JP2001244974A - 経路計算方法 - Google Patents
経路計算方法Info
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Abstract
が可能な経路を少ない計算量で計算する。 【解決手段】 コネクションレス型通信ネットワーク
は、端末装置10,11、中継装置20,21、リンク
100〜104から構成される。各リンクに経路選択の
ための数値(コスト)が付与されている場合に、通信ネ
ットワーク内の任意の端末装置から任意の端末装置へ向
かう経路を計算するとき、任意の端末装置から任意の端
末装置に至る途中の装置の評価値を、この装置迄の経路
に含まれる各リンクのコスト中の最小値とし、この評価
値が最大となるように拡張したダイクストラ(Dijk
stra)アルゴリズムを動作させて経路を計算する。
Description
型通信ネットワークにおいて任意の端末装置間の経路を
計算する経路計算方法に関し、例えば各リンクのトラフ
ィックなどに代表される、流量を最大にする必要のある
コストを最適化する経路を計算することができる経路計
算方法に関するものである。
2つの端末装置間の経路を計算して、経路を設定する必
要があるが、この場合、経路が複数存在するため、経路
上のリンクのコストを何らかの方法で評価して、最適な
経路を計算する必要がある。従来の最適な経路計算方法
としては、経路上のリンクのコストを合計して、合計値
が最小である経路あるいは最大である経路を選択する経
路計算方法がある。このような経路計算方法の代表例と
しては、経路計算時間が最も小さいダイクストラ(Di
jkstra)のアルゴリズムが使用されている。
に代表される、経路上のリンクのコストの合計値を最大
にする経路または最小にする経路を計算することによ
り、パケット通信のトラフィックをより多く収容するこ
とのできる経路を計算していることになる。しかし、パ
ケット通信のトラフィックをより多く収容するために
は、経路上のリンクのコストの合計値のみを考慮するの
ではなく、経路上の各リンクのコストの大小にも着目す
る必要がある。従来の経路計算方法によって計算された
経路では、経路上のリンクのコストの合計値が最小ある
いは最大であっても、1つのリンクのコストが極端に小
さいあるいは大きければ、該リンクがボトルネックとな
ってトラフィックが滞り、多くのトラフィックを収容す
ることができなくなるという問題がある。
ションレス型通信網における従来の経路計算方法とし
て、経路上のリンクのコストを合計して、合計値が最小
である経路あるいは最大である経路を選択する経路計算
方法があるが、当該経路計算方法では、経路上のあるリ
ンクのコストが極端に大きいあるいは極端に小さいこと
によるトラフィックのボトルネックを回避することが難
しいという問題点があった。
て、端末装置間の経路を全て計算して、各経路において
リンクのコストの最小値または最大値を計算し、この当
該値によって各経路を比較して、当該値が最大である経
路または最小である経路を選択する方法が考えられる。
しかしながら、この方法では、端末装置間の全ての経路
を計算する必要があるため、当該経路の計算量は、前述
のダイクストラの方法に比べて非常に大きくなる。端末
装置がN台存在するネットワークにおいて、任意の2つ
の端末装置間を接続する経路を経路計算時間が最も小さ
いダイクストラの方法によって計算する計算量はO(N
logN)である。一方、当該ネットワークにおいて、
任意の2つの端末装置間を接続する経路は、NのN−2
乗通り存在しうる。この数の経路のコストを比較する必
要があるため、ダイクストラの方法に比べて計算量が大
きくなるという問題点がある。
のボトルネックを回避することが可能な経路計算方法を
提供することにある。また、本発明の第二の目的は、前
記トラフィックのボトルネックを回避することが可能な
経路を比較的小さい計算量で計算できる経路計算方法を
提供することにある。
は、端末装置と、中継装置と、これらの装置を相互に接
続する複数のリンクとから構成されるコネクションレス
型通信ネットワークにおいて、各リンクに経路選択のた
めのパラメータ(コスト)が付与されている場合に、通
信ネットワーク内の任意の端末装置から任意の端末装置
へ向かう経路を計算するとき、これら端末装置間を接続
する複数の経路のうち、1経路に含まれる各リンクの最
小コストが最大となる経路を計算するようにしたもので
