JP2001230806A - アドレス変換装置 - Google Patents
アドレス変換装置Info
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- JP2001230806A JP2001230806A JP2000043512A JP2000043512A JP2001230806A JP 2001230806 A JP2001230806 A JP 2001230806A JP 2000043512 A JP2000043512 A JP 2000043512A JP 2000043512 A JP2000043512 A JP 2000043512A JP 2001230806 A JP2001230806 A JP 2001230806A
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- host
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来技術ではできなかった、インターネット上
のあるホストからローカルネットワーク上の複数のパソ
コンと同時に同じアプリケーションプログラムによる通
信を行うことができるようにする。 【解決手段】本発明におけるアドレス変換装置は、グロ
ーバルポートで受信したIPパケットを中継する際、そ
のパケットのIPヘッダオプションフィールドを参照
し、転送先IPアドレスを検出した場合には、内部変換
テーブルを参照せず、そのパケットの宛先IPアドレス
を、検出した転送先IPアドレスに書き換えて、パケッ
トを送信する機能を備える。ここで、インターネット上
のホストは、ローカルネットワーク上のパソコンへ通信
を開始する場合には、送信するIPパケットのIPヘッ
ダオプションフィールドに上述した転送先のIPアドレ
スを埋め込む機能を備えているものとする。
のあるホストからローカルネットワーク上の複数のパソ
コンと同時に同じアプリケーションプログラムによる通
信を行うことができるようにする。 【解決手段】本発明におけるアドレス変換装置は、グロ
ーバルポートで受信したIPパケットを中継する際、そ
のパケットのIPヘッダオプションフィールドを参照
し、転送先IPアドレスを検出した場合には、内部変換
テーブルを参照せず、そのパケットの宛先IPアドレス
を、検出した転送先IPアドレスに書き換えて、パケッ
トを送信する機能を備える。ここで、インターネット上
のホストは、ローカルネットワーク上のパソコンへ通信
を開始する場合には、送信するIPパケットのIPヘッ
ダオプションフィールドに上述した転送先のIPアドレ
スを埋め込む機能を備えているものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリア及
びワイドエリアネットワークで用いるNAT機能を備え
たネットワーク接続装置に関する。
びワイドエリアネットワークで用いるNAT機能を備え
たネットワーク接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1にアドレス変換装置を用いたネット
ワーク構成例を示す。パソコン111〜113がインタ
ーネット上のホスト121及び122と通信する場合、
予め、インターネットサービスプロバイダ(ISP)か
らグローバルIPアドレスの割り当てを受ける。通常、
割り当てられたグローバルIPアドレスが1つの場合、
インターネット上のホストと通信できるのは1台のパソ
コンだけである。しかし、図1のような構成でアドレス
変換装置101を設置し、図2に示したアドレス変換装
置のグローバルポート201にはISPから割り当てら
れたグローバルIPアドレスを設定し、ローカルポート
202、及びパソコン111〜113にそれぞれローカ
ルIPアドレスを設定することにより、パソコン111
〜113が同時にインターネット上の複数のホスト(例
えばホスト121及び122)と通信を行えるようにな
る。
ワーク構成例を示す。パソコン111〜113がインタ
ーネット上のホスト121及び122と通信する場合、
予め、インターネットサービスプロバイダ(ISP)か
らグローバルIPアドレスの割り当てを受ける。通常、
割り当てられたグローバルIPアドレスが1つの場合、
インターネット上のホストと通信できるのは1台のパソ
コンだけである。しかし、図1のような構成でアドレス
変換装置101を設置し、図2に示したアドレス変換装
置のグローバルポート201にはISPから割り当てら
れたグローバルIPアドレスを設定し、ローカルポート
202、及びパソコン111〜113にそれぞれローカ
ルIPアドレスを設定することにより、パソコン111
〜113が同時にインターネット上の複数のホスト(例
えばホスト121及び122)と通信を行えるようにな
る。
【0003】アドレス変換装置101を用いて、1つの
グローバルIPアドレスで複数のパソコンからインター
ネット上のホストと通信を行う仕組みを以下に述べる。
グローバルIPアドレスで複数のパソコンからインター
ネット上のホストと通信を行う仕組みを以下に述べる。
【0004】まず、モデムとインターネット接続点(I
SPのアクセスポイント)間をPPP(Point To Point
