JP2001251564A - 広告情報編入方法及び広告情報編入装置 - Google Patents

広告情報編入方法及び広告情報編入装置

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JP2001251564A
JP2001251564A JP2000057461A JP2000057461A JP2001251564A JP 2001251564 A JP2001251564 A JP 2001251564A JP 2000057461 A JP2000057461 A JP 2000057461A JP 2000057461 A JP2000057461 A JP 2000057461A JP 2001251564 A JP2001251564 A JP 2001251564A
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Shinsuke Yamashita
慎介 山下
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のマルチメディア情報から抽出した広告
情報を蓄積し、視聴者が作成する第2のマルチメディア
情報に含めて視聴または広く流通せしめる。 【解決手段】 広告情報編入装置12に含まれる情報制
御装置2は、補助記憶装置3に格納されたプログラムを
実行することで、受信装置9により受信された第1のマ
ルチメディア情報から広告情報を抽出する手段と、上記
抽出された広告情報を選択して蓄積する手段と、視聴者
によって創造されたオリジナルなマルチメディア情報を
入力する入力手段と、上記オリジナルなマルチメディア
情報に、上記蓄積された広告情報の中から上記視聴者が
選択した広告情報だけを挿入して第2のマルチメディア
情報を作成する広告情報挿入手段と、第2の通信路を介
して外部の他装置と双方向通信を行う通信手段とを起動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告情報編入方法
及び広告情報編入装置に関し、特に、放送されるマルチ
メディア情報に含まれる広告情報を抽出し、かつ一旦蓄
積してから再利用する広告情報編入方法及び広告情報編
入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広告事業者の広告手段は、例え
ば、広告媒体がテレビ放送である場合、メインとなる通
常のテレビ放送番組の合間に、所定の広告情報をコマー
シャルとして挿入してから放送し、該コマーシャルが挿
入された音声と映像を視聴者に視聴してもらう手段が採
用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の広
告手段では、テレビ番組がいつも録画されるわけではな
いので、視聴者は該テレビ番組を見ている間だけしか広
告情報と接する機会がなく、テレビ番組が終了すれば、
如何なる広告情報が放送されたのか、その内容をすっか
り忘れてしまい、従って、それほど多くの宣伝効果は望
めなかった。そこで、従来は、その対策として、視聴者
が見飽きるほど何回も放送していた。
【0004】また、テレビ番組を受信した視聴者が、受
信したテレビ番組を他の視聴者に再配信することはない
ので、メインとなる所定のテレビ放送番組と一緒に送ら
れた広告情報の宣伝効果が増殖される機会を持たなかっ
た。
【0005】さらに、上記の広告情報に他の重要な関連
情報、例えば宝くじ、インターネットのサイト、旅行情
報など視聴者にとって便利乃至は有利となる情報が含ま
れていたとしても、上記説明のとおり、テレビ番組は録
画されていないから、視聴者は該広告情報を再生して確
認することができず、また、一般にコマーシャル情報が
流されている時間は短く、この間、視聴者は、放送番組
の途中で上記コマーシャル情報の内容を正確にメモして
おくこともできないため、よしんば宣伝効果があったと
しても、視聴者が上記の広告情報により、具体的なアク
ションを起こす可能性は極めて低いのが現状であった。
【0006】本発明に係る広告手段は、濃密な広告情報
を視聴者に与えることができるばかりでなく、一人の視
聴者が他の視聴者に上記広告情報を他の視聴者に送出
し、他の視聴者にもまた、上記の濃密な広告情報を視聴
せしめることを課題とする。
【0007】また、視聴者が広告情報の内容を確実に把
握できるようにすると共に、該広告情報の宣伝効果が増
殖されるような広告手段の提供も課題としている。本発
明は、以上のような従来の、広告手段における問題点に
鑑みてなされたものであり、広告情報を含む第1のマル
チメディア情報から抽出した該広告情報を蓄積すると共
に視聴者が作成する第2のマルチメディア情報に含めて
視聴または広く流通せしめることができる広告情報編入
方法を提供することを目的とする。
【0008】本発明の第2の目的は、広告情報を含む第
