JP2001242259A - 昇降可能地震計設置装置と昇降可能地震計設置装置の施工方法 - Google Patents

昇降可能地震計設置装置と昇降可能地震計設置装置の施工方法

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JP2001242259A
JP2001242259A JP2000049608A JP2000049608A JP2001242259A JP 2001242259 A JP2001242259 A JP 2001242259A JP 2000049608 A JP2000049608 A JP 2000049608A JP 2000049608 A JP2000049608 A JP 2000049608A JP 2001242259 A JP2001242259 A JP 2001242259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、地震計設置井戸を掘削挿入した上部地
震計昇降誘導管の下部に地震計設置孔を増掘し、そこに
硬化遅延セメントを充填、その中に地震計を埋設し地震
波観測を行っている。しかし、地震計の故障等で引揚げ
修理又は交換等、適切な処理をできないなどの問題点を
有していた。 【解決手段】 地中の昇降可能地震計設置装置に設置さ
れた地震計に、地表より地中の地震計に伝達されるノイ
ズを遮断し、より正確な地震波のみを受信・記録すると
同時に故障等の場合、必要に応じ随時地震計を昇降修理
又は交換を可能にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降可能地震計設
置装置に関するものである。地震の本質を解明し被害を
なるベく少なくするためには、震源より伝播する地震波
(S波・P波など)の正確な受信・記録が要望される。
本発明は地中の昇降可能地震計設置装置に設置された地
震計に、地表より地中の地震計に伝達されるノイズを遮
断し、より正確な地震波のみを受信・記録すると同時に
故障等の場合、必要に応じ随時地震計を昇降修理又は交
換可能な昇降可能地震計設置装置である。
【0002】
【従来の技術】近年、地殻歪みや地震波(S波・P波)
を計測・解析する技術が伸展し、崩壊の伴う地中におい
ても、地震計設置井戸を掘削挿入した上部地震計昇降誘
導管の下部に地震計設置孔を増掘し、そこに硬化遅延セ
メントを充填、その中に地震計を埋設し地震波観測を積
み重ねて今日に至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、下記のような問題点を有していた。地震計の故障等
で引き揚げ修理又は交換等、適切な処理をできない。こ
のことは、地震対策開発技術遅延となり、経済的に大変
な損害であるのが現状である。そこで、地中に埋設され
た昇降可能地震計設置装置における上部地震計昇降誘導
管の管底より下部に増掘し、そこに地震計が硬化遅延セ
メントで埋設されるので地震計に故障が発生しても修理
又は交換ができなかったが、設置位置より引き揚げて修
理又は交換できる構成の開発が急務な課題である。
【0004】本発明は、従来の技術に含まれるこのよう
な問題点に鑑みなされたものであり、その目的とすると
ころは、次のような狙いを達成できるものを提供しよう
とするものである。 1.上部地震計昇降誘導管2の底下に埋設された非磁性
地震計格納筒3に格納設置された地震計7Aに、震源よ
り伝播された地震波を正確に観測・記録して、更なる地
震の科学的解明に資する。 2.地下に垂直埋設された鉄製の上部地震計昇降誘導管
2と、SVS316ステンレス管製の非磁性地震計格納
筒3の中に設置されている地磁気方位計とは、4m以上
の磁気不干渉の遮弊距離が必要である。 3.地震計の設置傾斜角度が3°以内であること。 4.設置した地震計7Aを必要に応じて昇降可能な昇降
可能地震計設置方法を採用することによって設置された
地震計7Aに故障等が生じ観測不能になった場合、引き
揚げ修理後、再び定位置に地震計を設置観測再開できる
昇降可能地震計設置装置となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。請求項1記
載の発明は、上部地震計昇降誘導管2の底下に、当該上
部地震計昇降誘導管2に対して重複で分離されている垂
直挿管の状態で連結埋設された非磁性地震計格納筒3
と、非磁性地震計格納筒の下端に連結された地震波受信
伝達装置4と、当該地震波受信伝達装置4内に設けられ
た地震計載置台4C1において、当該地震計載置台の上
に地震計を昇降可能な状態で載置することで、地表より
地中の地震計に伝達されるノイズを遮断し、より正確な
地震波のみを受信・記録すると同時に故障等の場合、必
要に応じ随時地震計を昇降修理又は交換可能にしたもの
である。
【0006】請求項2記載の発明は、下記の上部地震計
昇降誘導管2と非磁性地震計格納筒3と、地震波受信伝
達装置4と、ボーリングロッド5と、非磁性ケーシング
離脱装置6と、地震計部7とから構成されていることを
特徴としている。A.上部地震計昇降誘導管2は、鉄製
で構成され、地中適深度に垂直に埋設されている。B.