Protocol 、RFC1661)で接続する。
SPのアクセスポイント)間をPPP(Point To Point
Protocol 、RFC1661)で接続する。
【0005】パソコン111がホスト121宛てのIP
パケットを送信した場合、アドレス変換装置101は、
ローカルポート202でそのパケットを受信した後、送
信元IPアドレス(パソコン111のIPアドレス)、
送信元ポート(例えば1000)、宛先IPアドレス
(ホスト121のIPアドレス)、宛先ポート(例えば
80)を読み込み、それらの値をアドレス変換装置10
1の内部テーブルに登録する(図3のNo. 1のエント
リ)。次に、アドレス変換装置101は、そのパケット
の送信元IPアドレスを、グローバルポート201に設
定されているグローバルIPアドレスに書き換えた後、
グローバルポート201からこのIPパケットを送信す
る。なお、実際には、アドレス変換装置はパケットルー
ティングのためにハードウェアアドレスの変換も行う
が、ここでは説明を簡潔にするため言及しないこととす
る。
パケットを送信した場合、アドレス変換装置101は、
ローカルポート202でそのパケットを受信した後、送
信元IPアドレス(パソコン111のIPアドレス)、
送信元ポート(例えば1000)、宛先IPアドレス
(ホスト121のIPアドレス)、宛先ポート(例えば
80)を読み込み、それらの値をアドレス変換装置10
1の内部テーブルに登録する(図3のNo. 1のエント
リ)。次に、アドレス変換装置101は、そのパケット
の送信元IPアドレスを、グローバルポート201に設
定されているグローバルIPアドレスに書き換えた後、
グローバルポート201からこのIPパケットを送信す
る。なお、実際には、アドレス変換装置はパケットルー
ティングのためにハードウェアアドレスの変換も行う
が、ここでは説明を簡潔にするため言及しないこととす
る。
【0006】この後、アドレス変換装置101がパソコ
ン112、パソコン113からインターネット上のホス
ト122宛てのIPパケットをローカルポート202で
受信した場合には、上記の処理と同様に、内部テーブル
に受信したIPパケットの送信元IPアドレス、送信元
ポート、宛先IPアドレス、宛先ポートを登録し、送信
元IPアドレスをグローバルポートのIPアドレスに書
き換えてパケットを送信する。このときのアドレス変換
装置101の内部テーブルは図3のようになる。
ン112、パソコン113からインターネット上のホス
ト122宛てのIPパケットをローカルポート202で
受信した場合には、上記の処理と同様に、内部テーブル
に受信したIPパケットの送信元IPアドレス、送信元
ポート、宛先IPアドレス、宛先ポートを登録し、送信
元IPアドレスをグローバルポートのIPアドレスに書
き換えてパケットを送信する。このときのアドレス変換
装置101の内部テーブルは図3のようになる。
【0007】上記した送信元IPアドレス書き換えによ
り、ホスト121及び122がパソコン111〜113
に応答パケットを送信する場合、応答パケットの宛先I
Pアドレスはグローバルポート201のIPアドレスに
なっている。
り、ホスト121及び122がパソコン111〜113
に応答パケットを送信する場合、応答パケットの宛先I
Pアドレスはグローバルポート201のIPアドレスに
なっている。
【0008】図8に応答パケットを受信した際のアドレ
ス変換装置101の処理の流れを示す。アドレス変換装
置101は、これらの応答パケットを受信すると、その
パケットの、宛先ポート、送信元IPアドレス、送信元
ポートのそれぞれが、以前に登録した内部テーブルの、
送信元ポート、宛先IPアドレス、宛先ポートに等しい
エントリを検索し、そのエントリに登録されている送信
元IPアドレスを検出する。その後、それらの応答パケ
ットの宛先IPアドレスを、検出したIPアドレスに書
き換えて、ローカルポート202から送信する。これに
より、1つのグローバルIPアドレスでパソコン111
〜113がインターネット上のホスト121及び122
と同時に通信することが可能となる。
ス変換装置101の処理の流れを示す。アドレス変換装
置101は、これらの応答パケットを受信すると、その
パケットの、宛先ポート、送信元IPアドレス、送信元
ポートのそれぞれが、以前に登録した内部テーブルの、
送信元ポート、宛先IPアドレス、宛先ポートに等しい
エントリを検索し、そのエントリに登録されている送信
元IPアドレスを検出する。その後、それらの応答パケ
ットの宛先IPアドレスを、検出したIPアドレスに書
き換えて、ローカルポート202から送信する。これに
より、1つのグローバルIPアドレスでパソコン111
〜113がインターネット上のホスト121及び122
と同時に通信することが可能となる。
【0009】一方、ホスト121及び122がパソコン
111〜113と通信を開始する場合には、予め、IP
パケットを転送するパソコンのIPアドレス、ホストが
パソコンに接続を要求するポート、ホストのIPアドレ
スの3つの値を、アドレス変換装置101の内部テーブ
ルの、送信元IPアドレス、送信元ポート、宛先IPア
ドレスのフィールドにそれぞれ登録しておく。通常、ホ
ストの送信元ポート番号は分からないので、宛先ポート
のフィールドは0にしておく。
