JP2001237636A - アンテナ装置及び基地局アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置及び基地局アンテナ装置Info
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- JP2001237636A JP2001237636A JP2000049318A JP2000049318A JP2001237636A JP 2001237636 A JP2001237636 A JP 2001237636A JP 2000049318 A JP2000049318 A JP 2000049318A JP 2000049318 A JP2000049318 A JP 2000049318A JP 2001237636 A JP2001237636 A JP 2001237636A
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- antenna
- reflector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】風圧荷重を小さくし、かつセクタゾーンを構成
するアンテナ装置を提供する。 【解決手段】互いに平行に設置された2つのダイポール
アンテナ11A、11Bと、球面の一部の形状をした反
射板12と、これらを覆う球状の誘電体カバー(レドー
ム)17とを備える。
するアンテナ装置を提供する。 【解決手段】互いに平行に設置された2つのダイポール
アンテナ11A、11Bと、球面の一部の形状をした反
射板12と、これらを覆う球状の誘電体カバー(レドー
ム)17とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動通信における
アンテナ装置及び基地局アンテナ装置に関し、特にセク
ターゾーンを構成する基地局アンテナ装置に関するもの
である。
アンテナ装置及び基地局アンテナ装置に関し、特にセク
ターゾーンを構成する基地局アンテナ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のセクターゾーン構成をとる移動通
信用基地局アンテナは、例えば総合電子出版社1996
年10月10日発行、藤本京平監修「図解移動通信用ア
ンテナシステム」84〜88頁に示すように反射板、放
射器、給電回路を一体化し、一つの円筒状レドームで覆
い、必要数だけ基地局に設置されていた。この給電回路
を含む円筒状レドームがこれと平行した鉄柱のような支
持柱に取付けられていた。
信用基地局アンテナは、例えば総合電子出版社1996
年10月10日発行、藤本京平監修「図解移動通信用ア
ンテナシステム」84〜88頁に示すように反射板、放
射器、給電回路を一体化し、一つの円筒状レドームで覆
い、必要数だけ基地局に設置されていた。この給電回路
を含む円筒状レドームがこれと平行した鉄柱のような支
持柱に取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基地局アンテナは鉄塔
またはビルの屋上等に設置されるが、円筒状の縦に長い
レドームは受風面積が大きいため風圧荷重が大きく、そ
れだけ全体として機械的強度を大きくする必要があり、
大形になり、重量が大となっていた。また、給電回路が
レドーム内に設けられていたため、一部の箇所が故障し
たときは放射器、反射板、給電回路、レドームを含むア
ンテナ装置すべてを取外す必要があった。
またはビルの屋上等に設置されるが、円筒状の縦に長い
レドームは受風面積が大きいため風圧荷重が大きく、そ
れだけ全体として機械的強度を大きくする必要があり、
大形になり、重量が大となっていた。また、給電回路が
レドーム内に設けられていたため、一部の箇所が故障し
たときは放射器、反射板、給電回路、レドームを含むア
ンテナ装置すべてを取外す必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としては、すでに本発明者により提案されてい
る(特願平11−220660号)。ただし、ダイポー
ルアンテナが1個の場合であった。これに対しこの発明
はダイポールアンテナが2個の場合であり、以下説明す
る。すなわち、互いに平行に設置された2つのダイポー
ルアンテナと、この前面の真球面または楕円球面などの
球面の一部の形をした反射板とが、真球状または楕円球
状などのレドームで覆われてアンテナ装置とされ、この
アンテナ装置は支柱に取付けられ、給電回路ならびに照
明等の配線はその支柱内に収納され、アンテナ装置と給
電回路等は取り外し可能とされる。
めの手段としては、すでに本発明者により提案されてい
る(特願平11−220660号)。ただし、ダイポー
ルアンテナが1個の場合であった。これに対しこの発明
はダイポールアンテナが2個の場合であり、以下説明す
る。すなわち、互いに平行に設置された2つのダイポー
ルアンテナと、この前面の真球面または楕円球面などの
球面の一部の形をした反射板とが、真球状または楕円球
状などのレドームで覆われてアンテナ装置とされ、この
