JP2001243391A - クレジットカード決済システム - Google Patents

クレジットカード決済システム

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JP2001243391A
JP2001243391A JP2000050961A JP2000050961A JP2001243391A JP 2001243391 A JP2001243391 A JP 2001243391A JP 2000050961 A JP2000050961 A JP 2000050961A JP 2000050961 A JP2000050961 A JP 2000050961A JP 2001243391 A JP2001243391 A JP 2001243391A
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credit card
card number
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Tomoki Kato
智己 加藤
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Man Kk Comp
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COMPUTER MANAGEMENT KK
Man Kk Comp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットカードを使用した代金決済におい
て、カード番号の通知のみで決済が行われるのでは、不
正使用を防止できない。 【解決手段】 クレジットカードのユーザーからのカー
ド番号およびパスワードを含んだコード発行申請の通信
(2)に応答して上記ユーザーに一時使用コードを発行
し(5)、登録する(4)コード発行システムと、ユー
ザーから一時使用コードを伴うクレジットカードによる
代金決済依頼の通信(6)を受けた被依頼者からの当該
一時使用コードを含むユーザー確認申請の通信(7)に
応答して、一時使用コードの照合により正規ユーザーに
よる決済依頼か否かの確認を行い、このユーザー確認結
果等を上記被依頼者に通信する(11)ユーザー確認シ
ステムとを有するクレジットカード決済システムを構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカード
を使用した商品代金の決済を行うためのシステムに関
し、さらに詳しくはカードのいわゆる不正使用を防止で
きるクレジットカード決済システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電話やインターネット等による商
品の通信販売が多く利用されており、さらに通信販売の
商品の代金の決済をクレジットカードを使用して行うこ
とも多くなっている。
【0003】そして、現状では、クレジットカードを使
用する場合、通信販売会社等に対してユーザーがカード
番号を通知するだけでクレジット会社による決済が行わ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにカード番号の通知のみを必要とする決済システム
では、不正に取得されたカード又は偽造されたカードが
使用される場合でも、カード番号が正規のものである限
り、決済が行われてしまう。
【0005】そして、このようなカードの不正使用は年
々増加しており、これによる本来のカードユーザーやク
レジット会社、さらにはカード不正使用に対する損害保
険を扱う保険会社の被害が大きなものとなっている。
【0006】そこで本発明は、クレジットカードの不正
使用を未然に防止できるようにしたクレジットカード決
済システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明のクレジットカード決済システム
は、クレジットカードのユーザーからのカード番号およ
びパスワードを含んだコード発行申請の通信に応答して
上記ユーザーに一時使用コードを発行し、カード番号に
対応させて登録するコード発行システムと、ユーザーか
らカード番号および一時使用コードを伴うクレジットカ
ードによる代金決済依頼を受けた被依頼者からの当該カ
ード番号および一時使用コードを含むユーザー確認申請
の通信に応答して、コード発行システムにより登録され
たカード番号および一時使用コードとユーザー確認申請
