JP2001260016A - 研磨状態測定装置及び測定方法及び研磨装置及び半導体デバイス製造方法 - Google Patents
研磨状態測定装置及び測定方法及び研磨装置及び半導体デバイス製造方法Info
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Abstract
ウェハのCMP工程にて研磨終了点や膜厚を光学的に測
定する測定装置は、研磨中、例えばCu層を研磨するC
uプロセスの際に、研磨剤の光学的性質が研摩の進行と
共に変化するために、高精度な測定ができなかった。こ
の問題を解決することである。 【解決手段】本発明の測定装置は、ウェハの研磨中に、
ウェハ面にプローブ光を照射する光源と、この信号光を
受光する光検出器と、この光検出器から出力する光信号
を研磨剤の変化する光学特性のデータにより補正する光
信号補正手段と、を具える。
Description
ば、半導体素子形成や、磁気ヘッド形成などの研磨プロ
セスに於いて研磨状態を測定する測定装置及び測定方法
及び研磨装置及び半導体デバイス製造方法に関する。
ず進展を続けており、高密度実現のため、種々な技術、
方法の開発が進められている。その一つが、多層配線で
あり、これに伴う技術的課題に、半導体ウェハ上のグロ
ーバルな(比較的大きなエリアでの)デバイス面の平坦
化および、上下層間の配線がある。
更には高NA(numericalaperture)
に伴う露光時の焦点深度短縮を考慮すると、少なくとも
露光エリア程度の範囲での層間層の平坦化の精度要求は
大きい。また、多層配線実現のために金属電極層の埋め
込みであるいわゆる象嵌(プラグ、ダマシン)の要求も
大きく、この場合、金属層の積層後の余分な金属層の除
去及び平坦化を行わなければならない。これらの、大き
なエリアでの効率的な平坦化技術として注目を集めてい
るのが、CMPと呼ばれる研磨工程である。CMP(Ch
emical Mechanical Polishing またはPlanarization )
は、物理的研磨作用と化学的な研磨作用(研磨剤の溶液
による溶かし出し)とを併用して、ウェハーの表面層を
除いていく工程で、グローバル平坦化および、電極形成
技術の最有力な候補となっている。具体的には、酸、ア
ルカリなどの被研磨物の可溶性溶媒中に、研磨粒(シリ
カ、アルミナ、酸化セリウムなどが一般的)を分散させ
たスラリーと呼ばれる研磨剤を用い、適当な研磨パッド
で、ウェハ表面を加圧し、相対運動により摩擦すること
により研磨を進行させる。ウェハ全面において、加圧と
相対運動速度を一様とすることで面内に一様な研磨が可
能になる。
として、研磨工程の終了点の検知がある。ことに、研磨
工程を行いながらの(in-situ の)研磨終了点の検出
は、工程効率化のためにも要請が大きい。
なった層へ研磨が進んだときの摩擦変動を、ウェハ回転
やパッドの回転のモータートルクの変化によって検出す
る方法が用いられている。この方法は、異なる層の研磨
開始を検知する金属層の研磨時等に有効な場合もある
が、ある種の電極金属層(バリアメタル層をもったCu
層など)の研磨の際の検出に対しては有効でないことが
指摘され、しかも精度の上で不十分である。更に、研磨
パッドの表面の機械的性質の経時変化によって、検出が
困難になることも報告されている。
つ測定精度が高い研磨終了点検出装置として光学的検出
装置が知られている。図11は従来の研磨終了点検出装
置を示す。図10はこの研磨終了点検出装置のCMP装
置への取り付け状態の概要を示したものである。図10
にて30は研磨パッド、31は定盤、33は研磨対象物
保持部( ホルダ) 、4は研磨対象物( ウェハ)、35は
研磨剤供給部、36は研磨剤(スラリー)である。研磨
パッド30としては、発泡ポリウレタンよりなるシート
状のもの、あるいは表面に溝構造を有した無発泡樹脂か
らなるものが使用されている。ホルダ33は、不図示の
加圧手段によりウェハ4を研磨パッド30に加圧すると
ともに、不図示の手段により軸Aを中心に矢印100の
方向に回転し、また定盤31は不図示の手段により軸B
を中心に矢印101の方向に回転する。更に軸Aは、軸
Bに直線的に近づいたり離れたりという揺動をする。こ
れらの過程でウェハ4は、研磨剤36と研磨パッド30
の化学的作用と機械的作用によりその被研磨面が研磨さ
れる。
磨されて平坦化したかどうかを、研磨終了点測定装置8
0が測定する。図10において80は測定装置、23は
上記プローブ光と反射信号光が透過するための透光窓で
ある。この測定のために測定装置80から出射したプロ
ーブ光は透光窓23を透過してウェハ4の被研磨面に照
射され、被研磨面からの反射信号光は透光窓23を逆向