1のマルチメディア情報から抽出した該広告情報を蓄積
すると共に視聴者が作成する第2のマルチメディア情報
に含めて視聴または広く流通せしめることができる広告
情報編入装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上に説明したとおり、
本発明では、第1の通信路を介して広告情報を含む第1
のマルチメディア情報を受信するステップと、マルチメ
ディア情報を再生・表示するステップを備えた視聴ステ
ップに接続されるかまたは組み込まれるステップを備え
る広告情報編入方法において、前記第1のマルチメディ
ア情報から前記広告情報を抽出する広告情報抽出ステッ
プと、前記抽出された広告情報を選択して蓄積する広告
情報蓄積ステップと、視聴者によって創造されたオリジ
ナルなマルチメディア情報を入力する入力ステップと、
視聴者によって、オリジナルなマルチメディア情報を創
造するステップと、前記オリジナルなマルチメディア情
報に、前記蓄積された広告情報の中から前記視聴者が選
択した広告情報だけを挿入して第2のマルチメディア情
報を作成する広告情報挿入ステップと、第2の通信路を
介して外部の他装置と双方向通信を行う通信ステップと
を有することを特徴とする広告情報編入方法が提供され
る。
【0010】また、第1の通信路を介して広告情報を含
む第1のマルチメディア情報を受信する手段と、マルチ
メディア情報を再生・表示する手段を備えた視聴装置に
接続されるかまたは組み込まれる広告情報編入装置にお
いて、前記第1のマルチメディア情報から前記広告情報
を抽出する広告情報抽出手段と、前記抽出された広告情
報を選択して蓄積する広告情報蓄積手段と、視聴者によ
って創造されたオリジナルなマルチメディア情報を入力
する入力手段と、前記オリジナルなマルチメディア情報
に、前記蓄積された広告情報の中から前記視聴者が選択
した広告情報だけを挿入して第2のマルチメディア情報
を作成する広告情報挿入手段と、第2の通信路を介して
外部の他装置と双方向通信を行う通信手段とを有するこ
とを特徴とする広告情報編入装置が提供される。
【0011】即ち、本発明では、広告事業主に対して、
広告情報,広告情報抽出プログラム,広告情報挿入プロ
グラム等を記録した情報記録媒体を視聴者に有償または
無償で提供する手段や、視聴者に対して、一度放送また
は送信された広告情報を視聴装置内の記憶装置に格納し
ておき、これを、例えば視聴者が作成する電子アルバム
情報等に挿入したものを、該視聴者に再度視聴させる手
段を設置したことで、該視聴者に広告情報の内容を確実
に知らしめることを可能にしている。より具体的には、
例えば、広告情報に含まれる宝くじ当選番号とか、関連
するインターネットサイトなどの情報を、視聴者に確実
に把握させることを可能にしている。
【0012】また、視聴者が、上記の広告情報が挿入さ
れた電子アルバムなどを、他の視聴者に対しても、通信
路を介して送る手段を設置したことで、他の視聴者に対
しても、上記広告情報を視聴させることができるように
し、宣伝効果が増殖される機会を生成している。
【0013】なお、広告情報抽出プログラムを無償で視
聴者に提供することや、視聴者に提供するプレミアム
(景品)として、特定の有料放送の鍵を無償でプレゼン
トすることも可能であるので、自由度の大きいマーケッ
ト戦略を実施できるようにし、広告情報の宣伝効果を高
めることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の実施の形態は、広告情報
や通常の放送番組を送信するための通信路に人工衛星を
用いたディジタル衛星放送を採用し、該放送を受信した
視聴者によって作成された電子アルバムを視聴者がイン
ターネットなどで電子メール配信する事例について説明
するが、本発明の実施の形態に係る広告情報編入装置を
含む視聴装置が設置されるシステムの構成及び機能は、
これに限定されるものではなく、上記の広告情報や通常
の放送番組は、有線通信路を用いて送信されてもよい
し、また、視聴者が作成するデータは、上記の電子アル
バムに限定されるものではなく、マルチメディア情報で
あれば特に限定するものではない。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る広告情
報編入装置を含む視聴装置が設置されるシステムの全体
構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る広告
情報編入装置を含む視聴装置が設置されるシステムは、
広告事業主の管轄下で広告情報を作成する広告情報作成
装置20と、広告情報作成装置20で作成された広告情
報を通常の放送番組と共に電波で放送する放送局23
と、放送局23の放送を通信路Pを介して中継する通信
衛星26と、通信衛星26により中継された放送を通信
路Pを介して受信する視聴装置A,Bと、広告情報作成
