JP2001247095A - 除雪装置付き航空機 - Google Patents
除雪装置付き航空機Info
- Publication number
- JP2001247095A JP2001247095A JP2000058987A JP2000058987A JP2001247095A JP 2001247095 A JP2001247095 A JP 2001247095A JP 2000058987 A JP2000058987 A JP 2000058987A JP 2000058987 A JP2000058987 A JP 2000058987A JP 2001247095 A JP2001247095 A JP 2001247095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- aircraft
- fluid
- nozzle
- wing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 47
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 11
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 5
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000001061 forehead Anatomy 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D15/00—De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft
- B64D15/02—De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft by ducted hot gas or liquid
- B64D15/04—Hot gas application
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64F—GROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B64F5/00—Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
- B64F5/30—Cleaning aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Transportation (AREA)
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 除雪時間を短縮し、空港の航空機発着の効率
的運航を可能とする除雪装置付き航空機を提供するこ
と。 【解決手段】 主翼12及び水平尾翼13上の積雪に流
体を吹き付けて積雪を除去する流体吐出手段20を機体
10に設け、流体吐出手段20は、少なくとも一本のノ
ズル21を有し、該ノズル21が主翼12及び水平尾翼
13の翼面を吐出流体が払拭できるように回動可能とさ
れており、さらに不使用時にはノズル21が格納されて
いるので、飛行時に抵抗にならず、除雪時にノズル21
を出して伸縮回動させ、吐出流体で払拭する除雪装置付
き航空機を提供することが出来る。
的運航を可能とする除雪装置付き航空機を提供するこ
と。 【解決手段】 主翼12及び水平尾翼13上の積雪に流
体を吹き付けて積雪を除去する流体吐出手段20を機体
10に設け、流体吐出手段20は、少なくとも一本のノ
ズル21を有し、該ノズル21が主翼12及び水平尾翼
13の翼面を吐出流体が払拭できるように回動可能とさ
れており、さらに不使用時にはノズル21が格納されて
いるので、飛行時に抵抗にならず、除雪時にノズル21
を出して伸縮回動させ、吐出流体で払拭する除雪装置付
き航空機を提供することが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、翼に雪が積もる
のを防ぎ、あるいは積もったときの除雪を行う除雪装置
付き航空機に関するものである。
のを防ぎ、あるいは積もったときの除雪を行う除雪装置
付き航空機に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、雪に見舞われた空港では、航空機が
駐機している間に主翼や水平尾翼に雪が積もり、これを
取り除いてから航空機を離陸させていた。この除去に当
たっては、除雪車が駐機しているところまで行って、ホ
ースで溶解液を放出して翼上の雪を除去していた。
駐機している間に主翼や水平尾翼に雪が積もり、これを
取り除いてから航空機を離陸させていた。この除去に当
たっては、除雪車が駐機しているところまで行って、ホ
ースで溶解液を放出して翼上の雪を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型機
一機の除雪には1〜2時間も掛かっていたし、待機機数
が多いと、一飛行場には多くの除雪車を用意しておくこ
ともできないため、同時に着手できず大幅な除雪時間を
要していた。このため航空機の発着が大幅に遅れる原因
となっていた。
一機の除雪には1〜2時間も掛かっていたし、待機機数
が多いと、一飛行場には多くの除雪車を用意しておくこ
ともできないため、同時に着手できず大幅な除雪時間を
要していた。このため航空機の発着が大幅に遅れる原因
となっていた。
【0004】そこで、この発明は、除雪時間を短縮し、
空港の航空機発着の効率的運航を可能とする除雪装置付
き航空機を提供することを目的としている。
空港の航空機発着の効率的運航を可能とする除雪装置付