きに透過して研磨終了点測定装置により検出される。反
射信号光強度は残膜厚に依存し、反射信号光強度を測定
すれば残膜厚を求めることができるのである。
0の概要を示したものである。図11にて110は光
源、200、210はレンズ、120はビームスプリッ
タ、220はレンズ、4はウェハ、230はレンズ、1
30は光検出器、300は信号処理装置である。光源1
10を出射したプローブ光はレンズ200、210およ
びビームスプリッタ(以下、BSと呼ぶ)120を透過
する。BS120を透過したプローブ光はレンズ220
を透過し、ウェハ4にほぼ垂直に入射する。ウェハ4で
反射された反射信号光はレンズ220を透過し、BS1
20でその反射光の一部が反射される。BS120で反
射された信号光はレンズ230で集光され、光検出器1
30に入射する。光検出器130で反射信号光は光電変
換され、反射光信号として信号処理装置300に入力
し、信号処理され研磨状態が求められる。いま金属電極
膜の埋め込みのための金属電極薄膜の研磨工程を考える
と、金属電極薄膜積層後の余分な金属薄膜が研磨により
除去されていくため、金属薄膜表面からの反射光は小さ
くなっていく。余分な金属薄膜が除去されると金属電極
薄膜の面積は変化しなくなるため、反射信号光の強度も
変化しなくなる。このような反射信号光の強度変化をモ
ニタすることで、ウェハの研磨終点の検出を行うことが
出来る。
MP装置における研磨終了点を研磨中に光学的に検知す
る測定装置は、開発が進められてはいるが、様々なプロ
セスへのCMPプロセスの適用が進展し、CMPプロセ
スが多様化するにつれ、新たな問題が生じて来ている。
る。工程が化学反応を利用しているCMPプロセスで
は、研磨剤中のイオン成分が変化することなどにより、
研磨剤の光学的性質が研摩の進行と共に変化する。例え
ば、Cuプロセスにて、Cu層が研磨され、Cuイオン
が研磨剤中に溶け出すと、研磨剤が緑色を呈するように
なることである。
研磨剤の層を通してプローブ光や反射信号光をやり取り
している測定装置において反射信号光の大きさを変化さ
せ、研磨状態を光学的に測定する際の大きな障害とな
る。ウェハ表面の反射光(や透過光)の変動から研磨状
態をモニタリングするのが光学的測定の基本的な原理で
あるので、研磨剤の光学的性質の変動は測定信号光にノ
イズとして働くからである。
ェハ面からの反射光の分光特性から、研磨工程をモニタ
する測定装置は、その分光特性の極大や極小(いわゆる
ピークやボトム)を利用することが多々ある。すなわち
極大や極小の出現や消滅、出現した極大または極小波長
の移動量、出現した極大値または極小値の変化量などで
ある。このような場合は、研磨剤の光学特性の変化は、
以上のような分光特性の極大や極小の測定に対するノイ
ズとなることは明白である。
学的性質の変動があっても、高精度にまた安定的に研磨
状態を測定できる測定装置、及び測定方法、更には高精
度且つ高歩留り、または安価に研磨できる研磨装置、ま
た更には高品質または低コストな半導体デバイス製造方
法を提供することである。
一に、表面に薄膜を有する研磨対象物と研磨体との間に
研磨剤を介在させた状態で前記研磨体と前記研磨対象物
とを相対移動させることにより前記薄膜の全体または一
部を研磨により除去する際に、プローブ光を被研磨面で
ある前記薄膜上に照射して得られる反射信号光または透
過信号光の何れか一方または両方の信号光の変化により
研磨状態を測定する装置であり、前記プローブ光を発す
る光源と、前記信号光を受光する光検出器と、前記光検
出器から出力する光信号を前記研磨剤の変化する光学特
性のデータにより補正する光信号補正手段と、を具える
ことを特徴とする測定装置を提供する。
を前記研磨剤の変化する光学特性により補正する光信号
補正手段とは、前記光信号を予め取得され記憶された研
磨剤の変化する光学特性を用いて補正する手段、また
は、前記光信号を研磨対象物を通過せず研磨剤を通過し
た参照信号との比較測定を行うことにより補正する手
段、等のことを言う。
め計測、または予測計算により取得された研磨剤の変化
する光学特性のデータを用いて、前記光信号を補正する
ことを特徴とする請求項1記載の測定装置を提供する。
特性のデータを、信号光計測の適時の参照値として使用
することにより前記補正を行うことを特徴とする請求項
1〜2何れか1項記載の測定装置を提供する。
する場合に、各研磨剤の、変化する光学特性のデータを
経時的あるいは同時に用いることにより前記光信号を補
正することを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の
測定装置を提供する。
記信号光をブランク面からの参照信号光と比較測定する
