JP2001260997A - 捕捉機構 - Google Patents

捕捉機構

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JP2001260997A
JP2001260997A JP2000080202A JP2000080202A JP2001260997A JP 2001260997 A JP2001260997 A JP 2001260997A JP 2000080202 A JP2000080202 A JP 2000080202A JP 2000080202 A JP2000080202 A JP 2000080202A JP 2001260997 A JP2001260997 A JP 2001260997A
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JP
Japan
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satellite
service
service satellite
arms
gripper
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JP2000080202A
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English (en)
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Yasushi Fukuda
靖 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターゲット衛星から荷重/モーメントが作用
してもアームが折れてしまうことのないサービス衛星の
捕捉機構の提供。 【解決手段】 伸張可能なアーム23を有するサービス
衛星21が、回転するターゲット衛星を捕捉するための
捕捉機構であって、前記サービス衛星21本体より伸張
可能で角錐形状を構成する複数のアーム23と、前記ア
ーム先端に接続されたグリッパ26と、前記ターゲット
衛星の回転運動を低減する回生抵抗25と、前記サービ
ス衛星の位置および姿勢を制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする捕捉機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空中、宇宙等の浮遊
空間での組立作業や保守作業等に使用されるロボットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すようにサービス衛星2
1でターゲット衛星43を捕捉し、スピン軸を変更させ
る場合、以下のようなスピン軸変更方法が提案されてい
る(特開平4−113997号公報参照)。
【0003】サービス衛星21は本体に接続され先端に
グリッパ26を取り付けたアーム23とアーム23の基
部に設けた回生抵抗25で構成される。
【0004】サービス衛星21をターゲット衛星43に
接近させた後、スピン軸41、42が平行になるように
ターゲット衛星43を姿勢変更させる。このときサービ
ス衛星21上のビデオカメラでターゲット衛星43の画
像を取得し、テレメトリ回線で地上に送信して地上で画
像解析し、スピン軸41の同定を行う。次に、スピン軸
41に平行にアーム23を伸ばした後、ターゲット衛星
43のスピン速度と同じスピン速度となるようにサービ
ス衛星21の速度を調整し、アーム23先端のグリッパ
26を用いてターゲット衛星43を捕捉する。次いで回
生抵抗25でのエネルギー消散により、ターゲット衛星
43のスピンを変更する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、アーム23先端のグリッパ26を用いてターゲット
衛星43を捕捉後、さらに回生抵抗25でのエネルギー
消散により、ターゲット衛星43のスピン軸を変更する
際、ターゲット衛星43から伸張させたアーム23に、
サービス衛星21とアーム23との間のモーメント荷重
が作用し、アームが屈曲しまい、スピン軸が変更できな
い場合があった。
【0006】また、従来の技術においては、ターゲット
衛星43のスピン軸の回転42の回転を停止することが
できなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、伸張可能なアームを有するサービス衛
星が、回転するターゲット衛星を捕捉するための捕捉機
構であって、前記サービス衛星本体より伸張可能で角錐
形状を構成する複数のアームと、前記アーム先端に接続
されたグリッパと、前記ターゲット衛星の回転運動を低
減する回生抵抗と、前記サービス衛星の位置および姿勢
を制御する制御手段とを有することを特徴とする捕捉機
構を提供する。
【0008】具体的には(図1参照)、サービス衛星2
1の本体上にモータ駆動により展開可能な支持台22
a、22b、22cから揺動自在な回転軸を介して各々
伸張可能なアーム23a、23b、23cを接続し、各
々のアーム23a、23b、23cの先端を揺動自在な
回転軸を介してグリッパ支持部材24にて一箇所で接続
して、さらに回生抵抗25を介して図示しないターゲッ
ト衛星を捕捉するグリッパ26を備えた捕捉機構を提供
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1には本発明の一実施形態に係るサービ
ス衛星上の捕捉機構を示す。
【0011】この捕捉機構は、サービス衛星21の本体
上にモータ駆動により展開可能な支持台22a、22
b、22c上に各々伸張かつ揺動可能なアーム23a、
23b、23cを取り付け、前記アーム23a、23
b、23cの先端を一箇所で揺動自在な回転軸を介して
グリッパ支持部材24で支持し、さらに回生抵抗25を
介して図示しないターゲット衛星を捕捉するグリッパ2
6を設ける。
【0012】次に、前記のように構成されたサービス衛
星21の捕捉機構の作用を説明する。
【0013】サービス衛星21が図示しないターゲット
衛星を捕捉する場合、まず、前記サービス衛星21の本
体に搭載したスラスタ27a、27b、27c、27d
を噴射して図示しないターゲット衛星に接近する。
【0014】次に、図示しないターゲット衛星のスピン
軸に対し、前記サービス衛星21に搭載したスラスタ2
7a、27b、27c、27dの噴射、及び、前記アー
ム23a、23b、23cの伸張収納動作により、前記
サービス衛星21の前記アーム23a、23b、23c
の端部に接続した回生抵抗25の回転軸を一致させる。
【0015】そして、前記グリッパ26の閉動作により
図示しないターゲット衛星を捕捉し、前記回生抵抗25
における回転運動と前記サービス衛星21の本体に搭載
したスラスタ27a、27b、27c、27dの噴射に
より、徐々に、図示しないターゲット衛星のスピン軸回
りの回転を停止させる。
【0016】このように、前記サービス衛星21の本体
に取り付けたアーム23を3本で構成し、かつ、角錐形
状に構成し、かつ、このアームの伸張収納動作により、
図示しないターゲット衛星のスピン軸に対し前記サービ
ス衛星21の前記アーム23の端部に接続した回生抵抗
25の軸を一致させるととにより、図示しないサービス
衛星を捕捉し、そのスピン回転を停止する時、サービス
衛星からサービス衛星21に作用する荷重/モーメント
によるアーム23a、23b、23cの座屈及び破損を
防止できる。
【0017】図2には、本発明の他の実施形態に係る捕
捉機構を示す。
【0018】この捕捉機構は、サービス衛星21の本体
上に回生抵抗25を取り付け、さらに回生抵抗25には
アーム支持部材28を介して伸張かつ揺動可能なアーム
29a、29b、29cを取り付け、前記アーム29
a、29b、29cの先端には各々図示しないターゲッ
ト衛星を捕捉するグリッパ30a、30b、30cを設
ける。
【0019】次に、前記のように構成されたサービス衛
星21の捕捉機構の作用を説明する。
【0020】サービス衛星21が図示しないターゲット
衛星を捕捉する場合、まず、前記サービス衛星21の本
体に搭載したスラスタ27a、27b、27c、27
d、27e、27fを噴射して図示しないターゲット衛
星に接近する。
【0021】次に、図示しないターゲット衛星のスピン
軸に対し、前記サービス衛星21の本体に搭載したスラ
スタ27a、27b、27c、27d、27e、27f
の噴射により、前記サービス衛星21の本体に接続した
回生抵抗25の回転軸を一致させる。
【0022】そして、図示しないモータの駆動による前
記アーム29a、29b、29cの伸張収納及び揺動動
作により、図示しないターゲット衛星上の3箇所の被捕
捉部に前記グリッパ30a、30b、30cの位置を合
わせ、前記グリッパ30a、30b、30cの閉動作に
より図示しないターゲット衛星を捕捉する。
【0023】その後、前記回生抵抗25における回転運
動と前記サービス衛星21の本体に搭載したスラスタ2
7a、27b、27c、27d、27e、27fの噴射
により、徐々に、図示しないターゲット衛星のスピン軸
回りの回転を停止させる。
【0024】このように、前記サービス衛星21の本体
に取り付けたアーム29を3本で構成し、かつ、角錐形
状に構成したため、図示しないサービス衛星を捕捉し、
そのスピン回転を停止する時、サービス衛星からサービ
ス衛星21に作用する荷重/モーメントによるアーム2
9a、29b、29cの座屈及び破損を防止できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明による捕捉装置
によれば、サービス衛星に取り付けた複数のアームを角
錐形状に構成するため、図示しないサービス衛星を捕捉
し、スピン回転を停止する時、サービス衛星からサービ
ス衛星に作用する荷重/モーメントによるアームの座屈
及び破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る捕捉機構を説明する
斜視図。
【図2】本発明の他の実施例に係る捕捉機構を説明する
斜視図。
【図3】従来の捕捉機構を説明する斜視図。
【符号の説明】
21…サービス衛星 22…アーム支持台 23…アーム 24…グリッパ支持部材 25…回生抵抗 26…グリッパ 27…スラスタ 28…アーム支持部材 29…アーム 30…グリッパ 41…サービス衛星の回転軸 42…ターゲット衛星の回転軸 43…ターゲット衛星

