JP2001249005A - 穴検出装置 - Google Patents

穴検出装置

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JP2001249005A
JP2001249005A JP2000060979A JP2000060979A JP2001249005A JP 2001249005 A JP2001249005 A JP 2001249005A JP 2000060979 A JP2000060979 A JP 2000060979A JP 2000060979 A JP2000060979 A JP 2000060979A JP 2001249005 A JP2001249005 A JP 2001249005A
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JP
Japan
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light
hole
ccd camera
steel plate
screen
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Application number
JP2000060979A
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English (en)
Inventor
Kenji Aizawa
健治 相沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定物に形成された貫通穴の有無を確実に
検出する。 【解決手段】 照明2とCCDカメラ3との間に検査対
象の鋼板1が配置された状態で、この鋼板1とCCDカ
メラ3との間に光を透過拡散させるスクリーン4を配置
する。これにより、鋼板1の貫通穴を通過した照明2か
らの照明光を、CCDカメラ3に近い位置にある貫通穴
Bを通過したものであっても、CCDカメラ3から遠い
位置にある貫通穴Aを通過したものであっても、スクリ
ーン4での透過拡散により必ずCCDカメラ3に入射さ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通鋼や特殊鋼な
どの被測定物に形成された貫通穴を検出する穴検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の穴検出装置の構成を示す
図である。同図の穴検出装置においては、線状の光源で
ある照明2とCCDカメラ3との間に検査対象の鋼板1
を配置し、鋼板1に形成された貫通穴を通過した照明2
からの照明光をCCDカメラ3により検出し、この検出
した照明光の量を図示していない信号処理装置により所
定値で弁別することによって貫通穴の有無の検出を行な
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の穴検
出装置では、CCDカメラ3の直下付近にある貫通穴B
を通過してくる照明光をCCDカメラ3で検出すること
はできるが、貫通穴AのようにCCDカメラ3から離れ
た位置にあるため貫通穴Aを通過した照明光がCCDカ
メラ3に直接入射しない場合には、CCDカメラ3で貫
通穴Aがあることを検出することができないという問題
があった。
【0004】このように貫通穴を検出できなくなる若し
くは検出しにくくなる原因としては、前述したように貫
通穴の位置がCCDカメラから離れていることの他、鋼
板1の厚さが厚いこと、貫通穴の穴径が小さいこと等が
ある。
【0005】ここで、CCDカメラ3と鋼板1までの距
離をH、照明2上に投影したときのCCDカメラ3の中
心から貫通穴Aの最遠方にある壁面までの距離をL、貫
通穴Aの穴径をD、鋼板1の厚さをTとすると、貫通穴
Aからの照明光をCCDカメラ3で僅かでも検出するこ
とができるためには、少なくとも次式を満足する必要が
ある。
【0006】H/L>T/D (1) このため、鋼板1の最大厚Tmaxと貫通穴の最大穴径Dm
axが予め定められている場合に(1)式の条件を満足す
るためには、距離Hを大きくとるか、あるいはCCDカ
メラを複数台並べて設置すること等が必要となり、設置
スペースが拡大するという問題やコストアップに繋がる
という問題が生じることになる。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、鋼板等の被測定物に形成
された貫通穴の有無を確実に検出し得る穴検出装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、光源と光検出手段との間
に被測定物を配置してこの被測定物に形成された貫通穴
を通過した前記光源からの光を前記光検出手段により検
出する穴検出装置において、前記光検出手段と前記被測
定物との間に前記貫通穴を通過した光を透過拡散させる
スクリーンを配置したことを要旨とする。
【0009】本発明にあっては、光検出手段と被測定物
との間に被測定物に形成された貫通穴を通過した光を透
過拡散させるスクリーンを配置したことで、貫通穴を通
過した光がスクリーンで透過拡散されて必ず光検出手段
に入射するようになるので、被検体に形成された貫通穴
の有無を確実に検出することができる。
【0010】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
穴検出装置において、前記光源に紫外線を用いるととも
に前記スクリーンに紫外線に対して作用する蛍光体を用
いたことを要旨とする。
【0011】本発明にあっては、光源に紫外線を用いる
とともにスクリーンに紫外線に対して作用する蛍光体を
用いるようにしたことで、外乱光の影響を受けにくくな
るので、鋼板における貫通穴の有無を検出する感度を向
上させることができる。
【0012】請求項3の本発明は、請求項1又は2記載
の穴検出装置において、前記被測定物の外側から前記光
検出手段に入射しようとする前記光源からの光を遮光す
る遮光手段を有することを要旨とする。
【0013】本発明にあっては、被測定物の外側から光
検出手段に入射しようとする光源からの光を遮光するよ
うにしたことで、被測定物に形成された貫通穴を通過せ
ず光検出手段に直接入射しようとする光と、被測定物の
端部近辺に位置する貫通穴を透過した光とが混在した状
態で光検出手段に入射することが防止されるので、被測
定物の端部近辺に位置する貫通穴の有無を検出する感度
を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0015】図1は、本実施の形態に係る穴検出装置の
