JP2001231148A - Ofケーブル接続部及びオフセット部における地絡防災方法 - Google Patents

Ofケーブル接続部及びオフセット部における地絡防災方法

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JP2001231148A JP2000038211A JP2000038211A JP2001231148A JP 2001231148 A JP2001231148 A JP 2001231148A JP 2000038211 A JP2000038211 A JP 2000038211A JP 2000038211 A JP2000038211 A JP 2000038211A JP 2001231148 A JP2001231148 A JP 2001231148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな地絡事故が発生した場合であっても十
分な窒息効果を発揮することができるOFケーブル接続
部及びオフセット部における地絡防災方法の提供。 【解決手段】 OFケーブル接続部Sをその周囲に一定
の避圧空間が形成されるようにトラフ1で囲むと共に、
そのトラフ1を帯状のアラミド繊維シート2をロール状
に巻き付けて覆い、さらにそのアラミド繊維シート2の
周囲をスリーブ状をしたアラミド繊維製の地絡防災シー
ト3で覆う。これによって、仮にトラフ1等が破損した
場合であっても、この地絡防災シート3によってその周
囲の気密性が保たれて窒息効果が維持されるため、着火
が発生しても火災に至ることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFケーブル(油
絶縁電力ケーブル)の接続部及びオフセット部における
地絡防災方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高圧の地中送電線として用いら
れているOFケーブルの接続部及びそのオフセット部に
は、地絡事故によって引き起こされる火災等の二次災害
を未然に防ぐための防災機能が施されるようになってい
る。
【0003】例えば、図10に示すように従来のOFケ
ーブルの接続部やオフセット部は、箱型をしたFRP製
のトラフaやゴム製の防災テープbで覆われて気密性が
確保されるようになっており、仮に地絡事故によってケ
ーブルが着火した場合であってもそのトラフaや防災テ
ープbによる窒息効果によって直ちに消火し、火災の発
生を未然に防止するようになっている。
【0004】また、この地絡事故発生時には、着火のみ
ならず、爆風による周囲の急激な圧力上昇が発生するこ
とから、例えば、トラフaや防災テープbの周囲をステ
ンレスやアラミド等の高張力バンドcによって等間隔に
結束して補強することで爆風に対する耐圧性も同時に向
上させるような工夫が施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今後さらに
超高圧のOFケーブルを採用した場合、それに伴って地
絡事故時の爆風による圧力や着火力も大きくなるため、
上述した工夫のみでは十分に二次災害を阻止できないお
それがある。
【0006】すなわち、地絡事故時に発生する爆風によ
る圧力が大きくなると、接続部を覆うトラフaを結束す
る高張力バンドcが破断してトラフaが開いてしまった
り、オフセット部の防災テープbに亀裂が生じてしま
い、その結果、十分な窒息効果が得られなくなって着火
が継続して火災に至る可能性がある。
【0007】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的は、大
きな地絡事故が発生した場合であっても優れた耐圧性及
び気密性を確保して十分な窒息効果を発揮することがで
きる新規なOFケーブル接続部及びオフセット部におけ
る地絡防災方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第一の発明は、OFケーブル接続部をその周囲に一定
の避圧空間が形成されるようにトラフで囲むと共に、そ
のトラフを帯状のアラミド繊維シートをロール状に巻き
付けて覆い、さらにそのアラミド繊維シートの周囲をス
リーブ状をしたアラミド繊維製の地絡防災シートで覆う
ようにしたものである。
【0009】従って、先ずトラフを帯状のアラミド繊維
シートをロール状に巻き付けて覆うことでトラフ全体が