に含まれるカード番号および一時使用コードとの照合に
より正規ユーザーによる決済依頼か否かの確認を行い、
このユーザー確認結果および決済許否の決定結果のうち
少なくとも一方を上記被依頼者に通信するユーザー確認
システムとを有して構成される。
【0008】また、本願第2の発明のクレジットカード
決済システムは、クレジットカードのユーザーからのカ
ード番号、パスワードおよびユーザーが選択した一時使
用コードを含んだコード登録申請の通信に応答して、一
時使用コードをカード番号に対応させて登録するコード
登録システムと、ユーザーからカード番号および一時使
用コードを伴うクレジットカードによる代金決済依頼を
受けた被依頼者からの当該カード番号および一時使用コ
ードを含むユーザー確認申請の通信に応答して、コード
登録システムにより登録されたカード番号および一時使
用コードとユーザー確認申請に含まれるカード番号およ
び一時使用コードとの照合により正規ユーザーによる決
済依頼か否かの確認を行い、このユーザー確認結果およ
び決済許否の決定結果のうち少なくとも一方を上記被依
頼者に通信するユーザー確認システムとを有して構成さ
れる。
【0009】すなわち、上記第1および第2の発明で
は、カード番号と正規ユーザーのみ知っているパスワー
ドを含むユーザーからのコード発行申請に応じてコード
発行システムが発行した一時使用コード(いわば、本来
のパスワード代わりの一時的なパスワード)、若しくは
カード番号とパスワードとユーザー選択による本来のパ
スワード代わりの一時使用コードを含むユーザーからの
コード登録申請に応じてコード登録システムにより登録
された一時使用コードを用いて、ユーザーに通販会社や
モール(インターネット上の仮想店舗)といった被依頼
者へのカード決済依頼(商品注文)およびクレジット会
社によるユーザー確認等を行わせるようにして、上記被
依頼者にパスワードを明かす必要をなくして安全性を高
めた上で、カードの不正使用を確実に防止できるように
している。
【0010】なお、ユーザーからのコード発行申請又は
コード登録申請の受付けを電話によるプッシュホン入力
等の公衆回線利用により行わせ、さらに一時使用コード
の発行又は登録確認の通知を公衆回線を利用した自動音
声応答又は自動ファクシミリ送信が可能な完全自動化シ
ステムを利用して行わせることにより、オペレータ等の
人を介在させたり、インターネット等の通信内容が記録
保存されてしまう他の通信インフラを用いたりする場合
に比べて、パスワードや一時使用コードが他に漏れる可
能性を低くすることができる。
【0011】また、上記被依頼者からのユーザー確認申
請に基づいてユーザ確認を1回行ったことによりそのユ
ーザー確認申請に含まれている登録済みの一時使用コー
ドを無効化することにより、仮に上記被依頼者にカード
番号や一時使用コードが知られても、後に他人がそれら
カード番号と一時使用コードを不正に使用することをで
きなくすることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるクレジットカード決済システム
の構成を示している。図中の括弧付き番号は、(1)か
ら順に、本システムによる決済の流れを示している。以
下、番号順に流れを説明する。
【0013】まず、クレジットカードのユーザーは購入
しようとする商品を決定する(1)。次に、クレジット
会社に電話して、公衆回線を利用した自動音声応答機能
又は自動ファクシミリ送信機能を有するコード発行シス
テムの音声ガイドに従って、コード発行申請を行う旨、
クレジットカードのカード番号および予めクレジット会
社にて認証されている本人確認のためのパスワード(例
えば、4桁の暗証番号)をプッシュホン入力する
(2)。
【0014】コード発行システムは、入力されたカード
番号およびパスワードの情報と、予め顧客マスタ(ホス
トコンピュータ)に登録されているカード番号およびこ
れに対応するパスワードの顧客情報とを照合する
(3)。
【0015】そして、入力情報と顧客情報とが一致した
ときには、正規のユーザーからのコード発行申請である
として、TAPコード(Temporary Approval Code :請
求の範囲にいう一時使用コード)を発行し、公衆回線を
利用した自動音声応答機能又は自動ファクシミリ送信機
能によりユーザーに通知する(4)。また、これと同時
に、カード番号とTAPコードとを相互に対応させたか
たちで顧客マスタに登録する(5)。
【0016】ここで、TAPコードは、一時的な承認コ
ード又は一時的に使用可能なパスワードとして使用され
