JP2001232685A - 管ライニング工法及び管ライニング材の反転用ガイドチューブ - Google Patents

管ライニング工法及び管ライニング材の反転用ガイドチューブ

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JP2001232685A JP2000366627A JP2000366627A JP2001232685A JP 2001232685 A JP2001232685 A JP 2001232685A JP 2000366627 A JP2000366627 A JP 2000366627A JP 2000366627 A JP2000366627 A JP 2000366627A JP 2001232685 A JP2001232685 A JP 2001232685A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大口径管用の管ライニング材でも、マンホー
ル上からその下部に接続する管路内に円滑かつ適正に導
入できるようにする。 【構成】 管ライニング材3と此れを通し得るガイドチ
ューブ7との各一端を口金4に接続し、その口金4をマ
ンホール1上にチェーンブロック9で吊ったまま、ガイ
ドチューブ7をマンホール1の底部まで垂らす。そし
て、管ライニング材3を流体圧により反転させつつ、ガ
イドチューブ7内を通してマンホール1の底部まで導
く。その後、ガイドチューブ7の下部に予め接続された
牽引用線12を架台8に装置したチェーンブロック13
で引き、これにより管ライニング材3とガイドチューブ
7との下部を管路2の入口に向けて曲げると共に、チェ
ーンブロック9の操作により口金4の高さを調整して管
ライニング材3を管路2内へ誘導する。そして、管路2
内に管ライニング材3を反転させつつ導入した後、その
管ライニング材3を管路2の内壁に押し付けたまま、此
れに含浸される熱硬化性樹脂を硬化させて管路2の内壁
に管ライニング材3による硬質被膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道の本管など
主として大口径の管路の補修に適用する管ライニング工
法に係わり、特に管路内への管ライニング材の導入を円
滑に行えるようにした管ライニング工法、及び管ライニ
ング材の反転に用いるガイドチューブに関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水道管その他の管路
が老朽化した場合、それら管路を掘り出すことなくその
内壁に硬質被膜を形成して補修する工法が既に知られ、
実用に供されている。
【0003】その種の管ライニング工法は、表面をフィ
ルムコーティングした不織布などの樹脂吸収材に熱硬化
性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング材を用い、その
管ライニング材を水や空気による流体圧で管路内に反転
させながら導入し、これを流体圧で管路の内壁に押圧し
たまま、その流体を温水に置換するなどして管ライニン
グ材に含浸された熱硬化性樹脂を硬化させ、以て管路の
内壁に管ライニング材による硬質被膜を形成するもので
ある。
【0004】ここで、その種の管ライニング工法には、
管ライニング材の反転用としてその一端を接続する口金
が用いられるが、その口金をマンホールの内部に設置す
る場合と外部に設置する場合とがある。
【0005】図10は口金をマンホール内に設置した例
であり、この場合には口金として例えばL形に屈曲した
ベンドB(ベント管、エルボ)が用いられる。同図に示
すように、そのベンドBの一端には延長チューブTが接
続されると共に、その他端側には管ライニング材Lの一
端が外側に折り返されて接続される。そして、管ライニ
ング材Lの接続側を補修する管路Pの入口に向け、その
状態でマンホールHから地上に引き出される延長チュー
ブT内に流体として例えば水を注入し、その水圧により
管ライニング材Lを反転させながら管路P内に導入する
のである。
【0006】尚、この種の施工法によると、管ライニン
グ材を補修する管路の長さとほぼ同一の長さにして無駄
なく使用することが出来るものの、管路の口径が大きく
なると、これに適用するベンドをマンホール内に導入す
ることができないため、同工法による管路の補修はその
口径が400mm程度までのものに限られる。
【0007】そこで、それ以上の口径をもつ管路の補修