ことにより、前記光信号を補正することを特徴とする請
求項1記載の測定装置を提供する。
象物と研磨体との間に研磨剤層を介在させた状態で前記
研磨体と前記研磨対象物とを相対移動させることにより
前記薄膜の全体または一部を研磨により除去する際に研
磨状態を測定する装置であり、プローブ光を発する光源
と、前記プローブ光を前記研磨剤層に照射して得られる
反射信号光または透過信号光の何れか一方の信号光を受
光する光検出器とを具え、前記信号光の変化により研磨
状態を測定することを特徴とする測定装置を提供する。
象物と研磨体との間に研磨剤を介在させた状態で前記研
磨体と前記研磨対象物とを相対移動させることにより前
記薄膜の全体または一部を研磨により除去しながら、プ
ローブ光を被研磨面である前記薄膜上に照射して得られ
る反射信号光または透過信号光の何れか一方または両方
の信号光の変化により研磨状態を測定する測定方法であ
り、前記反射信号光を光検出器により受光する段階と、
前記光検出器から出力する光信号を研磨剤の変化する光
学特性により補正する段階と、を具えることを特徴とす
る測定方法を提供する。
象物と研磨体との間に研磨剤層を介在させた状態で前記
研磨体と前記研磨対象物とを相対移動させることにより
前記薄膜の全体または一部を研磨により除去する際に、
プローブ光を前記研磨剤層に照射して得られる反射信号
光または透過信号光の何れか一方の信号光の変化を検知
することにより研磨剤の光学的性質の変化を検出する段
階と、前記変化を検出することにより研磨状態を測定す
る段階と、を具えることを特徴とする研磨状態を測定す
る測定方法を提供する。
研磨体と、請求項1〜6何れか1項記載の測定装置と、
を具え、前記基板と前記研磨体との間に研磨剤を介在さ
せた状態で、前記基板と前記研磨体との間に荷重を加
え、双方の間に相対運動を与えることにより基板を研磨
する際に、工程終了点の検知が可能なようにされたこと
を特徴とする研磨装置を提供する。
を用いて半導体ウェハの表面を研磨する段階を具えるこ
とを特徴とする半導体デバイス製造方法を提供する。
3、4を限定された図を用いて説明するが、本発明はこ
れらの図に示される範囲に限定されるものではない。 [実施形態1]図4は本実施形態の測定装置を示し、図
3は、この測定装置が具える信号処理装置を示し、信号
処理装置15は補正部17、参照値記憶部20、信号処
理部19を具える。図5はこの測定装置の測定対象のC
MP装置を示す。図5のCMP装置自体は既に説明した
図10のCMP装置と本質的に同じであるので、冗長さ
を避けるために動作説明を省く。
放射する光源であり、好ましくは白色光源であり、キセ
ノンランプやハロゲンランプを使用することが出来る。
また、白色LEDも使用可能である。光源1から出射し
たプローブ光はレンズ2、3およびビームスプリッタ
(以下BSと呼ぶ)5を透過し、レンズ6でほぼ平行光
にされ、研磨剤(図5の研磨剤36)を透過して、研磨
対象物(ウェハ)4に垂直に入射する。
ているのは、特に、表面に薄膜またはパターンの片方ま
たは両方を有するウェハである。プローブ光のスポット
径は、ウェハの照射面に於いて、好ましくはパターンの
最小単位よりも大きくされる。この様子を半導体ウェハ
上の金属電極層50の研磨を例に図6に示す。
射信号光は再び研磨剤(図4の研磨剤36)、レンズ6
を逆向きに透過し、BS5でその一部が反射される。
尚、ここでプローブ光と反射信号光は図5に示した透光
窓を透過し、透光窓には通常石英ガラスが嵌め込まれて
いる。BS5で反射された反射信号光はレンズ7でほぼ
平行光にされ、ミラー14で反射され、レンズ9で絞り
10の開口部に集光され、0次光のみが透過され、1次
以上の回折光は絞り10のスクリーン部により遮断され
る。開口部を透過した0次の反射信号光はレンズ11を
透過し、回折格子12で分光され、異なる波長の光は異
なる角度に回折され、異なる角度に対応する複数の分離
された微小な光検出素子を具えたリニアセンサ13に入
射することにより反射信号光の分光特性が検出される。
より分かるように、デバイスを構成する積層薄膜の各層
の境界からの光波(図6のa.bなど)および、各部分
からの反射光波(図6の100、200、300)の重
ね合わせで生じた波長依存性(分光特性)を見せ、空間
コヒーレンス長、パターンの密度、パターンの精細度、
及び膜厚に依存した光干渉効果の結果、多数個の極大極
小値(ピ−ク)を持ったものとなる。この辺りの技術に
ついては特願平11−268123に開示されている。
更に、ウェハ上で反射する信号光は、光検出器で受光さ
れる前に研磨剤を透過しているので、前に説明したよう
に、研磨の進行と共に変化するウェハ上のデバイスパタ
ーンの形状の変化に依存して変化すると共に、研磨剤の
