JP2001231243A - リニアスライダ - Google Patents

リニアスライダ

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JP2001231243A
JP2001231243A JP2000037557A JP2000037557A JP2001231243A JP 2001231243 A JP2001231243 A JP 2001231243A JP 2000037557 A JP2000037557 A JP 2000037557A JP 2000037557 A JP2000037557 A JP 2000037557A JP 2001231243 A JP2001231243 A JP 2001231243A
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linear
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air
mover
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JP2000037557A
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Tadahiro Miyamoto
恭祐 宮本
Kazuhiro Maekawa
一弘 前川
Takashi Yamada
孝史 山田
Masahiko Tanabe
政彦 田邊
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電機子部からテーブルに伝熱する熱を少なく
し、熱変形を抑制できる高精度のリニアスライダを提供
する。 【解決手段】リニアモータ5によりテーブル4を固定台
1に対して自在に移動させるリニアスライダにおいて、
界磁ヨーク6の上部に冷却空気を流通させる第1エアダ
クト13を設けると共に、テーブル4と可動子11であ
る電機子部の間に空間部Sを形成するように電機子部の
水平方向の幅b1より狭い幅寸法b2を有した間座12
を設け、第1エアダクト13の吐出口13Bから冷却空
気を電機子コイル9に向かって吐出する構成にしたもの
である。これにより、可動子11を移動させた際、電機
子部の発生熱が冷却空気によって効率的に除去され、テ
ーブルへの伝熱、熱変形が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータによ
りテーブルを固定台に対して自在に移動させるリニアス
ライダに関するものであり、特に可動子の冷却に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、リニアモータにより、テーブルを
固定台に対して自在に移動させることのできるリニアス
ライダは、図6のようになっている。なお、図6は従来
のリニアスライダを示す正面図である。リニアモータは
磁束貫通型構造の例を用いて説明する。図において、1
は固定台、2は固定台1上で左右両端に設けたガイドレ
ール、3はガイドレール2と対でリニアガイドを構成す
るスライダである。5はリニアモータ、6は固定台1と
垂直方向に互いに対向して固定した平板状の界磁ヨー
ク、7は界磁ヨーク6上に沿って(紙面と垂直方向)交
互に磁極が異なるように複数配設した永久磁石、8は永
久磁石7と磁気的空隙を介して対向して設けられ、か
つ、電磁鋼板を永久磁石7の高さ方向に積層して成る電
機子コア、9は電機子コア8の巻線収納部に巻回して成
る電機子コイルで、樹脂モールドで固定している。この
ようなリニアモータ5は、界磁ヨーク6と永久磁石7と
で固定子10(リニアモータ界磁部)を構成し、電機子
コア8と電機子コイル9とで可動子11(リニアモータ
電機子部)を構成している。また、19は電機子固定板
で、リニアモータ電機子部の水平方河幅b1より広い幅
寸法b2を有しており、24は電機子固定板19の上に
設けたテーブルである。電機子固定板19は、テーブル
4側から図示しない雄ねじを有するボルトをねじ込んで
テーブル24に締結されると共に、電機子コア8は電機
子コア8側からボルト17を貫通穴8Aに通して雌ねじ
19Aにねじ込み、電機子固定板19に締結される。さ
らに、20は電機子固定板19の内部に設けたエアダク
トであり、エアダクト20に冷却空気を流すことにより
リニアモータ電機子部で発生する熱を熱交換し、テーブ
ル24に熱が伝熱しないように電機子固定板19の冷却
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、以下のような問題があった。リニアスライダは、可
動子となるリニアモータ電機子部をそれより接触面積の
大きい電機子固定板19に取り付けているため、リニア
モータ電機子部の発熱を電機子固定板19に伝え易くし
てあるものの、リニアモータ5の推力を上げるために電
