JP2001244922A - サンプリング間隔数列の出力装置、受信装置、サンプリング間隔数列の出力方法、受信方法、および、情報記録媒体 - Google Patents

サンプリング間隔数列の出力装置、受信装置、サンプリング間隔数列の出力方法、受信方法、および、情報記録媒体

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JP2001244922A
JP2001244922A JP2000053669A JP2000053669A JP2001244922A JP 2001244922 A JP2001244922 A JP 2001244922A JP 2000053669 A JP2000053669 A JP 2000053669A JP 2000053669 A JP2000053669 A JP 2000053669A JP 2001244922 A JP2001244922 A JP 2001244922A
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博司 原田
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亮 澤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンボルレートSの非整数倍のクロックレー
トCでシンボル長Zの伝送信号を受信する際に好適なサン
プリング間隔数列の出力装置等を提供する。 【解決手段】 A計算部102は、整数A = round(C/S)
を計算し、B計算部103は、C/S - floor(C/S) < 1/2
の場合、整数B = round(C/S)+1を計算し、そうでない場
合、整数B = round(C/S)-1を計算し、T計算部104
は、T = C/S - round(C/S)を計算し、N計算部105
は、1/abs(T)より小さい最大の整数Nを計算し、M計算部
106は、整数M = N-1を計算し、生成部107は、Aお
よびBからなる長さZの数列であって、当該数列の中に現
れるBの隣りはいずれもAであり、当該数列の中にAが連
続して現れる個数はN個以下であり、当該数列の中にAが
BとBとに挟まれて現れる個数はM個以上である数列を1
列以上生成し、数列出力部108は、生成部により生成
された数列をサンプリング間隔数列として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンプリング間隔
数列の出力装置、受信装置、サンプリング間隔数列の出
力方法、受信方法、および、情報記録媒体に関する。
【0002】特に、シンボルレートの非整数倍のクロッ
クレートで伝送信号を受信する際に好適なサンプリング
間隔数列の出力装置、受信装置、サンプリング間隔数列
の出力方法、受信方法、および、これらにより出力され
るサンプリング間隔数列、もしくは、これらを実現する
プログラムを記録した情報記録媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、DSP(Digital Signal Process
or)やFPGA(Field ProgrammableGate Array)など
のディジタル信号処理ハードウェアにソフトウェアを実
行させて、一つの機械でさまざまな種類の無線通信シス
テムの機能を実現するソフトウェアラジオの技術が注目
されてきており、研究が進められている。
【0004】このようなソフトウェアラジオでは、DS
Pなどにより構成される1つのハードウェアに、状況に
応じて異なるソフトウェアを導入する。これにより、ユ
ーザは、同じハードウェアを、ある場合はディジタル携
帯電話(Personal Digital Cellular;PDC)とし
て、ある場合はPHS(Personal Handyphone System)
としてなどのように、さまざまな端末として利用するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなソフトウェアラジオでは、DSPやFPGAの基本
動作クロックが、必ずしも、通信システムで用いられる
シンボルレートと一致しない。また、基本動作クロック
がシンボルレートと一致しなくとも、その整数倍であれ
ば、信号の同期をとることは比較的容易であるが、整数
倍でないことがほとんどである。
【0006】このような場合に、レート変換器を設ける
ことにより同期ずれを防止する技術も R. Sawai et al.
「Proceedings of IEEE VTC '99 fall」(pp. 2128-213
2, Sep. 1999) などに開示されている。しかしながら、
新しいシンボルレートの通信システムに対応したい場合
は、新たなレート変換器というハードウェアを用意しな
ければならない。
【0007】したがって、このようにシンボルレートの
整数倍でないクロックレートで伝送信号を受信する場合
に、同期ずれをできるだけ防止する簡易な技術が強く望
まれている。
【0008】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたもので、シンボルレートの非整数倍のクロ
ックレートで伝送信号を受信する際に好適なサンプリン
グ間隔数列の出力装置、受信装置、サンプリング間隔数
列の出力方法、受信方法、および、これらにより出力さ
れるサンプリング間隔数列、もしくは、これらを実現す
るプログラムを記録した情報記録媒体を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0010】本発明の第1の観点に係る出力装置は、シ
ンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号をクロックレー
トC (C>S)にて受信する際のサンプリング間隔数列を
出力し、A計算部と、B計算部と、T計算部と、N計算部
と、M計算部と、生成部と、数列出力部と、を備えるよ
うに構成する。
【0011】ここで、A計算部は、整数A = round(C/S)
を計算して求める。
【0012】一方、B計算部は、C/S - floor(C/S) < 1
/2の場合、整数B = round(C/S)+1を計算して求め、そう
でない場合、整数B = round(C/S)-1を計算して求める。
【0013】さらに、T計算部は、T = C/S - round(C/
S)を計算して求める。
【0014】そして、N計算部は、1/abs(T)より小さい
最大の整数Nを計算して求める。
【0015】一方、M計算部は、整数M = N-1を計算して
求める。
【0016】さらに、生成部は、整数Aおよび整数Bから
なる長さZの数列であって、(a)当該数列の中に現れ
る整数Bの隣りはいずれもAであり、(b)当該数列の中
に整数Aが連続して現れる個数はN個以下であり、(c)
当該数列の中に整数Aが整数Bと整数Bとに挟まれて現れ
る個数はM個以上である数列を1列以上生成する。
【0017】そして、数列出力部は、生成部により生成
された数列をサンプリング間隔数列として出力する。
【0018】ただし、round(・)は小数点以下を四捨五
入する関数であり、floor(・)は小数点以下を切り捨て
る関数であり、abs(・)は絶対値を求める関数である
(以下同様)。
【0019】上記条件(a)、(b)および(c)を満
たす数列は、シンボルレートの伝送信号を非整数倍のク
ロックレートでサンプリングする際に適したものである
ことが、発明者らによって理論的に明らかにされてい
る。したがって、本発明の出力装置により、シンボルレ
ートの伝送信号を非整数倍のクロックレートでサンプリ
ングするのに好適なサンプリング間隔数列を出力するこ
とができる。
【0020】また、本発明の出力装置の生成部は、数列
生成部と、抽出部と、を備えるように構成することがで
きる。
【0021】ここで、数列生成部は、整数Aおよび整数B
からなる長さZの数列を生成する。
【0022】一方、抽出部は、数列生成部により生成さ
れた数列から、条件(a)、(b)および(c)を満た
す数列を抽出して、これを生成の結果とする。
【0023】また、本発明の出力装置の生成部は、前段
生成部と、A追加生成部と、B追加生成部と、を備えるよ
うに構成することができる。
【0024】ここで、前段生成部は、整数Aおよび整数B
からなる長さZ-1の数列であって、条件(a)、(b)
および(c)を満たす数列を1列以上生成する。
【0025】一方、A追加生成部は、前段生成部により
生成された長さZ-1の数列の末尾に整数Aを追加した数列
が、条件(a)、(b)および(c)を満たす場合、当
該整数Aを追加した数列を生成の結果の一つとする。
【0026】さらに、B追加生成部は、前段生成部によ
り生成された長さZ-1の数列の末尾に整数Bを追加した数
列が、条件(a)、(b)および(c)を満たす場合、
当該整数Bを追加した数列を生成の結果の一つとする。
【0027】本発明の第2の観点に係る受信装置は、シ
ンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号をクロックレー
トCにて受信し、信号受信部と、サンプリング部と、信
号出力部と、を備えるように構成する。
【0028】ここで、信号受信部は、伝送信号を受信す
る。
【0029】一方、サンプリング部は、信号受信部によ
り受信された伝送信号を、上記出力装置により出力され
たサンプリング間隔数列のいずれかによって指定される
クロック間隔で、サンプリングする。
【0030】さらに、信号出力部は、サンプリング部に
よりサンプリングされた結果の信号を出力する。
【0031】また、本発明の受信装置のサンプリング部
は、サンプリング間隔数列のそれぞれによって指定され
るクロック間隔でサンプリングした結果から、最も電力
が高いものをサンプリングの結果とするように構成する
ことができる。
【0032】また、本発明の受信装置のサンプリング部
は、サンプリング間隔数列のいずれかによって指定され
るクロック間隔でサンプリング開始時刻を変化させなが
らサンプリングした結果から、最も電力が高いものをサ
ンプリングの結果とするように構成することができる。
【0033】本発明の第3の観点に係る出力方法は、シ
ンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号をクロックレー
トC (C>S)にて受信する際のサンプリング間隔数列を
出力し、A計算工程と、B計算工程と、T計算工程と、N計
算工程と、M計算工程と、生成工程と、数列出力工程
と、を備えるように構成する。
【0034】ここで、A計算工程では、整数A = round(C
/S)を計算して求める。
【0035】一方、B計算工程では、C/S - floor(C/S)
< 1/2の場合、整数B = round(C/S)+1を計算して求め、
そうでない場合、整数B = round(C/S)-1を計算して求め
る。
【0036】さらに、T計算工程では、T = C/S - round
(C/S)を計算して求める。
【0037】そして、N計算工程では、1/abs(T)より小
さい最大の整数Nを計算して求める。
【0038】一方、M計算工程では、整数M = N-1を計算
して求める。
【0039】さらに、生成工程では、整数Aおよび整数B
からなる長さZの数列であって、上記条件(a)、
(b)および(c)を満たす数列を1列以上生成する。
【0040】そして、数列出力工程では、生成された数
