JP2001238423A - 直流電動機 - Google Patents

直流電動機

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JP2001238423A
JP2001238423A JP2000051145A JP2000051145A JP2001238423A JP 2001238423 A JP2001238423 A JP 2001238423A JP 2000051145 A JP2000051145 A JP 2000051145A JP 2000051145 A JP2000051145 A JP 2000051145A JP 2001238423 A JP2001238423 A JP 2001238423A
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supply electrodes
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Masaya Inoue
正哉 井上
Yukari Tode
結花利 都出
Toyomi Oshige
豊実 大重
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向の長さが短くコンパクトで、高速回転
可能で、かつ、信頼性の高い安価な直流電動機を提供す
ること。 【解決手段】 固定子巻線の各々に接続された複数の第
1のブラシ3a,3b,3cと、直流電源に接続された
二つの第2のブラシ5a,5bと、第2のブラシの各々
と常に接触し回転軸7に取り付けられた第1及び第2給
電極6a,6bとを有する給電機構Sを設けた。また、
第1及び第2給電極6a,6bの各々に、回転軸7の円
周方向に連続して形成された円筒状基部6a1,6b1
と、この基部と一体的に形成された複数の突設部6a
2,6b2を設けた。さらに、突設部6a2,6b2を
回転軸7の円周方向に所定の間隔で交互に形成し、第2
のブラシ5a,5bが円筒状基部6a1,6b1にそれ
ぞれ常に接触する一方、第1のブラシ3a,3b,3c
が突設部6a2,6b2に間欠的に順次接触するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流電動機に関し、
さらに詳しくは、永久磁石式回転子を有し、給電極が回
転する小型化が可能な直流電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型直流電動機は、界磁部の体積
を減少するために、界磁永久磁石の内側で鉄心にコイル
を施した電機子が回転する構造を一般的に採用してい
る。
【0003】特開昭60−162462号公報には、単
位体積当たりのトルクを増大させるとともに、さらなる
小型化を達成するようにした直流電動機が開示されてい
る。この直流電動機は、環状コイルが施された環状鉄心
を有する固定子と、永久磁石からなる回転子を備えてお
り、固定子の環状コイルの絶縁被膜の一部を周方向全長
にわたって剥離することにより整流子環を形成してい
る。また、回転軸に、整流子環に給電する第1のブラシ
と、第1のブラシに接続された集電環とを取り付け、ハ
ウジングに取り付けられた第2のブラシを介して集電環
に給電するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の直流電動機
においては、空間の利用効率を向上させることにより電
動機の直径を減少させているが、第1のブラシと二つの
集電環がそれぞれ分割されていることから、軸方向に長
い構造となっている。また、第1のブラシと集電環とを
接続し回転軸と共に回転する配線も必要で、部品点数が
多く、直流電動機の小型化という観点から、まだまだ改
善の余地があった。
【0005】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、軸方向の長さが短く
コンパクトで、高速回転可能で、かつ、信頼性の高い安
価な直流電動機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、複数の固
定子巻線が施された固定子と偶数極に着磁された永久磁
石を有する回転子を備えた直流電動機であって、上記固
定子巻線の各々に接続された複数の第1のブラシと、直
流電源に接続された二つの第2のブラシと、該第2のブ
ラシの各々と常に接触し回転軸に取り付けられた第1及