るものであり、後述するように、1回使用された後は無
効になるいわゆる使い捨てタイプのコードである。ま
た、このTAPコードは、ユーザーが間違いなくメモ又
は記憶でき、かつランダムな組み合わせ数をある程度多
く確保できる、例えば4桁程度の数字や英字若しくは数
字と英字の組み合わせにより構成するのが望ましい。
【0017】なお、本実施形態では、TAPコードの発
行申請受付け、登録および通知を公衆回線を利用した自
動音声応答機能又は自動ファクシミリ送信機能により行
うようにしているが、これは、オペレータ等の人が介在
したり、インターネット等のように通信内容が記録保存
されてしまう通信インフラを使用したりする場合に比べ
て、通信内容(すなわち、カード番号、パスワードおよ
びTAPコード)が他人に漏れる可能性を大幅に低くす
ることができるためである。
【0018】こうしてTAPコードを取得したユーザー
は、次に決済業務代行会社(被依頼者)としての通販会
社、モール、決済代行センター等に対し、電話、インタ
ーネット、イントラネット、衛生放送等の各種通信イン
フラを通じて商品の申し込みおよびクレジットカードに
よる決済依頼を行う(6)。この際、ユーザーは、決済
業務代行会社のオペレータ若しくは自動受注システムに
対し、カード番号、TAPコード、名前、生年月日等を
通知するが、カードのパスワードを通知する必要はな
い。つまり、パスワードを決済業務代行会社側に明かす
必要がない。
【0019】決済業務代行会社にてユーザーからのカー
ド決済依頼を確認したオペレータ若しくは自動受注シス
テムは、電話を通じて、若しくはコンピュータ端末にお
けるカード決済依頼画面からインターネット等を通じ
て、クレジット会社のユーザー確認システムに対し、ユ
ーザー確認およびカード決済の許否決定を申請する
(7)。このユーザー確認申請には、ユーザーから通知
されたカード番号およびTAPコードが少なくとも含ま
れ、その他に名前、生年月日、決済金額等等が含まれ
る。
【0020】なお、この際、NTTデータのCAFIS
センターを介してユーザー確認システムに申請してもよ
いし、直接ユーザー確認システムに申請してもよい。
【0021】ユーザー確認申請を受けたユーザー確認シ
ステムは、この申請に含まれるカード番号、名前、生年
月日等の情報を、顧客マスタに登録されているカード番
号等の顧客情報と照合して第1段階のユーザー確認を行
う(8)。
【0022】さらに、この第1段階のユーザー確認をク
リアした後、ユーザー確認システムは、第2段階のユー
ザー確認として、ユーザ確認申請に含まれるTAPコー
ドを、顧客マスタにカード番号に対応するかたちで登録
されているTAPコードと照合する(9)。両TAPコ
ードが一致した場合には、正規のユーザーによる決済依
頼であるとして、続けてカード決済の許否決定等を含む
オーソリー処理を行う(10)。そして、ユーザー確認
結果およびオーソリー処理結果のうち一方又は双方をC
AFISセンターを介して又は直接、決済業務代行会社
に電話、FAX、インターネット等を通じて通知する
(11)。
【0023】一方、両TAPコードが一致しない場合に
は、正規のユーザーによる決済依頼ではない可能性があ
るとして、その旨をCAFISセンターを介して又は直
接、決済業務代行会社に通知する(11)。
【0024】そして、ユーザー確認システムは、第2段
階のユーザー確認(TAPコードの照合)が終わった段
階で、顧客マスタに登録されていたTAPコードの無効
化処理(例えば、登録の抹消)を行う(12)。このよ
うに、1つのTAPコードを使用した1回の案件処理を
行った後、ただちにその案件に関してTAPコードを無
効化することにより、仮に決済業務代行会社において若
しくは決済業務代行会社への決済依頼内容の記録からカ
ード番号とTAPコードが他人に知られることとなって
も、正規ユーザーによる決済依頼の処理後にその他人が
それらカード番号とTAPコードを不正に使用すること
はできない。
【0025】なお、ユーザー確認システムは、コード発
行システムによるTAPコードの登録後、所定の期間
(例えば、24時間)の間にそのTAPコードに対する
照合処理が行われなかった場合(例えば、ユーザーが商
品購入を中止した場合)には、そのTAPコードを無効
化して、不正に使用されないようにする。
【0026】最後に、ユーザー確認結果又はオーソリー
処理結果の通知を受けた決済業務代行会社は、その結果
をユーザーに通知する(13)。また、ユーザー確認結
果又はオーソリー処理結果により商品代金のカード決済