列をサンプリング間隔数列として出力する。
【0041】また、本発明の出力方法の生成工程は、数
列生成工程と、抽出工程と、を備えるように構成するこ
とができる。
【0042】ここで、数列生成工程では、整数Aおよび
整数Bからなる長さZの数列を生成する。
【0043】一方、抽出工程では、数列生成工程にて生
成された数列から、条件(a)、(b)および(c)を
満たす数列を抽出して、これを生成の結果とする。
【0044】また、本発明の出力方法の生成工程は、前
段生成工程と、A追加生成工程と、B追加生成工程と、を
備えるように構成することができる。
【0045】ここで、前段生成工程では、整数Aおよび
整数Bからなる長さZ-1の数列であって、条件(a)、
(b)および(c)を満たす数列を1列以上生成する。
【0046】一方、A追加生成工程では、前段生成工程
にて生成された長さZ-1の数列の末尾に整数Aを追加した
数列が、条件(a)、(b)および(c)を満たす場
合、当該整数Aを追加した数列を生成の結果の一つとす
る。
【0047】さらに、B追加生成工程では、前段生成工
程にて生成された長さZ-1の数列の末尾に整数Bを追加し
た数列が、条件(a)、(b)および(c)を満たす場
合、当該整数Bを追加した数列を生成の結果の一つとす
る。
【0048】本発明の第4の観点に係る受信方法は、シ
ンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号をクロックレー
トCにて受信し、信号受信工程と、サンプリング工程
と、信号出力工程と、を備えるように構成する。
【0049】ここで、信号受信工程では、伝送信号を受
信する。
【0050】一方、サンプリング工程では、信号受信工
程にて受信された伝送信号を、上記出力方法により出力
されたサンプリング間隔数列のいずれかによって指定さ
れるクロック間隔で、サンプリングする。
【0051】さらに、信号出力工程では、サンプリング
工程にてサンプリングされた結果の信号を出力する。
【0052】また、本発明の受信方法のサンプリング工
程は、サンプリング間隔数列のそれぞれによって指定さ
れるクロック間隔でサンプリングした結果から、最も電
力が高いものをサンプリングの結果とするように構成す
ることができる。
【0053】また、本発明の受信方法のサンプリング工
程は、サンプリング間隔数列のいずれかによって指定さ
れるクロック間隔でサンプリング開始時刻を変化させな
がらサンプリングした結果から、最も電力が高いものを
サンプリングの結果とするように構成することができ
る。
【0054】本発明の第5の観点に係る情報記録媒体
は、シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号をクロッ
クレートC (C>S)にて受信する際のサンプリング間隔
数列を記録する。ここで、当該サンプリング間隔数列
は、整数A = round(C/S)と、C/S- floor(C/S) < 1/2の
場合、B = round(C/S)+1と、そうでない場合、整数B =
round(C/S)-1と、定義される整数Bと、実数T = C/S - r
ound(C/S)と、1/abs(T)より小さい最大の整数Nと、整数
M = N-1と、により定義され、整数Aおよび整数Bからな
る長さZの数列であって、上記条件(a)、(b)およ
び(c)を満たす数列である。
【0055】本発明の出力装置、受信装置、出力方法、
および、受信方法を実現するプログラムや、本発明で用
いられ、あるいは、本発明により出力されるサンプリン
グ間隔数列を、コンパクトディスク、フロッピーディス
ク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデ
オディスク、磁気テープ、半導体メモリなどの情報記録
媒体に記録することができる。
【0056】記憶装置、計算装置、出力装置などを備え
る情報処理装置(汎用コンピュータ、ゲーム装置、携帯
情報端末、移動体電話、DSP、FPGAなど)で、本
発明の情報記録媒体に記録されたプログラムを、実行す
ることにより、上記の出力装置、受信装置、出力方法、
および、受信方法を実現することができる。
【0057】また、本発明の情報記録媒体に記録された
サンプリング間隔数列の情報を利用することにより、上
記の受信装置、および、受信方法を実現することができ
る。
【0058】また、情報処理装置とは独立して、本発明
のサンプリング間隔数列やプログラムを記録した情報記
録媒体を配布、販売することができる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本願発明の範囲を制限するものではない。し
たがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要
素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用するこ
とが可能であるが、これらの実施形態も本願発明の範囲
に含まれる。
【0060】(サンプリング間隔数列の出力装置の概要
構成)図1は、本発明のサンプリング間隔数列の出力装
置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照し
て説明する。
【0061】サンプリング間隔数列の出力装置101
は、シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号をクロッ
クレートC (C>S)にて受信する際のサンプリング間隔
数列を出力し、A計算部102と、B計算部103と、T
計算部104と、N計算部105と、M計算部106と、
生成部107と、数列出力部108と、を備える。
【0062】ここで、A計算部102は、整数A = round