き航空機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、主翼及び水平尾翼上の降
雪、積雪に流体を吹き付けて積雪を除去する流体吐出手
段を機体に設けたことを特徴とする除雪装置付き航空機
とし、それぞれの航空機が必要なときに適宜個別に除雪
し、除雪時間を短縮し、航空機の効率的計画的運航を可
能にする。
め、請求項1に記載の発明は、主翼及び水平尾翼上の降
雪、積雪に流体を吹き付けて積雪を除去する流体吐出手
段を機体に設けたことを特徴とする除雪装置付き航空機
とし、それぞれの航空機が必要なときに適宜個別に除雪
し、除雪時間を短縮し、航空機の効率的計画的運航を可
能にする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、前記主翼及び前記水平
尾翼の付け根部、翼長中間部、翼幅中央部のうち少なく
とも一カ所に設けられていることを特徴とする除雪装置
付き航空機とし、近いところから直接に除雪をする。
において、前記流体吐出手段は、前記主翼及び前記水平
尾翼の付け根部、翼長中間部、翼幅中央部のうち少なく
とも一カ所に設けられていることを特徴とする除雪装置
付き航空機とし、近いところから直接に除雪をする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、少なくとも一本のノズ
ルを有し、該ノズルが前記主翼及び前記水平尾翼の翼面
を吐出流体が払拭できるように回動可能とされており、
さらに不使用時には前記ノズルが格納されていることを
特徴とする除雪装置付き航空機とし、飛行時に抵抗にな
らず、除雪時に回動ノズルを出し、吐出流体で払拭す
る。
において、前記流体吐出手段は、少なくとも一本のノズ
ルを有し、該ノズルが前記主翼及び前記水平尾翼の翼面
を吐出流体が払拭できるように回動可能とされており、
さらに不使用時には前記ノズルが格納されていることを
特徴とする除雪装置付き航空機とし、飛行時に抵抗にな
らず、除雪時に回動ノズルを出し、吐出流体で払拭す
る。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、高圧又は高温の気体を
吐出することを特徴とする除雪装置付き航空機とし、高
圧で吹き飛ばして除雪する。
において、前記流体吐出手段は、高圧又は高温の気体を
吐出することを特徴とする除雪装置付き航空機とし、高
圧で吹き飛ばして除雪する。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、機体エンジンで高圧に
された気体を吐出することを特徴とする除雪装置付き航
空機とし、機体エンジンで発生する高圧気体を利用す
る。
において、前記流体吐出手段は、機体エンジンで高圧に
された気体を吐出することを特徴とする除雪装置付き航
空機とし、機体エンジンで発生する高圧気体を利用す
る。
【0010】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
1において、前記流体吐出手段は、取り外し可能な機体
備え付けのコンプレッサのみならず地上配備のコンプレ
ッサから高圧縮空気を受給可能にしていることを特徴と
する除雪装置付き航空機とし、高圧縮空気を補充可能に
してより強力な除雪をする。
1において、前記流体吐出手段は、取り外し可能な機体
備え付けのコンプレッサのみならず地上配備のコンプレ
ッサから高圧縮空気を受給可能にしていることを特徴と
する除雪装置付き航空機とし、高圧縮空気を補充可能に
してより強力な除雪をする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態を示
す図面に基づいて説明する。
す図面に基づいて説明する。
【0012】図1〜3は、この発明の除雪装置付き航空
機の実施例を示すものである。
機の実施例を示すものである。
【0013】図中10は、飛行機の機体であり、胴体1
1,主翼12,水平尾翼13,垂直尾翼14,エンジン
15,車輪16等からなっている。胴体11は、乗客乗
員を乗せ、貨物を載せる断面円形に近い大きな部分であ
り、胴体11の中央部には一対の主翼12が、後端には
一対の水平尾翼14がそれぞれ幾分の後退翼をなして左
右対称に取り付けられ、同じく後端に垂直尾翼14が上
方に向けて取り付けられている。この主翼12の下側に
は、それぞれ車輪16と2個のエンジン15がこの例で
は取り付けられている。
1,主翼12,水平尾翼13,垂直尾翼14,エンジン
15,車輪16等からなっている。胴体11は、乗客乗
員を乗せ、貨物を載せる断面円形に近い大きな部分であ
り、胴体11の中央部には一対の主翼12が、後端には
一対の水平尾翼14がそれぞれ幾分の後退翼をなして左
右対称に取り付けられ、同じく後端に垂直尾翼14が上
方に向けて取り付けられている。この主翼12の下側に
は、それぞれ車輪16と2個のエンジン15がこの例で
は取り付けられている。
【0014】この発明では、主翼12及び水平尾翼13
の少なくとも一方に翼上の降雪、積雪を流体を吹き付け
て除雪する、すなわち除雪装置である流体吐出手段20
が設けられている。流体吐出手段20は、主翼12及び
水平尾翼13の付け根部、翼長中間部、翼幅中央部のう
ち少なくとも一カ所に、不使用時の常態では機体10の
表面内に格納されている。
の少なくとも一方に翼上の降雪、積雪を流体を吹き付け
て除雪する、すなわち除雪装置である流体吐出手段20
が設けられている。流体吐出手段20は、主翼12及び
水平尾翼13の付け根部、翼長中間部、翼幅中央部のう
ち少なくとも一カ所に、不使用時の常態では機体10の
表面内に格納されている。
【0015】流体吐出手段20が主翼12及び水平尾翼
13の付け根部に取り付けられるが、この例では図2に
示すように主翼12の付け根部は主翼12側であり、図
