JP2001265994A - 広告方法 - Google Patents

広告方法

Info

Publication number
JP2001265994A
JP2001265994A JP2000073658A JP2000073658A JP2001265994A JP 2001265994 A JP2001265994 A JP 2001265994A JP 2000073658 A JP2000073658 A JP 2000073658A JP 2000073658 A JP2000073658 A JP 2000073658A JP 2001265994 A JP2001265994 A JP 2001265994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
consumer
source
mail
points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000073658A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Shibahara
誠治 柴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
POINT GATE KK
Original Assignee
POINT GATE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by POINT GATE KK filed Critical POINT GATE KK
Priority to JP2000073658A priority Critical patent/JP2001265994A/ja
Publication of JP2001265994A publication Critical patent/JP2001265994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者に広告内容と広告元に関連したウェブ
ページのURLアドレスとを伝える広告メールを送信
し,商品やサービスについてウェブページにより広告を
行う広告方法が従来行われていたが,消費者の受信メー
ル数の増大に連れて,広告メールの内容確認,ひいては
ウェブページの閲覧に対する消費者のインセンティブが
低下してきた。 【解決手段】 本発明は,消費者が広告メールにあるU
RLアドレスを用いて,広告元のウェブページを閲覧し
ようとする度に,経済的な価値を表すポイント数を仲介
者が加算することにより,消費者のインセンティブを高
め,広告元が効率的に広告展開を行い得るようにするこ
とを図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,広告方法に係り,
消費者に広告内容を伝える広告メールをインターネット
などを介して送信し,広告メールに含まれる広告元に関
連した接続先情報に従って消費者側から要求があると,
広告元のウェブページを表示させるコンピュータを用い
た広告方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどを利用した電子メー
ルやウェブページは,有用なコミュニケーション手段と
して,多くの人々に認められつつある。商品やサービス
の広告も電子メールやウェブページを用いて広く行われ
るようになった。電子メールを用いて広告を行う場合,
広告内容はテキスト情報のみに限られることが多い。も
ちろん,MIME(Multipurpose Internet Message Ext
ensions)を用いて,広告内容に画像情報などを付加する
ことは可能であるが,画像情報などを含めるとそれだけ
電子メールの受信時間が長くなるので,かえって消費者
に悪印象を与える恐れが高い。一方,ウェブページを用
いれば,テキスト情報だけでなく,画像情報や音響情報
などを多彩に用いて,商品やサービスの広告をより魅力
的に行うことが可能である。ウェブページを閲覧するか
否かを最終的に判断するのは消費者側であるから,ウェ
ブページの表示時間が過度に長くなるのでなければ,受
信することが半ば強いられる電子メールの場合よりも,
消費者に不満を与える恐れが少ない。しかしながら,ウ
ェブページを用いる場合には,消費者が積極的に商品や
サービスについての情報を欲しない限り,そのウェブペ
ージの存在すら知られない可能性がある。このため,ま
ず商品やサービスの概略を説明するテキスト情報と当該
商品などを広告するウェブページのURLアドレスを伝
える電子メールを消費者に送り,その電子メールを受信
した消費者が当該商品などに興味を抱けば,電子メール
のURLアドレスから簡単に当該商品などを広告するウ
ェブページを閲覧し得るようにするなどして,消費者の
不快感を軽減しながら,商品やサービスを広告する方法
が取られることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,電子メ
ールが様々な情報の伝達媒体として用いられるようにな
るに連れて,一人のひとが1日に受け取る電子メールの
数は多くなり,発信者や表題などから消費者により重要
でないと判断された電子メールは,内容確認が全く行わ
れない場合も増えており,消費者の広告を目的とした電
子メールの内容確認やウェブページの閲覧に対するイン
センティブは低下しつつある。また,広告元はいくら電
子メールを大量に送信しても,どの程度の広告効果があ
るのか十分に把握できず,効率的な広告展開を図ること
ができない。本発明は,このような従来の技術における
課題を解決するために,広告方法を改良し,広告内容を
伝える電子メールを受信した消費者が広告元のウェブペ
ージを閲覧すれば,経済的な価値を表すポイント数を仲
介者が加算することにより,電子メールの内容確認,及
び広告元のウェブページ閲覧に対する消費者のインセン
ティブをより高めることができ,また広告元が効率的な
広告展開を図ることのできる広告方法を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに,本発明は,消費者に広告内容と広告元に関連した
接続先情報とを伝える広告メールを送信し,前記広告メ