機子部の発熱量が増加した場合、エアダクト20に流す
一定の冷却空気量だけでは、冷却能力に限界があった。
これにより、電機子部の発熱をエアダクト20の空気で
除去できない場合は、電機子部の熱が電機子固定板19
を介してテーブル24に伝導して熱変形を生じたり、テ
ーブル24に取り付けたリニアガイドや図示しないリニ
アスケール等に悪影響を与え、テーブル24の位置決め
精度の誤差が生じるという問題があった。本発明は、上
記問題を解決するためになされたものであり、電機子部
からテーブルに伝熱する熱を少なくし、熱変形を抑制で
きる高精度のリニアスライダを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、請求項1の本発明は、固定台に平行に対向配置され
たテーブルを移動自在に案内支持するガイドレールとス
ライダからなるリニアガイドと、前記テーブルを前記固
定台に対して前記ガイドレール上の長手方向に沿って往
復動させるリニアモータを備え、前記リニアモータは、
前記固定台上に垂直方向に互いに間隔を置いて対向配設
した二つのリニアモータ界磁部を構成する固定子と、前
記固定子の間に空隙を介して配置したリニアモータ電機
子部を構成する可動子よりなるリニアスライダにおい
て、前記テーブルは、前記リニアモータの可動子をボル
トなどの締結部材により取り付けてあり、前記2つのリ
ニアモータ界磁部を構成する固定子の上部には、前記テ
ーブルの移動方向に向かって前記テーブルと平行に配置
されると共に、内部に冷却空気を流通させるための流通
路を備えた第1エアダクトが設けてあり、前記第1エア
ダクトは、前記固定子の可動子との対向面に前記可動子
に向かって冷却空気を吐出する複数の吐出口を設けたも
のである。請求項2の本発明は、請求項1記載のリニア
スライダにおいて、前記固定台の内部には、前記可動子
と対向配置されると共に、前記テーブルの移動方向に沿
って冷却空気を流通させるための第2エアダクトが複数
設けてあり、前記第2エアダクトは、前記可動子に向か
って冷却空気を吐出する吐出口を複数設けたものであ
る。請求項3の本発明は、請求項1または2記載のリニ
アスライダにおいて、前記第1エアダクト、前記第2エ
アダクトの少なくとも何れか一方の吐出口を、前記リニ
アモータの進行方向に沿って高負荷領域となる一部のス
トローク範囲に限定して配設したものである。請求項4
の本発明は、請求項3に記載のリニアスライダにおい
て、前記第1エアダクトに設けた吐出口を、前記リニア
モータの磁極ピッチと一致する間隔に配設したものであ
る。請求項5の本発明は、請求項1から4までの何れか
1項に記載のリニアスライダにおいて、前記テーブルと
前記リニアモータの可動子との間には、前記可動子の水
平方河の幅より狭い幅寸法を有した柱状の間座を設ける
と共に、前記間座を前記テーブルと前記可動子の間で締
結する構成にしたものである。請求項6記載の本発明
は、請求項1から5までの何れか1項に記載のリニアス
ライダにおいて、前記2つの固定子にそれぞれ配設した
第1エアダクトの一方端に、前記各第1エアダクトを直
列接続するバイパス管を設けたものである。請求項7記
載の本発明は、請求項1から5までの何れか1項に記載
のリニアスライダにおいて、前記2つの固定子にそれぞ
れ配設した第1エアダクトの一方端に、前記各第1エア
ダクトを並列接続するバイパス菅を設けたものである。
請求項8記載の本発明は、請求項1から7までの何れか
1項に記載のリニアスライダにおいて、前記リニアモー
タのうち、前記リニアモータ界磁部は磁性体からなる界
磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数の永久磁石よ
り構成されると共に、前記リニアモータ電機子部は電機
子コアに巻装された電機子コイルで構成したものであ
る。請求項9記載の本発明は、請求項1から7までの何
れか1項に記載のリニアスライダにおいて、前記リニア
モータのうち、前記リニアモータ界磁部は磁性体からな
る誘導子歯を有する誘導子で構成されると共に、前記リ
ニアモータ電機子部は電機子コアに巻装してなる電機子
コイルと、電機子コアのティース部先端に設けた永久磁
石とで構成したのである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すリニ
アスライダの正面図である。図2は図1のリニアスライ
ダを矢視A方向から見た平面図であって、リニアモータ
の可動子およびエアダクトの部分を一部透視して表した
ものである。なお、本実施例は従来技術と同様に磁束貫
通型構造のリニアモータの例を示すと共に、従来技術と
同じ構成要素については、同一符号を付して説明を省略
し、異なる点のみ説明する。図において、4はテーブ
ル、4Aは凹部、12は間座、12Aは雌ねじ部、13
は第1エアダクト、13Aは給気口、13Bは吐出口、
14は給電ケーブル、15はケーブルベア、16はバイ
パス菅、17はボルトである。本発明が従来と異なる点