には、図11のような方法が適用される。同図におい
て、Nは円筒状の口金であり、この口金Nはマンホール
上に設けられる架台Dにて支持される。同図に示すよう
に、その口金Nの一端開口縁には管ライニング材Lの一
端が折り返されて接続されるのであり、この状態で口金
Nの中に注水することにより管ライニング材Lを反転さ
せつつマンホール内を通して管路P内に導入することが
できる。
【0008】尚、この種の施工法によれば、管ライニン
グ材の硬化後に口金から管路の入口までの部分が切り捨
てられるので材料の無駄になるが、大口径の管路でもそ
の内部にマンホール上から管ライニング材を導入して補
修できるという利点をもつ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記のよう
な大口径の管路の補修に適用する工法によれば、地上か
らマンホール内に垂下した管ライニング材を管路内に誘
導するべく、その反転端をマンホール内にて方向変換さ
せなければならない。
【0010】そこで、従来は図12に示すように、マン
ホールの底部に方向変換用の傾斜台Sを設置するか、又
は図13のように管ライニング材Lの反転端にワイヤロ
ープWを予め接続し、そのワイヤロープWを地上で巻き
上げるなどして管ライニング材の反転端を管路Pの入口
に向ける方法を採用してきた(特開平1−198326
号)。
【0011】ところが、図12のような方法は、同図に
示すよう傾斜台S上に載った管ライニング材Lが部分的
に押し潰されて変形してしまうため、管ライニング材L
を管路P内に適正に導き得ない。
【0012】一方、図13のような方法では、使用する
全ての管ライニング材LにワイヤロープWの接続部を形
成しなければならないし、その牽引時などに管ライニン
グ材Lが破れて反転用流体が洩れ出す危険性がある。特
に、図13に示す方式では、管ライニング材Lの反転端
がその内部の流体圧を受けて図14に示すようマンホー
ルの底部上で押し潰されるので、その状態で管ライニン
グ材Lの反転端を方向変換しようとしても図15に示す
よう管路Pの入口に近い部分が先行して管路P内に導入
してしまうため、その全体を管路P内に適正に導くこと
は甚だ困難である。
【0013】このため、図16に示すように、管ライニ
ング材Lをベント状に加工したフレキシブルチューブF
(反転ガイド)の内部を通して管路Pの入口に導くとい
う発明をし、特願平11−52569として出願してい
るが、同工法でも期待した程の十分な効果は未だ得られ
ていない。
【0014】本発明は以上のような事情に鑑みて成され
たものであり、その目的とする処は大口径用の管ライニ
ング材でもマンホール上からその下部に接続する管路内
に円滑かつ適正に導入できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、管状の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸せし
めて成る管ライニング材の一端をマンホール上に設けら
れる口金に接続し、その管ライニング材を流体圧により
反転させつつ管路内に導入した後、その管路の内壁に前
記管ライニング材を押し付けたまま前記熱硬化性樹脂を
熱媒によって硬化させるようにした管ライニング工法に
おいて、前記口金をマンホール上に昇降自在にして設
け、その状態で該口金に一端を接続した管ライニング材
を流体圧により反転させつつマンホールの底部まで導い
た後、その管ライニング材の反転端部にワイヤロープな
どの牽引用線による引張り力を作用させて該反転端を管
路の入口に向けて曲げつつ前記口金を降下させ、これに
より管ライニング材を管路内に誘導するようにしてい
る。
【0016】又、本発明は、管状の樹脂吸収材に熱硬化
性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング材の一端をマン
ホール上に設けられる口金に接続し、その管ライニング
材を流体圧により反転させつつ管路内に導入した後、そ
の管路の内壁に前記管ライニング材を押し付けたまま前
記熱硬化性樹脂を熱媒によって硬化させるようにした管
ライニング工法において、前記管ライニング材を通し得
る口径と所定の長さをもつ柔軟なガイドチューブを用
い、その一端を流体圧による管ライニング材の反転前に
前記口金に接続し、そのガイドチューブ内で前記管ライ
ニング材を反転させつつマンホールの底部まで導いた
後、前記ガイドチューブの下部に予め接続した牽引用線