ールの前記広告元に関連した接続先情報を用いて消費者
側から要求があると,広告元のウェブページを表示させ
るコンピュータを用いた広告方法であって,前記広告元
に関連した接続先情報が,前記広告元を識別するための
広告元の識別情報を含む仲介者への接続先情報であり,
前記仲介者への接続先情報に従って消費者側から仲介者
に要求があると,前記広告元の識別情報を取得すると共
に,消費者を識別するための消費者の識別情報を取得
し,前記取得された広告元の識別情報に基づいて,予め
前記広告元の識別情報に対応付けられて記憶された広告
元への接続先情報と経済的な価値を表すポイント数への
加算ポイントとを取得し,前記取得された消費者の識別
情報に基づいて,予め前記消費者の識別情報に対応付け
られて記憶された獲得ポイント数を取得し,前記取得さ
れた獲得ポイント数に前記取得された加算ポイントを加
算した後,前記取得された広告元への接続先情報により
指定されたウェブペ−ジを消費者側に表示させる処理を
コンピュータを用いて行う広告方法として構成されてい
る。本発明に係る広告方法では,広告内容を伝える広告
メールに広告元のウェブページへの接続先情報を記述し
ておく代わりに,広告元への接続先の識別情報を含む仲
介者への接続先情報が記述される。消費者は,まず仲介
者への接続先情報に従って仲介者に要求を行うことにな
る。前記仲介者への接続先情報に従って消費者側から仲
介者に要求があると,広告元を識別するための広告元の
識別情報と消費者を識別するための消費者の識別情報と
が取得される。仲介者側には,前記広告元の識別情報に
ついて予め広告元への接続先情報と経済的な価値を表す
ポイント数への加算ポイントとが対応付けられて記憶さ
れており,前記広告元の識別情報が取得されると,取得
された前記広告元の識別情報に対応した広告元への接続
先情報と加算ポイントとが取得される。また,前記消費
者の識別情報については予めこれまでの獲得ポイント数
が対応付けられて記憶されており,前記消費者の識別情
報が取得されると,取得された前記消費者の識別情報に
対応した獲得ポイント数が取得される。加算ポイントと
獲得ポイント数とが取得されると,獲得ポイント数に加
算ポイントが加算され,消費者の獲得ポイント数が更新
される。その後,取得された広告元への接続先情報によ
り指定されるウェブページが消費者側に表示される。消
費者は,電子メールの内容を確認してウェブページを閲
覧すれば,獲得ポイント数に応じた対価を得ることがで
き,電子メールの内容確認,及びウェブページ閲覧に対
する消費者のインセンティブをより高めることが可能と
なる。また,広告元は,自己のウェブページに対する加
算ポイントを他の広告元と比較しながら設定すること
で,広告の効果をある程度予測することができ,広告元
は効率的な広告展開を図ることが可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明の具体的な一例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る広告方法
を説明するためのフローチャート,図2は本発明の実施
の形態に係る広告方法を実施するのに利用するコンピュ
ータの接続構成例を示す図,図3はコンピュータの概略
構成例を示す図,図4はメールクライアントの表示画面
の一例を示す図,図5はウェブブラウザの表示画面の一
例であり,ユーザIDの入力操作を説明するための図,
図6はウェブブラウザの表示画面の他の例であり,獲得
ポイント数を表示した様子を示す図である。本発明の実
施の形態に係る広告方法は,消費者に広告内容と広告元
に関連したURL(Uniform Resource Locator)アドレス
(接続先情報に対応)とを伝える広告メールをインタ−
ネットを介して送信し,前記広告メールの広告元に関連
したURLアドレスを用いて消費者側から要求がある
と,広告元のウェブページを表示させるコンピュータを
用いた広告方法を改良するものである。本発明の実施の
形態に係る広告方法では,前記広告元に関連したURL
アドレスとして,広告元のウェブページのURLアドレ
スの代わりに,広告元を識別するためのメディアID
(広告元の識別情報に対応)を引数としてCGI(Commo
nGateWay Interface)を指定する仲介者側のウェブサー
バに向けたURLアドレス(仲介者への接続先情報に対
応)が用いられる。消費者のウェブブラウザは,広告元
のウェブページを表示させる前に,一旦仲介者のウェブ
サーバと接続されることになる。図2に示す通り,消費
者,仲介者,広告元が用いるコンピュータ,又はコンピ
ュータ群101,102,103は,互いにインターネ
ット104を介して接続される。消費者は,例えばIS
P(Internet Service Provider) のコンピュータ群10
5にダイアルアップ接続することによりインターネット
を介した通信を行う。仲介者,広告元,ISPのコンピ
ュータ群102,103,105には,ウェブサーバ,
メールサーバ(POPサーバ,SMTPサーバなど),
DNS(Domain Name System)サーバなどとしてそれぞれ
稼働するコンピュータが含まれる。これらのサーバのう
ち,図2では,仲介者のウェブサーバ1021,広告元
のウェブサーバ1031,広告元のメールサーバ103
2,ISPのメールサーバ1051が示されている。ま
た,仲介者のコンピュータ群102には,上述のサーバ
の他,データベースサーバとして稼働するコンピュータ
(以下,単にデータベースサーバという)1022も含
まれる。このデータベースサーバ1022は,CGIか
らの要求により,広告元を識別するためのメディアID
に対応付けて予め広告元のウェブページのURLアドレ
スと,そのウェブページを閲覧することにより加算され
る加算ポイントとを記憶したデータベース1023と,
消費者を識別するためのユーザIDに対応付けてこれま
での獲得ポイント数を記憶したデータベース1024と
について検索を行い,その検索結果をCGIに返す。
【0006】仲介者,広告元,ISPのコンピュータ群
102,103,105に含まれるコンピュータは,規
模などにより様々な構成を有するが,基本的には図3に
示す通り,演算装置301,メモリ302aやハードデ
ィスクドライブ302b,CD−ROMドライブ302
