JP2001240513A - 痩身用化粧料およびその使用方法 - Google Patents

痩身用化粧料およびその使用方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】痩身効果、むくみ改善効果に優れ、適度な粘度
を有し、さらには皮膚に塗布し易く、のびが良好で、べ
たつきの無い心地良い使用感が得られる痩身用化粧料を
提供する。 【解決手段】(A)水不溶性粉体を結合剤で造粒した崩
壊性顆粒と、(B)脂肪分解促進成分及び/又はむくみ
防止・改善成分と、(C)有機系及び/又は無機系の粘
剤とを含有することを特徴とする痩身用化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、痩身効果、むくみ
改善効果に優れ、しかも使用性に優れた痩身用化粧料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、痩身や肌の引き締めを目的と
した皮膚外用組成物が市販され、脂肪分解を促す有効成
分としては、キサンチン誘導体であるカフェイン、海藻
抽出物、茶抽出物、コラ抽出物等が広く知られ、またパ
セリ抽出物、オウゴン抽出物、ゴボウ抽出物等の植物抽
出物にも類似効果が見出され、それらを配合した皮膚外
用剤が開示されている(特開平9−221409号公
報)(特開平10−158120号公報)。
【0003】さらに、引き締まった身体を得る為に、ジ
ェルや乳液、クリーム等の化粧料にイチョウ、コウソ
ウ、ブクリョウの抽出物等の引き締め剤及びニコチン酸
トコフェロール、マロニエ抽出物等の血行促進剤を併用
することでマッサージ効果を向上させ、肌のたるみを改
善させるものや(特開平11−269054号公報)、
ミカン科植物、クスノキ科ワニナシ連植物、ツヅラフジ
科植物の抽出物、または該植物抽出物とキサンチン誘導
体、βアドレナリン作用興奮剤、α2アドレナリン作用
抑制剤等を併用し、脂質分解促進効果をより高めた皮膚
外用剤(特開平8−81382号公報、特開平11−2
46425号公報、特開平11−269079号公報)
等が提案されているが、いずれの有効成分についても、
従来の製剤ベースによる塗布評価では、外用による効果
的な痩身効果は得難いものであった。また、上記成分の
効果を高めるために、ポリエチレン末やクルミ殻等の5
0μm〜1mm径のスクラブ剤を併用してマッサージ効
果を高めたものも提案されているが、皮膚への刺激が大
きい場合があり、また粒径の大きいスクラブ剤が残り、
外観的に好ましくなく、皮膚に塗布してマッサージした
直後に洗い流す必要があり、その効果の持続性を期待す
ることは出来ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、より効果的に全身あるいは局所の脂肪組織の減少を
促進し、むくみを改善するとともに、その効果の持続性
に優れ、使用性にも優れた痩身用化粧料の提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、痩身用化粧料に有効成分と崩壊性顆粒を配合
し、皮膚に対して過度の刺激を与えることなく、適度な
マッサージ効果を付与し、血行を促進し、皮膚表面の不
要な角質を取り除き、有効成分を効果的に肌内部に浸透
させることが可能であり、また崩壊性顆粒中に有効成分
を配合することで、特に有効成分の浸透性を高め、顆粒
が壊れて皮膚上で徐々にその成分を放出することから、
持続性に富んだ効果が得られるものである。さらに、痩
身用組成物の崩壊性顆粒の分散性を維持するための高い
粘性を有し特定のレオロジー特性として降伏応力(点)
を有するように適当な量と種類の粘剤を配合すること
で、肌への塗擦によって粘度が変化し、処方製剤中でチ
キソトロピックな挙動を発現し、肌に不必要な刺激を与
える可能性の高い分散剤として使用する界面活性剤の使
用量が抑えられ、手指に取る際には適度な硬さを保持
し、なお且つ使用する際には肌上で滑らかにのび、優れ
た使用実感を有することを見出し、本発明に至った。
【0006】すなわち、第1の本発明は、(A)水不溶
性粉体を結合剤で造粒した崩壊性顆粒と、(B)脂肪分
解促進成分及び/又はむくみ防止・改善成分と、(C)
有機系及び/又は無機系の粘剤とを含有することを特徴
とする痩身用化粧料にある。
【0007】第2の本発明は、(A)水不溶性粉体と脂
肪分解促進成分及び/又はむくみ防止・改善成分とを結
合剤で造粒した崩壊性顆粒と、(B)有機系及び/又は
無機系の粘剤とを含有することを特徴とする痩身用化粧
料にある。
