JP2001244985A - インターネットにおけるアドレス変換方法 - Google Patents

インターネットにおけるアドレス変換方法

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JP2001244985A
JP2001244985A JP2000056635A JP2000056635A JP2001244985A JP 2001244985 A JP2001244985 A JP 2001244985A JP 2000056635 A JP2000056635 A JP 2000056635A JP 2000056635 A JP2000056635 A JP 2000056635A JP 2001244985 A JP2001244985 A JP 2001244985A
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Yasufumi Mase
康文 間瀬
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 重複したアドレスが存在していても、市外局
番や一覧表を利用することで、利用者からのアクセスを
適切に受付けられるようにする。 【解決手段】 インターネットのWWWサーバーのCG
Iプログラムに、アドレス変換サーバーとしての機能を
組み込み、電話番号を含んだ変換元のアドレスから市外
局番や電話番号を抽出し、アドレス変換テーブルからそ
の市外局番や電話番号に基づきデータレコードを検索す
る。クライアントパソコン4のブラウザから渡されるク
ッキー情報の中に市外局番の情報が設定されている場合
はその市外局番と検索されたレコードの市外局番とに基
づき、その市外局番間の地理上の距離を計算し、距離が
小さいほうを選択してそのレコードに記載されている変
換後のURLをリダイレクト表示するようにクライアン
トパソコンに結果を返して自動的に目的のホームページ
が表示されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された情報処理装置に記録された情報それぞれに割り
付けられた固有のアドレス情報に基づき任意の情報処理
装置間で情報の伝達を行う情報伝達システムのアドレス
変換テーブルのデータ書き換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットのホームページを
閲覧するには、インターネットに接続したパソコンなど
で動作するホームページ閲覧ソフト(以下ブラウザと称
する。)に、閲覧したいホームページアドレスを入力し
て、ブラウザがそのアドレスに基づきそのアドレスに対
応したホームページ情報を記憶したコンピューター(以
下ホストと称する)のアドレスを導き、そのホストに対
してホームページのアドレスを提示してその内容を出力
させ、ホームページデータをホストから取得し、そのホ
ームページデータに基づいて画面などに情報を表示する
ようになっている。例えば、http://www.mite2.com/ind
ex.html というアドレスで指示されるホームページ
は、www.mite2.com というインターネットのアドレス表
記の規則で示されるホストが管理するホームページの中
の、index.html という名称のホームページであること
を示している。この、index.html という名称のホーム
ページは、名称が省略された際にデフォルトで適用され
る名称であるので、したがって、上記のホームページア
ドレスは、結局、http://www. mite2.com というアドレ
スで指示できるようになっている。これらのアドレス
は、少なくともドメイン名が含まれていて、場合によっ
ては、「サブドメイン名」や「ホスト名」を組み合わせ
る場合もあり、ドメインネームサービスという公知のし
くみにより、そのアドレスのホームページを提供する機
能を有するサーバーを特定できるようになっている。上
記の例では、wwwというのがホスト名であり、mite2.com
というのが、そのホスト名を管理するドメイン名で
ある。
【0003】さて、最近はインターネットでホームペー
ジを立ち上げる企業などが増加し、多くの企業が自分の
名前をドメインにあしらったホームページを立ち上げた
いと希望している。また、会社の電話番号をアドレスに
含め、通常の広告などで広告する電話番号を有効に活用
しようという動きもある。例えば、会社の電話番号が、
0569-72-2216であって、広告や野外の広告看板にこの電
話番号を積極的に広告しているような会社の場合、htt
p://0569722216.co.jp などのアドレスを利用すれば、
消費者には「電話番号がホームページアドレスである」
旨を認知させるだけで、既存の広告が有効に活用でき
る。また、一般の市民も、自分のホームページアドレス
を番号で簡単にアクセスできるように、アドレスに任意
の番号を使いたいというニーズがある。しかしながら、
インターネットで自分のオリジナルのドメインを維持す
るには、多額の管理コストがかかる。また、すでに他の
企業が利用しているために自分の企業の名前をあしらっ
た希望のドメインが利用できない場合もある。
【0004】そこでこれらのニーズに応えるために、例
えば、「見てみて」と語呂を合わせたmite2.com という
ドメインを取得するとともに、それ以外のアドレス表記
の部分で電話番号や任意の番号や企業の名前をあしらっ
た表記を行い、これらのアドレスを需要者に提供するサ
ービスがある。そのようなサービスでは、下記のような
アドレスが利用できる。 http://0569722216.mite2.com http://mite2.com/0569722216 http://myname.mite2.com さらに、電話番号をアドレスにあしらう場合、商圏がさ
ほど広くない商店のような場合、市外局番をあえてアド
レスに含める必要もなく、広告でも市外局番を省略する
場合もある。そのような会社の場合は、例えば、http:/
/722216.mite2.comや、http://mite2.com/722216という
ように、市外局番を省略してより簡便なアドレスを利用
したいというニーズがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インターネ
ットの標準的な技術を使用する場合、ホームページのア
ドレスは、ユニークである必要がある。したがって、市
外局番を省略した部分の電話番号のみでアドレスを表現
すると、他の地域に同一のアドレスを使用したいと希望
する者がいる場合に、重複する問題がある。また、同じ
企業名の会社はたくさんあるので、他の地域に同一のア
ドレスを使用したいと希望する者がいる場合にも問題が
ある。本発明の目的は、これらの問題を解決することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のインタ
ーネットのアドレス変換方法は、複数の情報提供サーバ
ーと複数の情報閲覧端末が互いに情報通信可能に接続さ
れるインターネットにおいて、所望の情報を閲覧したい
と希望する利用者の情報閲覧端末からの情報閲覧要求を
インターネットを介して入力し、その要求に含まれる閲
覧情報のアドレスを抽出し、あらかじめ記録されたアド
レス変換テーブルに記録された情報の中から、該抽出さ
れた閲覧情報のアドレスに対応する情報の実体を提供可
能な情報提供サーバーにおける情報の実体のアドレスを
示す変換後のアドレスを取得するとともに、その変換後
のアドレスに基づき情報閲覧端末が情報閲覧の動作を行
えるような情報をインターネットを介して利用者の情報
閲覧端末に出力する、インターネットにおけるアドレス
変換方法において、前記情報閲覧要求から閲覧情報のア
ドレスに関する情報と利用者の情報閲覧端末にあらかじ
め設定された属性情報を抽出する、ステップを含むとと
もに、その抽出された属性情報に基いて、変換後のアド
レスの示す情報と利用者との間の所定の尺度に基づく遠
近の程度を表す遠近情報を導き、これを考慮して、変換
後のアドレスを取得することを主要な特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】ホームページアドレス変換方法
を、現在広く利用されているインターネット、及び、イ
ンターネットのドメインネームシステム、インターネッ
トに接続されたホームページサーバー、インターネット
に接続されたブラウザを構成要素としたインターネット
システムにおける、ホームページサーバーに実装される
ホームページアドレス変換方法として実現するようにし
た。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のインターネットにおけるア
ドレス変換方法を実装するアドレス変換サーバー1と、
このサーバーと情報交換可能な複数のサーバーシステム
のインターネットにおける接続状態を示した図である。
アドレス変換サーバー1は、この発明のホームページア
ドレス変換方法を実装したコンピューターであり、イン
ターネットが普及した現在、広く一般に利用されている
周知な構成と技術であるのでその詳細は省略するが、本
発明に関する機能として下記に列挙する機能を有してい
る。 インターネット上でユニークなIPアドレスを1つ以
上有する。 そのサーバーが管理維持するホームページアドレスに
含まれるドメイン名に関連したサーバーとして、インタ
ーネット上のドメインネームシステム(図示せず)に基
づき、任意のブラウザからそのホームページサーバーが
特定され得る。 インターネットに接続された任意のブラウザソフトと
情報伝達可能である。 ブラウザからホームページを閲覧したい旨の要求を受
付けると、設定に応じてサーバー上の所定のプログラム
が動作し、その要求の中に含まれるホームページアドレ
スに基づく処理が行われ、処理結果をブラウザへ出力す
る。この処理の中には、適宜用意されたアドレス変換デ
ータベースに記録された情報を読み書きする処理や、所
定の情報をブラウザが稼動するクライアントパソコンに
伝達させて記録させる「クッキー処理」も含まれる。
【0009】これらの機能は、通常のホームページサー
バーの標準的な機能である。そして、本発明のインター
ネットにおけるアドレス変換方法は、上記の機能に付
加的に特徴的に実施されるものであり、これは、フロー
チャートに基づいて後程詳細に説明する。第1のホーム
ページサーバー2及び第2のホームページサーバー3
は、本発明においては、変換された後のホームページア
ドレスによりそれぞれアクセスされるホームページサー
バーであり、上記の1から4の機能と同様な機能を有す
る。
【0010】クライアントパソコン4は、インターネッ
トを利用してホームページを閲覧しようとする利用者が
使用するパソコンで、通常は最寄りのインターネットサ
ービスプロバイダのダイアルアップ接続センターへ電話
回線で接続し、逐次IPアドレスを割り付けられるとと
もに、そのIPアドレスに基づき動作するインターネッ
トプロトコルを用いて、周知なブラウザソフトが動作す
ることにより、ブラウザ5としての動作を行う。特に、
アドレス入力ボックス5aは、インターネットで有効な
アドレス文字列を入力する入力ボックスであり、ブラウ
ザ5における、プロトコル入力ボタン5b、数字入力ボ
タン5c、ドメイン入力ボタン5dを適宜操作すること
で、以下に説明するインターネットアドレスを入力する
ことができ、また、表示ボタン5eを操作することで、
そのアドレスに従ってインターネットの標準プロトコル
に従ってホームページデータを入力して、表示エリア5
fにその内容を表示するように動作する。また、アクセ
スしたサーバーから「クッキー情報」を記録する旨の命
令を受けると、その「クッキー情報」を記録するととも
に、そのサーバーへのアクセスの際に、「クッキー情
報」も同時に出力するような機能も有する。
【0011】ここで、周知な技術であるところのインタ
ーネットのIPアドレスに関して補足すると、IPアド
レスはネットワーク組織毎にブロックとして割り付けら
れる。例えば、クラスCのネットワークアドレスは、2
55個のIPアドレスを含む。したがって、例えば、日
本国内の前述するダイアルアップ接続のためのネットワ
ーク機器が使用するIPアドレスの割り当て情報に基づ
いて、その機器にダイアルアップする利用者のIPアド
レスからネットワーク機器を割り出すことも可能な場合
がある。そのような場合、利用者は同じ市外局番の最寄
りのダイアルアップ接続センターに接続するのが一般な