を上方へ引いて該ガイドチューブと管ライニング材との
下部を管路の入口に向けて曲げ、これにより管ライニン
グ材を管路内に誘導するようにしている。
【0017】更に、本発明はより好適な態様として、管
状の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ラ
イニング材、及び該管ライニング材を通し得る口径と所
定の長さをもつ柔軟なガイドチューブを用い、その管ラ
イニング材とガイドチューブとの各一端を円筒状の口金
に接続し、その口金をマンホール上で架台に装置した昇
降機で支持したまま前記ガイドチューブを口金からマン
ホールの底部まで垂らし、その状態で前記管ライニング
材を流体圧により反転させつつガイドチューブ内を通し
てマンホールの底部まで導いた後、前記管路の入口側で
前記ガイドチューブの下部に予め接続した牽引用線を前
記架台に装置した牽引機により上方へ引いて該ガイドチ
ューブと管ライニング材との下部を管路の入口に向けて
曲げると共に、前記昇降機の操作により前記口金の高さ
を調整して管ライニング材を管路内に誘導し、管路内で
の管ライニング材の反転終了後に該管ライニング材を管
路の内壁に押し付けたまま此れに含浸される熱硬化性樹
脂を硬化させるようにしている。
【0018】ここで、昇降機や牽引機として、流体圧シ
リンダ、ジャッキ、又はウィンチなどの巻上装置を利用
することが考えられるが、中でも巻上装置、特にチェー
ンブロックを用いることが好ましい。
【0019】つまり、本発明の最も有効な方法として
は、管状の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸せしめて成
る管ライニング材、及び該管ライニング材を通し得る口
径と所定の長さをもつ柔軟なガイドチューブを用い、そ
の管ライニング材とガイドチューブとの各一端を円筒状
の口金に接続し、その口金をマンホール上で架台に装置
したチェーンブロックで成る昇降機で吊って前記ガイド
チューブを口金からマンホールの底部まで垂らし、その
状態で前記管ライニング材を流体圧により反転させつつ
ガイドチューブ内を通してマンホールの底部まで導いた
後、前記管路の入口側で前記ガイドチューブの下部に予
め接続した牽引用線を前記架台に装置したチェーンブロ
ックから成る牽引機により上方へ引いて該ガイドチュー
ブと管ライニング材との下部を管路の入口に向けて曲げ
つつ、前記昇降機の操作により前記口金の高さを調整し
て管ライニング材を管路内に誘導し、管路内での管ライ
ニング材の反転終了後に該管ライニング材を管路の内壁
に押し付けたまま此れに含浸される熱硬化性樹脂を硬化
させるようにする。
【0020】又、本発明は上記目的を達成するため、管
路内に反転されつつ導入される管ライニング材を通し得
る口径を有し、その内部で前記管ライニング材を反転さ
せつつ管路の入口まで導くための柔軟なガイドチューブ
であって、その一端部外周に其の周方向に沿ってベルト
通しが設けられて成ることを特徴とする管ライニング材
の反転用ガイドチューブを提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を図面に基
づいて詳細に説明する。先ず、図1において、1はマン
ホール、2はマンホール1の底部に接続する下水道など
の管路、3は管路2をライニング(内張り)するための
管ライニング材であり、この管ライニング材3は、公知
の如くポリエステルなどの不織布その他で形成される管
状の樹脂吸収材を支持体として、これにエポキシ樹脂や
不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂を含浸せしめ、
その外面又は内外両面をポリエチレンやポリウレタンな
どのプラスチックフィルムでコーティングして成るもの
である。
【0022】そして、この管ライニング材3は、使用前
には帯状に折り畳まれて保冷され、使用時には後述の如
く流体圧にて管路2の内部に反転されつつ導入される。
尚、その長手方向一端は接続部として開放され、他端は
流体が漏れ出さぬよう閉鎖されている。
【0023】一方、4は管ライニング材3の開放側の一
端を接続する円筒状の口金であり、この口金4は上端外
周に鍔5を形成した上部管4Aと、下端外周に鍔6を形
成した下部管4Bとを互いに嵌合させて成り、このうち
上部管4Aの外周には管ライニング材3の一端が折り返
されて図示せぬクランプにより締結され、下部管4Bの