cなどの記憶装置302,入力装置303,通信装置3
04を備えたものである。また,必要に応じて,表示装
置305も設けられ,LANを介して他のコンピュータ
306や,インターネット104と接続されたルータ3
09と接続される。消費者のコンピュータ101は,ウ
ェブブラウザ(HTTP クライアント)1011とメールク
ライアント1021が動作可能な図3に示したようなコ
ンピュータであればよい。パーソナルコンピュータが代
表例であるが,図3に示す構成と同等の構成を有するゲ
ーム機や携帯電話を含む携帯端末,家電製品などを用い
ることも可能である。仲介者のウェブサーバ1021に
より起動されるCGIは,本発明の要部となるプログラ
ムであるが,このプログラムは,Perlなどのスクリプト
により記述されるもので,例えばウェブサーバ1021
の記憶装置302に実行可能な状態で記憶され,ウェブ
サーバからの要求に従って起動する。メディアIDを引
数としてCGIが起動し,CGIがメモリ302a上で
動作すると,メディアIDと消費者のウェブブラウザ1
011から送信されたユーザIDとをメモリ302a上
の対応する変数に格納して,図1の手順S2の通り,広
告元の識別情報と消費者の識別情報を取得する。次に,
通信装置304を用いて,取得したメディアIDとユー
ザIDとについてデータベースサーバ1022に検索要
求をそれぞれ送出し,データベースサーバ1022から
の応答を通信装置304により受信して,図1に示す如
く,メディアIDに対応する広告元のURLアドレスと
加算ポイントとを取得する(手順S3)と共に,ユーザ
IDに対応するこれまでの獲得ポイント数を取得し(手
順S4),それぞれをメモリ302a上の対応する変数
に格納する。次に,獲得ポイント数を格納したメモリ3
03a上の変数に対し,メモリ302a上の別の変数に
格納された加算ポイントを加算し,消費者がこれまでに
獲得した獲得ポイント数を更新する(手順S5)。そし
て,メモリ302a上から広告元のURLアドレスを読
み出して,消費者のウェブブラウザ1011の接続先を
広告元のURLアドレスに設定し,広告元のウェブペー
ジを消費者側のコンピュータ101の表示装置305に
表示させる(手順S6)。これら本発明の要部となる手
順S2〜S6は,上述の通り,コンピュータのハードウ
ェア資源を用いて行われる処理である。
【0007】以下,図1乃至図6を参照しつつ,本発明
の実施の形態に係る広告方法についてより詳細に説明す
る。まず,広告元のメールサーバ1032から,商品や
サービスについての広告内容と広告元に対応したメディ
アIDを引数としてCGIを指定する仲介者側のウェブ
サーバ1021に向けたURLアドレスとを伝える広告
メール106が,消費者の利用するISPのメールサー
バ1051に送信される(手順S1)。ISPのメール
サーバ1051により受信された広告メール106はス
プールファイルに一旦格納される。消費者が用いるコン
ピュータ101上で起動されたメールクライアント10
12から,電子メールの受信要求がISPのメールサー
バ1051に対してなされると,ISPのメールサーバ
1051により,スプールファイルから消費者宛の電子
メールが取り出され,広告メール106を含む消費者宛
の電子メールが,消費者側のメールクライアント101
2へ送信される。受信した電子メールの内容は,図4に
示す通り,メールクライアント1012上のプレビュー
ペイン10121などで確認することが可能である。図
4に示す如く,前記広告メールには,広告内容と共に,
例えばhttp://XXX.com/cgi? メディアIDという仲介者
のウェブサーバ1021に向けたURLアドレスが記述
されている。消費者のメールクライアント1012上で
クリッカブルリンクとなっている上のURLアドレス
に,消費者がポインタ10122をあわせ,クリックす
るなどして当該URLアドレスを選択すれば,消費者の
コンピュータ101上でウェブブラウザ1011が起動
し,起動したウェブブラウザ1011によって,上のU
RLアドレスにより指定される仲介者のウェブサーバ1
021に向けて要求が送出される。
【0008】もし,消費者のウェブブラウザ1011が
仲介者のウェブサーバ1021とそれまでに接続したこ
とがある場合には,前記要求には,消費者のコンピュー
タ101の記憶装置302上にある所定のファイルに格
納されたクッキー(HTTP cookie) (ユーザIDが含まれ
る)が付加される。消費者側のウェブブラウザ1011
から送出された要求は,仲介者側のウェブサーバ102
1により受信される。受信したURLアドレスにおいて
メディアIDを引数としてCGIが指定されていると判
別したウェブサーバ1021は,CGIを起動させる。
前記要求に含まれていたメディアID,及びユーザID
は,仲介者のウェブブサーバ1021の標準入力に入力
される(消費者の識別情報及び広告元の識別情報が取得
される)(手順S2)。消費者のウェブブラウザ101
1が仲介者のウェブサーバ1021と接続するのが初め
てであったり,クッキーが破壊されているなどして仲介
者側のウェブサーバ1021で正常にユーザIDが取得
できなかった場合には,例えば図5に示すようなウェブ
ページを消費者のウェブブラウザ1011へ送信しウェ
ブブラウザ1011に表示させて,ユーザIDの入力又
は登録を促す。消費者が,ユーザIDをテキスト入力オ
ブジェクト10111に入力して送信ボタンオブジェク
ト10112をクリックするなどして,消費者のウェブ
ブラウザ1011から仲介者のウェブサーバ1021に
ユーザIDが送信されると,ウェブサーバ1021はそ
のユーザIDを標準入力に入力し,CGIを起動させ
る。起動したCGIは,標準入力にあるユーザIDにつ
いて検索を行うよう,通信装置304を用いて,データ
ベースサーバ1022に検索要求を送出する。CGIか
らの検索要求がデータベースサーバ1022により受け
取られると,データベースサーバ1022により当該ユ
ーザIDについてデータベース1024が検索される。
データベース1024に当該ユーザIDが登録されてい
た場合には,当該ユーザIDに対応してデータベース1
024に記憶されていた,消費者がこれまでに獲得した
獲得ポイント数が検索結果としてCGIに返される。一
