JP2001232127A - 自動再生ろ過式集じん装置 - Google Patents

自動再生ろ過式集じん装置

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JP2001232127A
JP2001232127A JP2000048848A JP2000048848A JP2001232127A JP 2001232127 A JP2001232127 A JP 2001232127A JP 2000048848 A JP2000048848 A JP 2000048848A JP 2000048848 A JP2000048848 A JP 2000048848A JP 2001232127 A JP2001232127 A JP 2001232127A
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filter
cleaning
pressure loss
type dust
filter media
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JP2000048848A
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Toshihiro Furuoka
利裕 古岡
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタメディアに付着した粉じんを効果的
に除去し、フィルタメディアの交換時期が長い自動再生
ろ過式集じん装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 フィルタメディア4の一次側Aにフィル
タメディア4面に圧縮空気等を吐出して洗浄する洗浄ノ
ズル6を設けた洗浄手段10を設け、フィルタメディア
4の二次側に洗浄手段10により洗い落とされた粉じん
を貯蔵するように吸引する吸引手段16を設けることに
より、フィルタメディア4に付着した粉じんを効果的に
除去し、フィルタメディアの交換時期を延ばす事ができ
る自動再生ろ過式集じん装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車道路トンネ
ルや地下駐車場等の閉鎖空間に設置され、粉じん等を捕
集する自動再生ろ過式集じん装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の普及に伴ない、自動車道
路トンネル内ではディーゼル車等から排出される粉じん
を含んだ汚染空気を排風機等でトンネル外に排出するこ
とが行われているが、トンネル外へ排出された粉じんの
うち粒径が比較的大きな粉じんは自重により地表に降下
し、地域住民の生活に悪影響を及ぼすということから、
粉じんをろ過して捕集する自動再生ろ過式集じん装置を
トンネルの排気風路中に設置し、排気中の粉じんを捕集
することにより粉じんが大気中に放出されるのを防い
で、地域住民の生活環境悪化を防止することが行われて
いる。
【0003】従来、この種の自動再生ろ過式集じん装置
の1例として図11および図12に示すものが知られて
いた。以下、その構成について図11および図12を参
照しながら説明する。
【0004】図に示すように、風路102内にろ過式集
じん装置103の枠体101が設置されており、この枠
体101内には複数のフィルタユニット104が格子状
に配置されている。前記フィルタユニット104は鋸歯
状に配置された複数のフィルタメディア106が着脱自
在に収納され、脱落しないようにばね105等で固定さ
れる。
【0005】また、フィルタユニット104は移動装置
(図示せず)により枠体101内を移動し、再生部10
7を通過するようになっている。再生部107はフィル
タメディア106の二次側にフィルタメディア106の
表面と対向したノズル108を有し、一次側にはホッパ
109を設けている。
【0006】そして、前記ノズル108は、風路102
以外の場所となる補機室(図示せず)に設置される圧縮
空気供給装置110に配管111および第1の自動弁1
12を介して接続される。ホッパ109は、補機室に設
置される吸引ファン113および吸引した粉じんを貯蔵
する貯蔵手段114に配管115と第2の自動弁116
を介して接続される。
【0007】上記構成において、再生部107の動作に
ついて以下に説明する。
【0008】汚染空気がろ過式集じん装置103を通過
すると汚染空気内の粉じんがフィルタメディア106に
より捕集される。粉じんの付着したフィルタメディア1
06を収納するフィルタユニット104は枠体101内
を再生部107の位置まで移動する。再生部107で
は、第1の自動弁112および第2の自動弁116が開
き、圧縮空気供給装置110より供給される圧縮空気が
ノズル108からフィルタメディア106に向けて吐出
され、フィルタメディア106に付着している粉じんを
払い落とす。払い落とされた粉じんは吸引ファン113
により吸引され、ホッパ109から配管115を通って
貯蔵手段114に貯蔵される。そして貯蔵された粉じん
は定期的に破棄されるものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
再生ろ過式集じん装置では、フィルタメディア106に
換気風が流入する側を一次側、流出側を二次側とする
