JP2001246609A - 型枠の外側に設置するための振動装置 - Google Patents
型枠の外側に設置するための振動装置Info
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Abstract
ができて、しかも、型枠内部への振動の伝達効率も良好
な振動モータを提供すること。 【解決手段】 外表面にフランジ部材61が設けられた
型枠60に着脱自在に形成してなる振動モータ10であ
って、振動モータはフランジ部材に係止可能なフック1
2と、型枠の外表面に当接する当接部材13と、この当
接部材を型枠の外表面に当接した状態で固定するための
ボルト15とを備える。
Description
ンクリートなどの材料を締め固めるための振動装置に関
する。
クを形成する場合、型枠にコンクリート等を打設し、こ
れに振動を加えて締め固めを行なっており、この締め固
め工程では、図5(a)のような振動モータ50を使用
している。ここで、振動モータ50は、遠心力により振
動を発生する振動部51と、この振動部51に一体に形
成された固定部52とを備え、この固定部52にはボル
ト孔52aが形成されている。そして、振動モータ50
は、図5(b)に示したように、型枠60の外側に設け
られたフランジ部材61の上にボルト55とナット56
とにより固定される。なお、型枠に着脱可能な振動モー
タは、コンクリートの締固め工程のみならず、例えば、
石炭灰、ゴミ、汚泥及びスラッジなどの焼却灰あるいは
火山灰を主材料として、極めて僅かな水分のみにより練
り固められるブロックなどの締固め工程にも用いられる
ものである。
て、ブロックが10トン以上に及ぶような巨大なもので
あったり、このブロックを1日に複数個製造する場合、
また建造物のコンクリート打設範囲が広い場合には、型
枠の多くの箇所で振動を与えなければならず、多数の振
動モータを要することになる。したがって、振動モータ
の個数を減らすため、材料の打設箇所のみに振動モータ
を設置して締め固めを行ない、順次、打設工程の進捗と
ともに振動モータの位置を変えることが行なわれてい
る。ここで、施工を効率良く進めるためには、振動モー
タの盛り替え作業を迅速に行なう必要があるが、上記従
来の振動モータでは、その着脱作業が容易ではなく、し
かも着脱作業を行なう作業者に対する負担も大きいとい
う問題点があった。
これを解決せんとしたものであり、その課題は、振動モ
ータの盛り替え作業を迅速に行うことができて、しか
も、型枠内部への振動の伝達効率も良好な振動モータを
提供することにある。
に、本発明では、外表面にフランジ部材が設けられた型
枠に着脱自在に形成してなる振動装置であって、該振動
装置は前記フランジ部材に係止可能な係止部材と、前記
型枠の外表面に当接する当接部材と、該当接部材を前記
型枠の外表面に当接した状態で固定するための固定手段
とを備えることを特徴とする振動装置が提供される。こ
こで、前記当接部材の型枠当接面にはゴムなどの弾性材
からなるシートを設けても良く、これにより、当接部材
の型枠表面に対する密着性を向上させることができる。
が当接する型枠の外表面は鋼材からなり、前記当接部材
には前記固定手段として磁石を設けても良い。
当接する型枠の外表面は平らに形成し、該平らな外表面
に吸着可能な吸盤を前記固定手段として設けても良い。
が、本発明はこれに限定されるものではない。図1〜図
4は本発明にかかる振動装置のそれぞれ異なる実施態様
であって、型枠に取付けられた状態、あるいは型枠に取
付ける方法を示す側面図である。図1において、型枠6
0の表面には補強のためにフランジ部材61としての溝
形鋼が設けられている。一方、振動モータ10は、振動
部11と、この振動部11からの振動を型枠60の内部
に伝達するための当接部材13と、この当接部材13の
型枠当接面に設けられたゴムシート14と、フランジ部
材61の溝に係止するフック12とを備え、フック12
にはねじ孔12aが穿設されている。
フック12をフランジ部材61の溝に係止し、ゴムシー
ト14を介して当接部材13を型枠当接面に押しつけ、
ねじ孔12aにボルト15を螺合して固定する。このよ
うに、振動モータ10は、フック12により型枠60に
簡単に仮止めできて、しかもボルト15を一本とめるだ
けで固定されるので、設置作業は格段に容易に行なえ
る。
図2では、前記フランジ部材61に加えて、溝を有する
受け部材62が型枠60の表面に固定される。ここで、
図2の振動モータ20において、図1の振動モータ10
と同じ構成には同じ符号を付けて更なる説明は省略す
る。振動モータ20では、フック12にねじ孔を設け
ず、固定具16によって型枠60に固定する。すなわ
ち、固定具16は、型枠60の表面に接触するように当
接部材13に連設された定着材17と、この定着材17
に枢軸18aを介して回動可能に固定された操作部材1
8と、操作部材18の中央に枢着されて先端にフック1
