JP2001235765A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
装置を実現する。 【解決手段】画素電極13と信号配線電極12を絶縁膜
を介して重畳させ、前記絶縁膜として、誘電率2.5以
下の多孔質シリカ膜230とSi3N4膜からなる保護絶
縁膜231を備えることで、画素電極13と信号配線電
極12間の寄生容量を低減し、信号のクロストークによ
る画像のシャドウイングを防止する。
Description
り、特に、高精細高画質のTFTアクティブマトリック
ス方式の液晶表示装置の構造に関する。
装置として、薄膜トランジスタ(以下TFTと記す)を
用いたアクティブマトリックス方式の液晶表示装置が知
られている。この種の液晶表示装置においては低コスト
化、高精細化、高画質化が重要な課題である。
トリックスを駆動する周辺駆動回路をもTFTで構成
し、同一基板上に集積する回路内蔵技術の従来技術が特
開平8−167722号公報(第1の従来技術)に記載
されている。駆動回路を内蔵することにより、外部接続
のための接続端子の数を劇的に減らすことができるの
で、従来のように駆動LSIチップを実装する方式にく
らべてより画素ピッチの微細な高精細の表示装置を安価
に実現することが可能となる。
画素開口率(単位画素内で光が透過する面積の比率)が
減少し、光利用効率が低下するという問題が顕在化す
る。この問題を解決するためにさまざまな高開口率化技
術が提案されている。その一つとして、特開平9−22
028号公報(第2の従来技術)には、液晶を駆動する
画素電極と信号配線あるいは走査配線の間に感光性のレ
ジストあるいはそのほかの有機膜を配置して画素電極と
配線電極を重畳させることにより高開口率を得る方法が
開示されている。
させたときに形成される、画素電極と配線電極間の寄生
容量を、誘電率2.7の有機膜を2ないし3μmの厚み
で形成することにより低減している。
ように画素電極と配線電極を重畳させることは画素開口
率を改善するためには非常に有効な手法であるが、一
方、配線と画素電極間の間の寄生容量が大きくなるとい
う欠点がある。特に、映像信号を供給する信号配線と画
素電極間に大きな寄生容量が形成されると、信号のクロ
ストークにより縦スミアと呼ばれる縦方向の画像のシャ
ドウイングが発生し画質が低下する。上記第2の従来技
術では画素電極と配線電極の間に形成する誘電体膜を、
誘電率2.7の有機膜とし2ないし3μmの厚みで形成
することにより寄生容量を低減している。
ような問題がある。第1に耐熱性が無機膜にくらべ劣る
レジストなどの有機膜の上に画素電極となるITO電極
を形成する際に、有機膜表面にしわが発生し、光透過率
が低下することがある。これは有機膜の耐熱性が充分で
ないためにおこる。これを防止するため、有機膜の耐熱
性を改善すると膜の誘電率が大きくなり、所望の寄生容
量低減の効果が小さくなってしまう。
低減のためには充分小さい値ではなく、実際にはさらに
小さな誘電率の膜が望まれるが、一般に有機材料では誘
電率2.5以下となるような膜を得ることは困難であ
り、無理に誘電率を小さくすると耐熱性が低下し、上記
のような問題が発生する。
画素構造を有する液晶表示装置において、上記第1の従
来技術のように、TFTで形成した周辺駆動回路を同一
基板上に内蔵した場合、特に画質に与える影響が大きく
なる。
多結晶シリコンを半導体活性層として用いたTFTが一
般的に用いられるが、このような多結晶シリコンTFT
は、キャリア移動度が単結晶シリコンにくらべ劣ること
や、駆動回路素子のゲート長やゲート酸化膜の膜厚をシ
リコンウエハを用いて製造されるドライバLSIで用い
られるトランジスタほど小さくすることは困難であるこ
とから、電流駆動能力が充分ではない。このため、ドラ
イバLSIを液晶パネルの外に設ける回路外付け型の液
晶表示装置にくらべ、駆動回路内蔵型液晶表示装置では
特に、駆動回路からみて負荷容量となる画素電極と配線
電極間の寄生容量を小さくする必要がある。
いう値は充分小さいとは言えず、さらに誘電率の小さな
材料が必要となっている。
決し、画素電極と配線電極間の寄生容量を充分に低減で
きる構成を備えた液晶表示装置を提供することにある。
に本発明では、複数の信号電極と複数の走査電極が交差
する点の近傍に形成された複数の薄膜トランジスタと、
前記複数の薄膜トランジスタの各々に接続され前記複数
