JP2001236489A - Ic磁気カードおよびic磁気カード端末 - Google Patents

Ic磁気カードおよびic磁気カード端末

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JP2001236489A
JP2001236489A JP2000046738A JP2000046738A JP2001236489A JP 2001236489 A JP2001236489 A JP 2001236489A JP 2000046738 A JP2000046738 A JP 2000046738A JP 2000046738 A JP2000046738 A JP 2000046738A JP 2001236489 A JP2001236489 A JP 2001236489A
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chip
card
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JP2000046738A
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Atsushi Maeoka
淳 前岡
Motoaki Satoyama
元章 里山
Yasuko Yokoyama
泰子 横山
Yoshiaki Morimoto
義章 森本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の磁気カードでは、記憶容量が少ないた
め、用途ごとに複数のカードを保持する必要がある。ま
た、紛失した際の危険度が非常に高い。 【解決手段】ICチップと磁気ストライプを備えたIC磁気
カードにおいて、これまで複数の磁気カードに記憶して
いた情報をICチップに記憶し、必要に応じて磁気ストラ
イプ部に転記することによって、1枚のカードで複数の
磁気カード機能を持つIC磁気カードおよび、そのIC磁気
カードを読み書きするIC磁気カード端末を提供する。ま
た、使用後に磁気ストライプの情報を消去することが可
能なIC磁気カードおよびIC磁気カード端末を提供し、紛
失時の危険度を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】磁気ストライプおよびICチッ
プを両方備えたIC磁気カードおよび、そのIC磁気カード
を読み書きするIC磁気カード端末に関する。
【0002】
【従来の技術】カード社会と呼ばれる現代においては、
ユーザ処理の簡素化などのために、銀行のキャッシュカ
ード、クレジットカード、会員証、社員証など、様々な
用途において広く磁気カードが利用されている。また、
それらの磁気カードを処理するための磁気カードリーダ
ライタも広く普及している。しかし、磁気カードにおい
ては、記憶できるデータ量が限られているため、各用途
ごとにカードを作成し、保有しなければならない、とい
った問題がある。また、磁気カードは単なるデータの記
憶媒体であるため、紛失した際の危険度が非常に高い。
このような問題点を解決する方法としてICカード技術が
注目されている。ICカードとは、情報の記憶や演算処理
を行うためのICを備えたカードであり、大容量、高機密
性といった特徴をもつ。ICカードを用いると、大容量で
あるため、様々な用途のカード情報を1枚のカードに記
憶することができる。また、演算処理を行うICチップを
備えるため、暗証番号の入力などの方法によって、カー
ドの内部で持ち主を確認することも可能であり、紛失時
の危険性も低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICカードを利
用するためには、従来の磁気カード用端末とは異なるIC
カード用端末が必要であり、広く普及する妨げとなって
いる。さらに、将来、ICカードが普及した後でも、会員
カード、社員証など、セキュリティ上の制約が少ない用
途においては、現在の磁気カードが残っていくものと思
われ、上記のような、複数枚所持しなければならないと
いう磁気カードの問題が解決されない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、上記問題点を解決するために、従来用途ごとに各磁
気カードに記録していたカード情報を、記憶容量の大き
いICチップ内に格納し、必要に応じて磁気ストライプに
転記し、従来の磁気カードとして利用可能にすることに
よって、保持しなければならないカード枚数を減らすこ
とができるIC磁気カードおよびIC磁気カード端末を提供