を、以下説明する。テーブル4とリニアモータ電機子部
を構成する可動子11との間には、可動子11の水平方
河の幅b1より狭くした幅寸法b2を有した柱状の間座
12を設けると共に、可動子11のテーブル4との対向
面に空間部Sを形成している。また、リニアモータの固
定子である界磁ヨーク6の上部には、内部に冷却空気を
流通させるための流通路を備えた第1エアダクト13を
設け、第1エアダクト13をテーブル4の移動方向に向
かって一定の空隙を介して平行に配置している。この第
1エアダクト13は、図2に示すように可動子11との
対向面に可動子11に向かって冷却空気を吐出するため
の複数の吐出口13Bを設けている。ここで、各々の第
1エアダクト13の一方端には、二つの第1エアダクト
13を直列接続するバイパス管16を設けて一方向に冷
却空気を流すようになっている。さらにテーブル4は、
可動子11との対向面側に間座12を嵌合するための凹
部12Aを設けると共に、可動子11と間座12を締結
する際には、雄ねじを有するボルト17を電機子コア8
の下部側から貫通穴8Aに通して雌ねじ部12Aにねじ
込み、また、テーブル4と間座12を締結する際には、
図示しないボルトをテーブル4の上部側の貫通穴(図示
せず)に通して間座12の他方の雌ねじ部(図示せず)
にねじ込み固定している。さらにまた、固定台1上のリ
ニアスライダの側面側には、電機子コイル9に駆動電流
を供給するための給電ケーブル14を可動子11の動き
に伴って案内・支持するスライド機構を有したケーブル
ベア15を設けている。次に、動作を説明する。上記の
ような構成において、図示しない電源から駆動電流を電
機子コイル9に供給することにより、可動子11が一定
推力を発生する。この結果、可動子11が固定台1に対
しガイドレール2上を移動するに連れて、テーブル4内
部に設けたエアダクト13の給気口13Aに供給された
冷却空気が、図示の矢印のごとく吐出口13Bから可動
子11である電機子コイル9の上部や空間部Sに向かっ
て吐出され、電機子部で発生した熱が冷却空気によって
取り去られ、そしてリニアモータ界磁部と電機子部の
間、またはリニアガイドと電機子部の間を通って外部に
放散される。これより、電機子部に直接、冷却空気をあ
てることで、テーブル4への伝熱、熱変形を抑制でき
る。したがって、本発明のリニアスライダは、界磁ヨー
クの上部には、冷却空気を内部に流通させるための流通
路を備えた第1エアダクトを設けると共に、テーブルと
可動子である電機子部の間に空間部を形成するように電
機子部の水平方向の幅より狭い幅寸法を有する間座を設
けて、第1エアダクトの吐出口から冷却空気を電機子コ
イルに向かって吐出する構成にしたので、例えば、可動
子を高推力で移動させる場合に発生する電機子部の熱を
冷却空気によって効率的に除去することができる。その
結果、電機子部に直接冷却空気をあてることができるた
め、テーブルへの伝熱、熱変形を抑制できると共に、リ
ニアガイドやリニアスケール等の位置決め精度の誤差に
影響を及ぼすことなく、高精度のリニアスライダを提供
することができる。
【0006】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は、本発明の第2の実施例を示すリニアスラ
イダの平面図である。第2の実施例が第1の実施例と異
なる点は、第1エアダクト13の吐出口13Aを、例え
ばリニアモータの進行方向に沿って推力発生の大きい高
負荷領域となる一部のストローク範囲に限定して配設す
ると共に、この第1エアダクト13に設けた複数の吐出
口13Aを、リニアモータの磁極ピッチの間隔と一致す
るように等間隔に複数配設してある点である。ここで、
2つの固定子10にそれぞれ配設した第1エアダクト1
3の一方端には、各第1エアダクト13を並列接続する
バイパス菅18を設け、各第1エアダクト13内部に冷
却空気を均等に流すようにしている。なお、動作につい
ては、第1の実施例と同じなので省略する。本実施例は
このような構成にすることにより、第1エアダクトの吐
出口を、リニアスライダの一部のストローク範囲だけ無
数に設けることで冷却空気の吐出圧を上げることができ
るので、ストローク方向にリニアモータの負荷が大きい
(発熱が大きい)領域が存在する場合などは、電機子の
冷却能力をさらに高めることができる。その他、冷却空
気の吐出圧の増加により、微少磁性体やダスト等をリニ
アモータ界磁部と電機子との間に滞留するのを防止でき
るといったメリットがある。
【0007】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図4は、本発明の第3の実施例を示すリニアスラ
イダの正面図である。図5は図4のリニアスライダを矢
視A方向から見た平面図であって、リニアモータの可動
子およびエアダクトの部分を一部透視して表したもので
ある。図において、21は第2エアダクト、21Aは吐