非磁性地震計格納筒3は、非磁性を有する素材で構成さ
れた縦筒で、上部地震計昇降誘導管2の管底より下部地
層8Aに増掘された挿入穴8に垂直に埋設され、当該非
磁性地震計格納筒3は、上部地震計昇降誘導管2に対し
て重複で分離されている垂直挿管の状態で連結され、非
磁性地震計格納筒3の内周上端には左ネジ3Aが刻設さ
れ、また、外周下端には右ネジ3Bが刻設されている。
C.地震波受信伝達装置4は、地震波受信伝達筒4A
と、当該地震波受信伝達筒内の中心に設けられたセメン
チング装置4Bと、コンクリート4Cから構成され、 a.地震波受信伝達筒4Aは、上端を非磁性地震計格納
筒3の右ネジ3Bに螺合した状態で連結されている所定
長さの縦筒に構成され、側面適位置には充填セメント剥
離防止孔4A1が開設され、上端内周面には右ネジ4A
2が刻設され、 b.セメンチング装置4Bは、セメンチング漏洩防止具
受入室4B1、上部セメンチング管4B2、上部逆止弁
ボール室4B3、逆止弁ボール室連絡管4B4、下部逆
止弁ボール室4B5、下部セメンチング管4B6が、上
方から下方に順次連結して構成され、地震波受信伝達筒
4Aの管底中心まで貫通した状態で設置され、 イ.セメンチング漏洩防止具受入室4B1は、漏斗状に
構成され、 ロ.上部セメンチング管4B2は縦筒状に構成され、セ
メンチング漏洩防止具受入室4B1の下端に連結され、 ハ.上部逆止弁ボール室4B3は、上下が密閉された円
筒状室に構成され、上部セメンチング管の下端に連結さ
れ、内部には下方に位置するボール稼働用バネBSの作
用により上方に作用する逆止弁ボールVBが配設され、 ニ.逆止弁ボール室連絡管4B4は縦筒状に構成され、
上部逆止弁ボール室4B3の下面中央に連結され、 ホ.下部逆止弁ボール室4B5は、上下が密閉された円
筒状室に構成され、逆止弁ボール室連絡管の下端に連結
され、内部には下方に位置するボール稼働用バネBSの
作用により上方に作用する逆止弁ボールVBが配設さ
れ、 ヘ.下部セメンチング管4B6は縦筒状に構成され、下
部逆止弁ボール室4B5の下面中央に連結され下方に向
け開口され、 c.コンクリート4Cは、地震波受信伝達筒4Aの内側
とセメンチング装置4Bの外側との隙間に充填され、こ
の充填されたセメントで上面床部を有する地震計載置台
4C1が形成されている。 D.ボーリングロッド5は、軸心に流路5A1が開設さ
れているロッド体5Aと、ロッド体の下端に連結された
離脱用上方カップリング5Bから構成され、離脱用上方
カップリング5Bの軸心には流路5B1が開設されてい
ると共に、下面の突出部の外周には非磁性ケーシング離
脱装置側の離脱用下方カップリングに螺合する右ネジ5
B2が刻設されている。 E.非磁性ケーシング離脱装置6は、軸心に流路6A1
を有する離脱用セメンチングロッド6Aと、離脱用セメ
ンチングロッド6Aの上端に連結された離脱用下方カッ
プリング6Bと、離脱用セメンチングロッド6Aの下端
外周に設けられたオイルシール付セメンチング漏洩防止
具6Cから構成され、 a.離脱用下方カップリング6Bは、軸心に流路6B1
を有すると共に、上面中央のくぼみには、ボーリングロ
ッド5側の突出部における右ネジ5B2に螺合する右ネ
ジ6B2が刻設され、離脱用上方カップリング5Bが螺
合され、下方外周には非磁性地震計格納筒3における左
ネジ3Aに螺合する左ネジ6B3が刻設され、これに非
磁性地震計格納筒3が螺合され、 b.オイルシール付セメンチング漏洩防止具6Cは、離
脱用セメンチングロッド6Aの下端外周に、セメンチン
グ装置4Bにおけるセメンチング漏洩防止具受入室4B
1に嵌合するよう添着された漏洩防止用オイルシール6
C1で構成されている。 F.地震計部7は、地震計7Aと、内部に設けられた地
磁気方位計7Bと、地上から吊下げるための地震計キヤ
プタイヤコード7Cと、吊下げワイヤー7Dから構成さ
