JP2001240749A - アスファルト混合物 - Google Patents

アスファルト混合物

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JP2001240749A JP2000057980A JP2000057980A JP2001240749A JP 2001240749 A JP2001240749 A JP 2001240749A JP 2000057980 A JP2000057980 A JP 2000057980A JP 2000057980 A JP2000057980 A JP 2000057980A JP 2001240749 A JP2001240749 A JP 2001240749A
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喜友 水野
Eiichi Yamaguchi
栄一 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な手段でアスファルト粘度を低下させた
アスファルト混合物を提供する。 【解決手段】 骨材にアスファルト軟化液が付着含浸し
たアスファルト軟化材を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルト混合
物に関し、アスファルトの軟化液によりアスファルトの
粘度を低下させたアスファルト混合物に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトの針入度は、常温(25
℃)におけるアスファルトの硬さを表す指標であり、こ
の値が小さいほど硬いアスファルトであることを示す。
石油アスファルトは、一般に、この針入度で区分され、
舗装道路等に用いる場合、一般地域では60〜80、積
雪寒冷地では80〜120、一般地域で交通量が多い場
所には40〜60の針入度をもつアスファルトが通常用
いられている。このように、用途により使用するアスフ
ァルトの特性を変えなければならないことがある。アス
ファルト混合物製造所では余分なアスファルトケットル
(加熱装置付きアスファルトタンク)を設置できない場
合があり、また、アスファルトの長期貯蔵はアスファル
トが劣化して好ましくないことから、出荷予定量に応じ
たアスファルト量を入荷するといったきめこまかな注文
で対応せざるを得ないのが実状である。しかし、低針入
度の在庫アスファルトについては、針入度の調整を行う
ことで対応することができる。
【0003】硬いアスファルトを軟らかくしてその取り
扱いを容易とすることを目的として、アスファルトやア
スファルト混合物にアスファルト軟化剤を添加し針入度
を調整することがある。使用されるアスファルト軟化剤
はほとんどが常温で液状の鉱物油、植物油等の軟化液で
ある。その添加方法には、軟化液を事前にアスファルト
とブレンドしておく方法、混合物を製造するときにミキ
サ内でアスファルトと同様にスプレーして混合する方法
がある。しかしながら、前者の方法では、軟化液をアス
ファルトに均一に分散させるため長時間攪拌する必要が
あり、このための攪拌装置のついたアスファルトケット
ルが必要となり、また、後者の方法は、ミキサに隣接し
て軟化液のタンクと噴射装置を設ける必要がありアスフ
ァルト混合物製造所の設備が複雑となるといった問題が
ある。
【0004】ところで、アスファルト舗装廃材から製造
した再生骨材を用いる再生加熱アスファルト混合物にお
いては、再生骨材に付着している旧アスファルトの針入
度が低下しておりこれを改善するためにアスファルト軟
化液を用いる場合がある。「プラント再生舗装技術指
針」が定める軟化液の品質規格では、引火点230℃以
上のアスファルト系、石油潤滑油系を用いることとなっ
ている。
【0005】前記品質規格は、製造時の安全性に配慮し
て定められたものであるが、上記引火点230℃以上の
軟化液は、旧アスファルトを軟化させるのには不十分で
ある。すなわち、前記軟化液には軽質油ほどのカットバ
ック効果がなく、これにより得られる混合物は低針入度
のアスファルトと高針入度のアスファルトが入り混じっ
た状態であって、均一な針入度のアスファルト混合物と
はなりにくい。このため、敷均し作業や転圧作業には細
心の注意が必要であり、また、舗装体の品質も新規アス
ファルト混合物によるそれよりも見劣りする場合が少な
くなく、舗装体の耐久性、供用性にも難点が生ずること
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アス
ファルト軟化液の添加設備を必要とすることなく、軟化
効果が高いアスファルト軟化材を投入して安価に製造可
能なアスファルト混合物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、骨材にアスフ
ァルト軟化液が付着含浸してなるアスファルト軟化材を
配合することを特徴とするアスファルト混合物に関す