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸張可能なアームを有するサービス衛星
    が、回転するターゲット衛星を捕捉するための捕捉機構
    であって、前記サービス衛星本体より伸張可能で角錐形
    状を構成する複数のアームと、前記アーム先端に接続さ
    れたグリッパと、前記ターゲット衛星の回転運動を低減
    する回生抵抗と、前記サービス衛星の位置および姿勢を
    制御する制御手段とを有することを特徴とする捕捉機
    構。
  2. 【請求項2】 前記複数のアームは、一端が前記サービ
    ス衛星本体上の複数箇所で揺動自在に支持された他端で
    揺動自在に一箇所で支持部材に接続されることにより角
    錐形状を構成し、前記支持部材の先端に前記回生抵抗を
    介して前記グリッパを取り付けたことを特徴とする請求
    項1記載の捕捉機構。
  3. 【請求項3】 前記サービス衛星上に前記回生抵抗を介
    して支持部材を設け、前記支持部材を介して前記複数の
    アームを角錐形状を構成するように取り付け、各々のア
    ームの先端に前記グリッパを取り付けたことを特徴とす
    る請求項1記載の捕捉機構。
  4. 【請求項4】 前記サービス衛星より展開可能で、前記
    複数のアームを支持する支持台を更に有することを特徴
    とする請求項2記載の捕捉機構。
JP2000080202A 2000-03-22 2000-03-22 捕捉機構 Pending JP2001260997A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180086A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 株式会社Ihiエアロスペース ドッキング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180086A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 株式会社Ihiエアロスペース ドッキング装置
JP7104478B2 (ja) 2017-03-31 2022-07-21 株式会社Ihiエアロスペース ドッキング装置
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