構成を示す図である。同図の穴検出装置は、線状の光源
である照明2と、鋼板1に形成された貫通穴を通過した
照明2からの照明光が透過拡散される半透明のスクリー
ン4と、スクリーン4が透過拡散した光を検出するCC
Dカメラ3と、CCDカメラ3が検出した光の量を所定
値で弁別することによって貫通穴の有無を検出する図示
していない信号処理装置とを有する構成である。なお、
鋼板1は、製造ラインによって同図の手前方向あるいは
奥行方向に移動する。
【0016】鋼板1に形成された貫通穴を通過した照明
2からの照明光は、CCDカメラ3に近い位置にある貫
通穴Bを通過したものであっても、CCDカメラ3から
遠い位置にある貫通穴Aを通過したものであっても、ス
クリーン4により透過拡散されて必ずCCDカメラ3に
入射する。
【0017】したがって、本実施の形態によれば、CC
Dカメラ3と鋼板1との間に光を透過拡散させるスクリ
ーン4を配置したことで、鋼板1の貫通穴を通過した照
明光がスクリーン4で透過拡散されて必ずCCDカメラ
3に入射するようになるので、鋼板1に形成された貫通
穴の有無を確実に検出することができる。
【0018】なお、スクリーン4における透過拡散が完
全拡散に近いほど、CCDカメラと鋼板との距離、貫通
穴の位置や穴径、鋼板の厚さに関係なく貫通穴の有無を
検出することができるようになる。
【0019】ここで、本発明の他の実施の形態への適用
として、照明2の光源に紫外線を用いるとともにスクリ
ーン4に紫外線に対して作用する蛍光体を用いるように
してもよい。かかる場合には、外乱光の影響を受けにく
くなるので、鋼板1における貫通穴の有無を検出する感
度を向上させることができる。なお、蛍光体の用い方と
しては、スクリーン4の表面に塗布するようにしてもよ
い。
【0020】また、鋼板1の外側からCCDカメラ3に
入射しようとする照明2からの光を遮光するようにして
もよい。かかる場合には、鋼板1の貫通穴を通過せずに
CCDカメラに直接入射しようとする照明光と、鋼板1
の端部近辺に位置する貫通穴を通過した照明光とが混在
した状態でCCDカメラ3に入射することが防止される
ので、鋼板1の端部近辺に位置する貫通穴の有無を検出
する感度を向上させることができる。
【0021】さらに、照明2からの照明光に鋼板1に対
する垂直方向への指向性を持たせるようにしてもよい。
かかる場合には、照明2が照射する照明光の分散が防止
されて十分な光量がスクリーン4に受光され透過拡散さ
れるので、鋼板1における貫通穴の有無を検出する感度
を向上させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
本発明によれば、光検出手段と被測定物との間に被測定
物に形成された貫通穴を通過した光を透過拡散させるス
クリーンを配置したことで、貫通穴を通過した光がスク
リーンで透過拡散されて必ず光検出手段に入射するよう
になるので、被測定物に形成された貫通穴の有無を確実
に検出することができる。
【0023】請求項2記載の本発明によれば、光源に紫
外線を用いるとともにスクリーンに紫外線に対して作用
する蛍光体を用いるようにしたことで、外乱光の影響を
受けにくくなるので、被測定物に形成された貫通穴の有
無を検出する感度を向上させることができる。
【0024】請求項3の本発明によれば、被測定物の外
側から光検出手段に入射しようとする光源からの光を遮
光するようにしたことで、被測定物に形成された貫通穴
を通過せず光検出手段に直接入射しようとする光と、被
測定物の端部近辺に位置する貫通穴を透過した光とが混
在した状態で光検出手段に入射することが防止されるの
で、被測定物の端部近辺に位置する貫通穴の有無を検出
する感度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る穴検出装置の構成を示す図
である。
【図2】従来の穴検出装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…鋼板 2…照明 3…CCDカメラ 4…スクリーン A,B…貫通穴 D…貫通穴Aの穴径 H…CCDカメラ1と鋼板1との距離 L…照明2上に投影したときのCCDカメラ3の中心か
ら貫通穴Aの最遠方にある壁面までの距離 T…鋼板1の厚さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と光検出手段との間に被測定物を配
    置してこの被測定物に形成された貫通穴を通過した前記
    光源からの光を前記光検出手段により検出する穴検出装
    置において、 前記光検出手段と前記被測定物との間に前記貫通穴を通
    過した光を透過拡散させるスクリーンを配置したことを
    特徴とする穴検出装置。
  2. 【請求項2】 前記光源に紫外線を用いるとともに前記
    スクリーンに紫外線に対して作用する蛍光体を用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載の穴検出装置。
  3. 【請求項3】 前記被測定物の外側から前記光検出手段
    に入射しようとする前記光源からの光を遮光する遮光手
    段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の穴検
    出装置。
JP2000060979A 2000-03-06 2000-03-06 穴検出装置 Pending JP2001249005A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6891612B1 (en) * 1999-11-11 2005-05-10 Hamamatsu Photonics K.K. Optical inspection device that detects holes in an object to be inspected
JP2014159069A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Toyota Motor Corp 把持装置の当接部材
KR101604528B1 (ko) 2013-07-23 2016-03-17 가부시끼가이샤 도시바 구멍 검사 장치
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CN112857220A (zh) * 2021-01-13 2021-05-28 德阳市产品质量监督检验所 一种发电设备零部件的检测结构

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