JP2001255097A - ペレット循環型熱交換器 - Google Patents

ペレット循環型熱交換器

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JP2001255097A JP2000064991A JP2000064991A JP2001255097A JP 2001255097 A JP2001255097 A JP 2001255097A JP 2000064991 A JP2000064991 A JP 2000064991A JP 2000064991 A JP2000064991 A JP 2000064991A JP 2001255097 A JP2001255097 A JP 2001255097A
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智史 永野
Masanori Ikeno
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Jun Nishikawa
潤 西川
Shinji Asada
信二 浅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペレットの循環不良を回避できるペレット循
環型熱交換器を提供する。 【解決手段】 上側から下側へ順にガス流出口36、ガ
ス流入口35、空気流出口38、空気流入口37を有す
る熱交換器胴28と、熱交換器胴28の内底部から内方
上部へペレット29を送給するペレット送給手段30
と、ガス流入口35及び空気流出口38の間に位置する
ように熱交換器胴28に内接し且つ上下に貫通する通路
31が形成された隔壁32と、熱交換器胴28内のガス
流入口35よりも上方位置に反転可能に配置され且つペ
レット29が通過可能な多数の孔50aを有する棚板5
0とを備え、上方から落下するペレット29が、棚板5
0の表面及び裏面に交互に衝突するように、棚板50を
適宜の間隔で反転させ、棚板50に対する排ガス中の低
融点物質の付着を抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペレット循環型熱交
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、近年提案されている廃棄物処理
施設の一例を示すもので、この廃棄物処理施設は、家庭
や事業所から収集される塵芥Gを一時的に貯留するピッ
ト1と、該ピット1内の塵芥Gをつかみ上げるクレーン
2と、珪砂などの流動媒体中で塵芥Gを部分燃焼させて
可燃ガス及び炭化残渣を生成するガス化炉3と、前記の
クレーン2でつかみ上げた塵芥Gをガス化炉3内に送給
する給塵装置4と、ガス化炉3内に残留した鉄、非鉄金
属、その他不燃物を外部へ排出する分離装置5と、ガス
化炉3から送給される可燃ガス及び炭化残渣を燃焼させ
且つ炭化残渣中の灰分をスラグ化する溶融炉6と、溶融
状態のスラグを溶融炉6内から外部へ排出するスラグ排
出装置7と、排ガス中に含まれている未燃の可燃ガスを
燃焼させる二次燃焼室8と、可燃ガス及び炭化残渣が燃
焼した後の排ガスから熱エネルギーを回収する熱交換器
9、廃熱ボイラ10と、熱エネルギー回収後の排ガスを
冷却するガス冷却室11と、該ガス冷却室11から送給
される排ガス中の微小固形物を捕捉するバグフィルタ1
2と、微小固形分捕捉後の排ガスを加熱する再昇温室1
3と、該再昇温室13から送給される排ガス中の窒素酸
化物を除去する触媒塔14と、窒素酸化物除去後の排ガ
スを吸引して排気筒15へ送給する排気ファン16とを
備えている。
【0003】図3に示す廃棄物処理施設においては、塵
芥Gから生成される可燃ガス及び炭化残渣を、溶融炉6
内で1250〜1450℃程度の高温で燃焼させて、ダ
イオキシンの発生を抑止し、熱交換器9及び廃熱ボイラ
10により、熱エネルギーを有効に利用する。
【0004】また、熱エネルギー回収後の排ガスを、ガ
ス冷却室11により160℃程度に冷却して、バグフィ
ルタ12の濾布の損傷を回避し、微小固形分除去後の排
ガスを、再昇温室13により230℃程度に加熱して、
触媒塔14内で窒素酸化物を効率よく除去する。
【0005】熱交換器9では、二次燃焼室8から供給さ
れる排ガスと、燃焼空気ファン17から管路18を経て