均一に補強されることになるため、従来の補強バンドを
用いた場合に比べて爆圧をアラミド繊維シートで均一に
受けることが可能となり、爆圧に対するトラフの耐圧性
を向上させることができる。そして、さらにそのアラミ
ド繊維シートの周囲をスリーブ状をした地絡防災シート
で覆うことで仮にこの爆風によって破損した場合であっ
ても、この地絡防災シートによってその周囲の気密性が
保たれて窒息効果が維持されるため、着火が発生しても
直ちに消火され、火災に至ることがない。
【0010】第二の発明は、上記地絡防災シートが、内
側シートと外側シートとの二重シートからなり、かつそ
の内側シートが上記接続部の幅方向に延びる縫合部を有
すると共に、上記外側シートが上記接続部の長手方向に
延びる縫合部を有するものを用いたものである。すなわ
ち、地絡事故時に発生する爆風による圧力は、上記地絡
防災シートの幅方向のみならず長手方向にも加わるた
め、アラミド繊維製の縫合部の方向が互いに交差するよ
うな内側シートと外側シートから形成することにより、
径方向のみならず長手方向にも対しても十分な強度を発
揮することができる。この結果、トラフ及びアラミド繊
維シートが破損するような極めて高い爆圧が加わっても
地絡防災シートが破れるようなことはなくなり、優れた
気密性を維持することができる。
【0011】第三の発明は、上記補強地絡防災シートを
さらに高気密性シートで覆うようにしたものであり、こ
れによって地絡防災シート自体の気密性をより高めるこ
とができる。
【0012】第四の発明は、OFケーブルのオフセット
部をその周囲に一定の避圧空間が形成されるように可撓
性のチューブで囲むと共に、そのチューブをアラミド繊
維製の地絡防災シートで覆うようにしたものである。こ
れによって上記請求項1記載の発明と同様に、オフセッ
ト部で地絡事故が発生しても、その爆圧をチューブで形
成された避圧空間に沿ってケーブルの長手方向に逃すこ
とによってチューブの破損を防止できると共に、仮にチ
ューブが破損した場合であっても、その周囲に覆われた
地絡防災シートによってオフセット部の気密性が保たれ
て窒息効果が維持されるため、オフセット部における地
絡火災等も確実に防止することができる。
【0013】第五の発明は、上記第二の発明と同様に、
地絡防災シートが、内側シートと外側シートとの二重シ
ートからなり、かつその内側シートが上記接続部の幅方
向に延びる縫合部を有すると共に、上記外側シートが上
記接続部の長手方向に延びる縫合部を有するものを用い
たものであり、また、第六の発明は上記第三の発明と同
様に、上記地絡防災シートをさらに高気密性シートで覆
うようにしたものである。これによって、上記第二及び
第三の発明と同様に、オフセット部側の地絡防災シート
の強度及び気密性をより向上させることができる。
【0014】第七の発明は、上記請求項1〜3のいずれ
かに記載のOFケーブル接続部の地絡防災方法と、上記
請求項4〜6のいずれかに記載のオフセット部の地絡防
災方法を組み合わせて用いると共に、上記OFケーブル
接続部側のトラフのケーブル貫通口と上記オフセット部
側のチューブ端部とを接続してそのトラフ内とチューブ
内を相互に連通させるようにしたものである。これによ
って、OFケーブル接続部及びオフセット部の地絡防災
を同時に行うことができる。また、トラフ内とチューブ
内が相互に連通した状態とすることにより、トラフ内又
はチューブ内のいずれか一方で発生した爆風による圧力
が他方の避圧空間に相互に逃げあって局部的な圧力上昇
が抑制されるため、地絡事故によるトラフやチューブの
破損を未然に防止することができる。
【0015】第八の発明は、OFケーブル接続部側の地
絡防災シート端部と、上記オフセット部側の地絡防災シ
ート端部が連続するように縫い合わせたものである。こ
れによって、OFケーブル接続部側の地絡防災シートと
オフセット部側の地絡防災シートとの切れ目がなくなる
ため、その境界付近の強度や気密性の低下を防止するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を添付図面を参照しながら説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明方法に係るOFケ
ーブル接続部及びオフセット部における地絡防災方法の
実施の一形態を示したものであり、図中CはOFケーブ
ル、SはこのOFケーブルC,C同士の接続部、Rはそ
のオフセット部である。
【0018】図示するように、このOFケーブル接続部