と、ノズル108から吐出される圧縮空気の吐出速度は
フィルタメディア106の二次側では速く、一次側では
フィルタメディア106を通過する間に減衰するため遅
くなっている。一方、汚染空気内の粉じんはフィルタメ
ディア106の一次側表面に多く付着し、二次側では少
なくなる。よって上記の構成では粉じんが最も多く付着
している一次側表面に圧縮空気が到達するまでに吐出速
度が減衰するため粉じんを払い落とす効果が少なくな
り、一次側表面に多く付着した粉じんを十分に払い落と
すことができない。このためフィルタメディア106の
集じんと再生を繰り返すうちに、フィルタメディア10
6の一次側には徐々に粉じんが残留してくる。残留した
粉じんの抵抗により更に一次側に到達する圧縮空気の吐
出速度は減衰し、粉じんの残留量の増加を促進させる。
このため集じんと再生を繰り返すうちについには再生を
行ってもフィルタメディア106の一次側に付着した粉
じんを払い落とすことができなくなってフィルタメディ
ア106が使用不能になり、交換が必要になる。従来の
自動再生ろ過式集じん装置は、上記の理由によりフィル
タメディア106を交換するまでの期間が2年程度と比
較的短かく、フィルタメディア106の交換の際には交
換用フィルタメディア106の費用及び交換作業のため
の人件費を多大に要するため、フィルタメディア106
を交換するまでの周期をできるだけ長くし、交換に必要
な費用を極力低減したいという第1の課題があった。
【0010】また、タイマー等により自動再生ろ過式集
じん装置の再生動作を定期的に行った場合、再生終了後
から次の再生を開始するまでの時間で排風機の運転時間
が短いとフィルタメディアが目詰まりする前にタイマー
が作動して再生動作を行うことになり、必要以上に再生
動作を行うことにより再生動作に要する電力費が余計に
必要となる。逆に、排風機等の運転時間が長いとタイマ
ーが作動して再生動作を行う前にフィルタメディアの目
詰まりが進行してしまい、再生を行っても十分に粉じん
の払い落としが出来なくなり、フィルタメディアを交換
するまでの期間が短くなるので、排風機の運転時間が変
化してもフィルタメディアへ粉じんが付着した量に応じ
て最適な再生間隔で再生を行いたいという第2の課題が
あった。
【0011】また、フィルタメディアに付着した粉じん
は周囲の湿度が高いほど払い落としにくくなる性質があ
り、周囲の湿度が高い時に十分な払い落とし効果を得る
ためには払い落としの時間を長くする必要がある。しか
し各フィルタメディアを洗浄する時間は予め設定された
時間で一定であるため、湿度が高くなるとフィルタメデ
ィアの粉じんを十分に払い落とすことができなくなり、
再生動作を行っても集じん装置前後の圧力損失差が十分
に回復せず、早期にフィルタメディアを交換しなければ
ならなくなるという第3の課題があった。
【0012】また、再生部にあるフィルタメディアの一
次側と二次側との圧力損失差を検知し、その値から判断
してフィルタメディアに付着した粉じんの量に応じて最
適な洗浄時間でフィルタメディアの再生を行いたいとい
う第4の課題があった。
【0013】また、再生部にあるフィルタメディアの一
次側と二次側との圧力損失差を検知することにより、フ
ィルタメディアを洗浄しても粉じんの払い落としが十分
に行われなくなって圧力損失差が回復しなくなる時期を
フィルタメディア交換時期として人に知らせるようにし
たいという第5の課題があった。
【0014】また、第4及び第5の課題をできるだけ簡
単な機器の構成で実現したいという第6の課題があっ
た。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フィルタメディア106を交換するまで
の周期をできるだけ長くし、交換に必要な費用を極力低
減することを第1の目的とする。
【0016】また、排風機の運転時間が変化してもフィ
ルタメディアへ粉じんが付着した量に応じて最適な再生
間隔で再生を行うことを第2の目的とする。
【0017】また、再生部にあるフィルタメディアの一
次側と二次側との圧力損失差をできるだけ簡単な方法で
検知できるようにすることを第3の目的とする。
【0018】また、再生部にあるフィルタメディアの一
次側と二次側との圧力損失差を検知し、その値から判断
してフィルタメディアに付着した粉じんの量に応じて最
適な洗浄時間でフィルタメディアの再生を行うことを第
4の目的とする。
【0019】また、再生部にあるフィルタメディアの一
次側と二次側との圧力損失差を検知することにより、フ
ィルタメディアを洗浄しても粉じんの払い落としが十分
に行われなくなって圧力損失差が回復しなくなる時期を
フィルタメディア交換時期として設備保守員に報知する
ことを第5の目的とする。
【0020】また、第4及び第5の目的をできるだけ簡
単な機器の構成で実現することを第6の目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
めの第1の発明は、枠体と上下左右に移動自在に設けら
れるフィルタユニットと、フィルタユニットを枠体内で
移動させる移動装置と、移動装置を制御する移動制御装
置であって、前記フィルタユニットのフィルタメディア
面に圧縮空気等を吐出して洗浄する移動式洗浄ノズルを
前記フィルタメディアの一次側に設けた洗浄手段と、こ
の洗浄手段により洗い落とされた粉じんを装置外へ導き
出す吸引手段をフィルタメディアの二次側に備えた自動
再生ろ過式集じん装置の構成としたものである。