送給される空気との間で熱交換が行なわれる。
【0006】熱交換器9によって昇温された空気は、管
路19を経て溶融炉6、二次燃焼室8、再昇温室13の
熱媒体流路、及びガス化炉用熱交換器20の熱媒体流路
に供給される。
【0007】これにより、溶融炉6及び二次燃焼室8に
おける燃焼効率の向上が図られるとともに、流動空気フ
ァン21から管路22、ガス化炉用熱交換器20、管路
23を経てガス化炉3内へ送給されるべき空気が加熱さ
れ、ガス化炉3における可燃ガス及び炭化残渣の生成効
率の向上が図られ、更に、バグフィルタ12から送出さ
れる微小固形分除去後の排ガスが、再昇温室13内にお
いてその後段の触媒塔14での窒素酸化物除去に適した
温度に昇温される。
【0008】ガス化炉用熱交換器20の熱媒体流路に流
入してガス化炉3へ送給すべき空気を加熱させた後の空
気は、管路24を経て燃焼空気ファン17の吸引口に戻
り、また、再昇温室13の熱媒体流路に流入して微小固
形分除去後の排ガスを昇温させた後の空気は、管路25
を経て燃焼空気ファン17の吸引口に戻る。
【0009】なお、17a,21aは吸気ポートであ
り、当該吸気ポート17a,21aは、燃焼空気ファン
17、流動空気ファン21の吸引口に接続されている。
【0010】熱交換器9には、図4に示すようなペレッ
ト循環型熱交換器を用いている。
【0011】このペレット循環型熱交換器は、上側胴2
6及びその下端に連なる下側胴27によって構成される
縦長中空状の熱交換器胴28と、下側胴27の内底部に
貯留されるペレット29を上側胴26の内方上部へ送給
して自由落下させるペレット送給手段30と、前記の上
側胴26の下端部に内接し且つ中心部分に上下に貫通す
る通路31が形成された隔壁32とを備え、上側胴26
の内面と隔壁32の上面とにより、熱交換器胴28内方
上側にガス冷却室33を形成し、下側胴27の内面と隔
壁32の下面とにより、熱交換器胴28内方下側に空気
加熱室34を形成している。
【0012】上側胴26には、二次燃焼室8(図3参
照)からガス冷却室33の内方下部へ排ガスを送給する
ためのガス流入口35と、ガス冷却室33の内方上部か
ら廃熱ボイラ10(図3参照)へ排ガスを送給するため
のガス流出口36とが設けられている。
【0013】下側胴27には、燃焼空気ファン17(図
3参照)から空気加熱室34の内方下部へ空気を送給す
るための空気流入口37と、空気加熱室34の内方上部
から溶融炉6、二次燃焼室8、ガス化炉用熱交換器2
0、及び再昇温室13の熱媒体流路(図3参照)へ空気
を送給するための空気流出口38と、空気加熱室34の
下端部分に貯留されるペレット29を外部へ排出するた
めのペレット排出口39とが設けられている。
【0014】下側胴27の下端部は、内底面が傾斜する
ホッパ状になっており、空気加熱室34の下端部分に貯
留されるペレット29がペレット排出口39を自己密封
し、また、ペレット排出口39から熱交換器胴28の外
部へのペレット29の排出が容易に行われる。
【0015】ペレット送給手段30は、吸引口がペレッ
ト排出口39に接続され且つ吐出口より空気とともにペ
レット29を送出する圧送機40と、熱交換器胴28の
上端近傍に配置したバッファタンク41と、圧送方向上
流端が圧送機40の吐出口に接続され且つ圧送方向下流
端がバッファタンク41に接続された圧送管42と、上
流端がバッファタンク41に連通し且つ中間部が前記の
上側胴26を貫通して下流端がガス冷却室33内方上部
で下向きに開口する放出管43とで構成されており、空
気加熱室34の下端部分からペレット排出口39を経て
熱交換器胴28の外部へ排出されるペレット29を、圧
送機40、圧送管42、バッファタンク41、及び放出
管43を介してガス冷却室33へ送給する。
【0016】隔壁32の上面の傾斜角度は、ペレット2
9が当該上面に沿って通路31へ自然に滑落するように
設定され、隔壁32の上面に堆積するペレット29が通
路31を自己密封する。
【0017】この隔壁32には、落下量調整機構44が
付帯している。
【0018】落下量調整機構44は、案内部材(図示せ
ず)に沿って上下方向に移動し得るように通路31の直
下に配置した調整板45と、下側胴27を水平に貫通し
且つ熱交換器胴28の外部に配置されモータ(図示せ
ず)によって回転し得る駆動軸46と、調整板45下面
に周縁が当接するように駆動軸46に装着したカム47