Sには、その周囲に一定の避圧空間が区画形成されるよ
うに箱状をしたFRP製のトラフ1が設けられている。
そして、このトラフ1の周囲には、アラミド繊維シート
2がその全面を均一に覆うようにロール状に巻き付けら
れており、さらにそのアラミド繊維シート2上にはスリ
ーブ状をした地絡防災シート3が被覆形成されている。
【0019】一方、そのオフセット部Rには、図1及び
図3に示すようにそのOFケーブルCの周囲に一定の避
圧空間(隙間)が形成されるようにOFケーブルCより
も径大な可撓性プラスチック等からなるチューブ4で覆
われており、さらにそのチューブ4の周囲には同じくス
リーブ状をしたアラミド繊維製の地絡防災シート5が被
覆形成されている。
【0020】また、図1に示すように、このチューブ4
の端部はトラフ1端部に形成されたケーブル貫通孔6側
に接続されており、このケーブル貫通孔6を介してトラ
フ1内とチューブ4内が相互に連通した状態となってい
る。
【0021】ここで、本発明で用いられる地絡防災シー
ト3,5は、単なる一枚のアラミド繊維シートではな
く、図4に示すように、それぞれアラミド繊維製の内側
シート7と外側シート8とを重ね合わせ、その両端部3
a,3bで相互に縫い合わせた二重シートからなってい
る。
【0022】そして、この内側シート7にあっては、上
記ケーブルCの周方向(幅方向)に延びる一つ以上の縫
合線11…を有すると共に、外側シート8にあっては、
ケーブルCの長手方向に延びる一つ以上の縫合線11…
を有するものから形成されている。
【0023】すなわち、先ずこの内側シート7は、横長
のシート反物10,10をケーブルCの幅方向に並べ、
隣接するシート反物10,10の縁部同士を相互にミシ
ン縫い等によって縫い合わせて矩形状をした横長の一枚
のシート地に形成されたものである。一方、外側シート
8は、予め短冊状にカットされた複数枚(本実施の形態
にあっては4枚)シート反物9,9,9,9をケーブル
Cの軸方向に並列に並べ、同じく隣接するシート反物
9,9の縁部同士を相互にミシン縫い等によって縫い合
わせて矩形状をした横長の一枚のシート地に形成された
ものである。
【0024】また、その地絡防災シート3,5の長手方
向の両端部3a,3bは、図5に示すように内側シート
7の端部を外側シート8の端部で包み込むように重ね合
わせると共にその内側に沿ってワイヤ又は補強ロープ1
2を包み、その重ね合わせ部をその長さ方向に沿って縫
い合わすことで一体的に形成されるようになっている。
そして、図示するようにこの重ね合わせ部に沿って一定
の間隔を隔てて金具取付穴13を複数穿孔すると共に、
その両端部3a,3bを重ね合わせてシート全体をスリ
ーブ状にした後、図6に示すように重ね合わせた両端部
3a,3b同士を一対の縫製用金具14,14で挟むと
共にそれら各々の金具取付穴13を利用して両縫製用金
具14,14をそれぞれボルト15,15…で締結する
ことでスリーブ状をした地絡防災シート3,5を現場に
おいて容易に作成することができる。尚、この地絡防災
シート3,5は、それぞれ対応する接続部S及びオフセ
ット部Rの径が異なることから接続部S側の地絡防災シ
ート3側の端部を径合わせのために徐々に絞るようにつ
まみ縫いしてオフセット部R側の地絡防災シート5端部
側に縫い合わすことで両者がこの縫製部を介して相互に
連続した状態となっている。
【0025】そして、本発明は上述したような防災方法
を採用したことから以下に示すような作用・効果により
優れた防災効果を発揮することができる。
【0026】先ず、上述したようにオフセット部R側に
可撓性のチューブ4を設け、このチューブ4内と接続部
S側のトラフ1内とを相互に連通した状態としたため、
仮にいずれか一方で発生した地絡事故による爆風の圧力
がケーブル貫通孔6を介して他方側(長手方向)に瞬時
に逃げることができるため、地絡事故が発生した部位の
径方向の局所的な圧力上昇が抑制され、その部位のトラ
フ1又はチューブ4の破損等を防止することが可能とな
る。これによって接続部S及びオフセット部Rの気密性
が維持されるため、仮に地絡に伴って着火が発生しても
窒息効果が維持されてその着火が直ちに消火し、着火の
継続による火災の発生を未然に防止することができる。
【0027】次に、このような方法によっても爆風の圧
力が高くトラフ1又はチューブ4が破損してしまった場
合であっても、その周囲に設けられた地絡防災シート
3,5が地絡事故が発生した接続部S及びオフセット部