【0022】また、第2の課題を解決するための第2の
発明は、枠体と上下左右に移動自在に設けられるフィル
タユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動させる
移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置であっ
て、ろ過式集じん装置の一次側と二次側との圧力損失差
を測定するセンサを設けた自動再生ろ過式集じん装置の
構成としたものである。
【0023】また、第3の課題を解決するための第3の
発明は、枠体と上下左右に移動自在に設けられるフィル
タユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動させる
移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置であっ
て、圧力損失差の測定点を切り換えることが出来る切り
換え手段により単一のセンサによりろ過式集じん装置の
一次側と二次側との圧力損失差に加えて、洗浄手段内の
フィルタメディアの一次側と二次側との圧力損失差も検
知出来るようにした自動再生ろ過式集じん装置の構成と
したものである。
【0024】また、第4の課題を解決するための第4の
発明は、枠体と上下左右に移動自在に設けられるフィル
タユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動させる
移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置であっ
て、フィルタメディアの一次側と二次側の圧力損失差の
値によりフィルタメディアの洗浄に必要な時間を判断す
る洗浄時間判断制御手段を備えた自動再生ろ過式集じん
装置の構成としたものである。
【0025】また、第5の課題を解決するための第5の
発明は、枠体と上下左右に移動自在に設けられるフィル
タユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動させる
移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置であっ
て、フィルタメディアの一次側と二次側の圧力損失差の
値によりフィルタメディアの交換時期を判断する交換時
期判断制御手段を備えた自動再生ろ過式集じん装置の構
成としたものである。
【0026】また、第6の課題を解決するための第6の
発明は、フィルタメディアの一次側と二次側の圧力損失
差を測定するセンサを設け、測定した圧力損失差により
フィルタメディアの洗浄に必要な時間を判断する洗浄時
間判断制御手段と、フィルタメディアの交換時期を判断
する交換時期判断制御手段を備えた請求項1記載から請
求項5記載の自動再生ろ過式集じん装置の構成としたも
のである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、枠体と上下左右に移動自在に設けられるフィルタユ
ニットと、フィルタユニットを枠体内で移動させる移動
装置と、移動装置を制御する移動制御装置において、前
記フィルタユニットのフィルタメディア面に圧縮空気等
を吐出して洗浄する移動式洗浄ノズルを前記フィルタメ
ディアの一次側に設けた洗浄手段と、この洗浄手段によ
り洗い落とされた粉じんを装置外へ導き出す吸引手段を
フィルタメディアの二次側に備えた自動再生ろ過式集じ
ん装置としたものであり、フィルタメディアを交換する
までの周期をできるだけ長くし、交換に必要な費用を極
力低減することができるという作用を有する。
【0028】請求項2に記載の発明は、枠体と上下左右
に移動自在に設けられるフィルタユニットと、フィルタ
ユニットを枠体内で移動させる移動装置と、移動装置を
制御する移動制御装置において、ろ過式集じん装置の一
次側と二次側との圧力損失差を測定するセンサを設けた
自動再生ろ過式集じん装置としたものであり、排風機の
運転時間が変化してもフィルタメディアへ粉じんが付着
した量に応じて最適な再生間隔で再生を行うことができ
るという作用を有する。
【0029】請求項3に記載の発明は、枠体と上下左右
に移動自在に設けられるフィルタユニットと、フィルタ
ユニットを枠体内で移動させる移動装置と、移動装置を
制御する移動制御装置において、圧力損失差の測定点を
切り換えることが出来る切り換え手段により単一のセン
サによりろ過式集じん装置の一次側と二次側との圧力損
失差に加えて、洗浄手段内のフィルタメディアの一次側
と二次側との圧力損失差も検知できるようにした自動再
生ろ過式集じん装置としたものであり、再生装置にある
フィルタメディアの一次側と二次側との圧力損失差をで
きるだけ安価な方法で検知できるようになるという作用
を有する。
【0030】請求項4に記載の発明は、枠体と上下左右
に移動自在に設けられるフィルタユニットと、フィルタ
ユニットを枠体内で移動させる移動装置と、移動装置を
制御する移動制御装置において、フィルタメディアの一
次側と二次側の圧力損失差の値によりフィルタメディア
の洗浄に必要な時間を判断する洗浄時間判断制御手段を
備えた自動再生ろ過式集じん装置としたものであり、再
生装置にあるフィルタメディアの一次側と二次側との圧
力損失差を検知し、その値から判断してフィルタメディ
アに付着した粉じんの量に応じて最適な洗浄時間でフィ
ルタメディアの再生を行うことができるという作用を有
する。