ある。また、本発明の経路計算方法は、各リンクに経路
選択のためのパラメータ(コスト)が付与されている場
合に、通信ネットワーク内の任意の端末装置から任意の
端末装置へ向かう経路を計算するとき、これら端末装置
間を接続する複数の経路のうち、1経路に含まれる各リ
ンクの最大コストが最小となる経路を計算するようにし
たものである。このように、本発明の経路計算方法は、
ダイクストラ(Dijkstra)の経路計算アルゴリ
ズムを拡張し、経路計算アルゴリズムとしては計算量が
最も小さいダイクストラの計算アルゴリズムと同等の計
算量で、経路上のリンクの最小コストが最大となる経
路、または経路上のリンクの最大コストが最小となる経
路を計算することを最も主要な特徴とする。従来のダイ
クストラの方法では、経路の計算中において、中継装置
に対し、端末装置から核中継装置に至る経路の合計コス
トを評価値として付与していたが、本発明の経路計算方
法は、経路計算中における、各中継装置の評価値を、そ
こまでの経路に含まれるリンクの最小コストまたは最大
コストとして、評価値が最大または最小となるように拡
張したダイクストラアルゴリズムを動作させる。
して、通信ネットワーク内の任意の端末装置から任意の
端末装置に至る途中の装置の評価値を、この装置迄の経
路に含まれる各リンクのコスト中の最小値とし、この評
価値が最大となるように拡張したダイクストラ(Dij
kstra)アルゴリズムを動作させて経路を計算する
ようにしたものである。また、本発明の経路計算方法の
1構成例として、通信ネットワーク内の任意の端末装置
から任意の端末装置に至る途中の装置の評価値を、この
装置迄の経路に含まれる各リンクのコスト中の最大値と
し、この評価値が最小となるように拡張したダイクスト
ラ(Dijkstra)アルゴリズムを動作させて経路
を計算するようにしたものである。
ゴリズム表記により説明し、このアルゴリズムに基づく
計算例を図面により説明し、アルゴリズムの証明を図面
により説明する。はじめに、本発明の実施の形態をアル
ゴリズム表記により説明する。本実施の形態では、端末
装置間を接続する複数の経路のうち、1経路に含まれる
各リンクの最大コストが最小となる経路を計算する方法
を説明する。1経路に含まれる各リンクの最小コストが
最大となる経路も、本実施の形態に準じて計算すること
ができる。
コストが最小となる経路を計算する方法のアルゴリズム
表記を示す。下記のアルゴリズムにおいて、装置とは端
末装置ないしは中継装置を意味するものとする。まず、
アルゴリズムで用いるパラメータの定義を示す。
の経路に含まれる各リンクの最大コストが最小となる経
路が既に求まっている装置によって構成される集合。 V:全装置により構成される集合。 C(v):経路計算の出発点となる端末装置v1から装
置vまでの経路に含まれる各リンクのコスト中の最大
値。 w(v1,v2):リンク(v1,v2)、すなわち装
置v1と装置v2との間のリンクのコスト。
n」はアルゴリズムの先頭を示し、3番目の「end」
はアルゴリズムの終了を示す。「U:=φ;」は集合U
を空集合φに初期化することを意味し、「V:=全装
置;」は集合Vを全装置に初期化することを意味し、
「C(v1):=0;」は経路計算の出発点となる端末
装置v1から装置v1までの経路に含まれる各リンクの
コストの最大値C(v1)を0に初期化することを意味
し、「C(v):=∞;」は端末装置v1からv1以外
の装置vまでの経路に含まれる各リンクのコストの最大
値C(v)を無限大に初期化することを意味する。
2番目の「end」までのwhileループはU=Vが
成立するまでループ内の処理を繰り返すことを意味し、
whileループ内の「begin」はループ内処理の
先頭を示し、1番目の「end」はループ内処理の最後
尾を示す。「V−U」は集合Vの装置のうち集合Uに含
まれない装置の集合を意味する。「U:=U∪
{v};」はwhileループ内の処理で選択された装
置vを集合Uに含めることを意味する。
(u),max{C(v),w(u,v)}};」は、
端末装置v1から前記選択された装置vまでの経路に含
まれる各リンクのコストの最大値C(v)と、装置u,
v間のリンクのコストw(u,v)とを比較して、何れ
か大きい方をmax{C(v),w(u,v)}の結果
として採用し、さらにこの結果と端末装置v1から装置
uまでの経路に含まれる各リンクのコストの最大値C