とで構成されており、駆動軸46の回転角が変化すると
調整板45下面に対するカム47の周縁当接位置が移動
して、通路31下端と調整板45上面との間隔が増減
し、隔壁32の上面、すなわち、ガス冷却室33の内方
下部から通路31を経て空気加熱室34へ供給されるペ
レット29の落下量が調整される。
【0019】また、ガス冷却室33には、ペレット29
が通過し得る多数の孔48aを穿設した複数の棚板48
が、放出管43の下方に位置し且つガス流入口35の上
方に位置するように、間隔をおいて水平に配置され、空
気加熱室34には、ペレット29が通過し得る多数の孔
49aを穿設した複数の棚板49が、空気流出口38の
下方に位置し且つ空気流入口37の上方に位置するよう
に、間隔をおいて水平に配置されている。
【0020】なお、ペレット29には、直径1〜3mm
程度のセラミック球状体を用いている。
【0021】図4に示すペレット循環型熱交換器では、
ガス流入口35からガス冷却室33内へ流入する約11
00℃程度の排ガスで、空気加熱室34の下部からペレ
ット排出口39、圧送機40、圧送管42、バッファタ
ンク41、放出管43を介してガス冷却室33へ送給さ
れ且つガス冷却室33内方を落下するペレット29を加
熱し、また、隔壁32の通路31を経て空気加熱室34
内方を落下するペレット29で、空気流入口37から空
気加熱室34内へ流入する空気を500〜650℃程度
に加熱する。
【0022】すなわち、二次燃焼室8から廃熱ボイラ1
0(図3参照)へ送給すべき排ガスの熱エネルギーの一
部が、燃焼空気ファン17から溶融炉6、二次燃焼室8
や、熱交換器20及び再昇温室13の熱媒体流路(図3
参照)へ送給すべき空気に、熱交換器胴28内を落下す
るペレット29を介して伝達される。
【0023】また、ペレット29が棚板48,49の孔
48a,49aが穿設されていない部分に一時的に滞留
すること、あるいは、ペレット29が棚板48,49に
衝突して弾かれることにより、排ガスや空気とペレット
29との接触時間の延長が図られる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガス冷却室
33に流入する排ガスには、塩化物などの低融点物質が
気化した状態で混在している。
【0025】このため、棚板48の下面側に低融点物質
の付着層が生成されてペレット29が孔48aを通過で
きなくなったり、あるいは、低融点物質を結合剤として
塊状に固まったペレット29が隔壁32の通路31を閉
塞させ、ペレット29の循環を阻害することが懸念され
る。
【0026】本発明、上述した実情に鑑みてなしたもの
で、排ガス中の低融点物質によってペレットの循環が阻
害されないペレット循環型熱交換器を提供することを目
的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載のペレット循環型熱交換器
では、上側から下側へ向かって順にガス流出口、ガス流
入口、空気流出口、空気流入口を有し且つ廃棄物の焼却
処理によって生じる高温の排ガスがガス流入口に送給さ
れる熱交換器胴と、熱交換器胴の内底部に貯留されるペ
レットを熱交換器胴の内方上部へ送給して自由落下させ
るペレット送給手段と、ガス流入口及び空気流出口の間
に位置するように熱交換器胴に内接し且つ中心部分に上
下に貫通する通路が形成された隔壁と、ガス流入口より
も上方に位置するように熱交換器胴内に反転可能に配置
され且つペレットが通過可能な多数の孔を有する棚板と
を備えている。
【0028】本発明の請求項2に記載ペレット循環型熱
交換器では、本発明の請求項1に記載のパレット循環型
熱交換器の構成に加えて、所定時間ごとに棚板を反転さ
せる定時反転機構を備えている。
【0029】本発明の請求項3に記載のペレット循環型
熱交換器では、上側から下側へ向かって順にガス流出
口、ガス流入口、空気流出口、空気流入口を有し且つ廃
棄物の焼却処理によって生じる高温の排ガスがガス流入
口に送給される熱交換器胴と、熱交換器胴の内底部に貯
留されるペレットを熱交換器胴の内方上部へ気流圧送し
て自由落下させるペレット送給手段と、ガス流入口及び
空気流出口の間に位置するように熱交換器胴に内接し且
つ中心部分に上下に貫通する通路が形成された隔壁と、
ガス流入口よりも上方に位置するように熱交換器胴内に