【0031】請求項5に記載の発明は、枠体と上下左右
に移動自在に設けられるフィルタユニットと、フィルタ
ユニットを枠体内で移動させる移動装置と、移動装置を
制御する移動制御装置において、フィルタメディアの一
次側と二次側の圧力損失差の値によりフィルタメディア
の交換時期を判断する交換時期判断制御手段を備えた自
動再生ろ過式集じん装置としたものであり、再生部にあ
るフィルタメディアの一次側と二次側との圧力損失差を
検知することにより、フィルタメディアを再生しても粉
じんの払い落としが十分に行われなくなって圧力損失差
が回復しなくなる時期をフィルタメディア交換時期とし
て保守員に報知できるという作用を有する。
【0032】請求項6に記載の発明は、フィルタメディ
アの一次側と二次側の圧力損失差を測定するセンサを洗
浄手段内に設け、測定した圧力損失差によりフィルタメ
ディアの洗浄に必要な時間を判断する洗浄時間判断制御
手段と、フィルタメディアの交換時期を判断する交換時
期判断制御手段を備えた請求項1から請求項5記載の自
動再生ろ過式集じん装置としたものであり、請求項4及
び請求項5の目的を実現できると同時にろ過式集じん装
置前後の圧力損失差を監視することができるという作用
を有する。
【0033】
【実施例】次に、本発明の具体例を説明する。
【0034】(実施例1)請求項1に示す発明の具体例
は図1に示すように、風路1内に設けられるろ過式集じ
ん装置2の枠体3内には、鋸歯状のフィルタメディア4
を着脱自在に収納したフィルタユニット5を格子状に配
置する。フィルタユニット5は駆動装置(図示せず)に
より上下左右に移動自在に設けられている。フィルタユ
ニット5の一次側Aには、フィルタメディア4の一次側
からフィルタメディア4に向けて圧縮空気を吐出するよ
うに設けた洗浄ノズル6と、洗浄ノズル6に接続された
風路1外に設置した圧縮空気供給装置7と配管8及び自
動弁9で形成された洗浄手段10が構成されている。
【0035】また、前記洗浄手段10が設けられたフィ
ルタユニット5の二次側Bには、フィルタユニット5の
二次側Bを囲むホッパ11とそれに接続される配管14
および自動弁15、吸引ファン12と、フィルタメディ
ア4から払い落とした粉じんを貯蔵する貯蔵手段13か
らなる吸引手段16で構成されている。
【0036】上記構成において、フィルタユニット5に
収納されたフィルタメディア4を再生するときの動作を
以下に説明する。
【0037】粉じんが付着したフィルタメディア4が収
納されているフィルタユニット5は枠体3内を洗浄手段
10及び吸引手段16がある位置まで移動する。そし
て、洗浄手段10の自動弁9および吸引手段16の自動
弁15が開く。洗浄ノズル6からフィルタメディア4の
一次側に向けて圧縮空気が吐出され、フィルタメディア
4に付着した粉じんを払い落とす。洗浄ノズルは圧縮空
気を吐出しながらフィルタメディア4の表面と平行に移
動することによりフィルタメディアの全面を洗浄するこ
とができる。払い落とされた粉じんは吸引ファン12に
よりホッパ11から配管14を通って吸引される。そし
て吸引手段の途中に配置される貯蔵手段13に貯蔵され
ることとなる。
【0038】図10は従来のフィルタメディア洗浄方法
と本発明によるフィルタメディアの洗浄方法による粉じ
んの払い落とし効果を比較したものである。図中aは従
来のフィルタメディア洗浄方法によるものでbは本発明
によるフィルタメディア洗浄方法によるものである。a
の粉じん払い落とし量を100%とするとbの払い落と
し量は約2倍となる。
【0039】このように本発明の実施例1の自動再生ろ
過式集じん装置では、粉じんが多く付着しているフィル
タメディア4の一次側から圧縮空気を吐出することによ
り洗浄ノズル6から吐出された圧縮空気の流速が減速す
る前に最も粉じんが付着したフィルタメディア一次側表
面に吹き付けることができるので、フィルタメディアに
付着した粉じんを効果的に払い落とすことができる。こ
れにより再生後に粉じんが払い落とされずに残留するの
を防止できるので、長期間にわたってフィルタメディア
4を使用することができ、フィルタメディアの交換周期
を長くすることができる。従ってフィルタメディアの交
換の際に必要な交換用のフィルタメディアの費用及び交
換作業のための人件費を大幅に少なくすることができる
という有利な効果が得られる。
【0040】なお、実施例では、フィルタメディア4に
付着した粉じんを払い落とすために圧縮空気を用いた
が、水等の液体や蒸気を用いても同様の作用効果をもた
らすことはいうまでもない。
【0041】(実施例2)請求項2に示す発明の具体例
を図2に示す。実施例1の構成に加えて風路1内のろ過
式集じん装置2の一次側に設けられている一次側圧力損
失検出部17と二次側に設けられている二次側圧力損失
検出部18との圧力差を検知する差圧センサ19があ
る。差圧センサ19で検出された値は制御部20に送ら
れる。
【0042】上記構成において、ろ過式集じん装置2の
前後の圧力損失差を一次側圧力損失検出部17と二次側
圧力損失検出部18より差圧センサ19において検出す
る。ろ過式集じん装置2内のフィルタメディアに粉じん
が付着すると差圧センサ19が検出する値が大きくな
る。差圧センサ19で検出された値が制御部20内で設
定したある値に達するとろ過式集じん装置2のフィルタ
メディアを実施例1の通り再生を行うようにする。
【0043】このように本発明の実施例2の自動再生ろ
過式集じん装置では差圧センサ19により常時ろ過式集