する。また、紛失時の危険性を低下させる手段として、
使用後は磁気ストライプの情報を消去できるようなIC磁
気カードおよびIC磁気カード端末を提供する。
【0005】IC磁気カードとは、磁気ストライプとICチ
ップを1枚のカード上に備えたカードであり、IC磁気カ
ード端末とは、IC磁気カードのICチップとの通信、磁気
ストライプへの書き込み、を行うカード端末である。
【0006】本発明によるIC磁気カード端末は、IC磁気
カードのICチップと通信を行う通信手段、IC磁気カード
の磁気ストライプへの書き込みを行う磁気ストライプ書
き込み手段を備え、IC磁気カードのICチップから読み出
した情報に基づいて、磁気ストライプへの書き込みを行
う。
【0007】また、本発明によるIC磁気カード端末は、
IC磁気カードの磁気ストライプを消去する機能を持つ。
【0008】本発明によるIC磁気カードは、情報の記憶
を行う磁気ストライプと、情報の格納および演算処理を
行うICチップと、を1枚のカード上に備え、磁気ストラ
イプに書き込むためのカード情報をICチップ内に複数、
記憶しており、必要に応じて、記憶しているICチップ内
の情報の少なくとも一つを、磁気ストライプに書き移
す。
【0009】本発明によると、従来複数の磁気カードに
記憶されていたカード情報を1つのICチップ内に格納
し、必要に応じて磁気ストライプ部に転記することで、
1枚のカードで複数の磁気カードの役割を果たすカード
を提供することができ、複数のカードを持ち歩く必要が
なくなる。また、ICチップ内の情報は読み出すことが非
常に困難であるため、磁気ストライプ部に書き込まれた
情報を消去できるようにすることで、紛失時の危険性を
低下させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるIC磁気カード
およびIC磁気カード端末の実施の形態を、図面を用いて
説明する。
【0011】図1、図2は、本発明によるIC磁気カードお
よびIC磁気カード端末の実施の形態における構成を表す
ブロック図である。
【0012】IC磁気カード102は、磁気カードに書き込
むための情報を格納するICチップ104、ICチップ104に格
納された情報に基づいて情報を書き込む領域である磁気
ストライプ103を備える。
【0013】図2は、ICチップ104内の構成を表すブロッ
ク図である。ICチップ104は、IC磁気カード端末101と通
信を行う通信手段202、IC磁気カード端末101からの指示
に基づいて各種処理を行う演算処理手段201、磁気スト
ライプ103に転記するための情報を格納する記憶手段203
を備える。
【0014】ICチップ104内の記憶手段203には、図3、
図4に示すような情報が記憶されている。図3に示すよう
に、記憶手段203は複数の磁気カード情報306を記憶して
いる(磁気カード情報のリスト301)。磁気カード情報306
は、ある用途に用いられる磁気カードに関する情報であ
り、本発明では、この磁気カード情報306に基づいて磁
気ストライプ103に情報を書き込み、磁気カードとして
利用可能にする。磁気カード情報306は、ICチップ104内
で磁気カード情報306を一意に識別するためのシリアル
ナンバーである情報ID302、磁気カード情報306の名称30
3、実際に磁気ストライプ103に書き込むデータである磁
気データ304、IC磁気カード端末101から磁気データ304
を取得する際の認証に用いるための暗証番号305、から
構成される。さらに、記憶手段203には、図4に示す2つ
の管理情報が記憶されている。所有者暗証番号401はIC
磁気カード102の所有者の認証に用いる。また、磁気化I
D402は、現在、磁気ストライプ103に書き込まれている
磁気カード情報306の情報ID302を記憶する。磁気化ID40
2が-1ならば、磁気ストライプ103には情報が書き込まれ
ていないことを意味する。
【0015】図1に示すIC磁気カード端末101は、ユー
ザへの指示を表示するための表示手段109、ユーザから
の入力を受け付けるための入力手段110、IC磁気カード1
02のICチップ104と通信するためのICチップ通信手段10
6、IC磁気カード102の磁気ストライプ103に情報を書き
込むための磁気ストライプ書き込み手段105、挿入され
ているIC磁気カード102を排出するためのカード排出手
段107、IC磁気カード102が挿入されたことを検出するカ
ード検出手段111、および、ICチップ通信手段106、表示
手段109、入力手段110、磁気ストライプ書き込み手段10
5、カード排出手段107、カード検出手段111の各部の制
御とデータの処理を行う演算手段108を備える。