の信号電極と絶縁層によって絶縁分離された画素電極と
を有し、前記画素電極に与える電圧によって液晶層を駆
動する液晶表示装置において、前記画素電極の一部と前
記複数の信号電極の一部を重畳させ、前記画素電極と前
記複数の信号電極とを絶縁分離する絶縁層を、少なくと
も1層の酸化珪素を主成分とする多孔質絶縁膜を含むよ
うに構成したことを特徴とする。
な一対の基板と、この基板に挟持された液晶層を有する
液晶表示装置において、前記一対の基板の一方は少なく
ともその主表面が絶縁性であって、前記絶縁性の主表面
に形成された複数の走査電極と、前記複数の走査電極に
交差するように形成された複数の信号電極と、前記複数
の信号電極と複数の走査電極が交差する点の近傍に形成
された複数の薄膜トランジスタと、前記複数の薄膜トラ
ンジスタの各々に接続され前記複数の信号電極と絶縁層
によって絶縁分離された画素電極とを有し、前記画素電
極に与える電圧によって前記液晶層を駆動する機能をさ
らに有する液晶表示装置において、前記画素電極の一部
と前記複数の信号電極の一部を重畳させ、前記画素電極
と前記複数の信号電極とを絶縁分離する絶縁層を、少な
くとも1層の酸化珪素を主成分とする多孔質絶縁膜を含
むように構成したものである。
珪素であって比誘電率が2.5以下であるか、あるい
は、主成分が酸化珪素であってその密度が0.05g/
cm3以上0.3g/cm3以下とした。また、より望ま
しい構成として、前記画素電極と前記複数の信号電極と
を絶縁分離する絶縁層は、少なくとも1層の酸化珪素膜
または窒化珪素膜と多孔質絶縁膜からなる多層構造とし
た。さらにまた、前記多孔質絶縁膜は、主成分が酸化珪
素であってポロジティが25%以上75%以下であるこ
とが好ましい。ここでポロジティとは膜中で空隙の体積
割合を意味する。
間に介在する誘電体膜に酸化珪素を主成分とする多孔質
膜絶縁膜を用いることにより、比誘電率を従来にくらべ
飛躍的に低減できるため寄生容量を大幅に低減できる。
特に、多孔質絶縁膜の密度を0.05g/cm3以上
0.3g/cm3以下とすることにより、比誘電率が
2.5以下とできる。
複数の信号電極とを絶縁分離する絶縁層は、少なくとも
1層の酸化珪素膜または窒化珪素膜と多孔質絶縁膜から
なる多層構造とし、画素電極となるITO電極と多孔質
膜とが直接接触しないようにした。このような構成とす
ることにより、ITOをエッチングする際に、ITOの
エッチング液である臭化水素酸などの強酸が多孔質膜中
に侵入し,毛細管圧により多孔質膜を破壊する、あるい
は、後の工程での汚染源となることを防止できる。
から明らかとなるであろう。以下、本発明の実施の形態
を図面を用いて説明する。
の第1の実施形態における液晶表示装置に係る単位画素
の断面および平面図である。図1は図2中A−A’部の
断面を示す。
は歪点約670°Cの無アルカリガラス基板1上に膜厚
50nmのSi3N4膜200と膜厚120nmのSiO
2膜2からなるバッファ絶縁膜23の上に形成されてい
る。バッファ絶縁膜23はガラス基板1からのNa等の
不純物の拡散を防止する役割を持つ。バッファ絶縁膜2
3上には膜厚50nmの真性多結晶Si(以下poly
‐Siと記す)膜30が形成され、真性poly−Si
膜30は、一対の高抵抗N型poly−Si膜33に接
し、さらに一対の高抵抗N型poly−Si膜33の各
々はソース、ドレインとなる低抵抗N型poly−Si
膜31に接している。高抵抗N型poly−Si膜33
はLDD(Lightly Doped Drain)
層として作用し、poly−Si層中ドレイン近傍の横
方向電界を緩和し、ホットキャリアの発生を抑制する働
きを持つ。真性poly−Si膜30上にはSiO2か
らなるゲート絶縁膜20を介してMoよりなる走査配線
電極10が形成されている。
部材全部を覆うようにSiO2からなる層間絶縁膜21
が形成され、層間絶縁膜21に設けたコンタクトスルー
ホールを介して、Mo/Al/Moの3層金属膜よりな
る信号配線電極12およびソース電極11が前記N型の
低抵抗poly−Si層に接続されている。Alの下層
のMo膜は低抵抗poly−Si膜とAlの間のコンタ
クト抵抗を、Alの上層のMo膜はソース電極と画素電
極の間のコンタクト抵抗を低減するために設けている。
また、多結晶シリコン膜の一部の上にはゲート絶縁膜2
0を介してMoよりなる共通電極15が形成され電荷蓄
積容量Cstを構成している。本実施形態では、これら