る。また、本発明は、上記において、骨材が、土砂であ
ること、骨材が、砂、または/かつフィラーであるこ
と、骨材が、繊維骨材であることを特徴とし、さらに、
本発明は、上記において、アスファルト軟化液が、引火
点30〜150℃の油脂であること、アスファルト軟化
液が灯油、軽油、A重油、B重油、C重油から選択され
る1種、もしくは2種以上の混合油であること、さらに
は、アスファルト軟化材が、砂、又は/及びフィラーに
重油が付着含浸したものであることを特徴とする。本発
明のアスファルト混合物は、前記アスファルト軟化材
を、0.5〜15%配合してなる加熱アスファルト混合
物、加熱再生アスファルト混合物又は常温アスファルト
混合物であるものが好ましく、更には加熱アスファルト
混合物製造所で製造されたものであることが好ましい。
【0008】骨材に軟化液が付着含浸したアスファルト
軟化材は、その潤滑性によりミキサ内での骨材の分散性
を高め骨材が均一に分布した混合物を生成する。特に、
砂又は/及びフィラーに燃料油が付着含浸したアスファ
ルト軟化材は、極めて高いアスファルト軟化作用を示
し、殊に、加熱再生アスファルト混合物の旧アスファル
トの軟化には著しい効果を示す。
【0009】また、前記軟化材は、砂又は/及びフィラ
ーを含むことから、燃料油の引火点に達するまでに時間
を要する(通常水分も含む)ものであり、このため、加
熱アスファルト混合物製造所で通常の製造方法で本発明
のアスファルト混合物を製造しても操作上特に問題を生
じないものである。加熱アスファルト混合物の製造で
は、加熱乾燥するためにバーナ装置を有するドライヤに
骨材を投入するのが一般的だが、本発明のアスファルト
軟化材はこれらのドライヤに投入することもできる。本
発明のアスファルト軟化材は油分を含んでいるもののド
ライヤを通過中に引火点まで温度が上昇しない位置から
投入することにより、バーナの炎により発火して燃える
ことはほとんどない。また、上記の場合、加熱されたア
スファルト軟化材は通常の骨材とともにドライヤからホ
ットエレベータ、ホットビン、ミキサへと移動するが、
この間で蒸発する燃料油分も僅かな量であり、十分アス
ファルトの軟化能力を保つことができる。ただし、油液
分が10(重量)%を超えるアスファルト軟化材につい
ては、バーナの燃焼温度を高めに設定して余分な油液分
を燃焼、もしくは蒸発を促進させることもできる。この
場合アスファルト軟化材のドライヤへの投入位置は、で
きるだけドライヤの端部に近づけ、同軟化材がドライヤ
を通過する時間を長くとるようにする。
【0010】本発明の加熱アスファルト混合物の加熱ア
スファルト混合物製造所での製造方法としては、上記以
外の方法を採用することもできる。すなわち、アスファ
ルト軟化材と、所定温度より若干高く加熱した通常の骨
材とを、ミキサ内で接触攪拌させて熱交換によりアスフ
ァルト軟化材を加熱することも可能である。また、2重
の円筒をもつドライヤを利用することもでき、このドラ
イヤは外筒と内筒の間にバーナ装置が設けられ、内筒に
は通常アスファルト再生骨材を投入するものであるが、
内筒にアスファルト軟化材を通してこれを加熱乾燥し
て、以降内筒で加熱された通常の骨材と一緒にしてホッ
トエレベータから輸送してもよいし、別途輸送装置によ
り直接ミキサに投入するようにしてもよい。
【0011】本発明のアスファルト混合物は、骨材、特
に細骨材以下の骨材内に軟化液が含浸しているため、練
り上げ完了後も軟化材がアスファルトバインダー中に滲
み出し、アスファルトバインダーの針入度を低減させて
舗設作業に支障を生じさせないものであり、再生加熱ア
スファルト混合物に適用した場合、この効果は特に顕著
となる。
【0012】本発明によりアスファルト混合物を製造す
ると、異なる針入度のアスファルトを入れかえる必要は
なく、常時40〜60の針入度のアスファルトを用いる
ことが可能となって、アスファルトの性状についての煩
雑な注文やアスファルトケットルの確保といった問題が
解消する。
【0013】軟化液としては、灯油、軽油、重油、潤滑
油、芳香族炭化水素類の単品もしくは混合品、あるいは
これらにアスファルテン、レジン、パラフィンを配合し
た混合液が好ましくが用いられる。骨材としては、通常
のアスファルト混合物に用いられる砕石、玉砕、砂利、
スラグ、砂、フィラーが用いられ、その他ゴム、木、プ
ラスチック、金属、繊維、貝殻等も適宜用いうる。配合
骨材すべてに、軟化液を付着あるいは含浸させることも
できるが、一部の骨材だけをアスファルト軟化材として
使用することがより好ましい。アスファルト軟化材の骨
材は、付着含浸する表面積が体積に比較して大きいこと
が好ましく、5mm以下の粒径の骨材が好ましく、砂と
フィラーが特に好ましい。
【0014】軟化材の付着含浸は、混合装置内に骨材と
軟化材を投入し十分攪拌混合すればよいが、混合後、軟
化材が十分含浸するように養生時間を設けることが好ま
しい。この場合、軟化材を付着含浸させる骨材が乾燥し