方,データベース1024に当該ユーザIDが登録され
ていなかった場合には,消費者がこれまでに獲得した獲
得ポイント数は0であるという検索結果がCGIに返さ
れる。
【0009】メディアID,及び正常に取得されたユー
ザIDに対する検索処理も,正常に取得されなかったユ
ーザIDに対する上述の検索処理とほぼ同様である。メ
ディアID,及び正常に取得されたユーザIDについて
も,起動したCGIは,ウェブサーバ1021の標準入
力に入力されたメディアID,及びユーザIDについて
検索を行うよう,通信装置304を用いてデータベース
サーバ1022に検索要求を送出する。CGIからの検
索要求がデータベースサーバ1022により受け取られ
ると,データベースサーバ1022により当該メディア
ID,及びユーザIDについてデータベース1023,
1024がそれぞれ検索される。データベース102
3,1024から検索されたメディアID,及びユーザ
IDに対応する,広告元のURLアドレス及び加算ポイ
ント,消費者がこれまでに獲得した獲得ポイント数は,
CGIに返される(手順S3,手順S4)。加算ポイン
ト及び獲得ポイント数が得られると,CGIにより,獲
得ポイント数に加算ポイントが加算され(手順S5),
獲得ポイント数が更新される。そして,CGIにより,
更新された獲得ポイント数と広告元のURLアドレスと
を含むウェブページが作成され,標準出力を介して,仲
介者のウェブサーバ1021に受け渡される。そして,
仲介者のウェブサーバ1021から,例えば図6に示す
ようなウェブページが送信される。図6に示す如く,消
費者のウェブブラウザ1011には,広告元のURL,
例えばhttp://YYY.com/targetpage.htm/に転送すること
を説明するために「ただ今アクセス中です。」などのメ
ッセージが記載され,それと共に,YYYという広告元
に対するこれまでの獲得ポイント数,例えば120ポイ
ントというテキストが記載されたウェブページが表示さ
れる(手順S6)。このウェブページを送信する際の応
答ヘッダには,ユーザIDをクッキーとして書き込むと
いう指示が含まれており,応答ヘッダを受信した消費者
のウェブブラウザ101は,仲介者のコンピュータ10
1の記憶装置302上にある前記所定のファイルにユー
ザIDを書き込む。消費者のウェブブラウザ1011に
当該ウェブページが表示されると,消費者はこれまでの
獲得ポイント数がどれくらいであるか或いはどの程度増
加したかを確認することができる。この獲得ポイント数
がある程度まで増えると,消費者はポイント数に応じた
対価を得ることができ,その場合には前記ウェブページ
にその旨も表示される。消費者が欲するような対価を用
意するなどすれば,広告メール106の内容確認,及び
広告元のウェブページの閲覧に対する消費者のインセン
ティブを高めることが可能となる。加算ポイントの多い
ウェブページは,消費者のインセンティブもそれだけ高
まる。広告元は,他の広告元の加算ポイントと比較する
ことで,ある程度広告の効果を予測することができ,効
率的な広告展開を図ることが可能となる。図6に示した
前記ウェブページには,URLアドレスを数秒後に広告
元のURLアドレスにリフレッシュする旨が記載されて
おり,その時間が経過した後に,消費者のウェブブラウ
ザ1011は,広告元のウェブサーバ1031と接続さ
れる。消費者のウェブブラウザ1011から送出された
要求を仲介者のウェブサーバ1021を介して受け取っ
た広告元のウェブサーバ1031により,商品やサービ
スについて広告する画像情報や音楽情報を用いたより魅
力的なウェブページが消費者のウェブブラウザ1011
に送信され,消費者のウェブブラウザ1011に広告元
のウェブページが表示される。このように,本発明の実
施の形態に係る広告方法によれば,広告メールにあるU
RLアドレスを用いて消費者が広告元のウェブページを
閲覧する度に経済的な価値を表すポイント数を増加させ
ることができ,消費者の広告メールの内容確認及び広告
元のウェブページ閲覧に対するインセンティブを高める
ことができる。また,他の広告元の加算ポイントと比較
することで,広告元は広告の効果をある程度予測するこ
とが可能となり,効率的な広告展開を図ることができ
る。
【0010】
【実施例】前記実施の形態では,広告元のウェブページ
を表示させる前に,獲得ポイント数を表したウェブペー
ジを消費者のウェブブラウザ1011に表示させたが,
獲得ポイント数を更新した後,すぐ消費者のウェブブラ
ウザ1011に広告元のウェブページを表示させるよう
にしてもよい。この場合には,例えば定期的にそのとき
の獲得ポイント数を記載した電子メールを仲介者から消
費者に送るようにして,消費者に獲得ポイント数を知ら
せるようにすればよい。また,前記実施の形態では,広
告元のメールサーバ1032から広告メール106を送
信したが,これに限られるものではなく,広告元から委
嘱された他の業者や仲介者が有するメールサーバから広
告メール106を消費者に向けて送信するようにしても
よい。また,前記実施の形態では,CGIを用いたが,
これに限られるものではなく,仲介者はウェブサーバと
データベースサーバなども含めて専用のサーバアプリケ
ーションを稼働させてサービスを提供するようにしても
よく,消費者側のメールクライアントやウェブクライア
ントもそれに応じた専用のものを用いてもよい。また,
前記実施の形態では,消費者はISPを介してインター
ネット104に接続したが,これに限られるものではな
い。また,前記実施の形態では,広告元毎にメディアI
Dを一つ対応させていたが,これに限られるものではな
く,同じ広告元の複数のウェブページに対応してそれぞ
れメディアIDを設定するようにしてもよい。また,前
記実施の形態では,広告メール106にURLアドレス
を一つだけ記述していたが,複数の広告元に対応したメ
ディアIDをそれぞれ引数としてCGIを指定する仲介
者のウェブサーバ1021に向けた複数のURLアドレ
スを広告メール106に記述するようにしてもよい。も
ちろん,同じ広告元の複数のウェブページに対応したメ
ディアIDをそれぞれ引数としてCGIを指定する仲介
者のウェブサーバ1021に向けた複数のURLアドレ
スを広告メール106に記述するようにしてもよいし,
これらのURLアドレスと,他の広告元に対応したUR