(C/S)を計算して求める。
【0063】一方、B計算部103は、C/S - floor(C/
S) < 1/2の場合、整数B = round(C/S)+1を計算して求
め、そうでない場合、整数B = round(C/S)-1を計算して
求める。
【0064】さらに、T計算部104は、T = C/S - rou
nd(C/S)を計算して求める。
【0065】そして、N計算部105は、1/abs(T)より
小さい最大の整数Nを計算して求める。
【0066】一方、M計算部106は、整数M = N-1を計
算して求める。
【0067】さらに、生成部107は、整数Aおよび整
数Bからなる長さZの数列であって、上記条件(a)、
(b)および(c)を満たす数列を1列以上生成する。
【0068】そして、数列出力部108は、生成部10
7により生成された数列をサンプリング間隔数列として
出力する。
【0069】図2は、本発明の生成部107の第1の実
施形態の概要構成を示す模式図であり、図3は、本発明
の生成部107の第2の実施形態の概要構成を示す模式
図である。これらの実施形態により、上記条件(a)、
(b)および(c)を満たす数列を生成する。
【0070】以下、図2を参照して説明する。
【0071】図2は、本発明のサンプリング間隔数列の
出力装置が実現されるコンピュータの概要構成を示す模
式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0072】本実施形態の生成部107は、数列生成部
201と、抽出部202と、を備える。
【0073】ここで、数列生成部201は、整数Aおよ
び整数Bからなる長さZの数列を生成する。したがって、
ここで生成される数列の数は、最大で2Z個となるが、適
宜間引きしてもよい。
【0074】一方、抽出部202は、数列生成部201
により生成された数列から、条件(a)、(b)および
(c)を満たす数列を抽出して、これを生成の結果とす
る。
【0075】本実施形態は、最も単純な出力装置の構成
であり、シンボル長Zが長くなると、数列生成部201
で生成される候補数列の個数が極めて多くなる。
【0076】第2の実施形態は、これを防止するための
ものである。以下、図3を参照して説明する。
【0077】本実施形態の生成部107は、前段生成部
301と、A追加生成部302と、B追加生成部303
と、を備える。
【0078】ここで、前段生成部301は、整数Aおよ
び整数Bからなる長さZ-1の数列であって、条件(a)、
(b)および(c)を満たす数列を1列以上生成する。
【0079】前段生成部301が長さ1の数列を生成す
る場合は、当該生成される数列は、「A」もしくは
「B」の2つである。
【0080】一方、A追加生成部302は、前段生成部
301により生成された長さZ-1の数列の末尾に整数Aを
追加した数列が、条件(a)、(b)および(c)を満
たす場合、当該整数Aを追加した数列を生成の結果の一
つとする。
【0081】さらに、B追加生成部303は、前段生成
部301により生成された長さZ-1の数列の末尾に整数B
を追加した数列が、条件(a)、(b)および(c)を
満たす場合、当該整数Bを追加した数列を生成の結果の
一つとする。
【0082】これらにより、前段生成部301で生成さ
れたサンプリング間隔数列よりも長さが1だけ長いサン
プリング間隔数列が得られることになる。
【0083】本構成の前段生成部301は、長さZ-1の
サンプリング間隔数列を生成する生成部107と考える
こともできる。このように、本実施形態の生成部107
は、再帰的に構成されている。
【0084】シンボル数Zを2として、前段生成部で上
述の2つの数列を生成することにより、シンボル数3、
4、5、……のように、順次長いシンボル数のサンプリ
ング数列を得ることができる。
【0085】図4は、本発明のサンプリング間隔数列の
出力方法の制御の流れを示すフローチャートである。以
下、本図を参照して説明する。
【0086】まず、シンボル数Z、シンボルレートS、ク
ロックレートCを受け付ける(ステップS401)。
【0087】次に、これらのパラメータから、上述の
A、B、T、M、Nを計算する(ステップS402)。
【0088】そして、あらかじめRAM(Random Acces
s Memory)に確保した領域Xに、長さ1の数列「A」と
「B」を入れる(ステップS403)。なお、図中で
は、集合演算の記法を用いている。領域Xは、配列など
を用いて実装し、複数の数列を一時的に記憶することが
できる。
【0089】ついで、Xに含まれる数列の長さがすべてZ
であるか否かを調べる(ステップS404)。すべてZ
である場合(ステップS404;Yes)、生成が終了
したことになるので、Xに含まれる数列をすべて出力し
て(ステップS405)、本処理を終了する。
【0090】一方、長さがZより短い数列がある場合
は、その数列sを取り出す(ステップS406)。ここ
で、「取り出す」とは、集合Xに数列sが含まれる場合
に、この要素を集合Xから削除することを意味する。す
なわち、X = X−{s}とする。
【0091】さらに、sの末尾にAを追加した数列sAが、
上記条件(a)、(b)および(c)を満たすか否かを
調べ(ステップS407)、満たす場合(ステップS4
07;Yes)、当該数列sAをXに追加する(ステップ
S408)。すなわち、X = X∪{sA}とする。
【0092】そして、sの末尾にBを追加した数列sBが、
上記条件(a)、(b)および(c)を満たすか否かを
調べ(ステップS409)、満たす場合(ステップS4
09;Yes)、当該数列sBをXに追加し(ステップS
410)、X = X∪{sB}として、ステップS404に戻
る。
【0093】ステップS404〜ステップS410の繰
