JP2001230779A - Atm通信装置 - Google Patents
Atm通信装置Info
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- JP2001230779A JP2001230779A JP2000037061A JP2000037061A JP2001230779A JP 2001230779 A JP2001230779 A JP 2001230779A JP 2000037061 A JP2000037061 A JP 2000037061A JP 2000037061 A JP2000037061 A JP 2000037061A JP 2001230779 A JP2001230779 A JP 2001230779A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ATM通信装置において、テストセルおよび
トラフィックを生成して試験対象ポートに対する試験を
可能とする。 【解決手段】 データ端末ポートP1とATM回線ポー
トP2とを有し前記データ端末ポートと前記ATM回線
ポートとの間の搭載伝送路を介してセルを伝送するAT
M通信装置1において、対象ポートの構成情報に基づい
てテストセルを生成するテストセル生成手段141と、
前記テストセルをデータ端末ポートまたはATM回線ポ
ートを介して伝送路に送出する手段12と、前記伝送路
から戻ってきたテストセルを受信し正常に戻ってきてい
るか判定する判定手段146とを設けた。
トラフィックを生成して試験対象ポートに対する試験を
可能とする。 【解決手段】 データ端末ポートP1とATM回線ポー
トP2とを有し前記データ端末ポートと前記ATM回線
ポートとの間の搭載伝送路を介してセルを伝送するAT
M通信装置1において、対象ポートの構成情報に基づい
てテストセルを生成するテストセル生成手段141と、
前記テストセルをデータ端末ポートまたはATM回線ポ
ートを介して伝送路に送出する手段12と、前記伝送路
から戻ってきたテストセルを受信し正常に戻ってきてい
るか判定する判定手段146とを設けた。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、公衆ATM網およ
びATM回線、または私設ATM網およびATM回線を
介してATMセルによりデータ通信を行うATM通信装
置に関し、特に接続された伝送路または搭載伝送路のA
TM試験を行うことができるATM通信装置に関する。
びATM回線、または私設ATM網およびATM回線を
介してATMセルによりデータ通信を行うATM通信装
置に関し、特に接続された伝送路または搭載伝送路のA
TM試験を行うことができるATM通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM通信装置による導通試験は、CC
ITT勧告にも述べられているOAM(Operati
on Administration and Mai
ntenance)により行われる。OAMのループパ
ック機能を用いた方法は、測定点から任意の区間の試験
を行うことが可能であり、導通試験だけではなく故障区
間の特定にも用いることができる。また、OAMセルを
擬似的なユーザセルとして伝送路に送信する方法では、
受信セルのモニタにより導通試験が可能である。
ITT勧告にも述べられているOAM(Operati
on Administration and Mai
ntenance)により行われる。OAMのループパ
ック機能を用いた方法は、測定点から任意の区間の試験
を行うことが可能であり、導通試験だけではなく故障区
間の特定にも用いることができる。また、OAMセルを
擬似的なユーザセルとして伝送路に送信する方法では、
受信セルのモニタにより導通試験が可能である。
【0003】しかしながら、従来の技術では試験対象ポ
ートに対して正確にテストセルを生成し、正確なトラフ
ィックによって試験を行う試験方式は開示されていなか
った。
ートに対して正確にテストセルを生成し、正確なトラフ
ィックによって試験を行う試験方式は開示されていなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、テストセル
およびトラフィックを生成して試験対象ポートに対する
試験を可能とするATM通信装置を提供するものであ
り、また受信セルをモニタすることにより試験対象ポー