Lアドレスを混在させて広告メール106に記述するよ
うにしてもよい。
【0011】ただし,複数のURLアドレスが広告メー
ル106に記述されていると,消費者は,できるだけ多
くのポイント数を獲得しようとして,それぞれのウェブ
ページを十分に閲覧することなく,短時間に連続的に各
URLアドレスに従った要求を消費者のウェブブラウザ
1011から仲介者のウェブサーバ1021へ送出させ
ることも考えられる。また,前記実施の形態の通り,広
告メール106にURLアドレスが一つだけ記述されて
いる場合でも,短時間に連続的に当該URLアドレスに
従った要求を消費者のウェブブラウザ1011から仲介
者のウェブサーバ1021に送出させれば,複数のUR
Lアドレスを広告メール106に記述した場合と同様,
ウェブページを十分に閲覧することなく,ポイント数を
増加させることも不可能ではない。このため,前回の要
求受信時刻もユーザIDと対応付けてデータベース10
24に記憶しておき,消費者のウェブブラウザ1011
から要求があると,仲介者のウェブサーバ1021によ
り起動されたCGIがそのときの要求受信時刻と,デー
タベース1024から読み出された同じユーザIDに対
応した前回の要求受信時刻とを比較し,両者の差が所定
値以上の場合にのみ加算ポイントを獲得ポイント数に加
算するようにしてもよい(例えば両者の差が所定値より
も小さい場合には加算ポイントを0にする)。加算ポイ
ントを獲得ポイント数に加算しなかった場合には,例え
ば加算ポイントを獲得ポイント数に加算しなかった旨の
メッセージを記載したウェブページを消費者のウェブブ
ラウザ1011に表示させるなどして,消費者にその旨
を知らせればよい。また,加算ポイントを獲得ポイント
数に加算しない場合が数回以上連続すると,獲得ポイン
ト数から所定のポイント数を減算するようにしてもよ
い。この場合には,ユーザ登録時などに予めその旨を消
費者に知らせておく。
【0012】上述のように,要求受信時刻に基づいてポ
イント加算に制限を与える場合の問題は,ポイント加算
を制限する要求受信時刻の間隔の設定が難しいことであ
る。例えば消費者がウェブページを後から一括して閲覧
するつもりで,要求を連続的に行おうとする場合でも,
ポイント加算の制限のために,しばらく要求を送出する
のを待つ必要が生じる。このように,ポイント加算を制
限する要求受信時刻の間隔を大きくし過ぎると,消費者
の利便性が多少損なわれるし,消費者の利便性を尊重す
るために,ポイント加算を制限する要求受信時刻の間隔
を小さくし過ぎると,ポイント加算の制限が十分になさ
れなくなってしまう。さらに,一度広告メール106を
受信していれば,当該広告メール106に記述されたU
RLアドレスを消費者のメールクライアント1012以
外に記憶させておき,直接ウェブブブラウザ1011か
ら仲介者のウェブサーバ1021に要求を送出させるこ
とによって,同じ広告元に対応した広告メール106に
ついてはそれ以降内容を確認せず,獲得ポイント数を増
加させることも不可能ではない。そこで,広告元のウェ
ブページに対して複数の互いに異なるメディアIDを設
定し,それぞれのメディアIDに対して同じ加算ポイン
トと同じURLアドレスとを対応付けて記憶させてお
き,同じメディアIDを指定する要求が消費者から仲介
者に複数回あったときには,要求受信時刻に関係なく,
加算ポイントを獲得ポイント数に加算しないようにして
もよい。同じ広告元のウェブページに対する広告メール
106を複数回に渡って消費者に送信する場合には,広
告メール106に記述されるURLアドレスに含まれる
メディアIDを各回毎に異ならせるのである。この場
合,送られてきた広告メール106に記述されたURL
アドレスを用いて消費者が仲介者に向けて要求を送出し
た場合に,加算ポイントが獲得ポイント数に加算される
のは1回限りとなる。1回の要求により広告元のウェブ
ページに消費者が興味を持って,同じメディアIDを指
定するURLアドレスを用いて複数回広告元のウェブペ
ージを閲覧する場合にポイントが加算されないとして
も,そのときにはポイントの代わりに広告元のウェブペ
ージの情報というインセンティブが存在しているため問
題はない。また,広告元がウェブページの内容を更新し
たなどの理由により,ウェブページ閲覧に対するインセ
ンティブを複数回高めたいという要求がある場合には,
その回数に応じて広告メール106を消費者に送信すれ
ばよい。このように,ある広告元のウェブページに対し
て割り当てられた複数の互いに異なる広告元の識別情報
それぞれに対応して同じ広告元への接続先情報と加算ポ
イント数とを予め記憶させておき,当該広告元のウェブ
ページに関連した接続先情報を伝える広告メールを消費
者に送信する度に,当該広告メールに含まれる広告元の
識別情報を異ならせ,広告元の識別情報が同じ要求が,
仲介者への接続先情報に従って消費者側から仲介者に複
数回あったときには,加算ポイントを獲得ポイント数に
加算しないという制限を与えることによって,ポイント
加算のみを目的とした広告メールの内容確認や広告元の
ウェブページ閲覧をほとんど伴わない要求を排除し,広
告メールの内容確認や広告元のウェブページ閲覧に対す
るインセンティブを確実に維持することが可能となる。
【0013】ある広告元のウェブページに関して全て又
は一部の消費者に送る広告メール106毎にメディアI
Dを異ならせることにより送信者側の負荷が増大し過ぎ
る場合には,ある広告元のウェブページに対して設定す
るメディアIDの数をできるだけ減らす必要がある。も
っとも負荷が少ないのが,前記実施の形態のように,あ
る広告元のウェブページに対するメディアIDを全ての
広告メール106で共通にする場合である。この場合で
も,ユーザIDとメディアIDとが同じ要求が消費者か
ら仲介者にあった場合には,加算ポイントを獲得ポイン
ト数に加算しないようにすることによって,ポイント加
算のみを目的としたウェブページの閲覧をほとんど伴わ
ない要求を排除することができる。ただし,この場合の
ように,ユーザIDとメディアIDとが常に変わらなけ
れば,消費者がある広告元のウェブページに対して一度
要求を行うと,それ以降広告メール106を消費者に送
信しても同じ広告元のウェブページに対してはポイント
加算が行われなくなってしまうので,ある広告元のウェ