が可能であることを確認できたときは、決済業務代行会
社は、ユーザーから注文を受けた商品の発送を行う。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、決済業務代行会社へのカード決済依頼およびクレジ
ット会社によるユーザー確認等を、正規のユーザーのみ
知っているパスワードの入力によりはじめてユーザーが
取得可能なTAPコードを用いて行うようにしているの
で、クレジットカードを不正に取得した又は偽造した他
人が本システムを利用しようとしても、パスワードを知
らない以上、利用することができない。しかも、TAP
コードは1回の使用により無効化されてしまうので、決
済業務代行会社や他人にTAPコードが知られても、そ
のTAPコードは2回目以降使用することができない。
したがって、きわめて効果的にカードの不正使用を防止
できる決済システムを実現することができる。
【0028】(第2実施形態)図2には、本発明の第2
実施形態であるクレジットカード決済システムの構成を
示している。図中の括弧付き番号は、(1)から順に、
本システムによる決済の流れを示している。以下、番号
順に流れを説明する。
【0029】まず、クレジットカードのユーザーは購入
しようとする商品を決定する(1)。次に、クレジット
会社に電話して、公衆回線を利用した自動音声応答機能
又は自動ファクシミリ送信機能を有するコード登録シス
テムの音声ガイドに従って、コード登録申請を行う旨、
クレジットカードのカード番号、予めクレジット会社に
より認証されている本人確認のためのパスワード(例え
ば、4桁の暗証番号)およびユーザー自らが所定の形式
に沿って選択したTAPコード(Temporary Approval C
ode :請求の範囲にいう一時使用コード) をプッシュホ
ン入力する(2)。
【0030】コード登録システムは、入力されたカード
番号およびパスワードの情報と、予め顧客マスタ(ホス
トコンピュータ)に登録されているカード番号およびこ
れに対応するパスワードの顧客情報とを照合する
(3)。そして、入力情報と顧客情報とが一致したとき
には、正規のユーザーからのコード登録申請であるとし
て、カード番号とTAPコードとを相互に対応させたか
たちで顧客マスタに登録し(4)、自動音声応答機能又
は自動ファクシミリ送信機能により公衆回線を通じてユ
ーザーに登録確認の通知をする(5)。
【0031】ここで、TAPコードは、第1実施形態と
同様に、一時的な承認コード又は一時的に使用可能なパ
スワードとして使用されるものであり、後述するよう
に、1回使用された後は無効になるいわゆる使い捨てタ
イプのコードである。また、このTAPコードは、プッ
シュホン入力がユーザーにとって煩わしくなく、かつラ
ンダムな組み合わせ数を多く確保できる、例えば4桁程
度の数字や英字若しくは数字と英字の組み合わせにより
構成するのが望ましい。
【0032】なお、本実施形態では、TAPコードの登
録申請受付け、登録および登録確認通知を公衆回線を利
用した自動音声応答機能又は自動ファクシミリ送信機能
により行うようにしているが、これは、オペレータ等の
人が介在したり、インターネット等のように通信内容が
記録保存されてしまう通信インフラを使用したりする場
合に比べて、通信内容(すなわち、カード番号、パスワ
ードおよびTAPコード)が他人に漏れる可能性を大幅
に低くすることができるためである。
【0033】こうしてTAPコードを登録したユーザー
は、次に決済業務代行会社(被依頼者)としての通販会
社、モール、決済代行センター等に対し、電話、インタ
ーネット、イントラネット、衛生放送等の各種通信イン
フラを通じて商品の申し込みおよびクレジットカードに
よる決済依頼を行う(6)。この際、ユーザーは、決済
業務代行会社のオペレータ若しくは自動受注システムに
対し、カード番号、TAPコード、名前、生年月日等を
通知するが、カードのパスワードを通知する必要はな
い。つまり、パスワードを決済業務代行会社側に明かす
必要はない。
【0034】決済業務代行会社にてユーザーからの商品
申し込みおよびカード決済依頼を確認したオペレータ若
しくは自動受注システムは、電話を通じて、若しくはコ
ンピュータ端末におけるカード決済依頼画面からインタ
ーネット等を通じて、クレジット会社のユーザー確認シ
ステムに対し、ユーザー確認およびカード決済の許否決
定を申請する(7)。このユーザー確認申請には、ユー
ザーから通知されたカード番号およびTAPコードが少
なくとも含まれ、その他に名前、生年月日、決済金額等
が含まれる。