(u)とを比較して、何れか小さい方をmin{C
(u),max{C(v),w(u,v)}}の結果と
して採用して、この結果をコストC(u)の新たな値と
することを意味している。
を図面により説明する。図1に、本発明の実施の形態に
おけるネットワーク構成を示す。ここで、10,11は
リンクおよび中継装置を介してパケットを送受信する端
末装置、20,21はリンクを介して端末装置と接続
し、パケットの転送を行う中継装置、100,101,
102,103,104はリンク(物理的あるいは論理
的伝送路)を示す。
出されたパケットは、途中の中継装置およびリンクを経
由して転送される。表1に、図1のネットワーク構成に
おけるリンクのコストを示す。
おける、端末装置10から端末装置11への全経路のリ
ストおよび該経路上のリンクのコストの最大値を示す。
リズムの計算途中における各パラメータの数値内容を示
している。
装置10から端末装置11へのリンクのコストの最大値
が最小である経路を計算する例を示す。表2によれば、
本実施形態では、端末装置10→リンク101→中継装
置21→リンク102→中継装置20→リンク103→
端末装置11という経路が、全経路のうちでリンクのコ
ストの最大値が最も小さい。したがって、このような経
路が計算されればよい。
パラメータは初期化され、表3の値をとる。すなわち、
集合Uは空集合φに初期化され、集合Vは全装置、すな
わち装置10,11,20,21を含むよう初期化さ
れ、経路計算の出発点となる端末装置10から装置10
までの経路上のコストの最大値C(10)は0に初期化
され、端末装置10から装置11,20,21までの経
路上のコストの最大値C(11),C(20),C(2
1)はそれぞれ無限大に初期化される。
では、集合Uが空集合なので、集合V−Uは集合Vと等
しい。集合V−Uに含まれる装置のうち、端末装置10
の持つコストC(10)が最小であるため、端末装置1
0が集合Uに含まれる。この時点で、1経路に含まれる
各リンクの最大コストが最小となる経路は、端末装置1
0から端末装置10に至る経路であり、リンクが含まれ
ていないので、実質的にはまだ求まっていない。
ち、端末装置10に隣接している中継装置20のコスト
C(20)は、min{C(20),max{C(1
0),w(20,10)}}を計算する時点で、C(2
0)=∞、C(10)=0、w(20,10)=5なの
で、5に更新される。
ち、端末装置10に隣接している中継装置21のコスト
C(21)は、min{C(21),max{C(1
0),w(21,10)}}を計算する時点で、C(2
1)=∞、w(21,10)=3なので、3に更新され
る。こうして、この状態における、アルゴリズムの各パ
ラメータおよび求める経路は表4の値をとる。
行では、集合Uが端末装置10を含んでいるので、集合
V−Uは装置11,20,21となる。集合V−Uに含
まれる装置のうち、中継装置21の持つコストC(2
1)が最小であるため、中継装置21が集合Uに含まれ
る。この時点で、1経路に含まれる各リンクの最大コス
トが最小となる経路は、端末装置10から中継装置21
に至る経路であるので、この経路を記憶しておく。
置21に隣接している端末装置11のコストC(11)
は、min{C(11),max{C(21),w(1
1,21)}}を計算する時点で、C(11)=∞、C
(21)=3、w(11,21)=4なので、4に更新
される。
ち、中継装置21に隣接している中継装置20のコスト
C(20)は、min{C(20),max{C(2
1),w(20,21)}}を計算する時点で、C(2
0)=5、C(21)=3、w(20,21)=3なの
で、3に更新される。こうして、この状態における、ア
ルゴリズムの各パラメータおよび求める経路は表5の値
をとる。
行では、集合Uが装置10,21を含んでいるので、集
合V−Uは装置11,20となる。集合V−Uに含まれ
る装置のうち、中継装置20の持つコストC(20)が
最小であるため、中継装置20が集合Uに含まれる。こ
の時点で、1経路に含まれる各リンクの最大コストが最
小となる経路として、中継装置21から中継装置20に
至る経路も求まるので、この経路を既に計算された経路
に加えて記憶しておく。
置20に隣接している端末装置11のコストC(11)
は、min{C(11),max{C(20),w(1
1,20)}}を計算する時点で、C(11)=4、C