配置され且つペレットが通過可能な多数の孔を有する棚
板と、ペレット送給手段により熱交換器胴の内方上部へ
気流圧送されるべきペレットの一部を棚板の下面へ向か
って送出し得るペレット分流管とを備えている。
【0030】本発明の請求項4に記載のペレット循環型
熱交換器では、上側から下側へ向かって順にガス流出
口、ガス流入口、空気流出口、空気流入口を有し且つ廃
棄物の焼却処理によって生じる高温の排ガスがガス流入
口に送給される熱交換器胴と、熱交換器胴の内底部に貯
留されるペレットを熱交換器胴の内方上部へ送給して自
由落下させるペレット送給手段と、ガス流入口及び空気
出入口の間に位置するように熱交換器胴に内接し且つ中
心部分に上下に貫通する通路が形成された隔壁と、該隔
壁の通路内面を打撃し得る閉塞防止機構とを備えてい
る。
【0031】本発明の請求項5に記載のペレット循環型
熱交換器では、本発明の請求項4に記載のペレット循環
型熱交換器の構成に加えて、隔壁の通路部分の状態を撮
像し得る画像監視装置を備えている。
【0032】本発明の請求項6に記載のペレット循環型
熱交換器では、本発明の請求項1乃至請求項5のいずれ
かに記載のペレット循環型熱交換器の構成に加えて、熱
交換器胴の内底部に貯留されるペレットの堆積高さを検
知し得る水準検出装置を備えている。
【0033】本発明の請求項1に記載のペレット循環型
熱交換器においては、熱交換器胴の内方上部から自然落
下するペレットが、棚板の表面及び裏面に交互に衝突す
るように、当該棚板を適宜の間隔で反転させ、ガス流入
口を経て熱交換器胴内の隔壁上方の空間に送給される排
ガスに含まれている低融点物質の付着層が、棚板に生成
されることを抑止する。
【0034】本発明の請求項2に記載のペレット循環型
熱交換器においては、熱交換器胴の内方上部から自然落
下するペレットが、棚板の表面及び裏面に交互に衝突す
るように、当該棚板を定時反転機構により所定時間ごと
に反転させ、ガス流入口を経て熱交換器胴内の隔壁上方
の空間に送給される排ガスに含まれている低融点物質の
付着層が、棚板に生成されることを抑止する。
【0035】本発明の請求項3に記載のペレット循環型
熱交換器においては、熱交換器胴の内方上部へ送給すべ
きペレットの一部を、ペレット分流管により棚板の下面
に衝突させ、ガス流入口を経て熱交換器胴内の隔壁上方
の空間に送給される排ガスに含まれている低融点物質の
付着層を崩壊させる。
【0036】本発明の請求項4に記載のペレット循環型
熱交換器においては、閉塞防止機構によって隔壁の通路
内面へ打撃力を付与し、隔壁上方から通路を経て下方へ
落下すべきペレットが、低融点物質を結合剤として固着
したものを崩壊させる。
【0037】本発明の請求項5に記載のペレット循環型
熱交換器においては、画像監視装置により隔壁の通路部
分の状態を監視し、閉塞防止機構を作動させるか否かを
判定する。
【0038】本発明の請求項6に記載のペレット循環型
熱交換器においては、水準検知装置により熱交換器胴内
底部のペレットの堆積高さを検知し、ペレットの循環状
態を把握する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例に基づき説明する。
【0040】図1及び図2は本発明のペレット循環型熱
交換器の実施の形態の一例を示すものであり、図中、図
4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0041】このペレット循環型熱交換器は、熱交換器
胴28と、ペレット送給手段30と、隔壁32と、ペレ
ット29が通過し得る多数の孔50a,51a,52a
がそれぞれ穿設された棚板50,51,52と、定時反
転機構53と、ペレット分流管54と、閉塞防止機構5
5と、画像監視装置56及び水準検知装置57とを備え
ている。
【0042】棚板50は、ガス流入口35よりも上方に
位置するようにガス冷却室33内に配置され且つ上側胴
26を略水平に貫通する回転軸58に連結されている。
【0043】棚板51は、孔51aが穿設されている部
分が、ガス冷却室33の放出管43と棚板50との間に
斜めに位置するように配置され、また、孔51aが穿設
されていない部分が、上側胴26を気密に貫通してい
る。
【0044】この棚板51の上側胴26外方側の端部に
は、バイブレータ59が装着されている。
【0045】棚板52は、空気加熱室34の空気流入口