アンテナ装置は支柱に取付けられ、給電回路ならびに照
明等の配線はその支柱内に収納され、アンテナ装置と給
電回路等は取り外し可能とされる。
【0005】また、アンテナ装置を上下に複数個配列
(アレー化)することによりアンテナ利得を高くする。
ビーム幅を自在に決定でき、選択したゾーンセクタ構成
に応じて1基地局に必要な数だけ設置し、また1つの支
柱に複数組のアレー化されたアンテナ装置を設置するこ
とも可能とする。
(アレー化)することによりアンテナ利得を高くする。
ビーム幅を自在に決定でき、選択したゾーンセクタ構成
に応じて1基地局に必要な数だけ設置し、また1つの支
柱に複数組のアレー化されたアンテナ装置を設置するこ
とも可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示す。
この発明を適用したアンテナ装置1を3次元直交座標X
YZと、座標原点Oを共有する3次元極座標系で示して
いる。すなわち、図1AはXZ断面図、図1BはYZ断
面図、図1CはXY断面図であり、その立体座標と極座
標系との関係を図1Dに示す。2つの半波長ダイポール
アンテナ11A、11Bは図1Aに示されているように
XZ平面内で、かつ、座標原点Oに対し点対称になるよ
うに設置されており、2つの半波長ダイポールアンテナ
長はそれぞれL、ダイポールアンテナ間の距離はSであ
る。また、2つの半波長ダイポールアンテナは座標原点
Oを含むXZ面から距離dの個所へ設置されている。
この発明を適用したアンテナ装置1を3次元直交座標X
YZと、座標原点Oを共有する3次元極座標系で示して
いる。すなわち、図1AはXZ断面図、図1BはYZ断
面図、図1CはXY断面図であり、その立体座標と極座
標系との関係を図1Dに示す。2つの半波長ダイポール
アンテナ11A、11Bは図1Aに示されているように
XZ平面内で、かつ、座標原点Oに対し点対称になるよ
うに設置されており、2つの半波長ダイポールアンテナ
長はそれぞれL、ダイポールアンテナ間の距離はSであ
る。また、2つの半波長ダイポールアンテナは座標原点
Oを含むXZ面から距離dの個所へ設置されている。
【0007】ダイポールアンテナ11A、11Bを含む
面と対向して、図1BのYZ平面図、或いは図1CのX
Y平面図で示されているように、球面もしくは楕円球面
などの球面の一部形状をした反射板12が設けられる。
反射板12は、この例では座標原点Oを中心とした真球
面の一部であって、上下方向(YZ面)において、ダイ
ポールアンテナ11A、11Bより、上側、下側とも通
常、わずかに突出しており、水平面(XY面)内におい
て、座標原点Oを中心とした扇状をしている。
面と対向して、図1BのYZ平面図、或いは図1CのX
Y平面図で示されているように、球面もしくは楕円球面
などの球面の一部形状をした反射板12が設けられる。
反射板12は、この例では座標原点Oを中心とした真球
面の一部であって、上下方向(YZ面)において、ダイ
ポールアンテナ11A、11Bより、上側、下側とも通
常、わずかに突出しており、水平面(XY面)内におい
て、座標原点Oを中心とした扇状をしている。
【0008】さらに、アンテナの指向性を所望の値に近
づけるため、場合によって図1A〜図1Cに示すように
無給電素子15を上記2つのダイポールアンテナ間の距
離Sの中央に書かれる中心線を含み、かつ2つのダイポ
ールアンテナを含む平面と直交する平面上に上記2つの
ダイポールアンテナと平行して設置される。この場合の
無給電素子15の位置は図1Aに示されるように座標原
点Oから距離f離れた所で、その長さはKである。
づけるため、場合によって図1A〜図1Cに示すように
無給電素子15を上記2つのダイポールアンテナ間の距
離Sの中央に書かれる中心線を含み、かつ2つのダイポ
ールアンテナを含む平面と直交する平面上に上記2つの
ダイポールアンテナと平行して設置される。この場合の
無給電素子15の位置は図1Aに示されるように座標原
点Oから距離f離れた所で、その長さはKである。
【0009】以下、図1A、B、及びCに示すアンテナ
の有する特性として所望の結果を得る方法を説明する。
アンテナ装置の水平面内指向性(主ビーム)を60°、
いわゆる60°ビームアンテナとするためには、2つの
120°ビーム幅を有するダイポールアンテナ11A、
11Bの放射を同位相・同振幅で合成することにより得
られることは周知の事項である。
の有する特性として所望の結果を得る方法を説明する。
アンテナ装置の水平面内指向性(主ビーム)を60°、
いわゆる60°ビームアンテナとするためには、2つの
120°ビーム幅を有するダイポールアンテナ11A、
11Bの放射を同位相・同振幅で合成することにより得
られることは周知の事項である。
【0010】図2に示すハイブリッド回路H19を上記
のアンテナへの入力回路に適用した例を示す。この場
合、ハイブリッド回路Hに入力端子a、bから入力信号
が入力されると、入力端子aからの信号はハイブリッド
回路Hの出力端子A、Bでの位相関係は0°、−90
°、入力端子bからの信号はハイブリッド回路Hの出力
端子A、Bでの位相関係は−90°、0°となる。入力