【0016】図5、図6、図7は、本実施の形態におい
て、磁気ストライプ103へ磁気データ304を転記する際の
処理手順を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートを用いて、転記の手順を説明する。
【0017】ユーザは、IC磁気カード102を所望の磁気
カードとして利用できるようにするために、IC磁気カー
ド端末101にIC磁気カード102を挿入する。IC磁気カード
102が挿入されると、カード検出手段111により、カード
の挿入が演算手段108に通知され、ICチップ104とICチッ
プ通信手段106は通信可能となり、また、磁気ストライ
プ書き込み手段105は磁気ストライプ103への書き込みが
可能となる(ステップS501)。次に、演算手段108は表示
手段109を通じて、ユーザに暗証番号の入力を促し、入
力を待つ(ステップS502)。このときの表示手段109によ
る表示の一例を図8に示す。入力手段110を通じて、ユー
ザから暗証番号が入力されると、演算手段108は、ICチ
ップ通信手段106を通じて暗証番号をICチップ104に送信
することによって、磁気カード情報306の情報ID302と名
称303の一覧の取得を試みる(ステップS503)。
【0018】ステップS503におけるICチップ内での処理
の詳細フローチャートが図6である。
【0019】ICチップ通信手段106 から送信された暗証
番号は、ICチップ104内の通信手段202を通じて演算処理
手段201によって受信される。演算処理手段201は、記憶
手段203に記憶している所有者暗証番号401を取り出し、
両暗証番号を比較する(ステップS601)。暗証番号が一致
した場合、演算処理手段201は、ユーザを正当な所有者
であると判断し、記憶手段203に記憶されている全ての
磁気カード情報306の情報ID302と名称303の一覧を、通
信手段202を通じて返信し(ステップS603)、処理を終了
する。暗証番号が一致しなかった場合は、演算処理手段
201は、ユーザを不正な所有者であると判断し、通信手
段202を通じて、不一致による取得の失敗をIC磁気カー
ド端末101に通知し(ステップS602)、処理を終了する。
【0020】次に、演算手段108は、ICチップ通信手段1
06を通じて、ICチップ104からの結果を受信し、一覧を
取得できたかどうかを判断する(ステップS504)。取得に
失敗した場合、カード排出手段107によってIC磁気カー
ド102を排出し(ステップS512)、処理を終了する。取得
に成功した場合、一覧の内容を調べる(ステップS505)。
一覧が空の場合は磁気カード情報306がICチップ104内に
無いことを、表示手段109を通じてユーザに通知し(ステ
ップS507)、カード排出手段107によってIC磁気カード10
2を排出して(ステップS512)、処理を終了する。ステッ
プS507における、ユーザへの表示の一例を図10に示す。
演算手段108は、一覧が空でない場合、表示手段109を通
じて、一覧を表示し(ステップS506)、一覧からの選択入
力を待ちうける(ステップS508)。このときの表示の一例
を図9に示す。ユーザは表示された一覧から所望の磁気
カード情報306を選択し入力する。入力手段110を通じて
選択入力があると、次に暗証番号の入力を待ちうける
(ステップS502)。このときの表示の例は図8と同様であ
る。入力手段110を通じて、ユーザから暗証番号が入力
されると、演算手段108は、ICチップ通信手段106を通じ
て、選択された一覧の項目の情報ID302と暗証番号をIC
チップ104に送信することによって、対応する磁気カー
ド情報306の磁気データ304の取得を試みる(ステップS50
9)。
【0021】ステップS509におけるICチップ内での処理
の詳細フローチャートが図7である。
【0022】ICチップ通信手段106 から送信された情報
ID302と暗証番号は、ICチップ104内の通信手段202を通
じて演算処理手段201によって受信される。演算処理手
段201は、記憶手段203に記憶している磁気カード情報の
リスト301の中から、受信した情報ID302に相当する磁気
カード情報306の暗証番号305と磁気データ304を取り出
し(ステップS701)、受信した暗証番号と比較する(ステ
ップS702)。暗証番号が一致した場合、演算処理手段201
は、ユーザを正当な所有者であると判断し、記憶手段20
3の磁気化ID402に情報ID302を記憶し(ステップS703)、
磁気データ304を、通信手段202を通じて返信し(ステッ
プS704)、処理を終了する。暗証番号が一致しなかった
場合は、演算処理手段201は、ユーザを不正な所有者で