外周には不織布や樹脂シートなどから形成した柔軟性を
もつ管状のガイドチューブ7の上側の一端が折り返され
て図示せぬクランプで締結される。
【0024】又、8は鉄骨を結合するなどして構成され
る架台(矢倉)、9は口金4を昇降可能に支持する昇降
機として架台8の上部に装置したチェーンブロックであ
り、そのチェーンブロック9は架台8の上部に2〜4つ
装置され、その各懸吊用線10(ロードチェーン)の一
端を口金の下部管4Bの鍔6に係止できるようになって
いる。そして、口金4は各チェーンブロック9で架台8
の内側中央部に水平状に吊られ、その口金4より延びる
ガイドチューブ7がマンホール1の内部に垂下されるよ
うにしている。
【0025】尚、そのガイドチューブ7は、管ライニン
グ材3を通し得る口径と所定の長さを有し、その一端部
(下部)外周には連結ベルト11を介して牽引用線12
(ロードチェーン)が接続される。13は其の牽引用線
12を含んで構成される牽引機としてのチェーンブロッ
クであり、このチェーンブロック13は口金4より垂下
するガイドチューブ7に近接するようにして架台8の下
部に装置され、その牽引用線12を管路2の入口側で連
結ベルト11を介してガイドチューブ7に接続できるよ
うにしてある。尚、ガイドチューブ7の下部に鳩目付き
の突片を設けるなどして牽引用線12を直結することも
できるが、ガイドチューブ7の下部外周に牽引用線12
を接続するためのベルトなどを逢着するなどして固定す
るようにしても良い。特に、本例では図2に示す如く、
ガイドチューブ7の下側となる一端部外周に、その周方
向に沿って連結ベルト11を通すためのループ状のベル
ト通し14を適当な間隔をおいて設け、そのベルト通し
14に通した連結ベルト11を介して牽引用線12を接
続するようにしている。
【0026】ここで、管ライニング材3により管路2に
内張りを施すには、先ず口金4の上部管4Aの鍔5側か
ら其の内部に管ライニング材3の一端を通し、その一端
を折り返して上部管4Aの外周にクランプする。一方、
下部管4Bの鍔6側から其の内部にガイドチューブ7の
上側となる一端(牽引用線12の非接続側)を通し、そ
の一端を折り返して下部管4Bの外周にクランプする。
そして、上部管4Aを下部管4Bの内部に填め込み、好
ましくは管ライニング材3の一端残余部を上部管4Aの
鍔5と下部管4Bの上端開口縁との間に挟み込み、その
状態にして上部管4Aと下部管4Bが離隔せぬよう両者
の鍔5,6をシャコ万力などにより連結して締め付け
る。
【0027】その後、下部管4Bの鍔6にチェーンブロ
ック9の懸吊用線10の各一端を接続し、次いでチェー
ンブロック9の手綱15を操作して口金4を所定の高さ
(後述のように管ライニング材3を反転させるに足る水
頭圧が得られる位置)まで引き上げ、これをマンホール
1上に設置した架台8にチェーンブロック9で吊ったま
ま水平状に保持して該口金4からガイドチューブ7をマ
ンホール1の内部に垂らし込む。又、これと前後して、
ガイドチューブ7には、その下側の一端部外周に設けた
ベルト通し14に連結ベルト11を通し、その両端を施
工する管路2の入口側で牽引用線12に連結する。尚、
図1又は図3に示すように、ガイドチューブ7は所定の
高さに吊った口金4からマンホール1の底部まで達する
長さを有するが、好ましくは図1のように下部がマンホ
ール1の底部で弛むような長さに設定したガイドチュー
ブ7にして、その下部を牽引用線12を繰り出しつつマ
ンホール1内に導入して該ガイドチューブ7の下端開口
部を予め管路2の入口側に向けておく。
【0028】而して、図4に示すように、口金4の内側
に管ライニング材3を反転させるための流体として例え
ば水を注入し、その水圧を管ライニング材3の折り返し
部分(ポケット16)に作用させる。すると、管ライニ
ング材3はその圧力を受けてガイドチューブ7内を反転
しながら垂下する。そして、管ライニング材3がマンホ
ール1の底部まで達した段階で注水を一時停止する。
尚、管ライニング材3がマンホール1の底部まで達した
か否かは、其の引込速度や引込量などから容易に判断す
ることができる。
【0029】その確認後、チェーンブロック13の操作
により牽引用線12を巻き上げ、ガイドチューブ7の下
部と、該下部内側まで達した管ライニング材3の下部
(反転端)とを同時に管路2の入口に向けて直角に曲
げ、これと同時に昇降機としてのチェーンブロック9を
操作して口金4の高さを調整し、特に口金4をチェーン