(20)=3、w(11,20)=1なので、3に更新
される。こうして、この状態における、アルゴリズムの
各パラメータおよび求める経路は表6の値をとる。
行では、集合Uが装置10,20,21を含んでいるの
で、集合V−Uは装置11となる。集合V−Uに含まれ
る装置のうち、端末装置11の持つコストC(11)が
最小であるため、端末装置11が集合Uに含まれる。こ
の時点で、1経路に含まれる各リンクの最大コストが最
小となる経路として、中継装置20から端末装置11に
至る経路も求まるので、この経路を既に計算された経路
に加えて記憶しておく。
1に至る、各リンクの最大コストが最小となる経路が求
まる。この状態における、アルゴリズムの各パラメータ
および求める経路は表7の値をとる。
説明する。アルゴリズムを証明するために以下のような
定理を設け、当該定理の証明を行う。 <定理>本発明における経路計算アルゴリズムのwhi
leループをi回実行した直後に、装置vのコストがC
(v)であったとする。このとき次の定理が成立する。 定理a:v∈Uならば、C(v)は、装置v1から装置
vに至る複数の経路のうち、各リンクの最大コストが最
も小さい経路における前記最大コストである。 定理b:v∈V−Uならば、C(v)は装置v1から集
合U中の装置だけを通って装置vに至る複数の経路のう
ち、各リンクの最大コストが最も小さい経路における前
記最大コストである。
すなわち集合Uに含まれるのは装置v1であり、明らか
に定理a、定理bは成立する。i回目のwhileルー
プの実行直後に、定理a、定理bが成立すると仮定す
る。
v∈V−U、かつコストC(v)が最小の装置vを選
ぶ。このとき、定理bより、C(v)は、装置v1から
装置vに至る複数の経路のうち、各リンクの最大コスト
が最も小さい経路Qにおける最大コストである。ここ
で、Qは装置v1から装置vに至る全ての経路の中で、
リンクの最大コストが一番小さい経路である。
と、装置v1から装置vに至る経路の中に、リンクの最
大コストがより小さい経路Rが存在するはずである。す
なわち、経路Rに含まれるリンクの最大コストをC
(v){R}、経路Qに含まれるリンクの最大コストを
C(v){Q}とすると、次式が成立するはずである。 C(v){R}<C(v){Q} ・・・(1)
装置v以外の装置を1つ以上経由する。このような最初
の装置をxとする。このとき、経路R上の装置v1から
装置xに至る部分経路をR1とし、同経路R上の装置x
から装置vに至る部分経路をR2とすると、経路Rに含
まれるリンクの最大コストC(v){R}は、max
(C(x){R1},C(v){R2})となる。ma
x(C(x){R1},C(v){R2})は、部分経
路R1に含まれるリンクの最大コストC(x){R1}
と、部分経路R2に含まれるリンクの最大コストC
(v){R2}とを比較して、何れか大きい方を採用す
ることを意味する。
(v)が最小の装置であるので、C(x){R1}≧C
(v){Q}が成立する。よって、次式が成立する。 C(v){R}≧C(v){Q} ・・・(2) 式(2)は式(1)と矛盾する。したがって、経路Qは
装置v1から装置vに至る全ての経路の中で、リンクの
最大コストが一番小さい経路である。このような状況を
図2に示す。以上で、定理aの証明がなされたことにな
る。
行した直後に、装置vについて定理aは成立している。
ここで、U’=U∪{v}、すなわち集合Uの中に装置
vを含む集合U’を定義し、集合V−U’に含まれる装
置yを定義すると、集合U’中の装置だけを通って装置
v1から装置yに至る経路には、装置vを通る経路Sと
装置vを通らない経路Tがある。
定理a、定理bが成立すると仮定したので、経路Tに含
まれるリンクの最大コストC(y){T}は、装置v1
から集合U中の装置だけを通って装置vに至る複数の経
路のうち、最大コストが最も小さい経路における最大コ
ストである。
(y)=max(C(y){T},C(y){S})が
成立し、かつC(y){S}=max(C(v),w
(v,y))が成立して、いずれも最大コストをC
(y)としているので、定理bも成立する。このような
状況を図3に示す。以上で、定理bの証明がなされたこ
とになる。
る各リンクの最大コストが最小となる経路を計算する経
路計算方法のアルゴリズムについて説明したが、1経路
に含まれる各リンクの最小コストが最大となる経路を計
算する場合には、前記アルゴリズムの「C(u):=m