端子aから電力を供給するとダイポールアンテナ11A
の励振位相が90°遅れるためビームAが右側30°に
偏移し、同様に入力端子bから電力を供給すると左側3
0°に偏移したビームBが形成され2つのビームを得る
ことができる。
のアンテナへの入力回路に適用した例を示す。この場
合、ハイブリッド回路Hに入力端子a、bから入力信号
が入力されると、入力端子aからの信号はハイブリッド
回路Hの出力端子A、Bでの位相関係は0°、−90
°、入力端子bからの信号はハイブリッド回路Hの出力
端子A、Bでの位相関係は−90°、0°となる。入力
端子aから電力を供給するとダイポールアンテナ11A
の励振位相が90°遅れるためビームAが右側30°に
偏移し、同様に入力端子bから電力を供給すると左側3
0°に偏移したビームBが形成され2つのビームを得る
ことができる。
【0011】ついで、反射板1の諸元(球の半径r、反
射板の球面縁がZ軸となす角度θ1、θ2、反射板の球面
がXY平面で切断される円弧のX軸となす角度φ1、φ
2、中心角φ=φ2−φ1)、2つの半波長ダイポールア
ンテナの長さL、間隔S、原点Oを含むXZ面と半波長
ダイポールアンテナとの距離d等は、モーメント法によ
る計算値を用いて所望の水平面内ビーム幅を有するよう
に決定することができる。
射板の球面縁がZ軸となす角度θ1、θ2、反射板の球面
がXY平面で切断される円弧のX軸となす角度φ1、φ
2、中心角φ=φ2−φ1)、2つの半波長ダイポールア
ンテナの長さL、間隔S、原点Oを含むXZ面と半波長
ダイポールアンテナとの距離d等は、モーメント法によ
る計算値を用いて所望の水平面内ビーム幅を有するよう
に決定することができる。
【0012】モーメント法とは、アンテナを微少区間に
分割し、その微少区間に流れる電流を境界条件から求
め、アンテナの電流分布を知ることにより、アンテナの
作る電磁界、アンテナの入出力インピーダンスなどを導
く方法である。以下、モーメント法を適用して3種類の
アンテナの特性を求める。まず、図1Aに示すアンテナ
装置において、無給電素子15が存在しない場合の特性
を求める。周波数を2GHz帯にとり、この帯域で水平
面(XY面)内半値幅(ビーム幅)を60°とするアン
テナ装置を作るには、ダイポールアンテナ11A、11
Bを図1Aに示す場所に設置すると仮定すると、各諸元
を以下のようにとることで実現できる。 半径:r=60mm 反射板の球面縁がZ軸となす角度:θ1=0°、θ2=180° 反射板と原点Oを含むXY平面の中心角度:φ=180°(φ2=270°、φ1 =90°)、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの長さ:L=75mm、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの間隔:S=75mm、 原点Oを含むXZ面と半波長ダイポールアンテナ11A、11Bとの距離: d=20mm、 従って、反射板12は極座標の原点Oを中心として半径
60mmの半真球面となる。
分割し、その微少区間に流れる電流を境界条件から求
め、アンテナの電流分布を知ることにより、アンテナの
作る電磁界、アンテナの入出力インピーダンスなどを導
く方法である。以下、モーメント法を適用して3種類の
アンテナの特性を求める。まず、図1Aに示すアンテナ
装置において、無給電素子15が存在しない場合の特性
を求める。周波数を2GHz帯にとり、この帯域で水平
面(XY面)内半値幅(ビーム幅)を60°とするアン
テナ装置を作るには、ダイポールアンテナ11A、11
Bを図1Aに示す場所に設置すると仮定すると、各諸元
を以下のようにとることで実現できる。 半径:r=60mm 反射板の球面縁がZ軸となす角度:θ1=0°、θ2=180° 反射板と原点Oを含むXY平面の中心角度:φ=180°(φ2=270°、φ1 =90°)、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの長さ:L=75mm、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの間隔:S=75mm、 原点Oを含むXZ面と半波長ダイポールアンテナ11A、11Bとの距離: d=20mm、 従って、反射板12は極座標の原点Oを中心として半径
60mmの半真球面となる。
【0013】図3は図1の具体的な実施例のアンテナ形
状を示す斜視図である。この場合の水平面内の指向性パ
ターンを図4に示す。ビーム幅が約60°であることが
わかる。図5は図1の他の具体的な実施例のアンテナ形
状を示す斜視図である。この場合は図1A〜図1Cに示
す個所に無給電素子15を設置する。上記のアンテナ装
置において、2つのダイポールアンテナを含む面と、こ
れと垂直し上記2つのダイポールアンテナの線対称軸を
含む面上で、かつ、上記反射板12の前面(図1Bは無
給電素子の座標原点Oからの距離fにあるとする)に無
給電素子を設置させた場合のアンテナ特性に対し、モー
メント法を適用して求める。
状を示す斜視図である。この場合の水平面内の指向性パ