装置20と放送局23と視聴装置A,Bを結合する双方
向通信用の通信路Qと、広告情報作成装置20から提供
されて放送局23,及び視聴装置A,Bに配信される上
記広告情報を記録したディスク等の情報記録媒体27を
含む。
【0016】広告情報作成装置20は、作成した広告情
報を通信路Qに送信したり、他の装置からの情報を受信
したりする送受信装置21と、顧客(広告依頼主)に関
する情報を記録する顧客データベース22と、広告情報
を作成管理する情報制御装置25を含む。
【0017】放送局23は、受信した広告情報や通常の
放送番組を通信路Qに送信したり、他の装置からの情報
を受信したりする送受信装置24を含む。視聴装置A
は、受信した広告情報や通常の放送番組を通信路Qに送
信したり、他の装置からの情報を受信したりする送受信
装置28を含む。
【0018】視聴装置Bは、受信した広告情報や通常の
放送番組を通信路Qに送信したり、他の装置からの情報
を受信したりする送受信装置29を含む。送受信装置2
8,29は、図2では符号を改めて送受信装置6として
示す。
【0019】通信路Qは、通信経路にインターネットを
含むことができる。また、本実施の形態に係る広告情報
編入装置を含む視聴装置が設置されるシステムの上記の
広告情報作成装置や放送局や送受信装置の設置数は、本
実施の形態に限定されるものではなく、一般には任意の
複数が可能である。
【0020】以下、本発明の実施の形態に係るシステム
の機能を説明する。広告事業主が管轄する広告情報作成
装置20で作成された広告情報は、通常の放送番組に編
入されて第1のマルチメディア情報が形成され、該第1
のマルチメディア情報が放送局23から電波に乗せて通
信路Pと通信衛星26を介して視聴装置A,Bに係る視
聴者向けに放送される。
【0021】なお、放送局23は、上記の放送を行う前
の時点で、視聴装置A,Bが、上記の第1のマルチメデ
ィア情報から上記広告情報を抽出するためのプログラム
を、視聴装置A,Bに対してアップロードすることがで
きる。
【0022】視聴装置A,Bでは、通信路Pと通信衛星
26を介して放送される上記第1のマルチメディア情報
の放送の前の時点で、やはり通信路Pと通信衛星26を
介してダウンロードされるソフトウェアプログラムを、
図2の後述する記憶装置1に格納し、該ソフトウェアプ
ログラムをインストールした後、該インストールされた
ソフトウェアプログラムを使用して、引き続き放送され
る上記第1のマルチメディア情報から上記広告情報を抽
出し、該抽出された広告情報から視聴者の操作の下に電
子アルバム等の第2のマルチメディア情報を作成する。
【0023】上記のソフトウェアプログラムは、上記説
明のとおり、第1のマルチメディア情報の放送の前の時
点で通信路Pと通信衛星26を介してダウンロードする
方法の他に、視聴装置A,Bが、通信路Qを介して広告
情報作成装置20から直接受信する方法も可能である。
【0024】また、上記の広告情報でも情報量の少ない
ものは通信路Qを介して直接、視聴装置A,Bに送って
もよい。さらに、上記のソフトウェアプログラムも、情
報記録媒体27を用いて広告事業主から視聴者に郵送ま
たは宅配されたものを視聴装置A,Bにインストールし
てもよいし、あるいは視聴装置A,Bが工場出荷される
段階で視聴装置A,Bにインストールされたものであっ
てもよい。
【0025】上記抽出された広告情報は、視聴装置A,
Bが内蔵する記憶装置に格納されて広告情報のデータベ
ースが形成される。一方、視聴装置A,Bに対応する視
聴者は、ディジタルカメラ,マイク,スキャナ,及び動
画撮像用電子カメラなどを用いて、電子アルバム等のオ
リジナルなマルチメディア情報を作成して、視聴装置
A,Bが内蔵する記憶装置1に格納する。この時、記憶
装置1に格納されている上記広告情報が記憶装置1から
読み出されて、上記電子アルバム等のオリジナルなマル
チメディア情報に挿入され、第2のマルチメディア情報
が形成された後、再び記憶装置1に格納される。
【0026】(なお、上記の説明で、視聴者が作成する
マルチメディア情報を、上記オリジナルなものに限定し
た理由は、著作権に抵触させないための配慮である。)
視聴装置A,Bに対応する視聴者は、記憶装置1に格納
されているところの広告情報が挿入された電子アルバム
を読み出して、これを視聴することにより、広告情報の
内容を正確に把握することができるようになる。
【0027】また、上記の視聴者は、上記電子アルバム
等のオリジナルなマルチメディア情報を、通信路Qを介
して、他の視聴者にも送ることが可能であり、それ故、
他の視聴者にも同じ広告情報を見てもらえる可能性が生
じるので、これにより、宣伝効果が増殖されることが期
待できる。
【0028】図2は、本発明の実施の形態に係る広告情
報編入装置を含む視聴装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態に係る広告情報編入装置を含む視聴装