in{C(u),max{C(v),w(u,
v)}};」の代わりに、「C(u):=max{C
(u),min{C(v),w(u,v)}};」を使
用すればよい。
経路に含まれる各リンクのコストの最大値C(v)と、
装置u,v間のリンクのコストw(u,v)とを比較し
て、何れか小さい方をmin{C(v),w(u,
v)}の結果として採用し、さらにこの結果と端末装置
v1から装置uまでの経路に含まれる各リンクのコスト
の最大値C(u)とを比較して、何れか大きい方をma
x{C(u),min{C(v),w(u,v)}}の
結果として採用して、この結果をコストC(u)の新た
な値とすればよい。なお、このアルゴリズムの証明は前
述と同様にできる。
経路計算方法は、経路上のリンクの最大コストが最小と
なる経路、若しくは経路上のリンクの最小コストが最大
となる経路を、ダイクストラと同等の計算量という、少
ない計算量で計算することができるため、大規模かつ頻
繁な経路計算に適用可能である。
となる経路の計算は、例えば各リンクのコストが料金を
表していて、この料金を最低金額にすることが可能な経
路を選択するために行われる。また、経路上のリンクの
最小コストが最大となる経路の計算は、例えば各リンク
のコストが帯域を表していて、通信パケットのトラフィ
ックをより多く収容することが可能な経路を選択するた
めに行われる。
信ネットワークにおいて、任意の端末装置間を接続する
複数の経路のうち、経路上のリンクの最小コストが最大
となる経路をダイクストラのアルゴリズムと同等の少な
い計算量で計算できるので、トラフィックのボトルネッ
クを回避することが可能な経路を計算することができ
る。また、各リンクのトラフィックなどに代表される、
流量を最大にする必要のあるコストを最適化する経路を
短時間で計算することが可能である。
型通信ネットワークにおいて、任意の端末装置間を接続
する複数の経路のうち、経路上のリンクの最大コストが
最小となる経路をダイクストラのアルゴリズムと同等の
少ない計算量で計算できるので、各リンクの料金などに
代表される、最小にする必要のあるコストを最適化する
経路を短時間で計算することが可能である。
成を示すブロック図である。
示す図である。
示す図である。
0、101、102、103、104…リンク。
Claims (4)
- 【請求項1】 端末装置と、中継装置と、これらの装置
を相互に接続する複数のリンクとから構成されるコネク
ションレス型通信ネットワークにおいて、 各リンクに経路選択のためのパラメータ(コスト)が付
与されている場合に、前記通信ネットワーク内の任意の
端末装置から任意の端末装置へ向かう経路を計算すると
き、これら端末装置間を接続する複数の経路のうち、1
経路に含まれる各リンクの最小コストが最大となる経路
を計算することを特徴とする経路計算方法。 - 【請求項2】 端末装置と、中継装置と、これらの装置
を相互に接続する複数のリンクとから構成されるコネク
ションレス型通信ネットワークにおいて、 各リンクに経路選択のためのパラメータ(コスト)が付
与されている場合に、前記通信ネットワーク内の任意の
端末装置から任意の端末装置へ向かう経路を計算すると
き、これら端末装置間を接続する複数の経路のうち、1
経路に含まれる各リンクの最大コストが最小となる経路
を計算することを特徴とする経路計算方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の経路計算方法において、 前記通信ネットワーク内の任意の端末装置から任意の端
末装置に至る途中の装置の評価値を、この装置迄の経路
に含まれる各リンクのコスト中の最小値とし、この評価
値が最大となるように拡張したダイクストラ(Dijk
stra)アルゴリズムを動作させて経路を計算するこ
とを特徴とする経路計算方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の経路計算方法において、 前記通信ネットワーク内の任意の端末装置から任意の端
末装置に至る途中の装置の評価値を、この装置迄の経路
に含まれる各リンクのコスト中の最大値とし、この評価
値が最小となるように拡張したダイクストラ(Dijk
stra)アルゴリズムを動作させて経路を計算するこ
とを特徴とする経路計算方法。
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