び第2給電極とを有する給電機構を設け、上記第1及び
第2給電極の各々が上記回転軸の円周方向に連続して形
成された円筒状基部と、該円筒状基部と一体的に形成さ
れた複数の突設部を有し、上記第1給電極の突設部と上
記第2給電極の突設部が上記回転軸の円周方向に所定の
間隔で交互に形成され、上記第2のブラシが上記第1及
び第2給電極の円筒状基部にそれぞれ常に接触する一
方、上記第1のブラシが上記第1及び第2給電極の突設
部に間欠的に順次接触するようにしたことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、上記第1
のブラシの一つが上記第1及び第2給電極の一方に接触
している時に、上記第1のブラシの少なくとも他の一つ
が上記第1及び第2給電極の他方に接触するようにした
ことを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明は、上記第
1及び第2給電極の隣接する突設部間に絶縁材料を充填
したことを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、少なくと
も一つのスイッチをさらに設け、該スイッチを切り換え
ることにより、始動時は直流電源より給電する一方、所
定の回転数に達すると商用交流電源より給電するように
したことを特徴とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、Δ結線で
始動し、所定の回転数に達するとY結線に切り換えるよ
うにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1及び図2は、本発明の実施の形態1
にかかる直流電動機M1を示しており、ハウジング1の
内部に、回転磁界を発生する固定子巻線が施された固定
子(図示せず)と、偶数極に着磁された永久磁石式回転
子(図示せず)が設けられている。固定子の3相のコイ
ルは、コイル端子線2a,2b,2cを介してハウジン
グ1の外部に引き出されており、ハウジング1の端部に
は給電機構Sが設けられている。
【0012】給電機構Sにおいては、回転軸7の円周方
向に所定の間隔で離間した三つの第1のブラシ3a,3
b,3cと、回転軸7の軸方向に所定距離離間した正負
の給電用の第2のブラシ5a,5bが取り付けられてお
り、第1のブラシ3a,3b,3cはコイル端子線2
a,2b,2cにそれぞれ接続される一方、第2のブラ
シ5a,5bはDC電源(図示せず)等に接続された正
負の配線4a,4bにそれぞれ接続されている。
【0013】また、回転軸7には、二つの給電極6a,
6bが軸方向に所定距離離間した状態で取り付けられて
おり、各給電極6a,6bは、円周方向に連続的に形成
された円筒状基部6a1,6b1と、円筒状基部6a
1,6b1と一体的に形成された二つの突設部6a2,
6b2とからなる。給電極6aの突設部6a2は、給電
極6bの二つの突設部6b2の間に形成された凹部に嵌
入する構造(はめあい構造)となっており、隣接する二
つの突設部6a2,6b2は所定幅の空間8により絶縁
されている。この空間8には絶縁材料を充填してもよい
が、絶縁材料を充填することなく、隣接する二つの突設
部6a2,6b2を空気により絶縁してもよい。
【0014】さらに、第1のブラシ3a,3b,3cは
給電極6a,6bの突設部6a2,6b2あるいは空間
8と対向する一方、第2のブラシ5a,5bは給電極6
a,6bの円筒状基部6a1,6b1と対向しており、
回転軸7が回転すると、第1のブラシ3a,3b,3c
は給電極6a,6bの突設部6a2,6b2と間欠的に
順次接触する一方、第2のブラシ5a,5bは給電極6
a,6bの円筒状基部6a1,6b1と常に接触してい
る。
【0015】上記構成の直流電動機M1において、DC
電源より配線4a,4bを介して第2のブラシ5a,5
bに給電すると、第2のブラシ5a,5bと常に接触し
ている給電極6a,6bにDC電流が供給される。ま
た、第1のブラシ3a,3b,3cは、給電極6a,6
bの突設部6a2,6b2と順次接触することから、給
電極6a,6bと第1のブラシ3a,3b,3cとの接
続が順次切り換わり、給電極6a,6bに供給されたD
C電流が整流される。このDC電流は、コイル端子線2
a,2b,2cを介して固定子巻線に供給される。その
結果、固定子に回転磁界が発生するので、固定子と回転
子間にトルクが発生し、回転子が回転する。
【0016】なお、給電極6a,6bと第1のブラシ3