ブページに対するメディアIDを広告メール106を発
行する時期毎にのみ異ならせ,同じ時期に発行する広告
メール106については,ある広告元のウェブページに
対するメディアIDを全ての広告メール106について
同じにするようにしてもよい。例えばメールマガジンの
ように,広告メール106を定期的に消費者に送信する
場合には,ある広告元のウェブページに対するメディア
IDを定期的に異ならせるのである。このときに,ユー
ザIDとメディアIDとが同じ要求が消費者から仲介者
にあると,加算ポイントを獲得ポイント数に加算しない
ようにすれば,消費者が同じ広告メール106に含まれ
るURLアドレスを用いて複数回要求を行っても1回し
か加算ポイントは獲得ポイント数に加算されないが,次
に送られてきた広告メール106に含まれるURLアド
レスを用いれば,同じ広告元のウェブページに対して加
算ポイントを獲得ポイント数にさらに加算することがで
き,これによって,継続的に広告メール106を消費者
に送る場合でも,消費者の広告メール106の内容確認
に対するインセンティブを維持することができる。しか
も,広告メール106の送信者は,同じ時期に発行する
広告メール106の内容を同じにし消費者毎に宛て先だ
け異ならせばよく,送信者側の負担は少なくなる。この
ように,ある広告元のウェブページに対して設定された
広告元の識別情報を広告メールを,広告メールを発行す
る時期毎に異ならせ(同じ時期の広告メールについては
共通にし),消費者の識別情報と広告元の識別情報とが
同じ要求が,仲介者への接続先情報に従って消費者側か
ら仲介者に複数回あったときには,加算ポイントを獲得
ポイント数に加算しないという制限を与えることによっ
て,ポイント加算のみを目的とした広告メールの内容確
認や広告元のウェブページ閲覧をほとんど伴わない要求
を排除し,広告メールの内容確認や広告元のウェブペー
ジ閲覧に対するインセンティブを維持確保しながら,広
告メールの送信者側の負担も軽減することができる。な
お,メディアIDを広告メール106毎に,あるいは時
期毎に変更するのに代わって,ユーザIDを消費者が仲
介者に要求を行う度に異ならせることによって(もちろ
ん,各消費者でも同じユーザIDはない),同じユーザ
IDを指定する要求が消費者から仲介者にあったとき
に,加算ポイントを獲得ポイント数に加算しないように
して,ポイント加算のみを目的としたウェブページの閲
覧をほとんど伴わない要求を排除することも不可能では
ないが,仲介者側の負担が増大することはもちろん,ユ
ーザIDが次々と変わると消費者に混乱を招くので,好
ましくない。さらに,ユーザID,メディアIDに加え
て,広告メール106毎に異なるメディアIDを新たな
変数として用いることも不可能ではないが,変数を増や
した分だけ処理が増大し仲介者などの負担を増大させる
ので,メディアIDを用いるのが好ましい。
【0014】また,前記実施の形態の構成では,広告メ
ール106を消費者のメールクライアント1012が受
信してから,いつ仲介者にアクセスを行ったとしても,
他の制限を受けなければ,獲得ポイント数に加算ポイン
トが加算されるが,広告メール106が受信されてか
ら,長期間経過すると,広告メール106の広告内容と
広告元のウェブページの内容とが一致しなくなるなどし
て,広告元の意図から外れる恐れがある。また,新商品
はできるだけ早期に消費者に知らせたいという要求もあ
る。このため,消費者ができるだけ早期に広告メール1
06の内容確認やウェブページの閲覧を行うようインセ
ンティブを付加することも重要である。このようなイン
センティブを付加するには,例えば所定の期間内に仲介
者にアクセスを行った消費者や,仲介者に要求を行った
最初から所定人数までの消費者には,メディアIDに対
応した通常の加算ポイントに加えて所定のボーナスポイ
ントを獲得ポイント数に加算するようにすればよい。ま
た,ボーナスポイントを加算する代わりに,所定の期間
内に仲介者にアクセスを行った消費者や,仲介者に要求
を行った最初から所定人数までの消費者についてのみ,
加算ポイントを獲得ポイント数に加算し,所定の期間内
に仲介者にアクセスを行わなかった消費者や,仲介者に
要求を行った所定人数以降の消費者については,加算ポ
イントを獲得ポイント数に加算しないようにしてもよ
い。所定の期間内であるか否かの判断は,例えばメディ
アIDと対応させて当該メディアIDの有効期限を予め
記憶させておき,消費者のウェブブラウザ1011から
の要求によって,仲介者のウェブサーバ1021により
起動されたCGIが,当該要求のあった時刻が有効期限
内であるか否かを基準に行うことができる。また,広告
メール106を送信した時刻と有効期限とを仲介者側の
データベースに記憶しておき,当該要求のあった時刻が
広告メール106の送信時刻から有効期限内であるか否
かによって判断するようにしてもよい。広告メール10
6を送信する時刻は,広告メール106の送信者と仲介
者とで予め定めておいたり,仲介者が広告メール106
を送信したり,広告メール106を仲介者にも送信する
などすれば,仲介者側で簡単に取得することができる。
また,所定の人数内であるか否かの判断は,例えばメデ
ィアIDと対応させて前記所定の人数と累積要求数(初
期値は0)を予め記憶させておき,消費者のウェブブラ
ウザ1011からポイント加算の制限を受けない要求が
ある度に,当該要求に対して仲介者のウェブサーバ10
21により起動されたCGIに前記累積アクセス数を1
だけインクリメントさせるようにすれば,前記累積アク
セス数が前記所定の人数以下であるか否かによって行う
ことができる。もちろん,当該メディアIDに対して前
記所定の人数を予め記憶させておき,消費者のウェブブ
ラウザ1011からポイント加算の制限を受けない要求
がある度に,当該要求に対して仲介者のウェブサーバ1
021により起動されたCGIに前記所定の人数を1だ
け減少させるようにすれば,前記所定の人数が0まで減
少したか否かによって所定の人数内であるか否かの判断
を行うこともできる。このように,広告元の識別情報に
対応させて,広告元への接続先情報と加算ポイント数の
他,さらに有効期限,所定の人数のうちの少なくともい
ずれかを記憶させておき,仲介者への接続先情報に従っ
て消費者側から仲介者に要求があったときに取得された
