JP2001248501A - 含水油性燃料およびその製造方法並びにその製造装置 - Google Patents

含水油性燃料およびその製造方法並びにその製造装置

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JP2001248501A
JP2001248501A JP2000063249A JP2000063249A JP2001248501A JP 2001248501 A JP2001248501 A JP 2001248501A JP 2000063249 A JP2000063249 A JP 2000063249A JP 2000063249 A JP2000063249 A JP 2000063249A JP 2001248501 A JP2001248501 A JP 2001248501A
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fuel
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Seiichi Futaboshi
清一 二星
Satoru Yagi
哲 八木
Yasuo Murata
安生 村田
Hiroshi Yoshii
弘 吉井
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、油性燃料と添加水とをエマルジ
ョン状態に混合したのち、長期間貯留しても油水が分離
せず、燃焼時にNOxの発生が少なく完全燃焼して燃焼
効率の高い含水油性燃料とその製造方法を提供する。 【解決手段】 油性燃料と、予め溶存酸素を増加した後
低周波・低電圧・低電流により磁場を発生している第1
コイル体4を通過させた添加水とを予備混合した含水油
性燃料を、つづけて設けられた低周波・低電圧・低電流
により磁場を発生している第2コイル体6を通過させた
後、第2混合手段により再混合して安定な乳濁液とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボイラー、乾燥
炉、焼却炉、ディーゼルエンジン等の燃料として使用さ
れる重油、軽油等の油性燃料に水を加え混合して、安定
した乳濁液(エマルジョン)とした含水油性燃料および
その製造方法ならびにその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、含水油性燃料の製造方法として
は、 1) 油性燃料または添加水に界面活性剤を添加して、こ
の油性燃料及び添加水を激しく撹拌して乳濁液とする方
法がある。
【0003】2) 特開平6−213079号公報には、
「油及び水を供給管を介して供給し両者を混合した後、
燃焼部に供給するようにした含水燃料の供給方法におい
て、前記水タンクからの水の供給管に低周波・低電圧の
低電流を付与して水の比重を軽減した後、前記油タンク
からの油と混合し、該混合された含水燃料にさらに低周
波・低電圧の低電流を付与した含水燃料の供給方法。」
が記載されている。また、上記油の供給管に低電流を付
与すること、混合された含水燃料に低電流を付与した後
加圧して燃焼部に供給することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成を有する従来の含水油性燃料の製造方法には
次のような問題がある。
【0005】1)に記載の界面活性剤を使用する方法で
は、界面活性剤の添加により価格が高くなるとともに、
燃焼後の排ガス中に界面活性剤の分解生成物が混在して
環境汚染の恐れがある。
【0006】2)に記載の含水油性燃料の供給方法では、
油と水を混合した後、貯留槽に貯留するとき経時により
油と水が分離する問題があり、油と水とに分離した後は
撹拌手段により撹拌してもエマルジョンとならない。言
いかえれば混合後に、ヒーター付き合成槽において空気
を供給し、曝気槽で加圧された空気を付与して燃焼部に
供給するという上記公報記載の含水油性燃料の供給方法