あると判断し、通信手段202を通じて、不一致による取
得の失敗をIC磁気カード端末101に通知し(ステップS60
2)、処理を終了する。
【0023】次に、演算手段108は、ICチップ通信手段1
06を通じて、ICチップ104からの結果を受信し、磁気デ
ータを取得できたかどうかを判定する(ステップS510)。
磁気データ304の取得に失敗した場合は、カード排出手
段107によってIC磁気カード102を排出し(ステップS51
2)、処理を終了する。取得に成功すると、演算手段108
は、磁気ストライプ書き込み手段105を通じて、取得し
た磁気データ304を磁気ストライプ103に書き込む(ステ
ップS511)。書き込みが終了するとカード排出手段10
7によってIC磁気カード102を排出し(ステップS51
2)、処理を終了する。
【0024】図11、図12は、本実施の形態において、磁
気ストライプ103に現在書き込まれている情報を確認す
る際の処理手順を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャートを用いて、現在書き込まれている情報
の確認の手順を説明する。
【0025】ユーザは、IC磁気カード102の磁気ストラ
イプ103に書き込まれている情報を確認するために、IC
磁気カード端末101にIC磁気カード102を挿入する。IC磁
気カード102が挿入されると、カード検出手段111によ
り、カードの挿入が演算手段108に通知され、ICチップ1
04とICチップ通信手段106は通信可能となり、また、磁
気ストライプ書き込み手段105は磁気ストライプ103への
書き込みが可能となる(ステップS501)。次に、演算手段
108は表示手段109を通じて、ユーザに暗証番号の入力を
促し、入力を待つ(ステップS502)。このときの表示手段
109による表示の一例は、図8と同様である。入力手段11
0を通じて、ユーザから暗証番号が入力されると、演算
手段108は、ICチップ通信手段106を通じて暗証番号をIC
チップ104に送信することによって、現在、磁気ストラ
イプ103に書き込まれている情報に対応した磁気カード
情報306の名称303の取得を試みる(ステップS1101)。
【0026】ステップS1101におけるICチップ内での処
理の詳細フローチャートが図12である。
【0027】ICチップ通信手段106 から送信された暗証
番号は、ICチップ104内の通信手段202を通じて演算処理
手段201によって受信される。演算処理手段201は、記憶
手段203に記憶している所有者暗証番号401を取り出し、
両暗証番号を比較する(ステップS601)。暗証番号が一致
しなかった場合は、演算処理手段201は、ユーザを不正
な所有者であると判断し、通信手段202を通じて、不一
致による取得の失敗をIC磁気カード端末101に通知し(ス
テップS602)、処理を終了する。
【0028】暗証番号が一致した場合、演算処理手段20
1は、ユーザを正当な所有者であると判断し、記憶手段2
03に記憶されている磁気化ID402を取り出し、値を判別
する(ステップS1201)。磁気化ID402が-1の場合、現在、
磁気ストライプ103には情報が書き込まれていないの
で、通信手段202を通じて、磁気ストライプ103に情報が
書き込まれていないことをIC磁気カード端末101に通知
し(ステップS1202)、処理を終了する。磁気化ID402が-1
でない場合、その磁気化ID402に対応した磁気カード情
報306の名称303を、記憶手段203から取り出し、通信手
段202を通じて返信し(ステップS1203)、処理を終了す
る。
【0029】次に、演算手段108は、ICチップ通信手段1
06を通じて、ICチップ104からの結果を受信し、名称303
を取得できたかどうかを判断する(ステップS1102)。暗
証番号の間違いにより取得に失敗した場合、カード排出
手段107によってIC磁気カード102を排出し(ステップS51
2)、処理を終了する。取得に成功した場合、さらに磁気
ストライプ103に情報が書き込まれているかどうかを結
果から判別する(ステップS1103)。書き込まれていない
場合、表示手段109を通じて、書き込まれていないこと
をユーザに通知し(ステップS1104)、カード排出手段107
によってIC磁気カード102を排出し(ステップS512)、処
理を終了する。ステップS1104における表示の一例を図1
4に示す。磁気ストライプ103に書き込まれている場合、
表示手段109を通じて、取得した名称303を表示し(ステ
ップS1105)、カード排出手段107によってIC磁気カード1
