JP2001258017A - 監視カメラシステム及びその制御方法 - Google Patents

監視カメラシステム及びその制御方法

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JP2001258017A
JP2001258017A JP2000070601A JP2000070601A JP2001258017A JP 2001258017 A JP2001258017 A JP 2001258017A JP 2000070601 A JP2000070601 A JP 2000070601A JP 2000070601 A JP2000070601 A JP 2000070601A JP 2001258017 A JP2001258017 A JP 2001258017A
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Masakazu Kurobe
正和 黒部
Hiroshi Nagai
浩 長井
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Canon Inc
Canon Marketing Japan Inc
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Canon Inc
Canon Marketing Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 距離センサ無しに侵入者を検知し、容姿を確
認できるように撮影する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ42は、操作者に
よるプリセットキー入力があると、プリセットメモリ4
4に記憶されているプリセットデータ(メモリ情報)に
従って、フォーカスモータ18、ズームモータ20、水
平回転モータ22及び垂直回転モータ24を駆動する。
位置センサ26〜32からのセンサ情報を参照し、プリ
セットデータとセンサ情報が一致するまで、モータ18
〜24を駆動する。その後、所定期間、オートフォーカ
ス制御を起動する。プリセット時のフォーカス位置情報
とオートフォーカス制御後のフォーカス位置とに一定以
上の差があると、侵入者を検知したと判断する。侵入者
を検知した場合、オートフォーカス後のフォーカス位置
情報とプリセット時のズーム位置情報から侵入者までの
被写体距離を算出し、侵入者を、その容姿を明確に識別
できる大きさで撮影できるように撮影方向と画角を調整
する。そして、フラッシュ48を発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視カメラシステ
ム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、監視に使用されるカメラ装置は、
撮影レンズによる光学像を撮像素子で電気信号に変換
し、所定の映像信号形式に変換して監視センター等に伝
送する。通常、オートフォーカス装置を具備し、他に
は、光学ズーム装置及び撮影方向を変更するパン・チル
ト装置を具備するものが知られている。
【0003】また、カメラ全体を制御するマイクロコン
ピュータに、撮影条件をプリセットできる構成も知られ
ている。図4は従来のカメラにおけるプリセット動作の
フローチャートを示す。操作者によるプリセットキー入
力があると(S21)、プリセットメモリに記憶されて
いるプリセットデータ(メモリ情報)を参照し(S2
2)、そのメモリ情報に従って、ズームモータ、フォー
カスモータ、水平回転モータ及び垂直回転モータを駆動
する(S23)。各モータ又は各モードの回転により移
動する要素の位置を感知する位置センサからのセンサ情
報を参照し(S24)、プリセットデータとセンサ情報
が一致するまで(S25)、モータを駆動する(S2
3)。メモリ情報とセンサ情報が一致すると(S2
5)、プリセット動作を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視カメラシス
テムでは、次のような問題点がある。すなわち、プリセ
ット動作では、予め記憶した撮影条件を設定するだけな
ので、設定した被写体距離とは異なる距離に侵入者が存
在しても、その侵入者に合焦することはない。オートフ
ォーカス機能を付加し、プリセット動作後にオートフォ
ーカス機能を起動することで、侵入者に合焦させること
は可能であるが、それでけでは、侵入者を検知できな
い。侵入者の有無を判断するのには、一般的には、赤外
線検知センサ等の距離センサを追加することになるが、
部品点数が増加し、コストの上昇を招く。
【0005】また、従来例では、侵入者を検知しても、
侵入者の容姿又は顔を判別するのに適した撮影条件を予
め設定することができない。例えば、図5に示すように
侵入者の一部分のみを撮影してしまい、侵入者の識別が
困難なケースが発生してしまう場合がある。
【0006】本発明は、赤外線検知センサ等の距離セン
サを追加することなく、簡単に侵入者を検知できる監視
カメラシステム及びその制御方法を提示することを目的
とする。
【0007】本発明はまた、簡単に侵入者を検知でき、