り返しは、適宜最適化を行うことができる。たとえば、
X内の数列の長さがすべて同じになるように、まとめて
数列を取り出して、これのそれぞれにAやBを追加した数
列が上記条件(a)、(b)および(c)を満たすか調
べ、満たすものだけをXにまとめて戻すようにすればよ
い。
【0094】また、集合XをFIFO(First In First
Out)形式のキューにより実現すれば、上記過程によれ
ば、キューから取り出される数列の長さは明らかに単調
増加するので、取り出した数列の長さがZより短かけれ
ば、上記ステップS407〜ステップS410を実行し
てステップS404に戻り、Zに至っていたら、それを
順次出力してステップS404に戻ることとしてもよ
い。この場合は、キューXが空になった場合に、繰り返
しを終了することになる。
【0095】図5は、本発明にて得られるサンプリング
間隔数列の第1の具体例を示す説明図である。図6は、
本発明にて得られるサンプリング間隔数列の第2の具体
例を示す説明図である。以下、これらの図を参照して説
明する。
【0096】図5では、シンボルレートとしてPDC用
の21kbpsを、クロックレートとしてGSMに適し
た8666656bps/9を、シンボル長として20
を、それぞれ採用して、サンプリング間隔数列を生成し
た場合の結果を示した。この場合、A = 46、B = 45、T
= -0.14467724867724740534、N = 6、M = 5が得られて
おり、サンプリング間隔数列は、32通りである。
【0097】なお、このように、シンボルレートやクロ
ックレートは、必ずしも整数でなくともよい。
【0098】図6では、シンボルレートとしてPHS用
の192kbpsを、クロックレートとしてGSMに適
した8666656bpsを、シンボル長として20
を、それぞれ採用して、サンプリング間隔数列を生成し
た場合の結果を示した。この場合A = 45、B = 46、T =
0.13883333333333069959、N = 7、M = 6が得られてお
り、サンプリング間隔数列は27通りである。
【0099】図7は、本発明の受信装置の概要を示す模
式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0100】受信装置701は、信号受信部702と、
サンプリング部703と、信号出力部704と、を備え
る。
【0101】信号受信部702は、シンボルレートS、
シンボル長Zの伝送信号を受信する。
【0102】サンプリング部703は、上記出力装置1
01により出力されたサンプリング間隔数列のいずれか
によって指定されるクロック間隔で、クロックレートC
で伝送信号をサンプリングする。
【0103】信号出力部704は、サンプリングされた
結果の信号を出力する。
【0104】サンプリング部703では、上記出力装置
101をサンプリング時に動作させてサンプリング間隔
数列を生成させてもよいし、あらかじめ生成させて情報
記録媒体に記録しておいたサンプリング間隔数列を読み
出して使用してもよい。
【0105】サンプリング部703で利用できるサンプ
リング間隔数列は複数あるのが一般的であるので、その
それぞれについてサンプリングを行い、その中から、最
も電力が高いものをサンプリングの結果として選択する
ことができる。
【0106】また、サンプリング間隔数列のそれぞれに
ついて、サンプリング開始時刻を変化(スライド)させ
てサンプリングを行い、その中から、最も電力が高いも
のをサンプリングの結果として選択することができる。
【0107】このほか、同期点は、非同期点よりも電力
的に高い値を持つので、ある電力閾値を最初に超えたサ
ンプリング開始時刻をt1とする。さらに、t1から開始さ
れるシンボル周期(シンボルレートとシンボル長の積)
の区間には、必ず最適なサンプリング開始時刻が存在す
る。そこで、この区間の末尾の時刻をt2とし、これらの
区間の間で2分探索をする。このような技法により、上
記スライドによる技法のかわりとすることができる。
【0108】図8は、本発明にて得られるサンプリング
間隔数列を用いて同期をとった場合の模擬実験結果を示
すグラフである。
【0109】図8に示すように、本発明で得られるサン
プリング間隔数列を用いると、パターン数が少ない場合
であっても、精度良く最適なシンボル同期タイミングを
得て、受信を行うことができることがわかる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シンボルレートの非整数倍のクロックレートで伝送信号
を受信する際に好適なサンプリング間隔数列の出力装
置、受信装置、サンプリング間隔数列の出力方法、受信
方法、および、これらにより出力されるサンプリング間
隔数列、もしくは、これらを実現するプログラムを記録
した情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンプリング間隔数列の出力装置の概
要構成を示す模式図である。
【図2】本発明のサンプリング間隔数列の生成部の第1
の実施態様の概要を示す模式図である。
【図3】本発明のサンプリング間隔数列の生成部の第2
の実施態様の概要を示す模式図である。
【図4】本発明のサンプリング間隔数列の出力方法の制
御の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明にて得られるサンプリング間隔数列の第
1の具体例を示す説明図である。
【図6】本発明にて得られるサンプリング間隔数列の第
2の具体例を示す説明図である。
【図7】本発明の受信装置の概要を示す模式図である。
【図8】本発明にて得られるサンプリング間隔数列を用
いて同期をとった場合の模擬実験結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
