JP2001257041A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2001257041A
JP2001257041A JP2000069067A JP2000069067A JP2001257041A JP 2001257041 A JP2001257041 A JP 2001257041A JP 2000069067 A JP2000069067 A JP 2000069067A JP 2000069067 A JP2000069067 A JP 2000069067A JP 2001257041 A JP2001257041 A JP 2001257041A
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contact
spring
electrical connector
mating
bent
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Application number
JP2000069067A
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English (en)
Inventor
Sadao Kuboi
貞夫 窪井
Sadao Ishizaki
貞夫 石崎
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DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気コネクタの繰り返し接続の間の、通電性
能の劣化を防止する。 【解決手段】 接触子が結線部に連なる固定部と、ばね
部と,自由端である接触部とからなる一枚の弾性金属帯
板から形成された電気コネクタにおいて、接触部の面が
それと連続しているばね部の面に対して直角方向に曲げ
られ、接触子の相手側接触子に対する線接触の線方向叉
は面接触の面の長手方向に接触子をワイピング動作させ
る。接触子の接触部の面の左右両側に、前記ワイピング
動作方向に伸びる鍔部を形成し、他方接触子を収容する
保持体の内壁にこの鍔部を当接させ案内させる当接案内
部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接触子が相手側
の端子に接触して通電する圧接式電気コネクタに関し、
特に小型で長期間に亘って安定的な電気接続を保持する
ようにした電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型電子機器において接触子が相
手側の端子に接触して通電する圧接式電気コネクタは、
接続と解除を繰返す端子間で普通に用いられている。こ
の種の電気コネクタは、プラグ、ジャグ等嵌合式コネク
タに比べて取り扱いが簡単な反面、接触子に加える圧力
が変化したり、接触子が相手側接触子に当る部分が塵埃
等で汚れた場合に,通電性能が劣化して、長期間安定的
な通電状態を保つことが困難となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記通電性能の劣化を
防止するために、例えば特開平11−74014号公報
に示すように、接触子が固定部とばね部とからなる帯状
のばね体の自由端に形成され、コネクタの接続の際に,
接触部が接続方向と直角方向にも変位して接触部分をワ
イピングするようにした電気コネクタが発明されてい
る。しかしながら、上記ばね体の自由端に接触子を形成
したので、ばね体の経年変化に伴って接触子の位置及び
形状が変化し、これに伴って接触子の相手側接触子への
接触状態が劣化する恐れがある。またばね部側の接触子
は湾曲しているので、平滑な相手側接触子との間に,ワ
イピングする方向と略直角の方向に線接触することにな
り、相手側接触子の上に粘性のある塵埃が付着した場
合、接触子のワイピング動作によって,塵埃を相手側接
触子表面に押し広げることになり,その結果通電性能は
かえって悪くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、接触子が結
線部に連なる固定部と、ばね部と,自由端である接触部
とからなる一枚の弾性金属帯板から形成され、保持体の
内側に設けた縦溝内に前記接触子の固定部が固定される
とともにばね部が前記縦溝内で湾曲し、接触部が保持体
の前端開口から前記ばね部の付勢により外方に突出して
相手側接触子に当接するようにした電気コネクタにおい
て、接触部の面がそれと連続しているばね部の面に対し
て直角方向に曲げられ、接触子の相手側接触子に対する
線接触の線方向叉は面接触の面の長手方向に接触子をワ
イピング動作させるようにしたことを特徴とする。この
ために接触子の接触部の平面の左右両側に、前記ワイピ
ング動作方向に伸びる鍔部を形成し、他方接触子を収容
する保持体の内壁にこの鍔部を当接させ案内する当接案
内部を設ける。
【0005】接触子の自由端にある接触部は前記保持体
の当接案内部に連なる溝孔から外方に突出する。接触部
の突出長さは、保持体の内壁にこの鍔部を当接させるこ
とによって規制される。保持体を相手側接触子に近付け
ることにより、接触子の先端部が相手側端子の接触子の
表面に線接触叉は面接触する。保持体の溝孔は接触子の
接触部が自由に出入りして相手側接触子に対して接触
し、且つ後述するワイピング動作を行えるように、接触
子の幅よりも大きく形成されている。保持体を相手側端
子にさらに押圧する間に、保持体側の接触子は、ばね部
に抗して保持体内に後退する間に、接触部の相手側接触
子に対する線接触の方向叉は面接触の場合の長手方向
に、接触子をワイピング動作させる。
【0006】この発明の一実施例として、接触部の面
は、それと連続しているばね部の面に対して直角方向に
折曲げられている。他の実施例として、接触部の面がそ
れと連続しているばね部の面に対して直角方向にねじり
曲げられて形成される。叉上記実施例では、接触部の先
端部は直線状に形成され,相手側接触子との間で線接触
するが、必要に応じて接触部の先端が直角方向に屈曲さ
れ、相手側接触子に面接触する平面が形成されるように