ので、クライアントパソコン4に割り付けられるIPア
ドレスは、すなわち、そのクライアントパソコン4が存
在する地域の市外局番を導き得る情報であると言える。
【0012】図3は、アドレス変換サーバー1の適当な
記憶装置に記録されたアドレス変換テーブルのデータを
示す図である。このアドレス変換テーブルには、各レコ
ード毎に「市外局番」「電話番号」「変換前のホームペ
ージアドレス」「変換後のホームページアドレス」「補
足情報」「広域フラグ」が記録されている。ここで、
「電話番号」は、いわゆる10桁の電話番号から市外局
番を除いた部分の番号である。また、補足情報は店の名
前などの情報、広域フラグはその情報が利用者との地理
的な距離に関係なく広域な情報であることを示すフラグ
である。簡単のため、下記に示す商店Aと商店Bについ
ての具体的データがあらかじめ図示しない方法によりア
ドレス変換テーブルに記録されているものとする。ま
ず、愛知県半田市にお店を持つ「まんじゅう屋」を営む
商店A(屋号は「堺屋」とする。)は、インターネット
サービスプロバイダAのホームページ掲載サービスを利
用して、http://www.isp1.co.jp/A/index.html という
アドレスのホームページを運用して、そのホームページ
でまんじゅうを紹介している。そして電話番号は「05
69−72−2216」である。そしてこのまんじゅう
屋は、電話番号をあしらった「http://722216.mite2.co
m」というアドレス、ならびに屋号をあしらった「http:
//sakai.mite2.com」というアドレスを商売で利用して
いるとする。
【0013】また、愛知県春日井市の「下駄屋」を営む
商店B(屋号は「酒井商店」とする。)は、インターネ
ットサービスプロバイダBのホームページ掲載サービス
を利用して、http://www.isp2.co.jp/B/index.html と
いうホームページを運用して商品である下駄を紹介して
いる。そして電話番号は「0568−72−2216」
であるとする。そしてこの下駄屋は、電話番号をあしら
った「http://722216.mite2.com」というアドレス、な
らびに屋号をあしらった「http://sakai.mite2.com」と
いうアドレスを商売で利用しているとする。また、東京
に本部を持つ全国組織の「焼き鳥やさかい」は、インタ
ーネットサービスプロバイダBのホームページ掲載サー
ビスを利用して、http://www.isp2.co.jp/C/index.html
というホームページを運用して、商品である焼き鳥を
紹介している。そして電話番号は「033−123−4
567」であるとする。そしてこの焼き鳥屋は、屋号を
あしらった「http://sakai.mite2.com」というアドレス
を全国的に利用しているとする。なお、これらの例は、
ともに実在とは関係ないことを注意しておく。また、利
用者Aは愛知県半田市(市外局番が「0569」であ
る)に住み、利用者Bは名古屋市(市外局番が「05
2」)に住むものとし、それぞれ同じ市外局番で利用で
きる最寄りのダイアルアップ接続サービスを利用してい
るものとする。
【0014】次に、図2にしめしたフローチャートに基
づき、アドレス変換サーバー1の特徴的な動作を実装す
る「CGIプログラム」の動作を説明する。ここで、
「CGIプログラム」は、インターネットの標準プロト
コルで規定されているインターネット技術に基づくプロ
グラム方法で作成・稼動するプログラムであり、アドレ
ス変換サーバー1を適宜設定することで、http://○○
○.mite2.com(○○○.はブランクを含めて任意の文
字) で始まるアドレスに対するアクセスが発生した際
に起動されるようになっている。一方、クライアントパ
ソコン4は、最寄りのプロバイダのダイアルアップ接続
サービスを利用してインターネットに接続され、インタ
ーネットの標準手順に従ってこのアドレスでアクセスさ
れるサーバーであるアドレス変換サーバー1からそのア
ドレスのホームページを閲覧しようと閲覧のためのリク
エストが出力される。すると、アドレス変換サーバー1
ではこれを受けて、CGIプログラムが起動される。
【0015】ステップS1(以下、単にS1などと省略
して表現する。)において、そのアドレスの閲覧のため
のリクエストから、閲覧したいアドレスのURL情
報、そのクライアントパソコン4からこのドメイン
(mite2.com)に対するアクセスの際に含められる「ク
ッキー情報」、そのクライアントパソコン4に割り付
けられた「IPアドレス」、がそれぞれ抽出される。こ
こで、「クッキー情報」は、サーバーからクライアント
に情報を記録させるインターネットにおける標準技術
(「クッキー」と呼ばれている。)で記録されたクライ
アントパソコン4に記憶された情報である。この実施例
ではあらかじめ下記に示すような方法で、クライアント
パソコン4を利用する利用者の住む地域の市外局番が設
定されているので、その値はそのまま利用者に関する市
外局番として扱うようになっている。すなわちこの市外
局番の情報は、先にクライアントパソコン4がアドレス
変換サーバー1の「市外局番設定コーナー」にアクセス
し、利用者が市外局番を入力した上でクッキー情報設定
依頼コマンドをアドレス変換サーバー1に出力し、その
結果、クライアントパソコン4に市外局番に関する情報
が設定されたものである。なお、S1でクッキー情報が
ない場合は、IPアドレスに基づき前述の方法で利用し
ているダイアルアップ接続サービスセンターの通信機器
を割り出し、その通信機器が設置してある地域の市外局
番を導き、これをもって利用者に関する市外局番を割り
出すようにしてもよい。
【0016】次に、S2では、閲覧したいアドレスのU
RL情報の中から、「市外局番」「電話番号」「文字情
報」の抽出が試みられる。ここで、利用者によっては、
市外局番まで含んだ10桁の電話番号を使用する場合も
あるし、局番が省略された6〜7桁の電話番号のみを含
む場合もあるし、場合によっては、下4桁の電話番号だ
けの場合もありえる。また、数字ではなく文字の場合も
ある。次にS3では、「電話番号」が指定されているか
判断され、指定されていない場合はS9へ進み、指定さ
れている場合はS4へ進む。S4では、「市外局番」が