侵入を記録し、侵入者を威嚇できる監視カメラシステム
及びその制御方法を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視カメラ
システムは、オートフォーカス機能及び撮像方向を変更
する機能を備えるカメラ装置と、当該カメラ装置の撮影
条件の初期値を記憶する記憶手段と、当該記憶手段に記
憶される初期値に当該カメラ装置をセットした後、当該
オートフォーカス機能を所定期間、作動させて侵入者の
有無を判別する侵入者判別手段と、当該侵入者判別手段
で侵入者を検知した場合に、当該侵入者を識別可能な所
定状態に当該カメラ装置を制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0009】本発明に係る監視カメラ制御方法は、オー
トフォーカス機能及び撮像方向を変更する機能を備える
監視カメラ装置を、記憶手段に記憶される撮影条件の初
期値に相当する状態にセットする初期設定ステップと、
当該オートフォーカス機能を所定期間、作動させるオー
トフォーカスステップと、当該オートフォーカスステッ
プの前後におけるフォーカス距離の相違により侵入者の
有無を判別する侵入者判別ステップと、当該侵入者判別
ステップにより侵入者を検知した場合に、当該侵入者を
識別可能な所定状態に当該カメラ装置を制御する制御ス
テップとを具備することを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は撮影レンズ、12は撮影レンズ1
0の光学像を電気信号に変換する撮像素子、14は、撮
像素子12から出力される画像信号を所定形式の映像信
号に変換して出力する信号処理回路である。16は信号
処理回路14からの画像信号により合焦度を演算するA
F演算回路である。
【0012】18は撮影レンズ10のフォーカスレンズ
を光軸方向に移動するフォーカスレンズ移動モータ、2
0は撮影レンズ10のズームレンズを光軸方向に移動す
るズームレンズ移動モータ、22は撮影方向を水平方向
に回転(パンニング)する水平回転モータ、24は撮影
方向を垂直方向に回転(チルティング)する垂直回転モ
ータである。26,28,30,32はそれぞれ、モー
タ18,20,22,24の回転及び回転位置を検出す
る位置センサ、34,36,38,40はそれぞれモー
タ18,20,22,24を駆動するモータ駆動回路で
ある。
【0013】42は各モータ18,20,22,24の
制御、プリセットデータの読み出し及び操作キーの読み
込みなど、カメラ全体を制御するマイクロコンピュータ
(MPU)である。マイクロコンピュータ42は、CP
U、ROM及びRAMを内蔵する。ROMには、後述す
るプリセット制御処理プログラムが格納されている。4
4は、プリセットデータを記憶するプリセットメモリ、
46は使用者が操作してマイクロコンピュータ42に種
々の指示を入力する操作装置、48はフラッシュ、50
はフラッシュ48を駆動する駆動回路である。
【0014】図2は、マイクロコンピュータ42によっ
て実行されるプリセット制御処理プログラムの処理手順
を示すフローチャートである。
【0015】操作者によるプリセットキー入力があると
(S1)、プリセットメモリ44に記憶されているプリ
セットデータ(メモリ情報)を参照し(S2)、そのメ
モリ情報に従って、フォーカスモータ18、ズームモー
タ20、水平回転モータ22及び垂直回転モータ24を
駆動する(S3)。位置センサ26〜32からのセンサ
情報を参照し(S4)、プリセットデータとセンサ情報
が一致するまで(S5)、モータ18〜24を駆動する
(S3)。メモリ情報とセンサ情報が一致すると(S
5)、フォーカスモータ18、ズームモータ20、水平
回転モータ22及び垂直回転モータ24を停止する。こ
こまでは、従来例と同じである。
【0016】このプリセット設定動作が終了すると、所
定期間、オートフォーカス制御を起動する(S7)。プ
リセット時のフォーカス位置情報と、このオートフォー
カス制御後のフォーカス位置を比較し、一定以上の差が
あるかどうかを調べる。両者間に一定以上の差がある場
合、プリセット設定の被写体位置とは異なる位置の被写
体に合焦していることになり、侵入者を検知したと判断
する(S8)。
【0017】侵入者を検知した場合(S8)、オートフ
ォーカス後のフォーカス位置情報とプリセット時のズー
ム位置情報から侵入者までの被写体距離を算出する(S
9)。プリセット状態で光学ズームが望遠側に寄りすぎ
て、侵入者の容姿を特定できるような撮影条件になって
いない場合には、侵入者の予想される大きさからその容
姿を特定できるような適切な画角を被写体距離情報から
決定し、その画角になるようにズームモータ20を駆動
する(S10)。これにより、図3に例示するように、
侵入者を、その容姿を明確に識別できる大きさで撮影で
きる。
【0018】逆に、プリセット状態で光学ズームが広角
側に寄りすぎて、侵入者が画面内で小さくなりすぎる場
合には、オートフォーカス時の測距枠の合焦情報を参照
しながら水平移動モータ22及び垂直移動モータ24を
駆動して侵入者が画面中央付近になるよう撮影方向を変
更し、更には、侵入者の予想される大きさからその容姿