れている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、非磁性地震計格納筒3と地震波受信伝達筒
4Aとを螺合連結せず、非磁性地震計格納筒3と地震波
受信伝達筒4Aを一体のものとして全体が地震波受信伝
達筒4Aとして構成されていることを特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、下記の各工程から
構成されていることを特徴としている。 第1工程 地中適深度に垂直に埋設された鉄製の上部地震計昇降誘
導管2に対し、この上部地震計昇降誘導管2の管底より
下部地層に挿入穴8を増掘する。 第2工程 非磁性ケーシング離脱装置6における離脱用下方カップ
リング6Bの左ネジ6B3を非磁性地震計格納筒3の左
ネジ3Aに螺合連結させると共に、オイルシール付セメ
ンチング漏洩防止具6Cをセメンチング装置4Bのセメ
ンチング漏洩防止具受入室4B1に嵌着した状態で、地
震波受信伝達筒4Aを、上部地震計昇降誘導管2に対し
て重複で分離されている垂直挿管の状態で連結する。 第3工程 ボーリングロッド5の流路5A1、流路5B1、非磁性
ケーシング離脱装置6の流路6B1などを通じて、セメ
ント9を圧入する。この圧入されたセメントを、セメン
チング漏洩防止具受入室4B1、上部セメンチング管4
B2、上部逆止弁ボール室4B3、逆止弁ボール室連絡
管4B4、下部逆止弁ボール室4B5、下部セメンチン
グ管4B6へと流入させる。さらに、当該下部セメンチ
ング管の下端からセメントを圧出させながら地震波受信
伝達筒4Aと接続されている非磁性地震計格納筒3と挿
入穴8の下部地層8Aとの隙間に圧入充填する。 第4工程 ボーリングロッド5を右に回転させることで、これに螺
合されている非磁性ケーシング離脱装置6を地震波受信
伝達筒4Aと接続されている非磁性地震計格納筒3から
離脱させたのち、ボーリングロッド5と共に非磁性ケー
シング離脱装置6を地上に引揚げる。 第5工程 地震計キヤプタイヤコード7Cが連結され一体となって
いる吊下げワイヤー7Dで、地表から昇降自在の状態で
吊下げられた地震計7Aを、地震計載置台4C1の上面
床部の上面に設置する。この場合、地震計7Aは地震計
設置傾斜角度3°以内で、かつ地震計に格納されている
地磁気方位計7Bと上部地震計昇降誘導管2とが4m以
上の磁気隔離ができるよう構成する。このようにして、
昇降可能地震計設置装置を得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。第1発明の昇降
可能地震計設置装置は、上部地震計昇降誘導管2の底下
に、当該上部地震計昇降誘導管2に対して重複で分離さ
れている垂直挿管の状態で連結埋設された非磁性地震計
格納筒3と、非磁性地震計格納筒の下端に連結された地
震波受信伝達装置4と、当該地震波受信伝達装置4内に
設けられた地震計載置台4C1において、当該地震計載
置台の上に地震計を昇降可能な状態で載置することで、
地表より地中の地震計に伝達されるノイズを遮断し、よ
り正確な地震波のみを受信・記録すると同時に故障等の
場合、必要に応じ随時地震計を昇降修理又は交換可能に
するよう構成されている。
【0010】1は第2発明の昇降可能地震計設置装置で
ある。上部地震計昇降誘導管2と非磁性地震計格納筒3
と、地震波受信伝達装置4と、ボーリングロッド5と、
非磁性ケーシング離脱装置6と、地震計部7とから構成
されている。
【0011】A.上部地震計昇降誘導管2は、鉄製で構
成され、地中適深度に垂直に埋設されている。 B.非磁性地震計格納筒3は、SVS316ステンレス
管などの非磁性を有する素材で構成された縦筒で、上部
地震計昇降誘導管2の管底より下部地層8Aに増掘され
た挿入穴8に垂直に埋設され、当該非磁性地震計格納筒
3は、上部地震計昇降誘導管2に対して重複で分離され
ている垂直挿管の状態で連結されている。そして、非磁
性地震計格納筒3の内周上端には左ネジ3Aが刻設さ