じん装置の前後の圧力損失差を監視することによりフィ
ルタメディア4に付着した粉じんの量が一定量に達して
ろ過式集じん装置の前後の圧力損失差が一定値よりも増
加してから再生を行うので排風機の運転時間の変化に関
わらず常に最適な再生間隔で再生を行うことができると
いう有利な効果が得られる。
【0044】(実施例3)請求項3に示す発明の具体例
を図3に示す。実施例2の構成に加えて洗浄手段10の
位置にあるフィルタメディア4の一次側にフィルタメデ
ィア一次側圧力損失検出部21を設け、フィルタメディ
ア4の二次側にあるホッパ11内にフィルタメディア二
次側圧力損失検出部22を設ける。各検出部は自動切り
換え弁23及び24を介して差圧センサ19に接続され
ている。
【0045】上記構成において、フィルタメディア4を
洗浄中に切り換え弁23及び24を切り換えることによ
り、洗浄手段10の位置にあるフィルタメディアの圧力
損失差を差圧センサ19により検出することができる。
差圧センサによる検出値は制御部において表示又は記録
させることもできる。
【0046】このように本発明の実施例3の自動再生ろ
過式集じん装置では差圧センサを新たに追加することが
無いので安価に洗浄手段10内にあるフィルタメディア
4の一次側と二次側との圧力損失差も検知出来る。これ
によりフィルタメディア4を洗浄することによる圧力損
失差を制御部20の表示や記録を確認することにより各
フィルタメディアの洗浄が十分であるかを保守員が判断
し、その結果をもとにフィルタメディアの洗浄時間を適
切に変更することができるという有利な効果が得られ
る。
【0047】(実施例4)請求項4に示す発明の具体例
を図3〜図5に示す。実施例3の構成に加えて差圧セン
サ19の差圧信号を受け、差圧信号とあらかじめ設定さ
れた設定値とを比較する比較手段25と比較手段25に
より比較し、洗浄手段10の運転を制御する運転手段2
6を設けた制御部20を設け構成する。
【0048】上記構成において、フィルタメディア4の
再生時の動作について図5のフローチャートにもとづい
て説明する。なお、再生時は自動切り換え弁23、24
はフィルタメディア4の一次側Aと二次側Bの圧力損失
差を測定できるように切り換えるものとする。
【0049】ステップ27でフィルタメディア4の洗浄
を開始、ステップ28で制御部20の運転手段26によ
り洗浄手段10を運転してエアブローを開始、ステップ
29でフィルタメディア4の一次側Aと二次側Bの圧力
損失差が設定値以下であるかを制御部20の比較手段2
5で比較し、設定値以上の場合はフィルタメディア4に
付着した粉じんの洗浄が未だ十分でないので、圧力損失
差と設定値の比較をステップ29で続行して行い、洗浄
が進みフィルタメディア4の目詰まりが無くなり、一次
側Aと二次側Bの圧力損失差が設定値以下になった場合
には、ステップ30で制御部20の運転手段26により
洗浄手段10の運転を停止してエアブローを停止、ステ
ップ31でフィルタメディア4の洗浄を終了する。
【0050】このように本発明の実施例4の自動再生ろ
過式集じん装置によれば、フィルタメディア4の一次側
Aと二次側Bの圧力損失差を検出する差圧センサ19と
この差圧センサ19からの差圧信号を受け、差圧信号を
あらかじめ設定した設定値と比較する比較手段25と、
比較手段25により比較し、洗浄手段10の運転を制御
する運転手段26を有した制御部20を設けたので洗浄
に要する時間を最小限にすることができ、再生の効果を
落とすことなく洗浄時に発生する動力費等のランニング
コストを低減することができるという有利な効果が得ら
れる。
【0051】(実施例5)請求項5に示す発明の具体例
を図3、図6、図7に示す。実施例3の構成に加えて差
圧センサ19から差圧信号を受け、差圧信号と設定値を
比較する比較手段25を設けた制御部20に洗浄手段1
0をエアブロータイマーの設定時間だけ運転するエアブ
ロータイマー運転手段34と、エアブロー時間と差圧信
号からフィルタメディア4の再生効率が低下したかどう
かを判断する判断手段32と、判断手段32によりフィ
ルタメディア4の再生効率が低下し、フィルタメディア
4の交換時期であることを音声や表示等により知らせる
報知手段33を設け構成する。
【0052】上記構成において、フィルタメディア4の
交換時期の判断および報知についてフローチャートにも
とづいて説明する。なお、再生時は自動切り換え弁2
3、24はフィルタメディア4の一次側Aと二次側Bの
圧力損失差を測定できるように切り換えるものとする。
【0053】ステップ35でフィルタメディア4の洗浄
を開始、ステップ36で制御部20のエアブロータイマ
ー運転手段34により洗浄手段10のエアブロータイマ
ー運転を行い、ステップ37で洗浄手段10によるエア
ブローを開始、ステップ38でフィルタメディア4の一
次側Aと二次側Bの圧力損失差が設定値以下であるかど
うかを比較手段25で比較し、設定値以下になった場合
は、ステップ39でエアブロータイマーが設定値以内で
あってもエアブロータイマーをタイムアップさせ、ステ
ップ40で洗浄手段10の運転を停止してエアブローを
停止し、ステップ41でフィルタメディア4の洗浄を終
了する。
【0054】また、ステップ38で差圧が設定値以上の
場合には、ステップ42で、判断手段32によりエアブ
ロー時間がタイムアップしたかどうかによりフィルタメ
ディア4の再生効率が低下したかどうかを判断し、エア