ブロック9の操作で降下させてガイドチューブ7と管ラ
イニング材3との屈曲部分を管路2の入口に正対させ
る。尚、その状態が図5に示される。ここで、管ライニ
ング材3とガイドチューブ7とを適正に曲げ得るよう、
その屈曲前に懸吊用線10と牽引用線12、又はそれら
を操作する手綱15,17に目印を付しておくと良い。
【0030】斯くて、管ライニング材3は其の内部に蓄
えられた水の圧力を受けて再び反転を始め、ガイドチュ
ーブ7の下端開口部より押し出されつつ管路2内に誘導
される。尚、ガイドチューブ7は、管ライニング材3を
管路2内に誘導するだけでなく、反転中の管ライニング
材3を内部の水圧やマンホール1内の障害物から保護し
て其のバーストを防止する役割も果たす。
【0031】一方、マンホール1上では、管ライニング
材3の未反転部分が口金4に引き込まれ始めるが、これ
によって適正な屈曲が完了したと判断したら、口金4内
への注水を再開し、以て水頭圧を上げて管ライニング材
3の反転を促す。すると、管ライニング材3は管路2内
を反転しながら此れに沿って進行し、やがて管路2の出
口まで達して反転を終了することになる。尚、図6に示
すように、管ライニング材3の末端には予め温水ホース
18の一端が接続され、これが管ライニング材3の反転
により其の内部に引き込まれるようにしてある。
【0032】そこで、管ライニング材3の反転終了後に
口金4に蓋19をし、管ライニング材3内を満水状態に
したまま口金4の内部にコンプレッサCより圧縮空気を
注入し、これにより管ライニング材3内の水の圧力を助
長して管ライニング材3を管路2の内壁に押し付け、其
の状態で温水ホース18の先端から温水を流出させつ
つ、マンホール1上から管ライニング材3内の貯水を排
出し、これをボイラBを介して加熱した後、温水ホース
18に送って循環させる。これにより、管ライニング材
3内の貯水の温度は上昇し、その熱により管ライニング
材3に含浸された熱硬化性樹脂が硬化する。そして、そ
の硬化後、管ライニング材3内の温水を排除すると共
に、管路2の入口と出口とで管ライニング材3を切除し
て一連の作業が終了する。
【0033】尚、蓋19には圧縮空気を供給する弁が設
けられるほか、温水ホース18の末端を接続する配管2
0と排水管21とが貫通されるが、その貫通部分にはシ
ール材が設けられるため、ここから圧縮空気が洩れ出す
ことはない。又、温水の循環は圧縮空気の圧力を利用し
て行うことができるが、その循環系にポンプを介在させ
ても良い。
【0034】以上、本発明の好適な一例を説明したが、
管ライニング材3を管路2内に誘導する方法として、上
記のようなガイドチューブ7を用いない方法もある。そ
の一例を図7に示して説明すれば、口金4は上記例と同
様マンホール1上で架台8にチェーンブロック9を介し
て昇降自在に吊支され、その口金4の外周には管ライニ
ング材3の一端が接続される。そして、その状態で管ラ
イニング材3内に反転用流体として例えば水を注入する
のであり、これにより管ライニング材3はその水圧を受
けて反転しつつマンホール1内を垂下するようになる。
斯くて、その反転端がマンホール1の底部まで達した段
階で管ライニング材3内への注水を一時停止し、その反
転端部に牽引用線12を巻き付けるなどして接続する。
【0035】その後、架台8に装置したチェーンブロッ
ク13を操作して牽引用線12を巻き上げる一方、昇降
用チェーンブロック9の操作で懸吊用線10を繰り出し
て口金4を降下させることにより、管ライニング材3の
反転端部を徐々に管路2の入口に向けて曲げる。尚、管
ライニング材3の反転端部を上方に引き上げては口金4
を降下させるという操作を繰り返して行うことにより、
管ライニング材3が内部の流体圧によりマンホール底部
で押し潰されるのを修正しながらその反転端を管路2の
入口に向けて円滑かつ適正に曲げることができる。こう
して、管ライニング材3の反転端を管路2の入口に臨ま
せたら、注水を再開するのであり、これにより管ライニ
ング材3は其の内部に蓄えられた水の圧力を受けて管路
2内に反転されつつ導入されて行く。尚、その後の手順
は上記例と同様であるので以降の説明は省略する。
【0036】因に、本例では管ライニング材3の反転端
部に対する牽引用線12の接続をマンホール1内にて作
業者が行うが、管ライニング材3の所定の部位に予め牽
引用線12を接続しておくようにしても良い。尚、その
接続部は管ライニング材3の外面と内面の何れに形成し
てもよく、外面に形成した場合には図8に示すよう管ラ