れ、また、外周下端には右ネジ3Bが刻設されている。
【0012】C.地震波受信伝達装置4は、地震波受信
伝達筒4Aと、当該地震波受信伝達筒内の中心に設けら
れたセメンチング装置4Bと、コンクリート4Cから構
成されている。 a.地震波受信伝達筒4Aは、上端を非磁性地震計格納
筒3の右ネジ3Bに螺合した状態で連結されている所定
長さの縦筒に構成され、側面適位置には充填セメント剥
離防止孔4A1が開設され、上端内周面には右ネジ4A
2が刻設されている。なお、ここで、非磁性地震計格納
筒3と地震波受信伝達筒4Aの関係について、上述した
ものは別個に製作しておき、両者を螺合連結するものと
なっている。しかし、これは製作、現場での取扱を考慮
したものであって、非磁性地震計格納筒3と地震波受信
伝達筒4Aを一体のものとして、これ全体を地震波受信
伝達筒として構成できることは当然である。このような
非磁性地震計格納筒3と地震波受信伝達筒4Aを一体の
ものとして使用する場合は、後述第3発明の第2工程に
おける非磁性地震計格納筒3に関する螺合作業などは省
略あるいは変更されることになる。
【0013】b.セメンチング装置4Bは、セメンチン
グ漏洩防止具受入室4B1、上部セメンチング管4B
2、上部逆止弁ボール室4B3、逆止弁ボール室連絡管
4B4、下部逆止弁ボール室4B5、下部セメンチング
管4B6が、上方から下方に順次連結して構成され、地
震波受信伝達筒4Aの管底中心まで貫通した状態で設置
されている。 イ.セメンチング漏洩防止具受入室4B1は、漏斗状に
構成されている。 ロ.上部セメンチング管4B2は縦筒状に構成され、セ
メンチング漏洩防止具受入室4B1の下端に連結されて
いる。 ハ.上部逆止弁ボール室4B3は、上下が密閉された円
筒状室に構成され、上部セメンチング管の下端に連結さ
れ、内部には下方に位置するボール稼働用バネBSの作
用により上方に作用する逆止弁ボールVBが配設されて
いる。図中、PZはパイプ状バネ台座である。 ニ.逆止弁ボール室連絡管4B4は縦筒状に構成され、
上部逆止弁ボール室4B3の下面中央に連結されてい
る。 ホ.下部逆止弁ボール室4B5は、上下が密閉された円
筒状室に構成され、逆止弁ボール室連絡管4B4の下端
に連結され、内部には下方に位置するボール稼働用バネ
BSの作用により上方に作用する逆止弁ボールVBが配
設されている。図中、PZはパイプ状バネ台座である。 ヘ.下部セメンチング管4B6は縦筒状に構成され、下
部逆止弁ボール室4B5の下面中央に連結され下方に向
け開口されている。 c.コンクリート4Cは、地震波受信伝達筒4Aの内側
とセメンチング装置4Bの外側との隙間に充填され、こ
の結果、この充填されたセメントで上面床部を有する地
震計載置台4C1を形成する。この場合、コンクリート
は充填セメント剥離防止孔4A1の孔内にも充填される
ことになる。なお、地震波受信伝達筒4Aの上端とセメ
ンチング装置4Bの上端とは同一レベルに構成されてい
る。また、かかる充填作業は地上で行われる。
【0014】D.ボーリングロッド5は、軸心に流路5
A1が開設されているロッド体5Aと、ロッド体の下端
に連結された離脱用上方カップリング5Bから構成さ
れ、離脱用上方カップリング5Bの軸心には流路5B1
が開設されていると共に、下面の突出部の外周には非磁
性ケーシング離脱装置側の離脱用下方カップリングに螺
合する右ネジ5B2が刻設されている。 E.非磁性ケーシング離脱装置6は、軸心に流路6A1
を有する離脱用セメンチングロッド6Aと、離脱用セメ
ンチングロッド6Aの上端に連結された離脱用下方カッ
プリング6Bと、離脱用セメンチングロッド6Aの下端
外周に設けられたオイルシール付セメンチング漏洩防止
具6Cから構成されている。 a.離脱用下方カップリング6Bは、軸心に流路6B1
を有すると共に、上面中央のくぼみには、ボーリングロ
ッド5側の突出部における右ネジ5B2に螺合する右ネ