a,3b,3cは所定の位置関係にあり、この関係を図
3を参照しながら説明する。
【0017】図3に示されるように、隣接する二つのブ
ラシ3a,3b,3c間の極弧角をθa、各ブラシ3
a,3b,3cの極弧角をθb、給電極6a,6bの各
突設部6a2,6b2の極弧角をθc、突設部6a2,
6b2間の極弧角をθd(極弧角の単位:度)、回転子
に設けられた永久磁石の極対数をPn、第1のブラシの
数をkとする。本発明にかかる直流電動機においては、
通常の直流電動機のブラシが給電極6a,6bに相当
し、整流子がブラシ3a,3b,3cに相当することか
ら、 (イ)少なくとも二つの第1のブラシを給電極6a,6
bの突設部6a2,6b2にそれぞれ接触させる。 (ロ)θcあるいはθb+θcを、180/Pnより小
さく設定する。 (ハ)ブラシ同士の接触を防止する。
【0018】これらの条件より、 θa≦θb+θc<180/Pn …(1) θc<180/Pn …(2) θb<360/k …(3) なる関係を満足するように、給電極6a,6bと第1の
ブラシ3a,3b,3cとの位置関係を設定する。ただ
し、式(1)を満足すると、式(2)は必ず満足するの
で、式(2)は必ずしも必要ではない。
【0019】また、図4に示されるように、給電極6
a,6bの各突設部6a2,6b2の極弧角θcを小さ
くし、固定子巻線の各々に接続される第1のブラシ3a
〜3lを増加して、多相(図4は12相)コイルを有す
る直流電動機に利用することもできる。なお、図4では
給電極6a2あるいは6b2が互いに電気角で同位相に
位置するため、固定子側で同位相の第1のブラシを接続
すれば、通常の直流機と同様にブラシ数を2個としても
成立することは言うまでもない。
【0020】ただし、図3に示されるように、θb<θ
cの関係とすれば、給電極6a,6bの突設部6a2,
6b2間の極弧角をθdを大きく設定することが容易で
ある。従来の直流電動機では、ブラシ幅が極弧角θcに
相当し、ブラシの製作上の限界からこれを大型化するこ
とが困難であったが、本発明にかかる直流電動機では、
θdを大きく設定することができるため、転流時の電流
を遮断する際に生じる所謂フラッシュオーバに対して
は、絶縁距離が大きいことからフラッシュオーバ時のア
ーク維持による電極の損耗の影響を減少することができ
る。
【0021】また、通常のコイル回転型の直流電動機で
は、コイルが回転するために、コイル支持強度の点で高
速回転が要求される用途には限界があったが、本発明に
かかる直流電動機の構造によれば、コイルに遠心力は働
かない。したがって、磁石埋め込み型の回転子やSUS
CANで補強した回転子等を採用することで高速回転可
能な直流電動機を得ることができ、電動工具等に適用す
ることによりさらなる高速化を達成できる。
【0022】さらに、永久磁石を回転子に取り付けたの
で、極めて低慣性の回転子となり、応答性に優れてい
る。したがって、電動パワーステアリング等の低慣性が
要求される用途では、操舵感に優れたパワーステアリン
グを実現することができる。また、スリップリングと整
流子に接触する電極を一体化した給電極構造であるた
め、整流された電流を固定子巻線に取り出す際にシャフ
ト内配線等を必要とせず、極めて単純かつコンパクトな
構造であり、量産性に優れた安価な直流電動機を提供す
ることができる。
【0023】なお、上記実施の形態は直流電動機を例に
取り説明したが、3相電動機であっても、コイル端子線
2a,2b,2cにU,V,W相のコイルをそれぞれ接
続すれば、順次通電相が切り換わって動作可能である。
すなわち、複雑な制御回路がなくても、DC電圧をチョ
ッパ回路等で制御するだけで、回転数、トルクを制御す
ることができ、3相電動機を直流電動機のごとく駆動す
ることができる。
【0024】したがって、災害等で3相交流が得られな
い状況でも、本発明にかかる給電機構を装着すれば、バ
ッテリや自動車等のDC電源から駆動することができ、
非常時のDC電源によるバックアップ可能な3相電動機
を提供することができる。また、停電に強い給水ポンプ
等に適用することもできる。
【0025】実施の形態2.図5は、本発明の実施の形
態2にかかる内転式永久磁石電動機M2を示しており、
3相のY結線のコイル9a,9b,9cと、図2に示さ
れる給電機構Sと、スイッチ10とを備えている。スイ
ッチ10は、3相商用交流電源Pにも接続されており、
給電機構Sの給電回路と3相商用交流電源Pからの給電
回路とを切り換えるためのものである。