ターンを図4に示す。ビーム幅が約60°であることが
わかる。図5は図1の他の具体的な実施例のアンテナ形
状を示す斜視図である。この場合は図1A〜図1Cに示
す個所に無給電素子15を設置する。上記のアンテナ装
置において、2つのダイポールアンテナを含む面と、こ
れと垂直し上記2つのダイポールアンテナの線対称軸を
含む面上で、かつ、上記反射板12の前面(図1Bは無
給電素子の座標原点Oからの距離fにあるとする)に無
給電素子を設置させた場合のアンテナ特性に対し、モー
メント法を適用して求める。
【0014】無給電素子15を設置する目的は図4に示
す水平面内の指向性パターンのサイドローブを抑圧させ
たいためであり、距離fを0から反射板へ35mmまで
近付けた場合のサイドローブ抑圧値は図6に示す様に変
化する。図6で横軸は距離f(mm)の値を示してお
り、マイナス符号は座標原点OよりY軸の負の方向へ、
すなわち、反射板の方へ近付いていることを示してい
る。また、図6で縦軸は主ビームとサイドローブの相対
値を示しており、大きな値ほど抑圧が大きいことを示し
ている。
す水平面内の指向性パターンのサイドローブを抑圧させ
たいためであり、距離fを0から反射板へ35mmまで
近付けた場合のサイドローブ抑圧値は図6に示す様に変
化する。図6で横軸は距離f(mm)の値を示してお
り、マイナス符号は座標原点OよりY軸の負の方向へ、
すなわち、反射板の方へ近付いていることを示してい
る。また、図6で縦軸は主ビームとサイドローブの相対
値を示しており、大きな値ほど抑圧が大きいことを示し
ている。
【0015】図7はd=0、f=−20mmの場合につ
いて、アンテナ装置の水平面内指向性パターンを示す。
この場合の他の諸元は以下の通りであった。 半径:r=70mm 反射板の球面縁がZ軸となす角度:θ1=0°、θ2=180° 反射板と原点Oを含むXY面の中心角度:φ=200°(φ2=370°、φ1= 170°)、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの長さ:L=75mm、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの間隔:S=75mm、 原点Oを含むXZ面と半波長ダイポールアンテナ11A、11Bとの距離 :d=0mm、 無給電素子15の長さ:K=90mm 図4と図7とを比較すれば明らかなように、サイドロー
ブが縮小しており、特性が改善されていることがわか
る。
いて、アンテナ装置の水平面内指向性パターンを示す。
この場合の他の諸元は以下の通りであった。 半径:r=70mm 反射板の球面縁がZ軸となす角度:θ1=0°、θ2=180° 反射板と原点Oを含むXY面の中心角度:φ=200°(φ2=370°、φ1= 170°)、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの長さ:L=75mm、 半波長ダイポールアンテナ11A、11Bの間隔:S=75mm、 原点Oを含むXZ面と半波長ダイポールアンテナ11A、11Bとの距離 :d=0mm、 無給電素子15の長さ:K=90mm 図4と図7とを比較すれば明らかなように、サイドロー
ブが縮小しており、特性が改善されていることがわか
る。
【0016】図8は反射板を2重構造としたアンテナ形
状を示す斜視図である。上記のアンテナ装置の球面形状
をした反射板の外部に、さらに上記球面形状と同心球の
形状を有する反射板を設置した場合、すなわち、反射板
を2重に設置した場合のアンテナ特性を以下説明する。
この場合のアンテナ装置の諸元は以下の通りである。 内反射板:r=60mm、φ1=90°、φ2=270°、φ=180° θ1=0°、θ2=180° 外反射板:r=70mm、φ1=90°、φ2=270°、φ=180° θ1=30°、θ2=150° 内側の球面形の反射板と外側の球面形の反射板との相対
距離は10mm。
状を示す斜視図である。上記のアンテナ装置の球面形状
をした反射板の外部に、さらに上記球面形状と同心球の
形状を有する反射板を設置した場合、すなわち、反射板
を2重に設置した場合のアンテナ特性を以下説明する。
この場合のアンテナ装置の諸元は以下の通りである。 内反射板:r=60mm、φ1=90°、φ2=270°、φ=180° θ1=0°、θ2=180° 外反射板:r=70mm、φ1=90°、φ2=270°、φ=180° θ1=30°、θ2=150° 内側の球面形の反射板と外側の球面形の反射板との相対
距離は10mm。
【0017】なお、半波長ダイポールアンテナ11A、
11Bや無給電素子15の諸元、位置は以下の通りであ
る。 d=0mm、 f=−20mm、 K=90mm 図示のように反射板12は2重に構成されている。この
場合のアンテナの有する水平面内の指向性パターンを図
9に示す。図4や図7に比較してサイドビーム特性がさ
らに改善されていることがわかる。上記の反射板を2重
構造としたアンテナ装置では製造工程やコストが1重構
造と比較して増加する。この対策として2重構造の反射
板のうち、外部については内部の反射板のように必ずし
も球状に形成する必要はない。