ジ6B2が刻設され、離脱用上方カップリング5Bが螺
合されている。そして、この離脱用下方カップリング6
Bの下方外周には非磁性地震計格納筒3における左ネジ
3Aに螺合する左ネジ6B3が刻設され、これに非磁性
地震計格納筒3が螺合されている。 b.オイルシール付セメンチング漏洩防止具6Cは、離
脱用セメンチングロッド6Aの下端外周に、セメンチン
グ装置4Bにおけるセメンチング漏洩防止具受入室4B
1に嵌合するよう添着された漏洩防止用オイルシール6
C1で構成されている。 F.地震計部7は、地震計7Aと、内部に設けられた地
磁気方位計7Bと、地上から吊下げるための地震計キヤ
プタイヤコード7Cと、吊下げワイヤー7Dから構成さ
れている。
【0015】第3発明は、第2発明の昇降可能地震計設
置装置1を用いた昇降可能地震計設置装置の施工方法で
ある。 第1工程(図7参照) 地中適深度に垂直に埋設された鉄製の上部地震計昇降誘
導管2に対し、この上部地震計昇降誘導管2の管底より
下部地層に挿入穴8を増掘する。 第2工程(図8参照) 非磁性ケーシング離脱装置6における離脱用下方カップ
リング6Bの左ネジ6B3を非磁性地震計格納筒3の左
ネジ3Aに螺合連結させると共に、オイルシール付セメ
ンチング漏洩防止具6Cをセメンチング装置4Bのセメ
ンチング漏洩防止具受入室4B1に嵌着した状態で、地
震波受信伝達筒4Aを、上部地震計昇降誘導管2に対し
て重複で分離されている垂直挿管の状態で連結する。 第3工程(図9参照) ボーリングロッド5の流路5A1、流路5B1、非磁性
ケーシング離脱装置6の流路6B1などを通じて、セメ
ント9を圧入する。この圧入されたセメントを、セメン
チング漏洩防止具受入室4B1、上部セメンチング管4
B2、上部逆止弁ボール室4B3、逆止弁ボール室連絡
管4B4、下部逆止弁ボール室4B5、下部セメンチン
グ管4B6へと流入させる。さらに、当該下部セメンチ
ング管の下端からセメントを圧出させながら地震波受信
伝達筒4Aと接続されている非磁性地震計格納筒3と挿
入穴8の下部地層8Aとの隙間に圧入充填する。
【0016】第4工程 ボーリングロッド5を右に回転させることで、これに螺
合されている非磁性ケーシング離脱装置6を地震波受信
伝達筒4Aと接続されている非磁性地震計格納筒3から
離脱させたのち、ボーリングロッド5と共に非磁性ケー
シング離脱装置6を地上に引揚げる。 第5工程(図10参照) 地震計キヤプタイヤコード7Cが連結され一体となって
いる吊下げワイヤー7Dで、地表から昇降自在の状態で
吊下げられた地震計7Aを、地震計載置台4C1の上面
床部の上面に設置する。この場合、地震計7Aは地震計
設置傾斜角度3°以内で、かつ地震計に格納されている
地磁気方位計7Bと上部地震計昇降誘導管2とが4m以
上の磁気隔離ができるよう構成する。このようにして、
昇降可能地震計設置装置を得る。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。図1の如く本発明のも
のは、上部地震計昇降誘導管2と非磁性地震計格納筒3
とが重複分離垂直挿管であり、地震波受信伝達装置4の
設置面より上部は非磁性地震計格納筒3と上部地震計昇
降誘導管2との内管垂直空洞で連通されている。このよ
うな構成により、設置された地震計に対して地表等から
のノイズは重複分離垂直挿管部分で断ち切れると同時
に、震源から伝播された地震波を正確に受信・記録する
ことができる。さらに、設置された地震計に故障発生の
場合、随時地震計を引揚げ修理交換ができる昇降可能地
震計設置装置となり、経済的にも地震対策開発技術の更
なる向上に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の縦断面図である。
【図2】地震波受信伝達装置部分の1部を切欠いた斜視
図である。
【図3】地震波受信伝達筒におけるセメンチング装置部
分の要部拡大縦断面図である。
