している枠骨2の一部が、長期間の使用により腐
食折損し、その折損部が極板群の外に突出して、折損部
に対向する負極端子に接触する枠骨折損短絡が多数を占
めている。
いて正極と負極が接触する内部短絡によるものが圧倒的
に多い。その中でも、正極板において、内骨3と端子4
を接続している枠骨2の一部が、長期間の使用により腐
食折損し、その折損部が極板群の外に突出して、折損部
に対向する負極端子に接触する枠骨折損短絡が多数を占
めている。
【0007】枠骨折損短絡は、枠骨2自身の腐食だけで
は発生せず、必ず枠骨2に接続する内骨3の腐食に伴っ
て起こる。その理由は、内骨3が完全に腐食されずに残
存している場合には、枠骨2がその内骨3によって保持
され、枠骨2が腐食折損しても、極板群の外部に突出し
ないため枠骨折損短絡は起こらないが、内骨3が完全に
腐食れてしまっていると、枠骨2が腐食折損した場合、
極板群の外部に突出して枠骨折損短絡が起こる。
は発生せず、必ず枠骨2に接続する内骨3の腐食に伴っ
て起こる。その理由は、内骨3が完全に腐食されずに残
存している場合には、枠骨2がその内骨3によって保持
され、枠骨2が腐食折損しても、極板群の外部に突出し
ないため枠骨折損短絡は起こらないが、内骨3が完全に
腐食れてしまっていると、枠骨2が腐食折損した場合、
極板群の外部に突出して枠骨折損短絡が起こる。
【0008】本発明の目的は、枠骨折損短絡を防止でき
る鉛蓄電池正極用格子体を提供することにある。
る鉛蓄電池正極用格子体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、四角形の枠骨
の内部に網目状に内骨が枠骨に一体に設けられ、枠骨に
正極端子が一体に設けられている鉛蓄電池正極用格子体
を改良するものである。
の内部に網目状に内骨が枠骨に一体に設けられ、枠骨に
正極端子が一体に設けられている鉛蓄電池正極用格子体
を改良するものである。
【0010】請求項1に記載の鉛蓄電池正極用格子体に
おいては、負極用格子体の負極端子に対応する箇所の内
骨が他の部分の内骨より断面積が大きく形成されている
ことを特徴とする。
おいては、負極用格子体の負極端子に対応する箇所の内
骨が他の部分の内骨より断面積が大きく形成されている
ことを特徴とする。
【0011】このようにすると、枠骨折損短絡の原因と
なる、負極端子に対応する枠骨に接続する箇所の内骨を
腐食後も残存させることができ、枠骨折損短絡の発生を
防止できる。
なる、負極端子に対応する枠骨に接続する箇所の内骨を
腐食後も残存させることができ、枠骨折損短絡の発生を
防止できる。
【0012】請求項2に記載の鉛蓄電池正極用格子体に
おいては、請求項1に記載の断面積を大きく形成する内
骨は、該内骨の一部を構成している縦骨であることを特
徴とする。
おいては、請求項1に記載の断面積を大きく形成する内
骨は、該内骨の一部を構成している縦骨であることを特
徴とする。
【0013】このように負極端子に対応する内骨の縦骨
の断面積を太くすると、腐食後もこの縦骨を残存させる
ことができ、枠骨折損短絡の発生を防止できる。
の断面積を太くすると、腐食後もこの縦骨を残存させる
ことができ、枠骨折損短絡の発生を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る鉛蓄電池正
極用格子体における実施の形態の一例を示す正面図であ
る。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号
を付けて示している。
極用格子体における実施の形態の一例を示す正面図であ
る。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号
を付けて示している。
【0015】本例の鉛蓄電池正極用格子体1において
は、負極用格子体の負極端子5に対応する箇所の内骨3
が他の部分の内骨より断面積が大きく形成されている。
本例では、内骨3の一部を構成している1本の縦骨3a
の断面積が他の内骨3の断面積より太く形成されてい
る。この縦骨3aの断面積の増加の比率は、約150 %程
度から枠骨折損短絡防止に効果を示すことが分かった。
しかしながら、縦骨3aの断面積の増加を更に大きくす
ると、格子体1の重量が増加し、好ましくない。
は、負極用格子体の負極端子5に対応する箇所の内骨3
が他の部分の内骨より断面積が大きく形成されている。
本例では、内骨3の一部を構成している1本の縦骨3a
の断面積が他の内骨3の断面積より太く形成されてい
る。この縦骨3aの断面積の増加の比率は、約150 %程
度から枠骨折損短絡防止に効果を示すことが分かった。
しかしながら、縦骨3aの断面積の増加を更に大きくす
ると、格子体1の重量が増加し、好ましくない。
【0016】図2は、前述したように負極用格子体の負
極端子5に対応する箇所の内骨3の断面積を他の部分の
内骨より断面積より大きく形成した図1に示す本発明に
係る鉛蓄電池正極用格子体1と、このように内骨3の断
面積を大きくしない図3に示す従来の鉛蓄電池正極用格
子体1とをそれぞれ用いて正極板を形成し、これら本発
明の正極板を用いた鉛蓄電池(本発明品)と、従来の正
極板を用いた鉛蓄電池(従来品)とを作製し、寿命試験
を行なった結果を示す。
極端子5に対応する箇所の内骨3の断面積を他の部分の