9aを備える係止桿19とから成る。そして、係止桿1
9は先端のフック19aを受け部材62に係止し、枢軸
18aを中心にして操作部材18を矢印R方向に定着材
17に接触するまで回動すれば、当接部材13はゴムシ
ート14を介して型枠表面に押しつけた状態で固定され
る。
図3では、前記フランジ部材61に加えて、型枠60の
表面に平板63が連設される。一方、振動モータ30
は、先端にフック32を有する軸材31を振動部11に
設け、この振動部11において平板63に対向する箇所
に吸盤33、吸引部34および操作レバー35を設けて
成る。かような振動モータ30は、点線矢印で示したよ
うに、フック32をフランジ部材61に係止し、平板6
3に吸盤33を押圧し、操作レバー35を操作して吸引
部34で空気を抜けば、振動モータ30は型枠表面に固
定される。
図4において、少なくとも振動モータ40を取付ける型
枠60の表面は鋼材で形成されている。ここで、振動モ
ータ40は図3の振動モータ30と同様に振動部11と
軸材31を備え、さらに、型枠60に対向する箇所に電
磁石43を備え、この電磁石43にはスイッチ44と、
電源に接続するケーブル35とが設けられている。かよ
うな振動モータ40は、点線矢印で示したように、フッ
ク32をフランジ部材61に係止し、スイッチ44をO
Nにして電磁石43を作動させ、この電磁石43を型枠
表面に接着すれば、振動モータ40は型枠表面に固定さ
れる。
動モータは、いずれもフックにより型枠60に簡単に仮
止めできて、しかも、各固定手段は着脱操作が容易であ
るため、各振動モータの盛り替え作業や設置作業が格段
に省力化される。
材に係止可能な係止部材と、型枠の外表面に当接する当
接部材と、当接部材を型枠の外表面に当接した状態で固
定するための固定手段とを備える。すなわち、振動装置
は型枠のフランジ部材に係止されるため、固定手段とし
ては着脱作業の容易なものを採用することが可能にな
り、故に、振動モータの盛り替え作業の迅速化が図れ
る。
状態を示す側面図である。
である。
ある。
(b)は(a)の振動装置が型枠に取付けられた状態を
示す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外表面にフランジ部材が設けられた型枠
に着脱自在に形成してなる振動装置であって、該振動装
置は前記フランジ部材に係止可能な係止部材と、前記型
枠の外表面に当接する当接部材と、該当接部材を前記型
枠の外表面に当接した状態で固定するための固定手段と
を備えることを特徴とする振動装置。 - 【請求項2】 少なくとも前記当接部材が当接する型枠
の外表面は鋼材からなり、前記当接部材には前記固定手
段としての磁石が設けられたことを特徴とする請求項1
記載の振動装置。 - 【請求項3】 少なくとも前記当接部材が当接する型枠
の外表面は平らに形成され、該平らな外表面に吸着可能
な吸盤を前記固定手段として備えることを特徴とする請
求項1記載の振動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000061613A JP2001246609A (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 型枠の外側に設置するための振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000061613A JP2001246609A (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 型枠の外側に設置するための振動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001246609A true JP2001246609A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18581731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000061613A Pending JP2001246609A (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 型枠の外側に設置するための振動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001246609A (ja) |
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2000
- 2000-03-07 JP JP2000061613A patent/JP2001246609A/ja active Pending
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