JP2001254918A - 排ガスおよび焼却灰処理システム - Google Patents

排ガスおよび焼却灰処理システム

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JP2001254918A
JP2001254918A JP2000064283A JP2000064283A JP2001254918A JP 2001254918 A JP2001254918 A JP 2001254918A JP 2000064283 A JP2000064283 A JP 2000064283A JP 2000064283 A JP2000064283 A JP 2000064283A JP 2001254918 A JP2001254918 A JP 2001254918A
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exhaust gas
dioxins
incinerator
discharged
purification
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JP2000064283A
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English (en)
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Kenji Araki
獻次 荒木
Nobuyuki Yasushi
信行 安士
Masakatsu Yamada
昌克 山田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型焼却炉からの排ガスおよび焼却灰中のダ
イオキシン類を同一システム内で効率的に無害化する排
ガスおよび焼却灰の処理システムを提供する。 【解決手段】 排ガスおよび焼却灰処理システム1は小
型焼却炉2に接続する。排ガス導入口から1へ導入され
るダイオキシン類を含んだ排ガスは排ガス冷却装置5,
排ガス浄化装置7,8によって無害化されて大気中へ排
出される。2,5,7,8から排出されるダイオキシン
類を含んだ有害物質は塊状化処理手段21によって塊状
化された後、2次焼却装置17で高温焼却される。また
このとき排出されるダイオキシン分解物を含んだ2次排
ガスは排ガスフィードバック管36によって再び1内に
戻され無害化される。従って1から排出される排ガスお
よび焼却物質共にダイオキシン類が除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却炉で発生する
排ガスおよび焼却灰の処理システムに係り、特に、毎時
2000kg未満の処理能力を有する焼却炉に接続し
て、焼却炉から発生する排ガスおよび焼却灰に含まれる
ダイオキシンを効率的に除去する排ガスおよび焼却灰の
処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、廃棄物を焼却処理する焼却炉
は、処理能力が毎時2000kg以上の中型や大型の高
温焼却炉と、処理能力が毎時2000kg未満の小型焼
却炉に分類されている。中型や大型の高温焼却炉では、
廃棄物の燃焼を高温で且つ連続して行う連続燃焼式の燃
焼方法を採用することにより、近年問題となっている非
常に強い毒性を持つダイオキシン類の生成を抑止してい
るが、小型の焼却炉では、その構造上ごみの燃焼を間欠
的に行ういわゆる“バッチ燃焼式”の燃焼方法となり、
燃焼時の温度管理が不十分であることから、ダイオキシ
ン類の生成する温度領域において廃棄物が燃焼され、そ
の焼却灰および排ガスにはダイオキシン類が含まれるこ
ととなる。
【0003】一方、上記小型焼却炉においては、上述し
た排ガスに含まれるダイオキシン類が付着した飛灰や悪
臭成分等を除去して、排ガスを無害化する排ガス処理装
置が一般に併用される。この処理装置においては、排ガ
スを冷却する冷却部において排ガスがダイオキシン類生
成温度領域をゆるやかに通過するため、ダイオキシン類
が2次生成されて、前記冷却部から排出されるドレン排
水液に混入することにより、ダイオキシン類が外部へ排
出される。或いは、排ガスをフィルター機能によって浄
化処理する浄化処理部が、ダイオキシン類が付着した飛
灰等を捕捉し、該飛灰等を外部へ排出することによっ