は、貯留期間を考慮せず直ちに燃焼することを前提とし
ていると考えられる。
【0007】この発明は、油性燃料と添加水とを混合し
た後、常圧で貯留しても油水が短時間では分離せず、低
い温度で完全燃焼する含水油性燃料とその製造方法およ
び製造装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明の含水油性燃料の製造方法は、それぞれの
供給槽に貯留された油性燃料と添加水とを第1混合手段
により予備混合した後、第2混合手段により再混合して
循環槽に貯留する含水油性燃料の製造方法において、水
供給槽において酸素が供給され溶存酸素が増加された添
加水を、低周波・低電圧・低電流により磁場を発生して
いる第1コイル体を通過させ、この添加水と油供給槽か
ら供給される油性燃料とを第1混合手段により予備混合
した後、低周波・低電圧・低電流により磁場を発生して
いる第2コイル体を通過させ、つづけて第2混合手段に
より十分に再分散した後、循環槽に貯留する。
【0009】先ず、水供給槽において添加水に酸素(通
常は、空気)を供給して、溶存酸素が増加された添加水
を作る(溶存酸素が増加され飽和状態に近づけられた添
加水を含む)。この溶存酸素は詳細後述するように、H
32 -(ヒドロキシルイオン)となり添加水を油性燃料
に分散させるための界面活性作用を有する。つづいて、
この溶存酸素が増加された添加水を、低周波・低電圧・
低電流を流して磁場を発生している第1コイル体を通過
させることにより、前記添加水は油性燃料中に混合し易
くなる。
【0010】即ち、添加水(H2O)は、磁場の機能化
を良好にするため、溶存酸素濃度を高くし、磁場の作用
を受け電離してH++OH-となり、さらにH32 -(ヒ
ドロキシルイオン)が生成される。このH32 -イオン
が界面活性作用を有し、添加水が油性燃料に混合し易く
なる。また、添加水は磁場の作用によりクラスターが小
さくなり、油性燃料分子間に浸透・混合され易くなり、
かつエマルジョン状態を保つ効果も考えられる。
【0011】油性燃料と活性化された添加水とを予備混
合して油水混合燃料(油性燃料と添加水とを予備混合し
た燃料を云う。この状態では油性燃料と添加水が十分に
混合されていない)とした後、この油水混合燃料を低周
波・低電圧・低電流を流して磁場を発生している第2コ
イル体を通過させて水分と溶存酸素は再び活性化した
後、さらに第2混合手段で再混合することにより、添加
水と油性燃料とは十分に混合されて安定な乳濁液(エマ
ルジョン)である含水油性燃料(第2混合手段で十分に
混合された燃料をいう)となる。この含水油性燃料を循
環槽に貯留して、ボイラー、焼却炉等のバーナーやディ
ーゼルエンジンに供給する。
【0012】含水油性燃料をバーナー等で燃焼した場
合、含有される添加水が加熱されて気化する際に蒸発熱
を奪い燃焼温度を低下させ、また、この添加水が気化す
る際に急激に膨張し、油性燃料をさらに細かく分散させ
て燃焼効率を向上する。油性燃料の燃焼温度が低下し、
かつ、細かく分散されて短時間で燃焼するので、燃焼時
に空気(酸素)とともに送り込まれる空気中の窒素ガス
は、高温で滞留する時間は短く、NOx の発生量が少な
くなり、不完全燃焼による炭素粒子(黒煙)や一酸化炭
素の発生量も少ない。なお、循環槽に貯留された含水油
性燃料は、調製条件等のバラツキにより僅かに分離して
も撹拌により容易に乳濁液(エマルジョン)となる。
【0013】請求項2に記載の含水油性燃料の製造方法
は、前記含水油性燃料を循環槽に貯蔵している含水油性
燃料を撹拌手段により撹拌する。本発明に係る含水油性
燃料は調製条件等のバラツキにより長期間貯留すれば僅
かな沈殿・分離を生じることがあるが撹拌することによ
り容易に乳濁液(エマルジョン)の状態となる。
【0014】請求項3に記載の含水油性燃料の製造方法
は、前記循環槽に貯留された含水油性燃料を取り出して
低周波・低電圧・低電流を流して磁場を発生している前
記第2コイル体の上流部に供給し、つづけて前記第2混
合手段により再混合した後、前記循環槽に還流させる。