ブロー時間がタイムアップしていない場合にはステップ
38に戻り、エアブロー時間がタイムアップしている場
合にはステップ43で報知手段33によりフィルタメデ
ィア4の再生効率が低下し交換時期であることを報知す
るとともに、ステップ40にうつり洗浄手段10の運転
を停止してエアブローを停止する。
【0055】このように本発明の実施例5の自動再生ろ
過式集じん装置によれば、フィルタメディア4の一次側
Aと二次側Bの差圧を検出する差圧センサ19から差圧
信号を受け、差圧信号と設定値を比較する比較手段25
を設けた制御部20に、洗浄手段10をエアブロータイ
マーの運転時間だけ運転するエアブロータイマー運転手
段34とフィルタメディア4の再生効率が低下し、フィ
ルタメディア4の交換時期であることを判断する判断手
段32と、判断手段32により判断した結果、再生効率
が低下している場合に、フィルタメディア4の交換時期
であることを報知する報知手段33を設けたので、フィ
ルタメディア4の寿命の確認を適確に行うことができ、
最適なフィルタメディア4の交換時期を求めることがで
きるという有利な効果が得られる。
【0056】なお、実施例5では報知手段33を制御部
20に設けた場合について説明したが、報知手段33は
使用者が確認し易い場所であれば、同様の作用効果をも
たらすことはいうまでもない。
【0057】(実施例6)請求項6に示す発明の具体例
を図1、図7、図8、図9に示す。実施例1の構成に加
えてフィルタメディア4の一次側圧力損失検出部21と
二次側圧力損失検出部22の圧力損失差を再生部用差圧
センサ44より差圧信号として制御部20に出力する。
制御部20内に洗浄手段10をエアブロータイマーの運
転時間だけ運転するエアブロータイマー運転手段34
と、エアブロー時間と差圧信号からフィルタメディア4
の再生効率が低下したかどうかを判断する判断手段32
と、判断手段32によりフィルタメディア4の再生効率
が低下し、フィルタメディア4の交換時期であることを
音声や表示等により知らせる報知手段33を設け構成す
る。上記構成において、フィルタメディア4の交換時期
の判断および報知についてフローチャートにもとづいて
説明する。
【0058】ステップ35でフィルタメディア4の洗浄
を開始、ステップ36で制御部20のエアブロータイマ
ー運転手段34により洗浄手段10のエアブロータイマ
ー運転を行い、ステップ37で洗浄手段10によるエア
ブローを開始、ステップ38でフィルタメディア4の一
次側Aと二次側Bの圧力損失差が設定値以下であるかど
うかを比較手段25で比較し、設定値以下になった場合
は、ステップ39でエアブロータイマーが設定値以内で
あってもエアブロータイマーをタイムアップさせ、ステ
ップ40で洗浄手段10の運転を停止してエアブローを
停止し、ステップ41でフィルタメディア4の洗浄を終
了する。
【0059】また、ステップ38で差圧が設定値以上の
場合には、ステップ42で、判断手段32によりエアブ
ロー時間がタイムアップしたかどうかによりフィルタメ
ディア4の再生効率が低下したかどうかを判断し、エア
ブロー時間がタイムアップしていない場合にはステップ
38に戻り、エアブロー時間がタイムアップしている場
合にはステップ43で報知手段33によりフィルタメデ
ィア4の再生効率が低下し交換時期であることを報知す
るとともに、ステップ40にうつり洗浄手段10の運転
を停止してエアブローを停止する。
【0060】このように本発明の実施例6の自動再生ろ
過式集じん装置によれば、フィルタメディア4の一次側
Aと二次側Bの差圧を検出する再生部用差圧センサ44
から差圧信号を受け、差圧信号と設定値を比較する比較
手段25を設けた制御部20に、洗浄手段10をエアブ
ロータイマーの運転時間だけ運転するエアブロータイマ
ー運転手段34とフィルタメディア4の再生効率が低下
し、フィルタメディア4の交換時期であることを判断す
る判断手段32と、判断手段32により判断した結果、
再生効率が低下している場合に、フィルタメディア4の
交換時期であることを報知する報知手段33を設けたの
で、フィルタメディア4の寿命の確認を適確に行うこと
ができ、最適なフィルタメディア4の交換時期を求める
ことができるという有利な効果が得られる。また、差圧
センサをろ過式集じん装置の装置前後の圧力損失差を測
定計測するものと洗浄を行うフィルタメディア前後の圧
力損失差を測定するものとに分けることにより、ろ過式
集じん装置前後の圧力損失差と洗浄を行うフィルタメデ
ィアの前後の圧力損失差を同時に監視することができる
という有利な効果が得られる。
【0061】なお、実施例6では報知手段33を制御部
20に設けた場合について説明したが、報知手段33は
使用者が確認し易い場所であれば、同様の作用効果をも
たらすことはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、請求
項1に記載の発明によれば枠体と上下左右に移動自在に
設けられるフィルタユニットと、フィルタユニットを枠
体内で移動させる移動装置と、移動装置を制御する移動
制御装置と、前記フィルタユニットのフィルタメディア
面に圧縮空気等を吐出して洗浄する移動式洗浄ノズルを
前記フィルタメディアの一次側に設けた洗浄手段と、こ
の洗浄手段により洗い落とされた粉じんを装置外へ導き
出すホッパをフィルタメディアの二次側に備えた構成と
したので粉じんが多く付着しているフィルタメディアの
一次側から圧縮空気を吐出することにより洗浄ノズルか