101 サンプリング間隔数列の出力装置 102 A計算部 103 B計算部 104 T計算部 105 N計算部 106 M計算部 107 生成部 108 数列出力部 201 数列生成部 202 抽出部 301 前段生成部 302 A追加生成部 303 B追加生成部 701 受信装置 702 信号受信部 703 サンプリング部 704 信号出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤瀬 雅行 神奈川県横須賀市光の丘3丁目4番 郵政 省通信総合研究所 横須賀無線通信研究セ ンター内 Fターム(参考) 5K034 AA11 EE03 HH63 PP02 5K047 AA15 BB01 MM23 MM24 MM38

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号
    をクロックレートC (C>S)にて受信する際のサンプリ
    ング間隔数列を出力する出力装置であって、 整数A = round(C/S)を計算して求めるA計算部と、 C/S - floor(C/S) < 1/2の場合、整数B = round(C/S)+
    1を計算して求め、そうでない場合、整数B = round(C/
    S)-1を計算して求めるB計算部と、 T = C/S - round(C/S)を計算して求めるT計算部と、 1/abs(T)より小さい最大の整数Nを計算して求めるN計算
    部と、 整数M = N-1を計算して求めるM計算部と、 整数Aおよび整数Bからなる長さZの数列であって、 (a)当該数列の中に現れる整数Bの隣りはいずれもAで
    あり、 (b)当該数列の中に整数Aが連続して現れる個数はN個
    以下であり、 (c)当該数列の中に整数Aが整数Bと整数Bとに挟まれ
    て現れる個数はM個以上である数列を1列以上生成する
    生成部と、 前記生成部により生成された数列をサンプリング間隔数
    列として出力する数列出力部と、 を備える出力装置。ただしround(・)は小数点以下を四
    捨五入する関数であり、floor(・)は小数点以下を切り
    捨てる関数であり、abs(・)は絶対値を求める関数。
  2. 【請求項2】前記生成部は、 整数Aおよび整数Bからなる長さZの数列を生成する数列
    生成部と、 前記数列生成部により生成された数列から、前記条件
    (a)、(b)および(c)を満たす数列を抽出して、
    これを生成の結果とする抽出部と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
  3. 【請求項3】前記生成部は、 整数Aおよび整数Bからなる長さZ-1の数列であって、前
    記条件(a)、(b)および(c)を満たす数列を1列
    以上生成する前段生成部と、 前記前段生成部により生成された長さZ-1の数列の末尾
    に整数Aを追加した数列が、前記条件(a)、(b)お
    よび(c)を満たす場合、当該整数Aを追加した数列を
    生成の結果の一つとするA追加生成部と、 前記前段生成部により生成された長さZ-1の数列の末尾
    に整数Bを追加した数列が、前記条件(a)、(b)お
    よび(c)を満たす場合、当該整数Bを追加した数列を
    生成の結果の一つとするB追加生成部と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
  4. 【請求項4】シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号
    をクロックレートCにて受信する受信装置であって、 前記伝送信号を受信する信号受信部と、 前記信号受信部により受信された伝送信号を、請求項1
    から3のいずれか1項に記載の出力装置により出力され
    たサンプリング間隔数列のいずれかによって指定される
    クロック間隔で、サンプリングするサンプリング部と、 前記サンプリング部によりサンプリングされた結果の信
    号を出力する信号出力部と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】前記サンプリング部は、前記サンプリング
    間隔数列のそれぞれによって指定されるクロック間隔で
    サンプリングした結果から、最も電力が高いものをサン
    プリングの結果とすることを特徴とする請求項4に記載
    の受信装置。
  6. 【請求項6】前記サンプリング部は、前記サンプリング
    間隔数列のいずれかによって指定されるクロック間隔で
    サンプリング開始時刻を変化させながらサンプリングし
    た結果から、最も電力が高いものをサンプリングの結果
    とすることを特徴とする請求項4また5に記載の受信装
    置。
  7. 【請求項7】シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信号
    をクロックレートC (C>S)にて受信する際のサンプリ
    ング間隔数列を出力する出力方法であって、 整数A = round(C/S)を計算して求めるA計算工程と、 C/S - floor(C/S) < 1/2の場合、整数B = round(C/S)+
    1を計算して求め、そうでない場合、整数B = round(C/
    S)-1を計算して求めるB計算工程と、 T = C/S - round(C/S)を計算して求めるT計算工程と、 1/abs(T)より小さい最大の整数Nを計算して求めるN計算