置は、視聴者の指示を入力するための入力装置4と、第
2のマルチメディア情報を再生出力するマルチメディア
再生出力装置5と、上記の衛星放送を受信するための受
信装置9と、電子アルバム等を作成するのに必要なカメ
ラ,スキャナ,マイクなどのマルチメディア情報機器1
1と、本実施の形態に係る広告情報編入装置12を含
む。
【0029】また、本実施の形態に係る広告情報編入装
置12は、受信した広告情報等をデータベース化して記
憶する記憶装置1と、第1のマルチメディア情報の広告
情報の抽出から第2のマルチメディア情報の作成までを
主たる仕事とする情報制御装置2と、情報制御装置2が
利用可能なプログラムやデータを格納するための補助記
憶装置3と、他装置と通信路Qを介して情報の送受信を
行う送受信装置6と、各構成要素間のデータを媒介する
ための通路である共通バス7と、電子アルバム等を作成
するのに必要な情報を上記マルチメディア情報機器11
から入力するための入力装置10を含む。
【0030】なお、上記の情報制御装置2を代表とする
各構成要素は、必ずしも本実施の形態に限定されること
はなく、例えば、専用の集積回路を用いて実現すること
も可能である。
【0031】また、本実施の形態に係る広告情報編入装
置12は、上記の視聴装置に内蔵されるケースばかりで
はなく、一般には、上記の視聴装置の外部に設置される
独立した装置とすることも可能である。この場合には、
当然ながら、上記広告情報編入装置12には、上記第2
のマルチメディア情報を外部の視聴装置に送出する手段
が設置される。
【0032】以下、本発明の実施の形態に係る視聴装置
の機能を説明する。視聴装置の電源立ち上げと同時に、
補助記憶装置3に格納された起動プログラムを含む起動
情報により、本実施の形態に係る広告情報編入装置12
に含まれる上記の全ての構成要素間の共通バス7を介し
た基本的なデータ入出力機能を含む通信が可能となる。
【0033】補助記憶装置3は、半導体ROMやRAM
で構成されており、上記起動プログラムを含む起動情報
はROMに書き込まれている。RAMは情報制御装置2
が記憶装置1の情報やプログラムを参照するときの高速
情報処理手投として用いられる。
【0034】情報制御装置2は、記憶装置1からシステ
ム制御情報を読み出して、上記視聴装置全体の基本的機
能を立ち上げる。記憶装置1には、大別して、広告情報
抽出プログラム(以下、「広告情報抽出プログラム」と
呼称する)と、広告情報挿入プログラム(以下、「広告
情報挿入プログラム」と呼称する)が格納されている
が、これらのプログラムは、前述したようにソフトウェ
アプログラムとして情報記録媒体27により広告事業主
から郵送または宅配されてきて記憶装置1に格納された
ものであってもよく、また、前述した通信路Qと送受信
装置6と共通バス7を介して情報制御装置2の制御によ
り記憶装置1に格納されたものであってもよく、さらに
は、通常の放送番組と共に、前述した通信路Pと通信衛
星26を介して受信装置9で受信されて記憶装置1に格
納されたものであってもよい。
【0035】広告情報作成装置20に係る広告事業主
は、上記のいずれの場合にも、上記のソフトウェアプロ
グラムが記憶装置1に確実に格納されたことを、情報記
録媒体27の郵送または宅配によってか、通信路Qを介
して上記ソフトウェアプログラムをダウンロードするた
めの視聴者からの広告情報作成装置20への直接及び間
接のアクセスにより知ることができる。
【0036】次に、受信装置9により、前述の放送番
組、即ち第1のマルチメディア情報が受信されると、情
報制御装置2は、上記の広告情報抽出プログラムを参照
して、該第1のマルチメディア情報に含まれる広告情報
を抽出し、その後、該抽出されたものを所定の選択方法
で選択した後、抽出CMデータベースとして記憶装置1
に格納する。上記の選択方法を、より具体的に述べれ
ば、後述する図3の識別子を伴う広告情報のみを選択し
て記憶装置1に格納する。
【0037】その後、上記視聴装置に係る視聴者が、デ
ィジタルカメラ,スキャナ,マイクなどのマルチメディ
ア情報機器11を用いて電子アルバム等の作成に必要な
マルチメディア情報を入力装置10から入力すると、情
報制御装置2は、記憶装置1に格納されたアルバム編集
プログラムを参照して、該入力されたマルチメディア情
報を編集し、電子アルバム等のマルチメディア情報を作
成して記憶装置1にアルバムデータベースとして格納す
る。
【0038】次に、情報制御装置2は、上記視聴者が、
入力装置4から視聴者の指示入力を入力して、上記アル
バムデータベース内のマルチメディア情報から所望のマ
ルチメディア情報を読み出すと、上記の抽出CMデータ
ベースから広告情報を読み出し、上記の広告情報挿入プ
ログラムを参照して、該所望のマルチメディア情報中に
上記広告情報を挿入して第2のマルチメディア情報を作