出口である。第3の実施例が第1の実施例と異なる点
は、固定台1の内部には、可動子11と対向配置される
と共に、テーブル4の移動方向に沿って冷却空気を流通
させるための第2エアダクト21が複数設けてあり、第
2エアダクト21は、可動子11に向かって冷却空気を
吐出するための吐出口21Aを複数設けた点である。な
お、動作については、第1の実施例並びに第2の実施例
に対して可動子を冷却する点で基本的に同じなので省略
する。本実施例はこのような構成にすることにより、単
に電機子上部を冷却できる他、電機子底部も効率的に冷
却することができ、第1および第2実施例よりも電機子
全体を効率的に冷却できるメリットがある。なお、各界
磁ヨークに設けた各々の第1エアダクトの一方端をバイ
パス菅で直列接続あるいは並列接続する構成を実施例で
図示により説明したが、第1エアダクトや第2エアダク
トの吐出口の位置あるいは吐出口の数に限定されること
なく、適宜選択できることは言うまでもない。また、本
実施例では、リニアモータ電機子部を電機子コアに巻装
された電機子コイルで構成したが、電機子コアを除いた
電機子コイルのみで構成したコアレス型の電機子として
も構わない。リニアモータの特性については、本実施例
記載のリニアモータと同一の特性を得ることができる。
また、本実施例では、リニアモータ界磁部を、磁性体か
らなる誘導子歯を有する誘導子で構成し、また、リニア
モータ電機子部を、磁束を通す電機子コアと、電機子コ
アに巻装してなる電機子コイルと、電機子コアのティー
ス部先端に設けた永久磁石とで構成するように替えても
構わない。リニアモータの特性については、本実施例記
載のリニアモータと同一の特性を得ることができる。ま
た、本実施例ではリニアモータを磁束貫通型構造の例を
用いて説明したが、リニアモータ電機子部の片側にの
み、リニアモータ固定子部を対向配置する、いわゆるギ
ャップ対向型構造に替えても差し支えない。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下の効果がある。 (1)リニアスライダを構成するリニアモータの界磁ヨ
ーク6の上部には、内部に冷却空気を流通させるための
流通路を備えた第1エアダクトを設けると共に、テーブ
ルと可動子である電機子部の間に空間部を形成するよう
に電機子部の水平方向の幅より狭い幅寸法を有する間座
を設けて、第1エアダクトの吐出口から冷却空気を電機
子コイルに向かって吐出する構成にしたので、例えば、
可動子を高推力で移動させる場合に発生する電機子部の
熱を冷却空気によって効率的に除去することができる。
その結果、電機子部に直接冷却空気をあてることができ
るため、テーブルへの伝熱、熱変形を抑制できると共
に、リニアガイドやリニアスケール等の位置決め精度の
誤差に影響を及ぼすことなく、高精度のリニアスライダ
を得ることができる。 (2)第1エアダクトの吐出口を、リニアモータの進行
方向に沿って推力発生の大きい高負荷領域となる一部の
ストローク範囲に限定して配設し、しかもリニアモータ
の磁極ピッチの間隔と一致するように等間隔に複数配設
したので、冷却空気の吐出圧を上げることでさらに電機
子の冷却能力を高めることができると共に、冷却空気の
吐出圧の増加によって、微少磁性体やダスト等をリニア
モータ界磁部と電機子との間に滞留するのを防止でき
る。 (3)固定台内部の可動子との対向面に、第2エアダク
トを設けた構成にしたので、単に電機子上部を冷却でき
る他、電機子底部も効率的に冷却することができ、第1
および第2実施例よりもさらに電機子全体を効率的に冷
却できるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すリニアスライダの
正面図である。
【図2】図1のリニアスライダを矢視A方向から見た平
面図であって、リニアモータの可動子およびエアダクト
の部分を一部透視して表したものである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すリニアスライダの
平面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示すリニアスライダの
正面図である。
【図5】図4のリニアスライダを矢視A方向から見た平
面図であって、リニアモータの可動子およびエアダクト
の部分を一部透視して表したものである。
【図6】従来のリニアスライダを示す正面図である。
【符号の説明】