トとの導通試験を可能とするものである。
およびトラフィックを生成して試験対象ポートに対する
試験を可能とするATM通信装置を提供するものであ
り、また受信セルをモニタすることにより試験対象ポー
トとの導通試験を可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるATM通信
装置は、データ端末ポートとATM回線ポートとを有し
前記データ端末ポートと前記ATM回線ポートとの間の
搭載伝送路を介してセルを伝送する装置であり、対象ポ
ートの構成情報に基づいてテストセルを生成するテスト
セル生成手段と、前記テストセルをデータ端末ポートま
たはATM回線ポートを介して伝送路に送出する手段
と、前記伝送路から戻ってきたテストセルを受信し正常
に戻ってきているか判定する判定手段とを有している。
装置は、データ端末ポートとATM回線ポートとを有し
前記データ端末ポートと前記ATM回線ポートとの間の
搭載伝送路を介してセルを伝送する装置であり、対象ポ
ートの構成情報に基づいてテストセルを生成するテスト
セル生成手段と、前記テストセルをデータ端末ポートま
たはATM回線ポートを介して伝送路に送出する手段
と、前記伝送路から戻ってきたテストセルを受信し正常
に戻ってきているか判定する判定手段とを有している。
【0006】さらに、本発明のATM通信装置は、対象
ポートの構成情報を格納した構成情報記憶手段を有して
いる。
ポートの構成情報を格納した構成情報記憶手段を有して
いる。
【0007】また、本発明のATM通信装置は、データ
端末ポートとATM回線ポートとを有し前記データ端末
ポートと前記ATM回線ポートとの間の搭載伝送路を介
してセルを伝送する装置であり、対象ポートの構成情報
に基づいてテストセルを生成するテストセル生成手段
と、前記テストセルを前記搭載伝送路に送出する手段
と、前記搭載伝送路から戻ってきたテストセルを受信し
正常に戻ってきているか判定する判定手段とを含み、前
記搭載伝送路のセルフ導通試験を行うセルフ導通試験機
能を有している。
端末ポートとATM回線ポートとを有し前記データ端末
ポートと前記ATM回線ポートとの間の搭載伝送路を介
してセルを伝送する装置であり、対象ポートの構成情報
に基づいてテストセルを生成するテストセル生成手段
と、前記テストセルを前記搭載伝送路に送出する手段
と、前記搭載伝送路から戻ってきたテストセルを受信し
正常に戻ってきているか判定する判定手段とを含み、前
記搭載伝送路のセルフ導通試験を行うセルフ導通試験機
能を有している。
【0008】
【作用】本発明では、対象ポートの構成情報によりテス
トセルを生成し、その構成情報のスピード設定でテスト
セルを送出させることができる。また、受信セルをモニ
タしテストセル受信を確認することができ、導通試験が
可能である。
トセルを生成し、その構成情報のスピード設定でテスト
セルを送出させることができる。また、受信セルをモニ
タしテストセル受信を確認することができ、導通試験が
可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図2を用いて、本発明の一実施形
態の適用が想定されるATM通信ネットワークの構成を
説明する。
態の適用が想定されるATM通信ネットワークの構成を
説明する。
【0010】ATM通信ネットワークは、データ端末装
置(DTE)5A−1〜5A―4がDTEケーブル51
を介して接続されたATM通信装置1Aを、ATM回線
31、ATM網3、ATM回線31を介して、それぞれ
データ端末装置(DTE)5B−1〜5B−4が接続さ
れたATM通信装置1B−1〜1B−4に接続されて構
成される。ここで、データ通信は、データ端末装置5A
−1対データ端末装置5B−1,データ端末装置5A−
2対データ端末装置5B−2,データ端末装置5A−3
対データ端末装置5B−3,データ端末装置5A−4対
データ端末装置5B−4にて行われるものとする。
置(DTE)5A−1〜5A―4がDTEケーブル51
を介して接続されたATM通信装置1Aを、ATM回線
31、ATM網3、ATM回線31を介して、それぞれ
データ端末装置(DTE)5B−1〜5B−4が接続さ
れたATM通信装置1B−1〜1B−4に接続されて構
成される。ここで、データ通信は、データ端末装置5A
−1対データ端末装置5B−1,データ端末装置5A−
2対データ端末装置5B−2,データ端末装置5A−3
対データ端末装置5B−3,データ端末装置5A−4対