【0035】なお、この際、NTTデータのCAFIS
センターを介してユーザー確認システムに申請してもよ
いし、直接ユーザー確認システムに申請してもよい。
【0036】ユーザー確認申請を受けたユーザー確認シ
ステムは、この申請に含まれるカード番号、名前、生年
月日等の情報を、顧客マスタに登録されているカード番
号等の顧客情報と照合して第1段階のユーザー確認を行
う(8)。
【0037】さらに、この第1段階のユーザー確認をク
リアした後、ユーザー確認システムは、第2段階のユー
ザー確認として、ユーザ確認申請に含まれるTAPコー
ドを、顧客マスタにカード番号に対応するかたちで登録
されているTAPコードと照合する(9)。両TAPコ
ードが一致した場合には、正規のユーザーによる決済依
頼であるとして、続けてカード決済の許否決定処理等を
含むオーソリー処理を行う(10)。そして、ユーザー
確認結果およびオーソリー処理結果のうち一方又は双方
をCAFISセンターを介して又は直接、決済業務代行
会社に電話やインターネット等を通じて通知する(1
1)。
【0038】一方、両TAPコードが一致しない場合に
は、正規のユーザーによる決済依頼ではない可能性があ
るとして、その旨をCAFISセンターを介して又は直
接、決済業務代行会社に電話やインターネット等を通じ
て通知する(11)。
【0039】そして、ユーザー確認システムは、第2段
階のユーザー確認(TAPコードの照合)が終わった段
階で、顧客マスタに登録されていたTAPコードの無効
化処理(例えば、登録の抹消)を行う(12)。このよ
うに、1つのTAPコードを使用した1回の案件処理を
行った後、ただちにその案件に関してTAPコードを無
効化することにより、仮に決済業務代行会社において若
しくは決済業務代行会社への決済依頼内容の記録からカ
ード番号とTAPコードが他人に知られることとなって
も、正規ユーザーによる決済依頼の処理後にその他人が
それらカード番号とTAPコードを不正に使用すること
はできない。
【0040】なお、ユーザー確認システムは、コード登
録システムによるTAPコードの登録後、所定の期間
(例えば、24時間)の間にそのTAPコードに対する
照合処理が行われなかった場合(例えば、ユーザーが商
品購入を中止した場合)には、そのTAPコードを無効
化して、不正に使用されないようにする。
【0041】最後に、ユーザー確認結果又はオーソリー
処理結果の通知を受けた決済業務代行会社は、その結果
をユーザーに通知する(13)。また、ユーザー確認結
果又はオーソリー処理結果により商品代金のカード決済
が可能であるときは、決済業務代行会社は、ユーザーか
ら注文を受けた商品の発送を行う。
【0042】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、決済業務代行会社へのカード決済依頼およびクレジ
ット会社によるユーザー確認が、正規のユーザーのみ知
っているパスワードとともに入力されてはじめて登録可
能なTAPコードを用いて行うようにしているので、ク
レジットカードを不正に取得した又は偽造した他人が本
システムを利用しようとしても、パスワードを知らない
以上、利用するとこができない。しかも、TAPコード
は1回の使用により無効化されてしまうので、決済業務
代行会社にTAPコードが知られても、そのTAPコー
ドは2回目以降使用することができない。したがって、
きわめて効果的にカードの不正使用を防止できる決済シ
ステムを実現することができる。
【0043】なお、上記各実施形態では、ユーザーから
のTAPコードの発行申請又は登録申請を電話によるプ
ッシュホン入力により行う場合について説明したが、暗
号化等による通信内容のセキュリティが確保できるので
あれば、インターネット、イントラネットおよび衛生放
送といった他の通信インフラを通じて行えるようにして
もよい。また、音声認識が精度良く行えるのであれば、
ユーザーに音声により入力させるようにしてもよい。
【0044】また、上記各実施形態では、ユーザー−決
済業務代行会社間および決済業務代行会社−クレジット
会社間において、カード番号およびパスワード又はTA
Pコード以外の情報も通知するようにしているが、最低
限、カード番号およびパスワード又はTAPコードが含
まれていればよく、その他の情報は必ずしも必要ではな
い。
【0045】さらに、上記各実施形態では、ユーザーか
ら決済業務代行会社に通信により商品注文およびカード
決済依頼を受ける場合について説明したが、ユーザーが
直接販売店舗等を訪れて商品注文およびカード決済依頼