のTFTおよび容量素子全体は膜厚2μmのSiO2を
主成分とする多孔質絶縁膜230により被覆されてい
る。
極11には、層間絶縁膜21および多孔質絶縁膜230
に設けたコンタクトスルーホールを介してインジウム‐
スズ酸化物(ITO)よりなる画素電極13が接続され
ている。なお、図2に示すように、本実施形態の液晶表
示装置においては、画素電極13の端部と信号配線電極
12は互いに重畳するように配置されている。また、前
記多孔質絶縁膜230は膜中の空隙の体積分率が約40
%で比誘電率2.3を有するものである。
配線電極12を絶縁層230を介して互いに重畳させる
ことにより、開口率を向上できる。また、このように開
口率が向上された構造において、信号配線電極12と画
素電極13の間の絶縁膜230に、膜中の空隙の体積分
率が約40%で比誘電率2.3のSiO2を主成分とす
る多孔質膜を用いることにより、信号配線電極12と画
素電極13の間の寄生容量を効果的に低減できる。例え
ば、上記例の構成では、画素電極13と信号配線電極1
2間の単位長さあたりの寄生容量は約0.01fF/μ
mとなり、画素ピッチを200μmとすると、1個の画
素と1本の信号配線電極間の寄生容量値は約2fFと充
分小さな値にできた。
施形態の液晶表示装置の単位画素の断面図である。本実
施形態の平面パターンは図2に示されたものとほぼ同一
であるため、ここでは図示しない。本実施形態において
は、画素電極13と信号配線電極12を分離する絶縁層
がSiO2を主成分とする多孔質絶縁膜230とSi3N
4からなる保護絶縁膜膜231の2層構造となっている
点に特徴がある。
極13と多孔質絶縁膜230の間に多孔質ではない通常
の絶縁膜を挟むことにより、ITOの密着性が向上す
る。また、ITOのエッチング加工時に多孔質絶縁膜2
30がエッチング液に曝されることがないので、エッチ
ング液による多孔質絶縁膜へのダメージ、具体的にはエ
ッチング液が多孔質膜に浸透することで発生する毛管圧
による膜の破壊を防止することができる。
はSi3N4に限らず、通常のSiO 2膜あるいはSiO
xNy膜等でも同様な効果が得られる。
では、多孔質絶縁膜は液晶表示装置の画素電極と信号配
線電極の間を絶縁分離するために用いたが、多孔質絶縁
膜が低誘電率であるという特徴は、液晶表示装置の信号
配線電極と走査配線電極の間の絶縁膜に用いても生かす
ことができる。
装置の単位画素の断面図である。本実施形態の平面パタ
ーンは図2に示しされたものとほぼ同一である。本実施
形態においては、走査配線電極10および共通電極15
と信号配線電極12の間の層間絶縁膜としてSiO2を
主成分とする多孔質絶縁膜230を用いた点に特徴があ
る。
12と走査配線電極10の間に形成される容量を低減で
きるため,駆動回路から見た負荷容量を小さくできる。
このような低負荷容量化により駆動回路の消費電力を低
減することが可能になる。この特徴は特にバックライト
を用いない反射型液晶表示装置と組み合わせることによ
り、非常に低消費電力な液晶表示装置を構成するために
有効である。
の第4の実施の形態に係る液晶表示装置の単位画素の断
面および平面図である。図5は図6中D−D’で示した
線での断面図である。本実施の形態は逆スタガ型のTF
Tを駆動素子として用いた点に特徴がある。
ルカリガラス基板1上にCrよりなる走査電極配線10
が形成され、これを覆うようにSi3N4からなるゲート
絶縁膜24が形成されている。前記走査配線電極10上
には前記ゲート絶縁膜24を介して、ほぼ真性の水素化
非晶質シリコン300のパターンが形成され、前記ほぼ
真性の水素化非晶質シリコン300上には一対のn型に
ドープされた水素化非晶質シリコン310が形成されて
いる。前記一対のn型にドープされた水素化非晶質シリ
コン310にはそれぞれ、Mo、Al、Moの3層の積
層膜よりなる信号配線電極12およびソース電極11が
接触している。また、前記走査配線電極10の他の部分
の上にはMo、Al、Moの3層の積層膜よりなる容量
電極16がゲート絶縁膜24を介して形成され、蓄積容
量を形成している。
全体を被覆するように、Si3N4よりなる保護絶縁膜2
31が形成され、さらに保護絶縁膜231上にはSiO
2を主成分とする多孔質絶縁膜230が形成されてい
る。前記多孔質絶縁膜230上にはITOからなる画素
電極13が、その端部が前記信号配線電極12と重畳す
るように形成され、保護絶縁膜231および多孔質絶縁