【0026】起動時は、スイッチ10の各端子はブラシ
側(図5では下側)に接点が切り換わり、3相からダイ
オードブリッジを介して得られた直流電源等から給電機
構Sを介してコイル9a,9b,9cに給電することに
より自己起動する。電動機M2の回転数が徐々に上昇
し、商用電源Pで同期引き入れ可能な所定の回転数に達
すると、スイッチ10の各端子は商用側(図5では上
側)に接点が切り換わり、コイル9a,9b,9cに商
用電源Pより直接給電され、同期引き入れして駆動され
る。
【0027】したがって、商用周波に対し自己起動不能
な永久磁石電動機であっても、給電機構Sが周波数変換
装置として作用し、同期引き入れ速度まで加速すること
が可能となる。その結果、インバータ等の高価な周波数
変換装置がなくとも運転可能な3相の内転式永久磁石電
動機を安価に提供することができる。
【0028】実施の形態3.図6は、本発明の実施の形
態3にかかる内転式永久磁石電動機M3を示しており、
3相のΔ結線のコイル9a,9b,9cと、図2に示さ
れる給電機構Sと、二つのスイッチ11,12とを備え
ている。スイッチ11は、3相商用電源Pにも接続され
ており、給電機構Sの給電回路と3相商用電源Pからの
給電回路とを切り換えるためのものである。
【0029】起動時は、スイッチ11,12の各端子は
ブラシ側(図6では右側)に接点が切り換わり、3相か
らダイオードブリッジを介して得られた直流電源等から
給電機構Sを介してΔ結線のコイル9a,9b,9cに
給電することにより自己起動する。電動機の回転数が徐
々に上昇し、商用電源Pで同期引き入れ可能な所定の回
転数に達すると、スイッチ11,12の各端子は商用側
(図6では左側)に接点が切り換わり、Δ結線よりY結
線に切り換わったコイル9a,9b,9cに商用電源P
より直接給電され、同期引き入れして駆動される。
【0030】したがって、商用周波に対し自己起動不能
な永久磁石電動機であっても、給電機構Sが周波数変換
装置として作用し、同期引き入れ速度まで加速すること
が可能となる。その結果、インバータ等の高価な周波数
変換装置がなくとも運転可能な3相の内転式永久磁石電
動機を安価に提供することができる。
【0031】なお、図5の構成では、まだ通電している
電流を強制的に給電極で整流しているので、相誘起電圧
差によって生じる短絡電流がある。これらによるアーク
が激しいために高圧電動機では著しく電極が消耗する。
【0032】しかしながら、図6の構成では、起動時に
はΔ結線として通常の直流電動機と等価なコイル結線と
している。これにより、通電コイルを短絡した状態で転
流するために、通電電流、コイル間の誘起電圧差による
アークを解消することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、二つの第
2のブラシが第1及び第2給電極の円筒状基部にそれぞ
れ常に接触する一方、複数の第1のブラシが第1及び第
2給電極の突設部に間欠的に順次接触するようにしたの
で、従来のスリップリングと整流子に接触する電極を一
体化した構造となり、部品点数を減少することができる
とともに軸方向の長さを短縮することができ、コンパク
トな直流電動機を提供することができる。また、回転軸
とともに回転する配線等を必要としないので、高速回転
が可能となる。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、第
1のブラシの一つが第1及び第2給電極の一方に接触し
ている時に、第1のブラシの少なくとも他の一つが第1
及び第2給電極の他方に接触するようにしたので、回転
磁界を確実に発生させることができ、信頼性の高い直流
電動機を提供することができる。
【0035】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
第1及び第2給電極の隣接する突設部間に絶縁材料を充
填したので、第1のブラシと第1及び第2給電極との擦
動が円滑に行われ、信頼性の高い直流電動機を提供する
ことができる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、少
なくとも一つのスイッチを切り換えることにより、始動
時は直流電源より給電する一方、所定の回転数に達する
と商用交流電源より給電するようにしたので、高価な周
波数変換装置を必要とすることなく自己起動が可能で、
商用交流電源でも運転可能な効率的で安価な直流電動機
を提供することができる。
【0037】また、請求項5に記載の発明によれば、Δ
結線で始動し、所定の回転数に達するとY結線に切り換
えるようにしたので、通電コイルを短絡した状態で転流
することができ、誘起電圧差によるアークが発生するこ
とのない信頼性の高い直流電動機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる直流電動機の
斜視図である。
【図2】 図1の直流電動機に設けられた給電機構の斜
視図である。
【図3】 図1の線III-III線に沿った概略断面図であ
る。
【図4】 図3の変形例を示す概略断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2にかかる直流電動機の
回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態3にかかる直流電動機の
回路図である。
【符号の説明】
1 ハウジング、 2a,2b,2c コイル端子線、
3a〜3l 第1のブラシ、 4a,4b 配線、 5
a,5b 第2のブラシ、6a,6b 給電極、 6a
1,6b1 基部、 6a2,6b2 突設部、7 回
転軸、 8 空間、 9a,9b,9c コイル、1
0,11,12 スイッチ、 M1,M2,M3 直流
電動機、P 商用交流電源、 S 給電機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大重 豊実 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H571 AA03 BB03 BB07 CC01 CC05 CC09 EE09 FF01 GG07 5H613 AA03 BB14 BB35 5H623 BB03 BB07 GG11 HH04 LL13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定子巻線が施された固定子と偶
    数極に着磁された永久磁石を有する回転子を備えた直流
    電動機であって、 上記固定子巻線の各々に接続された複数の第1のブラシ
    と、直流電源に接続された二つの第2のブラシと、該第
    2のブラシの各々と常に接触し回転軸に取り付けられた
    第1及び第2給電極とを有する給電機構を設け、上記第
    1及び第2給電極の各々が上記回転軸の円周方向に連続
    して形成された円筒状基部と、該円筒状基部と一体的に
    形成された複数の突設部を有し、上記第1給電極の突設
    部と上記第2給電極の突設部が上記回転軸の円周方向に
    所定の間隔で交互に形成され、上記第2のブラシが上記
    第1及び第2給電極の円筒状基部にそれぞれ常に接触す
    る一方、上記第1のブラシが上記第1及び第2給電極の
    突設部に間欠的に順次接触するようにしたことを特徴と
    する直流電動機。
  2. 【請求項2】 上記第1のブラシの一つが上記第1及び
    第2給電極の一方に接触している時に、上記第1のブラ
    シの少なくとも他の一つが上記第1及び第2給電極の他
    方に接触するようにした請求項1に記載の直流電動機。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2給電極の隣接する突設
    部間に絶縁材料を充填した請求項1あるいは2に記載の
    直流電動機。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つのスイッチをさらに設
    け、該スイッチを切り換えることにより、始動時は直流
    電源より給電する一方、所定の回転数に達すると商用交
    流電源より給電するようにした請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の直流電動機。
  5. 【請求項5】 Δ結線で始動し、所定の回転数に達する
    とY結線に切り換えるようにした請求項4に記載の直流
    電動機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123370A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Johnson Electric Sa 永久磁石ロータを備えたブラシ付きdcモータ

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