Rの気密性を維持することができるため、同様に着火が
発生してもこの地絡防災シート3,5の窒息効果によっ
て直ちに消火され、火災の発生を確実に防止することが
できる。また、この補強地絡防災シート3,5は、上述
したように縫合方向の異なる内側シート7と外側シート
8とからなり、かつ、比較的強度が弱い縫合部11,1
1…各シート7,8でが互いに交差した状態となってい
るため、ケーブルの幅方向のみならず、長さ方向に加わ
る圧力にも十分耐え得ることができる。さらに、この地
絡防災シート3,5はその端部3a,3b同士を縫製用
金具14及びボルト15によって連結するようになって
いるため、現場において容易にトラフ1上に設けること
ができる。しかも、この端部3a,3bの連結部は、上
述したように縫製用金具14及びボルト15によって他
の縫合部11以上に強固に連結されているため、この部
分からシート地が破れたり解れたりすることはない。
【0028】また、接続部S側の地絡防災シート3の端
部とオフセット部R側の地絡防災シート5端部は相互に
縫い合わされて両者が連続した状態となっているため、
その境界付近の強度や気密性の低下も同時に抑制するこ
とができる。しかも、接続部S側の補強地絡防災シート
3の端部が絞られるようにつまみ縫いするに際して用い
る縫製糸として、シート3の繊維の強度よりも弱いもの
を用いれば、爆風が発生した際にシート3が膨らみきる
前にこの縫製糸自体が切断されることにより、爆圧の一
部が吸収されるため、シート3自体へ加わる爆圧力をよ
り低減することが可能となる。
【0029】尚、上述したような地絡防災シート3,5
を構成する材料の種類や巻き数、あるいはトラフの厚さ
等といった各パラメータは、対象とするOFケーブルC
の種類や環境等によって様々に異なってくるため特に限
定するものではないが、例えば、275kVOFケーブ
ルで地絡容量45kA×0.4秒の場合、シート内圧の
最大圧力上昇は、4.13MPa程度、平均圧力上昇は
接続部側の地絡防災シート3を直径φ500mmとした
場合、約1.24MPa程度と予測される。このため、
これに対応したアラミドシート等の仕様は、シートの基
本仕様:フィラメント織物:3000デニール×300
0デニール17本×16.5本/インチ、ロールシート
巻数:3回程度、接続部トラフ厚さ:6mm程度とな
る。
【0030】また、図7に示すように、地絡防災シート
3,5を構成する各シート7,8の縫合部11をそれぞ
れ4重に重ね合わせ、各重ね合わせ毎にミシン縫いを施
すようにすれば、仮に爆風によって一部の縫製糸が切れ
ても残りの縫製糸が繋ぎ合ってる限り、シートの気密性
が保たれるため、初期の窒息効果を維持することができ
る。しかも、これら一部の縫製糸が切れることによって
爆風の圧力を段階的に軽減することが可能となる。
【0031】また、図8に示すように、この縫合部11
を耐火シート(シリカシート)16で覆うことにより、
初期の着火による縫製糸の燃焼・切断を未然に防止する
ことができる。
【0032】また、図9に示すように、この地絡防災シ
ート3,5の周囲を高気密性シート17、例えば、表面
にPVC等をコーティング18したアラミドシート19
でさらに覆うようにすれば、地絡防災シート3,5自体
の気密性を向上させてより窒息効果を向上させることが
可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、超高圧O
Fケーブルの接続部及びオフセット部において優れた耐
圧性及び気密性を発揮することができるため、地絡事故
による高い爆圧や着火が発生した場合であっても、爆圧
によるケーブル破損や着火の継続による火災の発生を確
実に防止することができる等といった優れた効果を発揮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施の一形態を示す概念図であ
る。
【図2】(a)は図1中A−A線断面図である。(b)
は図2(a)中A部を示す部分拡大図である。
【図3】(a)は図1中B−B線断面図である。(b)
は図3(a)中A部を示す部分拡大図である。
【図4】本発明方法で用いる地絡防災シートの構造を示
す部分破断斜視図である。
【図5】図4中A部を示す部分拡大図である。
【図6】地絡防災シートの端部同士を縫製用金具で繋ぎ
合わせた状態を示す説明図である。
【図7】内側シート及び外側シートの縫製部の縫合方法
を示す説明図である。
【図8】図4中B部を示す部分拡大図である。
【図9】本発明に係る地絡防災シートの上に高密度シー