【0008】第3の本発明は、 痩身用化粧料のレオロ
ジー特性として、B型回転粘度計を用い、25℃で1分
間で3rpm、12rpmで測定した粘度数値を、それ
ぞれA(mPa・s)、B(mPa・s)としたとき、 B=5,000〜50,000mPa・s T値=A/B=1.5〜4.0 であることを特徴とする上記の痩身用化粧料にある。
【0009】第4の本発明は、痩身用化粧料を皮膚の上
で塗擦することで、崩壊性顆粒を崩壊させた直後に特に
洗い流すことなく、そのまま皮膚表面に塗布した状態に
て使用することを特徴とする上記の痩身用化粧料の使用
方法にある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について記述
する。本発明に用いられる崩壊性顆粒の材質は特に限定
されるものではないが、水不溶性粉体と結合剤との組合
わせによる崩壊性顆粒は、良好な肌当たりであって不要
な角質を取り除き、有効成分の浸透を高める面からも必
要である。水不溶性粉体の一次粒子の平均粒子径として
は、塗布後の肌感触から100μm未満であることが好
ましいが、特に皮膚に対して過度の刺激を与えることな
く、塗擦することによって徐々に顆粒状態が消失し、皮
膚に塗擦した後に洗い流すこともなく皮膚に付け放しに
でき、その上に他の化粧料を使用することもできる。ま
た、有効効果の持続性による顕著な痩身効果を得るため
には、さらに0.1〜15μmにすることが好ましく、
特に1〜10μmが好ましい。特に、この崩壊性顆粒中
に脂肪分解促進成分及び/又はむくみ防止・改善成分を
配合することで、有効成分を製剤中に安定に配合でき、
顆粒が徐々に崩壊していく過程で顆粒中の有効成分の効
果が不要な角質が除去されると同時に働き、また有効成
分の効果が長時間発揮され、痩身効果が高くなるので、
崩壊性顆粒中に脂肪分解促進成分及び/又はむくみ防止
・改善成分を配合することが好ましい。
【0011】水不溶性粉体としては、具体的にはポリエ
チレン、ポリプロピレン等のオレフィン系高分子、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリフッ化ビニリデン等のビニル系高分
子、ポリアミド系高分子、ポリエステル系高分子、ポリ
ウレタン系高分子およびこれらの共重合体、結晶性セル
ロース、ポリシロキサン、デンプン及びこれらの誘導体
等の有機高分子化合物、さらに、シリカ、アルミナ、タ
ルク、カオリン、酸化チタン、酸化亜鉛、石英、リン酸
カルシウム等の無機粉体、乳糖等が挙げられる。
【0012】痩身用化粧料中の崩壊性顆粒の外相中、ま
たは顆粒中に配合される脂肪分解促進成分としては、好
ましくは、ゲンノショウコ、オウゴン、モモ、タイム、
シャクヤク、茶、コラ、センブリ、ケイヒ、ジュ、サル
ビア、ビワ、ヒバマタ、ニンジン、シイタケ、ユキノシ
タ、イチョウ等から抽出されるエキス、並びにカフェイ
ン、カプサイシン、カプサイシン類似化合等が挙げら
れ、これらの1種または2種以上が用いられるが、特に
カフェイン、ゲンノショウコ、オウゴンが好ましい。む
くみ防止・改善成分としては、好ましくは、ブクリョ
ウ、スギナ、ソウハクヒ、スイカズラ、ドクダミ、マロ
ニエ、ゴボウから抽出されるエキスが挙げられ、これら
の1種または2種以上が用いられるが、特にブクリョウ
が好ましい。
【0013】これら有効成分の内、植物抽出物は、例え
ば、ゲンノショウコ(地上部)、オウゴン(周皮を除い
た根)、モモ(葉)、タイム(地上部)、シャクヤク
(根)、茶(チャの木の葉から製したもの、または種
子)、コラ(種子)、センブリ(全草)、ケイヒ(樹
皮)、ジュ(ワレモコウの根、または茎)、サルビア
(セージの花、葉または全草)、ビワ(葉)、ヒバマタ
(全草、またはめかぶ)、ニンジン(根)、シイタケ
(子実体)、ユキノシタ(全草)、イチョウ(葉)、ブ
クリョウ(外層をほとんど除いた菌核)、スギナ(全
草)、ソウハクヒ(クワの根皮)、スイカズラ(花、葉
または茎)、ドクダミ(花期の地上部)、マロニエ(セ
イヨウトチノキの種子、葉または樹皮)、ゴボウ(根)
を、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロピルアルコール等の低級アルコール類(含水も含
む)や、1,3−ブチレグリコール、グリセリン、ジプ
ロピレングリコール等の多価アルコール等の親水性溶
媒、スクワラン等の他の溶媒を単独またはそれらの混合
溶媒によって、好ましくは親水性溶媒によって抽出され
る。抽出液は、そのまま崩壊顆粒に配合すると顆粒の製
造過程で溶媒を除去できる利点があるが、これを凍結乾