指定されているか判断され、指定されている場合はS5
へ進み、指定されていない場合はS8へ進む。S5で
は、「市外局番」と「電話番号」を元に、アドレス変換
テーブルの中から該当するレコードが検索される。この
場合、電話番号がユニークな番号を与えることから、検
索されるレコードは最大でも1つになる。1つも検索さ
れない場合は、S6へ進み、該当するアドレスがない旨
の表示をクライアントパソコン4に表示させるようなデ
ータが出力されて処理は終了する。該当するレコードが
検索された場合は、S7へ進む。S7では、検索された
レコードに含まれている「変換後のホームページアドレ
ス」を表示させるように「リダイレクト命令」を利用者
のクライアントパソコン4に出力して動作を終了する。
【0017】一方、S8では、「電話番号」を元に、ア
ドレス変換テーブルの中から該当するレコードが検索さ
れた後、S10へ進む。なお、利用者が閲覧しようと思
う対象が町内の商店のホームページであれば、市外局番
を除いた電話番号の全ての桁の番号を指定するのではな
く、例えば下4桁の番号で指定したい場合がある。その
ような場合は、URLから抽出される「電話番号」は4
桁の数字になるので、そのような場合は、S8では、そ
れを下の桁に含むレコードを検索する。ここでは、複数
のレコードが候補として検索されうる。
【0018】一方、S9では、「文字情報」を元に、ア
ドレス変換テーブルの中から該当するレコードが検索さ
れた後、S10へジャンプする。この場合も、文字情報
が同一のレコードは存在し得るので、複数のレコードが
候補として検索されうる。次にS10では、検索された
レコード数を判断し、複数の場合はS11へ進み、1つ
の場合はS15へ進み、検索されたレコードに含まれて
いる「変換後のホームページアドレス」を表示させるよ
うに「リダイレクト命令」を利用者のクライアントパソ
コン4に出力して動作を終了する。
【0019】S11では、検索されたそれぞれのレコー
ドに関して、レコードに記録されている「市外局番」と
S1で導かれた「利用者に関する市外局番」との2つの
市外局番から、その市外局番間の距離に関する情報を求
める。具体的には、国内の市外局番を縦横のマトリック
スにしてそれぞれの市外局番の地域の中心地間の距離を
記録する変換テーブルを準備しておいてそれを参照する
方法でもよいし、市外局番の中心地の緯度経度を記録し
た座標テーブルを準備しておいて、2つの市外局番の座
標から距離を演算するようにしてもよい。
【0020】次に、S12では、検索されたレコードか
ら利用者に提示するまでもないレコードをふるいにかけ
る。すなわち、検索されたレコードそれぞれについて、
S11で得られた距離に関する情報が「しきい距離」を
超えるものを除外する。「しきい距離」は、URLに指
定された情報が電話番号か文字かによって異なってもよ
いし、電話番号の場合でも、「電話番号」で指定される
桁数によって変えてもよい。すなわち、例えば「電話番
号」に市外局番を除いた部分(例えば72-2216)が全て
指定されている場合は、しきい距離を大き目にして、距
離が0以上のもの(すなわち異なる市外局番に属する候
補)も候補に入れるようにして、一方、下4桁だけ(例
えば2216)というように、電話番号の一部の桁のみが指
定されている場合は、しきい距離を0にして、距離が0
の候補のみ(すなわち同じ市外局番に属する候補のみ)
を選択するようにしてもよい。ただし、この際、検索さ
れたレコードの「広域フラグ」が設定されている場合
は、距離によらず、そのレコードは選択されるようにな
っている。
【0021】次に、S13では、残った候補の中から距
離の短いレコード順に並べ替える。「広域フラグ」が指
定されている場合は、距離が0のレコードの次の順位に
位置される。次に、S14では、検索された候補に関す
る、図4に示すような選択ページを、利用者のクライア
ントパソコン4に出力して動作を終了する。この選択ペ
ージは、それぞれのレコードの「補助情報」に基づいた
付加情報、たとえば実施例のように商店の名前を表示さ
せ、その名前をクリックすると「変換後のホームページ
アドレス」へリンクするいわゆるハイパーリンクを含ん
だホームページになっていて、利用者は補助情報を見
て、自分が必要とするホームページへの閲覧が引き続き
行えるようになる。トップ10のみを大きく表示し、残
りは小さく表示するのも効率的である。
【0022】なお、S14では、最も近い候補を1つ自
動的に採択したり、距離が「0」の候補は自動的に採択
されたりという実施態様も考えられる。その場合、その
抽出結果に含まれている「変換後のホームページアドレ
ス」を表示させるような「リダイレクト命令」を、利用
者のクライアントパソコン4に結果として出力するよう
にする。するとクライアントパソコン4はその「リダイ
レクト命令」を受けると、指定されたアドレスのホーム
ページを自動的に閲覧するように動作する。
【0023】次に、以上の実施例における動作を、実際
の例に従って、説明する。まず第1の動作例として、愛
知県半田市に住む利用者Aが、半田市内のダイアルアッ
プ接続サービスを利用してクライアントパソコン4をイ
ンターネットに接続し、http://722216.mite2.comまた
はhttp://mite2.com/722216 という商店Aの電話番号を
含んだホームページアドレスを閲覧しようとする際の動
作に沿って説明する。
【0024】まず、S1では下記の情報が抽出される。 URL情報=http://722216.mite2.com クッキー情報=なし IPアドレス=210.253.19.200 ここで、クッキー情報がないので、そのIPアドレスに
基づいて、あらかじめ作成してあるIPアドレスと使用
機器の設置場所の対応リストを参照して、そのIPアド
レスを使用している通信機器が、市外局番が「056
9」である半田市のダイアルアップ接続サービスで使用
されていることを得て、市外局番として「0569」を
得る。
【0025】次にS2では、URL情報から下記の情報
が抽出される。 市外局番=なし 電話番号=722216 文字情報=なし 次に、S3を経由してS8へ進み、電話番号を元にアド
レス変換テーブルから該当するレコードが検索される。
実施例の場合、電話番号に6桁が指定してあるので、こ