光学的性質(その結果として透過率)の影響を受け、研
磨剤の光学的性質が変化する場合にはこの変化にも依存
して変化する。
(分光反射率信号)は、図3に示される信号処理装置1
5に入力する。ここで信号処理装置15は参照値を記憶
した参照値記憶部20、光信号を補正する補正部17、
補正された光信号から研磨状態を演算する信号処理部1
9を具える。補正部17に入力する光信号16は、参照
値記憶部20から呼び出された参照値信号21に基づい
て補正され、補正された光信号18が信号処理部19で
処理されて研磨状態が求められる。
の光学特性(その結果として透過率)の変化の影響を考
慮して反射信号光や透過信号光を解析し、研磨状態を測
定する。
明する。
性変化による光学特性変化の影響を除去するために、研
磨剤の変化する光学特性や分光特性のピークまたは谷の
データを事前に取得し、これを、光信号(この例では分
光反射率信号)の信号処理時に用いる。
ば、化学的研磨作用により被研磨物から溶かし出された
イオンが研磨剤に混入することによって生じるので、そ
の変化の様子(研磨剤の分光特性や、分光特性中のピー
クや谷のデータ(どの波長に吸収ピークが現れるか、
等))は、事前に、実際に研磨を実行して、研磨剤の光
学特性の変化を予め追跡し、そのデータを測定により取
得して用意しておくことができる。また、この研磨剤の
光学特性の変化は、既知の、イオンの吸光度、等を用い
た理論予測によって事前に計算しておくこともできる。
この計算は、時間と共に変化する研磨剤による光吸収、
光散乱等の光学特性や、プローブ光を発する光源の放射
スペクトルや、レンズ等の光学素子の分光透過率特性
や、光検出器の分光感度特性、等の要素部品の特性を用
いて行われる。
(即ち、分光特性、または分光特性中のピークまたは谷
の位置または高さデータの片方または両方)は、図3に
示された参照値記憶部20に記憶されており、この研磨
剤の分光特性は、通常は、研磨対象物(ウェハ)の被研
磨面を反射せず、被研磨面の情報を持たない点でのみ分
光反射率信号と異なるものとしておくことが後の信号処
理を簡便にする点で好ましい。
れた参照値信号(即ち、分光特性信号、または分光特性
中のピークまたは谷の位置または高さ信号の片方または
両方)とを演算処理することにより行われる。更に具体
的には、分光反射信号光の光信号16と、参照値記憶部
20から呼び出された参照値信号21とを比較すること
によって補正を行うことができる。
ば、補正部17が、光信号16を参照値信号21で除算
することにより信号光16の参照値信号21に対する比
率を求める。更には、研磨の経過時間に対応した参照値
信号を次々と呼び出して前記比率を次々と演算する。こ
のようにすることにより、研磨剤の変化する光学特性が
相殺されるので、演算して補正された光信号を、変化す
る研磨剤の光学特性の影響を受けないで、測定対象のウ
ェハの表面情報のみの変化を反映したものとすることが
できる。この補正方法は以下実施例で詳しく説明され
る。
ば、補正部17が、光信号16から分光特性中のピーク
または谷の位置と高さを除去することにより補正する。
更には、研磨の経過時間に対応した分光特性のピークま
たは谷の位置と高さの信号を次々と呼び出して除去する
補正を行う。
取ることにより、反射信号光の分光反射率中の極大や極
小(いわゆるピークや谷)の、出現や消失や高さ(強
度)の変化や波長位置の変化を正確に測定することがで
きるので、研磨状態の測定精度と安定性が向上する。
u電極層を研磨するCMP工程中に見られるように、研
磨剤の光学的性質が経時的に変化する場合に有効に用い
られる。
を付随したCu層のCMP工程などのように、Cu層2
6やTiN層27の複数の層を研磨する場合は、各層に
適した異なる種類の研磨剤を用いる必要がある。この場
合には、その各研磨剤の各々の光学特性の経時変化デー
タを予め参照値として取得しておく。これらの各参照値
は、経時的に用いることも、異なる研磨剤を混合して用
いる場合のように、同時に組み合わせて用いることもあ
る。 [実施形態2]本実施形態の測定装置は、実施形態1と
同様に、基本的には図4で概要が示される。実施形態1
の測定装置とは以下の点で異なる。図5には測定対象の
CMP装置の概要が示される。図5のCMP装置自体は
図10のCMP装置と本質的に同じで説明済であるの
で、冗長さを避けるために動作説明を省く。
対象物の薄膜またはパターンの片方または両方が形成さ
れた面に照射され、照射プローブ光の反射信号光がレン
ズ等光学部品を通って光検出器13で検出され取得され
る点は実施形態1と同様である。本実施形態では、この
とき反射信号光のみでなく、研磨対象物の薄膜またはパ
ターンのどちらも形成されていない参照ブランク面から