3に示すように水平尾翼13の付け根部は胴体11側で
ある。また、これら流体吐出手段20は、梁のある部分
など補強がされているところに取り付けられることが望
ましい。但し、流体吐出手段20を主翼12の直近上部
の胴体10に取り付けることも可能である。
13の付け根部に取り付けられるが、この例では図2に
示すように主翼12の付け根部は主翼12側であり、図
3に示すように水平尾翼13の付け根部は胴体11側で
ある。また、これら流体吐出手段20は、梁のある部分
など補強がされているところに取り付けられることが望
ましい。但し、流体吐出手段20を主翼12の直近上部
の胴体10に取り付けることも可能である。
【0016】主翼12に取り付けられる流体吐出手段2
0は、片側4カ所を示しているが、これに限定されるこ
となく適宜個数、適宜場所に設けることが出来る。機体
10の表面が流体吐出手段20の覆蓋を構成しており、
この蓋は一辺側を支点に開閉可能になっているもの、一
旦機体10から浮かせ機体10に沿って移動して開くよ
うになっているものが積雪時に容易に開口できること、
除雪が容易なことを考慮して選択自由に取り付けられて
いる。なお、覆蓋の開度は後述するノズル20の吐出口
が見える程度でよい。
0は、片側4カ所を示しているが、これに限定されるこ
となく適宜個数、適宜場所に設けることが出来る。機体
10の表面が流体吐出手段20の覆蓋を構成しており、
この蓋は一辺側を支点に開閉可能になっているもの、一
旦機体10から浮かせ機体10に沿って移動して開くよ
うになっているものが積雪時に容易に開口できること、
除雪が容易なことを考慮して選択自由に取り付けられて
いる。なお、覆蓋の開度は後述するノズル20の吐出口
が見える程度でよい。
【0017】また、流体吐出手段20は、少なくとも一
本のノズル21を有し、逆L字型に曲がった、あるいは
I字型の真直なノズル21が主翼12及び水平尾翼13
の翼面を吐出流体が払拭できるように伸縮かつ回動可能
とされており、前述したように不使用時にはノズル21
が格納され、機体10の表面が滑らかにされている。
本のノズル21を有し、逆L字型に曲がった、あるいは
I字型の真直なノズル21が主翼12及び水平尾翼13
の翼面を吐出流体が払拭できるように伸縮かつ回動可能
とされており、前述したように不使用時にはノズル21
が格納され、機体10の表面が滑らかにされている。
【0018】また、流体吐出手段20は、高圧又は高温
の気体の流体を吐出するために、機体に図示しない取り
外し可能なコンプレッサや加熱装置を設けている。例え
ば、気体は空気が用いられる。機体10には、機体エン
ジン15が取り付けられており、この機体エンジン15
で高圧にされた気体を利用して吐出するようにする事も
可能である。
の気体の流体を吐出するために、機体に図示しない取り
外し可能なコンプレッサや加熱装置を設けている。例え
ば、気体は空気が用いられる。機体10には、機体エン
ジン15が取り付けられており、この機体エンジン15
で高圧にされた気体を利用して吐出するようにする事も
可能である。
【0019】さらに、流体吐出手段20は、図示しない
取り外し可能な機体備え付けのコンプレッサのみなら
ず、地上配備の図示しないコンプレッサから高圧縮空気
を受給可能にし、高圧縮空気を補充して除雪能力を高め
る事が出来る。
取り外し可能な機体備え付けのコンプレッサのみなら
ず、地上配備の図示しないコンプレッサから高圧縮空気
を受給可能にし、高圧縮空気を補充して除雪能力を高め
る事が出来る。
【0020】次に使用を説明する。
【0021】雪が機体10の主翼12及び水平尾翼13
の上に積もったとき、各機は個別に適宜運航計画に合わ
せ早めに除雪作業を開始する。まず、機体エンジン15
を始動させ、図外のコンプレッサや発電機等を稼働させ
る。流体吐出手段20を稼働させるため、機体10の一
部である覆蓋を開ける。覆蓋が開きノズル21が伸びて
顔を出した状態で場合によっては回動して高圧、高温の
気体を雪に向かって吹き付ける。積雪が少ないときは、
高圧の空気だけでも勢いよく雪を吹き飛ばすことが出来
る。多いときには、高圧、高温の流体によって徐々に空
間を広げていき雪を吹き飛ばし除去する。具体的例とし
て、図2に示す主翼12の翼長中間部及び翼幅中央部の
除雪装置は必要時に翼面から上昇して翼面に額を出し、
不必要時には降下して主翼12の面と同一になる如く格
納される。
の上に積もったとき、各機は個別に適宜運航計画に合わ
せ早めに除雪作業を開始する。まず、機体エンジン15
を始動させ、図外のコンプレッサや発電機等を稼働させ
る。流体吐出手段20を稼働させるため、機体10の一
部である覆蓋を開ける。覆蓋が開きノズル21が伸びて
顔を出した状態で場合によっては回動して高圧、高温の
気体を雪に向かって吹き付ける。積雪が少ないときは、
高圧の空気だけでも勢いよく雪を吹き飛ばすことが出来
る。多いときには、高圧、高温の流体によって徐々に空
間を広げていき雪を吹き飛ばし除去する。具体的例とし
て、図2に示す主翼12の翼長中間部及び翼幅中央部の
除雪装置は必要時に翼面から上昇して翼面に額を出し、
不必要時には降下して主翼12の面と同一になる如く格
納される。
【0022】機体エンジン15で高圧にされた気体を利
用するとき、エネルギーの有効利用がより効果的に図れ
る。
用するとき、エネルギーの有効利用がより効果的に図れ
る。
【0023】除去が完了すると、ノズル21を縮めて機
体10の一部である蓋を閉じて格納しいつでも離陸でき
る準備を完了する。このように空港配備の除雪車を待つ
までもなく自らの計画で除雪が出来、空港の航空機発着
の効率的運航を支援することが出来る。
体10の一部である蓋を閉じて格納しいつでも離陸でき
る準備を完了する。このように空港配備の除雪車を待つ
までもなく自らの計画で除雪が出来、空港の航空機発着