れは、市外局番が4桁の地域における市外局番を省略し
た電話番号が指定されている。すると、S8では、商店
A(堺屋さん)と商店B(酒井商店さん)のレコードが
検索されてS10に進む。引き続き、S10からS11
へ進み、商店Aのレコードの「市外局番」(「056
9」)と、商店Bのレコードの「市外局番」(「056
8」)それぞれに対して、S1で導かれた利用者Aに関
する市外局番(「0569」)との距離に関する情報が
求められる。この実施例では、各局番の地域の中心一の
緯度経度が記録されたテーブルから市外局番の緯度経度
を求め、地理的な計算によりその距離を求めることとす
ると、商店Aのレコードは「0km」、商店Bのレコー
ドについては「50km」という結果が導かれる。次に
S12では、電話番号が6桁であることから、市外局番
が異なる地域の候補も含めるように、しきい距離が60
kmと採択され、その比較により、商店Aと商店Bはと
もに候補として採択される。
【0026】次にS13では距離の順に「商店A」「商
店B」と順位が決められる。次にS14では、検索され
た候補に関する、図4に示すような選択ページを、利用
者のクライアントパソコン4に出力して動作を終了す
る。すると、利用者は、「まんじゅうの堺屋」「下駄の
酒井商店」というお店の名称などの情報を確認した後
に、「まんじゅうの堺屋」をクリックして、http://ww
w.isp1.co.jp/A/index.html で示されるホームページ
を閲覧することができる。ここで、距離が「0」の候補
は自動的に採択されるような仕様のシステムであれば、
S14では「商店A」が自動的に採択され、まんじゅう
紹介のホームページであるところの、http://www.isp1.
co.jp/A/index.html で示されるホームページが、クラ
イアントパソコン4の画面に表示されることになる。
【0027】このように、複数の商店が、同一のアドレ
スで利用者にホームページを告知していても、利用者の
生活している地域と、商店の存在している地域との距離
を考慮して、アドレス変換動作が行われるので、利用者
は身近なお店のホームページを電話番号を利用してアク
セスする際に、市外局番まで指定した10桁の電話番号
を入れる必要がなく、6桁、ないしは場合によっては4
桁の覚え易い番号でアクセスできるという利点がある。
【0028】なお、上記の例で、利用者が、http://221
6.mite2.com と指定した場合は、S12では、しきい距
離が0kmと採択され、異なる市外局番の候補は除外さ
れるように動作し、図示はしないが、アドレス変換テー
ブルに存在する同一の市外局番において下4桁が2216で
あるレコードが複数選択されることになる。こうするこ
とにより、知多地域(0569エリア)を生活圏にする
利用者は、身近に感じている商店のホームページを閲覧
する際に気軽に4桁の電話番号のみを指定したとして
も、アドレス名古屋(052エリア)に複数存在する下
4桁を同じくする商店が候補として上がらなくなるので
選択し易いという利点がある。従って、より少ない桁数
で気楽に指定できるようになり、1対1の厳密な対応関
係が必要であるが為に10桁の電話番号の指定が必要で
あった従来のアドレス変換方式にくらべ、はるかに使い
勝手がよくなるという効果がある。今回の実施例では、
入力するURLに指定される数値の桁数に応じて、利用
者と候補との間の距離に関するしきい距離を変化させ、
市外局番単位で除外するような方式を採用したが、電話
番号の前半の番号(72-2216 であれば、72 にあたる番
号)まで属性情報として利用者のパソコンのクッキーに
設定しておき、同様な原理を適用してもよい。
【0029】次に、名古屋市に住む利用者Bが、かつて
行楽で行ったことのある知多半島のまんじゅう屋のお店
の名前を記憶していて、http://sakai.mite2.com にア
クセスした際の説明を行う。まず、S1では下記の情報
が抽出される。 URL情報=http://sakai.mite2.com クッキー情報=052 IPアドレス=210.253.19.200 ここで、クッキー情報には、かつてこのアドレス変換サ
ービスを利用した際に設定された、利用者Bの住む名古
屋地域の市外局番が記録されているものとする。次にS
2では、URL情報から下記の情報が抽出される。 市外局番=なし 電話番号=なし 文字情報=sakai
【0030】次に、S3を経由してS9へ進み、文字情
報を元にアドレス変換テーブルから該当するレコードが
検索される。すると、商店A(堺屋さん)と商店B(酒
井商店さん)と商店C(焼き鳥屋さかい)のレコードが
検索されてS10に進む。引き続き、S10からS11
へ進み、商店Aのレコードの「市外局番」(「056
9」)と、商店Bのレコードの「市外局番」(「056
8」)と商店Cのレコードの「市外局番」(「03」)
それぞれに対して、S1で導かれた利用者Bに関する市
外局番(「052」)との距離に関する情報が求めら
れ、結果、商店Aのレコードは「40km」、商店Bの
レコードについては「20km」、商店Cのレコードに
ついては「350km」という結果が導かれる。次にS
12では、電話番号によるURLとして定められたしき
い距離(=60km)との比較により、商店Aと商店B
はともに候補として採択される一方、商店Cは「広域フ
ラグ」が設定されているので候補に残る。しかし、もし
も大阪の「堺市役所」のホームページが同様に「http:/
/sakai.mite2.com」であって、「広域フラグ」が設定し
てなければ、しきい距離より大きくなるので、除外され
る。
【0031】次にS13では距離の順に「商店B」「商
店A」と順位が決められる一方、商店Cは「広域フラ
グ」が設定されているので、距離が0の候補の次に設定
されるので、結局先頭に位置される。次にS14では、
検索された候補に関する、図5に示すような選択ページ
を、利用者のクライアントパソコン4に出力して動作を
終了する。すると、利用者は、「焼き鳥屋さかい」と
「下駄の酒井商店」と「まんじゅうの堺屋」というお店
の名称などの情報を確認すると、順位は低いものの「ま
んじゅうの堺屋」が自分の目当てのお店であると判断で
きるので、その名称をクリックして、http://www.isp1.