02を排出し(ステップS512)、処理を終了する。ステップ
S1105における表示の一例を図13に示す。
【0030】図15、図16は、本実施の形態において、磁
気ストライプ103に書き込まれた情報の消去を行う際の
処理手順を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートを用いて、消去の手順を説明する。
【0031】ユーザは、IC磁気カード102の磁気ストラ
イプ103に書き込まれている情報を消去するためにIC磁
気カード端末101にIC磁気カード102を挿入する。IC磁気
カード102が挿入されると、カード検出手段111により、
カードの挿入が演算手段108に通知され、ICチップ104と
ICチップ通信手段106は通信可能となり、また、磁気ス
トライプ書き込み手段105は磁気ストライプ103への書き
込みが可能となる(ステップS501)。次に演算手段108
は、磁気ストライプ書き込み手段105を通じて、磁気ス
トライプ103すべてのデータ領域に0を書き込む(ステッ
プS1501)。ここでは、0を書き込むとしたが、無意味な
値を書き込むことを意味し、情報の消去を目的としてい
るため、0である必然性はない。次に、ICチップ通信手
段106を通じて、磁気ストライプに書き込まれた情報の
消去をICチップ104に通知し(ステップS1502)し、カード
排出手段107によってIC磁気カード102を排出したのち
(ステップS512)、処理を終了する。
【0032】ステップS1502におけるICチップ内での処
理の詳細フローチャートが図16である。
【0033】ICチップ通信手段106 を通じて磁気ストラ
イプ103の情報の消去が演算処理手段201に伝えられる
と、記憶手段203の磁気化ID402を-1にして(ステップS16
01)、処理を終了する。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、複数の磁気カードの情
報を、1枚のカード上のICチップ内に格納することによ
って、複数の磁気カードを持ち歩く必要が無く、かつ必
要なときに格納された磁気カード情報を磁気ストライプ
に転記することによって、所望の磁気カードとして、従
来の磁気カード端末でも利用することができるIC磁気カ
ードおよび、そのIC磁気カードとの通信、磁気ストライ
プの書き換えを行うIC磁気カード端末が提供できる。ま
た、磁気ストライプの情報を消去可能とすることで、紛
失時の危険性の低い、IC磁気カードおよびIC磁気カード
端末が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるIC磁気カードおよびIC磁気
カード端末の構成を表したブロック図である。
【図2】実施の形態におけるICチップの内部構成を表し
たブロック図である。
【図3】実施の形態におけるICチップに記憶されている
磁気カード情報を表した図である。
【図4】実施の形態におけるICチップに記憶されている
管理情報を表した図である。
【図5】実施の形態におけるICチップから磁気ストライ
プへ情報を転記する処理手順を表したフローチャートで
ある。
【図6】実施の形態におけるICチップから磁気ストライ
プへ情報を転記する際のICチップ内での磁気カード情報
一覧取得の手順を表したフローチャートである。
【図7】実施の形態におけるICチップから磁気ストライ
プへ情報を転記する際のICチップ内での磁気データ取得
処理の手順を表したフローチャートである。
【図8】実施の形態における表示手段による暗証番号受
付の表示の一例を表した図である。
【図9】実施の形態における表示手段による磁気カード
情報一覧表示の一例を表した図である。
【図10】実施の形態における表示手段による磁気カー
ド情報が無い場合の表示の一例を表した図である。
【図11】実施の形態における磁気ストライプに書き込
まれている情報の確認の処理手順を表したフローチャー
トである。
【図12】実施の形態における磁気ストライプに書き込
まれている情報の確認する際のICカード内の処理手順を
表したフローチャートである。
【図13】実施の形態における表示手段による確認情報
表示の一例を表した図である。
【図14】実施の形態における表示手段による磁気スト
ライプに情報が記憶されていない場合の表示の一例を表
した図である。
【図15】実施の形態における磁気ストライプ情報の消
去の手順を表したフローチャートである。
【図16】実施の形態における磁気ストライプ情報の消