【図4】非磁性地震計格納筒と地震波受信伝達装置の関
係を説明する分解縦断面図である。
【図5】A−A線断面図である。
【図6】ボーリングロッドと非磁性ケーシング離脱装置
の関係を説明する1部を切欠いた分解縦断面図である。
【図7】第3発明における第1工程を説明する縦断面図
である。
【図8】第3発明における第2工程を説明する縦断面図
である。
【図9】第3発明における第3工程を説明する縦断面図
である。
【図10】第3発明における第5工程を説明する縦断面
図である。
【符号の説明】
1 昇降可能地震計設置装置 2 上部地震計昇降誘導管 3 非磁性地震計格納筒 4 地震波受信伝達装置 5 ボーリングロッド 6 非磁性ケーシング離脱装置 7 地震計部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月26日(2000.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 昇降可能地震計設置装置と昇降可能
地震計設置装置の施工方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降可能地震計設
置装置と昇降可能地震計設置装置の施工方法に関するも
のである。地震の本質を解明し被害をなるベく少なくす
るためには、震源より伝播する地震波(S波・P波な
ど)の正確な受信・記録が要望される。本発明は地中の
昇降可能地震計設置装置に設置された地震計に、地表よ
り地中の地震計に伝達されるノイズを遮断し、より正確
な地震波のみを受信・記録すると同時に故障等の場合、
必要に応じ随時地震計を昇降修理又は交換可能な昇降可
能地震計設置装置と昇降可能地震計設置装置の施工方法
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部地震計昇降誘導管(2)の底下に、
    当該上部地震計昇降誘導管(2)に対して重複で分離さ
    れている垂直挿管の状態で連結埋設された非磁性地震計
    格納筒(3)と、非磁性地震計格納筒の下端に連結され
    た地震波受信伝達装置(4)と、当該地震波受信伝達装
    置(4)内に設けられた地震計載置台(4C1)におい
    て、当該地震計載置台の上に地震計を昇降可能な状態で
    載置することで、地表より地中の地震計に伝達されるノ
    イズを遮断し、より正確な地震波のみを受信・記録する
    と同時に故障等の場合、必要に応じ随時地震計を昇降修
    理又は交換可能にしたことを特徴とする昇降可能地震計
    設置装置。
  2. 【請求項2】 下記の上部地震計昇降誘導管(2)と非
    磁性地震計格納筒(3)と、地震波受信伝達装置(4)
    と、ボーリングロッド(5)と、非磁性ケーシング離脱
    装置(6)と、地震計部(7)とから構成されているこ
    とを特徴とする昇降可能地震計設置装置。上部地震計昇
    降誘導管(2)は、鉄製で構成され、地中適深度に垂直
    に埋設されている。非磁性地震計格納筒(3)は、非磁
    性を有する素材で構成された縦筒で、上部地震計昇降誘
    導管(2)の管底より下部地層(8A)に増掘された挿
    入穴(8)に垂直に埋設され、当該非磁性地震計格納筒
    (3)は、上部地震計昇降誘導管(2)に対して重複で
    分離されている垂直挿管の状態で連結され、非磁性地震
    計格納筒(3)の内周上端には左ネジ(3A)が刻設さ
    れ、また、外周下端には右ネジ(3B)が刻設されてい
    る。地震波受信伝達装置(4)は、地震波受信伝達筒
    (4A)と、当該地震波受信伝達筒内の中心に設けられ
    たセメンチング装置(4B)と、コンクリート(4C)
    から構成され、地震波受信伝達筒(4A)は、上端を非
    磁性地震計格納筒(3)の右ネジ(3B)に螺合した状