37と空気流出口38との間に水平に位置するように配
置され、また、孔52aが穿設されていない部分が、下
側胴27を気密に貫通している。
【0046】この棚板52の下側胴27外方側の端部に
は、バイブレータ60が装着されている。
【0047】定時反転機構53は、回転軸58に平行な
駆動軸61を有するモータ62と、回転軸58、駆動軸
61に嵌着したスプロケット63,64と、該スプロケ
ット63,64に巻き掛けた無端状のチェーン65と、
モータ62に対して予め設定した時間(たとえば、20
〜30分程度)ごとに指令信号66sを出力して回転軸
58が180°ずつ回動するように当該モータ62を作
動させる制御器66とによって構成されている。
【0048】ペレット分流管54は、圧送方向上流端が
圧送管42の中間部分に接続され且つ圧送方向下流端が
上側胴26を気密に貫通して棚板51の下面にペレット
29を噴出するようになっている。
【0049】閉塞防止機構55は、先端が隔壁32の通
路31内面に当接し得られ且つ長手方向中間部分が軸線
方向へ摺動し得るように上側胴26を気密に貫通するロ
ッド67と、該ロッド67の上側胴26外方の端部に連
結され且つロッド67を軸線方向に前進後退させる空圧
シリンダ68とによって構成されている。
【0050】画像監視装置56は、隔壁32上面中心部
分を撮像し得るように上側胴26に装着した赤外線カメ
ラ69と、隔壁32下面中心部分を撮像し得るように下
側胴27に装着した赤外線カメラ70と、両赤外線カメ
ラ69,70からの画像信号69s,70sにより隔壁
32の通路31の状態を画像表示するモニタ71とによ
って構成されている。
【0051】水準検知装置57は、下側胴27の下端寄
り部分に装着され且つ下側胴27の内方へ検知光を水平
に出射し得る光源72と、下側胴27の下端部に装着さ
れ且つペレット排出口39の内方へ検知光を水平に出射
し得る光源73と、光源72,73に正対するように下
側胴27に装着され且つ検知光を受光したときに水準低
下信号74s,75sを出力する光センサ74,75
と、光センサ74,75からの水準低下信号74s,7
5sに基づき熱交換器胴28の内底部に貯留されるペレ
ット29の堆積高さを表示する表示器76とによって構
成されている。
【0052】すなわち、ペレット29が熱交換器胴28
内など循環経路の途中で低融点物質に捕捉されると、熱
交換器胴28の内底部に貯留されるペレット29の堆積
高さが低下し、光源72,73から出射される検知光
が、光センサ74,75に入射し得る状態になる。
【0053】図1及び図2に示すペレット循環型熱交換
器では、図4に示す従来のものと同様に、ガス流入口3
5からガス冷却室33内へ流入する排ガスの熱エネルギ
ーにより、空気加熱室34の下部からペレット送給手段
30を経てガス冷却室33内方を落下するペレット29
を加熱し、また、隔壁32の通路31を経て空気加熱室
34内方を落下するペレット29の熱エネルギーによ
り、空気流入口37から空気加熱室34内へ流入する空
気を加熱する。
【0054】このとき、放出管43を経て棚板51に上
面に連続的に自然落下するペレット29と、圧送管42
からペレット分流管54を経て棚板51の下面に連続的
に衝突するペレット29とで、棚板51に対する低融点
物質の付着層の生成が抑止される。
【0055】また、所定時間ごとに定時反転機構53が
回転軸58を介して棚板50を自動的に180°反転さ
せることにより、放出管43から自然落下するペレット
29が、棚板50の表裏両面に交互に衝突し、よって、
排ガス中の低融点物質濃度が高いガス流入口35近傍の
棚板50に対する低融点物質の付着層の生成が効果的に
抑止される。
【0056】更に、画像監視装置56の赤外線カメラ6
9,70により、モニタ71に画像表示される隔壁32
の通路31の状態を監視するとともに、水準検知装置5
7の表示器76により、熱交換器胴28の内底部に貯留
されるペレット29の堆積高さを検知し、必要に応じ
て、閉塞防止機構55の空圧シリンダ68を作動させる
と、該空圧シリンダ68によりロッド67が軸線方向に
前進後退して通路31の内面を打撃し、隔壁32の通路
31における低融点物質を結合剤としたペレット29の
閉塞が抑止される。
【0057】更にまた、バイブレータによって棚板5
1,52を振動させると、該棚板51,52から微小固