を行う場合にも本発明を適用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1および第
2の発明によれば、カード番号と正規ユーザーのみ知っ
ているパスワードを含むユーザーからのコード発行申請
に応じてコード発行システムにより発行・登録された一
時使用コード、若しくはカード番号とパスワードとユー
ザー選択による一時使用コードを含むユーザーからのコ
ード登録申請に応じてコード登録システムにより登録さ
れた一時使用コードを用いて、ユーザーによる被依頼者
へのカード決済依頼およびクレジット会社によるユーザ
ー確認等を行わせるので、上記被依頼者にパスワードを
明かす必要をなくして安全性を高めた上で、カードの不
正使用を確実に防止することができる。
【0047】なお、ユーザーからのコード発行申請又は
コード登録申請の受付けを電話によるプッシュホン入力
等の公衆回線利用により行わせ、さらに一時使用コード
の発行又は登録確認の通知を公衆回線を利用した自動音
声応答又は自動ファクシミリ送信が可能な完全自動化シ
ステムを利用して行わせるようにすれば、オペレータ等
の人を介在させたり、インターネット等の通信内容が記
録保存されてしまう他の通信インフラを用いたりする場
合に比べて、パスワードや一時使用コードが他に漏れる
可能性を低くすることができ、より安全性を高めること
ができる。
【0048】また、上記被依頼者からのユーザー確認申
請に基づいてユーザ確認を1回行ったことによりそのユ
ーザー確認申請に含まれている登録済みの一時使用コー
ドを無効化するようにすれば、仮に上記被依頼者にカー
ド番号や一時使用コードが知られたとしても、後にそれ
らカード番号と一時使用コードを不正に使用することは
できないので、より確実にカードの不正使用を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるクレジットカード
決済システムの概念図である。
【図2】本発明の第2実施形態であるクレジットカード
決済システムの概念図である。
【符号の説明】
(1)〜(12) 購入商品の決定からカード決済承認
までの通信又は処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 G07F 7/08 B Fターム(参考) 3E042 CB02 CB03 CC03 EA01 3E044 AA20 BA05 DA06 DB02 DC05 DC06 DD02 DE07 5B049 AA05 BB11 CC39 DD01 EE05 EE23 FF03 GG02 GG04 GG07 5B055 BB16 EE01 JJ00 KK00 9A001 JJ25 JJ64 KK58 LL03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレジットカードのユーザーからのカー
    ド番号およびパスワードを含んだコード発行申請の通信
    に応答して前記ユーザーに一時使用コードを発行し、カ
    ード番号に対応させて登録するコード発行システムと、 ユーザーからカード番号および一時使用コードを伴うク
    レジットカードによる代金決済依頼を受けた被依頼者か
    らの前記カード番号および一時使用コードを含むユーザ
    ー確認申請の通信に応答して、前記コード発行システム
    により登録されたカード番号および一時使用コードと前
    記ユーザー確認申請に含まれるカード番号および一時使
    用コードとの照合により正規ユーザーによる決済依頼か
    否かの確認を行い、このユーザー確認結果および決済許
    否の決定結果のうち少なくとも一方を前記被依頼者に通
    信するユーザー確認システムとを有して構成されること
    を特徴とするクレジットカード決済システム。
  2. 【請求項2】 前記コード発行システムは、 ユーザーからのコード発行申請を公衆回線を通じた通信
    で受け、この通信に応答して前記一時使用コードを発行
    し、ユーザーに公衆回線を通じた自動音声応答又は自動
    ファクシミリ送信機能により通知することを特徴とする
    請求項1に記載のクレジットカード決済システム。
  3. 【請求項3】 前記コード発行システムは、ユーザーか
    らのコード発行申請を電話によるプッシュホン入力で受
    けることを特徴とする請求項2に記載のクレジットカー
    ド決済システム。
  4. 【請求項4】 ユーザーからの前記被依頼者への決済依