111〜113と通信を開始する場合には、予め、IP
パケットを転送するパソコンのIPアドレス、ホストが
パソコンに接続を要求するポート、ホストのIPアドレ
スの3つの値を、アドレス変換装置101の内部テーブ
ルの、送信元IPアドレス、送信元ポート、宛先IPア
ドレスのフィールドにそれぞれ登録しておく。通常、ホ
ストの送信元ポート番号は分からないので、宛先ポート
のフィールドは0にしておく。
【0010】ホスト121及び122がパソコン111
〜113と通信を行う場合、ホスト121及び122の
宛先IPアドレスはアドレス変換装置のグローバルポー
ト201にする。
〜113と通信を行う場合、ホスト121及び122の
宛先IPアドレスはアドレス変換装置のグローバルポー
ト201にする。
【0011】アドレス変換装置101は、ホスト121
及び122からIPパケットを受信すると、上述した応
答パケットの処理と同様に、図4の処理を行い、宛先I
Pアドレスを書き換えてローカルポート202から送信
する。この際、0が登録してある宛先ポートフィールド
は、ホストの送信元ポートの全てにマッチするものとし
て宛先IPアドレスの検出を行う。
及び122からIPパケットを受信すると、上述した応
答パケットの処理と同様に、図4の処理を行い、宛先I
Pアドレスを書き換えてローカルポート202から送信
する。この際、0が登録してある宛先ポートフィールド
は、ホストの送信元ポートの全てにマッチするものとし
て宛先IPアドレスの検出を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べた、イ
ンターネット上のホストからローカルネットワーク上の
パソコンへの通信において、ある1台のホストから複数
のパソコンと同時に通信を行う場合、宛先ポートが異な
る場合には通信できるが、宛先ポートが同じである場合
には、アドレス変換装置は書き換える宛先IPアドレス
を一意に選択できないため、通信を行うことができない
例えば、パソコン111及び112がFTPサーバ機能
を持つ場合、FTPプロトコルでは宛先ポートとして2
1を利用するため、ホスト121からパソコン111、
112のFTPサーバと同時に通信を行うことができな
いという問題が生じる。本発明はこの問題を解決するも
のである。
ンターネット上のホストからローカルネットワーク上の
パソコンへの通信において、ある1台のホストから複数
のパソコンと同時に通信を行う場合、宛先ポートが異な
る場合には通信できるが、宛先ポートが同じである場合
には、アドレス変換装置は書き換える宛先IPアドレス
を一意に選択できないため、通信を行うことができない
例えば、パソコン111及び112がFTPサーバ機能
を持つ場合、FTPプロトコルでは宛先ポートとして2
1を利用するため、ホスト121からパソコン111、
112のFTPサーバと同時に通信を行うことができな
いという問題が生じる。本発明はこの問題を解決するも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明におけるアドレス
変換装置は、グローバルポートで受信したIPパケット
を中継する際、そのパケットのIPヘッダオプションフ
ィールドを参照し、転送先IPアドレスを検出した場合
には、内部変換テーブルを参照せず、そのパケットの宛
先IPアドレスを、検出した転送先IPアドレスに書き
換えて、パケットを送信する機能を備える。
変換装置は、グローバルポートで受信したIPパケット
を中継する際、そのパケットのIPヘッダオプションフ
ィールドを参照し、転送先IPアドレスを検出した場合
には、内部変換テーブルを参照せず、そのパケットの宛
先IPアドレスを、検出した転送先IPアドレスに書き
換えて、パケットを送信する機能を備える。
【0014】ここで、インターネット上のホストは、ロ
ーカルネットワーク上のパソコンへ通信を開始する場合
には、送信するIPパケットのIPヘッダオプションフ
ィールドに上述した転送先のIPアドレスを埋め込む機
能を備えているものとする。
ーカルネットワーク上のパソコンへ通信を開始する場合
には、送信するIPパケットのIPヘッダオプションフ
ィールドに上述した転送先のIPアドレスを埋め込む機
能を備えているものとする。
【0015】
【実施例】図1及び図2を用いて本発明の実施例につい
て述べる。
て述べる。
【0016】パソコン111及び112がHTTPサー
バ、ホスト121がHTTPクライアントである場合
に、ホスト121がパソコン111及び112とHTT
Pによる通信を同時に行う方法を示す。ここで、ホスト
121、グローバルポート201、ローカルポート20
2、パソコン111、112には図6に示すIPアドレ
スが設定されているとする。
バ、ホスト121がHTTPクライアントである場合
に、ホスト121がパソコン111及び112とHTT
Pによる通信を同時に行う方法を示す。ここで、ホスト
121、グローバルポート201、ローカルポート20
2、パソコン111、112には図6に示すIPアドレ
スが設定されているとする。
【0017】ホスト121がパソコン111とHTTP
で通信を行う場合、ホスト121はパソコン111宛て
に送信する全てのIPパケットのIPヘッダオプション
フィールドにパソコン111のIPアドレス(192.