燥法やスプレードライ法等で粉末化して使用することも
可能である。また、抽出液を液液分配、吸着クロマトグ
ラフィー等の手段で精製し、液状あるいは粉末化したも
のを配合することも可能である。
【0014】脂肪分解促進成分及び/又はむくみ防止・
改善成分を痩身用化粧料中の崩壊性顆粒の外相に配合す
る場合は、その配合量(抽出物の場合は乾燥残分換算)
としては、0.001〜3質量%が好ましく、崩壊性顆
粒中に配合する場合には、崩壊性顆粒全量に対して、
0.001〜20質量%が好ましい。
【0015】結合剤としては、例えば、硬化ナタネ油、
硬化魚油、硬化ヒマシ油、硬化イワシ油等の常温で固体
の動物性油脂または植物性油脂、ヒドロキシプロピルセ
ルローズ、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール等の水溶性高分子、ポリアクリル
酸エチルポリマーエマルジョン、アクリル酸エチル・メ
タクリル酸メチル共重合体ポリマーエマルジョン等のア
クリル系エマルジョン等が用いられる。結合剤の使用量
としては、水不溶性粉体に対して、0.1〜25質量%
が好ましい。水不溶性粉体と、結合剤と、または脂肪分
解促進成分及び/又はむくみ防止・改善成分とからなる
崩壊性顆粒の造粒方法としては、脂肪分解促進成分及び
/又はむくみ防止・改善成分を用いる以外は、特開平6
−271417号公報、特開平1−190616号公
報、特開平10−226621号公報等に記載の方法に
準じ、流動層造粒法、攪拌造粒法、押出造粒法等で製造
する。崩壊性顆粒の崩壊性としては、10個程度の顆粒
を指で圧縮した時に顆粒状態が崩壊する程度のものであ
ることが好ましく、圧縮試験機で1個の顆粒が0.02
×106〜1.0×106Paの圧力で崩壊する程度の崩壊
性を有することが好ましい。
【0016】なお、本発明において崩壊性顆粒の選択に
は組成物の基剤に用いられている溶剤、例えば水、アル
コールの含量から、顆粒が製剤作製時に崩壊しないよ
う、温度並びに分散機台の選択を行う必要がある。
【0017】これらの造粒された崩壊性顆粒は、粒径と
しては200〜2500μmが好ましく、特に1000
〜2000μmであるものが良好なマッサージ感、角質
除去能を有することから望ましい。これらの崩壊性顆粒
は1種以上を本痩身用化粧料中への配合量としては、
0.1〜5質量%が好ましく、特に0.5〜3質量%配
合されることが痩身効果とむくみ防止・改善効果と使用
後の肌感触から好適である。
【0018】本発明の痩身用化粧料中には、単体又は組
合わせ、或いは中和剤や塩類の添加によってチキソトロ
ピックな粘度挙動を有する粘剤を配合することによっ
て、易崩壊性顆粒と製剤の安定性を確保し、使用中、使
用後の肌感触が良くなるので配合することが必要であ
る。
【0019】上記粘剤としては、有機系、無機系の粘剤
であり、天然、半合成、合成等の粘剤である。具体的に
は次のようなものが挙げられる。天然の有機系粘剤とし
ては、例えば、アルギン酸、アラビアガム、アラビノガ
ラクタン、ガッティガム、ガラクタン、カラヤガム、カ
ラギーナン、寒天、キャロブガム、クインスシードガ
ム、グアーカム、コンニャクマンナン、シクロデキスト
リン、タマリンドガム、タラガム、デキストリン、デン
プン、トラガカントガム、フォーセラン、ペクチン、マ
ルメロ、ローカストビーンガム等の植物系高分子、アル
ブミン、カゼイン、キトサン、コラーゲン、ゼラチン等
の動物系高分子、アルカリゲネスレータスB−16株産
生ポリマー(特許第1908366号記載の方法に準じ
得られたもの)、カードラン、キサンタンガム、ジェラ
ンガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラ
ン、ヒアルロン酸等の微生物系高分子が挙げられる。こ
れらの中で特に好ましいのは、B−16ポリマー、キサ
ンタンガム、グアーガム、トラガカントガム、ローカス
トビーンガムである。
【0020】半合成の有機系粘剤としては、例えば、エ
チルセルロース、カルボキシルメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、微結晶セルロース、カチオン化セ
ルロース等のセルロース系高分子誘導体、カチオン化グ
アーガム、カルボキシメチル・ヒドロキシプロピル化グ
アーガム、ヒドロキシプロピル化グアーガム等のグアー
ガム系高分子誘導体、デンプンリン酸エステル、デンプ
ングルコール酸ナトリウム等のデンプン系高分子等が挙
げられる。これらの中で特に好ましいものは、グアーガ
ム系高分子である。
【0021】合成の有機系粘剤としては、例えば、アル