の効率的運航を支援することが出来る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下の効果を奏する。
ば、以下の効果を奏する。
【0025】請求項1に記載の発明は、主翼及び水平尾
翼上の積雪を除去する流体吐出手段を機体に設けたの
で、それぞれの航空機が必要なときに適宜個別に除雪
し、除雪時間を短縮し、空港の航空機発着の効率的運航
をすることができる除雪装置付き航空機を提供すること
が出来る。
翼上の積雪を除去する流体吐出手段を機体に設けたの
で、それぞれの航空機が必要なときに適宜個別に除雪
し、除雪時間を短縮し、空港の航空機発着の効率的運航
をすることができる除雪装置付き航空機を提供すること
が出来る。
【0026】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、前記主翼及び前記水平
尾翼の付け根部、翼長中間部、翼幅中央部のうち少なく
とも一カ所に設けられているので、近いところから直接
に効率よく除雪をすることが出来る。
において、前記流体吐出手段は、前記主翼及び前記水平
尾翼の付け根部、翼長中間部、翼幅中央部のうち少なく
とも一カ所に設けられているので、近いところから直接
に効率よく除雪をすることが出来る。
【0027】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、少なくとも一本のノズ
ルを有し、該ノズルが前記主翼及び前記水平尾翼の翼面
を吐出流体が払拭できるように回動可能とされており、
さらに不使用時には前記ノズルが格納されているので、
飛行時に抵抗にならず、除雪時にノズルを出して伸縮回
動させ、吐出流体で払拭する除雪装置付き航空機を提供
することが出来る。
において、前記流体吐出手段は、少なくとも一本のノズ
ルを有し、該ノズルが前記主翼及び前記水平尾翼の翼面
を吐出流体が払拭できるように回動可能とされており、
さらに不使用時には前記ノズルが格納されているので、
飛行時に抵抗にならず、除雪時にノズルを出して伸縮回
動させ、吐出流体で払拭する除雪装置付き航空機を提供
することが出来る。
【0028】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、高圧又は高温の気体を
吐出するので、高圧で吹き飛ばし、又は高温で溶かして
除雪することが出来る。
において、前記流体吐出手段は、高圧又は高温の気体を
吐出するので、高圧で吹き飛ばし、又は高温で溶かして
除雪することが出来る。
【0029】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
において、前記流体吐出手段は、機体エンジンで高圧高
温にされた気体を吐出するので、機体エンジンで発生す
る高圧気体を有効利用することが出来る。
において、前記流体吐出手段は、機体エンジンで高圧高
温にされた気体を吐出するので、機体エンジンで発生す
る高圧気体を有効利用することが出来る。
【0030】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
1において、前記流体吐出手段は、取り外し可能な機体
備え付けのコンプレッサのみならず地上配備のコンプレ
ッサから高圧縮空気を受給可能としているので、高圧縮
空気を補充して一層効率的除雪作業が出来る。尚、冬期
以外のオフ・シーズンにはコンプレッサは取外し保管し
ておく事が出来る。
1において、前記流体吐出手段は、取り外し可能な機体
備え付けのコンプレッサのみならず地上配備のコンプレ
ッサから高圧縮空気を受給可能としているので、高圧縮
空気を補充して一層効率的除雪作業が出来る。尚、冬期
以外のオフ・シーズンにはコンプレッサは取外し保管し
ておく事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例に係る除雪装置付き航空機
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
【図2】 この発明の流体吐出手段が主翼に取り付けら
れた例を示す主翼の要部斜視図である。
れた例を示す主翼の要部斜視図である。
【図3】 この発明の流体吐出手段を水平尾翼取り付け
部に取り付けた機体後部の要部斜視図である。
部に取り付けた機体後部の要部斜視図である。
10 機体 11 胴体 12 主翼 13 水平尾翼 14 垂直尾翼 15 機体エンジン 16 車輪 20 流体吐出手段 21 ノズル
Claims (6)
- 【請求項1】主翼及び水平尾翼上の降雪、積雪に流体を
吹き付けて前記積雪を除去する流体吐出手段を機体に設
けたことを特徴とする除雪装置付き航空機。 - 【請求項2】請求項1において、前記流体吐出手段は、
前記主翼及び前記水平尾翼の付け根部、翼長中間部、翼
幅中央部のうち少なくとも一カ所に設けられていること
を特徴とする除雪装置付き航空機。 - 【請求項3】請求項1において、前記流体吐出手段は、
少なくとも一本のノズルを有し、該ノズルが前記主翼及
び前記水平尾翼の翼面を吐出流体が払拭できるように回
動可能とされており、さらに不使用時には前記ノズルが
格納されていることを特徴とする除雪装置付き航空機。 - 【請求項4】請求項1において、前記流体吐出手段は、
高圧又は高温の気体を吐出することを特徴とする除雪装
置付き航空機。 - 【請求項5】請求項1において、前記流体吐出手段は、
機体エンジンで高圧にされた気体を吐出することを特徴
とする除雪装置付き航空機。 - 【請求項6】請求項1において、前記流体吐出手段は、
取り外し可能な機体備え付けのコンプレッサのみならず
地上配備のコンプレッサから高圧縮空気を受給可能とし