1.1.2)を埋め込む。このときのIPヘッダオプシ
ョンフィールドのフォーマットを図5に示す。IPプロ
トコル(RFC791)の規格に従い、IPオプション
のコピーフラグの値を1、オプションクラスの値を0、
オプション番号の値を20(未使用番号)、オプション
長を6にし、転送先IPアドレスとパッドによりオプシ
ョンフィールドを構成する。
で通信を行う場合、ホスト121はパソコン111宛て
に送信する全てのIPパケットのIPヘッダオプション
フィールドにパソコン111のIPアドレス(192.
1.1.2)を埋め込む。このときのIPヘッダオプシ
ョンフィールドのフォーマットを図5に示す。IPプロ
トコル(RFC791)の規格に従い、IPオプション
のコピーフラグの値を1、オプションクラスの値を0、
オプション番号の値を20(未使用番号)、オプション
長を6にし、転送先IPアドレスとパッドによりオプシ
ョンフィールドを構成する。
【0018】このIPパケットの宛先IPアドレスは、
従来技術と同様にグローバルポートのIPアドレス(2
00.1.1.2)である。また、送信元ポートは10
00、宛先ポートは80であるとする。
従来技術と同様にグローバルポートのIPアドレス(2
00.1.1.2)である。また、送信元ポートは10
00、宛先ポートは80であるとする。
【0019】図9に本発明におけるアドレス変換装置1
01がグローバルポートでIPパケットを受信した時に
行う中継処理を示す。
01がグローバルポートでIPパケットを受信した時に
行う中継処理を示す。
【0020】アドレス変換装置101はグローバルポー
ト201でこのIPパケットを受信すると、そのパケッ
トのIPヘッダオプションフィールドを参照し、オプシ
ョン番号が20以外の場合は、従来技術で述べたアドレ
ス変換処理(図8)を行う。
ト201でこのIPパケットを受信すると、そのパケッ
トのIPヘッダオプションフィールドを参照し、オプシ
ョン番号が20以外の場合は、従来技術で述べたアドレ
ス変換処理(図8)を行う。
【0021】オプション番号の値が20である場合に
は、転送先IPアドレスを読み込み、IPパケットの宛
先IPアドレスを転送先IPアドレスに書き換える。さ
らに内部テーブルに、図7に示すエントリNo. 1を登録
(従来技術と同様に、図7の送信元IPアドレス、ポー
ト、宛先IPアドレス、ポートは、パソコン111〜1
13から見た、送信元及び宛先である)した後、ローカ
ルポート202からパケットを送信する。
は、転送先IPアドレスを読み込み、IPパケットの宛
先IPアドレスを転送先IPアドレスに書き換える。さ
らに内部テーブルに、図7に示すエントリNo. 1を登録
(従来技術と同様に、図7の送信元IPアドレス、ポー
ト、宛先IPアドレス、ポートは、パソコン111〜1
13から見た、送信元及び宛先である)した後、ローカ
ルポート202からパケットを送信する。
【0022】アドレス変換装置101は、ローカルポー
ト202でこのパケットに対する応答をパソコン111
から受信すると、従来技術と同様に送信元IPアドレス
をグローバルポート201のアドレスに書き換え、グロ
ーバルポート201からパケットを送信する。(既に内
部テーブルには、この送信元と宛先のエントリが登録さ
れているので、新規に登録しない)ホスト121がパソ
コン112とHTTPで通信を行う場合も同様に、ホス
ト121は図5のIPヘッダオプションフィールドの各
要素の値(コピーフラグ1、オプションクラス0、オプ
ション番号10、転送先IPアドレス192.1.1.