    頼において、前記パスワードを不要としたことを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載のクレジットカー
    ド決済システム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザー確認を1回行うことにより
    前記登録された一時使用コードを無効化することを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載のクレジットカ
    ード決済システム。
  6. 【請求項6】 前記一時使用コードの登録後、所定期間
    の経過によりこの一時使用コードを無効化することを特
    徴とする請求項1から5のいずれかに記載のクレジット
    カード決済システム。
  7. 【請求項7】 クレジットカードのユーザーからのカー
    ド番号、パスワードおよびユーザーが選択した一時使用
    コードを含んだコード登録申請の通信に応答して、前記
    一時使用コードをカード番号に対応させて登録するコー
    ド登録システムと、 ユーザーからカード番号および一時使用コードを伴うク
    レジットカードによる代金決済依頼を受けた被依頼者か
    らの前記カード番号および一時使用コードを含むユーザ
    ー確認申請の通信に応答して、前記コード登録システム
    により登録されたカード番号および一時使用コードと前
    記ユーザー確認申請に含まれるカード番号および一時使
    用コードとの照合により正規ユーザーによる決済依頼か
    否かの確認を行い、このユーザー確認結果および決済許
    否の決定結果のうち少なくとも一方を前記被依頼者に通
    信するユーザー確認システムとを有して構成されること
    を特徴とするクレジットカード決済システム。
  8. 【請求項8】 前記コード登録システムは、 ユーザーからのコード登録申請を公衆回線を通じた通信
    で受け、この通信に応答して前記一時使用コードを登録
    し、ユーザーに公衆回線を通じた自動音声応答又は自動
    ファクシミリ送信機能により通知することを特徴とする
    請求項7に記載のクレジットカード決済システム。
  9. 【請求項9】 前記コード登録システムは、ユーザーか
    らのコード登録申請を電話によるプッシュホン入力で受
    けることを特徴とする請求項8に記載のクレジットカー
    ド決済システム。
  10. 【請求項10】 ユーザーからの前記被頼者への決済依
    頼において、前記パスワードを不要としたことを特徴と
    する請求項7又は8に記載のクレジットカード決済シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記ユーザー確認を1回行うことによ
    り前記登録された一時使用コードを無効化することを特
    徴とする請求項7から10のいずれかに記載のクレジッ
    トカード決済システム。
  12. 【請求項12】 前記一時使用コードの登録後、所定期
    間の経過によりこの一時使用コードを無効化することを
    特徴とする請求項7から11のいずれかに記載のクレジ
    ットカード決済システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013239040A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Veritrans Inc コンタクトセンターを介した商取引のクレジットカード決済認証システム
JP2014098982A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Nomura Research Institute Ltd 情報処理システム、情報処理方法、商品販売者端末、販売支援方法、売買支援サーバ、売買支援方法、商品購入者端末、購入支援方法およびコンピュータプログラム
JP2020038680A (ja) * 2015-04-15 2020-03-12 マスターカード インターナシヨナル インコーポレーテツド 支払クレデンシャルによる、モバイル装置についての判定の提供
CN112991641A (zh) * 2019-12-17 2021-06-18 东芝泰格有限公司 销售管理装置及存储介质

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