11Bや無給電素子15の諸元、位置は以下の通りであ
る。 d=0mm、 f=−20mm、 K=90mm 図示のように反射板12は2重に構成されている。この
場合のアンテナの有する水平面内の指向性パターンを図
9に示す。図4や図7に比較してサイドビーム特性がさ
らに改善されていることがわかる。上記の反射板を2重
構造としたアンテナ装置では製造工程やコストが1重構
造と比較して増加する。この対策として2重構造の反射
板のうち、外部については内部の反射板のように必ずし
も球状に形成する必要はない。
【0018】図10〜15にアンテナ装置1の各パラメ
ータを変化させた時のビーム幅の変化を示す。なお、基
本となるアンテナ装置1の各パラメータはr=0.4
λ、S=0.5λ、d=0.133λ、L=0.5λ、
φ=90°〜270°、θ=0°〜180°である。図
10は半波長ダイポールアンテナ長:L(λ)を変化さ
せた時のビーム幅(°)の変化を示す図である。
ータを変化させた時のビーム幅の変化を示す。なお、基
本となるアンテナ装置1の各パラメータはr=0.4
λ、S=0.5λ、d=0.133λ、L=0.5λ、
φ=90°〜270°、θ=0°〜180°である。図
10は半波長ダイポールアンテナ長:L(λ)を変化さ
せた時のビーム幅(°)の変化を示す図である。
【0019】図11は 球の半径:r(λ)を変化させ
た時のビーム幅(°)の変化を示す図である。図12は
2つのダイポールアンテナ間距離:S(λ)を変化させ
た時のビーム幅(°)の変化を示す図である。図13は反
射板のX軸とのなす角度:φ1、φ2(°)を変化させた時
のビーム幅(°)の変化を示す図である。
た時のビーム幅(°)の変化を示す図である。図12は
2つのダイポールアンテナ間距離:S(λ)を変化させ
た時のビーム幅(°)の変化を示す図である。図13は反
射板のX軸とのなす角度:φ1、φ2(°)を変化させた時
のビーム幅(°)の変化を示す図である。
【0020】図14は 半波長ダイポールアンテナと座
標原点Oを含むXZ面との距離:d(λ)を変化させた
時のビーム幅(°)の変化を示す図である。図15は反射
板のZ軸とのなす角度:θ1、θ2(°)を変化させた時の
ビーム幅(°)の変化を示す図である。以上アンテナ装置
として3例を示したが、これら3例のダイポールアンテ
ナ11A、11B、無給電素子15、および反射板12
等は球状の誘電体カバー(レドーム)17で覆われ、ダ
イポールアンテナ11A、11Bの給電線を給電回路2
5に接続することにより給電される。また、このアンテ
ナ装置が支柱23に取付けられ、その支柱内に上記アン
テナ装置に対する給電回路ならびに照明等の配線が設置
可能とされている。
標原点Oを含むXZ面との距離:d(λ)を変化させた
時のビーム幅(°)の変化を示す図である。図15は反射
板のZ軸とのなす角度:θ1、θ2(°)を変化させた時の
ビーム幅(°)の変化を示す図である。以上アンテナ装置
として3例を示したが、これら3例のダイポールアンテ
ナ11A、11B、無給電素子15、および反射板12
等は球状の誘電体カバー(レドーム)17で覆われ、ダ
イポールアンテナ11A、11Bの給電線を給電回路2
5に接続することにより給電される。また、このアンテ
ナ装置が支柱23に取付けられ、その支柱内に上記アン
テナ装置に対する給電回路ならびに照明等の配線が設置
可能とされている。
【0021】この例ではレドーム17を真球状とし、そ
の中心を反射板12の球面の中心と一致させた場合であ
る。レドーム13は、必要に応じて周囲に調和する着色
をほどこすことが可能である。図16に図1に示したア
ンテナ装置1を上下に配列したアレー構造と、給電回路
25の収納状態とを示す。各アンテナ装置1と給電回路
25はS型コネクタ22で接続されると共に支柱23に
取付けられる。給電回路25は支柱23内に収納され
る。図では給電端子24からトーナメント法により各ア
ンテナ装置1に給電されている。アンテナ装置1の数、
アレー間隔Dは可変である。
の中心を反射板12の球面の中心と一致させた場合であ
る。レドーム13は、必要に応じて周囲に調和する着色
をほどこすことが可能である。図16に図1に示したア
ンテナ装置1を上下に配列したアレー構造と、給電回路
25の収納状態とを示す。各アンテナ装置1と給電回路
25はS型コネクタ22で接続されると共に支柱23に
取付けられる。給電回路25は支柱23内に収納され
る。図では給電端子24からトーナメント法により各ア
ンテナ装置1に給電されている。アンテナ装置1の数、
アレー間隔Dは可変である。
【0022】図17に1つの支柱23に対し、図16に
示したアンテナ装置を取付けた場合の基地局を上から見
た図を示す。図は中心26に対し等角間隔、かつ等間隔
で6つの支柱23が設けられ、6セクタ無線ゾーンA、
B、C、D、E、及びFを構成した場合であり、スペー
スダイバシチを採用すると、送信アレーアンテナ装置と
送受信アレーアンテナ装置を各セクタに1つずつ配置す
ることが可能となる。この場合、矢印方向に60°ビー
ム幅をもつ電波が放射され、6セクタゾーンで360°
カバーできる。