て、ダイオキシン類が外部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように排
ガスを無害化処理する排ガス処理装置を併用することに
より、大気中へ排出される排ガスが無害化されても、上
述したように排ガス処理装置からはダイオキシン類を含
んだ物質が外部へ排出される。また、焼却炉からは、ダ
イオキシン類を含んだ焼却灰が排出される。ここで、平
成11年7月16日に公布されたダイオキシン類対策特
別措置法によれば、ダイオキシン類に関する環境基準
は、廃棄物処理施設から大気中へ排出する排出ガスのみ
ならず、公共用水域へ排出する排水についても基準値が
規定され、更に、土壌の汚染濃度についても一定の基準
値が規定されている。従って、上記排ガス処理装置から
排出される排水,排出物や、焼却炉から排出される焼却
灰についても、別途の設備を用いて無害化処理を行う必
要があり、その廃棄にあたっては非常にコストと手間を
要することになる。
【0005】本願発明は上記問題に鑑みなされたもので
あり、その課題は、小型焼却炉から排出される排ガスか
らダイオキシン類を除去しつつ、同じく小型焼却炉から
排出されるダイオキシン類を含んだ焼却灰および、小型
焼却炉に接続した排ガス処理装置から排出されるダイオ
キシン類を含んだ排出物を同一システム内で効率的に無
害化する、排ガスおよび焼却灰の処理システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本願請求項1に記載の発明に係る排ガスおよび焼却
灰処理システムは、毎時2000kg未満の廃棄物を焼
却する焼却炉を対象とする排ガスおよび焼却灰処理シス
テムであって、前記焼却炉の排ガス排出口に接続可能な
排ガス導入口と、前記排ガス導入口から導入される排ガ
スを、ダイオキシン類が生成可能な温度領域より上の温
度領域で滞留保持し且つ燃焼する、少なくとも1以上の
排ガス燃焼装置と、前記排ガス燃焼装置と接続して、排
ガスへ冷却処理溶液を噴霧することにより、排ガスをダ
イオキシン類が生成可能な温度領域より下の温度領域へ
冷却する、少なくとも1以上の排ガス冷却装置と、前記
排ガス冷却装置と接続して、前記排ガス冷却装置を通過
した排ガスを浄化処理する、少なくとも1以上の排ガス
浄化装置と、前記焼却炉から排出される排ガスを大気開
放口へと吸引誘導する吸引誘導装置と、前記焼却炉,前
記排ガス冷却装置,および前記排ガス浄化装置と接続
し、前記焼却炉から排出される焼却灰,前記排ガス冷却
装置から排出される第1の排出物,および前記排ガス浄
化装置から排出される第2の排出物を塊状化処理する塊
状化処理手段と、前記塊状化処理手段によって生成され
た塊状物を受けて、ダイオキシン類が生成可能な温度領
域より上の温度領域で2次焼却処理し、且つ該2次焼却
処理によって生ずる2次排ガスを排出する排出口が、前
記排ガス燃焼装置または前記排ガス冷却装置の排ガス入
口部と接続される2次焼却装置とを有することを特徴と
する。
【0007】本願請求項1記載の発明によれば、排ガス
導入口から導入された排ガスは、まず排ガス燃焼装置に
よってダイオキシン類が生成しない高温領域で燃焼処理
される。これにより、未燃分を完全燃焼させると共にダ
イオキシン類を分解する。燃焼処理された排ガスは排ガ
ス冷却装置によってダイオキシン類が生成しない低温領
域へ急速に冷却される。このとき、排ガス燃焼装置によ
って分解されたダイオキシン分解物の一部は、雰囲気中
に存在する塩素類と結びついて再びダイオキシン類とな
り、冷却装置から排出される第1の排出物と共に一部は
外部へ排出され、一部は排ガスに混入した状態で排ガス
冷却装置を通過する。冷却された排ガスは、排ガス浄化
装置によってダイオキシン類の付着した飛灰,悪臭成
分,重金属類等が除去され、大気中へと放出される。
尚、排ガスは、大気開放口へと吸引誘導する吸引誘導装
置によって、焼却炉から大気開放口へと導かれる。
【0008】一方、排ガス浄化装置においては、ダイオ
キシン類は捕捉された飛灰等に付着した状態となってい
て、排ガス浄化装置から排出される第2の排出物と共に
外部へ排出される。
【0009】そして、ダイオキシン類が混入した焼却炉
から排出される焼却灰、前記第1および第2の排出物は
これらを塊状化処理する塊状化処理手段へ送られ、塊状
化された後に、2次焼却装置へ送られ、ダイオキシン類
が生成しない高温領域で2次焼却処理され、これによっ
てダイオキシン類を含んだ塊状物が無害化されて外部へ