1:固定台 2:ガイドレール 3:スライダ 4:テーブル 4A:凹部 5:リニアモータ 6:界磁ヨーク 7:永久磁石 8:電機子コア 8A:貫通穴 9:電機子コイル 10:固定子(リニアモータ界磁部) 11:可動子(リニアモータ電機子部) 12:間座 12A:雌ねじ部 13:第1エアダクト 13A:給気口 13B:吐出口 16、18:バイパス菅 17:ボルト 21:第2エアダクト 21A:吐出口 S:空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田邊 政彦 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 5H641 BB06 BB18 GG03 GG04 GG05 GG15 HH02 HH05 HH06 HH10 JA02 JA09 JB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定台に平行に対向配置されたテーブルを
    移動自在に案内支持するガイドレールとスライダからな
    るリニアガイドと、前記テーブルを前記固定台に対して
    前記ガイドレール上の長手方向に沿って往復動させるリ
    ニアモータを備え、前記リニアモータは、前記固定台上
    に垂直方向に互いに間隔を置いて対向配設した二つのリ
    ニアモータ界磁部を構成する固定子と、前記固定子の間
    に空隙を介して配置したリニアモータ電機子部を構成す
    る可動子よりなるリニアスライダにおいて、 前記テーブルには、前記リニアモータの可動子がボルト
    などの締結部材により取り付けてあり、 前記2つのリニアモータ界磁部を構成する固定子の上部
    には、前記テーブルの移動方向に向かって前記テーブル
    と平行に配置されると共に、内部に冷却空気を流通させ
    るための流通路を備えた第1エアダクトが設けてあり、 前記第1エアダクトは、前記固定子の可動子との対向面
    に前記可動子に向かって冷却空気を吐出する複数の吐出
    口を設けてあることを特徴とするリニアスライダ。
  2. 【請求項2】 前記固定台の内部には、前記可動子と対
    向配置されると共に、前記テーブルの移動方向に沿って
    冷却空気を流通させるための第2エアダクトが複数設け
    てあり、前記第2エアダクトは、前記可動子に向かって
    冷却空気を吐出する吐出口を複数設けてある請求項1に
    記載のリニアスライダ。
  3. 【請求項3】 前記第1エアダクト、前記第2エアダク
    トの少なくとも何れか一方の吐出口を、前記リニアモー
    タの進行方向に沿って高負荷領域となる一部のストロー
    ク範囲に限定して配設してある請求項1または2に記載
    のリニアスライダ。
  4. 【請求項4】 前記第1エアダクトに設けた吐出口を、
    前記リニアモータの磁極ピッチと一致する間隔に配設し
    てある請求項3に記載のリニアスライダ。
  5. 【請求項5】前記テーブルと前記リニアモータの可動子
    との間には、前記可動子の水平方河の幅より狭い幅寸法
    を有した柱状の間座を設けると共に、前記間座を前記テ
    ーブルと前記可動子の間で締結する構成にしてある請求
    項1から4までの何れか1項に記載のリニアスライダ。
  6. 【請求項6】 前記2つの固定子にそれぞれ配設した第
    1エアダクトの一方端に、前記各第1エアダクトを直列
    接続するバイパス管を設けてある請求項1から5までの
    何れか1項に記載のリニアスライダ。
  7. 【請求項7】 前記2つの固定子にそれぞれ配設した第
    1エアダクトの一方端に、記各第1エアダクトを並列接
    続するバイパス菅を設けてある請求項1から5までの何
    れか1項に記載のリニアスライダ。
  8. 【請求項8】 前記リニアモータのうち、前記リニアモ
    ータ界磁部は磁性体からなる界磁ヨークに沿って交互に
    磁極が異なる複数の永久磁石より構成されると共に、前
    記リニアモータ電機子部は電機子コアに巻装された電機
    子コイルで構成される請求項1から7までの何れか1項
    に記載のリニアスライダ。
  9. 【請求項9】前記リニアモータのうち、前記リニアモー
    タ界磁部は磁性体からなる誘導子歯を有する誘導子で構
    成されると共に、前記リニアモータ電機子部は電機子コ
    アに巻装してなる電機子コイルと、電機子コアのティー
    ス部先端に設けた永久磁石とで構成される請求項1から
    7までの何れか1項に記載のリニアスライダ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107855347A (zh) * 2017-12-05 2018-03-30 苏州精濑光电有限公司 一种降低线性电机移动污染的装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107855347A (zh) * 2017-12-05 2018-03-30 苏州精濑光电有限公司 一种降低线性电机移动污染的装置
CN107855347B (zh) * 2017-12-05 2024-01-02 苏州精濑光电有限公司 一种降低线性电机移动污染的装置

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