示したアンテナ装置を取付けた場合の基地局を上から見
た図を示す。図は中心26に対し等角間隔、かつ等間隔
で6つの支柱23が設けられ、6セクタ無線ゾーンA、
B、C、D、E、及びFを構成した場合であり、スペー
スダイバシチを採用すると、送信アレーアンテナ装置と
送受信アレーアンテナ装置を各セクタに1つずつ配置す
ることが可能となる。この場合、矢印方向に60°ビー
ム幅をもつ電波が放射され、6セクタゾーンで360°
カバーできる。
【0023】すなわち、各支柱23には1組のアレーア
ンテナ装置27A、27B、27C、27D、27E、
及び27Fが取付けられ、これら各アレーアンテナ装置
27A、27B、27C、27D、27E、及び27F
のアンテナビーム指向方向は支柱23に対し外側に互い
に60°離された向きとされる。この結果、例えばアレ
ーアンテナ装置27Aに示す2つのビームの内、1つは
アレーアンテナ装置27Bの2つのビームの内の1つと
同一方向となり、他の1つは他のアレーアンテナ装置2
7Fの2つのビームの内の1つと同一方向となる結果、
隣接支柱23の互いに内側のアレーアンテナ装置27A
と27Bにより同一矢印方向の60°ビーム幅の電波が
放射されて,無線ゾーンAをカバーし、アレーアンテナ
装置27Aを送信アンテナ装置、アレーアンテナ装置2
7Bを送受信アンテナ装置とすることによりスペースダ
イバシチアンテナが構成される。
ンテナ装置27A、27B、27C、27D、27E、
及び27Fが取付けられ、これら各アレーアンテナ装置
27A、27B、27C、27D、27E、及び27F
のアンテナビーム指向方向は支柱23に対し外側に互い
に60°離された向きとされる。この結果、例えばアレ
ーアンテナ装置27Aに示す2つのビームの内、1つは
アレーアンテナ装置27Bの2つのビームの内の1つと
同一方向となり、他の1つは他のアレーアンテナ装置2
7Fの2つのビームの内の1つと同一方向となる結果、
隣接支柱23の互いに内側のアレーアンテナ装置27A
と27Bにより同一矢印方向の60°ビーム幅の電波が
放射されて,無線ゾーンAをカバーし、アレーアンテナ
装置27Aを送信アンテナ装置、アレーアンテナ装置2
7Bを送受信アンテナ装置とすることによりスペースダ
イバシチアンテナが構成される。
【0024】同様にアレーアンテナ装置27Aに示す2
つのビームの内、他の1つは他のアレーアンテナ装置2
7Fに示す2つのビームの内の1つと同一方向となる結
果、隣接支柱23の互いに内側のアレーアンテナ装置2
7Aと27Fにより同一矢印方向の60°ビーム幅の電
波が放射されて、無線ゾーンFをカバーし、アレーアン
テナ装置27Fを送信アンテナ装置、アレーアンテナ装
置27Aを送受信アンテナ装置とすることによりスペー
スダイバシチアンテナが構成される。
つのビームの内、他の1つは他のアレーアンテナ装置2
7Fに示す2つのビームの内の1つと同一方向となる結
果、隣接支柱23の互いに内側のアレーアンテナ装置2
7Aと27Fにより同一矢印方向の60°ビーム幅の電
波が放射されて、無線ゾーンFをカバーし、アレーアン
テナ装置27Fを送信アンテナ装置、アレーアンテナ装
置27Aを送受信アンテナ装置とすることによりスペー
スダイバシチアンテナが構成される。
【0025】以下、6セクタゾーンすべてのセクタゾー
ンで上記と同様な説明ができ、各セクタゾーンともスペ
ースダイバシチアンテナが構成される。上記実施例では
ビーム幅を60°とするためのパラメータを明記した
が、半径r、反射板とZ軸となす角度θおよびX軸とな
す角度φ、原点Oを含むXZ面とダイポールアンテナ1
1A、11Bとの距離d、2つのダイポールアンテナ間
隔S等を変更することによってビーム幅を変えることが
できる。ビーム幅が決まれば、1基地局に必要なアンテ
ナ装置の数が決定する。また反射板12としては真球面
の一部のみならず、楕円球面の一部など球面状の一部と
してもよく、これに応じてレドーム17も楕円球状とし
てもよく、また反射板12を真球面の一部とする場合、
レドーム17を真球体の上下の一部を水平に除去したも
のでもよい。
ンで上記と同様な説明ができ、各セクタゾーンともスペ
ースダイバシチアンテナが構成される。上記実施例では
ビーム幅を60°とするためのパラメータを明記した
が、半径r、反射板とZ軸となす角度θおよびX軸とな
す角度φ、原点Oを含むXZ面とダイポールアンテナ1
1A、11Bとの距離d、2つのダイポールアンテナ間
隔S等を変更することによってビーム幅を変えることが
できる。ビーム幅が決まれば、1基地局に必要なアンテ
ナ装置の数が決定する。また反射板12としては真球面
の一部のみならず、楕円球面の一部など球面状の一部と
してもよく、これに応じてレドーム17も楕円球状とし
てもよく、また反射板12を真球面の一部とする場合、
レドーム17を真球体の上下の一部を水平に除去したも
のでもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のアンテ
ナ装置によれば、セクタゾーン構成をすることができ、
しかも、レドームが球状体とされていることから、風圧
荷重が従来の円筒レドームより小さくすることができ