取り出される。
【0010】ここで、2次焼却処理によって発生する2
次排ガスは、2次焼却処理がダイオキシン類の生成しな
い高温領域で行われていることからダイオキシン類は殆
ど分解されている。そして、この2次焼却処理によって
発生する2次排ガスは、前述した一連の排ガス処理経路
へフィードバックされて、これによって無害化処理され
る。尚、2次排ガスが低温領域に冷却される過程におい
てダイオキシン類が2次生成する可能性があるが、該2
次排ガスは前述した排ガス浄化装置を通過するので、2
次生成したダイオキシン類はここで捕捉され、結果とし
て2次排ガスは無害化される。
【0011】すなわち、本願請求項1記載の発明によれ
ば、焼却処理工程および排ガス処理工程において生成さ
れるダイオキシン類は、処理システム内で閉じられた閉
回路内ですべて分解処理され、前記処理システムから
は、無害化された焼却処理物質および排ガスだけが排出
され、ダイオキシン類を含んだ物質等は排出されないの
で、ダイオキシン類を含んだ焼却灰等を別途処理する必
要がなく、効率的且つ経済的な排ガスおよび焼却灰の処
理が可能となる。
【0012】本願請求項2に記載の発明に係る排ガスお
よび焼却灰処理システムは、請求項1における前記排ガ
ス浄化装置が、該排ガス流路に配置されて排ガスの流動
に従って遊動する複数の球状体と、前記球状体の上方よ
り浄化処理溶液を送入する送入装置と、を有し、該排ガ
ス浄化装置における排ガス浄化は、前記浄化処理溶液の
送入によって濡らされる前記球状体表面と排ガスとの気
液接触によって行われることを特徴とする。
【0013】本願請求項2に記載の発明によれば、請求
項1における排ガス浄化装置の浄化能力を極めて高める
ことができると共に、排ガス浄化に用いる浄化処理溶液
を効率的に使い回すことが可能となる。
【0014】すなわち、排ガス浄化が、浄化処理溶液に
よって濡らされる遊動可能な複数の球状体表面と排ガス
との気液接触によって行われるため、気液接触面積を大
なるものとすることができ、これによって飛灰,悪臭成
分,重金属類等の捕捉がより確実になる。また、排ガス
の流速を高めても、流速の上昇に従って球状体の遊動も
活発となり、これによって気液接触面積が増大されるの
で、排ガス浄化装置を小型化することが可能となる。更
に、バグフィルタ等を用いて飛灰,悪臭成分,重金属類
の捕捉をおこなう場合などのように、目詰まりによって
排ガス浄化装置のメンテナンスを実施する必要がなく、
排ガス浄化装置の管理が容易となる。
【0015】本願請求項3に記載の発明に係る排ガスお
よび焼却灰処理システムは、請求項1または2におい
て、前記塊状化処理手段は、前記排ガス浄化装置と接続
して、前記排ガス浄化装置から排出される第2の排出物
を固液分離し、更に前記液体成分のみを前記排ガス浄化
装置へと循環する分離循環装置を有することを特徴とす
る。
【0016】本願請求項3に記載の発明によれば、塊状
化処理手段は、排ガス浄化装置と接続して、前記排ガス
浄化装置から排出される第2の排出物を固液分離し、更
に前記液体成分のみを前記排ガス浄化装置へと循環する
分離循環装置を有するので、排ガス浄化装置から排出さ
れる不純物(飛灰等)が混入した浄化処理溶液を浄化し
て、再び排ガス浄化装置へ循環して用いることができ、
外部の排水路へ排水することなく浄化処理溶液を効率的
に使い回すことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
1および図2に基づいて説明する。図1は、本願発明に
係る焼却炉の排ガスおよび焼却灰処理システム(以下
「処理システム」と言う)の一実施形態を示す系統図で
あり、図2は処理システムにおける排ガスおよび焼却灰
の処理ブロック図である。まず、図1を参照しつつ本実
施形態における処理システムの構成について説明する。
図1において、符号1は排ガスおよび焼却灰処理システ
ムを示す。処理システム1は、廃棄物の処理能力が毎時
2000kg未満の小型焼却炉2に接続される。小型焼
却炉2は、新設のものであっても良いし、既設のもので
あっても構わない。
【0018】小型焼却炉2は、ゴミ投入口23,焼却灰
排出口25,および排ガス排出口24の入出力口を有
し、人力または投入装置によって間欠的にゴミ投入口2
3への廃棄物の投入,焼却灰排出口25からの焼却灰の
排出が行われる、いわゆるバッチ燃焼式の焼却方法を採
用する。従って、小型焼却炉2における廃棄物の燃焼