広告元の識別情報に基づいて,前記有効期限,所定の人
数のうちの少なくともいずれかを取得し,取得した前記
有効期限又は所定の人数の条件を満たした場合にのみ,
加算ポイントを獲得ポイント数に加算させることによっ
て,広告メールの内容確認や広告元のウェブページの閲
覧をできるだけ早期に行うようインセンティブを付加す
ることが可能となる。尚,上述のようなボーナスポイン
トや,有効期限,所定の人数は,全ての広告元やウェブ
ページに対して同じである必要はなく,メディアID毎
にそれぞれ記憶しておけば,各広告元(又はウェブペー
ジ)ごとにインセンティブを変化させることも可能であ
る。また,前記実施の形態では,ユーザIDをクッキー
データとして仲介者側のウェブサーバ1021に取得さ
せていたが,これに限られるものではなく,例えばメデ
ィアIDと同様,ユーザIDもCGIの引数として広告
メール106のURLアドレスに含ませるようにしても
よい。さらに,消費者が用いるメールクライアントやウ
ェブクライアント自身にユーザIDを記憶させておき,
随時仲介者側に送信させるようにしてもよいし,別途ウ
ェブクライアントの通信を監視する通信監視ソフトを消
費者側のコンピュータ101上で稼働させておき,ウェ
ブサーバ1021により仲介者側に要求が送出されたと
きに,この通信監視ソフトを用いてユーザIDを仲介者
側に送信するようにしてもよい。ユーザIDをメールク
ライアントやウェブクライアント自身に記憶させておく
場合には,例えば互いに異なるユーザIDが記憶された
専用のクライアントを消費者に予め配付するなどすれば
よい。このようにすれば,消費者のウェブブラウザ10
11がクッキーを用いる許可を与えるよう設定されてい
るか否かにかかわらず,ユーザIDを取得することが可
能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り,本発明によれば,広
告メールにある仲介者の接続先情報を用いて消費者が広
告元のウェブページを閲覧しようとする度に経済的な価
値を表すポイント数が仲介者により加算されるから,消
費者の広告メールの内容確認及び広告元のウェブページ
閲覧に対するインセンティブを高めることができる。ま
た,他の広告元の加算ポイントと比較することで,広告
元は広告の効果をある程度予測することができ,効率的
な広告展開を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る広告方法を説明す
るためのフローチャート。
【図2】 本発明の実施の形態に係る広告方法を実施す
るのに利用するコンピュータの接続構成例を示す図。
【図3】 前記コンピュータの概略構成例を示す図。
【図4】 メールクライアントの表示画面の一例を示す
図。
【図5】 ウェブブラウザの表示画面の一例であり,ユ
ーザIDの入力操作を説明するための図。
【図6】 ウェブブラウザの表示画面の他の例であり,
獲得ポイント数を表示した様子を示す図。
【符号の説明】
101…消費者のコンピュータ 102…仲介者のコンピュータ群 103…広告元のコンピュータ群 1011…消費者が用いるウェブブラウザ 1012…消費者が用いるメールクラアイント S1…広告メールを送信する手順 S2…消費者及び広告元の識別情報を取得する手順 S3…広告元の接続先情報と加算ポイントとを取得する
手順 S4…獲得ポイント数を取得する手順 S5…獲得ポイント数に加算ポイントを加算する手順 S6…広告元のウェブページを表示させる手順

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者に広告内容と広告元に関連した接
    続先情報とを伝える広告メールを送信し,前記広告メー
    ルの前記広告元に関連した接続先情報を用いて消費者側
    から要求があると,広告元のウェブページを表示させる
    コンピュータを用いた広告方法であって,前記広告元に
    関連した接続先情報が,前記広告元を識別するための広
    告元の識別情報を含む仲介者への接続先情報であり,前
    記仲介者への接続先情報に従って消費者側から仲介者に
    要求があると,前記広告元の識別情報を取得すると共
    に,消費者を識別するための消費者の識別情報を取得
    し,前記取得された広告元の識別情報に基づいて,予め
    前記広告元の識別情報に対応付けられて記憶された広告
    元への接続先情報と経済的な価値を表すポイント数への
    加算ポイントとを取得し,前記取得された消費者の識別
    情報に基づいて,予め前記消費者の識別情報に対応付け
    られて記憶された獲得ポイント数を取得し,前記取得さ
    れた獲得ポイント数に前記取得された加算ポイントを加
    算した後,前記取得された広告元への接続先情報により
    指定されたウェブペ−ジを消費者側に表示させる処理を
    コンピュータを用いて行う広告方法。
JP2000073658A 2000-03-16 2000-03-16 広告方法 Pending JP2001265994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000073658A JP2001265994A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 広告方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000073658A JP2001265994A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 広告方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265994A true JP2001265994A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18591872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000073658A Pending JP2001265994A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 広告方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265994A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186191A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Yahoo Japan Corp 広告配信システム、メール送信装置、広告配信方法、およびプログラム