データ端末装置5B−4にて行われるものとする。
【0011】本発明にかかるATM通信装置1の構成を
図面を参照して説明する。図1は、本発明によるATM
通信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
図面を参照して説明する。図1は、本発明によるATM
通信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、ATM通信装置1は、デー
タ端末(DTE)制御部11と、テスト用選択回路12
と、ATM制御部13と、テスト回路14と、テスト制
御部15と、クロック生成(CE)回路16と、構成情
報レジスタ17とを有して構成されている。この例で
は、DTE制御部11とテスト用選択回路12は、それ
ぞれ4組設けられている。
タ端末(DTE)制御部11と、テスト用選択回路12
と、ATM制御部13と、テスト回路14と、テスト制
御部15と、クロック生成(CE)回路16と、構成情
報レジスタ17とを有して構成されている。この例で
は、DTE制御部11とテスト用選択回路12は、それ
ぞれ4組設けられている。
【0013】各DTE制御部11は、テスト用選択回路
12とデータ端末ポートP1に接続されており、DTE
の物理レイヤを制御する。データ端末ポートP1は、そ
れぞれ4台のDTEと接続できるように4個のデータ端
末ポートP1−1〜P1−4から構成されている。
12とデータ端末ポートP1に接続されており、DTE
の物理レイヤを制御する。データ端末ポートP1は、そ
れぞれ4台のDTEと接続できるように4個のデータ端
末ポートP1−1〜P1−4から構成されている。
【0014】テスト用選択回路12は、テストデータ送
出方向を設定するためのセレクタ121、122、12
3が設けられ、常時はDTE制御部11とATM制御部
13を接続し、テスト時にテスト回路14をDTE制御
部11およびATM制御部13に接続するように働く選
択回路である。セレクタ121は、ATM回線側からの
セルまたはテスト回路14からのテストセルのいずれか
を選択してDTE側に伝える。セレクタ122は、AT
M回線側からの受信テストセルまたはDTE側からの受
信テストセルのいずれかを選択してテスト回路14へ伝
える。セレクタ123は、DTE側からのセルまたはテ
スト回路14側からのテストセルのいずれかを選択して
ATM回線側に伝える。
出方向を設定するためのセレクタ121、122、12
3が設けられ、常時はDTE制御部11とATM制御部
13を接続し、テスト時にテスト回路14をDTE制御
部11およびATM制御部13に接続するように働く選
択回路である。セレクタ121は、ATM回線側からの
セルまたはテスト回路14からのテストセルのいずれか
を選択してDTE側に伝える。セレクタ122は、AT
M回線側からの受信テストセルまたはDTE側からの受
信テストセルのいずれかを選択してテスト回路14へ伝
える。セレクタ123は、DTE側からのセルまたはテ
スト回路14側からのテストセルのいずれかを選択して
ATM回線側に伝える。
【0015】ATM制御部13は、テスト用選択回路1
2とATM回線ポートP2に接続されており、ATMの
物理レイヤ,ATMレイヤ,AAL(ATM Adap
tation Layer)を制御する。ATM制御部
13は、それぞれ4本のATM回線31と接続されるよ
うに4個のATM回線ポートP2−1〜P2−4から構
成されている。
2とATM回線ポートP2に接続されており、ATMの
物理レイヤ,ATMレイヤ,AAL(ATM Adap
tation Layer)を制御する。ATM制御部
13は、それぞれ4本のATM回線31と接続されるよ
うに4個のATM回線ポートP2−1〜P2−4から構
成されている。
【0016】テスト回路14は、テストセルの送出およ
び受信セルのモニタを行う回路であり、テストセルデー
タを記憶するためのテストセル用RAM141と、テス
トセルを送出するためのパラレル−シリアル変換手段1
42と、テストセルを受信するためのシリアル−パラレ
ル変換手段143と、受信データをモニタしテストセル
の受信を判断するためのシフトレジスタ144と、テス
トセル受信を知らせるためのテストセル受信レジスタ1
45と、テスト用セルと受信セルを比較しエラーを計数
するセル比較手段146と、受信セルのエラーカウンタ
レジスタ147とを含んで構成されている。
び受信セルのモニタを行う回路であり、テストセルデー