co.jp/A/index.html で示されるホームページを閲覧す
ることができる。
【0032】このように、アドレス変換テーブルの中
に、利用者が使用する可能性のある同じアドレスに対し
て複数のホームページが存在していても、利用者と選択
候補との遠近に関する情報を導きそれに基づいて選択方
法を最適化して、自動的に1つの候補を採択したり、利
用者に候補を選択させる画面を提示させたりできるの
で、複数の者が、短くて覚えやすい自分の好みのURL
を利用できるようになり、インターネットのアドレスの
よりいっそうの活用が図れるという優れた効果がある。
【0033】この実施例では、電話番号によってアドレ
ス変換データベースから抽出したレコードが複数の場
合、地理的な距離の判断で近い方を選んでいたが、例え
ば知多半島のような半島に位置する半田市の場合、同じ
直線距離で30km離れた場所でも、東は伊勢湾をはさ
んだ三重県方面、北は大都市である名古屋市、西は三河
と、人の生活圏から考慮した距離感覚は異なるので、地
理的な距離だけではなく、生活感覚に基づく距離など、
他の概念に基づく遠近を示す情報を採用してもよい。
【0034】また、属性情報に複数の要素を組み合わせ
て、これらを総合的に判断するようにしてもよい。すな
わち、利用者のパソコンのクッキー情報に、「市外局
番」と「年代」との複数の属性情報を設定するようにし
て、アドレス変換テーブルの各レコードもこれに対応し
て、「市外局番」に加えて「年代」という評価情報を記
録し、これらの情報に基づく所定の演算により、利用者
とそのレコードの「遠近」を示す情報を導くようにして
もよい。こうすれば、例えば名古屋に住む少年であっ
て、少年の属性情報のうち「年代」には「若者」が設定
されている場合に、http://sakai.mite2.comというアド
レスを閲覧しようとした場合には、「市外局番」による
距離の演算では「下駄屋の酒井商店」は「まんじゅう屋
の堺屋」よりも優先される結果になるが、お店の業種が
一般向けであることから評価情報に「一般向け」と記録
されている「まんじゅう屋の堺屋」は、業種がお年寄り
向けであって評価情報に「お年寄り向け」とされている
「下駄屋の酒井商店」よりも近い要素を持つので、評価
の重み付けによっては、これが逆転される場合もあり得
る。このように、属性情報と評価情報ならびに遠近を示
す情報を導くための演算ルールを適切に選択すれば、利
用者の興味や嗜好により近い候補が優先して選択される
という効果がある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のインターネットのアドレス変換方法によれば、ア
ドレス変換テーブルの中に、利用者が閲覧しようとする
閲覧情報のアドレスに対して複数の変換後のアドレスの
候補が存在しても、変換後のアドレスの示す情報と利用
者との間の、所定の尺度に基づく遠近の程度を表す遠近
情報を導き、これを考慮して、変換後のアドレスを取得
するので、利用者と情報との遠近の尺度に応じてその取
得方法が変更可能であり、利用者の望む情報を閲覧でき
る変換後のアドレスを提供することができる。そのため
に、複数の者が、短くて覚えやすい自分の好みのURL
を利用できるようになり、インターネットのアドレスの
よりいっそうの活用が図れるという優れた効果がある。
【0036】また、本発明の請求項2に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1に記載の
インターネットのアドレス変換方法において、アドレス
変換テーブルから閲覧情報のアドレスに対応する変換後
のアドレスを取得する際には、遠近情報に基づき、近い
候補を優先して取得することを特徴とするので、同一の
アドレスの情報でも、より身近に存在する情報を優先的
に取得できるという効果がある。
【0037】また、本発明の請求項3に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1または請
求項2に記載のインターネットのアドレス変換方法にお
いて、アドレス変換テーブルから閲覧情報のアドレスに
対応する変換後のアドレスを取得する際には、遠近情報
が、所定のしきい距離よりも近い候補のみを取得するこ
とを特徴とするので、利用者にはあまり縁のない、所定
のしきい距離より遠方とされる情報を除外できるという
効果がある。
【0038】また、本発明の請求項4に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項3に記載の
インターネットのアドレス変換方法において、しきい距
離は、閲覧情報のアドレスに関する情報の指定の詳細度
に依存して変化することを特徴とするので、より身近な
情報を簡潔に指定したい時にアドレスの指定の詳細度を
低くした場合に、しきい距離をより小さくすることで、
より身近な情報を取得できるという効果がある。
【0039】また、本発明の請求項5に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請求
項4の何れかに記載のインターネットのアドレス変換方
法において、属性情報は利用者または利用者の情報提供
端末の存在する地理的な場所に関連する情報であるとと
もに、アドレス変換テーブルには、変換後のアドレスに
対応して変換後のアドレスが示す情報が関連する地理的
な場所に関連する情報が記録されているとともに、遠近
情報は、利用者または利用者の情報提供端末の存在する
地理的な場所と変換後のアドレスが示す情報が関連する
地理的な場所との間の地理的な距離に関する情報である
ことを特徴とするので、利用者と情報との遠近に関する
情報を、地理的な距離で扱うことができるという効果が
ある。
【0040】また、本発明の請求項6に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請求
項4の何れかに記載のインターネットのアドレス変換方
法において、属性情報は利用者の複数の種類の属性情報
を含むとともに、アドレス変換テーブルには、変換後の
アドレスに対応して、利用者の複数の属性情報と関連す
る評価情報が記録されているとともに、遠近情報は、利
用者の複数の種類の属性情報と変換後のアドレスが示す
情報の評価情報とから導かれる遠近を表す情報であるこ
とを特徴とするので、利用者と情報との遠近をより適切