貯留された含水油性燃料を少しずつ取り出し、第2コイ
ル体により含水油性燃料中の水分、溶存酸素を再度活性
化させた後、再度混合分散させることにより、長期間貯
留する場合においても常に安定したエマルジョン状態を
維持する。
【0015】請求項4に記載の含水油性燃料の製造方法
は、前記油供給槽に貯留された油性燃料を低周波・低電
圧・低電流を流して磁場を発生している第3コイル体を
通過させてた後、第1混合手段にて添加水と予備混合す
る。油性燃料を第3コイル体を通過させることにより、
油性燃料、例えば重油、軽油等に僅かながら混在する水
分、溶存酸素を活性化させて予備混合時の分散、乳化を
容易にし、全体としてより均一な乳濁液とする。
【0016】請求項5に記載の含水油性燃料の製造装置
は、油性燃料を貯留する油供給槽と、酸素供給手段を備
えて添加水を貯留する水供給槽と、前記油供給槽および
水供給槽に連結管で連結されて添加水と油性燃料とを予
備混合する第1混合手段と、この第1混合手段と連結管
で連結され予備混合された油水混合燃料をさらに十分に
再混合する第2混合手段と、この第2混合手段に連結さ
れ十分に再混合された含水油性燃料を貯留する前記循環
槽とを備え、さらに、水供給槽と第1混合手段とを連結
する連結管の途中に設けられ低周波・低電圧・低電流を
流して磁場を発生する第1コイル体と、前記第1混合手
段と第2混合手段とを連結する連結管の途中に設けられ
低周波・低電圧・低電流を流して磁場を発生する第2コ
イル体とを設けている。
【0017】添加水を貯留する添加水供給タンクには酸
素供給手段を備えて、貯留中の添加水に空気を吹き込ん
で溶存酸素を増加させ可能な限り飽和状態とする。前記
油供給槽および水供給槽それぞれに連結管で連結された
第1混合手段を備えて、それぞれの供給槽に貯留されて
いた添加水と油性燃料とを予備混合する。第2混合手段
は第1混合手段と連結管で連結され、予備混合された油
水混合燃料をさらに十分に混合する。添加水と油性燃料
とを一度で混合するよりも、途中に詳細後述の水分、溶
存酸素を活性化するコイル体を挟んで複数回に分けて混
合する方がより均一に混合・分散される。十分に混合さ
れた含水油性燃料はそのまま燃焼室(ボイラー等)に供
給されるのが好ましいが、含水油性燃料を調製する能力
と燃焼室に供給する量とを調整するために循環槽を備え
る。
【0018】さらに、水供給槽と第1混合手段とを連結
する連結管の途中に設けられた第1コイル体、前記第1
混合手段と第2混合手段とを連結する連結管の途中に設
けられた第2コイル体とは、低周波・低電圧・低電流を
流すことにより磁場を発生させる。これらのコイル体を
通過された添加水または予備混合された油水混合燃料
は、コイル体の磁場の作用により活性化されて次の混合
手段において添加水が油性燃料に容易に分散するように
する。
【0019】請求項6に記載の含水油性燃料の製造装置
は、前記循環槽に貯留された含水油性燃料を撹拌する撹
拌手段を備えている。含水油性燃料を長期に貯留する際
に必要により含水油性燃料を撹拌して均質なエマルジョ
ン状態に維持する。
【0020】請求項7に記載の含水油性燃料の製造装置
は、前記循環槽と、前記第1混合手段を前記第2混合手
段に連結する連結管の第2コイル体の上流部とを連結す
る循環パイプを備え、この循環パイプには逆止弁を取り
付けている。請求項3に記載の製造方法の実施に好適な
装置であって、循環パイプにより循環槽に貯留された含
水油性燃料を第2コイル体の上流部に案内して、第2コ
イル体により再活性化し、再混合して循環するので、循
環槽に貯留された含水油性燃料は何時までも安定なエマ
ルジョン状態にある。逆止弁は、第1混合手段より送ら
れる油水混合燃料が直接循環槽に送られることを防止す
る。なお、循環パイプと連結管とが連結される位置より
上流部の連結管にも逆止弁を取り付けることにより、循
環槽より流下する含水油性燃料が第1混合手段に逆流す
ることを防止することができる。
【0021】請求項8に記載の含水油性燃料の製造装置
は、前記油供給槽と前記第1混合手段とを連結する連結