3及びパッド)を埋め込み、IPパケットを送信する。
アドレス変換装置101が同様に図9に示す中継を行う
ことにより、インターネット上の1つのホストがローカ
ルネットワーク上の複数のパソコンと同時に通信を行う
ことが可能となる。
ト202でこのパケットに対する応答をパソコン111
から受信すると、従来技術と同様に送信元IPアドレス
をグローバルポート201のアドレスに書き換え、グロ
ーバルポート201からパケットを送信する。(既に内
部テーブルには、この送信元と宛先のエントリが登録さ
れているので、新規に登録しない)ホスト121がパソ
コン112とHTTPで通信を行う場合も同様に、ホス
ト121は図5のIPヘッダオプションフィールドの各
要素の値(コピーフラグ1、オプションクラス0、オプ
ション番号10、転送先IPアドレス192.1.1.
3及びパッド)を埋め込み、IPパケットを送信する。
アドレス変換装置101が同様に図9に示す中継を行う
ことにより、インターネット上の1つのホストがローカ
ルネットワーク上の複数のパソコンと同時に通信を行う
ことが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明により、従来技術ではできなかっ
た、インターネット上のあるホストからローカルネット
ワーク上の複数のパソコンと同時に同じアプリケーショ
ンプログラムによる通信を行うことができるようにな
る。
た、インターネット上のあるホストからローカルネット
ワーク上の複数のパソコンと同時に同じアプリケーショ
ンプログラムによる通信を行うことができるようにな
る。
【図1】アドレス変換装置を用いたネットワーク構成図
【図2】アドレス変換装置のポート構成
【図3】アドレス変換装置の内部テーブル
【図4】IPヘッダのフォーマット
【図5】本発明で用いるIPヘッダオプションフィール
ドのフォーマット
ドのフォーマット
【図6】具体例の説明に用いるアドレス対応表
【図7】具体例の説明に用いるアドレス変換装置の内部
テーブル
テーブル
【図8】アドレス変換装置のアドレス書き換え処理の説
明図
明図
【図9】本発明で用いるアドレス変換装置のアドレス書
き換え処理の説明図
き換え処理の説明図
101 アドレス変換装置 111〜113 ローカルネットワーク上のパソコン 121〜122 インターネット上のホスト 201 アドレス変換装置のグローバルポート 202 アドレス変換装置のローカルポート
Claims (1)
- 【請求項1】ネットワークに接続する2つ以上のポート
を持ち、接続するネットワーク間でIPパケットを中継
することができ、中継の際にIPパケットのヘッダを参
照して宛先または送信元アドレスを書き換えることので
きるNAT(Network Address Translator、RFC16
31)機能を備えたアドレス変換装置において、グロー
バルポートからIPパケットを受信した場合に、そのパ
ケットのIPヘッダのオプションフィールドを参照し、
転送先IPアドレスを検出した場合には、そのIPアド
レスにパケットを中継する機能を備えたアドレス変換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000043512A JP2001230806A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | アドレス変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000043512A JP2001230806A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | アドレス変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230806A true JP2001230806A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18566419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000043512A Pending JP2001230806A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | アドレス変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001230806A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184807A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Alcatel | 端末システム、アクセスマルチプレクサ、およびネットワークを備えたシステム |
US8582574B2 (en) | 2005-08-24 | 2013-11-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Access device for preventing transmission of copyrighted content to external network and method for the same |
JP2014183323A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-29 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理システム、中継方法およびプログラム |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000043512A patent/JP2001230806A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184807A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Alcatel | 端末システム、アクセスマルチプレクサ、およびネットワークを備えたシステム |
JP4570451B2 (ja) * | 2003-12-16 | 2010-10-27 | アルカテル−ルーセント | 端末システム、アクセスマルチプレクサ、およびネットワークを備えたシステム |
US8582574B2 (en) | 2005-08-24 | 2013-11-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Access device for preventing transmission of copyrighted content to external network and method for the same |
JP2014183323A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-29 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理システム、中継方法およびプログラム |
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