は、温度管理が不十分であることからダイオキシン類が
生成しやすく(尚、一般にはダイオキシン類の発生する
温度領域は200℃以上650℃以下であると言われて
いる)、処理システム1は、このように温度管理が不十
分であって、ダイオキシン類の生成が顕著である小型焼
却炉に適用する場合に特に優れた作用効果を発揮する。
【0019】処理システム1は、排ガス導入口3を有
し、該排ガス導入口3は小型焼却炉2の排ガス排出口2
4と接続され、処理システム1は排ガス導入口3からダ
イオキシン類が付着した飛灰,黒煙,悪臭成分,重金属
類等の有害物質(以下「飛灰等」と言う)を含んだ排ガ
スをシステム内に導き入れる。また、処理システム1が
無害化した排ガスを大気中に排出する大気排出口22付
近には「吸引誘導装置」としての誘引ドラフトファン1
0が設置されていて、該誘引ドラフトファン10が処理
システム1内における排ガス通過経路に負圧を発生させ
ることによって、小型焼却炉2から排出される排ガス
が、排ガス導入口3から大気排出口22へと導かれる。
【0020】<「排ガス燃焼装置」の構成および機能>
排ガス導入口3の直近には、排ガス燃焼装置4が設置さ
れる。排ガス燃焼装置4は燃焼バーナー4aと排ガス滞
留室4bとを有し、排ガスを排ガス滞留室4b内におい
て一定時間滞留(例えば、2〜2.5秒)させ、且つ滞
留中に燃焼バーナー4aによって、ダイオキシン類が生
成不可能であって且つ既に生成されたダイオキシン類を
充分に分解可能な高温領域(例えば、850℃前後)で
燃焼処理する。これによって、小型焼却炉2における燃
焼で残存した排ガス中に含まれる未燃物質,不完全燃焼
物質等が完全燃焼され、また同時に、ダイオキシン類が
分解される。尚、排ガスの成分に応じて、燃焼温度を調
整することにより(例えば、900℃〜1000℃)、
ダイオキシン分解率を制御することもできる。
【0021】<「排ガス冷却装置」の構成および機能>
排ガス燃焼装置4には、排ガス冷却装置(以下「冷却装
置」という)5が接続される。冷却装置5は装置内に冷
却処理溶液噴霧装置6を備え、冷却処理溶液噴霧装置6
へは外部に設置された冷却装置5の一部をなす処理溶液
タンク18から給送ポンプP1によって冷却処理溶液
が、同じく外部に設置されたコンプレッサー(図示省
略)からは圧縮空気が供給され、これらが冷却処理溶液
噴霧装置6において混合されて、該混合流体を排ガスへ
噴射することによって、排ガスをダイオキシン類の生成
不可能な温度領域まで急速冷却する(例えば、850℃
以上の排ガスを130〜150℃まで、0.5〜1秒程
度で冷却)。排ガスを急速に冷却するのは、冷却装置5
内部でのダイオキシン類の2次生成(排ガス燃焼装置4
において分解されたダイオキシン分解物が冷却装置6内
に存在する塩素類と再結合してダイオキシン類が再生成
すること)を抑止するためであり、また、冷却を要する
のは、後述する排ガス浄化装置(以下「浄化装置」とい
う)7,8が高温の排ガスに耐えられないからである。
【0022】また、冷却装置5においては、排ガスが流
入する入口付近の管径を充分に絞ること等により(図示
せず)、冷却装置5の上部で排ガスの螺旋状回流を発生
させ、これによって排ガスは冷却装置5内を螺旋状回流
を描きながら上部から下部へ到達する。従って、このと
きいわゆるサイクロン効果によって排ガス中に含まれる
飛灰等を遠心力によって冷却装置5の内壁に衝突させ、
該飛灰等を冷却装置5の下方へと落下させる。このた
め、冷却装置5の下部には、飛灰等の有害物質と冷却処
理溶液との混在体である「第1の排出物」としてのドレ
ン排水が一時貯留される(このドレン排水は、後述する
「塊状化処理手段」によって処理される)。
【0023】ここで、処理溶液タンク18から給送ポン
プP1によって冷却装置5へと供給される冷却処理溶液
には、アルカリ系水溶液(例えば、水酸化ナトリウム水
溶液)が用いられる。アルカリ系水溶液を用いるのは、
冷却装置5内部に存在する塩素類を中和することによっ
て、前述したダイオキシン類の2次生成を抑止するため
である。尚、冷却装置5には浄化装置7,8が接続され
るため、該浄化装置の浄化能力が充分であるような場合
にはアルカリ系水溶液を用いずとも処理システム1全体
としては排ガスの無害化を達成可能であるので、この場
合はアルカリ系水溶液の代替として水などの他の冷却処
理溶液を用いても構わない。
【0024】また、必要に応じて適宜排ガス燃焼装置