成する。上記第2のマルチメディア情報は、図3(b)
に示す。
【0039】上記広告情報を挿入されて成る第2のマル
チメディア情報は、マルチメディア再生出力装置5によ
り再生されて、音声であればスピーカにより、画像やテ
キストであれば表示装置(図示は省略)により出力され
る。
【0040】従って、上記視聴者は、マルチメディア再
生出力装置5により、上記第2のマルチメディア情報の
途中に挿入された広告情報を視聴することになるが、一
方、上記第2のマルチメディア情報は、共通バス7と送
受信装置6を介して通信路Qにも送信されるので、他の
視聴者によっても視聴可能となる。
【0041】図3は、本発明の実施の形態に係る広告情
報編入装置により作成される第2のマルチメディア情報
の形成過程を示す説明図である。以下、図3を参照しつ
つ、上記受信した放送番組から広告情報が抽出されて、
電子アルバムなどに挿入されて第2のマルチメディア情
報が形成される過程について鋭明する。
【0042】図3(a)は、放送電波に乗せて送信され
てきた上記第1のマルチメディア情報を示すデータ構成
図である。該第1のマルチメディア情報は、通常の放送
番組用のファイルである番組A,B,C,Dのファイル
と、広告情報用のファイルであるCMl、CM2、CM
3などのファイルから構成されている。(実際には、放
送形式によっては通常の放送番組や広告情報が、上記フ
ァイルの形式を取らないものもあるが、説明の便宜上こ
こでは上記ファイルとして一括しておく。)上記送信さ
れてきた第1のマルチメディア情報の中から、広告情報
のファイルであるCMl、CM2、CM3などが抽出さ
れて、記憶装置1に格納され、データベース(抽出CM
データベース)を形成する。より具体的には、これら広
告情報のファイルCMl〜CM3には、それぞれ識別子
が付加されており、上記のとおり、該識別子を使用して
視聴者が所望する特定の広告情報のみが抽出されるよう
になっている。
【0043】但し、上記の識別子は、広告情報作成装置
20(その所有者は該広告情報を配信する広告事業主で
ある)において、上記広告事業主が所望する特定の広告
情報のみに付加されたものである。即ち、上記広告事業
主は、宣伝効果を増殖したい広告情報のファイルのみに
上記識別子を付加して、上記の抽出CMデータベースと
して記憶装置1に格納させることができる。
【0044】図3(b)は視聴装置A,Bにて作成され
た電子アルバムに広告情報ファイルCMl〜CM3が挿
入されたデータ構成図を示す。図3(b)で、アルバム
1〜4は、個々のアルバムがファイルになっていること
を示し、該ファイルとファイルの繋目に上記広告情報の
ファイルが挿入され、その後、アルバム1〜4が連続再
生されると、視聴者は、アルバム2とアルバム3の間で
CMl、CM2の広告情報を、アルバム3とアルバム4
の間でCM3の広告情報を視聴することになる。
【0045】上記説明のとおり、該広告情報を挿入して
編集された電子アルバムは、視聴装置で再生出力されて
視聴可能ともなるが、また一方では、通信路Qを介して
他の視聴装置に係る視聴者の下へも届けることができ
る。
【0046】図4は、本発明の実施の形態に係る広告情
報編入装置の動作を示すフローチャートである。以下、
図1〜図3を参照しつつ、図4に示すフローチャートを
使用して、本発明の実施の形態に係る広告情報編入装置
12の動作を説明する。
【0047】まず、ステップSlでは、情報制御装置2
が、広告情報抽出プログラム及び広告情報挿入プログラ
ムがインストール済であるか否かを判断し、上記プログ
ラムが視聴装置にインストールされているなら下記のス
テップS3へ、インストールされていなければS2へ移
る。
【0048】ステップS2では、情報制御装置2が、上
記のプログラムを、広告事業主から情報記録媒体の形態
で郵送または宅配してもらってインストールするか、あ
るいは、通信路P,Qの何れかを介してダウンロードし
てインストールする。
【0049】ステップS3では、情報制御装置2が、通
信路Pと通信衛星26を介して受信した第1のマルチメ
ディア情報から、上記広告情報を抽出かつ選択して記憶
装置1に格納する。この時、上記選択方法として、上記
広告情報ファイルに識別子が添付された広告情報のみを
選択する。
【0050】ステップS4では、情報制御装置2が、記
憶装置1に格納されているマルチメディア情報、即ち、
電子アルバムファイルの構成要素(電子アルバム)を、
入力装置4からの視聴者の入力指示に基づいて逐次読み
出す。
【0051】ステップS5では、情報制御装置2が、電
子アルバムのファイルの繋目が到来したか否かを判断
し、ファイルの繋目であると下記のステップS6に進
み、ファイルの繋目でなければ、上記のステップS4に
戻る。
【0052】ステップS6では、情報制御装置2が、記
憶装置1内の広告情報挿入プログラムを実行して、記憶
装置1に格納しておいた広告情報の中から視聴者が選択