の参照信号光も取得するのである。これは、ウェハ4が
研磨工程中に移動しているために、照射プローブ光が、
薄膜やパターンが形成されている研磨状態の測定対象面
に照射されることも、パターンが形成されていないブラ
ンク面に照射されることもあるために可能なことであ
り、この測定対象面に照射されているかブランク面に照
射されているかの判断のためにプローブ光の照射位置の
特定を行う。この特定技術については特願平11−18
9388に詳しく開示されている。
ク面からの参照信号光は、相次いで光検出器13で検出
され、信号処理装置15で、この反射信号光の信号(反
射光信号)が参照信号光の信号により除算されることに
より反射光信号が補正され、この補正された反射光信号
が信号処理されることにより研磨状態が求められる。
とは異なるタイミングで取得されるが、図4の測定装置
の照射光学系を反射信号光と参照信号光用とに2系統設
けることにより、反射信号光と参照信号光とを同時に比
較測定することにより反射光信号の補正を行うことがで
きる。
は、研磨剤の変化する光学特性が相殺されているので、
変化する研磨剤の光学特性の影響を受けないで、測定対
象のウェハの表面情報のみの変化を反映したものとなっ
ており、研磨状態を正確に且つ安定に測定できる。
正された光信号は、信号処理装置で処理され、分光特性
の変化に基づいて研磨状態が測定される。 [実施形態3]本実施形態の測定装置を図4に示す。図
5には測定対象のCMP装置の概要が示される。図5の
CMP装置自体は図10のCMP装置と本質的に同じで
説明済であるので、冗長さを避けるために動作説明を省
く。
とは異なり、研磨剤の光学特性変化そのものにより研磨
状態を測定する。このために、照射プローブ光は研磨剤
層に照射され、研磨剤層からの反射信号光が光検出器1
3により検出され、その研磨剤の光信号は信号処理装置
15で処理される。この処理のために、事前にデータ取
りのための研磨が行われ、研磨の残膜厚と光信号との関
係が測定により取得されている。このデータの取得はイ
オン吸光度や散乱率を用い理論計算によって行っても良
い。このようにして各々の研磨剤独自のピークの変化等
を測定することにより研磨状態を測定することができ
る。
磨剤層の情報のみが含まれ、ウェハの測定対象面である
薄膜やパターンからの信号成分は含まれないことが好ま
しい。そのために照射光がブランク面を照射しているこ
とを判定(特定)し、ブランク面のみからの反射光信号
を取得する。ブランク面を判定しないで測定できるよう
に、別に、ウェハとは別の研磨剤に接するように配置さ
れた測定用基板から反射光信号を取得しても良い。
し、工程進行の目安を得ることができる点で優れた方法
である。 [実施形態4]図12は、半導体デバイス製造プロセス
を示すフローチャートである。半導体デバイス製造プロ
セスをスタートして、まずステップS200で、次に挙
げるステップS201〜S204の中から適切な処理工
程を選択する。選択に従って、ステップS201〜S2
04のいずれかに進む。
を酸化させる酸化工程である。ステップS202はCV
D、等によりシリコンウェハ表面に絶縁膜を形成するC
VD工程である。ステップS203はシリコンウェハ上
に電極膜を蒸着、等の工程で形成する電極膜形成工程で
ある。ステップS204はシリコンウェハにイオンを打
ち込むイオン打ち込み工程である。
で、ステップS209に進み、CMP工程を行うかどう
かを判断する。行わない場合はステップS206に進む
が、行う場合はステップS205に進む。ステップS2
05はCMP工程であり、この工程では、本発明の研磨
装置を用いて層間絶縁膜の平坦化や、半導体デバイスの
表面の金属膜の研磨によるダマシン(damascene )の形
成等が行われる。
S206に進む。ステップS206はフォトリソ工程で
ある。フォトリソ工程では、シリコンウェハへのレジス
トの塗布、露光装置を用いた露光によるシリコンウェハ
への回路パターンの焼き付け、露光したシリコンウェハ
の現像が行われる。さらに次のステップS207は現像
したレジスト像以外の部分をエッチングにより削り、そ
の後レジスト剥離が行い、エッチングが済んで不要とな
ったレジストを取り除くエッチング工程である。
了したかを判断し、完了していなければステップS20
0に戻り、先のステップを繰り返して、シリコンウエハ
上に回路パターンが形成される。ステップS208で全
工程が完了したと判断されればエンドとなる。
は、CMP工程において本発明に係る測定装置を具えた
研磨装置を用いているため、CMP工程での研磨終了点
の検知精度が向上することにより、CMP工程での測定
精度が向上しまた歩留まりが向上する。これにより、従