管の途中に低周波・低電圧・低電流を流して磁場を発生
する第3コイル体を連結している。請求項4に記載の含
水油性燃料の製造方法に有効に活用される。すなわち、
油性燃料に含有される水分、溶存酸素を予め活性化し
て、より安定したエマルジョン状態の含水油性燃料を製
造できる。
【0022】請求項9に記載の含水油性燃料は、油性燃
料と、溶存酸素を増加され低周波・低電圧・低電流によ
り磁場を発生している第1コイル体を通過されて活性化
された添加水とを予備混合した油水混合燃料を、つづけ
て低周波・低電圧・低電流により磁場を発生している第
2コイル体を通過させた後、再混合して安定な乳濁液と
されている。
【0023】この含水油性燃料は、添加水のクラスター
が小さくなり、H32 -イオンの界面活性作用により油
性燃料中に混合されているので、極めて安定なエマルジ
ョンを形成し、長期に貯留してもエマルジョン状態を維
持する。また、長期に静止状態で貯留され沈殿分離が生
じても僅かな撹拌で再度エマルジョンとなる。この含水
油性燃料は燃焼させるとき、界面活性剤を使用していな
いので、燃焼生成物(排気ガス等)中に界面活性剤によ
る有害物が混在することがなく、燃焼温度が低く、か
つ、水分の膨張により油性燃料は十分に拡散されて燃焼
速度は速くなるので、燃焼生成物にはNOxや黒煙の発
生が極めて少ない。。
【0024】請求項10に記載の含水油性燃料は、油性
燃料90重量部に添加する添加水が10重量部以下であ
る。添加水の量が10重量部を超えると添加水が十分に
分散せず沈殿が生じやすくなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る含水油性燃料
の製造方法及びその製造装置について実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1には、一つの実施例を油性燃
料および添加水の流れに従って、各ステップに使用する
装置の概念図を流れ図として表す。
【0026】製造方法の概要は、図1に示すように油供
給槽1に貯留された油性燃料が第3コイル体14を通し
て第1混合手段5に送られ、別に水供給槽2に貯留され
溶存酸素を増加された添加水が第1コイル体4を通って
第1混合手段5に送られ、第1混合手段5によりこの油
性燃料と添加水とを予備混合した後、さらに、第2コイ
ル体を通して第2混合手段7に送られ、第2混合手段7
によりさらに十分に混合されてた含水油性燃料として循
環槽8に貯留される。
【0027】図1に基づいて本発明の製造装置を流れに
従って各ステップごとに説明する。油供給槽1は、バル
ブ41を介して連結される重油、軽油等の油性燃料を貯
留している油貯留槽11と連結され、油供給槽1に貯留
された油量を検出してバルブ41に作動信号を発信する
液面計37を備える。この油供給槽1の下部からバルブ
42、定量ポンプ31、第3コイル体14(詳細後述)
とをこの順序で連結して、さらに、第1混合手段5に連
結する連結管21とを備えている。定量ポンプ31は循
環槽8(詳細後述)に取り付けられた液面計38の信号
により油供給槽1に貯留された油性燃料を第1混合手段
5に送る。第1混合手段5は、ラインミキサー、スタテ
ックミキサー等が使用され、油性燃料と添加水とを予備
混合する。
【0028】水供給槽2は、バルブ43を介して添加水
を供給する水源12と連結され、このバルブ43は、水
供給槽2に設けられた液面計36の信号により開閉す
る。水供給槽2の下部からバルブ44、定量ポンプ3
2、第1コイル体4(詳細後述)とをこの順序で連結
し、さらに、第1混合手段5に連結する連結管22とを
備えている。定量ポンプ32は循環槽8(詳細後述)に
取り付けられた液面計38の信号により水供給槽2に貯
留された添加水を第1混合手段5に送る。また、この水
供給槽2には、酸素供給手段3が取り付けられ、水給槽
2の下部に吹き込み口を有して、送風機、圧縮機等によ
り空気を供給し、添加水の溶存酸素を飽和状態とする。
【0029】第1混合手段5の下流側には、逆止弁3