膜230に開口したスルーホ−ルを介してTFTのソー
ス電極11と容量電極16に接続されている。
配線電極12と重畳させつつ前記第1の実施形態と同様
に画素電極13と信号配線電極12間の寄生容量を低減
できるので、開口率が大きくかつクロストークがない良
好な画質を持つ液晶表示装置を実現できる。
を用いているが、逆スタガ型のTFTでは1対のn型水
素化非晶質シリコン膜の間に形成される真性水素化非晶
質シリコン膜面と保護絶縁膜との界面(バックチャネル
と称する)性質がTFTのオフ特性に強い影響をおよぼ
す。このため、多孔質絶縁膜のような水分等を吸着しや
すい物質をTFT上に直接形成することは望ましくな
い。このため本実施形態では多孔質膜とTFTの間にS
i3N4からなる保護絶縁膜231を設けた。このことに
より、オフ電流が小さく安定なTFTを形成できるので
良好な画質を持つ液晶表示装置を実現できる。
の第5の実施の形態に係る液晶表示装置の単位画素の断
面および平面図である。図7は図8中E−E’で示した
線での断面図である。
は歪点約670°Cの無アルカリガラス基板1上に膜厚
50nmのSi3N4膜200と膜厚120nmのSiO
2膜2からなるバッファ絶縁膜の上に形成されている。
バッファ絶縁膜上には膜厚50nmの真性多結晶Si
(以下poly‐Siと記す)膜30が形成され、真性
poly−Si膜30は、一対の高抵抗N型poly−
Si膜33に接し、さらに一対の高抵抗N型poly−
Si膜33のおのおのはソース、ドレインとなる低抵抗
N型poly−Si膜31に接している。真性poly
−Si膜30上にはSiO2からなるゲート絶縁膜20
を介してMoよりなる走査配線電極10が形成されてい
る。
うようにSiO2からなる層間絶縁膜21が形成され、
層間絶縁膜21に設けたコンタクトスルーホールを介し
て、Mo/Al/Moの3層金属膜よりなる信号配線電
極12およびソース電極11が前記N型の低抵抗pol
y−Si層に接続されている。TFT全体は膜厚2μm
のSiO2を主成分とする多孔質絶縁膜230と膜厚5
0nmのSi3N4よりなる保護絶縁膜231により被覆
されている。
Hを除く画像表示部のほぼ全面に渡ってITOよりなる
共通電極17が形成されている。前記共通電極17上に
は膜厚300nmのSiO2よりなる容量絶縁膜25が
形成され、前記容量絶縁膜25上にはITOよりなる画
素電極13がその端部が前記信号配線電極12と重畳す
るように形成されている。前記容量絶縁膜25、保護絶
縁膜231、多孔質絶縁膜230に設けたスルーホール
を介してTFTのソース電極11に接続され、前記共通
電極17と容量絶縁膜25と画素電極13により蓄積容
量を形成している。
号配線電極12とを重畳させただけでなく、蓄積容量を
2層のITO電極とその間に挟持された絶縁層により構
成したため、容量形成に伴う開口率の低下がなく、開口
率を極めて大きくできる。本実施形態によれば、画素ピ
ッチ200μmで開口率85%が得られた。
渡って形成すると、共通電極と走査配線電極10あるい
は信号配線電極間12の容量が増大し、共通電極17の
容量負荷が大きくなり、横スミアを呼ばれる画像が横方
向へのシャドウイングが発生することが知られている。
本実施形態では、この問題を解決するため、信号配線電
極12と共通電極17の間にSiO2を主成分とする多
孔質絶縁膜を配置することにより、共通電極と配線の間
に形成される寄生容量を低減できた、このことにより、
画質の低下を伴うことなく開口率を拡大できたので、高
画質で明るい液晶表示装置を実現できた。
容量値を大きくしても開口率の低下がないため、容量値
を大きくすることができる、これによりTFTのリーク
電流を補償できるので、リーク電流に起因するコントラ
スト低下や画像の焼きつき等の画質不良を抑制できる。
この特徴はTFTの特性ばらつきが比較的大きいレーザ
再結晶化法により形成した多結晶シリコン膜上に形成し
たTFTを用いる液晶表示装置において、オフ電流ばら
つきのマージンを拡大することを意味しより望ましいも
のである。
明の第6の実施形態にかかる液晶表示装置の単位画素の
平断面および平面図である。図9は図10中、F−F’
で示した線に沿った断面図である。
とほぼ同様である。すなわち、TFT上に膜厚2μmの
SiO2を主成分とする多孔質絶縁膜230と膜厚50
nmのSi3N4よりなる保護絶縁膜231を形成し、保