してもよい。この場合接触部のワイピング方向は、前記
面接触の場合の面の長手方向であるのが望ましい。
【0007】
【発明の実施の態様】この発明の一実施例を図1及び図
2に示す。接触子1は、結線部2に連なる固定部3と、
ばね部4と,自由端である接触部5とからなる一枚の弾
性金属帯板によって形成される。この接触子1が保持体
6内に収容され、結線部2が保持体6の一側から外側へ
突出するとともに、接触部5が他側の溝孔7を通って相
手側接触子8の方に向けて突出する。接触部5はばね部
4の弾力により、相手側接触子8の方に向けて、常に付
勢されている。
【0008】接触子1の接触部5は、その先端が相手側
接触子8に対して線接触叉は縦方向に長い長方形状の面
接触をする。この後接触子1を相手側接触子8に対して
さらに圧迫すると、接触部5はばね部5の弾力に抗して
保持体6内を後退する(図1の破線位置)。その時接触
部5は相手側接触子8に対して、線接触の方向叉は面接
触の場合の長手方向にワイピング動作を行う。この動作
を確実に行わせるために、接触子1の接触部5の左右両
側に、前記ワイピング動作方向に伸びる鍔部9を形成
し、他方接触子1を収容する保持体6の内壁にこの鍔部
を当接させる当接部10を設ける。
【0009】鍔部9は接触部5と同一平面を有し、図示
のように接触部5の基部に上下に広がるように形成され
る。接触子1はこの鍔部9の背後から、直角方向に曲げ
られてばね部に連結する。接触部5及び鍔部9の面は図
2に示すように、ばね部4に対して直角方向に折り曲げ
られるか、叉は図3に示すように、直角方向にねじり曲
げられて形成される。
【0010】接触部5の相手側接触子8に対する接触面
積を、より広く取りたい時には、図4に示すように,接
触子5の先端を直角方向に屈曲し、相手側接触子に面接
触する平面11が形成されるようにすることができる。
この場合この発明の作用効果を保つために、接触部のワ
イピング方向は、前記面接触の場合の面の長手方向にな
るようにしている
【0011】
【発明の効果】この発明の電気コネクタは以上のように
構成したので、相手側接触子の上に粘性のある塵埃が付
着した場合でも、接触子の線接触の線方向、叉は面接触
の場合でも面の長手方向のワイピング動作によって,塵
埃を相手側接触子表面から積極的に排除して、その結果
通電性能を常に良好に保つことができる。また接触子に
鍔部を設けたために、相手側接触子と接触しないときの
接触子の保持体からの突出長さは常に一定であり、相手
側接触子と接触して後退する時の動作もスムーズであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の接触子と相手側接触子の接触関係
を示すように、保持体の断面を示す。
【図2】 この発明の接触子の一実施例を示す見取り図
である。
【図3】 この発明の接触子の他の実施例を示す見取り
図である。
【図4】 この発明の接触子の接触部先端を屈曲させた
実施例を示す見取り図である。
【符号の説明】
1 接触子 2 結線部 3 固定部 4 ばね部 5 接触部 6 保持体 7 溝孔 8 相手側接触子 9 鍔部 10 当接部 11 平面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触子が結線部に連なる固定部と、ばね
    部と,自由端である接触部とからなる一枚の弾性金属帯
    板から形成され、保持体の内側に設けた縦溝内に前記接
    触子の固定部が固定されるとともにばね部が前記縦溝内
    で湾曲し、接触部が保持体の前端開口から前記ばね部の
    付勢により外方に突出して相手側接触子に当接するよう
    にした電気コネクタにおいて、接触部の面がそれと連続
    しているばね部の面に対して直角方向に曲げられ、接触
    子の相手側接触子に対する線接触の線方向叉は面接触の
    面の長手方向に接触子をワイピング動作させるようにし
    たことを特徴とする、電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 接触子の接触部の面の左右両側に、前記
    ワイピング動作方向に伸びる鍔部を形成し、他方接触子
    を収容する保持体の内壁にこの鍔部を当接させ案内させ
    る当接案内部を設けた、請求項1に記載の電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記接触部の面がそれと連続しているば
    ね部の面に対して直角方向に折曲げられていることを特
    徴とする、請求項1叉は2に記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記接触部の面がそれと連続しているば
    ね部の面に対して直角方向にねじり曲げられていること
    を特徴とする、請求項1叉は2に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記接触部の先端が直角方向に屈曲さ
    れ、相手側接触子に面接触する平面が形成されている,
    請求項1乃至4の内1項に記載の電気コネクタ。
JP2000069067A 2000-03-13 2000-03-13 電気コネクタ Pending JP2001257041A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012090561A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 株式会社村田製作所 レセプタクル及びコネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012090561A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 株式会社村田製作所 レセプタクル及びコネクタ
JP5454705B2 (ja) * 2010-12-28 2014-03-26 株式会社村田製作所 レセプタクル及びコネクタ

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