キル変性カルボキシビニルポリマー、カルボキシビニル
ポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエ
ーテル、ポリビニルピロリドン等のビニル系高分子、ポ
リアクリル酸アミド、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリ
エチレンアクリレート等のアクリル系高分子、高重合ポ
リエチレングリコール、ポリエチレンイミン等が挙げら
れる。これらの中で特に好ましくはアルキル変性カルボ
キシビニルポリマー、カルボキシビニルポリマー、ポリ
アクリル酸アミドである。
【0022】無機系の粘剤としては、例えば、ベントナ
イト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、
無水ケイ酸等が挙げられる。
【0023】以上の粘剤は、1種又は2種以上を組合わ
せ、適宜選択して用いることが可能であり、本発明の痩
身用化粧料中に、0.01〜2質量%配合することが好
ましく、特に好ましくは0.1〜1質量%配合される。
0.01質量%未満では顆粒の分散安定性が悪い場合が
あり、また2質量%を超える配合は、使用時によれやべ
たつき感が生じる場合がある。
【0024】本発明の痩身用化粧料のレオロジー特性で
ある静置時での物性と塗布時における物性の違いは次の
方法と数値で規定したものであることが好ましい。その
物性は次に示す方法にて確認される。すなわち、レオロ
ジー特性をB型回転粘度計(芝浦システム(株)社製)
を用いて評価する。粘度計の設定回転速度を3rpmと
12rpmとし、25℃にて1分間測定した各々の粘度
の数値が前者をA(mPa・ss)、後者をB(mPa・
s)としたときに、Bが5,000〜50,000mP
a・sであることが好ましく、さらに好ましくはBが1
5,000〜40,000mPa・sであり、またA/
Bの計算式で算出されるT値が1.5〜4.0の範囲の
場合が好ましく、特に好ましくは2.0〜3.5の範囲
の場合、実際の使用感との相関性から好ましい感触と製
剤安定性が確保される。このレオロジー特性は粘剤の種
類と量によって決まる。
【0025】また、本発明における痩身用化粧料は、痩
身、むくみ防止・改善の化粧料として皮膚に使用され、
その適用部位は、腕、腹、背中、脚部等全身に適用でき
るのみならず、顔面にも使用でき、痩身効果、むくみ改
善効果に極めて優れ、また肌を引き締める効果も得られ
る。
【0026】また、本発明の痩身用化粧料には、上記の
原料の他に、色素、香料、防腐剤、抗酸化剤、保湿剤、
紫外線吸収剤、冷感剤などを、本発明の目的を達成する
範囲内で適宜配合することができる。特に、その中で
も、3−l−メントキシプロパンジオール、メントール
(l体、d体)、メントール誘導体(エーテル体、エス
テル体)、1−メンチル3−ヒドロキシブチレート、カ
ルボン(l体、d体)、チモール、ボルネオール、メン
トン(l体、d体)、イソメントン(l体、d体)、イ
ソプレゴール(l体、d体)等、またはそれらを含むは
っか油(ペパーミント油)等の天然精油等の冷感剤を好
ましくは0.001〜5質量%、特に好ましくは0.1
〜2質量%の範囲で配合すると痩身用化粧料を使用した
後に清涼感が得られるので本発明の痩身用化粧料に配合
することが好ましい。
【0027】
【実施例】次に実験例によって、本発明をさらに詳細に
説明する。なお、本発明はこれらによって何ら限定され
るものではない。なお、以下の配合量は特に限定のない
限り質量%で示す。
【0028】実施例1で用いる崩壊性顆粒の組成を表1
に示す。崩壊性顆粒の製造は攪拌造粒機によって造粒
し、乾燥した後、冷却し篩分けして崩壊性顆粒を得た。
【0029】 (表1) 含有量(質量%) ------------------------------------------------------- ポリエチレン末(平均粒径5μm) 85.9 硬化ナタネ油 4.0 ヒドロキシプロピルセルロース 5.0 エチルセルロース 2.0 マイカ(平均粒径5μm) 2.0 カフェイン 1.0 ブクリョウ抽出液(乾燥残分換算) 0.1
【0030】ヒドロキシプロピルセルローズとエチルセ
ルロース以外の上記成分を混合し、ビドロキシプロピル
セルロースとエチルセルロースの7質量%水溶液を用い
攪拌造粒し、乾燥機で乾燥して、次いで80℃で加熱処
理を行って、平均粒径が1500μmの崩壊性顆粒を得
た。
【0031】実施例1 下記表2の原料成分からなる痩身用化粧料を製造した。