を特定できるような適切な画角を被写体距離情報から決
定し、その画角になるようにズームモータ20を駆動す
る(S10)。
【0019】撮影条件の変更(S10,S11)の後、
侵入者に監視されていることを知らせ、威嚇する意味
で、フラッシュ48を発光させる(S50)。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、プリセット動作後にオートフォー
カス機能により侵入者の有無を判別し、侵入者を検知し
た場合には、侵入者を適切な画角で撮影するように撮影
条件を自動変更するようにした。これにより、侵入者を
検知する赤外線センサ等の測距センサを追加しなくて
も、簡単に侵入者を検知できる。また、侵入者の容姿等
を判別可能な撮影条件に自動変更するので、侵入者の特
定が容易になる。
【0021】撮影条件の変更後に威嚇手段を起動するこ
とにより、侵入者を威嚇でき、防犯効果を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図をで
ある。
【図2】 本実施例におけるプリセット制御処理プログ
ラムのフローチャートである。
【図3】 本実施例による撮影画面例である。
【図4】 従来例のプリセット制御手順のフローチャー
トである。
【図5】 従来例におけるプリセット動作後の画像例で
ある。
【符号の説明】
10:撮影レンズ 12:撮像素子 14:信号処理回路 16:AF演算回路 18:フォーカスレンズ移動モータ 20:ズームレンズ移動モータ 22:水平回転モータ 24:垂直回転モータ 26,28,30,32:位置センサ 34,36,38,40:モータ駆動回路 42:マイクロコンピュータ 44:プリセットメモリ 46:操作装置 48:フラッシュ 50:駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 浩 東京都港区三田3丁目11番28号キヤノン販 売株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA05 AB23 AB27 AB62 AB66 AC74 5C054 AA02 AA05 CA04 CC02 CG01 CG03 CG06 CG07 CH01 EA01 FC12 FF01 HA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートフォーカス機能及び撮像方向を変
    更する機能を備えるカメラ装置と、 当該カメラ装置の撮影条件の初期値を記憶する記憶手段
    と、 当該記憶手段に記憶される初期値に当該カメラ装置をセ
    ットした後、当該オートフォーカス機能を所定期間、作
    動させて侵入者の有無を判別する侵入者判別手段と、 当該侵入者判別手段で侵入者を検知した場合に、当該侵
    入者を識別可能な所定状態に当該カメラ装置を制御する
    制御手段とを具備することを特徴とする監視カメラシス
    テム。
  2. 【請求項2】 更に、当該侵入者判別手段で侵入者を検
    知した場合に、当該侵入者を威嚇する威嚇手段を具備す
    る請求項1に記載の監視カメラシステム。
  3. 【請求項3】 当該威嚇手段が、フラッシュ装置である
    請求項2に記載の監視カメラシステム。
  4. 【請求項4】 オートフォーカス機能及び撮像方向を変
    更する機能を備える監視カメラ装置を、記憶手段に記憶
    される撮影条件の初期値に相当する状態にセットする初
    期設定ステップと、 当該オートフォーカス機能を所定期間、作動させるオー
    トフォーカスステップと、 当該オートフォーカスステップの前後におけるフォーカ
    ス距離の相違により侵入者の有無を判別する侵入者判別
    ステップと、 当該侵入者判別ステップにより侵入者を検知した場合
    に、当該侵入者を識別可能な所定状態に当該カメラ装置
    を制御する制御ステップとを具備することを特徴とする
    監視カメラ制御方法。
  5. 【請求項5】 更に、当該侵入者判別ステップで侵入者
    を検知した場合に、当該侵入者を威嚇手段で威嚇する威
    嚇ステップを具備する請求項4に記載の監視カメラ制御
    方法。
  6. 【請求項6】 当該威嚇手段がフラッシュ装置である請
    求項5に記載の監視カメラ制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341060A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Fukushima Prefecture カメラ制御装置
EP1536634A3 (en) * 2003-11-25 2009-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus and camera system
KR101291780B1 (ko) 2011-11-14 2013-07-31 주식회사 아이티엑스시큐리티 보안용 카메라 및 그 오토 포커싱 제어방법

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