JP2001238253A - セルラ無線通信システム - Google Patents

セルラ無線通信システム

Info

Publication number
JP2001238253A
JP2001238253A JP2000369859A JP2000369859A JP2001238253A JP 2001238253 A JP2001238253 A JP 2001238253A JP 2000369859 A JP2000369859 A JP 2000369859A JP 2000369859 A JP2000369859 A JP 2000369859A JP 2001238253 A JP2001238253 A JP 2001238253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequencies
carrier
frequency
control channel
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000369859A
Other languages
English (en)
Inventor
Quelid Abdesselem
ウェリッド・アブデセレム
Pascal Fouilland
パスカル・フォウランド
Vincent Poulbere
ビンセント・プルベレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions France SAS
Original Assignee
Motorola SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola SA filed Critical Motorola SA
Publication of JP2001238253A publication Critical patent/JP2001238253A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/02Selection of wireless resources by user or terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2615Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using hybrid frequency-time division multiple access [FDMA-TDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2621Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using frequency division multiple access [FDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 セルラ無線通信システムの分野に関し、効率
を改善し、管理負担を軽減させる。 【解決手段】 セルラ無線通信システムにおいて制御チ
ャネル情報からなる少なくとも一つの信号は、セルラ無
線通信システム内の加入者に搬送波上で報知され、前記
搬送波はTDMAフレームに分割され、各TDMAフレ
ームはフレーム番号Nを有し、システムは、所定の周波
数fiの少なくとも2つのセットS0〜S2を格納すべ
く適応され、前記搬送波は、所定の周波数fiの前記セ
ットS0〜S2のうちの選択された一つからとられる周
波数上で任意の特定の時間にて報知され、システムは、
前記時間にて報知されるTDMAフレームのフレーム番
号Nに応じて、所定の周波数fiの前記セットのうちの
前記選択された一つを選ぶべく適応される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信システムの分
野に関する。一般には、本発明は、セルラ無線通信シス
テムに関する。
【0002】本発明は、特にではあるが排他的ではな
く、制御チャネル情報の不連続な送信を採用するセルラ
通信環境に適用可能である。このような送信は、例え
ば、GSM(Global System for Mobile)通信アーキテク
チャから開発されたEDGEコンパクト・システムにお
いて想定される。
【0003】
【従来の技術】セルラ・サービスの需要の増加に伴い、
通信システム設計者は効率改善のためGSMなどの基本
技術の改正を始めている。一般に、これらの改正の目的
は、容量の向上,スペクトル効率の増加および管理負担
の低減である。第1の点で、容量は、より小さくて密な
再利用パターンにおいて異なるトラヒック・チャネルお
よび制御チャネル周波数を再利用する能力によって増加
できる。例えば、多重レイヤ技術は、ワイヤレス領域(w
ireless domain)で利用可能な限られた周波数スペクト
ルに直接対処し、さらに密な周波数再利用パターンにお
いて周波数再利用を採用できる。ある特定のセルラ・シ
ステムでは、複数の隣接したサービス可能なセルには、
管理された(regimented)あるいは配列された(sequence
d)周波数再利用パターンに従ってトラヒック・チャネル
搬送波が割り当てられる。
【0004】ワイヤレス領域で利用可能な限られた周波
数スペクトルに対処するための別の手法では、複数の小
さなセルを包括(overlay)する包括的(umbrella)、すな
わち「マクロ」セルの間でトラヒックを分割する。各個
別セルは、専用の制御チャネルを有する。ただし、全て
の制御チャネルは一つの搬送波上で報知(broadcast)さ
れる。すなわち、一つの報知制御チャネル(BCCH:
broadcast control channel)搬送波は、いくつかのセ
ルの制御チャネルを搬送し、複数のピコセルラ(pico-ce
llular)型のトラヒック・チャネルを包括する。ピコセ
ルラ基地局は、同報モード(simulcast mode)で動作し
て、BCCH制御情報を送信する。従って、実際上、一
つのワイド・エリアBCCHは、複数のセルラ・カプセ
ル(cellularcapsules)にサービスを提供する。BCCH
は、実際にはグローバル基地局からダウンリンクで送信
される。このシステム設計形式は、特に屋内環境では、
実施するのが比較的簡単で、BCCH周波数再利用パタ
ーンに従って個別のセル内で個別のBCCHを提供する
上で必要とされるであろう周波数資源を無駄にしない。
実際、一つの搬送波は時分割多重化方式にてセル間で共
有される。配置時に、セルのピコセル構成は、例えば、
ショッピング街またはビルの特定のフロア、あるいはオ
フィス・スイート内のコマーシャル・グループに対して
サービスを提供するように構成される。
【0005】添付の図1は、4つのセルC1〜C4の構
成を示す。一つの搬送波は、全4つのセル用の制御チャ
ネルを報知するために利用でき、全4つのセル内の加入
者向けBCCH情報は一つの制御チャネル内に収容され
る。EDGEコンパクト・システムでは、全4つのセル
の基地局は、このような送信を可能にするために同期さ
れる。
【0006】単一であるが概して同報のBCCHでは、
システム全体としては、ダウンリンク送信を常に監視で
きる移動無線装置などの加入者ユニットでは効果を得る
ことができない。これは、BCCH送信はセルラ・サー
ビス・エリアでは実質的に非連続的であり、任意の特定
の位置における移動無線装置から見ると短縮されている
ためである。
【0007】GSMシステムにおける「加入者局(subsc
riber station)」は、さまざまな形態をとりうる。本質
的には、加入者局は、基地局からGSM信号を受信する
能力を有する機器として定義できる。このような機器
は、通常GSMシステムでは「移動局(Mobile Statio
n)」または「MS」という。一般に、これは移動電話で
もよい。ただし、これはGSM信号を受信できる移動無
線装置でもよい。また、GPRS無線装置もこのような
信号を受信できる。明らかに、このような機器は通常基
地局に送信することもでき、また他の機器に対して「直
接モード(direct mode)」にて送信することもできる。
この種の機器が移動型である必要はない。以下では、加
入者局という用語は、これらのようなあらゆる種類の装
置について用いられる。
【0008】一般にいくつかのセルの基地局および複数
のピコセルからのローカル同報報知(local simulcast b
roadcasts)によって実現される包括的BCCHでは、非
連続的ダウンリンク送信は有利である。これは、環境が
より高い、すなわち、良好な搬送波対干渉(C/I:ca
rrier to interference)比をサポートするためであ
る。実際、ダウンリンク干渉は、間欠的なデータ・トラ
ヒックによって周期的にのみ生じる。この改善されたC
/I比により、システムは任意の種類の転送、特にGP
RS(Group Packet Radio System)において必要とされ
るようなデータ転送のより優れたサポートが一般に可能
になる。さらに、データ・サービスでは、良好なC/I
を有することが好ましいが、これは順方向誤り訂正(for
ward errorcorrection)符号化に伴うオーバヘッド条件
を低減し、ひいてはデータ・トラヒック・スループット
の相応の向上を有するシステムが得られるためである。
【0009】ピコセルラ・システムについて、これらは
建物内,建物のフロア間および概して屋内環境など、比
較的小さいが人口密度の高いサービス可能エリア内で採
用される。従って、ピコセルは、約10〜50メートル
のセル半径を有し、そのためマイクロセルラあるいはマ
クロセルラ方式における対応する再利用パターンに比べ
て、かなり小さい距離で反復する関連したトラヒック・
チャネル用の周波数再利用パターンを利用する。言い換
えると、連続的に小さなセルは、より密な周波数再利用
方式を得るために統計的周波数多重化(statistical fre
quency multiplexing)から一般に効果が得られる。
【0010】このような多重レイヤ・セルラ方式を採用
することは、UMTS(Universal Mobile Telecommunic
ation System)などの第三世代システムを含む、現在お
よび提唱中のセルラ・システムについて容量問題を解決
する上で優勢でありつづけるであろう。
【0011】GSMについて、GSMは時分割多重化セ
ルラ・システムにおける事実上の世界基準と一般にみな
されている。GSMは、例えば、ハーフレート・コーデ
ック(half-rate codecs)の導入・採用によって提供され
る絶え間ない性能改善により改善されている。より高い
スループットは、別名EGPRSコンパクトともいうE
DGEコンパクト・システムの開発によって得られるで
あろう。
【0012】EDGEコンパクトは、8PSK(phase s
hift-keyed)変調方式を利用し、従って3ビット/シン
ボルをサポートし、そのため従来のGSMよりもはるか
に効率的である。EDGEコンパクトは、スタンドアロ
ン容量(stand-alone capacity)にて動作できる。しかし
これは、回線交換バックボーンを有する時分割多重化
(TDM:time division multiplexed)システムの付
属として、より一般には、また少なくとも現在ではみな
されている。
【0013】EDGE(EGPRS)コンパクト・シス
テム内で採用される無線環境について、限られた地理的
環境における表面的に隣接したセル間でチャネル搬送波
の共有が行われている。これは、制御チャネル資源およ
び特定のトラヒック搬送波の両方に当てはまる。
【0014】特に、EDGEコンパクトは、9個または
12個のセルからなるクラスタ(cluster)が、少なくと
も制御チャネルの目的のための搬送波については、3つ
の周波数搬送波を共有するように現在構成される。この
ような構成の結果、従来のGSMのみを利用して実施す
ると、許容できない干渉環境が生じることになる。
【0015】図2は、EDGEコンパクト・セルラ無線
通信システムの12個のセルの構成を示す。EDGEで
は、これらのセルは、その基地局によって報知される信
号が同期されるように組織されている。
【0016】図2の12個のセルは、3つの搬送波を共
有できる。これらの搬送波は、GSM搬送波の場合のよ
うに、200kHz間隔で離間されている。
【0017】ただし、EDGEコンパクトでは、加入者
ユニットは、制御チャネル情報を有するスロットの「タ
イム・グループ」を受信することによって、セル間を区
別できる。これらのタイム・グループは、共通の制御チ
ャネル搬送波資源を共有する異なるセル間で、制御チャ
ネル送信のための時間的オフセット(temporal offset)
を実質的に与える。任意の一時間にて、一つのセルのみ
が、他のセルと実際に共有される搬送波上で制御チャネ
ル情報を実際に送信(すなわち報知)する。別の時間に
て、他のセルは同一搬送波上で制御チャネル情報を送信
する。単純に見ると、搬送波上の各タイムスロットは、
同じ共通制御チャネルを共有するいくつかのセルのうち
の一つのみに位置する移動無線装置に宛てられた制御チ
ャネル情報を収容する。
【0018】実用ベースでは、制御チャネルは時分割フ
レーム内の専用タイムスロットによってサポートされる
ので、4セル構成における共通制御チャネル搬送波は、
均等に分割・配列された送信期間を有し、すなわち、タ
イムスロットTS−1,TS−3,TS5,TS−7が
クラスタの4セル・パターン内で利用される。
【0019】図2の構成では、12個のセルからなるセ
ットが太い黒色の枠線で囲まれている。この境界内のセ
ルのうち4つのセルは、「F1」という記号を含む。こ
れは、これら全てのセル内の加入者局用の制御チャネル
情報は、ここでF1という一つの搬送波上で報知される
ことを意味する。
【0020】記号「F1」を含む4つのセルについて、
2つのことが明らかである。第1に、これらのセルはど
れも他の4つのうちのいずれとも接しない。第2に、こ
れらのセルのそれぞれは、異なる「タイム・グループ」
記号が記されている。これらの異なるタイム・グループ
記号は、4つのセルのそれぞれが搬送波上のタイムスロ
ットの固有のセット上で、セル内の加入者に制御チャネ
ル情報を報知することを示す。従って、各セル内の加入
者局は、自局のセルに対してのみ固有の搬送波の時間部
分によってアドレス指定可能である。
【0021】同様な方式は、図2において「F2」と記
された4つのセルと、「F3」と記されたさらに4つの
セルを調べることによって把握できる。
【0022】基地局から移動局への「ダウンリンク」上
の制御チャネル送信は、常にフルパワーである。しか
し、制御チャネル送信とは対照的に、トラヒック・チャ
ネル・ダウンリンク送信はパワー制御を受ける。これ
は、ダウンリンクにおいてデータを損なうであろう同一
チャネル干渉(co-channel interference)が最小限に抑
えられることを保証することにより、干渉を制限する。
実際、トラヒック領域(traffic domain)では、特定のト
レーニング・シーケンス,変調方法および誤り訂正アル
ゴリズムの利用と連携したダウンリンク・パワー制御と
の組合せは、潜在的な干渉問題に対処し、EDGEコン
パクトが周波数再利用方式の向上から効果が得られるよ
うにする。
【0023】EDGEコンパクト加入者ユニットが担当
基地局トランシーバを選択するための機構について、現
在加入者ユニットは、EDGEコンパクト方式に従っ
て、定められた体制を受ける。移動ユニットでもよい加
入者ユニットは、自局のローカル・エリア周波数スペク
トルのパワー/エネルギ・プロフィール(power/energyp
rofile)を評価することによって開始する。これは、加
入者ユニットが異なる周波数にて多数のパワー測定を行
うことを必要とする。実際、EDGEコンパクトにおけ
る加入者ユニットは、最初には可能な担当基地局に対す
る同期がないので、加入者ユニットは、ダウンリンク搬
送波上でサポートされる「シグナリング(制御チャネ
ル)ブロック」への直接アクセスを保証できない。これ
は、GSMとは著しく対照的である。
【0024】パワー測定が完了すると、加入者ユニット
はパワー測定を順位決めする。次に、加入者ユニット
は、利用に適した担当セルを特定するために、各可能な
搬送波について制御チャネル搬送波との周波数整合(fre
quency alignment)を獲得することを試みなければなら
ない。最後に、選択された制御チャネル搬送波周波数を
有するセルが選択されると、加入者ユニットは正確な内
部タイマ動作を行うためにビット・レベルにて同期を確
立しなければならない。
【0025】GSMでは、制御チャネル・マルチフレー
ムの送信およびその制御バーストの各適宜な発生によ
り、加入者ユニットは周波数訂正チャネル(FCCH:
frequency correction channel)を見つけ、ひいてはセ
ルを選択することが比較的簡単かつ高速に行うことがで
きる。ただし、重要なのは、EDGEコンパクトにおい
て、不連続な制御チャネル送信は、潜在的に利用可能な
周波数スペクトル内のパワー分布(power distribution)
の解析について深刻な問題を提起する。
【0026】この点、制御チャネルの一般的構造を再検
討し、タイムスロットの概念を明確にすることが適切で
ある。理解されるように、TDM方式のシステムにおけ
る制御チャネルは、連続的な送信において異なる制御命
令を伝えるべく構成された専用タイムスロットに一般に
関連している。
【0027】8つのタイムスロットからなるGSMフレ
ームは、4.615ミリ秒(ms)の期間を有し、各タ
イムスロットは約0.577msの長さを有する。連続
した0.577msのダウンリンク・タイムスロットは
1フレームによって区切られる。これらのタイムスロッ
トは、データのバースト(bursts of data)をサポートす
る。各制御チャネル・マルチフレームは、設定された数
のフレームによって定められる。
【0028】各EDGEコンパクト・マルチフレーム
は、52個のフレームからなる。これは、従来のGSM
マルチフレームにおいて用いられる51個のフレームと
は対照的である。
【0029】添付の図3は、このようなEDGEコンパ
クト・マルチフレームの概略図である。フレームは、
「FN」番号0〜51である。各フレームは8つのタイ
ムスロットを収容し、これらのタイムスロットはTS
0,TS1,...TS7と番号が付されている。
【0030】EDGEコンパクト・マルチフレームにお
ける52個のフレームのうち、48個のフレームは連続
した4つのブロックで割り当てられ、12個の制御シグ
ナリング・ブロックを与える。これらのシグナリング・
ブロックは、B0〜B11と記されている。これら12
個の制御ブロックのうち、2つのブロックはマルチフレ
ーム・フォーマット内で固定される。残りは動的に割当
可能であり、固定されたものと同じ種類であっても、異
なる種類/性質のものでもよい。
【0031】さらに詳しくは、EDGEコンパクト・マ
ルチフレームは、フレーム25の位置におけるコンパク
ト周波数訂正チャネル(CFCCH:compact frequenc
y correction channel)およびフレーム51の位置にお
けるコンパクト同期チャネル(CSCH:compact sync
hronisation channel)によって均等に分割される。ま
た、マルチフレームは、フレーム0からフレーム3であ
るブロック0に常に収容されるコンパクト・パケット報
知制御チャネル(CPBCCH:compact packet broad
cast control channel)を常に含むように構成される。
また、ブロック11には、コンパクト・パケット・ペー
ジング・チャネル(CPPCH:compact packet pagin
g channel)がある。CPBCCHに収容される情報
は、チャネル割当およびハンドオーバを含むセルラ通話
の多くの面に実際に関連している。
【0032】残りの10個のブロックのうちの2つのブ
ロックは、CPBCCHまたはCPPCHダウンリンク
送信のいずれかをサポートするために割り当てられる。
ただし、厳密なブロック割当はマルチフレーム内で動的
に可変であり、両方がCPBCCHでも、両方がCPP
CHでも、あるいはその間に分離(split)があってもよ
い。
【0033】EDGEコンパクトにおける残りの制御シ
グナリング(CC)ブロックは、特定の時間にてセル内
で必要とされるいかなる制御機能にもサポートするよう
に動的に割り当てられる。残りの制御シグナリング・ブ
ロックは、ページング・チャネル,アクセス許可チャネ
ル(access grant channel),報知制御チャネルなどの形
式をとることができが、これらの機能チャネル指定はC
Cマルチフレーム内でサポートされる典型的な内部制御
チャネルの例に過ぎない。言い換えると、制御チャネル
・ブロックは、加入者ユニットの視点からは擬似ランダ
ムな方式で割り当てられる。残りの2つのフレームは、
パケット・タイミング訂正(PTCCH:packet timin
g correction)用に割り当てられる。
【0034】マルチフレーム構造については、GSM技
術規格(TS: Technical Standard)05.02バー
ジョン8.1.0において記述されており、GSM T
S05.08セクション12のCRA180rlを参照
されたい。
【0035】EDGEコンパクトでは、ダウンリンク送
信の不連続な性質と、CFCCHがマルチフレーム期間
毎に1回だけ送信されるという事実に鑑み、加入者ユニ
ットは、エンド・ユーザに対して極めて長い遅延を生じ
る可能性がある。実際、EDGEコンパクト加入者ユニ
ットは、単一の搬送波周波数および単一のセルについ
て、19フレーム毎に1回だけシグナリング制御チャネ
ル・ブロックのバーストにアクセスすることが現在保証
されている。加入者ユニットがセルのパワー・レベルを
測定しなければならない場合、加入者ユニットは、フル
パワーにてセルによって放射されているバースト上での
み、無線周波数(RF)レベルを受信しなければならな
い。なお、少なくとも、このようなバーストはCFCC
H,CSCH上、それにCPBCCHおよびCPPCH
論理チャネルに割り当てられた4つのブロック上で生じ
る。
【0036】2つのパラメータ、すなわち、BS_PB
CCH_BLKSおよびBS_PAG_BLKS_RE
Sは、EDGEコンパクト・マルチフレームにおけるC
PBCCHおよびCPPCHの位置を決定する。これら
論理制御チャネルは、整列したシーケンスB0,B6,
B3,B9,B1,B7,B4,B10,B,B8,B
5,B11に従う。CPBCCHをサポートするブロッ
クは、BS_PBCCH_BLKSに等しい番号で、順
序リスト(ordered list)の最初のブロックである。CP
PCHをサポートするブロックを判定する場合、順序リ
ストからBS_PBCCH_BLKS+BS_PAG_
BLKS_RESブロックを除去する。すると、残りの
ブロックがCPPCHブロックである。例えば:
【0037】
【表1】
【0038】上記のように、CPBCCHおよびCPP
CHブロックの総数は少なくとも4に等しい。さらに、
少なくとも1つのCPBCCHのブロックと1つのCP
PCHのブロックがあるので、論理制御チャネル制限E
DGEコンパクト・マルチフレーム内にはフルパワー・
ブロック用に少なくとも3つの構成がある。以前の同期
なしに、また報知パラメータBS_PBCCH_BLK
SおよびBS_PAG_BLKS_RESの知識なし
に、このようなチャネルのパワー走査を考慮すると、基
本的なアルゴリズムは、少なくとも1つのフルパワー・
バーストを収容するのに十分長い受信窓(reception win
dow)を開くことからなる。この窓は、最悪の事態に対し
て設計しなければならず、そのため窓のために150タ
イムスロットの最小期間を与える。
【0039】EDGEコンパクトにおけるブロック割当
については、文書ETSI TS05.02バージョン
8.1.0に記載されている。
【0040】GSM規格に戻って、GSMでは「周波数
ホッピング(frequency hopping)」が用いられる。周波
数ホッピングは、各タイムスロットが送信される周波数
を変更する。ホッピングのために利用可能な周波数は、
GSM制御システムおよびシステム内の加入者の両方に
通知される。周波数ホッピングの効果は、送信誤りの数
を低減し、それにより平均でより良好な無線リンクを可
能にすることである。
【0041】コンパクトEDGEセルラ無線システム
は、周波数ホッピングを利用することは当初想定されて
いなかった。近年、ETSI規格当局は、周波数ホッピ
ングを採用するコンパクトEDGEシステムを提唱する
意見書を受け取った。しかし、提唱のシステムは、コン
パクトEDGEの当初の設計の別の望ましい特性、すな
わち、「マルチスロット(multi-slot)」動作を実行する
能力、を低減する。
【0042】マルチスロット動作は、任意の特定の移動
局に宛てられた信号の報知をTDMAフレーム内の同一
周波数の2つまたはそれ以上のタイムスロットに拡張す
る。しかし、コンパクトEDGEにおいてマルチスロッ
ト動作と周波数ホッピングを組み合わせることは、これ
までのところ困難と思われた。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題を緩和
する必要がある。特に、出願者は、セルラ無線通信シス
テムにおいて周波数ホッピングをマルチスロット動作と
ともに効率的に実施できることがわかった。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明によるセルラ無線
通信システムは、独立した請求項1の特徴を示す。本発
明による加入者局は、独立した請求項15の特徴を示
す。セルラ無線通信システムにおいて信号を送信する方
法は、独立した請求項28の段階を示す。
【0045】
【実施例】第1実施例 本発明によるセルラ無心通信システムは、以下の特徴を
示す: 1)制御チャネル情報からなる少なくとも一つの信号
は、セルラ無線通信システム内の加入者に搬送波上で報
知される。この無線通信システムはセルに分割でき、こ
れらのセルに対して信号は、図2に概して示すように報
知される。
【0046】2)搬送波はTDMAフレームに分割さ
れ、各TDMAフレームはフレーム番号Nを有する。搬
送波は、図3に示すように時間的に分割できる。
【0047】3)システムは、所定の周波数fiの少な
くとも2つのセットS0〜S2を格納するように適応さ
れ、搬送波はセットS0〜S2のうちの選択されたセッ
トからとられる周波数上で任意の特定の時間にて報知さ
れる。従って、任意の搬送波を報知する各基地局は、任
意の時間にてセットS0〜S2のうちの特定のセットS
tから選択された周波数fi上で搬送波を報知する。
【0048】4)システムは、この時点で報知されるT
DMAフレームのフレーム番号Nに応じて、所定の周波
数fiのセットのうちの選択されたセットStを選ぶよ
うに適応される。従って、このシステムは、報知周波数
がとられるセットStを、搬送波の異なるフレーム番号
Nについて変更できる。
【0049】図4は、本発明の第1実施例により報知さ
れる搬送波を示す。図4の搬送波は、「主(primary)」
搬送波である。この搬送波は、加入者局の制御チャネル
情報を搬送するもので、この制御チャネル情報の少なく
とも一部は、無線システムとの同期を確立するために加
入者局によって利用できる。
【0050】この搬送波の最初の4つのフレームは、フ
レーム番号FN0〜3である。これらの4つのフレーム
のそれぞれは白色で示され、これらがセットS0からと
られる周波数で報知されることを示す。なお、この図面
のページの左下にある図4の下の3つの矩形の図を参照
されたい。また、この3つの矩形の図は、この図面の同
ページ上の図5にも適用される。フレーム0〜3は、制
御チャネル・データを収容し、各フレーム0〜3におい
て1と記されるスロットを参照されたい。
【0051】図4におけるフレーム4〜20は、黒色で
示される。黒色のフレームは、セットS1からとられる
周波数で報知される。図4におけるフレーム4〜20
は、加入者局のペイロード・データ(payload data)を収
容し、制御チャネル・データを収容するタイムスロット
はない。
【0052】図4の搬送波は、ある構成(arrangement)
を明らかに提供し、ここで制御チャネル・データからな
るフレームは、周波数のセットS0からとられる周波数
上で報知され、制御チャネル・データを含まないフレー
ムは、異なる周波数のセットS1からとられる周波数上
で報知される。
【0053】図5は、図4の搬送波とは別に、本発明の
第1実施例により報知できる「副(secondary)」搬送波
を示す。図5の搬送波は、加入者局のペイロード・デー
タを収容する。図5の搬送波は、制御チャネル・データ
を収容するタイムスロットを有するように構成できる
が、もしあっても、これらのスロットは無線システムと
同期を確立するために加入者局によって用いられない。
ペイロード・データは、加入者局の音声またはデータか
らなる。このデータは、トラヒック・チャネルという副
搬送波上で報知される信号の先頭にある。このデータの
スロットは、トラヒック・チャネル・スロットという。
【0054】図5におけるフレーム番号0〜3は、セッ
トS2からとられる周波数上で報知され、フレーム番号
4〜20は、セットS1からとられる周波数上で報知さ
れる。
【0055】図4および図5に示す特定の構成では、基
本的な発明に対するある好適な改善が採用されている。
セットS0は、一つの周波数f0のみを収容する。セッ
トS1は、f0を含む多数の周波数を収容する。ただ
し、セットS2は多数の周波数を収容するが、f0を含
まない。また、システムは、所定の周波数のセットS0
〜S2のうちの選択されたセットStからの所定の周波
数を利用して、周波数ホッピング・シーケンスで搬送波
を報知できる。
【0056】図4および図5における時間の進行は、各
フレームで左から右に、フレーム番号の昇順で下に向か
って示されている。図4および図5は共通の時間軸を共
用し、これにより2つの図面における対応するスロット
およびフレームはシステムによって同時に送信される。
【0057】図4について、フレーム0〜3はセットS
0の一つの周波数f0上で報知される。従って、GSM
周波数ホッピングは、システムによって主搬送波のフレ
ーム0〜3に対して適用されない。しかし、主搬送波の
フレーム4〜20は、セットS1に収容される任意の周
波数上で報知できる。従って、システムは周波数ホッピ
ングをフレーム4〜20に適用できる。
【0058】図5について、フレーム0〜3はセットS
2に収容される任意の周波数上で報知できる。セットS
2は周波数f0を収容しないので、副搬送波のフレーム
0〜3は、主搬送波のフレーム0〜3によって用いられ
る周波数上で報知できない。システムは、副搬送波のフ
レーム0〜3に対して周波数ホッピングを適用できる。
図5におけるフレーム4〜20は、セットS1に収容さ
れる任意の周波数上で報知できる。従って、システム
は、主搬送波のフレーム4〜20の場合と同様に、f0
を含む広い範囲の周波数内で副搬送波のフレーム4〜2
0に対して周波数ホッピングを適用できる。
【0059】明らかに、周波数セットのうちの第1セッ
トS0は一つの所定の周波数f0のみしかないので、セ
ルラ無線通信システムは、第1セットS0が選択された
場合には、搬送波に対して周波数ホッピングを適用しな
い。また、図4において、システムは、制御チャネル・
データを収容するフレームが報知される場合に、周波数
の第1セットS0を選択する。所定の周波数の異なるセ
ットS0〜S2を利用することにより、セルラ無線通信
システムはマルチスロット動作用に最適化される。例え
ば、図4の主搬送波のフレーム0〜3について、搬送波
は周波数ホッピングされず、そのためフレーム0〜3の
全てのタイムスロットは同一周波数上で報知される。加
入者局は、フレーム内のタイムスロット間で再同調(re-
tuning)せずに、フレーム0〜3の全てのタイムスロッ
トを受信でき、そのため同局が受信周波数間で再同調す
る必要がある有限時間によって妨げられない。この再同
調時間は、システムの基地局が自局の報知周波数を再同
調できるはるかに小さい時間に比べて大きい。従って、
本発明の構成では、任意の特定の加入者局は、より良好
にパワー測定を行い、あるいは例えば無線通信システム
との同期を確立するために制御チャネル情報を受信でき
る。
【0060】本発明のセルラ無線通信システムは、ED
GEコンパクトあるいはEDGEGSMセルラ無線通信
システムでもよい。このようなEDGEコンパクト・シ
ステムでは、セルラ無線通信システムの少なくとも2つ
のセルC1,C2の基地局は、主搬送波を報知するため
に互いに同期される。主搬送波上で報知される信号は、
セル内の加入者用の制御チャネル情報からなる。副搬送
波がセルに報知される場合、この搬送波はセル内の加入
者局用のデータを搬送し、また同期のために移動局によ
って用いられない制御チャネル情報を搬送できる。
【0061】以上、図4および図5について、加入者局
に報知するセルラ無線通信システムの点からに限って説
明した。ただし、システムは加入者局からも信号を受信
する。
【0062】一般に、加入者局は、主搬送波上で制御チ
ャネル・データを受信することにより、十分に強い主搬
送波と同期を確立する。次に、加入者局は、主搬送波か
ら、すなわち図4のフレーム4〜20に示すようなトラ
ヒック・チャネル・スロットから、ペイロード・データ
を受信できる。このペイロード・データは、音声および
/またはデータでもよい。また、加入者局は、これらの
トラヒック・チャネル・スロット上でペイロード・デー
タを無線通信システムに送信できる。加入者局は、ペイ
ロード・データを送受信できるためには、システムによ
って選択された各フレームの周波数を利用しなければな
らない。
【0063】しかし、無線通信システムは、図5に示す
ような副搬送波に加入者局を割り当てることができる。
この場合、加入者局は図5における0〜20などの任意
のフレームにおいてペイロード・データを送受信し、そ
うするためには無線通信システムによって選択された周
波数を利用する。
【0064】EDGEコンパクトなどのシステムにおけ
る主搬送波と副搬送波との間の相違点についてさらに詳
しく見ると、以下の点が注目に値する。まず第1に、
「制御チャネル」データという主搬送波上の情報は、さ
まざまな異なる種類の情報からなる。
【0065】主コンパクト搬送波(Primary Compact car
rier)は、コンパクト用の同期情報、すなわちCSC
H,CFCCH情報およびCPBCCH情報を搬送する
ために用いられる無線周波数チャネルである。移動局の
無線システムへの初期同期時に、無線局は最初にCFC
CHを検出し、次にCSCHを復号し、それからCPB
CCHを取得する。主搬送波上のチャネル組合せは、C
FCCH+CSCH+CPBCCH+PDTCH+PA
CCH+PTCCHである。 (1)CFCCH − コンパクト周波数訂正チャネル
(Compact Frequency Correction CHannel) GSMにおけるFCCHと同じ役割(周波数同期) (2)CSCH − コンパクト同期チャネル(Compact
Synchronization CHannel) GSMにおけるSCHと同じ役割(タイミング情報の搬
送,フレーム同期を可能にする)。
【0066】(3)CPBCCH − コンパクト・パ
ケット報知制御チャネル(Compact Packet Broadcast Co
ntrol CHannel) CPBCCHは、コンパクト用のスタンドアロンなパケ
ット制御チャネルである。CPBCCHは、パケット送
信動作のためネットワークにアクセスするためにMSに
よって用いられるパラメータを報知する。CPBCCH
は、(GPRSにおける)PBCCHと同じパケット・
システム情報(PSI:Packet SystemInformation)の
セットを搬送する。ただし、EDGEコンパクトにおけ
るPSIは、例えばコンパクト・チャネル・コンフィギ
ュレーションなど、コンパクト用に特別に用いられる追
加情報を有する。
【0067】(4)PDTCH − パケット・データ
・トラヒック・チャネル(Packet Data Traffic CHanne
l)(GPRSと同様) (5)PACCH − パケット関連制御チャネル(Pac
ket Associated Control CHannel)(GPRSと同様) (6)PTCCH − パケット・タイミング・アドバ
ンス制御チャネル(Packet Timing Advance Control CHa
nnel)(GPRSと同様) (7)CPCCCH − コンパクト・パケット共通制
御チャネル(Compact Packet Common Control CHannel) GPRSと同様に、いくつかのCPCCCHの種類があ
る: i)コンパクト・パケット・ページングチャネル(CP
PCH:Compact Packet Paging channel):ダウンリ
ンク専用で、移動局(MS:mobile station)にページ
ングするために用いられる。
【0068】ii)コンパクト・パケット・ランダム・
アクセス・チャネル(CPRACH:Compact Packet R
andom access channel):アップリンク専用で、アップ
リンク方向またはダウンリンク方向で、一つまたはいく
つかのパケット・データ・トラヒック・チャネル(PD
TCH:Packet Data Traffic CHannel)の割当を要求
するために用いられる。
【0069】iii)コンパクト・パケット・アクセス
許可チャネル(CPAGCH:Compact Packet Access
grant channel):ダウンリンク専用で、一つまたはい
くつかのPDTCHを割り当てるために用いられる。
【0070】iv)コンパクト・パケット通知チャネル
(CPNCH:Compact Packet Notification channe
l):ダウンリンク専用で、MSにPTM−M呼出を通
知する。副コンパクト搬送波 は、コンパクトにおけるセル割当の
任意の他の無線周波数チャネルのことである。主搬送波
と副搬送波との間の主な相違点は、加入者局は初期同期
のために主コンパクト搬送波のみを利用することであ
る。また、副搬送波は制御情報を含むが、この情報は加
入者局によって同期のために用いられない。
【0071】本発明の第1実施例では、異なるホッピン
グ・シーケンスを有する連続したタイムスロットがある
ことを防ぐために、マルチフレームに対して規則が適用
される。この規則は次の通りである: − ブロックB0,B3,B5,B6,B8,B9,B
11およびFN25,51上: a)主コンパクト搬送波上ではホッピングは適用されな
い b)副コンパクト搬送波上では、異なる周波数とのホッ
ピングが用いられる。
【0072】− 他のブロックおよびFN上:セル割当
の全ての周波数を利用して、ホッピングが適用される。
【0073】この規則は、図4および図5に示すマルチ
フレームに適用されている。
【0074】第1実施例において周波数ホッピングが適
用される場合、GSM TS05.02に記載される周
波数ホッピング・アルゴリズムが以下の修正とともに用
いられる: − 主搬送波上では、ホッピングはフレーム番号FNに
応じてアクティブあるいは非アクティブにされる。
【0075】− 副搬送波上では、ホッピング・シーケ
ンス発生のために用いられる「移動割当(Mobile Alloca
tion)」および「移動割当インデクス・オフセット(Mobi
le allocation index offset)」は、フレーム番号FN
に依存する。
【0076】「移動割当」すなわち「MA」は、特定の
加入者局に対する無線周波数チャネルの割当である。M
Aは、加入者の周波数ホッピング・シーケンスにおいて
用いられる無線周波数チャネルのセットを定める。MA
は、フルGSMシステムにおける1から64無線チャネ
ルの間の番号を収容する。MAの概念は、当技術分野に
おいて周知である。ただし、本発明では、特定のTDM
Aフレームについて周波数ホッピングを禁止するため
に、特定のTDMAフレームについてMA=1に設定す
ることを想定している。
【0077】「移動割当インデクス・オフセット」すな
わち「MAIO」は、0〜63の値をとりうる変数であ
る。周波数ホッピング・シーケンスにおいてどの周波数
が用いられるのかを厳密に判定することに関与するもう
一つの変数は、ホッピング・シーケンス発生器番号(Hop
ping sequence generator number)、すなわち「HS
N」である。このHSNは、GSMでは馴染みのある概
念である。
【0078】本発明の第1実施例の解決の利点は次の通
りである: − 加入者局(移動局)について、マルチスロットに対
して制限がない、および − 大きなセルの場合、現在提唱されているものとは対
照的に、この方式に変更を行う必要がない。
【0079】本発明の第1実施例の解決の欠点は次の通
りである: − 本発明の第2実施例に比べて、主搬送波上の周波数
ホッピングによって保護されるデータ・ブロックが少な
い。この第2実施例の詳細は以下の通りである。第2実施例 図6は、本発明の第2実施例により報知される搬送波を
示す。図7は、本発明の第2実施例によって報知できる
別の周波数を示す。
【0080】図6の搬送波は主搬送波であり、セルラ無
線システム内でのその機能は図4の機能と同様である。
図7の搬送波は副搬送波であり、セルラ無線システム内
でのその機能は図5の機能と同様である。図6と図4お
よび図7と図5の間の唯一の相違点について、以下で詳
しく説明する。
【0081】図6の主搬送波について、無線システム
は、フレーム0〜3内の偶数番号のスロットを報知する
ために所定の無線周波数のセットS1を選択する。これ
らは、タイムスロット0,2,4,6である。従って、
周波数ホッピングはこれらのスロットに適用できる。セ
ルラ無線通信システムは、TDMAフレームのフレーム
番号と、特定の時間に報知されるタイムスロットTSの
番号の両方に応じて、セットのうちの選択された一つを
選ぶ。
【0082】図7において、フレーム0〜3の偶数番号
タイムスロット0,2,4,6は、セットS1から選択
された周波数上で報知される。セットS1の全ての周波
数間の周波数ホッピングは、これらのスロットに適用で
きる。副搬送波のフレーム0〜3の奇数番号スロット
1,3,5,7のみは、セットS2からとられる周波数
を利用して報知される。従って、これらの奇数番号スロ
ットは、セットS2の周波数間の周波数ホッピングで報
知でき、このセットS2は、セットS0の唯一の要素で
ある周波数f0がないという点で、セットS1に比べて
制限される。
【0083】図6および図7に示す本発明の第2実施例
は、以下の制限を考慮に入れる: (1)初期同期および近傍情報(neighbor information)
に関する制限: − CPBCCHブロック(B0,それにおそらくはB
3,B6,B9)上でホッピングはない − CFCCH(FN25)上でホッピングはない − CSCH(FN51)上でホッピングはない (2)パワー測定アルゴリズムに関する制限: − パワー測定のために用いられる4つの初期ブロック
上でホッピングはない。CPBCCHブロックの量に応
じて、3つの可能な最小コンフィギュレーションがあ
る:{B0,B5,B8,B11};{B0,B5,B
6,B11};{B0,B3,B6,B11} 従って、主コンパクト搬送波のTS1,3,5,7上で
は、以下に対して周波数ホッピングは適用されない: − ブロックB0,B3,B5,B6,B8,B9,B
11, − フレーム番号25および51.ただし、第2実施例
は、上記の無線ブロックを除いて、CPBCCH/CP
CCH搬送波の奇数タイムスロット上で周波数ホッピン
グを許す。GSM TS05.02に記載される周波数
ホッピング・アルゴリズムは、以下の修正とともに用い
られる: (1)偶数タイムスロット上:修正はない。
【0084】(2)奇数タイムスロット上: − 主搬送波上では、ホッピングはフレーム番号FNに
応じてアクティブあるいは非アクティブにされる。
【0085】− 副搬送波上では、ホッピング・シーケ
ンス発生のために用いられる移動割当(MA)および移
動割当インデクス・オフセット(MAIO)は、フレー
ム番号FNに依存する。
【0086】第2実施例の利点は次の通りである: − CPBCCH搬送波上で送信されるほとんどのデー
タ・ブロックは、周波数ホッピングによって保護され
る; − BSSがブロックを割り当てる前にFNを考慮する
とすぐに、マルチスロット割当が可能になる。
【0087】第2実施例の欠点は次の通りである: − 周波数ホッピング規則は、いくつかの無線ブロック
についてなおTS番号に依存する。
【0088】− FNを考慮に入れる必要があるので、
データ・ブロック割当について複雑さが増す。
【0089】図4ないし図7のすべてについて、以下の
一般的な点を考慮する必要がある: (i)図4ないし図8のそれぞれの各搬送波のフレーム
0〜20のみについて、詳細に説明してきた。ただし、
21〜25のフレームは、白色,灰色,黒色の同じ方法
で記されており、無線システムがこれらのフレームおよ
びそのスロット報知することに適用する周波数のセット
を示している。
【0090】(ii)セットS1は、最も単純には、周
波数f0ともう一つの周波数のみを収容する。セットS
2は、セット0とは異なる一つの周波数のみを収容でき
る。明らかに、より多くの周波数が各セットS1,S2
に存在してもよい。ただし、セットS0が選択されたと
きに周波数ホッピングを禁止するために、S0は一つの
周波数のみを収容する。
【0091】(iii)図3に示すような構成では、1
2個の連続したセルのパターンにおいて用いられる3つ
の周波数F1〜F3は、4つのセルからなる一つのセッ
トついて、全て制御搬送波、すなわち、主搬送波として
用いられる。この3つの周波数のそれぞれは、4つのセ
ル用の制御搬送波として用いられるが、別のセルで再利
用できる。従って、本発明を図3の構成に適用する場
合、セットS2は用いられない。図3において「F1」
と記される4つのセルのうちの一つについては、以下の
通りである: S0:F1 S1:F1;F2;F3第3実施例 本発明の第3実施例は、第1実施例において用いられる
無線システムおよび搬送波の展開を行う。
【0092】実際、第3実施例は、搬送波内の制御ブロ
ックの再配分(re-distribution)を行う。新たな制御ブ
ロック割当規則は次の通りである: − CPBCHおよびCPPCHブロック割当は、規則
B0,B6,B3,B9,...に従う;および − この割当順列において、最初にすべてのCPBCC
Hブロックを、次に全てのページング・ブロックを順次
割り当てる。
【0093】1つのCPBCCHブロックおよび2つの
CPPCHブロックついて、この規則における割当の例
は次の通りである:この新たな規則は、CPBCCHデ
ータについてブロックB0およびB11を与え、CPP
CHデータについてブロックB5およびB8を与える。
この修正では、CPBCCHブロック、それにおそらく
はPCCCHブロックは、同じブロックに常に割り当て
られる。これは、ホッピングのない最大送信パワーを提
供するが、これは加入者局がパワー測定を行うために不
可欠である。これらのブロックは、B0,B3,B6,
B9である。他の全てのブロックではホッピングが許さ
れ、データ、それにおそらくはPCCCHを搬送する。
【0094】同じ例において、図4および図5の搬送波
を生成する第1実施例において用いられるブロック割当
規則では、CPBCCHデータについてブロックB0お
よびB6を与え、CPPCHデータについてブロックB
5およびB11を与える。
【0095】この新たな割当規則の利点は、4つのブロ
ックのみが周波数ホッピングを採用することが禁止され
ることである。本発明の第1実施例において用いられる
規則では、12個のブロックのうちの7つで周波数ホッ
ピングが禁止される。第1実施例においてホッピングで
きない7つのブロックは、主コンパクト搬送波のB0,
B3,B5,B6,B8,B9,B11である。この問
題は、加入者ユニットがどのブロックを走査すべきかを
知らずに、「盲目に(blind)」パワー測定を実施できる
ようにするために、少なくとも4つの制御ブロックはホ
ッピングしないことを保証しなければならず、これらの
ブロックの位置は、セル内のチャネル・マッピングに従
って変化するためである。
【0096】第3実施例のブロック割当規則の別の利点
は、加入者局がCOMPACTセルを選択するための測
定プロセスを大幅に低減することである。これは、加入
者局がパワー測定を行うことができるマルチフレーム内
の位置は52マルチフレーム上の一定の規則的な位置に
配分されるためである。
【0097】図8は、本発明の第1実施例による主およ
び副コンパクト搬送波のマルチフレーム構造全体の例を
示す。図9は、本発明の第3実施例による主および副コ
ンパクト搬送波のマルチフレーム構造全体の例を示す。
【0098】図9の搬送波は、マルチフレーム内の新た
なブロック割当の点で図8の搬送波とは異なる。これ
は、図8および図9の左半分において主搬送波内に制御
チャネル情報を収容するフレームのフレーム番号を比較
することによってわかる。発明の効果 本発明の第1実施例は、従来のEDGEコンパクト方法
に比べてマルチスロット処理を優先する。また、第1実
施例は、第2実施例のマルチスロット動作に対する若干
の制限を排除する。従って、第1実施例は第2実施例よ
りも好適である。
【0099】本発明の第3実施例は、本発明の第1実施
例の改善と、新たな制御ブロック・マッピングとの関連
を提唱する。ただし、このオプションは、マルチスロッ
ト移動局の処理について強制的なものではなく、チャネ
ル品質を大幅に改善できる。
【0100】第3実施例の無線通信システムの改善され
た性能は、以下の点で見ることができる: 1)第1実施例の割当規則について:主コンパクト搬送
波の52個のTDMAフレームのうち28個はホッピン
グしない。そのため、TDMAフレームの54%はホッ
ピングせず、46%はセットS1={f0,f
1,...,fn}上でホッピングする。副搬送波上で
は、TDAMフレームの54%がセットS2={f1,
f2,...fn}上でホッピングし、TDMAフレー
ムの46%はS1={f0,f1,...,fn}(一
つだけ周波数が多い)上でホッピングする。
【0101】2)第3実施例の割当規則について:主コ
ンパクト搬送波の52個のTDMAフレームのうち18
個はホッピングしない。副搬送波上では、TDMAフレ
ームの35%はセットS2={f1,f2,...f
n}上でホッピングし、TDMAフレームの65%はセ
ットS1={f0,f1,...,fn}(一つだけ周
波数が多い)上でホッピングする。
【0102】以下の表は、上記の第1実施例および第3
実施例によって達成可能なホッピング量を比較する。こ
の表は、1つのCPBCCHおよび3つのCPCCCH
を有する主COMPACT搬送波について作成されてい
る。52マルチフレーム内のユーザ・トラヒックのため
に利用できるブロック総数は、(4ブロック*4TS+
8ブロック*8TS)=80である。
【0103】パーセント値は、周波数ホッピングを採用
できるデータ・ブロックの割合であり、第1実施例およ
び第3実施例のホッピング方式の効率を表す尺度であ
る。
【0104】
【表2】
【0105】またこの表は、第3実施例の新たなブロッ
ク・マッピングは、周波数ホッピングが適用されるブロ
ックの量を大幅に増加することを示している。実際、第
1実施例は、第2実施例のようなマルチスロット制約付
きのものに比べて、ホッピングの量が若干低下してい
る。
【0106】従って、本発明は、搬送波に対して周波数
ホッピングが適用された無線通信システムであって、マ
ルチスロット動作も促進する無線通信システムを提供す
る。そのため、この無線通信システムは、GSMスロー
周波数ホッピングを採用して、送信用の低いチャネル誤
り率を提供でき、また加入者局に対する送受信用の高い
情報スループットのためにマルチスロット動作を提供で
きる。さらに、第3実施例は、加入者が同期を得るため
に利用できる制御情報のブロックの改善された配列によ
り、短時間でチャネル獲得を行う。
【0107】周波数ホッピングにおけるマルチスロット
・モードの問題は、EGPRSコンパクトの成功にとっ
て重要な問題である。本発明無くしては、マルチスロッ
ト・モードにおける高ビット・レートは周波数ホッピン
グを非アクティブにする必要がある。この非アクティブ
により、不良チャネル品質に起因するスループットの低
下が生じる。本発明による加入者局 また、本発明は加入者局にも適用される。
【0108】図10は、一つのセルに位置する3つの加
入者局2,4,6を示す。加入者局2,4,6は、この
例では移動無線装置である。セルは、図10において8
と記される基地局を有する。
【0109】図11は、図10の無線装置2などの移動
無線加入者の内部要素を詳細に示す。
【0110】図11は、本発明による無線装置を示す。
図11の無線装置は、携帯または移動無線装置でもよ
い。
【0111】図11の無線装置2は、この無線装置のユ
ーザから音声を送信できる。無線装置は、無線装置によ
る送信用の信号を与えるマイクロフォン34からなる。
このマイクロフォンからの信号は、送信回路22によっ
て送信される。送信回路22は、スイッチ24およびア
ンテナ26を介して送信する。
【0112】また、無線装置2は、コントローラ20お
よびリード・オンリ・メモリ(ROM)32を有する。
コントローラ20は、マイクロプロセッサでもよい。R
OM32は固定メモリであり、不揮発性EEPROMで
もよい。
【0113】また図11の無線装置2は、無線装置のユ
ーザ・インタフェース回路の一部として機能するディス
プレイ42およびキーパッド44からなる。ユーザ・イ
ンタフェース回路の少なくともキーパッド44部分は、
ユーザによって起動可能である。無線装置の音声起動、
あるいはユーザとの他の対話手段を採用してもよい。
【0114】無線装置によって受信した信号は、スイッ
チによって受信回路28に送られる。ここから、受信信
号はコントローラ20および音声処理回路38に送られ
る。ラウドスピーカ40は、音声回路38に接続され
る。ラウドスピーカ40は、ユーザ・インタフェースの
別の部分をなす。
【0115】データ端末36を設けてもよい。端末36
は、送信回路22,スイッチ24およびアンテナ26に
よって送信するためのデータからなる信号を与える。
【0116】本発明による加入者局2は、以下の要素に
よって構成される: (i)少なくとも一つの搬送波上で報知される信号を受
信する無線受信手段24,28であって、前記信号は、
セルラ無線通信システム内の加入者用の制御チャネル情
報からなり、前記搬送波はTDAMフレームに分割さ
れ、各TDMAフレームはフレーム番号Nを有する、無
線受信手段; (ii)所定の周波数fiの少なくとも2つのセットS
0〜S2を格納する手段32; (iii)加入者局2は、所定の周波数fiの前記セッ
トS0〜S2のうちの選択されたセットからとられる周
波数上で、任意の特定の時間にて搬送波を受信すべく適
応され;および (iv)加入者局2は、前記時間にて受信されるTDM
Aフレームのフレーム番号Nに応じて、前記セットのう
ちの選択されたセットを選ぶべく適応される。
【0117】明らかに、このような加入者局は、上記の
図3ないし図9において説明した信号を受信できる。こ
こで、この説明に限り、加入者局が携帯移動局(MS)
であると想定する。この加入者局はEDGEコンパク
ト、あるいはEDGEクラシックGSM移動無線装置で
もよい。
【0118】このMSは、TDMAフレームのフレーム
番号と、前記時間にて受信されるTDMAフレーム内の
タイムスロットTSの番号の両方に応じて、セットS0
〜S2のうちの選択されたセットを選ぶべくさらに適応
される。MSは、周波数ホッピング方式にて搬送波のス
ロットを受信するために、選択されたセットから所定の
周波数を利用できる。
【0119】ただし、MSは一つの所定の周波数f0
みからなる周波数の第1セットS0を格納でき、それに
よりMSは、第1セットが選択された場合には、搬送波
のスロットを受信する際に周波数ホッピングを適用しな
い。搬送波上のこの少なくとも一つの信号は、MS用の
制御チャネル情報でもよく、MSは、初期同期のために
用いられる制御チャネル・データを収容するフレームが
報知される場合に、周波数の第1セットS0を選択でき
る。
【0120】詳しくは、周波数の第1セットS0は第1
周波数のみによって構成され、周波数の第2セットS1
は少なくとも2つの周波数によって構成され、この第2
セットの周波数の一つは第1周波数f0である。MS
は、一つまたはそれ以上の周波数からなる周波数の第3
セットS2をさらに格納でき、この第3セットの一つま
たはそれ以上の周波数は、第1周波数f0を含まない。
【0121】MSは、制御チャネル・データのスロット
であって、この制御チャネル・データの少なくとも一部
は同期情報を与える制御チャネル・データのスロット
と、トラヒック・チャネル・スロットであって、音声ま
たはデータからなるトラヒック・チャネル・スロットと
によって構成される搬送波を受信でき、またMSは、別
の搬送波上で一つまたはそれ以上の信号を受信すべくさ
らに適応でき、この一つまたはそれ以上の搬送波は、音
声またはデータからなるトラヒック・チャネル・データ
からなり、またこの一つまたはそれ以上の搬送波は、同
期情報を与えない制御チャネル・データのスロットを含
んで構成されてもよい。本発明による方法 上記の発明の概念は、発明の方法も網羅する。セルラ無
線通信システムにおいて信号を送信する発明の方法は、
以下のように構成される: (i)前記セルラ無線通信システム内の加入者に対し
て、搬送波上で制御チャネル情報からなる少なくとも一
つの信号を報知する段階; (ii)前記搬送波をTDMAフレームに分割する段階
であって、各TDMAフレームはフレーム番号Nを有す
る、段階; (iii)所定の周波数fiの少なくとも2つのセット
S0〜S2を格納あるいは生成する段階; (iv)任意の特定の時間にて報知されるTDMAフレ
ームのフレーム番号Nに応じて、所定の周波数の前記セ
ットS0〜S2のうちの一つを選択する段階; (v)前記セットS0〜S2のうちの前記選択された一
つからとられる周波数上で、前記時間にて前記搬送波を
報知する段階。
【0122】この方法は、TDMAフレームのフレーム
番号Nと、前記時間にて報知されるタイムスロットTS
の番号の両方に応じて、前記セットのうちの前記選択さ
れた一つを選ぶ段階をさらに含んで構成される。この報
知は、周波数ホッピング・シーケンスにて搬送波のスロ
ットを報知するために選択されたセットからの所定の周
波数を利用して達成される。搬送波は、EDGEコンパ
クトまたはEDGEGSMプロトコルに従って送信でき
る。
【0123】周波数のセットのうちの第1セットS0
は、一つの所定の周波数f0によってのみ構成され、本
方法は、第1セットS0が選択された場合に、搬送信号
に周波数ホッピングを適用しない段階をさらに含んで構
成される。
【0124】セルラ無線通信システムの少なくとも2つ
のセルC1,C2の基地局は、同期して少なくとも1つ
の搬送波を報知でき、前記少なくとも一つの搬送波は、
前記少なくとも2つのセルC1,C2内の加入者用の制
御チャネル情報によって構成できる。
【0125】周波数のセットS0〜S2は、マルチスロ
ット送信を最適化するように選択できる。特に、本方法
は、第1周波数のみによって構成される周波数の第1セ
ットS0と、少なくとも2つの周波数によって構成され
る周波数の第2セットS1とを採用でき、第2セットの
周波数の一つは前記第1周波数である。
【0126】ただし、本方法は、第1周波数によっての
み構成される周波数の第1セットS0と、一つまたはそ
れ以上の周波数によって構成される周波数の第3セット
S2とを採用でき、第3セットの一つまたはそれ以上の
周波数は前記第1周波数を含まない。
【0127】ただし、好適な実施例では、本方法は、第
1周波数によってのみ構成される周波数の第1セットS
0と、少なくとも2つの周波数からなる周波数の第2セ
ットS1であって、第2セットの周波数のうちの一つは
前記第1周波数である第2セットS1と、一つまたはそ
れ以上の周波数によって構成される周波数の第3セット
S2であって、第3セットの一つまたはそれ以上の周波
数は前記第1周波数を含まない、第3セットとを採用す
る。
【0128】周波数の第1セットS0は、初期同期のた
めに用いられる制御チャネル・データを収容するフレー
ムが報知される場合に選択できる。さらに詳しくは、周
波数の第1セットS0は、初期同期のために用いられる
制御チャネル・データを収容するタイムスロットが報知
される場合に選択できる。
【0129】搬送波は、制御チャネル・データのスロッ
トであって、制御チャネル・データの少なくとも一部は
同期情報を与える制御チャネル・データのスロットと、
音声またはデータからなるトラヒック・チャネル・スロ
ットとによって構成できる。この場合、一つまたはそれ
以上の信号は別の搬送波上で報知でき、この一つまたは
それ以上の搬送波は、音声またはデータからなるトラヒ
ック・チャネル・スロットによって構成され、またこの
一つまたはそれ以上の搬送波は、同期情報を与えない制
御チャネル・データのスロットによって構成されてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンパクトEDGEセルラ無線通信システムの
4つのセルの構成を示す。
【図2】EDGEコンパクト・セルラ無線通信システム
の12個のセルの構成を示す。
【図3】EDGEコンパクト・マルチフレームの概略図
である。
【図4】本発明の第1実施例により報知される搬送波を
示す。
【図5】本発明の第1実施例によって報知できる別の搬
送波を示す。
【図6】本発明の第2実施例により報知される搬送波を
示す
【図7】本発明の第2実施例によって報知できる別の搬
送波を示す。
【図8】本発明の第1実施例によるマルチフレーム搬送
波構造全体の例を示す。
【図9】本発明の第3実施例によるマルチフレーム搬送
波構造全体の例を示す。
【図10】セルラ無線通信システムのセルにおける3つ
の加入者局の配置を示す。
【図11】移動無線加入者の内部要素を詳細に示す。
【符号の説明】
2,4,6 加入者局 8 基地局 20 コントローラ 22 送信回路 24 スイッチ 26 アンテナ 28 受信回路 32 ROM 34 マイクロフォン 36 データ端末 38 音声処理回路 40 ラウドスピーカ 42 ディスプレイ 44 キーパッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パスカル・フォウランド フランス国 トゥアネフォーユ 31170 ル・デ・ラ・サブ3 (72)発明者 ビンセント・プルベレ フランス国 トゥルース 31000 アレ・ ドゥ・ニジェール 2−バ・セ2018−2 レ・ジャコモ

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラ無線通信システムであって: (i)制御チャネル情報を含む少なくとも一つの信号
    は、前記セルラ無線通信システム内の加入者に搬送波上
    で報知され; (ii)前記搬送波はTDMAフレームに分割され、各
    TDMAフレームはフレーム番号(N)を有し; (iii)前記システムは、所定の周波数(fi)の少
    なくとも2つのセット(S0〜S2)を格納すべく適応
    され、前記搬送波は、所定の周波数(fi)の前記セッ
    ト(S0〜S2)のうちの選択された一つからとられる
    周波数上で任意の特定の時間にて報知され; (iv)前記システムは、前記時間にて報知されるTD
    MAフレームのフレーム番号(N)に応じて、所定の周
    波数(fi)の前記セットのうちの前記選択された一つ
    を選ぶべく適応される;ことを特徴とするセルラ無線通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記システムは、前記TDMAフレーム
    のフレーム番号と、前記時間にて報知されるタイムスロ
    ット(TS)の番号の両方に応じて、前記セットの前記
    選択された一つを選ぶべくさらに適応されることを特徴
    とする請求項1記載のセルラ無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記システムは、周波数ホッピング・シ
    ーケンスで前記搬送波を報知するために、前記選択され
    たセットからの所定の周波数を利用することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のセルラ無線通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 周波数の前記セットのうちの第1セット
    (S0)は、一つの所定の周波数(f0)によってのみ
    構成され、それにより前記セルラ無線通信システムは、
    前記第1セット(S0)が選択された場合には、搬送波
    に周波数ホッピングを適用しないことを特徴とする請求
    項1ないし請求項3記載のセルラ無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記セルラ無線通信システムの少なくと
    も2つのセル(C1,C2)の基地局は、前記少なくと
    も一つの搬送波を報知するために互いに同期され;およ
    び前記少なくとも一つの信号は、前記セルラ無線通信シ
    ステムの前記少なくとも2つのセル内の加入者用の制御
    チャネル情報からなる;ことを特徴とする請求項1ない
    し請求項4記載のセルラ無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記セル(C1,C2)は、EDGEコ
    ンパクトまたはEDGE GSMセルラ無線通信システ
    ムの一部であることを特徴とする請求項1ないし請求項
    5記載のセルラ無線通信システム。
  7. 【請求項7】 周波数の前記セット(S0〜S2)は、
    前記システムのマルチスロット動作を最適化すべく選択
    されることを特徴とする請求項1ないし請求項6記載の
    セルラ無線通信システム。
  8. 【請求項8】 周波数の第1セット(S0)は、第1周
    波数のみからなり;および周波数の第2セット(S1)
    は、少なくとも2つの周波数からなり、前記第2セット
    の周波数のうちの一つは前記第1周波数である;ことを
    特徴とする請求項1ないし7記載のセルラ無線通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 周波数の第1セット(S0)は、第1周
    波数のみからなり;および周波数の第3セット(S2)
    は、一つまたはそれ以上の周波数からなり、前記第3セ
    ットの一つまたはそれ以上の周波数は前記第1周波数を
    含まない;ことを特徴とする請求項1ないし7記載のセ
    ルラ無線通信システム。
  10. 【請求項10】 周波数の第1セット(S0)は、第1
    周波数のみからなり;周波数の第2セット(S1)は、
    少なくとも2つの周波数からなり、前記第2セットの周
    波数のうちの一つは前記第1周波数であり;および周波
    数の第3セット(S2)は、一つまたはそれ以上の周波
    数からなり、前記第3セットの一つまたはそれ以上の周
    波数は前記第1周波数を含まない;ことを特徴とする請
    求項1ないし7記載のセルラ無線通信システム。
  11. 【請求項11】 前記システムは、初期同期のために用
    いられる制御チャネル・データを収容するフレームが報
    知される場合に、周波数の第1セット(S0)を選択す
    ることを特徴とする請求項8ないし10記載のセルラ無
    線通信システム。
  12. 【請求項12】前記システムは、初期同期のために用い
    られる制御チャネル・データを収容するタイムスロット
    が報知される場合に、周波数の第1セット(S0)を選
    択することを特徴とする請求項11記載のセルラ無線通
    信システム。
  13. 【請求項13】 前記搬送波は、制御チャネル・データ
    のスロットであって、前記制御チャネル・データの少な
    くとも一部は同期情報を与える制御チャネル・データの
    スロットと、音声またはデータからなるトラヒック・チ
    ャネル・スロットとによって構成され;および前記シス
    テムは、別の搬送波上で一つまたはそれ以上の別の信号
    を報知し、前記一つまたはそれ以上の別の搬送波は、音
    声またはデータからなるトラヒック・チャネル・スロッ
    トによって構成され、また前記一つまたはそれ以上の別
    の搬送波は、同期情報を与えない制御チャネル・データ
    のスロットによって構成されてもよい;ことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項12記載のセルラ無線通信シス
    テム。
  14. 【請求項14】 図面の図2ないし図9のいずれかを参
    照して、あるいはいずれかに示されるように、実質的に
    上記のごとく記載されるセルラ無線通信システム。
  15. 【請求項15】 セルラ無線通信システムにおいて用い
    られる加入者局であって: (i)少なくとも一つの搬送波上で報知される信号を受
    信する無線受信手段であって、前記信号は前記セルラ無
    線通信システム内の加入者用の制御チャネル情報からな
    り、前記搬送波はTDMAフレームに分割され、各フレ
    ームはフレーム番号(N)を有する、無線受信手段; (ii)所定の周波数(fi)の少なくとも2つのセッ
    ト(S0〜S2)を格納する手段;によって構成され、 (iii)前記加入者局は、所定の周波数(fi)の前
    記セット(S0〜S2)のうち選択された一つからとら
    れる周波数上で任意の特定の時間にて前記搬送波を受信
    すべく適応され;および (iv)前記加入者局は、前記時間にて受信されるTD
    MAフレームのフレーム番号(N)に応じて、前記セッ
    トのうちの選択された一つを選ぶべく適応される;こと
    を特徴とする加入者局。
  16. 【請求項16】 前記加入者局は、TDMAフレームの
    フレーム番号(N)と、前記時間にて受信されるTDM
    Aフレーム内のタイムスロット(TS)の番号の両方に
    応じて、前記セット(S0〜S2)のうちの選択された
    一つを選ぶべくさらに適応される;ことを特徴とする請
    求項15記載の加入者局。
  17. 【請求項17】 前記加入者局は、周波数ホッピング・
    シーケンスで前記搬送波のスロットを受信するために、
    前記選択されたセットからの所定の周波数を利用する;
    ことを特徴とする請求項15または請求項16記載の加
    入者局。
  18. 【請求項18】 周波数の前記セットのうちの第1セッ
    ト(S0)は、一つの所定の周波数(f0)によっての
    み構成され、それにより前記加入者局は、前記第1セッ
    ト(S0)が選択された場合には、搬送波のスロットの
    受信の際に周波数ホッピングを適用しない;ことを特徴
    とする請求項15ないし17記載の加入者局。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも一つの信号は、前記加
    入者局用の制御チャネル情報からなる;ことを特徴とす
    る請求項15ないし18記載の加入者局。
  20. 【請求項20】 前記加入者局は、移動無線装置であ
    る;ことを特徴とする請求項15ないし19記載の加入
    者局。
  21. 【請求項21】 前記加入者局は、EDGEコンパクト
    またはEDGEクラシックGSM移動無線装置である;
    ことを特徴とする請求項20記載の加入者局。
  22. 【請求項22】 周波数の第1セット(S0)は、第1
    周波数のみからなり;および周波数の第2セット(S
    1)は、少なくとも2つの周波数からなり、前記第2セ
    ットの周波数のうちの一つは前記第1周波数である;こ
    とを特徴とする請求項15ないし21記載の加入者局。
  23. 【請求項23】 周波数の第1セット(S0)は、第1
    周波数のみからなり;周波数の第2セット(S1)は、
    少なくとも2つの周波数からなり、前記第2セットの周
    波数のうちの一つは前記第1周波数であり;および周波
    数の第3セット(S2)は、一つまたはそれ以上の周波
    数からなり、前記第3セットの一つまたはそれ以上の周
    波数は前記第1周波数を含まない;ことを特徴とする請
    求項15ないし21記載の加入者局。
  24. 【請求項24】 前記加入者局は、初期同期のために用
    いられる制御チャネル・データを収容するフレームが報
    知される場合に、周波数の第1セット(S0)を選択す
    る;ことを特徴とする請求項22または請求項23記載
    の加入者局。
  25. 【請求項25】 前記加入者局は、初期同期のために用
    いられる制御チャネル・データを収容するタイムスロッ
    トが報知される場合に、周波数の第1セット(S0)を
    選択する;ことを特徴とする請求項24記載の加入者
    局。
  26. 【請求項26】 前記搬送波は、制御チャネル・データ
    のスロットであって、前記制御チャネル・データの少な
    くとも一部は同期情報を与える制御チャネル・データの
    スロットと、音声またはデータからなるトラヒック・チ
    ャネル・スロットとによって構成され;および前記加入
    者局は、別の搬送波上で一つまたはそれ以上の別の信号
    を受信し、前記一つまたはそれ以上の別の搬送波は、音
    声またはデータからなるトラヒック・チャネル・スロッ
    トによって構成され、また前記一つまたはそれ以上の別
    の搬送波は、同期情報を与えない制御チャネル・データ
    のスロットによって構成されてもよい;ことを特徴とす
    る請求項15ないし25記載の加入者局。
  27. 【請求項27】 図面の図10および図11のいずれか
    を参照して、あるいはいずれかに示されるように、実質
    的に上記のごとく記載される加入者局。
  28. 【請求項28】 セルラ無線通信システムにおいて信号
    を送信する方法であって: (i)前記セルラ無線通信システム内の加入者に、搬送
    波上で制御チャネル情報からなる少なくとも一つの信号
    を報知する段階; (ii)前記搬送波をTDMAフレームに分割する段階
    であって、各フレームがフレーム番号(N)を有する、
    段階; (iii)所定の周波数(fi)の少なくとも2つのセ
    ット(S0〜S2)を格納あるいは生成する段階; (iv)任意の特定の時間にて報知されるTDMAフレ
    ームのフレーム番号(N)に応じて、所定の周波数(f
    i)の前記セット(S0〜S2)のうち一つを選択する
    段階; (v)前記セット(S0〜S2)のうちの前記選択され
    た一つからとられる周波数上で前記時間にて前記搬送波
    を報知する段階;によって構成されることを特徴とする
    方法。
  29. 【請求項29】 TDMAフレームのフレーム番号
    (N)と、前記時間にて報知されるタイムスロット(T
    S)の番号の両方に応じて、前記セットのうちの前記選
    択された一つを選ぶ段階;をさらに含んで構成されるこ
    とを特徴とする請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 周波数ホッピング・シーケンスで搬送
    波のスロットを報知するために、前記選択されたセット
    からの所定の周波数を利用する段階;をさらに含んで構
    成されることを特徴とする請求項28または請求項29
    記載の方法。
  31. 【請求項31】 周波数の前記セットのうちの第1セッ
    ト(S0)は一つの所定の周波数(f0)によってのみ
    構成され、前記方法は、前記第1セット(S0)が選択
    される場合に、搬送信号に周波数ホッピングを適用しな
    い段階をさらに含んで構成されることを特徴とする請求
    項28ないし30記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記セルラ無線通信システムの少なく
    とも2つのセル(C1,C2)の基地局が前記少なくも
    一つの搬送波を同期して報知する段階;および前記少な
    くとも一つの搬送が前記少なくとも2つのセル(C1,
    C2)内の加入者用の制御チャネル情報からなる段階;
    をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項28
    ないし31記載の方法。
  33. 【請求項33】 EDGEコンパクトまたはEDGE
    GSMプロトコルに従って搬送波を送信する段階をさら
    に含んで構成されることを特徴とする請求項28ないし
    32記載の方法。
  34. 【請求項34】 マルチスロット送信を最適化するよう
    に、周波数のセット(S0〜S2)を選択する段階をさ
    らに含んで構成されることを特徴とする請求項28ない
    し33記載の方法。
  35. 【請求項35】 周波数の第1セット(S0)は、第1
    周波数のみからなり;および周波数の第2セット(S
    1)は、少なくとも2つの周波数からなり、前記第2セ
    ットの周波数のうちの一つは前記第1周波数である;こ
    とを特徴とする請求項28ないし34記載の方法。
  36. 【請求項36】 周波数の第1セット(S0)は、第1
    周波数のみからなり;および周波数の第3セット(S
    2)は、一つまたはそれ以上の周波数からなり、前記第
    3セットの一つまたはそれ以上の周波数は前記第1周波
    数を含まない;ことを特徴とする請求項28ないし34
    記載の方法。
  37. 【請求項37】 周波数の第1セット(S0)は、第1
    周波数のみからなり;周波数の第2セット(S1)は、
    少なくとも2つの周波数からなり、前記第2セットの周
    波数のうちの一つは前記第1周波数であり;および周波
    数の第3セット(S2)は、一つまたはそれ以上の周波
    数からなり、前記第3セットの一つまたはそれ以上の周
    波数は前記第1周波数を含まない;ことを特徴とする請
    求項28ないし34記載の方法。
  38. 【請求項38】 周波数の第1セット(S0)は、初期
    同期のために用いられる制御チャネル・データを収容す
    るフレームが報知される場合に選択される;ことを特徴
    とする請求項35ないし37記載の方法。
  39. 【請求項39】 周波数の第1セット(S0)は、初期
    同期のために用いられる制御チャネル・データを収容す
    るタイムスロットが報知される場合に選択される;こと
    を特徴とする請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記搬送波は、制御チャネル・データ
    のスロットであって、前記制御チャネル・データの少な
    くとも一部は同期情報を与える制御チャネル・データの
    スロットと、音声またはデータからなるトラヒック・チ
    ャネル・スロットとによって構成され;および前記方法
    は、別の搬送波上で一つまたはそれ以上の別の信号を報
    知し、前記一つまたはそれ以上の別の搬送波は、音声ま
    たはデータからなるトラヒック・チャネル・スロットに
    よって構成され、また前記一つまたはそれ以上の別の搬
    送波は、同期情報を与えない制御チャネル・データのス
    ロットによって構成されてもよい;ことを特徴とする請
    求項28ないし39記載の方法。
JP2000369859A 1999-12-07 2000-12-05 セルラ無線通信システム Pending JP2001238253A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP99403060.9 1999-12-07
EP99403060A EP1107637A1 (en) 1999-12-07 1999-12-07 Cellular radio communications system with frequency hopping on the control channel

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001238253A true JP2001238253A (ja) 2001-08-31

Family

ID=8242206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000369859A Pending JP2001238253A (ja) 1999-12-07 2000-12-05 セルラ無線通信システム

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1107637A1 (ja)
JP (1) JP2001238253A (ja)
KR (1) KR20010062213A (ja)
CN (1) CN1305320A (ja)
BR (1) BR0005742A (ja)
HK (1) HK1039239A1 (ja)
HU (1) HUP0004841A3 (ja)
ZA (1) ZA200006919B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002152159A (ja) * 2000-09-15 2002-05-24 Lucent Technol Inc 通信方法および通信システム
JP2009273124A (ja) * 2008-05-05 2009-11-19 Ind Technol Res Inst アップリンク制御方法、基地局、移動局及び帯域幅要求方法
JP2010098773A (ja) * 2010-01-29 2010-04-30 Ntt Docomo Inc 送信機及び送信方法
US7991064B2 (en) 2005-04-28 2011-08-02 Ntt Docomo, Inc. Radio parameter group generating apparatus, transmitter and receiver
US9342921B2 (en) 2012-03-16 2016-05-17 Sony Corporation Control apparatus, electronic device, control method, and program

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10038483A1 (de) * 2000-08-07 2002-02-21 Siemens Ag Verfahren zur Signalübertragung in einem Funk-Kommunikationssystem
SE0004326D0 (sv) * 2000-11-24 2000-11-24 Ericsson Telefon Ab L M Base station identification
US20040170148A1 (en) * 2001-07-02 2004-09-02 Jarri Parkkinen Frequency hopping control channel in a radio communication system
JP3860556B2 (ja) * 2003-04-04 2006-12-20 松下電器産業株式会社 基地局装置及び通信方法
US8169953B2 (en) * 2005-05-17 2012-05-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for wireless multi-carrier communications
EP1786219B1 (en) * 2005-11-10 2008-04-23 Research In Motion Limited Method and apparatus for allocating channels for data communication in a radio communication system
US8179855B2 (en) 2006-02-07 2012-05-15 Research In Motion Limited Method, and associated apparatus, for communicating data at reduced transmission latency in radio communication system having slotted interface
ATE403363T1 (de) * 2006-02-07 2008-08-15 Research In Motion Ltd Kommunikation von daten mit verringerter übertragungslatenzzeit in einem funkkommunikationssystem mit tdma radioschnittstelle
CN101110607B (zh) * 2006-07-17 2011-06-01 展讯通信(上海)有限公司 数字无中心通信系统的跳频通信方法
US9648493B2 (en) 2007-11-16 2017-05-09 Qualcomm Incorporated Using identifiers to establish communication
US9585069B2 (en) 2008-06-19 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Access terminal assisted node identifier confusion resolution
US8989138B2 (en) 2008-07-15 2015-03-24 Qualcomm Incorporated Wireless communication systems with femto nodes

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI104525B (fi) * 1996-11-13 2000-02-15 Nokia Networks Oy Taajuushyppelymenetelmä ja radiojärjestelmä
FI105866B (fi) * 1996-12-04 2000-10-13 Nokia Networks Oy Menetelmä tuottaa yleisten kanavien kantoaalto ja radiojärjestelmä

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002152159A (ja) * 2000-09-15 2002-05-24 Lucent Technol Inc 通信方法および通信システム
US7991064B2 (en) 2005-04-28 2011-08-02 Ntt Docomo, Inc. Radio parameter group generating apparatus, transmitter and receiver
US8111766B2 (en) 2005-04-28 2012-02-07 Ntt Docomo, Inc. Radio parameter group generating apparatus, transmitter and receiver
JP2009273124A (ja) * 2008-05-05 2009-11-19 Ind Technol Res Inst アップリンク制御方法、基地局、移動局及び帯域幅要求方法
JP2010098773A (ja) * 2010-01-29 2010-04-30 Ntt Docomo Inc 送信機及び送信方法
US9342921B2 (en) 2012-03-16 2016-05-17 Sony Corporation Control apparatus, electronic device, control method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010062213A (ko) 2001-07-07
CN1305320A (zh) 2001-07-25
BR0005742A (pt) 2001-07-17
EP1107637A1 (en) 2001-06-13
HUP0004841A3 (en) 2002-08-28
HK1039239A1 (zh) 2002-04-12
ZA200006919B (en) 2002-05-24
HU0004841D0 (ja) 2001-02-28
HUP0004841A2 (en) 2002-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2504922C2 (ru) Мобильная станция, базовая станция, способ задания базового частотного блока и способ управления полосой частот
US5732076A (en) Coexisting communication systems
US7890113B2 (en) Method, base station and mobile station for tdd operation in a communication system
US9137805B2 (en) Spectrum management in dynamic spectrum access wireless systems
JP4151990B2 (ja) セルラー通信システムにおけるチャネル割当のための適合方法
JP2001238253A (ja) セルラ無線通信システム
US20080095195A1 (en) Device, system, and method for partitioning and framing communication signals in broadband wireless access networks
JP2010283835A (ja) 通信方法、通信システム、および基地局
WO1997016000A9 (en) Coexisting communication systems
US6396827B1 (en) Multi-mode mobile apparatus and method for calculating frame/time slot offsets, and allowing mobiles to synchronize with different mobile protocols/schemes
RU2216100C2 (ru) Способ планирования показания переменных блоков с помощью флага состояния восходящей линии связи в системе передачи пакетных данных
US20020114311A1 (en) Continuous allocation of real-time traffic in a telecommunication system
US20060187872A1 (en) Multiaccess techniques for mobile and stationary cellular communications
AU6332200A (en) Interference diversity in frequency hopping communications networks
KR100662930B1 (ko) Tdma tdd의 이동통신 시스템의 프레임 구조와 이를이용한 기지국 스캔시 데이터 전송 방법
EP1338163A1 (en) Method for allocating radio resources to mobile stations, telecommunications network and mobile station
MXPA00012133A (es) Sistema de comunicacion de radio celular
EP0860060B1 (en) Frequency assignment in a cellular telecommunications network
WO2001037454A1 (en) Frequency hopping in gprs/gsm compact communications system
CA2310683C (en) Methods and systems of performing system channel planning for wireless local loop communication
WO2001041489A1 (en) Cellular communication system and method of structuring control channel transmissions therein
MXPA98003688A (en) Digital telephony using control messages transmitted in time slots for frequency allocation