護絶縁膜231上にはコンタクト部分THを除く画像表
示部のほぼ全面に渡ってITOよりなる共通電極17が
形成され、前記共通電極17上には膜厚300nmのS
iO2よりなる容量絶縁膜25が形成され、前記容量絶
縁膜25上にはITOよりなる画素電極13がその端部
が前記信号配線電極12と重畳するように形成され、前
記容量絶縁膜25、保護絶縁膜231、多孔質絶縁膜2
30に設けたスルーホールを介してTFTのソース電極
11に接続され、前記共通電極17と容量絶縁膜25と
画素電極13により蓄積容量を形成している。
おいては、前記第5の実施の形態と同等な効果を持つ。
加えて、本実施形態においては、容量絶縁膜25上に形
成される画素電極13が櫛歯状の平面パターンを有し、
この櫛歯状画素電極の隙間と、容量絶縁膜下の共通電極
間に液晶層を駆動する電圧を与え、これらの電極の間に
発生するフリンジ電界により液晶層を駆動することを特
徴とする。
ぼ沿う方向の電界により駆動すると、電界を印加したさ
いに液晶分子が基板面に対して立ちあがらないで、基板
面内で回転することにより透過する光の偏光方向を制御
して画像表示ができるので、液晶分子の複屈折性に起因
するコントラストの視野角依存性を実質的になくすこと
ができ、視野角の広い高画質の液晶表示装置が得られ
る。
をTFTアクティブマトリックスとともに同一基板上に
集積した、本実施形態による液晶表示装置全体の等価回
路を示す。例えば、図3および図4に示した実施形態の
構成を持ち、Y1〜Yendの走査配線電極10とX1
R、X1G、X1B〜XendBの信号配線電極12、
および、画素毎に設けられたTFTとならなるTFTア
クティブマトリックス50と、これを駆動する垂直走査
回路51、水平走査回路52よりなる。
Vにより駆動されるシフトレジスタ回路SRVと、行選
択電圧VGを供給されるレベルシフタDRVとからな
り、走査配線電極10に行選択パルスを出力する。
Hにより駆動されるシフトレジスタ回路SRHと、6ビ
ットにデジタル化された画像データDATAをラッチす
るためのラッチ回路L1、ラッチされたデジタルデータ
をアナログデータにデコードするデジタルーアナログコ
ンバータ回路DAC、1行分のDACからの出力を一時
的に蓄えるラインメモリLM、およびラインメモリLM
に蓄えた画像データを信号配線電極12に供給するため
のアナログスイッチSWよりなる。尚、DACには各ビ
ットに対応して重み付けされた基準電圧信号が供給され
ている。
本発明の構造を用いたことにより、画素電極と信号配線
電極12の間の寄生容量を小さくできる。このことは水
平走査回路52からみると出力トランジスタが駆動すべ
き負荷容量が小さくなったことを意味し、出力トランジ
スタの駆動能力がさほど大きくなくても、信号配線電極
12を駆動可能になる。
LSIにおいては、出力段の駆動能力を大きくするため
アナログスイッチの後段にアナログアンプを形成してい
る。このアナログアンプの出力電圧はペアリングされた
トランジスタの特性が一致しないとオフセットを持ち、
これが出力端子毎にばらつくと、表示むらになることが
しばしば問題になる。このような問題は、本実施形態の
ような多結晶シリコンTFTでも同様である。ただし、
多結晶シリコンTFTにおける個々のTFTのばらつき
は、単結晶のそれとは比べものにならないくらい大きい
ため、出力電圧のばらつきを抑えたアナログアンプを構
成することは、実際には非常に困難である。
回路を構成する場合、アナログアンプを出力段に入れな
いよう構成することが一つの解決法となりうる。しか
し、このような場合、回路の電流駆動能力をあまり大き
くできないので、負荷容量の方を大幅に削減することが
必要となる。そこで、本発明の構成によれば、信号配線
電極の容量を低減することが可能となるため、このよう
な表示むらの原因となるアナログアンプを敢えて使用し
なくても駆動を可能とする。したがって、本実施形態の
構成は、多結晶シリコンTFTで構成した駆動回路内蔵
型の液晶表示装置に好適なものである。
晶表示装置の液晶セル断面構造の一例を示す模式図であ
る。液晶層506を基準に下部のガラス基板1上には、
走査配線電極10と信号配線電極12とがマトリックス
状に形成され、その交点近傍に形成されたTFTを介し
てITOよりなる画素電極13を駆動する。液晶層50
6を挾んで対向する対向ガラス基板508上にはITO
よりなる対向電極510、及びカラーフィルター50