ている必要は必ずしもない。また、軟化材が付着含浸し
た骨材としては、油性の防塵処理を行った広場、運動場
などの表層材や、災害、事故等により油が浸透した地盤
の土砂も使用することができる。
【0015】軟化材が付着含浸した骨材における軟化液
の割合は、1〜10%が好ましい。軟化駅量がこれより
高い表層材や油塗れ土砂では、前述のようにドライヤで
含有率を下げてもよいし、油脂類を分解するバクテリア
を用いて所望の割合とすることもできるし、所要の軟化
材率となるようにアスファルト軟化材の配合割合を調整
してもよい。また、骨材粒度がアスファルト混合物とし
て不適当な場合は、適宜篩分けを行うことが好ましい。
【0016】軟化液の種類によっては加熱時に臭気や煙
あるいはススを発生することがあるが、これに対応する
には発生ガスを回収してドライヤのバーナ燃焼室へ送り
込み燃やしてしまうという公知の技術を用い得る。再生
アスファルト製造装置は、通常この機構を備えている。
【0017】本発明は、加熱アスファルト混合物に限定
されるものでもなく、常温のアスファルト混合物にも適
用可能である。ミキサに適宜に加熱したアスファルト軟
化材と通常の骨材とを投入攪拌した後、アスファルトを
噴霧して混合すればよく、アスファルトを事前にカット
バックする必要がなく、製造工程が簡略化される。
【0018】
【実施例】〔実施例1〕C重油を軟化液とするアスファ
ルト軟化材を調整した。骨材は乾燥砂を使用し、C重油
の添加量は5重量%とした。表1に砂の粒度を示す。
【0019】表1 砂の粒度 フルイ目 通過重量百分率 4.75 mm 100% 2.36 mm 89% 0.6 mm 36% 0.3 mm 20% 0.15 mm 2% 0.075mm 0%
【0020】表2の配合で、砂の一部を軟化材に置き換
えたアスファルト混合物を製造し、これからアスファル
トを抽出してその針入度を測定した。なお、アスファル
トは、針入度40〜60のストレートアスファルトを使
用し、アスファルト量については、C重油添加分だけア
スファルト量を減じることとし、C重油とアスファルト
の合計重量が一定となるようにした。
【0021】表2 骨材配合比 骨材 骨材配合比 6号砕石 35.1% 7号砕石 21.5% 砂 35.3% (表1と同粒度) 石粉 8.1% As 6.0%
【0022】砂と軟化材の割合、C重油量、アスファル
ト量、および抽出アスファルトの針入度は表3のように
なった。
【0023】 表3 試験結果 No. 砂% 軟化材% 軟化液量% As量% 針入度 11 35.3 0 0 6.00 47 12 34.2 1.2 0.06 5.94 57 13 33.0 2.4 0.12 5.88 71 14 31.9 3.6 0.18 5.82 84 15 30.7 4.8 0.24 5.76 95 16 29.6 6.0 0.30 5.70 100
【0024】No.13は軟化材を2.4%配合したも
のであるが、抽出アスファルトの針入度は71であっ
て、針入度60〜80のアスファルトを使用した場合に
相当し、No.15は軟化材を4.8%配合したもので
あるが、このときの抽出アスファルトの針入度は95で
あって、針入度80〜100のアスファルトを使用した
場合に相当している。この結果から、本アスファルト軟
化材でアスファルトの針入度を調整できることがわか
る。
【0025】なお、No.13、15の軟化液量で、C
重油をそのまま添加して製造したアスファルト混合物の
抽出アスファルトの針入度は、それぞれ64、91であ
り、また、同量のC重油でアスファルトをカットバック
したバインダーで製造したものの針入度は、それぞれ6
6、87であった。本発明の方法が、僅かではあるが、
アスファルトの軟化効果が高いものであり、したがっ
て、軟化液の使用量が従来技術よりも低減されることに
なる。
【0026】〔実施例2〕C重油を軟化液とするもう一
つのアスファルト軟化材Bを調整した。軟化材は、砂と
フィラーとによりなるが、C重油が浸透した土砂を粒度
調整して得たものであり、C重油の割合を5重量%に調
整したものである。表4にその粒度を示す。
【0027】表4 軟化材Bの粒度 フルイ目 通過重量百分率 4.75 mm 100% 2.36 mm 92% 0.6 mm 57% 0.3 mm 43% 0.15 mm 23% 0.075mm 18%
【0028】表5の配合で、砂+フィラーの一部を軟化
材Bに置き換えた再生アスファルト混合物を製造し、こ
れからアスファルトを抽出してその針入度を測定した。
なお、旧アスファルトの針入度は30であり、新規アス
ファルトには針入度60〜80のストレートアスファル
トを使用した。アスファルト量については、C重油添加
分だけ新規アスファルト量を減じることとし、C重油、
旧アスファルトおよび新規アスファルトの合計重量が一
定となるようにした。