来の半導体デバイス製造方法に比べて高品質且つ低コス
トで半導体デバイスを製造することができるという効果
がある。
プロセスの他の半導体デバイス製造プロセスのCMP工
程にも本発明を用いることが出来る。
明を説明した。
て表示された光学系を用いて本発明を説明したが、本発
明はこの光学系を用いる場合に限定されない。
はプローブ光を半導体デバイスのパターン面側から照射
しているが、プローブ光はウェハの裏面側から照射する
ことも出来る。この場合、光源は赤外域での多波長成分
光源が必要になる。
光源1としては白色光源のように可視域で連続的に比較
的広いスペクトル範囲を有する光源であっても、比較的
半値幅の狭い複数のスペクトルの光を発光する光源であ
っても、赤外光源でも、紫外光源であっても良い。更に
は本発明は、分光しないで測定する場合のみならず、単
色光を発する光源で測定する場合も含まれる。
態の測定とは、薄膜の残膜厚の測定、または研磨終了点
の測定の何れか一方または両方であり、図7で示したバ
リア層を有する金属層の研磨プロセスや図8で示した金
属層の研磨プロセスのみならず、図9に示す層間絶縁膜
の研磨プロセスにも適用可能である。
た測定装置は、測定を図5のCMP装置の透光窓を通す
ことによって行っていたが、本発明はこの方法に限定さ
れるものではない。例えば、ウェハが研磨パッドと相対
運動を行う過程で、ウェハが研磨パッドの外側にずれて
飛び出した瞬間に測定することは好ましい方法である。
また研磨パッドがウェハよりも小さい研磨装置において
は、ウェハが研磨パッドからはみ出して露出している部
分に対して測定することもできる。
を、図5にその概要が示されたCMP装置に適用して、
6インチシリコンウェハ上の撮像素子デバイスのCuダ
マシン(象嵌)形成のためのCMP工程における研磨終
了点検出を試みた。本実施例は、本発明の実施形態の説
明で用いたものと同じ概要図、図4を用いて説明される
が、より限定的となる。研磨対象の撮像素子は、最小線
幅約0.3μm、最小単位長約1μmの構造を持ち、図
7にその概要図を示す。この撮像素子デバイスのバリア
メタル27はTaの窒化物(膜厚約60nm)である。
図5のCMP装置は、透光窓23が、定盤31 に穿たれ
た約1cm×4cmの矩形孔と、研磨パッドの加工面と
ほぼ同一面にその上面を持つ石英ガラス製の窓から成
り、石英ガラス窓の少なくともその片面に、プローブ光
と反射信号光の波長域における反射防止コートを施し
た。図5のCMP装置自体は、図10にその概要を示す
CMP装置とは上記窓構造の記載を除いて同一構造であ
り既に説明済であるので、冗長さを避けるために説明を
省く。 図4の測定装置にて、1はキセノンランプ光源
である。光源1から出射したプローブ光はレンズ2、3
およびビームスプリッタ(以下BSと呼ぶ)5を透過
し、レンズ6でほぼ平行光にされ、研磨剤(図5の研磨
剤36)を透過して、Cuダマシン(象嵌)を形成する
ための撮像素子デバイスのウェハ上に垂直に入射する。
0.5mmΦであった。ウェハ4からの反射信号光は再
び研磨剤(図5の研磨剤36)、レンズ6を逆向きに透
過し、BS5でその一部が反射される。BS5で反射さ
れた反射信号光はレンズ7でほぼ平行光にされ、ミラー
14で反射され、レンズ9により、光軸上に開口部を有
する絞り10上に集光されて、散乱光、回折光などの0
次光以外の成分が除去され、レンズ11を透過する。レ
ンズ11を透過した反射信号光は回折格子12で分光さ
れ、異なる波長の光は異なる角度に回折され、異なる角
度に対応して光ダイオード型のリニアセンサ(256素
子)13で検出することにより分光反射信号光が検出さ
れた。計測波長範囲は約400nmから800nmであ
る。リニアセンサからの光信号は増幅後、信号処理装置
15に入力される。ここで信号処理装置15は図3に概
要を示すように参照値を記憶した参照値記憶部、光信号
を補正する補正部、補正された光信号から研磨状態を演
算する信号処理部とを具える。
測された、研磨時間と共に変化する研磨剤の分光特性が
記憶されている。図1のaは研磨の初期の分光特性を示
し、図1のbはイオンが溶け出した状態での分光特性を
示す。この測定は、図4に概要を示すCMP装置にて、
研磨中あるいは研磨後に、ホルダにアルミニウム金属板
の研磨対象物を保持することにより測定可能である。
としたものを用い、研磨レートは約300nm/minで行っ
た。研磨が進行すると、研磨剤へのCuイオンの溶けだ
しにより、研磨剤が着色し、600nm付近での吸収が
大きくなった。
色の影響を除いた。
部にて、参照値記憶部から呼び出された参照値信号によ
り除算される。この除算された光信号は、研磨剤の光学
特性をレファレンスとして測定した測定値と同等であ