7、カラーフィルター保護膜511、遮光用ブラックマ
トリックスパターンを形成する遮光膜512が形成され
ている。
1,508の外側の表面に形成されている。液晶層50
6は液晶分子の向きを設定する下部配向膜ORI1と、
上部配向膜ORI2の間に封入され、シール材SL(図
示せず)によってシールされている。下部配向膜ORI
1は、ガラス基板1側の多孔質絶縁膜230の上部に形
成される。対向ガラス基板508の内側の表面には、遮
光膜512、カラーフィルター507、カラーフィルタ
ー保護膜511、対向電極510および上部配向膜OR
I2が順次積層して設けられている。
ラス基板508側の層を別々に形成し、その後上下ガラ
ス基板1,508を重ねあわせ、両者間に液晶506を
封入することによって組立られる。バックライトBLか
らの光の透過を画素電極14部分で調節することにより
TFT駆動型のカラー液晶表示装置が構成される。以上
に述べた本発明の構成を用いることにより高画質のTF
T方式透過型液晶表示装置を実現できる。
装置だけでなく、反射型液晶表示装置にも適用可能であ
る。例えば、図11において、画素電極13にITOで
はなく、Alのような反射率の高い金属電極を用い、ガ
ラス基板1下部の偏光板505とバックライトBLを除
くことにより、本発明を適用した反射型の液晶表示装置
が実現できる。
を、上記図4に示した実施形態を例に取り、以下図13
〜図19を用いて説明する。
00μm、幅750mm、幅950mmの歪点約670
°Cの無アルカリガラス基板1上を洗浄後、SiH4とN
H3とN2の混合ガスを用いたプラズマCVD法により、
膜厚50nmのSi3N4膜200を形成する。形成温度
は350°Cである。続いて、テトラエトキシシランと
O2の混合ガスを用いたプラズマCVD法により、膜厚
120nmのSiO2膜100を形成する。Si3N4、
SiO2ともに形成温度は350°Cである。
の混合ガスを用いたプラズマCVD法によりほぼ真性の
水素化非晶質シリコン膜300を50nm形成する。成
膜温度は380°Cで、成膜直後水素量は約5at%で
あった。さらに基板を450°Cで約30分アニールす
ることにより、水素化非晶質シリコン膜300中の水素
を放出させる。アニール後の水素量は約1at%であっ
た(図13)。
波長308nmのエキシマレーザ光LAを前記非晶質シ
リコン膜にフルエンス400mJ/cm2で照射し,非
晶質シリコン膜を溶融再結晶化させて、ほぼ真性の多結
晶シリコン膜30を得る(図14)。
定のレジストパターンを多結晶シリコン膜30上に形成
しCF4とO2の混合ガスを用いたリアクティブイオンエ
ッチング法により多結晶シリコン膜30を所定の形状に
加工する。
ガスを用いたプラズマCVD法により膜厚100nmの
SiO2を形成しゲート絶縁膜20を得る。この時のテ
トラエトキシシランとO2の混合比は1:50、形成温
度は380°Cである。
00nm形成後、通常のホトリソグラフィ法により所定
のレジストパターンをMo膜上に形成し、CF4とO2の
混合ガスを用いたリアクティブイオンエッチング法によ
りMo膜を所定の形状に加工し走査配線電極10を得る
(図15)。
電圧70KeV、ドーズ量1E13(cm-2)で打ちこ
んだあと、所定のレジストパターンを形成後にイオン注
入法によりPイオンを加速電圧70KeV、ドーズ量1
E15(cm-2)で打ちこみN型TFTのソース、ドレ
イン領域31およびLDD領域33を形成する(図1
6)。
イオン注入法によりBイオンを加速電圧40KeV、ド
ーズ量1E15で打ちこみ、P型TFT(図示せず)の
ソース、ドレイン領域を形成する。
ガスを用いたプラズマCVD法により、膜厚500nm
のSiO2を形成し層間絶縁膜21を得る。この時のテ
トラエトキシシランとO2の混合比は1:5、形成温度
は350°Cである。
して注入したPやBの不純物を活性化し、TFTのソー
ス、ドレインおよびLDD領域の抵抗を所定の値にす
る。不純物活性化法としては通常の熱処理以外にランプ
を用いたラピッドサーマルアニール(RTA)法を使用
することも可能である。
CHF3を用いたリアクティブイオンエッチング法によ
り、前記層間絶縁膜にコンタクトスルーホールを開孔す
る。続いて、スパッタリング法により、Moを50n
m、Al−Si合金を500nm、Moを50nmと順
次積層形成した後、所定のレジストパターンを形成後、
BCl3とCl2の混合ガスを用いたリアクティブイオン