イニング材3の内部からその反転端を引っ張ることにな
り(管ライニング材が反転するため)、又内面に形成し
た場合は図9に示すよう管ライニング材3の外部からそ
の反転端を引っ張ることになる。
【0037】以上、本発明の適用例を説明したが、昇降
機や牽引機として、チェーンブロック9,13のほか、
ウィンチ(ホイスト)、流体圧シリンダ、又はジャッキ
(油圧式やネジ式)などを架台に装置しても良い。又、
それらを架台8に装置するのでなく、クレーン車などを
施工現場に搬入して口金4の支持や牽引用線12の牽引
に利用することもできる。尚、これに関連し、懸吊用線
10や牽引用線12として、チェーンのほか、ワイヤロ
ープ、紐、又はベルトなどを利用できることは言うまで
もない。一方、口金4を架台8に固定し、牽引用線12
の牽引のみによりガイドチューブ7の下部を管路2の入
口側に曲げて管ライニング材3を管路2内へ誘導するこ
とも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よればマンホール上で口金を昇降自在にして設け、その
口金からマンホール内に管ライニング材を反転挿入した
後、その反転端部に引張り力を作用させつつ口金を降下
させて管ライニング材の反転端を管路の入口に向けて曲
げるようにしていることから、その反転端を管路の入口
に向けて適正に曲げながら管路内に円滑に導くことがで
きる。
【0039】特に、管ライニング材をガイドチューブ内
を通して地上から地下に埋設する管路内へ誘導するよう
にしたため、流体圧により反転される管ライニング材を
管路内に導入するまでの間、これを内圧や障害物から保
護して其のバーストを防止できる。
【0040】又、マンホール上から管路内への管ライニ
ング材の誘導方法として、ガイドチューブの下部に接続
した牽引用線を上方に引き、以てマンホールの底部まで
達した管ライニング材の下部をガイドチューブの下部と
共に管路の入口に向けて曲げるようにしたことから、管
ライニング材をガイドチューブ内の屈曲部分で閊えさせ
ること無く円滑に反転させることができ、しかも牽引用
線を管ライニング材に直結するのと違って其の牽引時に
管ライニング材が裂けたりすることがなく、大口径用の
管ライニング材も特別な加工をせずして管路内に円滑に
導入することができる。
【0041】更に、ガイドチューブの下部外周にベルト
通しを形成していることから、ここにベルトを通すなど
して牽引用線との接続を容易に行うことができ、しかも
其のベルト通しに通したベルトでガイドチューブの下部
外周を全面的に支持できるので、ガイドチューブの屈曲
時に其の局部に管ライニング材の荷重が集中するのを防
止してガイドチューブ自体の破損も防ぎ得る。
【0042】又、ガイドチューブの牽引や口金の支持に
チェーンブロックを用いるようにしていることから、そ
の操作に電力が要らず全体をコンパクトにでき、しかも
クレーン車などの重機を利用するものに比べ路上におけ
る歩行者、走行車両の通行を妨げない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による施工例を示した概略図
【図2】同工法に用いるガイドチューブの一端部を示し
た斜視図
【図3】ガイドチューブを口金からマンホールの底部に
垂らした状態を示す概略図
【図4】管ライニング材をガイドチューブ内を通してマ
ンホールの底部まで導いた状態を示す概略図
【図5】管ライニング材とガイドチューブとの下部を管
路の入口に向けて曲げた状態を示す概略図
【図6】管路内に導入された管ライニング材を硬化させ
る状態を示した概略図
【図7】本発明の他の施工例を示した概略図
【図8】管ライニング材に対する牽引用線の接続例を示
した概略図
【図9】管ライニング材に対する牽引用線の他の接続例
を示した概略図
【図10】従来の管ライニング工法(1)を示す概略図
【図11】従来の管ライニング工法(2)を示す概略図
【図12】管路内への管ライニング材の誘導例(1)を
示す概略図
【図13】管路内への管ライニング材の誘導例(2)を
示す概略図
【図14】図13の方式によりマンホールの底部に達し
たときの管ライニング材の状態を示す概略図
【図15】図14の状態から管ライニング材の反転端を
曲げる状態を示す概略図
【図16】管路内への管ライニング材の誘導例(3)を
示す概略図
【符号の説明】
1 マンホール 2 管路 3 管ライニング材 4 口金 7 ガイドチューブ 8 架台 9 チェーンブロック(昇降機) 10 懸吊用線 11 連結ベルト 12 牽引用線 13 チェーンブロック(牽引機) 14 ベルト通し