    態で連結されている所定長さの縦筒に構成され、側面適
    位置には充填セメント剥離防止孔(4A1)が開設さ
    れ、上端内周面には右ネジ(4A2)が刻設され、セメ
    ンチング装置(4B)は、セメンチング漏洩防止具受入
    室(4B1)、上部セメンチング管(4B2)、上部逆
    止弁ボール室(4B3)、逆止弁ボール室連絡管(4B
    4)、下部逆止弁ボール室(4B5)、下部セメンチン
    グ管(4B6)が、上方から下方に順次連結して構成さ
    れ、地震波受信伝達筒(4A)の管底中心まで貫通した
    状態で設置され、セメンチング漏洩防止具受入室(4B
    1)は、漏斗状に構成され、上部セメンチング管(4B
    2)は縦筒状に構成され、セメンチング漏洩防止具受入
    室(4B1)の下端に連結され、上部逆止弁ボール室
    (4B3)は、上下が密閉された円筒状室に構成され、
    上部セメンチング管の下端に連結され、内部には下方に
    位置するボール稼働用バネ(BS)の作用により上方に
    作用する逆止弁ボール(VB)が配設され、逆止弁ボー
    ル室連絡管(4B4)は縦筒状に構成され、上部逆止弁
    ボール室(4B3)の下面中央に連結され、下部逆止弁
    ボール室(4B5)は、上下が密閉された円筒状室に構
    成され、逆止弁ボール室連絡管の下端に連結され、内部
    には下方に位置するボール稼働用バネ(BS)の作用に
    より上方に作用する逆止弁ボール(VB)が配設され、
    下部セメンチング管(4B6)は縦筒状に構成され、下
    部逆止弁ボール室(4B5)の下面中央に連結され下方
    に向け開口され、コンクリート(4C)は、地震波受信
    伝達筒(4A)の内側とセメンチング装置(4B)の外
    側との隙間に充填され、この充填されたセメントで上面
    床部を有する地震計載置台(4C1)が形成されてい
    る。ボーリングロッド(5)は、軸心に流路(5A1)
    が開設されているロッド体(5A)と、ロッド体の下端
    に連結された離脱用上方カップリング(5B)から構成
    され、離脱用上方カップリング(5B)の軸心には流路
    (5B1)が開設されていると共に、下面の突出部の外
    周には非磁性ケーシング離脱装置側の離脱用下方カップ
    リングに螺合する右ネジ(5B2)が刻設されている。
    非磁性ケーシング離脱装置(6)は、軸心に流路(6A
    1)を有する離脱用セメンチングロッド(6A)と、離
    脱用セメンチングロッド(6A)の上端に連結された離
    脱用下方カップリング(6B)と、離脱用セメンチング
    ロッド(6A)の下端外周に設けられたオイルシール付
    セメンチング漏洩防止具(6C)から構成され、離脱用
    下方カップリング(6B)は、軸心に流路(6B1)を
    有すると共に、上面中央のくぼみには、ボーリングロッ
    ド(5)側の突出部における右ネジ(5B2)に螺合す
    る右ネジ(6B2)が刻設され、離脱用上方カップリン
    グ(5B)が螺合され、下方外周には非磁性地震計格納
    筒(3)における左ネジ(3A)に螺合する左ネジ(6
    B3)が刻設され、これに非磁性地震計格納筒(3)が
    螺合され、オイルシール付セメンチング漏洩防止具(6
    C)は、離脱用セメンチングロッド(6A)の下端外周
    に、セメンチング装置(4B)におけるセメンチング漏
    洩防止具受入室(4B1)に嵌合するよう添着された漏
    洩防止用オイルシール(6C1)で構成されている。地
    震計部(7)は、地震計(7A)と、内部に設けられた
    地磁気方位計(7B)と、地上から吊下げるための地震
    計キヤプタイヤコード(7C)と、吊下げワイヤー(7
    D)から構成されている。