ら吐出された圧縮空気の流速が減速する前に最も粉じん
が付着したフィルタメディア一次側表面に吹き付けるこ
とができるので、フィルタメディアに付着した粉じんを
効果的に払い落とすことができる。これにより再生後に
粉じんが払い落とされずに残留するのを防止できるの
で、長期間にわたってフィルタメディア4を使用するこ
とができ、フィルタメディアの交換周期を長くすること
ができる。従ってフィルタメディアの交換の際に必要な
交換用のフィルタメディアの費用及び交換作業のための
人件費を大幅に少なくすることができるという有利な効
果が得られる。
【0063】また請求項2に記載の発明はろ過式集じん
装置の一次側と二次側との圧力損失差を測定するセンサ
を設けた請求項1記載の自動再生ろ過式集じん装置の構
成とすることにより差圧センサにより常時ろ過式集じん
装置の前後の圧力差を監視することによりフィルタメデ
ィア4に付着した粉じんの量が一定量に達してから再生
を行うので排風機の運転時間の変化に関わらず常に最適
な再生間隔で再生を行うことができるという有利な効果
が得られる。
【0064】また請求項3に記載の発明は圧力損失差の
測定点を切り換えることが出来る切り換え手段により単
一のセンサによりろ過式集じん装置の一次側と二次側と
の圧力損失差に加えて、洗浄手段内のフィルタメディア
の一次側と二次側との圧力損失差も検知出来るようにし
た請求項2記載の自動再生ろ過式集じん装置の構成とす
ることにより差圧センサを新たに追加することが無いの
で安価に洗浄手段10内にあるフィルタメディア4の一
次側と二次側との圧力損失差も検知出来る。これにより
フィルタメディア4を洗浄することによる圧力損失差を
制御部20の表示や記録を確認することにより各フィル
タメディアの洗浄が十分であるかを保守員が判断し、そ
の結果をもとにフィルタメディアの洗浄時間を適切に変
更することができるという有利な効果が得られる。
【0065】また請求項4に記載の発明はフィルタメデ
ィアの一次側と二次側の圧力損失差の値によりフィルタ
メディアの洗浄に必要な時間を判断する洗浄時間判断制
御手段を備えた請求項3記載の自動再生ろ過式集じん装
置の構成とすることによりフィルタメディアの一次側と
二次側の圧力損失差を検出する差圧センサとこの差圧セ
ンサからの差圧信号を受け、差圧信号をあらかじめ設定
した設定値と比較する比較手段と比較手段により比較
し、洗浄手段の運転を制御する運転手段を有した制御部
を設けたので洗浄に要する時間を最小限にすることがで
き、再生の効果を落とすことなく洗浄時に発生する動力
費等のランニングコストを低減することができるという
有利な効果が得られる。
【0066】また請求項5に記載の発明はフィルタメデ
ィアの一次側と二次側の圧力損失差の値によりフィルタ
メディアの交換時期を判断する交換時期判断制御手段を
備えた請求項3記載の自動再生ろ過式集じん装置の構成
とすることによりフィルタメディアの一次側と二次側の
差圧を検出する差圧センサから差圧信号を受け、差圧信
号と設定値を比較する比較手段を設けた制御部に、洗浄
手段をエアブロータイマーの設定時間だけ運転するエア
ブロータイマー運転手段とフィルタメディアの再生効率
が低下し、フィルタメディアの交換時期であることを判
断する判断手段と、判断手段により判断した結果、再生
効率が低下している場合に、フィルタメディアの交換時
期であることを報知する報知手段を設けたので、フィル
タメディアの寿命の確認を適確に行うことができ、最適
なフィルタメディアの交換時期を求めることができると
いう有利な効果が得られる。
【0067】また請求項6に記載の発明はフィルタメデ
ィアの一次側と二次側の圧力損失差を測定するセンサを
設け、測定した圧力損失差によりフィルタメディアの洗
浄に必要な時間を判断する洗浄時間判断制御手段と、フ
ィルタメディアの交換時期を判断する交換時期判断制御
手段を備えた請求項1記載の自動再生ろ過式集じん装置
の構成とすることによりフィルタメディアの一次側と二
次側の差圧を検出する再生部用差圧センサから差圧信号
を受け、差圧信号と設定値を比較する比較手段を設けた
制御部に、洗浄手段をエアブロータイマーの設定時間だ
け運転するエアブロータイマー運転手段とフィルタメデ
ィアの再生効率が低下し、フィルタメディアの交換時期
であることを判断する判断手段と、判断手段により判断
した結果、再生効率が低下している場合に、フィルタメ
ディアの交換時期であることを報知する報知手段を設け
たので、フィルタメディアの寿命の確認を適確に行うこ
とができ、最適なフィルタメディアの交換時期を求める
ことができるという有利な効果が得られる。また、差圧
センサをろ過式集じん装置の装置前後の圧力損失差を測
定計測するものと洗浄を行うフィルタメディア前後の圧
力損失差を測定するものとに分けることにより、ろ過式
集じん装置前後の圧力損失差と洗浄を行うフィルタメデ
ィアの前後の圧力損失差を同時に監視することができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の自動再生ろ過式集じん装置
の構成を示す概略図
【図2】本発明の実施例2の自動再生ろ過式集じん装置
の構成を示す概略図
【図3】本発明の実施例3の自動再生ろ過式集じん装置
の構成を示す概略図
【図4】本発明の実施例4の自動再生ろ過式集じん装置
の運転制御を示すブロック図
【図5】同自動再生ろ過式集じん装置の動作を示すフロ
ーチャート