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H025 EA01 EB23 ED02 EE05 4F211 AA36 AD12 AD16 AG08 AH43 SA14 SC03 SD04 SD23 SJ01 SJ16 SN03 SP12 SP21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸
    せしめて成る管ライニング材の一端をマンホール上に設
    けられる口金に接続し、その管ライニング材を流体圧に
    より反転させつつ管路内に導入した後、その管路の内壁
    に前記管ライニング材を押し付けたまま前記熱硬化性樹
    脂を熱媒によって硬化させるようにした管ライニング工
    法において、前記口金をマンホール上に昇降自在にして
    設け、その状態で該口金に一端を接続した管ライニング
    材を流体圧により反転させつつマンホールの底部まで導
    いた後、その管ライニング材の反転端部にワイヤロープ
    などの牽引用線による引張り力を作用させて該反転端を
    管路の入口に向けて曲げつつ前記口金を降下させ、これ
    により管ライニング材を管路内に誘導することを特徴と
    する管ライニング工法。
  2. 【請求項2】 管状の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸
    せしめて成る管ライニング材の一端をマンホール上に設
    けられる口金に接続し、その管ライニング材を流体圧に
    より反転させつつ管路内に導入した後、その管路の内壁
    に前記管ライニング材を押し付けたまま前記熱硬化性樹
    脂を熱媒によって硬化させるようにした管ライニング工
    法において、前記管ライニング材を通し得る口径と所定
    の長さをもつ柔軟なガイドチューブを用い、その一端を
    流体圧による管ライニング材の反転前に前記口金に接続
    し、そのガイドチューブ内で前記管ライニング材を反転
    させつつマンホールの底部まで導いた後、前記ガイドチ
    ューブの下部に予め接続した牽引用線を上方へ引いて該
    ガイドチューブと管ライニング材との下部を管路の入口
    に向けて曲げ、これにより管ライニング材を管路内に誘
    導することを特徴とする管ライニング工法。
  3. 【請求項3】 管状の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸
    せしめて成る管ライニング材、及び該管ライニング材を
    通し得る口径と所定の長さをもつ柔軟なガイドチューブ
    を用い、その管ライニング材とガイドチューブとの各一
    端を円筒状の口金に接続し、その口金をマンホール上で
    架台に装置した昇降機で支持したまま前記ガイドチュー
    ブを口金からマンホールの底部まで垂らし、その状態で
    前記管ライニング材を流体圧により反転させつつガイド
    チューブ内を通してマンホールの底部まで導いた後、前
    記管路の入口側で前記ガイドチューブの下部に予め接続
    した牽引用線を前記架台に装置した牽引機により上方へ
    引いて該ガイドチューブと管ライニング材との下部を管
    路の入口に向けて曲げると共に、前記昇降機の操作によ
    り前記口金の高さを調整して管ライニング材を管路内に
    誘導し、管路内での管ライニング材の反転終了後に該管
    ライニング材を管路の内壁に押し付けたまま此れに含浸
    される熱硬化性樹脂を硬化させることを特徴とする管ラ
    イニング工法。
  4. 【請求項4】 昇降機及び牽引機として、チェーンブロ
    ックを用いる請求項3記載の管ライニング工法。
  5. 【請求項5】 管路内に反転されつつ導入される管ライ
    ニング材を通し得る口径を有し、その内部で前記管ライ
    ニング材を反転させつつ管路の入口まで導くための柔軟
    なガイドチューブであって、その一端部外周に其の周方
    向に沿ってベルト通しが設けられて成ることを特徴とす
    る管ライニング材の反転用ガイドチューブ。
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