形分が落下することになる。
【0058】このように、図1及び図2に示すペレット
循環型熱交換器では、ペレット分流管54から噴出され
るペレット29により棚板51の下面に対する低融点物
質の付着層の生成を抑止し、棚板50の反転により当該
棚板50の表裏両面に対する低融点物質の付着層の生成
を抑止し、閉塞防止機構55のロッド67により隔壁3
2の通路31での低融点物質を結合剤とするペレット2
9の閉塞を抑止するので、排ガス中の低融点物質の付着
などに起因したペレットの循環不良を確実に回避するこ
とができる。
【0059】なお、本発明のペレット循環型熱交換器は
上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、塵
芥の部分燃焼で得た可燃ガス及び炭化残渣から生成され
る排ガスに替えて、産業廃棄物、ごみ固形燃料、下水汚
泥、あるいは化石燃料の部分燃焼で得た可燃ガス及び炭
化残渣から生成される排ガス、種々の可燃ガスが生成さ
れる排ガス、あるいは塵芥の燃焼により生成される排ガ
スを熱エネルギー回収対象とすること、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは
勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のペレット循
環型熱交換器によれば、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
【0061】(1)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載のペレット循環型熱交換器のいずれにおいても、
熱交換器胴の内方上部から自然落下するペレットを、棚
板の表面及び裏面に交互に衝突するように、当該棚板を
反転させ、排ガスに含まれている低融点物質の付着層
が、棚板に生成されることを抑止するので、低融点物質
の付着に起因したペレットの循環不良を回避できる。
【0062】(2)本発明の請求項2に記載のペレット
循環型熱交換器においては、棚板を定時反転機構により
所定時間ごとに反転させるので、棚板反転作業の省力化
を図ることができる。
【0063】(3)本発明の請求項3に記載のペレット
循環型熱交換器においては、熱交換器胴の内方上部へ送
給すべきペレットの一部を、ペレット分流管により棚板
の下面に衝突させ、排ガスに含まれている低融点物質の
付着層が、棚板に生成されることを抑止するので、低融
点物質の付着に起因したペレットの循環不良を回避でき
る。
【0064】(4)本発明の請求項4に記載のペレット
循環型熱交換器においては、閉塞防止機構により隔壁の
通路内面へ打撃力を付与し、隔壁上方から通路を経て下
方へ落下すべきペレットが、低融点物質を結合剤として
固まることを抑止するので、低融点物質の付着に起因し
たペレットの循環不良を回避できる。
【0065】(5)本発明の請求項5に記載のペレット
循環型熱交換器においては、画像監視装置により隔壁の
通路部分の状態を監視するので、閉塞防止機構を作動さ
せるか否かを容易に且つ確実に判定できる。
【0066】(6)本発明の請求項6に記載のペレット
循環型熱交換器においては、水準検知装置により熱交換
器胴内底部のペレットの堆積高さを検知するので、ペレ
ットの循環状態を確実に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペレット循環型熱交換器の実施の形態
の一例を示す概念図である。
【図2】本発明のペレット循環型熱交換器の実施の形態
の一例に用いる定時反転機構を示す概念図である。
【図3】近年提案されている廃棄物処理施設の一例を示
す概念図である。
【図4】従来のペレット循環型熱交換器の一例を示す概
念図である。
【符号の説明】