タを記憶するためのテストセル用RAM141と、テス
トセルを送出するためのパラレル−シリアル変換手段1
42と、テストセルを受信するためのシリアル−パラレ
ル変換手段143と、受信データをモニタしテストセル
の受信を判断するためのシフトレジスタ144と、テス
トセル受信を知らせるためのテストセル受信レジスタ1
45と、テスト用セルと受信セルを比較しエラーを計数
するセル比較手段146と、受信セルのエラーカウンタ
レジスタ147とを含んで構成されている。
【0017】テスト制御部15は、テストセルの送出ポ
ートの切換を行うテスト用選択回路12と、テスト回路
14と、CE回路16とを制御する。
ートの切換を行うテスト用選択回路12と、テスト回路
14と、CE回路16とを制御する。
【0018】CE回路16は、対象ポートの構成情報に
基づいてテスト回路14にクロックを出力する回路であ
り、この例では8kHzと1.544MHzのクロック
を選択的に出力する。
基づいてテスト回路14にクロックを出力する回路であ
り、この例では8kHzと1.544MHzのクロック
を選択的に出力する。
【0019】本発明において、対象ポートとは、ATM
回線ポートにおいては、試験の対象となるATM回線が
接続されたATM回線ポートに設定される特定のバーチ
ャルチャネルを意味し、DTEポートにおいては、DT
Eに接続される物理的なポートを意味している。
回線ポートにおいては、試験の対象となるATM回線が
接続されたATM回線ポートに設定される特定のバーチ
ャルチャネルを意味し、DTEポートにおいては、DT
Eに接続される物理的なポートを意味している。
【0020】本発明における対象ポートの構成情報と
は、各ポート毎に設定される仮想パス識別子(VPI)
および仮想チャネル識別子(VCI)によって形成され
る情報であり、構成情報用RAM17に格納される。
は、各ポート毎に設定される仮想パス識別子(VPI)
および仮想チャネル識別子(VCI)によって形成され
る情報であり、構成情報用RAM17に格納される。
【0021】以下、本発明にかかるATM通信装置の動
作について説明する。ATM通信装置1は、ATM回線
ポートP2をATM網3のATM回線31に接続し、デ
ータ端末ポートP1−1〜P1−4をデータ端末(DT
E)5A−1〜5A−4に接続する。
作について説明する。ATM通信装置1は、ATM回線
ポートP2をATM網3のATM回線31に接続し、デ
ータ端末ポートP1−1〜P1−4をデータ端末(DT
E)5A−1〜5A−4に接続する。
【0022】ATM回線31は、ATM通信プロトコル
により仮想杓なパスに分割され、ATM回線上はこの仮
想パス(VP)単位で処理される。そして、53バイト
の固定長のセルと呼ばれるパケットにデータ端末ポート
P1からのデータを分割して搭載し、このセルのヘッダ
部に仮想パス(VP)の中のどの仮想チヤネル(VC)
を使用して相手にデータを送れば良いか識別するための
仮想パス識別子(VPI)と仮想チヤネル識別子(VC
I)を設定することにより、所定のATM回線31上に
送出される。
により仮想杓なパスに分割され、ATM回線上はこの仮
想パス(VP)単位で処理される。そして、53バイト
の固定長のセルと呼ばれるパケットにデータ端末ポート
P1からのデータを分割して搭載し、このセルのヘッダ
部に仮想パス(VP)の中のどの仮想チヤネル(VC)
を使用して相手にデータを送れば良いか識別するための
仮想パス識別子(VPI)と仮想チヤネル識別子(VC
I)を設定することにより、所定のATM回線31上に
送出される。
【0023】テストセルの生成およびテストセルの送出
処理について説明する。
処理について説明する。
【0024】先ず、テスト制御部15は、テストセルデ
ータ用RAM141に対しテストセルデータを格納する
とともに、テスト用選択回路12に対しテストセルの送
出ポートの切換えを行う。尚、テスト用選択回路12は
DTEポートP1対応に設けてある。
ータ用RAM141に対しテストセルデータを格納する
とともに、テスト用選択回路12に対しテストセルの送
出ポートの切換えを行う。尚、テスト用選択回路12は
DTEポートP1対応に設けてある。
【0025】テストセルデータは、構成情報レジスタ1
72に格納された対象ポートの構成情報を用いてセルヘ
ッダ部が設定され、ユーザ情報部に対してはテストセル
データ用RAM141から読み出されたテストパターン
データが設定される。
72に格納された対象ポートの構成情報を用いてセルヘ