内骨より断面積より大きく形成した図1に示す本発明に
係る鉛蓄電池正極用格子体1と、このように内骨3の断
面積を大きくしない図3に示す従来の鉛蓄電池正極用格
子体1とをそれぞれ用いて正極板を形成し、これら本発
明の正極板を用いた鉛蓄電池(本発明品)と、従来の正
極板を用いた鉛蓄電池(従来品)とを作製し、寿命試験
を行なった結果を示す。
【0017】この図2より本発明の正極板を用いた鉛蓄
電池(本発明品)は、従来の正極板を用いた鉛蓄電池
(従来品)より枠骨折損短絡が減少することが確認され
た。このため、本発明の正極板を用いた鉛蓄電池(本発
明品)は、早期寿命品が減少する。
電池(本発明品)は、従来の正極板を用いた鉛蓄電池
(従来品)より枠骨折損短絡が減少することが確認され
た。このため、本発明の正極板を用いた鉛蓄電池(本発
明品)は、早期寿命品が減少する。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の鉛蓄電池正極用格子体
においては、負極用格子体の負極端子に対応する箇所の
内骨を他の部分の内骨より断面積が大きく形成したの
で、負極端子に対応する枠骨に接続する箇所の内骨を腐
食後も残存させることができ、枠骨折損短絡の発生を防
止できる。
においては、負極用格子体の負極端子に対応する箇所の
内骨を他の部分の内骨より断面積が大きく形成したの
で、負極端子に対応する枠骨に接続する箇所の内骨を腐
食後も残存させることができ、枠骨折損短絡の発生を防
止できる。
【0019】請求項2に記載の鉛蓄電池正極用格子体に
おいては、負極端子に対応する内骨の縦骨の断面積を太
くしているので、腐食後もこの縦骨を残存させることが
でき、枠骨折損短絡の発生を防止できる。
おいては、負極端子に対応する内骨の縦骨の断面積を太
くしているので、腐食後もこの縦骨を残存させることが
でき、枠骨折損短絡の発生を防止できる。
【図1】本発明に係る鉛蓄電池正極用格子体における実
施の形態の一例を示す正面図である。
施の形態の一例を示す正面図である。
【図2】本発明の正極板を用いた鉛蓄電池(本発明品)
と、従来の正極板を用いた鉛蓄電池(従来品)との寿命
試験結果を示す図である。
と、従来の正極板を用いた鉛蓄電池(従来品)との寿命
試験結果を示す図である。
【図3】従来の鉛蓄電池正極用格子体を示す正面図であ
る。
る。
1 鉛蓄電池正極用格子体 2 枠骨 3 内骨 3a 縦骨 3b 横骨 4 正極端子 5 負極端子
Claims (2)
- 【請求項1】 四角形の枠骨の内部に網目状に内骨が前
記枠骨に一体に設けられ、前記枠骨に正極端子が一体に
設けられている鉛蓄電池正極用格子体において、 負極用格子体の負極端子に対応する箇所の前記内骨が他
の部分の前記内骨より断面積が大きく形成されているこ
とを特徴とする鉛蓄電池正極用格子体。 - 【請求項2】 前記断面積を大きく形成する前記内骨
は、該内骨の一部を構成している縦骨であることを特徴
とする請求項1に記載の鉛蓄電池正極用格子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082569A JP2001266896A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 鉛蓄電池正極用格子体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082569A JP2001266896A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 鉛蓄電池正極用格子体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001266896A true JP2001266896A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18599357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000082569A Abandoned JP2001266896A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 鉛蓄電池正極用格子体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001266896A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016072052A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082569A patent/JP2001266896A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016072052A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 古河電池株式会社 | 鉛蓄電池 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060912 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20061025 |