【0032】 (表2) 原料成分 含有量(質量%) -------------------------------------------------------------- 変性アルコール 20.0 1,3−ブチレングリコール 3.0 グリセリン 2.0 シクロメチコン 10.0 スクワラン 2.0 アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.4 (PEMULEN TR-1,BF Goodrich社製) キサンタンガム 0.3 カルボキシビニルポリマー 0.1 水酸化カリウム 0.4 崩壊性顆粒 0.5 メチルパラベン 0.1 l−メントール 0.5 精製水 残量
【0033】実施例2 上記実施例1の崩壊性顆粒において、顆粒中にカフェイ
ン、ブクリョウを配合しない崩壊性顆粒を同様に製造
し、この崩壊性顆粒を用いて、下記表3の原料成分から
なる痩身用化粧料を製造した。
【0034】 (表3) 原料成分 含有量(質量%) -------------------------------------------------------------- 変性アルコール 20.0 1,3−ブチレングリコール 3.0 グリセリン 2.0 シクロメチコン 10.0 スクワラン 2.0 アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.4 (PEMULEN TR-1,BF Goodrich社製) カルボキシビニルポリマー 0.1 水酸化カリウム 0.4 キサンタンガム 0.3 崩壊性顆粒 0.5 カフェイン 0.01 ブクリョウ(乾燥残分換算) 0.01 メチルパラベン 0.1 l−メントール 0.5 精製水 残量
【0035】比較例1 実施例1における崩壊性顆粒を精製水に置き換えたもの
を調製し、比較サンプルとした。
【0036】[評価試験1]健常女性パネラー11名ず
つによる痩身効果試験を行なった。実施例1及び比較例
1の製剤を腹部、脚部に1日2回(朝、夜)以上適量塗
布してもらうよう指示し、4週間毎日使用してもらっ
た。測定は連用前、連用4週間後に実施した。脂肪量は
連用前後の皮下脂肪厚を超音波B-mode法にて測定し
た。また、周径囲はスチールメジャーを用いて直接計測
にて測定した。皮下脂肪厚の測定部位は大腿部、腹部と
し,大腿部は膝蓋上部より15cm上部の前面部および
側面部の2箇所、腹部は臍下5cmとした。周径囲は腰
囲および大腿部とした。これらの結果を表4、5、6に
示す。表4、5中の数値はAVG±SDを示す。
【0037】 (表4) 実施例1 連用前 4週間後 ----------------------------------------------------------------- [皮下脂肪厚(mm)] 大腿前面 13.4±2.4 12.9±2.0 大腿側面 12.1±3.2 11.6±2.8 腹部 27.2±10.3 26.3±10.7 [周径囲(cm)] 腰囲 66.0±8.4 64.3±3.2 大腿囲 47.0±4.6 46.7±4.6 [その他] 体重(kg) 54.5±9.2 53.9±9.8
【0038】 (表5) 比較例1 連用前 4週間後 ----------------------------------------------------------------- [皮下脂肪厚(mm)] 大腿前面 13.4±3.8 13.6±3.7 大腿側面 15.8±2.9 15.1±3.0 腹部 26.0±6.1 25.3±7.1 [周径囲(cm)] 腰囲 66.7±3.2 66.2±3.8 大腿囲 48.0±3.9 48.0±3.7 [その他] 体重(kg) 55.2±6.2 55.2±6.3
【0039】 (表6) 変化率(%) 実施例1 比較例1 ------------------------------------------------------------- 腹部皮下脂肪厚 −3.3% −2.7% 大腿前部皮下脂肪厚 −3.7% −1.5%
【0040】以上に示す測定結果から実施例1の痩身用
化粧料は脂肪分解を促進するものであった。
【0041】[評価試験2]健常女性パネラー16名ず
つによる痩身効果試験を行なった。実施例1、2及び比
較例1の製剤を大腿部、脚部に1日2回(朝、夜)以上
適量塗布してもらうよう指示し、2週間毎日使用しても
らった。測定は連用前と連用2週間後に実施した。むく
み量は朝(8:00〜10:00)と夕方(16:00
〜17:30)の2回の周径囲を計測し、その変化量を
測定した。測定部位は膝蓋上部15cmの大腿部、膝蓋