に評価できるという効果がある。
【0041】また、本発明の請求項7に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請求
項6の何れかに記載のインターネットのアドレス変換方
法において、閲覧情報のアドレスが、アドレス変換テー
ブルから閲覧情報のアドレスに対応する変換後のアドレ
スを取得する上でユニークなアドレスであると見なされ
うる形式である場合は、遠近情報による処理を行わず、
複数取得されうるアドレスと見なされる場合は、遠近情
報による処理を行うことを特徴とするので、閲覧する情
報をユニークなアドレスで指定した場合は、遠近による
処理が行われず、直接その情報を閲覧することができて
便利であるという効果がある。
【0042】また、本発明の請求項8に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請求
項7の何れかに記載のインターネットのアドレス変換方
法において、アドレス変換テーブルから、閲覧情報のア
ドレスに対応する変換後のアドレスが唯一1つ取得され
る場合は、該取得された変換後のアドレスにもとづき、
情報閲覧端末が自動的に情報閲覧の動作を行えるような
情報をインターネットを介して利用者の情報閲覧端末に
出力することを特徴とするので、利用者は追加の操作を
必要とせずに便利であるという効果がある。
【0043】また、本発明の請求項9に記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請求
項8の何れかに記載のインターネットのアドレス変換方
法において、アドレス変換テーブルから、閲覧情報のア
ドレスに対応する変換後のアドレスが複数取得される場
合は、該取得された変換後のアドレスにもとづき、情報
閲覧端末が利用者の選択入力にもとずき情報閲覧の動作
を行えるような表示画面を表示するための情報を、イン
ターネットを介して利用者の情報閲覧端末に出力するこ
とを特徴とするので、複数の候補が存在する場合には利
用者の選択により所望の情報を閲覧することができると
いう効果がある。
【0044】また、本発明の請求項10に記載のインタ
ーネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請
求項9の何れかに記載のインターネットのアドレス変換
方法において、属性情報は利用者の居住地域または利用
者の情報提供端末の存在する場所の、電話の市外局番ま
たは郵便番号に関する情報を含むことを特徴とするの
で、属性情報を設定し易く、重複のない一意な地理的場
所を指定できるという効果がある。
【0045】また、本発明の請求項11に記載のインタ
ーネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請
求項9の何れかに記載のインターネットのアドレス変換
方法において、属性情報は利用者の情報提供端末に割り
付けられるIPアドレスに関する情報であることを特徴
とするので、利用者があらかじめ属性情報を利用者の情
報提供端末に設定していなくても、利用するダイアルア
ップ接続サービスの通信機器のIPアドレスの情報に基
づき、その利用者の地理的な位置を特定可能であるとい
う効果がある。
【0046】また、本発明の請求項12に記載のインタ
ーネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請
求項11の何れかに記載のインターネットのアドレス変
換方法において、閲覧情報のアドレスは、電話番号を含
むことを特徴とするので、覚え易い電話番号でアドレス
を記載できるという効果がある。
【0047】また、本発明の請求項13記載のインター
ネットのアドレス変換方法によれば、請求項1から請求
項12の何れかに記載のインターネットのアドレス変換
方法において、アドレス変換テーブルには、変換後のア
ドレスに対応してそのアドレスによる情報の広域性に関
する情報を含み、これを考慮して、変換後のアドレスを
取得することを特徴とするので、求める情報が広域性を
持つ情報の場合はそれを優先して取得する動作が可能で
あるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するシステムのインターネットに
おける構成を示す図である。
【図2】アドレス変換サーバー1のCGIプログラムの
動作を説明するフローチャートである。
【図3】アドレス変換サーバー1のアドレス変換テーブ
ルのデータを示す図である。
【図4】複数の候補が選択された場合の利用者のブラウ
ザに表示される画面を示す図である。
【図5】複数の候補が選択された場合の利用者のブラウ
ザに表示される画面を示す図である。
【符号の説明】
1 アドレス変換サーバー 2 第1のホームページサーバー 3 第2のホームページサーバー 4 クライアントパソコン 5 ブラウザ 5a アドレス入力ボックス 5b プロトコル入力ボタン 5c 数字入力ボタン 5d ドメイン入力ボタン 5e 表示ボタン 5f 表示エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 320 H04L 11/20 102A 9A001 H04L 12/28 11/00 310D 12/54 11/20 101A 12/58 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND23 ND34 NK10 NK14 NK31 NK46 NK54 PQ05 PQ20 PR03 UU09 5B082 EA04 FA04 FA07 5B089 GA11 GA21 GB03 HA10 JA22 KA03 KB06 KC15 KC23 KC53 KH03 5K030 HB11 HD09 JT02 KA01 KA05 KA15 LB02 5K033 CB01 CB09 EC04 9A001 BB04 CC02 DZ15 JJ25 JJ27 KZ56

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報提供サーバーと複数の情報閲
    覧端末が互いに情報通信可能に接続されるインターネッ
    トにおいて、所望の情報を閲覧したいと希望する利用者
    の情報閲覧端末からの情報閲覧要求をインターネットを