る。風圧荷重Pは、受風面積をA、速度圧をQ、風力係
数をCとすると、P=Q・C・Aで表わせ、この発明に
よるアンテナ装置は従来のものより受風面積が小さく、
特にこの発明のアレーアンテナにおいては1個のアンテ
ナ装置1が球状となるの対し、従来ではアレーアンテナ
の全体が長い円筒状になる。このためこの発明のものは
風圧荷重が小さなものとなることは容易に理解できよ
う。風圧荷重が小さくなればそれだけ軽量にすることで
き、かつ、アンテナ装置1の支柱23への取付け強度も
小さくでき、例えば実施例に示したように、アンテナ装
置1をS型コネクタ22で給電回路との接続と同時に、
支柱23への保持をすることもできる。
ナ装置によれば、セクタゾーン構成をすることができ、
しかも、レドームが球状体とされていることから、風圧
荷重が従来の円筒レドームより小さくすることができ
る。風圧荷重Pは、受風面積をA、速度圧をQ、風力係
数をCとすると、P=Q・C・Aで表わせ、この発明に
よるアンテナ装置は従来のものより受風面積が小さく、
特にこの発明のアレーアンテナにおいては1個のアンテ
ナ装置1が球状となるの対し、従来ではアレーアンテナ
の全体が長い円筒状になる。このためこの発明のものは
風圧荷重が小さなものとなることは容易に理解できよ
う。風圧荷重が小さくなればそれだけ軽量にすることで
き、かつ、アンテナ装置1の支柱23への取付け強度も
小さくでき、例えば実施例に示したように、アンテナ装
置1をS型コネクタ22で給電回路との接続と同時に、
支柱23への保持をすることもできる。
【0027】またこの発明では給電回路25が支柱23
の内部に収納され、アンテナ装置1は支柱23に対し取
外し自在とされているため、故障が生じた場合に、全体
のアンテナ装置を取外すことなく、必要数のアンテナ装
置1だけ取外せばよく、より修理を簡単に行なうことが
できる。さらに支柱23内に上記アンテナ装置に対する
給電回路の外、照明等の配線が設置可能とされているこ
とから、都市の美観上からも問題の少ないアンテナを構
築することが可能となる。従って本発明の効果は多大で
ある。
の内部に収納され、アンテナ装置1は支柱23に対し取
外し自在とされているため、故障が生じた場合に、全体
のアンテナ装置を取外すことなく、必要数のアンテナ装
置1だけ取外せばよく、より修理を簡単に行なうことが
できる。さらに支柱23内に上記アンテナ装置に対する
給電回路の外、照明等の配線が設置可能とされているこ
とから、都市の美観上からも問題の少ないアンテナを構
築することが可能となる。従って本発明の効果は多大で
ある。
【図1】Aはこの発明のアンテナ装置の正面図、Bはそ
の側面図、Cはその平面図、Dは図A、B、Cの座標軸
を示す図。
の側面図、Cはその平面図、Dは図A、B、Cの座標軸
を示す図。
【図2】ハイブリッド回路を用いるアンテナ装置給電法
を説明する図。
を説明する図。
【図3】図1の実施例のアンテナ装置の斜視図。
【図4】図1の実施例における水平面指向特性の例を示
す図。
す図。
【図5】本発明を適用したアンテナ装置の他の実施例に
おける斜視図。
おける斜視図。
【図6】図5の実施例において無給電素子の座標原点O
からの距離を変化させた時のサイドローブ特性を示す
図。
からの距離を変化させた時のサイドローブ特性を示す
図。
【図7】図5の実施例における水平面指向特性の例を示
す図。
す図。
【図8】本発明を適用したアンテナ装置の他の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図9】図8の実施例における水平指向特性の例を示す
図。
図。
【図10】半波長ダイポールアンテナ長:L(λ)を変化
させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
【図11】球の半径:r(λ)を変化させた時のビーム幅
(°)の変化を示す図。
(°)の変化を示す図。
【図12】2つのダイポールアンテナ間距離:S(λ)を
変化させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
変化させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
【図13】反射板とX軸とのなす角度:φ1、φ2(°)を変
化させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
化させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
【図14】半波長ダイポールアンテナの座標原点Oを含む
XZ面との距離:d(λ)を変化させた時のビーム幅
(°)の変化を示す図。
XZ面との距離:d(λ)を変化させた時のビーム幅
(°)の変化を示す図。
【図15】反射板とZ軸とのなす角度:θ1、θ2(°)を変
化させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
化させた時のビーム幅(°)の変化を示す図。