下部10cmおよび膝蓋下部15cmの左右脚部3部位
とした。これらの結果を表7〜10に示す。表7〜9中
の数値はAVG±SDを示す。
【0042】 (表7) 実施例1 連用前 2週間後 ----------------------------------------------------------------- [むくみ量(mm)] 大腿部 0.34±0.65 0.31±0.41 膝下15cm 0.54±0.37 0.24±0.46 膝下10cm 0.55±0.41 0.21±0.48
【0043】 (表8) 実施例2 連用前 2週間後 ----------------------------------------------------------------- [むくみ量(mm)] 大腿部 0.34±0.55 0.32±0.48 膝下15cm 0.50±0.48 0.27±0.51 膝下10cm 0.48±0.50 0.23±0.56
【0044】 (表9) 比較例1 連用前 2週間後 ----------------------------------------------------------------- [むくみ量(mm)] 大腿部 0.33±0.58 0.33±0.58 膝下15cm 0.50±0.45 0.53±0.46 膝下10cm 0.33±0.64 0.36±0.53
【0045】 (表10) 変化量(%) 実施例1 実施例2 比較例1 ----------------------------------------------------------------- [むくみ量(mm)] 大腿部 −0.03 −0.02 0.00 膝下15cm −0.30 −0.23 +0.03 膝下10cm −0.34 −0.25 +0.03
【0046】上記表10の測定結果から、本発明の実施
例1、2の痩身用化粧料はむくみ解消効果に優れたもの
であった。その中でも有効成分を崩壊性顆粒中に含む実
施例1は特に優れていた。
【0047】実施例3〜8 実施例1で用いた崩壊性顆粒と同じものを用いて、実施
例1に準じ実施例3〜8の痩身用化粧料を製造した。得
られた組成物について、前記のT値の測定と下記官能評
価試験を行った。
【0048】[官能評価方法]女性パネラー15名によ
る使用性、使用感の官能評価試験を行った。調製された
試料をあらかじめクリーム用のジャー容器に充填し、被
験者各々が適量を指でとり、手のひらも用いて腹部、臀
部、大腿部、下腿部に塗擦する。
【0049】(1)容器からのとれ具合 被験試料を通常の使用動作で容器から取り出したときの
とれ具合を評価した。15人中13人以上がとれ具合に
問題を感じないと回答した場合を◎、10〜12人の場
合○、6〜9人の場合△、5名以下の場合×とした。
【0050】(2)塗布中の使用感 被験試料を手のひらで塗擦する際ののびや肌なじみとい
った使用感を官能評価した。15人中13人以上が良い
回答した場合を◎、10〜12人の場合○、6〜9人の
場合△、5名以下の場合×とした。
【0051】(3)塗布後のべたつき 上記試験終了後の肌感触としてべたつきについて15人
中13人以上がべたつきが気にならないと回答した場合
を◎、10〜12人の場合○、6〜9人の場合△、5名
以下の場合×とした。
【0052】被験試料を透明な容器に一定量充填し、常
温で2ヶ月間放置した後、顆粒の分散安定性を肉眼で評
価した。分散性に全く変化が認められない場合を○、沈
降や浮上が認められる場合を△、顕著に沈降や浮上が認
められる場合を×とした。
【0053】 (表11) 実施例 3 4 5 6 ---------------------------------------------------------------- カルボキシビニルポリマー 1.0 − − − ヒドロキシエチルセルロース − 1.0 − − キサンタンガム − − 1.0 − ヒアルロン酸Na − − − 1.0 水酸化カリウム 0.6 − − − 崩壊性顆粒 0.5 0.5 0.5 0.5 メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 精製水 残量 残量 残量 残量 ---------------------------------------------------------------- B(mPa・s) 5.0千 0.4千 1.7千 12.0千 T 3.3 1.0 3.1 1.8 ---------------------------------------------------------------- 容器からのとれ具合 △ △ × △ 塗布中感触 △ △ × △ 塗布後感触 △ × ○ ◎ 顆粒分散性 ○ × ○ △