した広告情報を、上記ファイルの繋目、即ちファイルの
末尾データと次のファイルの先頭データとの境目に挿入
する。
【0053】ステップS7では、情報制御装置2が、上
記広告情報を挿入されたアルバム、即ち第2のマルチメ
ディア情報を一旦、記憶装置1にファイルとして格納す
る。ステップS8では、情報制御装置2が、ステップS
7にて記憶装置1に格納された第2のマルチメディア情
報を読み出し、マルチメディア再生出力装置5が、該第
2のマルチメディア情報を、画像,テキスト,音声等の
形態で再生出力するか、または、通信路Qを介して他の
視聴装置に送信する。
【0054】但し、上記の動作では、ファイルの頭また
は繋目から次の繋目までの1または2以上の電子アルバ
ムファイルに対して、選択された一つの広告情報を挿入
する過程のみを示しているが、該過程を、逐次到来する
ファイルの繋目毎に反復することにより、電子アルバム
ファイル全体に対して抽出された全ての広告情報を挿入
し、第2のマルチメディア情報を形成することができ
る。
【0055】なお、図4のフローチャートで示した処理
を実行するプログラムなど、本発明の実施の形態に係る
広告情報編入装置内の各処理装置に上記の処理を行わせ
るためのプログラムは、CD−ROMや磁気テープなど
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付
してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュー
タ,パーソナルコンピュータ,汎用コンピュータを範疇
に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログ
ラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明では、広
告事業主に対して、広告情報,広告情報抽出プログラ
ム,広告情報挿入プログラム等を記録した情報記録媒体
を視聴者に有償または無償で提供する手段や、視聴者に
対して、一度放送または送信された広告情報を記憶装置
に格納し、これを、例えば電子アルバム情報等に挿入し
て再度視聴させる手段を設置したことにより、視聴者に
広告情報の内容を確実に知らしめることが可能になる。
より具体的には、例えば、広告情報に含まれる宝くじ当
選番号とか、関連するインターネットサイトなどの情報
を、視聴者に確実に把握させることが可能になる。
【0057】また、視聴者が、他の視聴者に対して、一
度放送されたまたは送信された広告情報を挿入して作成
した電子アルバムなどを、通信路を介して送る手段を設
置したことにより、他の視聴者に対しても、上記広告情
報を視聴させることができるようになったので、宣伝効
果が増殖されることが期待できる。
【0058】さらに、広告情報抽出プログラムを無償で
視聴者に提供することや、視聴者に提供するプレミアム
(景品)として、特定の有料放送の鍵を無償でプレゼン
トすること、等の自由度の大きいマーケット戦略を実施
できるので、広告情報の宣伝効果を高めることが期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る広告情報編入装置を
含む視聴装置が設置されるシステムの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る広告情報編入装置を
含む視聴装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る広告情報編入装置に
より作成される第2のマルチメディア情報の形成過程を
示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る広告情報編入装置の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……記憶装置、2……情報制御装置、3……補助記憶
装置、5……マルチメディア再生出力装置、6……送受
信装置、7……共通バス、9……受信装置、10……入
力装置、11……マルチメディア情報機器、12……広
告情報編入装置、20……広告情報作成装置、23……
放送局、26……通信衛星、A,B……視聴装置、P,
Q……通信路、27……情報記録媒体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信路を介して広告情報を含む第
    1のマルチメディア情報を受信するステップと、マルチ
    メディア情報を再生・表示するステップを備えた視聴ス
    テップに接続されるかまたは組み込まれるステップを備
    える広告情報編入方法において、 前記第1のマルチメディア情報から前記広告情報を抽出
    する広告情報抽出ステップと、 前記抽出された広告情報を選択して蓄積する広告情報蓄
    積ステップと、 視聴者によって創造されたオリジナルなマルチメディア
