JP2001248120A - 設置形表示具 - Google Patents

設置形表示具

Info

Publication number
JP2001248120A
JP2001248120A JP2000062189A JP2000062189A JP2001248120A JP 2001248120 A JP2001248120 A JP 2001248120A JP 2000062189 A JP2000062189 A JP 2000062189A JP 2000062189 A JP2000062189 A JP 2000062189A JP 2001248120 A JP2001248120 A JP 2001248120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color cone
thickness
installation
diameter
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000062189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001248120A6 (ja
Inventor
Mayumi Ishida
真由美 石田
Noriyuki Morimoto
典志 森本
Shigeo Morimoto
重男 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsugiron Kogyo KK
Original Assignee
Mitsugiron Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsugiron Kogyo KK filed Critical Mitsugiron Kogyo KK
Priority to JP2000062189A priority Critical patent/JP2001248120A/ja
Publication of JP2001248120A publication Critical patent/JP2001248120A/ja
Publication of JP2001248120A6 publication Critical patent/JP2001248120A6/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】重心が低く、安定性の良いカラーコーンを安価
に提供できると共に、焼却処分時にも有害成分や黒煙、
異臭の発生が少なく、小電力でも明るくできるカラーコ
ーンの提供を目的とするものである。 【解決手段】道路や地面に設置され、設置側部分で大径
となる円錐形若しくは角錐形に形成された表示部を有す
る設置形表示具であって、光透過性材料で大径の設置側
部分の肉厚を厚く、小径の先端部の肉厚を薄く形成する
と共に、小径先端部の開口部分から挿入された点灯表示
装置により表示部を点灯可能に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路や地面に設置さ
れ、工事現場等を表示するために設置側部分で大径とな
る円錐形の所謂カラーコーンと言われている設置形表示
具とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に此の種のカラーコーンは表面を形
成する金型とカラーコーンの内面部分を形成する金型と
を合体させたときに形成される成型用キャビティに溶融
した赤色に着色されたポリエチレン樹脂を成形機で一定
の肉厚にして形成してある。一方、高速自動車国道(所
謂高速道路)の工事現場や事故処理現場に設置されるカ
ラーコーンのように、横風や傍を通る車の風圧でズレ動
いたり、飛んだりして二次災害を起こさないように比較
的重量両が重いカラーコーンを成形する場合、塩化ビニ
ルやゴムで肉厚を均一に厚くして重量の重くしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記高速道路の工事現
場や事故処理現場に設置されるカラーコーンのように重
量のあるカラーコーンを成形する場合、肉厚を厚くして
いるので、合成樹脂材料を多く使用するために高価にな
ると共に、その重心は一般的なカラーコーンと同じ高い
位置にあり、重量が重い割には安定性に問題があった。
また、カラーコーンの内部に電球等の照明装置を装着
し、カラーコーンを発光させるようにしたものもある
が、着色された塩化ビニルやゴムで成形されているカラ
ーコーンでは透明度が低く、照明効果を充分に発揮させ
るには消費電力(ワット数)の大きな電球等を使用しな
くてはならず、高温になるだけでなく、ランニングコス
トも高くなってしまうという問題もあった。
【0004】更に、塩化ビニルやゴムで成形されカラー
コーンを焼却処分する場合、ダイオキシン等の有害ガス
や黒煙、異臭を発生し易く、環境汚染にもつながるとい
う言う問題もある。本発明は上記一般のカラーコーンで
は本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもので、重心
が低く、安定性の良いカラーコーンを安価に提供できる
と共に、焼却処分時にも有害成分や黒煙、異臭の発生が
少なく、小電力でも明るくできるカラーコーンの提供を
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる設置形表示具は、道路や地面に設置さ
れ、設置側部分で大径となる円錐形若しくは角錐形に形
成された表示部を有する設置形表示具であって、光透過
性材料で大径の設置側部分の肉厚を厚く、小径の先端部
の肉厚を薄く形成すると共に、小径先端部の開口部分か
ら挿入された点灯表示装置により表示部を点灯可能に構
成したことを特徴とするものである。また、エチレンビ
ニルアセテートで光透過性材料を形成するようにしたこ
とも特徴の一つである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の設置形表示具にかか
る実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は例えば
高速道路の工事現場や事故処理現場に設置されるカラー
コーン(設置形表示具)の斜視図であって、図中符号1
はこのカラーコーンを全体的に示す。このカラーコーン
1は道路や地面に設置される四角形に形成された設置側
部分2とこの設置側部分2から先細りテーパー状の表示
部3を一体に形成されており、小径の先端部分4には点
灯表示装置5が装着されている。この点灯表示装置部5
は電池及びスイッチを設けた制御部6とこの制御部6の
上下に夫々複数の発光ダイオード(図示せず)が組み込
まれた発光部7・8を設けると共に、制御部6の外周部
分には笠型の固定部材9が配設されて構成されている。
尚、本例のように発光ダイオードにした時には、電力の
消費を大幅に減少させることができるが本発明はこうし
たものに限られず,消費電力の少ない豆電球等を使用す
ることもできる。
【0007】そして、点灯表示装置5はその下部の発光
部7が開口された小径の先端部分4からカラーコーン1
の内部に挿入され、笠型の固定部材9が小径の先端部分
4にビス等の固定具10で固定されて装着されている。
カラーコーン1は、図2に示すように四角形状の設置側
部分2での肉厚が厚く、表示部3の小径の先端部分4で
の肉厚を薄く形成すると共に、四角形状の設置側部分2
の対面する一対の隅部分にはコーナー部材11が設けら
れている。
【0008】上記のような肉厚を異ならせたカラーコー