【0054】 (表12) 実施例 7 8 9 -------------------------------------------------------- カルボキシビニルポリマー 0.5 − 0.3 ヒドロキシエチルセルロース − 0.5 0.1 キサンタンガム 0.5 0.5 0.2 ヒアルロン酸Na − − − 水酸化カリウム 0.4 − 0.3 崩壊性顆粒 0.5 0.5 0.5 メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 精製水 残量 残量 残量 -------------------------------------------------------- B(mPa・s) 37.0千 3.5千 25.0千 T 3.4 2.9 3.0 -------------------------------------------------------- 容器からのとれ具合 ◎ △ ◎ 塗布中感触 ○ × ◎ 塗布後感触 ◎ ◎ ○ 顆粒分散性 ○ △ ◎
【0055】本発明の実施例3〜9は実施例1と同様に
痩身効果、むくみ改善効果に優れていたが、上記の表よ
り、皮膚に塗布中の感触、塗布後の感触、崩壊性顆粒の
分散性の総合評価から、特にBが5,000〜50,0
00mPa・sで、T値が1.5〜4.0である実施例
3,6,7,9が優れていた。なお、実施例1のBは2
2,500でA/Bは3.1であり、皮膚に塗布中の感
触、塗布後の感触、崩壊性顆粒の分散性の総合評価も良
かった。
【0056】
【発明の効果】本発明の痩身用化粧料は、痩身効果、む
くみ改善効果に優れ、さらには適度な粘度を有し、皮膚
に塗布し易く、のびが良好で、べたつきの無い心地良い
使用感が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB032 AB432 AC022 AC102 AC122 AC482 AC852 AD022 AD092 AD172 AD262 AD282 AD332 AD352 AD532 BB25 BB51 CC01 DD22 EE50 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)水不溶性粉体を結合剤で造粒した
    崩壊性顆粒と、(B)脂肪分解促進成分及び/又はむく
    み防止・改善成分と、(C)有機系及び/又は無機系の
    粘剤とを含有することを特徴とする痩身用化粧料。
  2. 【請求項2】 (A)水不溶性粉体と脂肪分解促進成分
    及び/又はむくみ防止・改善成分とを結合剤で造粒した
    崩壊性顆粒と、(B)有機及び/又は無機系の粘剤とを
    含有することを特徴とする痩身用化粧料。
  3. 【請求項3】 痩身用化粧料のレオロジー特性として、
    B型回転粘度計を用い、25℃で1分間で3rpm、1
    2rpmで測定した粘度数値を、それぞれA(mPa・
    s)、B(mPa・s)としたとき、 B=5,000〜50,000mPa・s T値=A/B=1.5〜4.0 であることを特徴とする請求項1または2記載の痩身用
    化粧料。
  4. 【請求項4】 痩身用化粧料を皮膚の上で塗擦して、崩
    壊性顆粒を崩壊させた後に特に洗い流すことなく、その
    まま皮膚表面に塗布した状態にて使用することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項記載の痩身用化粧料の
    使用方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001406A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Shiseido Company, Ltd. スクラブ剤組成物及びそれを用いた皮膚化粧料
JP2007517770A (ja) * 2003-10-03 2007-07-05 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 局所用組成物
JP2010254704A (ja) * 2003-09-05 2010-11-11 Shiseido Co Ltd 皮脂量低減用組成物、皮脂量低減用物品及びこれを使用する美容方法

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