28 熱交換器胴 29 ペレット 30 ペレット送給手段 31 通路 32 隔壁 35 ガス流入口 36 ガス流出口 37 空気流入口 38 空気流出口 50 棚板 50a 孔 51 棚板 51a 孔 53 定時反転機構 54 ペレット分流管 55 閉塞防止機構 56 画像監視装置 57 水準検知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000004503 ユニチカ株式会社 兵庫県尼崎市東本町1丁目50番地 (72)発明者 萬條 和広 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三 機工業株式会社内 (72)発明者 永野 智史 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会社栗本鐵工所内 (72)発明者 池野 昌紀 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 西川 潤 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 浅田 信二 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1番3 号 ユニチカ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側から下側へ向かって順にガス流出
    口、ガス流入口、空気流出口、空気流入口を有し且つ廃
    棄物の焼却処理によって生じる高温の排ガスがガス流入
    口に送給される熱交換器胴と、熱交換器胴の内底部に貯
    留されるペレットを熱交換器胴の内方上部へ送給して自
    由落下させるペレット送給手段と、ガス流入口及び空気
    流出口の間に位置するように熱交換器胴に内接し且つ中
    心部分に上下に貫通する通路が形成された隔壁と、ガス
    流入口よりも上方に位置するように熱交換器胴内に反転
    可能に配置され且つペレットが通過可能な多数の孔を有
    する棚板とを備えてなることを特徴とするペレット循環
    型熱交換器。
  2. 【請求項2】 所定時間ごとに棚板を反転させる定時反
    転機構を備えた請求項1に記載のペレット循環型熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 上側から下側へ向かって順にガス流出
    口、ガス流入口、空気流出口、空気流入口を有し且つ廃
    棄物の焼却処理によって生じる高温の排ガスがガス流入
    口に送給される熱交換器胴と、熱交換器胴の内底部に貯
    留されるペレットを熱交換器胴の内方上部へ気流圧送し
    て自由落下させるペレット送給手段と、ガス流入口及び
    空気流出口の間に位置するように熱交換器胴に内接し且
    つ中心部分に上下に貫通する通路が形成された隔壁と、
    ガス流入口よりも上方に位置するように熱交換器胴内に
    配置され且つペレットが通過可能な多数の孔を有する棚
    板と、ペレット送給手段により熱交換器胴の内方上部へ
    気流圧送されるべきペレットの一部を棚板の下面へ向か
    って送出し得るペレット分流管とを備えてなることを特
    徴とするペレット循環型熱交換器。
  4. 【請求項4】 上側から下側へ向かって順にガス流出
    口、ガス流入口、空気流出口、空気流入口を有し且つ廃
    棄物の焼却処理によって生じる高温の排ガスがガス流入
    口に送給される熱交換器胴と、熱交換器胴の内底部に貯
    留されるペレットを熱交換器胴の内方上部へ送給して自
    由落下させるペレット送給手段と、ガス流入口及び空気
    流出口の間に位置するように熱交換器胴に内接し且つ中
    心部分に上下に貫通する通路が形成された隔壁と、該隔
    壁の通路内面を打撃し得る閉塞防止機構とを備えてなる
    ことを特徴とするペレット循環型熱交換器。
  5. 【請求項5】 隔壁の通路部分の状態を撮像し得る画像
    監視装置を備えた請求項4に記載のペレット循環型熱交
    換器。
  6. 【請求項6】 熱交換器胴の内底部に貯留されるペレッ
    トの堆積高さを検知し得る水準検出装置を備えた請求項
    1乃至請求項5のいずれかに記載のペレット循環型熱交
    換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111426218A (zh) * 2020-04-13 2020-07-17 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 一种超临界二氧化碳与固体颗粒换热器

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