    介して入力し、その要求に含まれる閲覧情報のアドレス
    を抽出し、あらかじめ記録されたアドレス変換テーブル
    に記録された情報の中から、該抽出された閲覧情報のア
    ドレスに対応する情報の実体を提供可能な、情報提供サ
    ーバーにおける情報の実体のアドレスを示す変換後のア
    ドレス、を取得するとともに、その変換後のアドレスに
    基づき情報閲覧端末が情報閲覧の動作を行えるような情
    報をインターネットを介して利用者の情報閲覧端末に出
    力する、インターネットにおけるアドレス変換方法にお
    いて、 前記情報閲覧要求から、閲覧情報のアドレスに関する情
    報と、利用者の情報閲覧端末にあらかじめ設定された属
    性情報、を抽出するステップを含むとともに、その抽出
    された属性情報に基いて、変換後のアドレスの示す情報
    と利用者との間の、所定の尺度に基づく遠近の程度を表
    す遠近情報を導き、これを考慮して、変換後のアドレス
    を取得することを特徴とするインターネットにおけるア
    ドレス変換方法。
  2. 【請求項2】 前記アドレス変換テーブルから閲覧情報
    のアドレスに対応する変換後のアドレスを取得する際に
    は、前記遠近情報に基づき、近い候補を優先して取得す
    ることを特徴とする、請求項1記載のインターネットに
    おけるアドレス変換方法。
  3. 【請求項3】 前記アドレス変換テーブルから閲覧情報
    のアドレスに対応する変換後のアドレスを取得する際に
    は、前記遠近情報が、所定のしきい距離よりも近い候補
    のみを取得することを特徴とする、請求項1または請求
    項2に記載のインターネットにおけるアドレス変換方
    法。
  4. 【請求項4】 前記しきい距離は、閲覧情報のアドレス
    に関する情報の指定の詳細度に依存して変化することを
    特徴とする、請求項3に記載のインターネットにおける
    アドレス変換方法。
  5. 【請求項5】 前記属性情報は利用者または利用者の情
    報提供端末の存在する地理的な場所に関連する情報であ
    るとともに、前記アドレス変換テーブルには、変換後の
    アドレスに対応して変換後のアドレスが示す情報が関連
    する地理的な場所に関連する情報が記録されているとと
    もに、前記遠近情報は、利用者または利用者の情報提供
    端末の存在する地理的な場所と変換後のアドレスが示す
    情報が関連する地理的な場所との間の地理的な距離に関
    する情報であることを特徴とする、請求項1から請求項
    4の何れかに記載のインターネットにおけるアドレス変
    換方法。
  6. 【請求項6】 前記属性情報は利用者の複数の種類の属
    性情報を含むとともに、前記アドレス変換テーブルに
    は、変換後のアドレスに対応して、前記利用者の複数の
    属性情報と関連する評価情報が記録されているととも
    に、前記遠近情報は、利用者の複数の種類の属性情報と
    変換後のアドレスが示す情報の評価情報とから導かれる
    遠近を表す情報であることを特徴とする、請求項1から
    請求項4の何れかに記載のインターネットにおけるアド
    レス変換方法。
  7. 【請求項7】 前記閲覧情報のアドレスが、前記アドレ
    ス変換テーブルから閲覧情報のアドレスに対応する変換
    後のアドレスを取得する上でユニークなアドレスである
    と見なされうる形式である場合は、前記遠近情報による
    処理を行わず、複数取得されうるアドレスと見なされる
    場合は、前記遠近情報による処理を行うことを特徴とす
    る、請求項1から請求項6の何れかに記載のインターネ
    ットにおけるアドレス変換方法。
  8. 【請求項8】 前記アドレス変換テーブルから、閲覧情
    報のアドレスに対応する変換後のアドレスが唯一1つ取
    得される場合は、該取得された変換後のアドレスにもと
    づき、前記情報閲覧端末が自動的に情報閲覧の動作を行
    えるような情報をインターネットを介して利用者の情報
    閲覧端末に出力することを特徴とする、請求項1から請
    求項7の何れかに記載のインターネットにおけるアドレ
    ス変換方法。
  9. 【請求項9】 前記アドレス変換テーブルから、閲覧情
    報のアドレスに対応する変換後のアドレスが複数取得さ
    れる場合は、該取得された変換後のアドレスにもとづ
    き、前記情報閲覧端末が利用者の選択入力にもとずき情
    報閲覧の動作を行えるような表示画面を表示するための
    情報を、インターネットを介して利用者の情報閲覧端末
    に出力することを特徴とする、請求項1から請求項8の
    何れかに記載のインターネットにおけるアドレス変換方
    法。
  10. 【請求項10】 前記属性情報は利用者の居住地域また
    は利用者の情報提供端末の存在する場所の、電話の市外
    局番または郵便番号に関する情報を含むことを特徴とす
    る、請求項1から請求項9の何れかに記載のインターネ
    ットにおけるアドレス変換方法。
  11. 【請求項11】 前記属性情報は利用者の情報提供端末
    に割り付けられるIPアドレスに関する情報であること
    を特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載のイ
    ンターネットにおけるアドレス変換方法。
  12. 【請求項12】 前記閲覧情報のアドレスは、電話番号
    を含むことを特徴とする、請求項1から請求項11の何
    れかに記載のインターネットにおけるアドレス変換方
    法。
  13. 【請求項13】 前記アドレス変換テーブルには、変換
    後のアドレスに対応してそのアドレスによる情報の広域
    性に関する情報を含み、これを考慮して、変換後のアド
    レスを取得することを特徴とする請求項1から請求項1
    2の何れかに記載のインターネットにおけるアドレス変
    換方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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