4,冷却装置5を増設して、排ガス中に含まれる不燃
分,未燃分の燃焼効率および飛灰等の回収効率を向上さ
せることも可能である。
【0025】<「排ガス浄化装置」の構成および機能>
冷却装置5には、第1の浄化装置7が接続され、浄化装
置7には更に第2の浄化装置8が接続される。浄化装置
7,8は飛灰等を更に除去して排ガスを浄化するための
装置であり、浄化装置下部から排ガスを導入して、装置
上部から浄化処理された排ガスを送出する。
【0026】浄化装置7,8は装置内部に上方から浄化
処理溶液を送入する「送入装置」としての噴射ノズル
9,9が設けられ、浄化処理溶液は後述する「分離循環
装置」としての沈殿槽11,12からそれぞれ給送ポン
プP3,P4によって供給される。また、浄化装置7,8
にはそれぞれ、排ガスを下部から上部へ通過させるため
の多数の排ガス通過孔27aを有する網棚27が2段設
けられ、網棚27の上部には「球状体」としてのプラス
チックボール20が適当数量載置される。プラスチック
ボール20は噴射ノズル9から噴射される浄化処理溶液
によって球面を濡らされ、且つその状態において装置内
を下部から上部へ吹き上げる排ガスによって浮遊・乱遊
動するように制御される。従って、浄化装置7,8を通
過する排ガスは、装置内で乱遊動するプラスチックボー
ル20の球面において浄化処理溶液と高度な乱流状態で
気液接触し、これによって排ガス中に含まれる飛灰等は
浄化処理溶液に包含されて、浄化処理溶液と共に浄化装
置7,8の下部へ落下する。飛灰等を含んだ「排水液」
としての浄化処理溶液は、「第2の排出物」として後述
する「塊状化処理手段」によって処理される。
【0027】このように、浄化装置7,8内において
は、プラスチックボール20によって排ガスと浄化処理
溶液との気液接触面積が増大されるので、飛灰等を確実
に捕捉することが可能となる。また、いわゆるバグフィ
ルタを用いて飛灰等を捕捉する場合のようにフィルター
の目詰まりによる排ガス流速の変化が無く、更にプラス
チックボール20の乱遊動によって、排ガス流速を高め
ても排ガスの流速上昇に従って球状体の乱遊動も活発と
なり、これにより気液接触面積が増大されることから、
常に安定した高い浄化効率を有する排ガス浄化を行うこ
とができる。また、このように飛灰等の除去効率が高い
ので、装置の小型化を計ることも可能である。
【0028】ここで、浄化装置7,8においては網棚2
7に設ける排ガス通過孔の数および大きさ,網棚27の
設置段数,プラスチックボール20の大きさおよび数量
を適宜調節することによって、排ガス流速および排ガス
の圧力損失(排ガスの入口と出口における圧力差)の制
御範囲を拡大できるので、浄化装置7,8の浄化効率お
よび装置の大きさを処理システム1の設置環境に応じて
適宜調整することが可能である。尚、浄化装置8は、浄
化装置7において排ガスに含まれる水分が水滴となって
排ガスの比容積が減少するため、浄化装置7よりも更に
小型化することが可能である。また、本実施形態では2
つの排ガス浄化装置7,8を連結して用いたが、浄化装
置の処理能力次第で任意の数の浄化装置(1つのみ、或
いは2以上)によって処理システム1を構成しても構わ
ない。また、浄化処理方法として浄化処理溶液と複数の
遊動可能な球状体とによる気液接触方式を用いたが、他
の浄化方法(例えば、いわゆるバグフィルタを用いる乾
式または半乾式の浄化処理方法や、電気集塵機による乾
式の浄化処理方法等)を用いることが可能であることは
言うまでもない。
【0029】そして、浄化装置8の排ガス排出口には浄
化された排ガスの水分を分離する分離装置(図示せず)
が接続され、排ガスの水分が分離された後に、処理シス
テム1によって無害化された排ガスが大気排出口22か
ら大気中へ放出される。
【0030】<「塊状化処理手段」の構成および機能>
一方、前述したように焼却炉2,冷却装置5,浄化装置
7および8からは、それぞれダイオキシン類を含んだ焼
却灰,第1排出物,第2排出物が排出される。符号21
は、これらを後述する「2次焼却装置」としてのロータ
リーキルン17へ搬送・投入するためにペレット状とす
る塊状化処理手段であって、「分離循環装置」としての
沈殿槽11および12,スラリータンク13,攪拌層1
4,造粒機15,処理溶液タンク18,19から構成さ
れる。
【0031】浄化装置7,8から排出される第2排出物
は、前述したように飛灰等と浄化処理溶液が混合した汚
濁液体であり、この汚濁液体はそれぞれに接続された沈