ていることを特徴とする除雪装置付き航空機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058987A JP2001247095A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 除雪装置付き航空機 |
US09/605,538 US6378807B1 (en) | 2000-03-03 | 2000-06-29 | Aircraft installed snow remover |
DE10053395A DE10053395B4 (de) | 2000-03-03 | 2000-10-20 | An einem Luftfahrzeug installierter Schneeentferner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058987A JP2001247095A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 除雪装置付き航空機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001247095A true JP2001247095A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18579499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000058987A Pending JP2001247095A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 除雪装置付き航空機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6378807B1 (ja) |
JP (1) | JP2001247095A (ja) |
DE (1) | DE10053395B4 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7661629B2 (en) * | 2004-02-20 | 2010-02-16 | The Boeing Company | Systems and methods for destabilizing an airfoil vortex |
US8016244B2 (en) * | 2004-02-20 | 2011-09-13 | The Boeing Company | Active systems and methods for controlling an airfoil vortex |
US7100875B2 (en) * | 2004-02-20 | 2006-09-05 | The Boeing Company | Apparatus and method for the control of trailing wake flows |
US7686253B2 (en) * | 2006-08-10 | 2010-03-30 | The Boeing Company | Systems and methods for tracing aircraft vortices |
US7997005B2 (en) * | 2008-10-15 | 2011-08-16 | The Boeing Company | Antenna and blower system to remove precipitation from the antenna |
US8449255B2 (en) * | 2010-03-21 | 2013-05-28 | Btpatent Llc | Wind turbine blade system with air passageway |
US20170088254A1 (en) * | 2011-03-10 | 2017-03-30 | RuiQing Hong | Ultra-High-Pressure Fluid Injection Dynamic Orbit-Transfer System and Method |
CN109018374A (zh) * | 2018-08-19 | 2018-12-18 | 晨龙飞机(荆门)有限公司 | 一种机翼连续除冰装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2328079A (en) * | 1941-03-26 | 1943-08-31 | Goodman Jack | Means for preventing ice formation on aircraft wings |
US2422746A (en) * | 1941-09-13 | 1947-06-24 | Patterson Ind Inc | Airplane wing deicer |
US2396684A (en) * | 1942-10-02 | 1946-03-19 | Fred P Chadsey | Airplane deicing and engine silencing construction |
US3014814A (en) * | 1958-11-19 | 1961-12-26 | William C Mcconica | Method of de-icing a surface |
US4688745A (en) * | 1986-01-24 | 1987-08-25 | Rohr Industries, Inc. | Swirl anti-ice system |
US4895322A (en) * | 1987-09-18 | 1990-01-23 | Zieve Peter B | Self-contained apparatus for de-icing aircraft surfaces using magnetic pulse energy |