去を行う際のICカード内の処理手順を表したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101・・・IC磁気カード端末 102・・・IC磁気カード 103・・・磁気ストライプ 104・・・ICチップ 105・・・磁気ストライプ書き込み手段 106・・・ICチップ通信手段 107・・・カード排出手段 108・・・演算手段 109・・・表示手段 110・・・入力手段 111・・・カード検出手段 302・・・情報ID 303・・・名称 304・・・磁気データ 305・・・暗証番号 306・・・磁気カード情報 401・・・所有者暗証番号 402・・・磁気化ID
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 5/02 G06K 19/00 F (72)発明者 横山 泰子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 森本 義章 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 2C005 HA01 HA24 HB01 HB09 JA02 LB04 LB18 MA01 MA33 MB01 MB08 NA06 SA03 SA08 SA12 5B035 BB02 BB09 BC00 BC01 CA06 5B058 CA23 CA31 KA06 KA11 KA32 KA40 YA02 5D091 AA11 BB06 FF10 HH20 JJ21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記憶を行う磁気ストライプと、情報
    の格納および演算処理をおこなうICチップと、を1枚の
    カード上に備えるIC磁気カード、を読み取るIC磁気カー
    ド端末であって、該ICチップとの間で情報を送受信する
    ICチップ通信手段と、該磁気ストライプに情報を書き込
    む磁気ストライプ書き込み手段を備え、該ICチップから
    読み出した情報に基づいて、該磁気ストライプに情報を
    書き込むことを特徴とするIC磁気カード端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載のIC磁気カード端末におい
    て、ユーザに情報を表示するための表示手段を備え、該
    IC磁気カードを挿入し、該IC磁気カードの該磁気ストラ
    イプに書き込まれている情報に関する情報を、該ICチッ
    プから取得し、取得した情報を該表示手段によって表示
    することを特徴とするIC磁気カード端末。
  3. 【請求項3】情報の記憶を行う磁気ストライプと、情報
    の格納および演算処理を行うICチップと、を1枚のカー
    ド上に備えるIC磁気カードであって、該磁気ストライプ
    は書き換え可能であり、該ICチップには、該磁気ストラ
    イプに書き込むためのカード情報を少なくとも一つ保持
    しており、必要に応じて、該磁気ストライプに書き込む
    ための該ICチップ内の情報の少なくとも一つを該磁気ス
    トライプに書き移すことを特徴とするIC磁気カード。
  4. 【請求項4】請求項3記載のIC磁気カードにおいて、該
    磁気ストライプに書き込まれている磁気カード情報を識
    別するための識別情報を該ICチップに記憶し、外部から
    の指示に従って、磁気ストライプに書き込まれている前
    記識別情報に関連した情報を出力することを特徴とする
    IC磁気カード。
  5. 【請求項5】請求項3記載のIC磁気カードにおいて、該
    ICチップは、所有者を確認するための所有者識別情報を
    保持しており、外部からの出力の指示に対して、該ICチ
    ップに識別データを入力し、該ICチップが、入力された
    該識別データと保持している該所有者識別情報と照合
    し、正しい場合のみ、該カード情報の少なくとも一つを
    出力することを特徴とするIC磁気カード。
JP2000046738A 2000-02-18 2000-02-18 Ic磁気カードおよびic磁気カード端末 Pending JP2001236489A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6715679B1 (en) * 1999-09-08 2004-04-06 At&T Corp. Universal magnetic stripe card
JP2014519641A (ja) * 2011-05-03 2014-08-14 マイクロソフト コーポレーション 処理方法及び移動通信装置

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