殿槽11,12へ排出され、また、処理溶液タンク18
からは、給送ポンプP2によって清浄な浄化処理溶液が
沈殿槽11,12へ供給される。沈殿槽11,12へ流
入した前記汚濁液体と浄化処理溶液との混合体において
は、その比重差から沈殿槽11,12内において飛灰成
分のみが沈殿漕11,12下部へ自然沈降し、これによ
って浄化処理溶液と飛灰等が分離され、飛灰等を含んで
いた浄化処理溶液が分離浄化される。上澄み液として分
離浄化された浄化処理溶液は、沈殿槽11,12に設け
られた取出口28,28から給送ポンプP3,P4によっ
て採取され、浄化装置7,8へと循環される。従って、
沈殿槽11,12は浄化処理溶液の分離循環機能を有
し、これによって浄化処理溶液を処分することなく効率
的に使い回すことが可能となる。ところで、本実施形態
においては、処理溶液タンク18は、前述した冷却装置
5へも同時に処理溶液を供給している。従って、冷却装
置5において用いられる冷却処理溶液と、浄化装置7,
8において用いられる浄化処理溶液は同一のものであ
り、このように共用することによって双方の装置へ均一
な濃度の処理溶液を給送でき、且つ処理溶液タンク18
の設置数を節約することができる。
【0032】一方、分離されて汚泥状態となった飛灰等
は沈殿層11,12の下部からスラリータンク13へと
排出され、該スラリータンク13によって一時的に貯留
された後、給送ポンプP5によって攪拌層14へと送ら
れる。また同様に、攪拌層14へは、冷却装置5から排
出される第1排出物と、これらを混合した際の汚泥粘度
を調節するための処理溶液(処理溶液タンク19から給
送ポンプP6によって供給される)とが投入される。こ
の場合の処理溶液としては、例えば前記同様のアルカリ
水溶液が用いられる。
【0033】処理溶液タンク19と攪拌層14とを結ぶ
処理溶液の給送管29は、攪拌層14の底部へ延設され
る。従って給送ポンプP6による給送圧力が発生する
と、該圧力によって攪拌層14内において攪拌水流が生
じ、これによって前記第1排出物,第2排出物,処理溶
液が攪拌混合される。
【0034】攪拌層14によって一定の粘度に攪拌混合
された混合物は、給送ポンプP7によって造粒機15
(一般に言う、いわゆる「グラニュレータ」)へと送ら
れる。また、造粒機15へは、小型焼却炉2によって発
生した焼却灰が排出口25から投入される。造粒機15
は、これら混合物,焼却灰を「塊状物」としての球状ペ
レットに加工する。造粒機15から排出された球状ペレ
ットは、スクリューフィーダ16によってロータリーキ
ルン17の投入口へ搬送・投入される。
【0035】<「2次焼却装置」の構成および機能>
「2次燃焼装置」としてのロータリーキルン17は、ダ
イオキシン等を含有した前記球状ペレットをダイオキシ
ン類が生成不可能な高温領域(例えば、850℃前後)
で燃焼させ、球状ペレットに含まれるダイオキシン成分
を分解して、該ダイオキシン分解物を排ガス中に含ませ
て排出し、球状ペレットを無害化する。
【0036】ロータリーキルン17は燃焼バーナー3
4,円筒形状を有し回動可能な燃焼室35,該燃焼室を
回動させる回転駆動系(図示せず)を有し、更に、燃焼
室35はペレット投入口30からペレット排出口33へ
向かって傾斜して設置されている。ペレット投入口30
から燃焼室35へ投入された球状ペレットは、燃焼室3
5の回転数を調整することによってペレット排出口33
まで一定の時間転がりながら燃焼バーナー34によって
燃焼され、ペレット排出口33へ到達し、そして処理シ
ステム1から外部へ排出される。このとき、燃焼バーナ
ー34による燃焼が一定時間以上(例えば、2秒以上)
となるように、球状ペレットの燃焼室35内での移動速
度、すなわち、燃焼室35の回転速度を調節する。
【0037】一方、球状ペレットの燃焼によって、小型
焼却炉2での廃棄物の燃焼によって生ずる排ガスとは別
の排ガス、すなわち「2次排ガス」が発生する。この2
次排ガス中には、前述したように高温燃焼処理によって
分解されたダイオキシン分解物が混入しているため、該
2次排ガスが常温に冷却する過程においては、前述した
ように雰囲気中の塩素類と結合してダイオキシン類が2
次生成する可能性がある。
【0038】しかし、ロータリーキルン17の2次排ガ
ス排出口32は、処理システム1の排ガス導入口3と、
排ガスフィードバック管36によって接続されている。
従って、球状ペレットの燃焼によって生じる2次排ガス