エッチング法により一括エッチングし、信号配線電極1
2とソース電極11を得る(図17)。
エトキシシランをスピンコート法により基板上にコート
し、膜厚約2.5μmのスピンオングラス(SOG)膜
を形成し、これを300°Cで10分間ベークすること
により、膜厚2μmの多孔質のSiO2膜230を形成
した。多孔質膜230の比誘電率は約2.3である(図
18)。
えばジフェニルジメチルシラン(Si(C6H5)2(O
CH3)2)とArの混合ガスを用いたプラズマCVD法
により温度150°CでSiO2膜を形成後、400°C
でO2プラズマ処理を行うことによっても得られる。た
だし、O2プラズマ処理後は膜が吸湿性を帯びるのでヘ
キサメチルジシラザン(HMDS)処理を250°Cで
15分行うことにより吸湿のない安定した多孔質シリカ
膜をえることができた。
カリ触媒により湿潤ゲル化して基板上に塗布し、テトラ
エトキシランの加水分解によって生成された膜中のH2
Oをエタノールで置換処理したあと、CO2等を用いた
超臨界流体乾燥法により膜中のエタノールを除去するこ
とでも多孔質膜を得ることができる。但し、CO2を用
いた超臨界流体処理は超高圧容器を必要とするため、1
m近い大きさを持つ液晶表示装置用ガラス基板を処理す
るにはあまり適当ではない。塗布法あるいはドライプロ
セスで形成することが望ましい。
成方法は上記の例だけに限定されるものではなく、上述
したような比誘電率の多孔質絶縁膜が形成されるのであ
れば、他の形成方法を用いてもよい。
を用いたプラズマCVD法により膜厚50nmのSi3
N4膜231を形成した後、所定のレジストパターンを
Si3N4膜上に形成し、CF4を用いたリアクティブイ
オンエッチング法により、Si 3N4膜231および多孔
質シリカ膜230にコンタクトスルーホールを形成し、
続いてスパッタリング法によりITO膜を140nm形
成し、臭化水素酸(HBr)を用いて所定の形状に加工
してアクティブマトリクス基板が完成する(図19)。
極と信号電極配線間の寄生容量を低減することができる
ため、寄生容量の増大を伴うことなしに開口率を向上で
きるので、明るい、高画質の液晶表示装置を実現でき
る。
置の画素断面図。
置の画素平面図。
置の画素断面図。
置の画素断面図。
置の画素断面図。
置の画素平面図。
置の画素断面図。
置の画素平面図。
置の画素断面図。
装置の画素平面図。
内蔵型液晶表示装置の全体構成図。
装置のセル断面図。
製造工程を示す断面図。
製造工程を示す断面図。
製造工程を示す断面図。
製造工程を示す断面図。
製造工程を示す断面図。
製造工程を示す断面図。
製造工程を示す断面図。
配線電極、、11…ソース電極、12…信号配線電極、
13…画素電極、15…容量電極、17…共通電極、2
0…ゲート絶縁膜、21…層間絶縁層、23…保護絶縁
膜、24…Si 3N4膜(ゲート絶縁膜)、25…容量絶
縁膜、30…真性poly−Si膜、31…低抵抗n型
poly−Si層、33…高抵抗n型poly−Si
層、50…TFTアクティブマトリクス、51…垂直走
査回路、52…水平走査回路、200…SiO2バッフ
ァ膜、230…多孔質絶縁膜、231…保護絶縁膜、3
00…真性水素化非晶質Si膜、Cst…蓄積容量。
Claims (10)
- 【請求項1】少なくとも一方が透明な一対の基板と、こ
の一対の基板に挟持された液晶層を有する液晶表示装置
であって、 前記一対の基板の一方の基板は少なくともその主表面が
絶縁性であって、 前記絶縁性の主表面に形成された複数の走査電極と、 前記複数の走査電極に交差するように形成された複数の
信号電極と、 前記複数の信号電極と複数の走査電極の交差点近傍に形
成された複数の薄膜トランジスタと、 前記複数の薄膜トランジスタの各々に接続され、前記複
数の信号電極と絶縁層によって絶縁分離された画素電極
とを有し、 前記画素電極に与える電圧によって前記液晶層を駆動す
る液晶表示装置において、 前記画素電極と前記複数の信号電極とを絶縁分離する絶
縁層は、多孔質絶縁膜を少なくとも1層含むことを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項2】少なくとも一方が透明な一対の基板と、こ
の一対の基板に挟持された液晶層を有する液晶表示装置
であって、 前記一対の基板の一方の基板は少なくともその主表面が
絶縁性であって、 前記絶縁性の主表面に形成された複数の走査電極と、 前記複数の走査電極に交差するように形成された複数の