    情報を入力する入力ステップと、 前記オリジナルなマルチメディア情報に、前記蓄積され
    た広告情報の中から前記視聴者が選択した広告情報だけ
    を挿入して第2のマルチメディア情報を作成する広告情
    報挿入ステップと、 第2の通信路を介して外部の他装置と双方向通信を行う
    通信ステップと、 を有することを特徴とする広告情報編入方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のマルチメディア情報を、前記
    第2の通信路を介して送信するステップを有することを
    特徴とする請求項1記載の広告情報編入方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の通信路は、テレビジョン放送
    用の通信路であることを特徴とする請求項1記載の広告
    情報編入方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の通信路は、通信経路に通信衛
    星を含むことを特徴とする請求項1記載の広告情報編入
    方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の通信路は、通信経路にインタ
    ーネットを含むことを特徴とする請求項1記載の広告情
    報編入方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のマルチメディア情報は、電子
    アルバムを範疇に含むことを特徴とする請求項1記載の
    広告情報編入方法。
  7. 【請求項7】 前記広告情報抽出ステップは、前記第1
    または第2の通信路を介して送信された広告情報抽出プ
    ログラムを実行することを特徴とする請求項1記載の広
    告情報編入方法。
  8. 【請求項8】 前記広告情報挿入ステップは、前記第1
    または第2の通信路を介して送信された広告情報挿入プ
    ログラムを実行することを特徴とする請求項1記載の広
    告情報編入方法。
  9. 【請求項9】 第1の通信路を介して広告情報を含む第
    1のマルチメディア情報を受信する手段と、マルチメデ
    ィア情報を再生・表示する手段を備えた視聴装置に接続
    されるかまたは組み込まれる広告情報編入装置におい
    て、 前記第1のマルチメディア情報から前記広告情報を抽出
    する広告情報抽出手段と、 前記抽出された広告情報を選択して蓄積する広告情報蓄
    積手段と、 視聴者によって創造されたオリジナルなマルチメディア
    情報を入力する入力手段と、 前記オリジナルなマルチメディア情報に、前記蓄積され
    た広告情報の中から前記視聴者が選択した広告情報だけ
    を挿入して第2のマルチメディア情報を作成する広告情
    報挿入手段と、 第2の通信路を介して外部の他装置と双方向通信を行う
    通信手段と、 を有することを特徴とする広告情報編入装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のマルチメディア情報を、前
    記第2の通信路を介して送信する手段を有することを特
    徴とする請求項9記載の広告情報編入装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の通信路は、テレビジョン放
    送用の通信路であることを特徴とする請求項9記載の広
    告情報編入装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の通信路は、通信経路に通信
    衛星を含むことを特徴とする請求項9記載の広告情報編
    入装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の通信路は、通信経路にイン
    ターネットを含むことを特徴とする請求項9記載の広告
    情報編入装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のマルチメディア情報は、電
    子アルバムを範疇に含むことを特徴とする請求項9記載
    の広告情報編入装置。
  15. 【請求項15】 前記広告情報抽出手段は、前記第1ま
    たは第2の通信路を介して送信された広告情報抽出プロ
    グラムを実行することを特徴とする請求項9記載の広告
    情報編入装置。
  16. 【請求項16】 前記広告情報挿入手段は、前記第1ま
    たは第2の通信路を介して送信された広告情報挿入プロ
    グラムを実行することを特徴とする請求項9記載の広告
    情報編入装置。
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