は、前述した処理システム1における一連の排ガス処理
経路(排ガス燃焼装置4〜冷却装置5〜浄化装置7,
8)へフィードバックされて、無害化された後に大気中
へ開放されるので、2次排ガス処理専用の排ガス処理装
置を別途設ける必要無く、ダイオキシン類の2次生成を
効率的に防止することができる。
【0039】<排ガスおよび焼却灰の無害化工程の大略
>以上説明した処理システム1による、排ガスおよび焼
却灰からのダイオキシン類除去の大略について、図2を
参照しつつ以下簡単に説明する。
【0040】すなわち、焼却炉2では、燃焼温度の管理
が不十分であることからダイオキシン類が1次生成さ
れ、排ガスおよび焼却灰にはダイオキシン類が含まれ
る。
【0041】排ガス中に含まれるダイオキシン類は排ガ
ス燃焼装置4を通過することにより分解されるが、排ガ
ス冷却装置5において2次生成される。しかし、2次生
成されたダイオキシン類は、排ガス浄化装置7,8によ
って捕捉され、これにより排ガスからダイオキシン類が
除去され無害化した状態となって大気中へ排出される。
【0042】一方、排ガス冷却装置5および排ガス浄化
装置7,8からは、ダイオキシン類を除去したことによ
って、ダイオキシン類を含んだ物質(第1排出物と第2
排出物)が排出され、焼却炉2からは同じくダイオキシ
ン類を含んだ焼却灰が排出される。これらは塊状化処理
手段21によって塊状化され、2次焼却装置17へ送ら
れ、高温焼却される。これにより2次焼却装置17から
は、ダイオキシン類が除去されて無害化した塊状物が排
出される。また、2次焼却装置17から排出される2次
排ガスはダイオキシン分解物を含むため2次生成の危険
性があるが、2次排ガスは焼却炉2で発生した排ガスの
処理経路に送り込まれるため、これによって最終的には
無害化されて大気中へ排出される。
【0043】従って、処理システム1は、焼却炉におい
て発生するダイオキシン類を、処理システム1内で閉じ
られた閉回路内ですべて分解処理し、その結果として処
理システム1からは、無害化された焼却処理物質および
排ガスだけが排出されることになる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
度管理の不十分な小型焼却炉から発生するダイオキシン
類を含んだ排ガスは排ガス冷却装置および排ガス浄化装
置によって無害化され、且つ排ガス無害化によって前記
排ガス冷却装置および排ガス浄化装置から排出されるダ
イオキシン類を含んだ飛灰等は、小型焼却炉から排出さ
れる焼却灰とともに塊状化処理手段によって塊状化され
た後、2次焼却装置によって高温焼却されるので、小型
焼却炉から発生するダイオキシン類を含んだ排ガスおよ
び焼却灰等はすべて無害化される。また更に、前記2次
焼却装置から発生する排ガスを、排ガスおよび焼却灰処
理システムにおける一連の排ガス処理経路へフィードバ
ックさせたので、2次焼却装置から発生する2次排ガス
も無害化される。従ってこれにより排ガスおよび焼却灰
処理システム全体から排出されるすべての排出物からダ
イオキシン類が除去されるので、ダイオキシン類を含ん
だ焼却灰等を別途処理する必要がなく、効率的且つ経済
的な排ガスおよび焼却灰の処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排ガスおよび焼却灰処理システム
の系統図である。
【図2】本発明に係る排ガスおよび焼却灰処理システム
の処理大略ブロック図である。
【符号の説明】
1 排ガスおよび焼却灰処理システム 2 小型焼却炉 3 排ガス導入口 4 排ガス燃焼装置 4a 排ガス燃焼バーナー 4b 排ガス滞留室 5 排ガス冷却装置 6 冷却処理溶液噴霧装置 7,8 排ガス浄化装置 9 噴射ノズル 10 誘引ドラフトファン 11,12 沈殿槽 13 スラリータンク 14 攪拌層 15 造粒機 16 スクリューフィーダ 17 ロータリーキルン 18,19 処理溶液タンク 20 プラスチックボール 21 塊状化処理手段 22 大気排出口 23 ゴミ投入口 24 排ガス排出口 25 焼却灰排出口 27 網棚 27a 排ガス通過孔 28 取出口 29 給送管 30 ペレット投入口 32 2次排ガス排出口 33 ペレット排出口 34 燃焼バーナー 35 燃焼室 36 排ガスフィードバック管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 301 F23G 5/44 