5、第2コイル体6、バルブ45、循環ポンプ33とを
この順序で連結し、さらに、第2混合手段7に連結する
連結管23を備える。この第2混合手段7の下流側に
は、第2混合手段により十分に混合・分散された含水油
性燃料を貯留する循環槽8が連結されている。逆止弁3
5は詳細後述する循環槽8より循環される含水油性燃料
が逆流することを防止する。循環ポンプ33は、循環槽
8に取り付けられた液面計38の信号により第1混合手
段5で混合された油水混合燃料を第2コイル体6を通し
て第2混合手段7、循環槽8に送る機能を持ち、また、
循環槽8に貯留された含水油性燃料を循環パイプ24を
通って循環させる機能も有する。
【0030】第2混合手段7は、第1混合手段5と同様
なミキサーを使用し、予備混合され、さらに第2コイル
体6(詳細後述)で活性化された油水混合燃料を十分に
混合・分散して乳濁液(エマルジョン)とする。
【0031】循環槽8には、貯留された含水油性燃料を
撹拌する撹拌機13と、逆止弁34を介して連結管23
の第2コイル体6の上流部に連結される循環パイプ24
と、液面計28とを取り付けている。さらに、循環槽8
はバルブ46を介して燃焼機器9に連結されている。
【0032】循環槽8に貯留される含水油性燃料は静止
状態での長期保管により僅かな沈殿を生じることがあり
が撹拌機13により撹拌することにより簡単に分散して
エマルジョン状態を維持する。また、循環パイプ24に
より循環槽8に貯留された含水油性燃料を取り出し、第
2コイル体6の上流部に供給して再度、含水油性燃料中
の水分等を活性化させ第2混合手段により再混合するこ
とにより常に安定なエマルジョン状態を維持する。液面
計38は、循環槽8に貯留される含水油性燃料の量を検
出し、信号を発して定量ポンプ31、32および循環ポ
ンプ33を作動・停止して油量が所定の水準となるよう
に調整する。なお、燃焼機器9は、例えばボイラー、デ
ィーゼルエンジン等であって、貯留された含水油性燃料
を燃焼する機器である。
【0033】第1コイル体4、第2コイル体6、第3コ
イル体14(コイル体等ともいう)の構成は図2に示す
ように、上述の連結管21、22、23の途中に連結さ
れる合成樹脂管17の外周にコイル15を巻付け、その
外側に保護管19を設けている。コイル15には、直流
方形波発生機16からの端子が接続され詳細後述する直
流方形波が流される。交流発生機16には、電源18よ
り直流が供給され所定の電圧・電流・周波数に変換され
る。交流電源であっても、必要な変換機を用いて電圧・
電流・周波数の変換を行うことにより使用できる。
【0034】コイル15に流される電流は、第1〜3コ
イル体により多少調整され、添加水に作用する第1コイ
ル体4に流れる電流は、電圧=0.3〜1.5V、電流=
20〜90mA、周波数=50〜100Hzが好適に使
用される。コイル15に通電されると、コイル15の内
側に磁場が発生する。添加水の流速は、第1コイル体4
の磁場の作用を受ける時間が3分以上となるように定量
ポンプ32の送り速度を調整する。磁場を発生している
コイル15の内側(合成樹脂管17内)に添加水を通過
させると、水(H2O)は磁場の作用でH++OH-とな
り、さらにH32 -イオンが生成される。このH32 -
オンが界面活性作用を有し、添加水を油性燃料中に混合
し易くし、添加水も周波数=70〜120Hzで+、−
を変換する磁場の作用を受けてクラスターが小さくなり
一層混合され易くなると考えられる。
【0035】また、油性燃料に作用させる第3コイル体
14に通電する交流は、電圧=1.0〜2.0V、電流=
60〜120mA、周波数=70〜150Hzが好まし
く、油性燃料がこの電気的作用(磁場の作用)を受ける
時間は、30秒以上が好ましい。この電気的作用を受け
ることにより油性燃料中の水分が活性化され、上記添加
水の場合と同様に添加水と油性燃料の混合が容易となる
効果を有する。
【0036】さらに、油性燃料と添加水とが予備混合さ
れた油水混合燃料に作用させる第2コイル体6において
も同様に、混合が不十分である水分を活性化し、クラス