ン1を、赤色に着色された透明若しくは半透明のエチレ
ンビニルアセテート(EVA)樹脂Jを使用しブロー成
形機若しくは射出成形機により成形されるのであるが、
先ずブロー成形機を使用して成形する手順を次に説明す
る。図3に示すようにエチレンビニルアセテート樹脂J
を溶解して供給する樹脂圧送路12aと吹き込み用の空
気導入路12bとを備えたダイ13の下方に、成形用キ
ャビティ14を形成した開閉可能な金型15・16を配
設する。成形用キャビティ14の四角形状の設置側部分
2部分における一対の隅部にコーナー部材11を設置し
た後、ダイ12から溶融した樹脂Jを成形用キャビティ
13に供給する。このコーナー部材11は、当該コーナ
ー部分がカラーコーン1の中心から離れており、ブロー
成形の時にその肉厚が薄くなるのを補正するためのもの
である。
【0009】そして、空気導入路12から空気を注入し
ながら金型15・16を閉じて成形した後、金型15・
16を開いて成形用キャビティ13から成形されたカラ
ーコーン1を取り出すのである。この時、成形されたカ
ラーコーン1は、ダイ12から供給されるポリエチレン
樹脂を下膨れの状態、即ちドローダウン気味にすると、
下方の肉厚、即ち四角形状の設置側部分2での肉厚が厚
く、設置側部分2の隅部にコーナー部材11が設けられ
た状態のカラーコーン1が成形されるのである。
【0010】次に、図示は省略したが、射出成形機を使
用してカラーコーン1を成形する場合、インジェクショ
ンノズルの前方に設置される成形金型に設置側部分での
肉厚が厚く、表示部の小径の先端部分での肉厚を薄くし
た成形用キャビティを刻設する。そして、この成形用キ
ャビティにインジェクションノズルから赤色に着色され
た透明若しくは半透明のエチレンビニルアセテート樹脂
を注入してカラーコーンを成形する。こうして形成され
たカラーコーン1の上端には図2に示すように開口部が
形成されており、この開口部から点灯表示装置5の下部
の発光部7をカラーコーン1の内部に挿入する。 しか
る後、笠型の固定部材9を小径の先端部分4にビス等の
固定具10で固定して点灯表示装置5を装着すると、点
灯表示装置5に組み込まれた光検出センサー(図示せ
ず)が薄暮乃至夜を検出すると、上下の発光部7・8が
点灯若しくは点滅を開始する。
【0011】発光部7・8が点灯若しくは点滅すると、
上部の発光部7の光はそのまま外周に明るく放射され、
下方の発光部8の光は透明若しくは半透明のエチレンビ
ニルアセテート樹脂でできたカラーコーン1を透過する
結果、カラーコーン1が点灯されたように明るく浮かび
上がるのである。尚、上記実施の形態ではカラーコーン
1を形成するのにエチレンビニルアセテート樹脂を使用
するようにしてあるが、本発明はこうしたものに限られ
ず、他の樹脂,例えばポリエチレン樹脂を使用すること
も可能である。また、上記実施の形態では表示部を円錐
状にしてあるがこれを角錐状にすることができるのはい
うまでも無いことである。更に、上記実施の形態ではカ
ラーコーン1の肉厚を徐々に変化させるようにしてある
が、これを図4に示すように段階状に変化させるように
することもできる。上記実施の形態では、カラーコーン
1の上端部を開口させるようにしてあるが、本発明はこ
うしたものに限られず、当該上端部は閉塞されているも
のにも実施することができるのは勿論のことである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように設置形
表示具の大径の設置側部分の肉厚を小径の先端部の肉厚
より厚く形成するようにしてあるので、従来の肉厚を均
一にした一般的な設置形表示具に比べ、その重心を下げ
ることができ、設置形表示具を軽量化しつつ、安定性の
高いもにすることができると言う利点がある。また、小
径の先端部の肉厚を薄くした分、合成樹脂原料の使用量
を減らせ、その分製造コストを安価にすることができる
と言う利点がある。
【0013】そして、本発明の設置形表示具の製造方法
によれば、内部に設置側部分で大径となる円錐形若しく
は角錐形の成形用キャビティを形成した開閉可能な金型
の上方から、溶融した合成樹脂を成形用キャビティ内に
下膨れ状に供給し、又は下膨れ状に供給された溶融した
合成樹脂を膨らませながら成形用キャビティ内に供給
し、該成形用キャビティでブロー成形により設置側部分
の肉厚を先端部の肉厚より厚く形成するようにした本発
明の設置形表示具によれば合成樹脂の自重により設置側
部分で厚肉の設置形表示具を簡単に成形することができ
ると言う利点がある。
【0014】また、エチレンビニルアセテートからなる
光透過性材料でカラーコーン1を形成するようにしたも
のではこれを焼却する場合、ダイオキシンのような有害
ガス等の発生を少なくし環境の保全に寄与することがで
きると言う利点がある。加えて、カラーコーンを透明度
の高いエチレンビニルアセテートで形成するようにした
ものでは、その高い透明度により、カラーコーンの内部
に挿入された発光部からの光の透過性が良く、消費電力
(ワット数)の少ないものでもカラーコーンを充分に明
るく光らせることができる。これにより、カラーコーン
が高温になるのを防止すると共に、ランニングコストも
低減することができると言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明に係るカラーコーンの使用状態の斜視
図である。
【図2】は本発明に係るカラーコーンの縦断面図であ
る。
【図3】は本発明に係るカラーコーンの成形手順を示す
分解斜視図である。
【図4】は本発明に係るカラーコーンの肉厚変化を変化
させるための別の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・設置形表示具(カラーコーン) 2・・・設置側部分 3・・・発光表示部 6・・・点灯表示装置 J・・・光透過性材料(エチレンビニルアセテート)
フロントページの続き Fターム(参考) 2D101 CA11 DA05 EA07 FA12 GA01 GA27 GA32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路や地面に設置され、設置側部分で大径
    となる円錐形若しくは角錐形に形成された表示部を有す
    る設置形表示具であって、光透過性材料で大径の設置側
    部分の肉厚を厚く、小径の先端部の肉厚を薄く形成する
    と共に、小径先端部の開口部分から挿入された点灯表示
    装置により表示部を点灯可能に構成したことを特徴とす
    る設置形表示具。
  2. 【請求項2】光透過性材料がエチレンビニルアセテート
    である請求項1に記載の設置形表示具。
JP2000062189A 2000-03-07 2000-03-07 設置形表示具 Pending JP2001248120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062189A JP2001248120A (ja) 2000-03-07 2000-03-07 設置形表示具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062189A JP2001248120A (ja) 2000-03-07 2000-03-07 設置形表示具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001248120A true JP2001248120A (ja) 2001-09-14
JP2001248120A6 JP2001248120A6 (ja) 2005-11-04