JP2014194806A (ja) * 2009-05-29 2014-10-09 Google Inc コンテンツプロバイダと関心のあるコンテンツユーザをマッチングすること
JP2015228191A (ja) * 2014-06-03 2015-12-17 カシオ計算機株式会社 コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラム、および通信端末

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186191A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Yahoo Japan Corp 広告配信システム、メール送信装置、広告配信方法、およびプログラム
JP2014194806A (ja) * 2009-05-29 2014-10-09 Google Inc コンテンツプロバイダと関心のあるコンテンツユーザをマッチングすること
JP2015228191A (ja) * 2014-06-03 2015-12-17 カシオ計算機株式会社 コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラム、および通信端末
CN105302513A (zh) * 2014-06-03 2016-02-03 卡西欧计算机株式会社 内容输出装置、通信终端及内容输出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7120590B1 (en) Electronically distributing promotional and advertising material based upon consumer internet usage
US8621001B2 (en) System and method for dynamically changing the content of an information display
US9218620B2 (en) System and method for dynamically changing the content of an internet web page
US8468049B2 (en) Systems and methods for providing direct communication from personalized targeted advertisements
US6615238B1 (en) Evolving interactive dialog box for an internet web page
US20030028608A1 (en) Delivering electronic content
EP0984371A2 (en) System and method for generating, transferring and using an annotated universal address
US20090164317A1 (en) System and method of consistent internet web site banners that provide portal-like functionality
WO2007113858A2 (en) Method and apparatus for inserting and removing advertisements
JP2004529428A (ja) ユーザとの電子メール及びワールドワイドウェブ通信の統合方法
JP2000078183A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000123023A (ja) 個人別ページ生成方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体
WO1999016003A1 (en) System and method for providing client side personalization of content of web pages and the like
US20030093316A1 (en) Method and system for generating a custom web page from a URL suffix
JP2006526218A (ja) アドレシング情報を用いたサーチ結果の生成及び提示
JP2003187150A (ja) 自動広告取引システム及びその方法
JP2002215510A (ja) 可変式広告の供給する広告手法、および広告情報の属性情報を登録しカスタマイズされた広告情報を供給する広告手法
JP2001265994A (ja) 広告方法
JP2002032856A (ja) ポイント管理方法
JP3741001B2 (ja) 付加情報印刷システム、方法、及びプログラム、並びに付加情報印刷支援方法及びプログラム
AU2001284178A1 (en) Method and system to deliver internet web page advertising via HTTP response codes in 3xx range
KR100426202B1 (ko) 인터넷 광고 방법
JP4094631B2 (ja) 付加情報印刷支援システム、サーバ、方法及びプログラム
KR100433192B1 (ko) 이메일을 통한 관심정보 제공장치 및 그 방법
JP2002015114A (ja) 提供情報処理装置及び提供情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020