ターを細分化して、第2混合手段7における混合・分散
を容易にし、より安定な乳濁液とする。
【0037】なお、これらのコイル体等は単体でも効果
はあるが、必要により複数個直列に連結してその効果を
増大することができる。第1〜第3コイル体の出力を調
整するためには、コントロールボックス10を設ける。
【0038】この装置の説明において個々の工程につい
て説明した含水油性燃料の製造方法を、全体を通して説
明する。 1) 油供給槽1に貯留された油性燃料と、水供給槽2に
おいて溶存酸素を増加された添加水とを、それぞれに第
1コイル体4、第3コイル体14を通して(矢印イ、
ハ)、所定の要件を備えた電流による磁場を作用させ
て、水を活性化してH32 -イオンを発生させ、添加水
のクラスターを細分化して第1混合手段5により予備混
合する。なお、添加水に溶存酸素を増加させるために、
水供給槽2に酸素供給手段3により空気等を吹き込む。 2) 予備混合された油水混合燃料をさらに第2コイル体
6を通して再び磁場の作用を与えてH32 -イオンを増
やし、添加水のクラスターを細分化して(矢印ロ)第2
混合手段7により十分に混合、分散させてエマルジョン
状の含水油性燃料として循環槽8に貯留する(矢印
ニ)。 3) 循環槽8に貯留した含水油性燃料を継続して、また
は必要により撹拌し、さらに、循環して(矢印ホ)再混
合することにより常に安定したエマルジョン状態を保
つ。
【0039】このように製造された含水油性燃料には次
の特徴を有する。 1) 予め溶存酸素を増加させた添加水をコイル体の磁場
を通して活性化し、水のクラスターを小さくすることに
より、循環槽に貯留された含水油性燃料は安定なエマル
ジョン状態を長期間維持できる。工程の条件のバラツキ
等により僅かな沈殿分離を生じた場合であっても撹拌す
ることにより容易にエマルジョン状態となる。 2) この含水油性燃料を燃焼させると含水油性燃料中の
水分が気化し、燃焼温度を低下して燃焼に使用する空気
中の窒素によるNOxの発生を防止し、かつ、油性燃料
中に細かく分散された水分は爆発的に膨張して油性燃料
を小さい粒子に分散するので燃焼効率が向上し、黒煙の
発生を防止する。 3) 油性燃料90重量部に添加する水の量は10重量部
以下である。10重量部を超えると沈殿分離を生じ易
く、燃焼時に熱量が不足となることがある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の含水油性燃料およびその製造方法ならび製造装
置には、次のような効果がある。
【0041】請求項1に記載の含水油性燃料の製造方法
では、予め溶存酸素を増加された添加水を、所定の磁場
を発生しているコイル体を通すことにより多量のH32
-イオンを発生させる。このH32 -イオンは、添加水を
油性燃料に混合・分散するとき界面活性作用を発揮して
混合・分散を容易にし、含水油性燃料を安定したエマル
ジョン状態とする。また、この油性燃料と添加水とは、
予備混合と再混合の2工程で混合され、これらの工程間
で磁場を発生するコイル体を通過させることにより、混
合・分散を一層容易にする。このように製造された含水
油性燃料は長期間安定なエマルジョン状態を維持する。
また、条件により沈殿分離を生じても容易に再混合する
ことができる。
【0042】請求項2に記載の製造方法では、循環槽に
貯蔵している含水油性燃料を撹拌している。循環槽に長
期間貯留される場合に、含水油性燃料を撹拌することに
より一層安定なエマルジョン状態を維持することができ
る。
【0043】請求項3に記載の製造方法は、循環槽に貯
留された含水油性燃料を取り出して、磁場を発生してい
る第2コイル体を通過させ、再混合した後、循環槽に戻
して循環させる。貯留された含水油性燃料を取り出しH
32 -イオンを発生させて再混合して循環することによ
り、常に安定したエマルジョン状態を維持することがで
きる。
【0044】請求項4に記載の含水油性燃料の製造方法
は、油性燃料を所定の磁場を発生している第3コイル体