US5134266A (en) * | 1990-10-26 | 1992-07-28 | Peppard Dennis L | Mobile deicing apparatus |
US5849099A (en) * | 1995-01-18 | 1998-12-15 | Mcguire; Dennis | Method for removing coatings from the hulls of vessels using ultra-high pressure water |
DE19853354C2 (de) * | 1998-07-21 | 2001-09-06 | Manfred Howora | Verfahren und Vorrichtung zur Enteisung von Flugzeugen |
US6045092A (en) * | 1998-08-05 | 2000-04-04 | Fmc Corporation | Apparatus and method for deicing aircraft |
-
2000
- 2000-03-03 JP JP2000058987A patent/JP2001247095A/ja active Pending
- 2000-06-29 US US09/605,538 patent/US6378807B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-20 DE DE10053395A patent/DE10053395B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10053395B4 (de) | 2005-07-21 |
US6378807B1 (en) | 2002-04-30 |
DE10053395A1 (de) | 2001-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5104068A (en) | Apparatus and method for de-icing and anti-icing (and/or cleaning and rinsing) aircraft | |
WO2002024525A3 (en) | Inflatable airfoil device | |
US6293498B1 (en) | Hybrid deicing system and method of operation | |
JP2001247095A (ja) | 除雪装置付き航空機 | |
JP3272388B2 (ja) | 航空機輸送用展開式コンテナおよびその組立て方法 | |
US4214721A (en) | Aircraft collapsible fuel tank | |
NO122575B (ja) | ||
US6926229B2 (en) | Aircraft with thrust vectoring for switchably providing upper surface blowing | |
CN108058832B (zh) | 一种复合式防冰液-气囊防除冰系统 | |
EP1413721B1 (en) | Active ground vortex suppression system for an aircraft engine | |
US5683062A (en) | Aircraft anti-insect system | |
ES2824514T3 (es) | Sistema y procedimiento de lavado y descongelación de aeronaves | |
US4070827A (en) | Method and apparatus for limiting ingestion of debris into the inlet of a gas turbine engine | |
WO1999054181A3 (en) | Method of creation of airplane type aircraft forces system and aircraft - ground-air amphibian for its implementation | |
GB2516652A (en) | Cleaning surfaces | |
US3231196A (en) | Rain repellent application system for an aircraft windshield | |
US20150314887A1 (en) | Foreign object debris barrier for runways | |
CN110733463A (zh) | 一种汽车除冰雪的预温系统 | |
US6360992B1 (en) | Hybrid deicing system and method of operation | |
Maddalon et al. | Operational considerations for laminar flow aircraft | |
RU2813394C1 (ru) | Сверхзвуковой пассажирский самолёт | |
CN215475818U (zh) | 一种应用于飞机除冰车的折叠式操作平台 | |
Blaha et al. | Pneumatic boot for helicopter rotor deicing | |
JPH0634836Y2 (ja) | コアンダ式流体噴射装置 | |
CA2267872A1 (en) | Hot air deicer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |