JP2001237787A - 放送データ作成装置 - Google Patents

放送データ作成装置

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JP2001237787A
JP2001237787A JP2000049045A JP2000049045A JP2001237787A JP 2001237787 A JP2001237787 A JP 2001237787A JP 2000049045 A JP2000049045 A JP 2000049045A JP 2000049045 A JP2000049045 A JP 2000049045A JP 2001237787 A JP2001237787 A JP 2001237787A
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broadcast data
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Masahiko Handa
晶彦 半田
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向サービスを利用した放送において、放
送前に放送局側で放送データを作成、または、テスト再
生する場合、視聴者からの応答が、正常に番組に反映さ
れるかどうかの確認を行う。 【解決手段】 双方向サービスを利用した番組内におい
て、視聴者からアンケートなどの応答を受け付けている
場合に、テスト再生を行っているオペレータによりユー
ザインターフェイス18から応答が入力される。入力さ
れた応答は、応答受信手段12により受信され、応答プ
ログラム実行手段13により統計処理などが行われて、
応答結果送信手段14により応答結果を番組出力装置1
5に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向サービスを
利用したデジタル放送において、視聴者参加型番組を作
成、編集する放送データ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル放送の特徴は、画質の向上、情
報の圧縮、データベースから情報が検索可能であること
などである。こうした特徴を用いて、従来のアナログ放
送では実現できなかった新しいサービスが展開可能とな
る。デジタル放送により実現可能な新しいサービスのな
かでも、もっとも期待されているのが双方向サービスで
ある。
【0003】従来のアナログ放送の場合、放送局から提
供される放送用の番組を、視聴者は受信機により一方的
に受けることしかできなかった。しかしデジタル放送で
は、通信回線などにより放送局側と視聴者側を接続して
双方向に通信可能とすることで、視聴者側から放送局側
に情報を伝送することも可能となる。これにより、放送
局側は視聴者の応答をリアルタイムで得ることができ、
視聴者参加型番組が実現可能となる。また、アナログ放
送におけるテレビは受信機又は受像機と呼ばれていた
が、デジタル放送におけるテレビは放送局側と視聴者側
が双方向に接続可能であることを考慮して、放送端末と
呼ばれる。
【0004】こうした双方向サービスを行うためには、
視聴者側の放送端末から伝送されてくる視聴者の応答を
放送局側で管理できなければならない。したがって、放
送局側では、放送用の番組コンテンツデータのほかに、
視聴者の反応を受け取り、その結果を放送用の番組コン
テンツデータに反映させるための処理を行う応答プログ
ラムが用意される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、放送用の番組コ
ンテンツデータと応答プログラムは別々に作成され、そ
れぞれに関して個別に機能の確認を行っている。このた
め、例えば視聴者からの投票を求める番組や、視聴者の
リクエストに基づいて進行する番組などの視聴者参加型
番組の作成段階において、実際に放送する放送用の番組
を作成できず、放送のチェックを十分に行うことができ
ない。
【0006】また、実際の放送では視聴者側の放送端末
は、モデムにより電話回線などの通信手段を利用して放
送局側と接続する。しかし、番組の放送前に視聴者側と
放送局側を接続するのは困難であり、実際に視聴者側と
放送局側が接続された状態において、視聴者側の放送端
末の動作や放送局側の動作、視聴者側と放送局側の接続
状態などを十分に確認することができなかった。
【0007】本発明は、双方向サービスを利用した放送
において、放送前に放送局側で放送データを作成、また
は、テスト再生する場合、視聴者からの応答が、正常に
番組に反映されるかどうかの確認を行うための放送デー
タ作成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の放送データ作成装置は、応答受信手段と応
答プログラム実行手段と応答結果送信手段とを有し、番
組の応答受付時間において、オペレータが操作するユー
ザインターフェイスから応答を受けて双方向サービスを
利用した放送データを作成し、テスト再生を行う。
【0009】すなわち、双方向サービスを利用して視聴
者から送信される応答を放送用の番組に反映させる視聴
者参加型番組を制作する際に、前記視聴者からの応答が
前記番組に正常に反映されるか否かを番組放送前に番組
制作側のオペレータが事前に確認するための放送データ
を作成する放送データ作成装置であって、前記視聴者か
らの応答の代わりに前記オペレータにより入力される応
答を受信する応答受信手段と、前記オペレータにより入
力された応答の処理を行うための応答プログラムを実行
する応答プログラム実行手段と、前記番組の番組コンテ
ンツデータを出力する番組出力装置に前記オペレータに
より入力された応答の処理結果を送信する応答結果送信
手段とを、有する放送データ作成装置が提供される。
【0010】また本発明は、さらにデータ格納装置に番
組コンテンツデータや応答プログラムを格納し、放送デ
ータ作成装置や番組出力装置にネットワークを通じて、
番組コンテンツデータや応答プログラムを供給し、放送
データを作成してテスト再生を行う。また、オペレータ
がモデムを通じて放送データ作成装置に応答を行って、
放送データを作成してテスト再生を行う。
【0011】さらに前記応答プログラムを受信するため
前記応答プログラムを有するデータ格納装置とネットワ
ークで接続され、前記オペレータにより入力された応答
を受信するため前記オペレータにより操作される応答用
端末と電話回線で接続されることを付加することは本発
明の好ましい態様である。
【0012】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>以下、図面
を参照して、本発明の放送データ作成装置に係る実施の
形態を説明する。図1は、本発明の放送データ作成装置
に係る第1の実施の形態の構成図である。放送データ作
成装置10は、応答受信手段12、応答プログラム実行
手段13、応答結果送信手段14を有する。また、放送
データ作成装置10は応答プログラム11を格納してい
る。番組出力装置15は番組コンテンツデータ16を格
納している。番組出力装置15と放送データ作成装置1
0とは情報を転送し合えるよう接続されている。また、
番組出力装置15にはモニタ17が接続されており、放
送データ作成装置10にはユーザインターフェイス18
が接続されている。これらのモニタ17とユーザインタ
ーフェイス18とを一体として、実際の放送端末のよう
に受信機と送信機が一体となった装置を実現することも
可能である。なお、番組出力装置15、放送データ作成
装置10、モニタ17、ユーザインターフェイス18な
ど各装置間での情報の転送などは、不図示の管理手段に
より管理されている。
【0013】応答受信手段12は、テスト再生を行おう
としている放送局側のオペレータから入力された応答を
受信する。応答プログラム実行手段13は、応答プログ
ラム11を実行する。応答プログラム11はオペレータ
により入力された応答を処理するプログラムである。応
答結果送信手段14は、応答プログラム実行手段13に
て統計処理などが行われた応答の結果を外部に送信する
手段である。
【0014】番組出力装置15は、放送用のコンテンツ
を含む番組を出力する装置である。出力する番組はあら
かじめ作成されたデータでもよいし、また例えば視聴者
からのアンケートを集計して流すなどのように、放送デ
ータ作成装置10から入力されたデータに基づいて番組
をリアルタイムで作成することも可能である。番組出力
装置15から出力された番組は、モニタ17に出力され
る。
【0015】なお、番組出力装置15と放送データ作成
装置10は並列して動作している。したがって、例えば
UNIXなどのマルチプロセスのオペレーティングシス
テム(OS)によりこれらの装置の操作を管理するのが
好ましい。ユーザインターフェイス18は、視聴者側の
放送端末における入力装置の役割を果たす装置であり、
オペレータはこのユーザインターフェイス18を用い
て、放送データ作成装置10に番組に対する応答を入力
する。ユーザインターフェイス18から入力された情報
は、応答として放送データ作成装置10の応答受信手段
12に入力される。
【0016】本発明の放送データ作成装置10は、視聴
者にデジタル放送における双方向サービスを利用した番
組を提供するために、放送局側で双方向サービスの番組
のテスト再生を行うものである。したがって、番組出力
装置15や応答プログラム11などには、実際の放送で
使うものと同一のもの又は同一の振舞いをするものを使
用するのが好ましい。
【0017】次に、放送データ作成装置10を構成する
各手段の動作を説明する。図3は、番組出力装置15の
動作を説明するためのフローチャートである。ステップ
S101において、番組出力装置15は番組コンテンツ
データ16を出力する。この動作により、番組の放送が
開始される。実際の放送では、番組は多くの視聴者の放
送端末に出力されるが、本発明はテスト再生を行うもの
であり、オペレータが確認可能なモニタ17などに出力
されればよい。ステップS103において、番組出力装
置15は、番組が外部からの応答を受け付ける段階、す
なわち番組内でクイズやアンケートが表示されて、視聴
者からの応答の受付を開始する段階まで再生されたかど
うかを判断する。外部からの応答を受け付ける段階まで
再生されたかどうかを判断するため、あらかじめ所定の
時間だけ番組を出力すると外部からの応答受付を開始す
るよう番組出力装置15を設定しておいてもよい。ま
た、番組コンテンツデータ16中に応答受付を開始する
ことを示す所定の目印を決めておき、番組出力装置15
がその所定の目印を検出すると、番組が応答受付段階に
あると判断することも可能である。番組出力装置15
が、番組がオペレータからの応答を受け付ける段階まで
再生されたと判断した場合、ステップS105におい
て、番組出力装置15は、外部からの応答の受付を開始
したことを示す応答受付開始メッセージを放送データ作
成装置10に送信して、放送データ作成装置10から応
答受付終了メッセージを待つ状態となる。
【0018】ステップS107において、番組出力装置
15は放送データ作成装置10から応答の処理結果を受
信した後、ステップS109において、番組出力装置1
5が放送データ作成装置10から応答受付終了メッセー
ジを受信する。ただし、オペレータから応答が入力され
ない場合には応答の処理結果も存在せず、ステップS1
07も行われない。ステップS111において、番組出
力装置15は、ステップS109で放送データ作成装置
10から転送された応答の処理結果を出力する。応答の
処理結果の出力は、例えば文字や図での表示、音声での
出力など様々な方法が考えられるが、ここでは番組の動
作を確認しているので、例えば番組中に応答の結果を示
すテロップを挿入するなど、実際に放送する番組で行わ
れる出力の方法と同一であることが好ましい。また、オ
ペレータからの応答をリアルタイムにモニタ17などに
出力する場合、ステップS111をステップS109の
前に行えばよい。すなわち、応答受付終了メッセージを
受信する前に、例えば一定の時間間隔ごとに、応答の処
理結果を受信し、その結果をすぐにモニタ17などに出
力する。
【0019】図4は、本発明の放送データ作成装置10
の動作を説明するためのフローチャートである。ステッ
プS201において、応答プログラム実行手段13は応
答プログラム11を実行する。ステップS203におい
て、応答受信手段12は番組出力装置15から応答受付
開始メッセージを受信する。番組出力装置15から応答
受付開始メッセージが送信されてこない場合は、応答受
付開始メッセージを受信するまで応答プログラム11は
待機状態となっている。応答受付開始メッセージを受信
した場合、ステップS205において、応答受付時間の
計時を開始する。計時機能は、応答受付時間を計時する
応答プログラム実行手段13が有することが好ましい。
応答受付時間はオペレータからの応答を受け付ける時間
であり、例えば10分などというようにあらかじめ設定
しておく。また、ステップS201であらかじめ応答プ
ログラム11を実行させて待機状態にする代わりに、ス
テップS203での応答受付開始メッセージ受信により
応答プログラム11が実行され、かつ応答受付時間の計
時が始まるように設定することも可能である。
【0020】ステップS207において、応答プログラ
ム実行手段13はオペレータからの応答を受信する。オ
ペレータからの応答は、例えばクイズの解答番号やアン
ケートの項目番号などの情報であり、実際の放送におけ
る視聴者からの応答の役割を有する。ステップS209
において、オペレータの応答は応答プログラム実行手段
13に入力され処理される。この処理は、例えばアンケ
ートの集計などである。
【0021】ステップS211において、応答プログラ
ム実行手段13は、オペレータからの応答受付を終了す
る。応答受付の終了は、ステップS205で開始した計
時において、所定時間だけ経過したときに行う。また、
あらかじめ設定した所定の応答件数の応答を受け付けた
場合に応答受付の終了を行うよう設定することも可能で
あり、この場合、ステップS205において計時を開始
する必要はない。ステップS213において、応答プロ
グラム実行手段13は、ステップS209でオペレータ
の応答の処理結果を番組出力装置15に送信する。ステ
ップS215において、応答プログラム実行手段13は
応答受付終了メッセージを番組出力装置15に送信す
る。また、オペレータからの応答をリアルタイムにモニ
タ17などに出力する場合、ステップS213をステッ
プS211の前に行えばよい。すなわち、例えば応答を
処理するたびに、その結果をすぐに番組出力装置15に
送信する。
【0022】図5は、番組出力装置15の動作と放送デ
ータ作成装置10の動作の相関を示す説明図である。図
5において、左側の軸は番組出力装置15の動作をプロ
ットするための時間軸であり、右側の軸は放送データ作
成装置10の動作をプロットするための時間軸である。
時間は時間軸の上から下に向かって進んでいく。時間軸
上にプロットされた点は、番組出力装置15及び放送デ
ータ作成装置10における動作を示す。また、各動作の
説明におけるステップ番号は、図3及び図4に示したス
テップ番号と同一である。
【0023】デジタル放送における双方向サービスを利
用した番組の動作を事前に、放送局側において確認する
場合に関して、時間の流れに沿って説明する。ステップ
S101において、放送データ作成装置10は応答プロ
グラム11を実行し、ステップS201において、番組
出力装置15は番組の出力を開始する。番組出力装置1
5は、ステップS103で応答受付の段階まで再生した
後、ステップS105において、放送データ作成装置1
0に応答受付開始メッセージを送信する。放送データ作
成装置10は、ステップS203でこの応答受付開始メ
ッセージを受信、ステップS205において、応答受付
時間の計時を開始する。
【0024】ステップS203から応答受付時間を終了
するステップS213まで、放送データ作成装置10は
オペレータからの応答を受け付けている。応答受付の段
階では、番組出力装置15から出力される番組内でクイ
ズやアンケートを視聴者側に提示し、同時に視聴者の放
送端末からの応答を募集する。オペレータはユーザイン
ターフェイス18から、例えばクイズの解答番号やアン
ケートの項目番号など所定の設問に対する応答を、放送
データ作成装置10に入力する。実際の放送では、通
常、複数の放送端末から複数の応答が送信されてくるこ
とが予想されるので、オペレータは複数回、応答を入力
するのが好ましい。
【0025】ステップS207において、放送データ作
成装置10はオペレータからの応答を受信し、ステップ
S209において、応答の集計などの処理を行う。あら
かじめ設定した所定の応答件数に達したか、または、例
えば所定時間が経過するなどして応答の受付を終了した
場合、放送データ作成装置10は、ステップS213に
おいて、応答の処理結果を番組出力装置15に送信し、
番組出力装置15は、ステップS107において、応答
の処理結果を受信する。さらにステップS215におい
て、応答受付終了メッセージを番組出力装置15に送信
し、番組出力装置15は、ステップS109において、
応答受付終了メッセージを受信する。ステップS111
において、番組出力装置15は応答の処理結果をモニタ
17などに出力する。
【0026】<第2の実施の形態>図2は、本発明の放
送データ作成装置10に係る第2の実施の形態の構成図
である。データ格納装置20は放送データ作成装置1
0、番組出力装置15とネットワーク19により接続し
ている。また、番組出力装置15と応答プログラム実行
手段13とは、情報を転送し合えるよう接続されてい
る。さらに、放送データ作成装置10はモデム22を有
している。
【0027】データ格納装置20は、番組コンテンツデ
ータ16と応答プログラム11を有しており、応答用端
末21を実装している。応答用端末21はPPP(Poin
t toPoint Protocol)を備えている。PPPは公衆回線
を使用してワークステーションやパソコンを接続するた
めのプロトコルである。データ格納装置20は、応答プ
ログラム実行手段13において実行される応答プログラ
ム11及び番組出力装置15において出力される番組コ
ンテンツデータ16を、放送データ作成装置10にネッ
トワーク19を通じて転送する。本実施の形態では、デ
ータ格納装置20が応答用端末21を実装しており、1
台のサーバとなっているが、応答用端末21とデータ格
納装置20とをそれぞれ独立して設置することも可能で
ある。またデータ格納装置20において、番組コンテン
ツデータ16や応答プログラム11を作成、編集できる
ように設定することも可能である。
【0028】第1の実施の形態では、番組出力装置15
及び応答プログラム実行手段13は、それぞれ番組コン
テンツデータ16及び応答プログラム11を格納してい
た。第2の実施の形態は、これらの番組コンテンツデー
タ16及び応答プログラム11をデータ格納装置20に
より、ネットワーク19を介して番組出力装置15及び
応答プログラム実行手段13に供給する。このデータ格
納装置20を用いて、第1の実施の形態におけるステッ
プS101において、ネットワーク19を通じて、番組
出力装置15が出力する番組コンテンツデータ16を供
給する。また、このデータ格納装置20を用いて、ステ
ップS201において、ネットワーク19を通じて、応
答プログラム実行手段13が実行する応答プログラム1
1を供給する。あらかじめサーバから、番組コンテンツ
データ16及び応答プログラム11を転送して各手段の
メモリに格納するようにしてもよいし、また、番組出力
装置15及び応答プログラム実行手段13において、デ
ータが必要になった場合にそれらのデータをその都度呼
び出すようにしてもよい。
【0029】また、応答用端末21は、アンケートなど
の応答を放送データ作成装置10に電話回線を通じて転
送する。第1の実施の形態ではオペレータがユーザイン
ターフェイス18を用いて放送局側に応答を行ってい
た。第2の実施の形態では、オペレータは応答用端末2
1を用いて電話回線を通じて、第1の実施の形態のステ
ップS207で応答プログラム実行装置13が受信する
応答の入力を行うようにしている。応答用端末21から
の電話回線による接続は、応答用端末21から放送デー
タ作成装置10への応答にのみ用いられるので、応答用
端末21から放送データ作成装置10への一方向の接続
でもよい。
【0030】第2の実施の形態では、実際の放送環境に
合わせ、番組コンテンツデータ16及び応答プログラム
11がネットワーク19を通じて放送データ作成装置1
0に入力される。これにより、データ格納装置20から
ネットワーク19を通じて所望の番組コンテンツデータ
16を呼び出してくることにより、実際の放送環境に近
い状態で放送データを作成し、テスト再生を行うことが
可能となる。また、実際の放送端末の接続環境に合わせ
て、電話回線を通じた応答用端末21を用いてオペレー
タが応答を行う。これにより、放送端末が放送局側と電
話回線により接続されている環境を再現することが可能
となる。
【0031】
【発明の効果】双方向サービスを利用した番組におい
て、設問やアンケートなどに対する視聴者からの応答を
あらかじめオペレータが入力し、視聴者からの応答が番
組に反映されるかどうかの確認を番組の放送前に放送局
側で行うので、実際に双方向サービスを利用した番組を
放送した時と同じ動作を確認でき、従来に比べて効率よ
く、双方向サービスの番組の放送データを作成し、テス
ト再生を行うことが可能となる。また、本発明の放送デ
ータ作成装置を用いて、テスト再生しながら番組コンテ
ンツデータや応答プログラムを作成することにより、双
方向サービスを利用した番組の作成の効率が向上する。
【0032】また、放送データ作成装置に、ネットワー
クを通じて番組コンテンツデータや応答プログラムを供
給し、電話回線を通じて放送局側のオペレータが応答を
行うので、実際の放送局側の環境や、放送端末の接続環
境において、放送データを作成しテスト再生を行うこと
が可能となる。特に放送端末の接続において、PPP特
有のトラフィックの輻輳や不安定性などが、双方向サー
ビスを利用した番組にどう影響するかを確認することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放送データ作成装置に係る第1の実施
の形態の構成図である。
【図2】本発明の放送データ作成装置に係る第2の実施
の形態の構成図である。
【図3】番組出力装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】本発明の放送データ作成装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】番組出力装置の動作と放送データ作成装置の動
作の相関を示す説明図である。
【符号の説明】 10 放送データ作成装置 11 応答プログラム 12 応答受信手段 13 応答プログラム実行手段 14 応答結果送信手段 15 番組出力装置 16 番組コンテンツデータ 17 モニタ 18 ユーザインターフェイス 19 ネットワーク 20 データ格納装置 21 応答用端末 22 モデム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向サービスを利用して視聴者から送
    信される応答を放送用の番組に反映させる視聴者参加型
    番組を制作する際に、前記視聴者からの応答が前記番組
    に正常に反映されるか否かを番組放送前に番組制作側の
    オペレータが事前に確認するための放送データを作成す
    る放送データ作成装置であって、 前記視聴者からの応答の代わりに前記オペレータにより
    入力される応答を受信する応答受信手段と、 前記オペレータにより入力された応答の処理を行うため
    の応答プログラムを実行する応答プログラム実行手段
    と、 前記番組の番組コンテンツデータを出力する番組出力装
    置に前記オペレータにより入力された応答の処理結果を
    送信する応答結果送信手段とを、 有する放送データ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記応答プログラムを受信するため前記
    応答プログラムを有するデータ格納装置とネットワーク
    で接続され、前記オペレータにより入力された応答を受
    信するため前記オペレータにより操作される応答用端末
    と電話回線で接続されることを特徴とする請求項1記載
    の放送データ作成装置。
JP2000049045A 2000-02-25 2000-02-25 放送データ作成装置 Withdrawn JP2001237787A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101621341B (zh) * 2009-07-17 2011-01-05 天津七一二通信广播有限公司 无线调度通信电台的自动调试方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101621341B (zh) * 2009-07-17 2011-01-05 天津七一二通信广播有限公司 无线调度通信电台的自动调试方法

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