  3. 【請求項3】 非磁性地震計格納筒(3)と地震波受信
    伝達筒(4A)とを螺合連結せず、非磁性地震計格納筒
    (3)と地震波受信伝達筒(4A)を一体のものとして
    全体が地震波受信伝達筒として構成されている請求項2
    記載の昇降可能地震計設置装置。
  4. 【請求項4】 下記の各工程から構成されていることを
    特徴とする昇降可能地震計設置装置の施工方法。 第1工程 地中適深度に垂直に埋設された鉄製の上部地震計昇降誘
    導管(2)に対し、この上部地震計昇降誘導管(2)の
    管底より下部地層に挿入穴(8)を増掘する。 第2工程 非磁性ケーシング離脱装置(6)における離脱用下方カ
    ップリング(6B)の左ネジ(6B3)を非磁性地震計
    格納筒(3)の左ネジ(3A)に螺合連結させると共
    に、オイルシール付セメンチング漏洩防止具(6C)を
    セメンチング装置(4B)のセメンチング漏洩防止具受
    入室(4B1)に嵌着した状態で、地震波受信伝達筒
    (4A)を、上部地震計昇降誘導管(2)に対して重複
    で分離されている垂直挿管の状態で連結する。 第3工程 ボーリングロッド(5)の流路(5A1)、流路(5B
    1)、非磁性ケーシング離脱装置(6)の流路(6B
    1)などを通じて、セメント(9)を圧入する。この圧
    入されたセメントを、セメンチング漏洩防止具受入室
    (4B1)、上部セメンチング管(4B2)、上部逆止
    弁ボール室(4B3)、逆止弁ボール室連絡管(4B
    4)、下部逆止弁ボール室(4B5)、下部セメンチン
    グ管(4B6)へと流入させる。さらに、当該下部セメ
    ンチング管の下端からセメントを圧出させながら地震波
    受信伝達筒(4A)と接続されている非磁性地震計格納
    筒(3)と挿入穴(8)の下部地層(8A)との隙間に
    圧入充填する。 第4工程 ボーリングロッド(5)を右に回転させることで、これ
    に螺合されている非磁性ケーシング離脱装置(6)を地
    震波受信伝達筒(4A)と接続されている非磁性地震計
    格納筒(3)から離脱させたのち、ボーリングロッド
    (5)と共に非磁性ケーシング離脱装置(6)を地上に
    引揚げる。 第5工程 地震計キヤプタイヤコード(7C)が連結され一体とな
    っている吊下げワイヤー(7D)で、地表から昇降自在
    の状態で吊下げられた地震計(7A)を、地震計載置台
    (4C1)の上面床部の上面に設置する。この場合、地
    震計(7A)は地震計設置傾斜角度3°以内で、かつ地
    震計に格納されている地磁気方位計(7B)と上部地震
    計昇降誘導管(2)とが4m以上の磁気隔離ができるよ
    う構成する。このようにして、昇降可能地震計設置装置
    を得る。
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EP2685287A3 (en) * 2012-07-09 2015-04-22 Korea Institute of Geoscience & Mineral Resources Fixture structure for reusing underground micro-seismic sensor
CN105445784A (zh) * 2016-01-07 2016-03-30 东北大学 一种适用于普遍微震传感器的可回收式安装装置
CN107492233A (zh) * 2017-09-22 2017-12-19 张洪霞 一种地震预警系统
CN113568039A (zh) * 2021-07-12 2021-10-29 中国煤炭地质总局物测队 一种节点地震仪的收放装置

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