ZABZ 4D004 F23J 1/00 A 4D032 F23G 5/14 ZAB B01D 53/34 134E 5/44 ZAB B09B 3/00 ZAB F23J 1/00 303L 15/06 F23J 15/00 K (72)発明者 荒木 獻次 埼玉県大宮市櫛引町一丁目805番地4 (72)発明者 安士 信行 東京都国分寺市東恋ヶ窪3丁目30番4号 603 (72)発明者 山田 昌克 神奈川県横浜市磯子区森一丁目15番1− 211号 第1磯子ハイツ Fターム(参考) 3K061 NA01 NA08 NA11 NA12 NA15 3K065 AA18 AA23 AB01 AC03 AC19 HA02 HA03 HA05 HA07 3K070 DA05 DA16 DA30 DA32 DA36 DA37 DA38 DA43 DA44 DA46 3K078 BA03 BA22 BA26 CA02 CA06 CA09 CA21 CA24 4D002 AA21 AC04 BA02 BA05 BA14 BA16 CA01 CA04 DA35 4D004 AA46 AB07 AC05 CA12 CA24 CA27 CA28 CA32 CA47 CB04 CB09 CB34 CB37 CB44 CC03 4D032 AB01 AB09 AC07 BB09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毎時2000kg未満の廃棄物を焼却す
    る焼却炉を対象とする排ガスおよび焼却灰処理システム
    であって、 前記焼却炉の排ガス排出口に接続可能な排ガス導入口
    と、 前記排ガス導入口から導入される排ガスを、ダイオキシ
    ン類が生成可能な温度領域より上の温度領域で滞留保持
    し且つ燃焼する、少なくとも1以上の排ガス燃焼装置
    と、 前記排ガス燃焼装置と接続して、排ガスへ冷却処理溶液
    を噴霧することにより、排ガスをダイオキシン類が生成
    可能な温度領域より下の温度領域へ冷却する、少なくと
    も1以上の排ガス冷却装置と、 前記排ガス冷却装置と接続して、前記排ガス冷却装置を
    通過した排ガスを浄化処理する、少なくとも1以上の排
    ガス浄化装置と、 前記焼却炉から排出される排ガスを大気開放口へと吸引
    誘導する吸引誘導装置と、 前記焼却炉,前記排ガス冷却装置,および前記排ガス浄
    化装置と接続し、前記焼却炉から排出される焼却灰,前
    記排ガス冷却装置から排出される第1の排出物,および
    前記排ガス浄化装置から排出される第2の排出物を塊状
    化処理する塊状化処理手段と、 前記塊状化処理手段によって生成された塊状物を受け
    て、ダイオキシン類が生成可能な温度領域より上の温度
    領域で2次焼却処理し、且つ該2次焼却処理によって生
    ずる2次排ガスを排出する排出口が、前記排ガス燃焼装
    置または前記排ガス冷却装置の排ガス入口部と接続され
    る2次焼却装置と、を有することを特徴とする排ガスお
    よび焼却灰処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記排ガス浄化装置
    は、 該排ガス流路に配置されて排ガスの流動に従って遊動す
    る複数の球状体と、 前記球状体の上方より浄化処理溶液を送入する送入装置
    と、を有し、 該排ガス浄化装置における排ガス浄化は、前記浄化処理
    溶液の送入によって濡らされる前記球状体表面と排ガス
    との気液接触によって行われる、ことを特徴とする排ガ
    スおよび焼却灰処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記塊状化
    処理手段は、 前記排ガス浄化装置と接続して、前記排ガス浄化装置か
    ら排出される第2の排出物を固液分離し、更に前記液体
    成分のみを前記排ガス浄化装置へと循環する分離循環装
    置を有する、ことを特徴とする排ガスおよび焼却灰処理
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109304349A (zh) * 2018-10-31 2019-02-05 世源科技(嘉兴)医疗电子有限公司 一种医疗废物处理系统
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