信号電極と、 前記複数の信号電極と複数の走査電極の交差点近傍に形
成された複数の薄膜トランジスタと、 前記複数の薄膜トランジスタおよび複数の信号電極の上
層に形成され、前記複数の薄膜トランジスタおよび複数
の信号電極と絶縁層によって絶縁分離された共通電極
と、 前記薄膜トランジスタの各々に接続され、前記共通電極
と第2の絶縁層によって絶縁分離された画素電極とを有
し、 前記画素電極に与える電圧によって前記液晶層を駆動す
る液晶表示装置において、 前記複数の薄膜トランジスタおよび複数の信号電極と、
前記共通電極とを絶縁分離する絶縁層は、多孔質絶縁膜
を少なくとも1層含むことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項3】少なくとも一方が透明な一対の基板と、こ
の一対の基板に挟持された液晶層を有する液晶表示装置
であって、 前記一対の基板の一方の基板は少なくともその主表面が
絶縁性であって、 前記絶縁性の主表面に形成された複数の走査電極と、 前記複数の走査電極に交差するように形成された複数の
信号電極と、 前記複数の信号電極と複数の走査電極の交差点近傍に形
成された複数の薄膜トランジスタと、 前記薄膜トランジスタの各々に接続され、前記複数の信
号電極と絶縁層によって絶縁分離された画素電極とから
なるアクティブマトリクスを有し、 前記アクティブマトリクスに映像信号を供給する、前記
一方の基板上に薄膜トランジスタを用いて構成した駆動
回路をさらに有し、 前記画素電極に与える電圧によって前記液晶層を駆動す
る液晶表示装置において、 前記画素電極と前記複数の信号電極とを絶縁分離する絶
縁層は、多孔質絶縁膜を少なくとも1層含むことを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶
表示装置において、 前記画素電極と前記信号電極とを絶縁分離する絶縁層
は、少なくとも一層の酸化珪素膜または窒化珪素膜と、
多孔質絶縁膜とを含む多層構造を有することを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項5】請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶
表示装置において、 前記画素電極の一部と前記複数の信号電極の一部が重畳
されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項6】請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶
表示装置において、 前記多孔質絶縁膜は主成分が酸化珪素であって、ポロジ
ティが25%以上75%以下であることを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項7】請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶
表示装置において、 前記多孔質絶縁膜は主成分が酸化珪素であって、比誘電
率が2.5以下であることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項8】請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶
表示装置において、 前記多孔質絶縁膜は主成分が酸化珪素であって、その密
度が0.05g/cm 3以上0.3g/cm3以下である
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項9】請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶
表示装置において、 前記薄膜トランジスタは多結晶シリコン膜を活性層とし
て用いることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項10】請求項3に記載の液晶表示装置におい
て、 前記駆動回路は、シフトレジスタ回路と、ラッチ回路
と、デジタル−アナログコンバーター回路と、レベルシ
フタ回路と、アナログスイッチとを少なくとも具備する
ことを特徴とする液晶表示装置。
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