【0029】 表5 再生混合物の骨材配合比 骨材 骨材配合比 6号砕石 20% 7号砕石 7% 砂 7% 砂+フィラー 16% (軟化材Bと同粒度) R13−0 50% (アスファルト再生骨材) 旧As 2.4% 新As 6.0%
【0030】砂+フィラーと軟化材2の割合、C重油
量、アスファルト量、および抽出アスファルトの針入度
は表6のようになった。
【0031】 表6 試験結果 No. 砂+フィラー% 軟化材2% C重油量% 新As量% 針入度 21 16.0 0 0 3.60 49 22 15.1 1 0.05 3.55 55 23 14.1 2 0.10 3.50 62 24 13.2 3 0.15 3.45 69 25 12.2 4 0.20 3.40 80 26 11.3 6 0.25 3.35 92
【0032】再生アスファルト混合物についても、本発
明の軟化材を用いることでアスファルトの軟化効果があ
ることが明らかとなった。目標とする抽出アスファルト
の針入度を60〜80とすると、No.24がこれに対
応し、軟化材の添加量は3%、C重油量は、0.15%
となる。この量のC重油を、そのまま添加して製造した
再生アスファルト混合物の抽出アスファルトの針入度
は、62となり、ここでも本発明のアスファルトの軟化
方法が従来方法よりも効果があり、軟化液の使用量が低
減されることが確認された。
【0033】〔実施例3〕アスファルト軟化材Bを用い
て、常温アスファルト混合物を製造した。その骨材配合
を表7に示す。
【0034】 表7 再生混合物の骨材配合比 骨材 骨材配合比 7号砕石 39% 砂+フィラー 61% (軟化材Bと同じ粒度) As 6.5%
【0035】砂+フィラーの一部を軟化材Bに置き換え
た常温アスファルト混合物を製造し、PCS試験、AS
S試験を実施した。砂+フィラーと軟化材Bの配合割
合、PCS値、ASS値は表8のようになった。なお、
ここでもC重油とアスファルト量の合計重量は一定とし
た。
【0036】 表8 試験結果 No. 砂+フィラー% 軟化材B% C重油量% As量% 31 61 0 0 6.5 32 56.2 2 0.2 6.3 33 51.4 4 0.4 6.1 34 46.6 6 0.6 5.9 35 41.8 8 0.8 5.7 36 37.0 10 1.0 5.5 37 32.2 12 1.2 5.3 No. PCS値 ASS値 31 424 455 32 366 406 33 323 366 34 256 320 35 227 271 36 169 228 37 135 182
【0037】PCS試験は、常温アスファルト混合物を
敷均し転圧した直後の安定性を判定するものであって、
両面50回突き固めたマーシャル供試体を1〜2時間室
温下に置いた後と25±1℃の恒温水槽に24時間浸し
た直後のマーシャル安定度をいい、PSC値は、混合物
の最大骨材粒径が5mm以下の場合、即日使用するもの
で350以上、1週間以内に使用するもので250以
上、4週以内に使用するもので150以上が目安とされ
る。
【0038】ASS試験は、硬化状態が進んだ常温アス
ファルト混合物の安定性を判定するものであって、両面
50回突き固めたマーシャル供試体を1〜2時間室温下
に置いた後105±2℃の恒温水槽に48時間浸し、再
び室温下に放置した後、60±1℃の恒温水槽に30〜
40分浸した直後のマーシャル安定度をいい、ASS値
は、混合物の最大骨材粒径が5mm以下の場合、即日使
用するもので350以上、1週間以内に使用するもので
250以上、4週以内に使用するもので200以上が目
安とされる。したがって、本実施例ではNo.37以外
のNo.32〜36すべてが常温アスファルト混合物に
適合する。なお、No.36のC重油濃度で、C重油を
そのまま添加して製造した常温アスファルト混合物PS
C値、ASS値は、それぞれ270、195となり、本
発明の方法がアスファルトの軟化に優位であることがわ
かった。
【0039】
【発明の効果】混合物ごとに異なったアスファルトを用
意する必要がなく、防塵対策を施した表土や油が浸透し
た地盤の利用も可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 七生 東京都中央区京橋一丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 Fターム(参考) 4H058 DA06 DA23 EA32 FA34 GA15 HA03 HA25 4J002 AE052 AG001 DM006 FB266 FB296 GL00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材にアスファルト軟化液が付着含浸し
    てなるアスファルト軟化材を配合することを特徴とする
    アスファルト混合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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