トを重ねた状態を示す拡大断面図である。
【図10】従来のOFケーブル接続部及びオフセット部
における地絡防災方法の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 トラフ 2 アラミド繊維シート 3,5 地絡防災シート 4 チューブ 6 ケーブル貫通孔 C OFケーブル S 接続部 R オフセット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 毅志 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 田中 謙一郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 五十嵐 貴 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 阿部 和俊 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 5G369 AA04 BA03 BA04 CA04 DB06 DB07 DC20 EA01 5G375 AA20 BA26 BB81 CD17 EA08 EA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFケーブル接続部をその周囲に一定の
    避圧空間が形成されるようにトラフで囲むと共に、その
    トラフを帯状のアラミド繊維シートをロール状に巻き付
    けて覆い、さらにそのアラミド繊維シートの周囲をスリ
    ーブ状をしたアラミド繊維製の地絡防災シートで覆うよ
    うにしたことを特徴とするOFケーブル接続部の地絡防
    災方法。
  2. 【請求項2】 上記地絡防災シートが、内側シートと外
    側シートとの二重シートからなり、かつその内側シート
    が上記接続部の幅方向に延びる縫合部を有すると共に、
    上記外側シートが上記接続部の長手方向に延びる縫合部
    を有するものを用いたことを特徴とする請求項1に記載
    のOFケーブル接続部の地絡防災方法。
  3. 【請求項3】 上記地絡防災シートをさらに高気密性シ
    ートで覆うようにしたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のOFケーブル接続部の地絡防災方法。
  4. 【請求項4】 OFケーブルのオフセット部をその周囲
    に一定の避圧空間が形成されるように可撓性のチューブ
    で囲むと共に、そのチューブをアラミド繊維製の地絡防
    災シートで覆うようにしたことを特徴とするオフセット
    部の地絡防災方法。
  5. 【請求項5】 上記地絡防災シートが、内側シートと外
    側シートとの二重シートからなり、かつその内側シート
    が上記接続部の幅方向に延びる縫合部を有すると共に、
    上記外側シートが上記接続部の長手方向に延びる縫合部
    を有するものを用いたことを特徴とする請求項4に記載
    のオフセット部の地絡防災方法。
  6. 【請求項6】 上記地絡防災シートをさらに高気密性シ
    ートで覆うようにしたことを特徴とする請求項4又は5
    に記載のオフセット部の地絡防災方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜3のいずれかに記載のO
    Fケーブル接続部の地絡防災方法と、上記請求項4〜6
    のいずれかに記載のオフセット部の地絡防災方法を組み
    合わせて用いると共に、上記OFケーブル接続部側のト
    ラフのケーブル貫通口と上記オフセット部側のチューブ
    端部とを接続してそのトラフ内とチューブ内を相互に連
    通させるようにしたことを特徴とするOFケーブル接続
    部及びオフセット部における地絡防災方法。
  8. 【請求項8】 上記OFケーブル接続部側の補強地絡防
    災シート端部と、上記オフセット部側の地絡防災シート
    端部とを互いに縫合して接続したことを特徴とする請求
    項7に記載のOFケーブル接続部及びオフセット部にお
    ける地絡防災方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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