を通すことにより、油性燃料中の水分をも活性化して、
別に活性化された添加水との混合・分散を一層容易にす
る。
【0045】請求項5に記載の含水油性燃料の製造装置
は、請求項1に記載の含水油性燃料の製造方法を容易に
実施する製造装置であって、添加水を貯留する水供給槽
に酸素供給手段を備えることより、水供給槽において添
加水の溶存酸素を増加させる。第1コイル体は溶存酸素
を増加された添加水を通過させることにより、添加水中
にH32 -イオンをを多量に発生させる。第1混合手段
により油性燃料と添加水とを予備混合する。予備混合さ
れた油水混合燃料を所定の磁場を発生している第2コイ
ル体を通すことによりこの油水混合燃料にH32 -イオ
ンを発生させて活性化して、第2混合手段により再混合
を一層容易にする。第2混合手段により活性化された油
水混合燃料を再混合することにより一層十分に混合・分
散する。十分混合・分散された含水油性燃料は、循環槽
に貯留されて必要により燃焼機器に供給される。
【0046】請求項6に記載の含水油性燃料の製造装置
は、請求項2に記載の製造方法に好適に使用される。撹
拌手段により循環槽に貯留された含水油性燃料を必要に
より撹拌し、エマルジョン状態を維持する。
【0047】請求項7に記載の含水油性燃料の製造装置
は、請求項3に記載の製造方法に好適に使用される。循
環槽と第2コイル体の上流側の連結管とを循環パイプで
連結して、第2コイル体で再活性し、第2混合手段によ
り再混合して循環させ、含水油性燃料を常に安定なエマ
ルジョン状態を維持する。
【0048】請求項8に記載の含水油性燃料の製造装置
は、請求項4に記載の製造方法に好適に使用される。第
3コイル体により油性燃料中の水分を活性化して第1混
合手段による混合・分散を容易にする。
【0049】請求項9に記載の油性燃料は、請求項1に
記載の製造方法により製造された含水油性燃料であっ
て、添加水は油性燃料に細かく分散され、安定したエマ
ルジョンを形成しているので、循環槽に長期間貯留が可
能である。さらに、燃焼装置により燃焼させたとき低温
・短時間で燃焼するのでNOxの発生が少なく、また、
より完全燃焼することにより燃焼効率が高く、煤煙や一
酸化炭素の発生が少ない油性燃料である。
【0050】請求項10に記載の含水油性燃料は、油性
燃料90重量部に添加する添加水が10重量部以下であ
り、一層長期に安定して貯留できる。したがって、含水
油性燃料の調製能力と燃焼に必要な量との調整が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の含水油性燃料の製造装置の概要を、工
程順に表したフロー図である。
【図2】コイル体の構造を表す概念図である。
【符号の説明】
1:油供給槽 2:水供給槽 3:酸素供給手段 4、6、14:コイル体 5、7:混合手段 8:循環槽 9:燃焼機器 10:コントロールボックス 13:撹拌機 15:コイル 16:直流方形波発生機 31、32:定量ポンプ 33:循環ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500108699 吉井 弘 兵庫県西宮市越水町6−17 (72)発明者 二星 清一 兵庫県明石市林2丁目15番2号 (72)発明者 八木 哲 大阪府東大阪市東石切町3丁目2−3 (72)発明者 村田 安生 大阪府吹田市春日2丁目17−1−230 (72)発明者 吉井 弘 兵庫県西宮市越水町6−17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの供給槽に貯留された油性燃料
    と添加水とを第1混合手段により予備混合した後、第2
    混合手段により再混合して循環槽に貯留する含水油性燃
    料の製造方法において、 水供給槽において酸素が供給され溶存酸素が増加された
    添加水を、低周波・低電圧の電流により磁場を発生して
    いる第1コイル体を通過させ、この添加水と油供給槽か
    ら供給される油性燃料とを第1混合手段により予備混合