    工程と、 整数M = N-1を計算して求めるM計算工程と、 整数Aおよび整数Bからなる長さZの数列であって、 (a)当該数列の中に現れる整数Bの隣りはいずれもAで
    あり、 (b)当該数列の中に整数Aが連続して現れる個数はN個
    以下であり、 (c)当該数列の中に整数Aが整数Bと整数Bとに挟まれ
    て現れる個数はM個以上である数列を1列以上生成する
    生成工程と、 前記生成された数列をサンプリング間隔数列として出力
    する数列出力工程と、を備える出力方法。ただしround
    (・)は小数点以下を四捨五入する関数であり、floor
    (・)は小数点以下を切り捨てる関数であり、abs(・)は
    絶対値を求める関数。
  8. 【請求項8】前記生成工程は、 整数Aおよび整数Bからなる長さZの数列を生成する数列
    生成工程と、 前記数列生成工程にて生成された数列から、前記条件
    (a)、(b)および(c)を満たす数列を抽出して、
    これを生成の結果とする抽出工程と、 を備えることを特徴とする請求項7に記載の出力方法。
  9. 【請求項9】前記生成工程は、 整数Aおよび整数Bからなる長さZ-1の数列であって、前
    記条件(a)、(b)および(c)を満たす数列を1列
    以上生成する前段生成工程と、 前記前段生成工程にて生成された長さZ-1の数列の末尾
    に整数Aを追加した数列が、前記条件(a)、(b)お
    よび(c)を満たす場合、当該整数Aを追加した数列を
    生成の結果の一つとするA追加生成工程と、 前記前段生成工程にて生成された長さZ-1の数列の末尾
    に整数Bを追加した数列が、前記条件(a)、(b)お
    よび(c)を満たす場合、当該整数Bを追加した数列を
    生成の結果の一つとするB追加生成工程と、 を備えることを特徴とする請求項7に記載の出力方法。
  10. 【請求項10】シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信
    号をクロックレートCにて受信する受信方法であって、 前記伝送信号を受信する信号受信工程と、 前記信号受信工程にて受信された伝送信号を、請求項7
    から9のいずれか1項に記載の出力方法により出力され
    たサンプリング間隔数列のいずれかによって指定される
    クロック間隔で、サンプリングするサンプリング工程
    と、 前記サンプリング工程にてサンプリングされた結果の信
    号を出力する信号出力工程と、 を備えることを特徴とする受信方法。
  11. 【請求項11】前記サンプリング工程は、前記サンプリ
    ング間隔数列のそれぞれによって指定されるクロック間
    隔でサンプリングした結果から、最も電力が高いものを
    サンプリングの結果とすることを特徴とする請求項10
    に記載の受信方法。
  12. 【請求項12】前記サンプリング工程は、前記サンプリ
    ング間隔数列のいずれかによって指定されるクロック間
    隔でサンプリング開始時刻を変化させながらサンプリン
    グした結果から、最も電力が高いものをサンプリングの
    結果とすることを特徴とする請求項10また11に記載
    の受信方法。
  13. 【請求項13】シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信
    号をクロックレートC (C>S)にて受信する際のサンプ
    リング間隔数列を記録することを特徴とするコンピュー
    タ読取可能な情報記録媒体であって、 前記サンプリング間隔数列は、 整数A = round(C/S)と、 C/S - floor(C/S) < 1/2の場合、B = round(C/S)+1
    と、そうでない場合、整数B = round(C/S)-1と、定義さ
    れる整数Bと、 実数T = C/S - round(C/S)と、 1/abs(T)より小さい最大の整数Nと、 整数M = N-1と、により定義され、 整数Aおよび整数Bからなる長さZの数列であって、 (a)当該数列の中に現れる整数Bの隣りはいずれもAで
    あり、 (b)当該数列の中に整数Aが連続して現れる個数はN個
    以下であり、 (c)当該数列の中に整数Aが整数Bと整数Bとに挟まれ
    て現れる個数はM個以上である数列であることを特徴と
    する情報記録媒体。ただしround(・)は小数点以下を四
    捨五入する関数であり、floor(・)は小数点以下を切り
    捨てる関数であり、abs(・)は絶対値を求める関数。
  14. 【請求項14】コンピュータを、シンボルレートS、シ
    ンボル数Zの伝送信号をクロックレートC (C>S)にて受
    信する際のサンプリング間隔数列を出力するように、 整数A = round(C/S)を計算して求めるA計算部、 C/S - floor(C/S) < 1/2の場合、整数B = round(C/S)+
    1を計算して求め、そうでない場合、整数B = round(C/
    S)-1を計算して求めるB計算部、 T = C/S - round(C/S)を計算して求めるT計算部、 1/abs(T)より小さい最大の整数Nを計算して求めるN計算
    部、 整数M = N-1を計算して求めるM計算部、 整数Aおよび整数Bからなる長さZの数列であって、 (a)当該数列の中に現れる整数Bの隣りはいずれもAで
    あり、 (b)当該数列の中に整数Aが連続して現れる個数はN個
    以下であり、 (c)当該数列の中に整数Aが整数Bと整数Bとに挟まれ
    て現れる個数はM個以上 である数列を1列以上生成する生成部、および、 前記生成部により生成された数列をサンプリング間隔数
    列として出力する数列出力部として機能させることを特
    徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な
    情報記録媒体。ただしround(・)は小数点以下を四捨五
    入する関数であり、floor(・)は小数点以下を切り捨て
    る関数であり、abs(・)は絶対値を求める関数。
  15. 【請求項15】前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、前記生成部が備える整数Aおよび整数Bからなる長さ
    Zの数列を生成する数列生成部、および、 前記数列生成部により生成された数列から、前記条件
    (a)、(b)および(c)を満たす数列を抽出して、
    これを生成の結果とする抽出部としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報記録媒体。
  16. 【請求項16】前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、前記生成部が備える整数Aおよび整数Bからなる長さ
    Z-1の数列であって、前記条件(a)、(b)および
    (c)を満たす数列を1列以上生成する前段生成部、 前記前段生成部により生成された長さZ-1の数列の末尾
    に整数Aを追加した数列が、前記条件(a)、(b)お
    よび(c)を満たす場合、当該整数Aを追加した数列を
    生成の結果の一つとするA追加生成部、および、 前記前段生成部により生成された長さZ-1の数列の末尾
    に整数Bを追加した数列が、前記条件(a)、(b)お
    よび(c)を満たす場合、当該整数Bを追加した数列を
    生成の結果の一つとするB追加生成部としてさらに機能
    させることを特徴とする請求項14に記載の情報記録媒
    体。
  17. 【請求項17】前記コンピュータは、シンボルレート
    S、シンボル数Zの伝送信号をクロックレートCにて受信
    し、 前記プログラムは、前記コンピュータを、 前記伝送信号を受信する信号受信部、 前記信号受信部により受信された伝送信号を、前記数列
    出力部により出力されたサンプリング間隔数列のいずれ
    かによって指定されるクロック間隔で、サンプリングす
    るサンプリング部、および、 前記サンプリング部によりサンプリングされた結果の信
    号を出力する信号出力部としてさらに機能させることを
    特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の
    情報記録媒体。
  18. 【請求項18】シンボルレートS、シンボル数Zの伝送信
    号をクロックレートC (C>S)にて受信するコンピュータ
    を、 請求項13に記載の情報記録媒体からサンプリング間隔
    数列を読み出す読出部、 前記伝送信号を受信する信号受信部、 前記信号受信部により受信された伝送信号を、前記読出
    部により読み出されたサンプリング間隔数列のいずれか
    によって指定されるクロック間隔で、サンプリングする
    サンプリング部、および、 前記サンプリング部によりサンプリングされた結果の信
    号を出力する信号出力部として機能させることを特徴と
    するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報
    記録媒体。
  19. 【請求項19】前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記サンプリング部は、前記サンプリング間隔数列のそ
    れぞれによって指定されるクロック間隔でサンプリング
    した結果から、最も電力が高いものをサンプリングの結
    果とするように機能させることを特徴とする請求項17
    または18に記載の情報記録媒体。
  20. 【請求項20】前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記サンプリング部は、前記サンプリング間隔数列のい
    ずれかによって指定されるクロック間隔でサンプリング
    開始時刻を変化させながらサンプリングした結果から、
    最も電力が高いものをサンプリングの結果とするように
    機能させることを特徴とする請求項17または18に記
    載の情報記録媒体。
  21. 【請求項21】前記情報記録媒体は、コンパクトディス
    ク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディ
    スク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、また
    は、半導体メモリであることを特徴とする請求項13か
    ら20に記載の情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009540763A (ja) * 2006-06-14 2009-11-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド 所望の出力サンプルと対応する入力サンプルの間の相対的タイミングの整数表示

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JP2008516559A (ja) * 2004-10-13 2008-05-15 アナログ・デバイシズ・インコーポレーテッド 無線システムにおける通信方法および機器
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