り、研磨剤の光学特性とは無関係である。従って、更
に、研磨開始後の経過時間に対応する研磨剤の光学特性
を次々と適宜呼び出して、除算を行えば、時間とともに
変化する研磨剤の光学特性とは無関係に、撮像素子デバ
イスの研磨状態にのみ依存する補正された光信号を得る
ことができた。
ように信号処理した。
は、研磨の初期状態は、ウェハの殆ど全面が金属層に覆
われた状態であり、研磨の進行によって、部分的に金属
層が除去され、パターン構造が露出してくる。本例にお
いては、研磨進行による光の強度の変化というよりは、
パターンが出現することによる、パターン各部分からの
光波の重ね合わせ、すなわち、パターン間の干渉現象が
発現することを捉えて、検知する。ここで処理される光
信号は、研磨剤の影響を除去してあるので、研磨状態を
正確に且つ安定的に検知することができた。例えば、図
7に概要を示す素子の研磨において(a)、(b)、
(c)は各々、研磨初期、バリアメタル層露出、誘電体
層露出の段階を示しているが、上記方法で、バリアメタ
ル層の露出という工程終了点を、精度よく捉えることが
できた。このバリアメタル層を有する金属層の研磨に対
する分光反射率信号の変化を図2に示すが、研磨初期の
実線の波形から、一点鎖線の波形を経て、破線の波形へ
のような明確な変化を見せたために、残膜厚も工程終了
点も高精度且つ安定的に検出することが出来た。
定に於いて、研磨剤の光学特性の変化の影響を補正する
ので、研磨状態の測定が、高精度且つ安定的になされ
る。 [請求項2]本発明では、事前に研磨剤の光学特性デー
タを取得しておくので、研磨状態測定時に研磨剤を測定
する必要がない。 [請求項3]本発明では、研磨剤の光学特性データを参
照値として信号光を測定するので、補正が容易に出来
る。 [請求項4]本発明では、研磨工程に於いて研磨剤を変
えるか、または混合して用いる段階があるとき、これに
応じて異なる研磨剤の光学特性データを経時的に用い、
或いは同時に用いるので、研磨剤を変えるか、または混
合して用いる段階があるときでも、研磨状態の測定が、
高精度且つ安定的に出来る。 [請求項5]本発明では、研磨工程に於いて、信号光を
研磨剤からの参照信号光と比較測定することにより補正
するので、補正が簡単で、且つ研磨剤の光学特性データ
を事前取得する必要がない。 [請求項6]本発明では、研磨剤層からの信号光のみに
より研磨状態を測定するので、測定が簡単で特にCu層
の研磨プロセスに於いて適している。 [請求項7]本発明では、研磨状態の測定に於いて、研
磨剤の光学特性の変化の影響を補正するので、研磨状態
の測定が、高精度且つ安定的になされる。 [請求項8]本発明では、研磨剤層からの信号光のみに
より研磨状態を測定するので、測定が簡単で特にCu層
の研磨プロセスに於いて適している。 [請求項9]本発明では、請求項1〜6何れか1項記載
の測定装置を具えるので、デバイスパターンを有するウ
ェハを、請求項1〜5何れか1項記載の測定装置を具え
る研磨装置は高精度に且つ歩留り良く研磨でき、請求項
6記載の測定装置を具える研磨装置は安価に研磨ができ
特にCu層の研磨プロセスに適している。 [請求項10]本発明では、請求項9記載の測定装置に
より半導体デバイスを研磨するので、本発明で製造した
半導体デバイスは、高品質、または安価である。
これらの発明は、特にCu層の研磨プロセスに於いて効
果が高い。
(a)、イオンが溶け出した段階での光学特性を示す。
の一例を示す。
バイスのパターンとの関係の一例を示し、干渉の様子を
示す。
ーチャートを示す。
プ)) 2 レンズ 3 レンズ 4 研磨対象物(ウェハ) 5 ビームスプリッタ(BS) 6 レンズ 7 レンズ 8 研磨状態測定装置 9 レンズ 10 絞り 11 レンズ 12 分光器(回折格子) 13 光検出器(リニアセンサ) 14 ミラー 15 信号処理装置 16 光信号 17 補正部 18 補正された光信号 19 信号処理部 20 参照値記憶部 21 参照値信号 22 研磨状態信号 23 透光窓(石英ガラス窓) 26 Cu層 27 TiN層 28 SiO2 層 30 研磨体(研磨パッド) 31 定盤 33 研磨対象物保持部(ホルダ) 34 研磨対象物(ウェハ) 35 研磨剤供給部 36 研磨剤(スラリー) 41 誘電体層 42 Cu層 50 金属電極層 60 誘電体層 80 研磨終了点測定装置 100 ウェハ回転方向 101 研磨パッド回転方向 120 ビームスプリッタ 130 光検出器 200〜230レンズ 300 信号処理装置
Claims (10)
- 【請求項1】表面に薄膜を有する研磨対象物と研磨体と
の間に研磨剤を介在させた状態で前記研磨体と前記研磨
対象物とを相対移動させることにより前記薄膜の全体ま