【図16】本発明を適用したアレーアンテナ装置の実施例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図17】図16のアレーアンテナ装置を用いて複数のセク
タゾーンに対しスペースダイバシチ構成とした例を示す
平面図。
タゾーンに対しスペースダイバシチ構成とした例を示す
平面図。
1 アンテナ装置 11A、11B ダイポールアンテナ 12 反射板 15 無給電素子 17 誘電体カバー(レドーム) 19 ハイブリッド回路 22 S型コネクタ 23 支柱 24 給電端子 25 給電回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 AA03 BA08 BA18 BC03 BC08 BD03 CA04 CA06 DA03 DA04 DA09 5J021 AA02 AA10 AB02 BA01 CA01 DB02 DB03 FA05 FA32 FA34 GA02 GA03 GA08 HA05 HA10 JA07 5J046 AA06 AA07 AA14 AA17 AB02 AB06 RA01 RA06
Claims (7)
- 【請求項1】互いに平行に設置された2つのダイポール
アンテナと、球面の一部の形状をした反射板と、これら
を覆う球状の誘電体カバーとを備えたことを特徴とする
アンテナ装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のアンテナ装置において、 上記2つのダイポールアンテナを含む面と、これと垂直
し上記2つのダイポールアンテナの線対称軸を含む面上
で、かつ、上記反射板の前面に無給電素子を備えたこと
を特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載のアンテナ装置にお
いて、 上記球面の一部の形状をした反射板の外部に、さらに上
記反射板と同心球の形状を有する他の反射板を備えたこ
とを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のア
ンテナ装置が支柱に取付けられ、その支柱内に上記アン
テナ装置に対する給電回路ならびに上記給電回路以外の
配線が収納されていることを特徴とする基地局アンテナ
装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の基地局アンテナ装置にお
いて、 上記アンテナ装置が支柱及びその給電回路に対し取外し
可能な構造とされていることを特徴とする基地局アンテ
ナ装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の基地局アンテナ装置にお
いて、上記アンテナ装置が複数個縦に配列されているこ
とを特徴とする基地局アンテナ装置。 - 【請求項7】請求項6に記載の基地局アンテナ装置にお
いて、 1つの支柱に対し、上記アンテナ装置が複数個縦に配列
された組が複数組取付けられていることを特徴とする基
地局アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049318A JP2001237636A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | アンテナ装置及び基地局アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049318A JP2001237636A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | アンテナ装置及び基地局アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001237636A true JP2001237636A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18571280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000049318A Pending JP2001237636A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | アンテナ装置及び基地局アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001237636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010109890A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000049318A patent/JP2001237636A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010109890A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
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