    した後、低周波・低電圧・低電流により磁場を発生して
    いる第2コイル体を通過させ、つづけて第2混合手段に
    より十分に再混合した後、循環槽に貯留することを特徴
    とする含水油性燃料の製造方法。
  2. 【請求項2】 循環槽に貯蔵された含水油性燃料を撹拌
    手段により撹拌する請求項1に記載の含水油性燃料の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記循環槽に貯留された含水油性燃料を
    取り出して、前記第2コイル体の上流部に供給し、つづ
    けて、前記第2混合手段により再混合したのち、前記循
    環槽に還流させている請求項1又は2に記載の含水油性
    燃料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記油供給槽に貯留された油性燃料を、
    低周波・低電圧・低電流を流して磁場を発生している第
    3コイル体を通過させてた後、第1混合手段により溶存
    酸素が増加された添加水と予備混合する請求項1〜3の
    いずれかに記載の含水油性燃料の製造方法。
  5. 【請求項5】 それぞれの供給槽に貯留された油性燃料
    及び添加水を連結管を介して第1混合手段に供給し両者
    を混合した後、第2混合手段により十分に混合して循環
    槽に貯留する含水油性燃料の製造装置であって、 油性燃料を貯留する油供給槽と、酸素供給手段を備えて
    添加水を貯留する水供給槽と、前記油供給槽および水供
    給槽に連結管で連結されて添加水と油性燃料とを予備混
    合する第1混合手段と、この第1混合手段と連結管で連
    結され予備混合された油水混合燃料をさらに十分に再分
    散する第2混合手段と、この第2混合手段に連結され十
    分に再分散された含水油性燃料を貯留する前記循環槽と
    を備え、 さらに、水供給槽と第1混合手段とを連結する連結管の
    途中に設けられた低周波・低電圧・低電流を流して磁場
    を発生する第1コイル体と、前記第1混合手段と第2混
    合手段とを連結する連結管の途中に設けられた低周波・
    低電圧・低電流を流して磁場を発生する第2コイル体と
    を備えていることを特徴とする含水油性燃料の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 前記循環槽は、この循環槽に貯留された
    含水油性燃料を撹拌する撹拌手段を備えている請求項5
    に記載の含水油性燃料の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記第1混合手段を前記第2混合手段に
    連結する連結管の第2コイル体の上流部と、前記循環槽
    とを連結する循環パイプを備え、この循環パイプに逆止
    弁を取り付けている請求項5または6に記載の含水油性
    燃料の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記油供給槽と前記第1混合手段とを連
    結する連結管の途中に、低周波・低電圧・低電流を流し
    て磁場を発生する第3コイル体を連結している請求項5
    〜7のいずれかに記載の含水油性燃料の製造装置。
  9. 【請求項9】 油性燃料と、溶存酸素を増加した状態で
    低周波・低電圧・低電流により磁場を発生している第1
    コイル体を通過させ活性化された添加水とを予備混合し
    た油水混合燃料を、つづけて設けられた低周波・低電圧
    ・低電流を流して磁場を発生している第2コイル体を通
    過させた後、再混合して安定な乳濁液とされていること
    を特徴とする含水油性燃料。
  10. 【請求項10】 油性燃料90重量部に添加する添加水
    が10重量部以下である請求項9に記載の含水油性燃
    料。
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