【図6】本発明の実施例5の自動再生ろ過式集じん装置
の運転制御を示すブロック図
【図7】同自動再生ろ過式集じん装置の動作を示すフロ
ーチャート
【図8】本発明の実施例6の自動再生ろ過式集じん装置
の構成を示す概略図
【図9】同自動再生ろ過式集じん装置の運転制御を示す
ブロック図
【図10】従来の自動再生ろ過式集じん装置と、本発明
の自動再生ろ過式集じん装置による粉じん払い落とし量
の比較を示すグラフ
【図11】従来の自動再生ろ過式集じん装置の概略構成
を示す斜視図
【図12】同自動再生ろ過式集じん装置の再生状態を示
す断面図
【符号の説明】
1 風路 2 ろ過式集じん装置 3 枠体 4 フィルタメディア 5 フィルタユニット 6 洗浄ノズル 7 圧縮空気供給装置 8 配管 9 自動弁 10 洗浄手段 11 ホッパ 12 吸引ファン 13 貯蔵手段 14 配管 15 自動弁 16 吸引手段 17 一次側圧力損失検出部 18 二次側圧力損失検出部 19 差圧センサ 20 制御部 21 フィルタメディア一次側圧力損失検出部 22 フィルタメディア二次側圧力損失検出部 23、24 自動切り換え弁 25 比較手段 26 運転手段 32 判断手段 33 報知手段 34 エアブロータイマー運転手段 44 再生部分用差圧センサ A 一次側 B 二次側 a 従来のフィルタメディア洗浄方法による粉じ
ん払い落とし量 b 本発明のフィルタメディア洗浄方法による粉
じん払い落とし量 101 枠体 102 風路 103 ろ過式集じん装置 104 フィルタユニット 105 ばね 106 フィルタメディア 107 再生部 108 ノズル 109 ホッパ 110 圧縮空気供給装置 111 配管 112 第1の自動弁 113 吸引ファン 114 貯蔵手段 115 配管 116 第2の自動弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と上下左右に移動自在に設けられる
    フィルタユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動
    させる移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置に
    あって、前記フィルタユニットのフィルタメディア面に
    圧縮空気等を吐出して洗浄する移動式洗浄ノズルを前記
    フィルタメディアの一次側に設けた洗浄手段と、この洗
    浄手段により洗い落とされた粉じんを装置外へ導き出す
    吸引手段をフィルタメディアの二次側に備えたことを特
    徴とする自動再生ろ過式集じん装置。
  2. 【請求項2】 枠体と上下左右に移動自在に設けられる
    フィルタユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動
    させる移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置に
    あって、ろ過式集じん装置の一次側と二次側との圧力損
    失差を測定するセンサを設けたことを特徴とする自動再
    生ろ過式集じん装置。
  3. 【請求項3】 枠体と上下左右に移動自在に設けられる
    フィルタユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動
    させる移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置に
    あって、圧力損失差の測定点を切り換えることが出来る
    切り換え手段により単一のセンサによりろ過式集じん装
    置の一次側と二次側との圧力損失差に加えて、洗浄手段
    内のフィルタメディアの一次側と二次側との圧力損失差
    も検知できるようにしたことを特徴とする自動再生ろ過
    式集じん装置。
  4. 【請求項4】 枠体と上下左右に移動自在に設けられる
    フィルタユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動
    させる移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置に
    あって、フィルタメディアの一次側と二次側の圧力損失
    差の値によりフィルタメディアの洗浄に必要な時間を判
    断する洗浄時間判断制御手段を備えたことを特徴とする
    自動再生ろ過式集じん装置。
  5. 【請求項5】 枠体と上下左右に移動自在に設けられる
    フィルタユニットと、フィルタユニットを枠体内で移動
    させる移動装置と、移動装置を制御する移動制御装置に
    あって、フィルタメディアの一次側と二次側の圧力損失
    差の値によりフィルタメディアの交換時期を判断する交
    換時期判断制御手段を備えたことを特徴とする自動再生
    ろ過式集じん装置。
  6. 【請求項6】 フィルタメディアの一次側と二次側の圧
    力損失差を測定するセンサを設け、測定した圧力損失差
    によりフィルタメディアの洗浄に必要な時間を判断する
    洗浄時間判断制御手段と、フィルタメディアの交換時期
    を判断する交換時期判断制御手段を備えた請求項1から
    5記載の自動再生ろ過式集じん装置。
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