たは一部を研磨により除去する際に、プローブ光を被研
磨面である前記薄膜上に照射して得られる反射信号光ま
たは透過信号光の何れか一方または両方の信号光の変化
により研磨状態を測定する装置であり、前記プローブ光
を発する光源と、前記信号光を受光する光検出器と、前
記光検出器から出力する光信号を前記研磨剤の変化する
光学特性のデータにより補正する光信号補正手段と、を
具えることを特徴とする測定装置。 - 【請求項2】前記光信号補正手段が、予め計測、または
予測計算により取得された研磨剤の変化する光学特性の
データを用いて、前記光信号を補正することを特徴とす
る請求項1記載の測定装置。 - 【請求項3】前記研磨剤の変化する光学特性のデータ
を、信号光計測の適時の参照値として使用することによ
り前記補正を行うことを特徴とする請求項1〜2何れか
1項記載の測定装置。 - 【請求項4】複数の研磨剤での工程を有する場合に、各
研磨剤の、変化する光学特性のデータを経時的あるいは
同時に用いることにより前記光信号を補正することを特
徴とする請求項1〜3何れか1項記載の測定装置。 - 【請求項5】前記光信号補正手段が、前記信号光をブラ
ンク面からの参照信号光と比較測定することにより、前
記光信号を補正することを特徴とする請求項1記載の測
定装置。 - 【請求項6】表面に薄膜を有する研磨対象物と研磨体と
の間に研磨剤層を介在させた状態で前記研磨体と前記研
磨対象物とを相対移動させることにより前記薄膜の全体
または一部を研磨により除去する際に研磨状態を測定す
る装置であり、プローブ光を発する光源と、前記プロー
ブ光を前記研磨剤層に照射して得られる反射信号光また
は透過信号光の何れか一方の信号光を受光する光検出器
とを具え、前記信号光の変化により研磨状態を測定する
ことを特徴とする測定装置。 - 【請求項7】表面に薄膜を有する研磨対象物と研磨体と
の間に研磨剤を介在させた状態で前記研磨体と前記研磨
対象物とを相対移動させることにより前記薄膜の全体ま
たは一部を研磨により除去しながら、プローブ光を被研
磨面である前記薄膜上に照射して得られる反射信号光ま
たは透過信号光の何れか一方または両方の信号光の変化
により研磨状態を測定する測定方法であり、前記反射信
号光を光検出器により受光する段階と、前記光検出器か
ら出力する光信号を研磨剤の変化する光学特性により補
正する段階と、を具えることを特徴とする測定方法。 - 【請求項8】表面に薄膜を有する研磨対象物と研磨体と
の間に研磨剤層を介在させた状態で前記研磨体と前記研
磨対象物とを相対移動させることにより前記薄膜の全体
または一部を研磨により除去する際に、プローブ光を前
記研磨剤層に照射して得られる反射信号光または透過信
号光の何れか一方の信号光の変化を検知することにより
研磨剤の光学的性質の変化を検出する段階と、前記変化
を検出することにより研磨状態を測定する段階と、を具
えることを特徴とする研磨状態を測定する測定方法。 - 【請求項9】基板を保持する保持部と、研磨体と、請求
項1〜6何れか1項記載の測定装置と、を具え、前記基
板と前記研磨体との間に研磨剤を介在させた状態で、前
記基板と前記研磨体との間に荷重を加え、双方の間に相
対運動を与えることにより基板を研磨する際に、工程終
了点の検知が可能なようにされたことを特徴とする研磨
装置。 - 【請求項10】請求項9記載の研磨装置を用いて半導体
ウェハの表面を研磨する段階を具えることを特徴とする
半導体デバイス製造方法。
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JP2000070062A JP4487370B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 研磨状態測定装置及び測定方法及び研磨装置及び半導体デバイス製造方法 |
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CN114619360A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-06-14 | 清华大学 | 一种用于金属膜层的化学机械抛光方法 |
CN115464549A (zh) * | 2021-06-11 | 2022-12-13 | 芯恩(青岛)集成电路有限公司 | 一种化学机械研磨方法 |
-
2000
- 2000-03-14 JP JP2000070062A patent/JP4487370B2/ja not_active Expired - Lifetime
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