Family

ID=18582230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000062189A Pending JP2001248120A (ja) 2000-03-07 2000-03-07 設置形表示具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001248120A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542585A (ja) * 2005-05-24 2008-11-27 ジュミン パク, 道路用安全表示器
JP2018184736A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 首都高メンテナンス神奈川株式会社 道路用規制器材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542585A (ja) * 2005-05-24 2008-11-27 ジュミン パク, 道路用安全表示器
JP2018184736A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 首都高メンテナンス神奈川株式会社 道路用規制器材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6726350B1 (en) Simulated neon-light tube
US7874705B2 (en) Cover for a luminary device
MXPA02006681A (es) Envase en forma de tubo comprensible moldeado por soplado de extrusion y metodo para hacer el mismo.
EP1344618A4 (en) SYNTHETIC RESIN PREFORM WITH BIAXIAL ORIENTATION FORMED BY BLOWING AND INTENDED TO FORM A BOTTLE BODY
US6595676B2 (en) Novelty light
JP2007066828A (ja) 発光タイル、発光ユニットおよび発光装置
CA2263076A1 (en) Lighting devices e.g. bicycle lamps
DE69602285D1 (de) Verbesserungen an behältern
JP2001248120A (ja) 設置形表示具
JP2001248120A6 (ja) 設置形表示具
CN214325272U (zh) 踏板以及电动滑板车
CN201157056Y (zh) 安全夜光伞
CN113291230B (zh) 一种用于暂代汽车喇叭的无声提醒装置
CN208737842U (zh) 一种文明驾驶提醒器
CN205535097U (zh) 灯具
CN2552379Y (zh) 顶端带有警示灯和手柄带有照明灯的雨伞
CN218957592U (zh) 一种透光及闪光塑胶按键
CN215873604U (zh) 多次注塑结构头盔
CN2391256Y (zh) 电子控制文字显示交通警示指挥棒
CN206885923U (zh) 发光环卫垃圾桶
KR20020036982A (ko) 발광식 수신호용 대형 풍선 장갑
CN208085586U (zh) 一种车窗开启安全提醒装置
CN217928678U (zh) 一种拍拍变色灯
CN201787341U (zh) 一种节能防震便携式灯具
CN2421872Y (zh) 设置在伞尾上的发光器