ッダ部が設定され、ユーザ情報部に対してはテストセル
データ用RAM141から読み出されたテストパターン
データが設定される。
【0026】テスト用選択回路12は、実際にデータの
流れている回線上にてセレクタによりデータの流れる方
向を切り換える。通常、セレクタ121はATM回線側
からのセルをDTE側に伝えるように設定され、セレク
タ123はDTE側からのセルをATM回線側に伝える
ように設定される。
流れている回線上にてセレクタによりデータの流れる方
向を切り換える。通常、セレクタ121はATM回線側
からのセルをDTE側に伝えるように設定され、セレク
タ123はDTE側からのセルをATM回線側に伝える
ように設定される。
【0027】テストセルをATM回線側に送出する場
合、テスト用選択回路12−1に示すように、対象ポー
トの構成情報によって設定されたタイムスロットで、セ
レクタ123−1をテストセル送出側に、セレクタ12
2−1をATM回線側からのテストセル受信側に切り換
える。
合、テスト用選択回路12−1に示すように、対象ポー
トの構成情報によって設定されたタイムスロットで、セ
レクタ123−1をテストセル送出側に、セレクタ12
2−1をATM回線側からのテストセル受信側に切り換
える。
【0028】テストセルをDTE側に送出する場合、テ
スト用選択回路12−4に示すように、対象ポートの構
成情報によって設定されたタイムスロットで、セレクタ
121−4をテストセル送出側に、セレクタ122−4
をデータ端末側からのテストセル受信側に切り換える。
スト用選択回路12−4に示すように、対象ポートの構
成情報によって設定されたタイムスロットで、セレクタ
121−4をテストセル送出側に、セレクタ122−4
をデータ端末側からのテストセル受信側に切り換える。
【0029】CE(クロックイネーブル)回路13は、
対象ポートの構成情報に応じたタイムスロットでクロッ
クを出力する。テスト制御部15は、対象ポートの構成
情報に応じたタイムスロットで、テストセルの送出を起
動し、テストセル送出のタイミング(タイムスロット)
でセレクタ121または123をテストセル送信側に切
り換える。このことによって、テストセル(53バイト
構造)の繰り返しデータが所定のタイムスロットで対象
ポートに送出され、トラフィックを発生することができ
る。
対象ポートの構成情報に応じたタイムスロットでクロッ
クを出力する。テスト制御部15は、対象ポートの構成
情報に応じたタイムスロットで、テストセルの送出を起
動し、テストセル送出のタイミング(タイムスロット)
でセレクタ121または123をテストセル送信側に切
り換える。このことによって、テストセル(53バイト
構造)の繰り返しデータが所定のタイムスロットで対象
ポートに送出され、トラフィックを発生することができ
る。
【0030】次ぎに、テストセル受信判定処理について
説明する。上記のように、テストセルを所定のタイムス
ロットで繰り返し送出することによってトラフィックを
発生させた時に、同時にセル受信モニタを行う。テスト
セル送出時のセレクタの切り換えにより対象ポートに送
出されたセルは、対象ポートに設置された送出セルを折
り返すことが可能なループバックコネクタや、対象ポー
トに接続されたデータ端末や通信相手の通信装置のルー
プバック機能によってループバックされ、テスト用選択
回路12に流れて来た受信セルはテスト回路14に送ら
れ、CE回路16から該当するタイムスロットにのみ出
力されるクロックを用いて、テストセル受信レジスタ1
45においてモニタされ、セル比較回路146におい
て、受信セルのデータとテストセル用データを53バイ
ト中の16バイトのみをチェックして、エラーの発生の
有無を判定する。
説明する。上記のように、テストセルを所定のタイムス
ロットで繰り返し送出することによってトラフィックを
発生させた時に、同時にセル受信モニタを行う。テスト
セル送出時のセレクタの切り換えにより対象ポートに送
出されたセルは、対象ポートに設置された送出セルを折
り返すことが可能なループバックコネクタや、対象ポー
トに接続されたデータ端末や通信相手の通信装置のルー
プバック機能によってループバックされ、テスト用選択
回路12に流れて来た受信セルはテスト回路14に送ら
れ、CE回路16から該当するタイムスロットにのみ出
力されるクロックを用いて、テストセル受信レジスタ1
45においてモニタされ、セル比較回路146におい
て、受信セルのデータとテストセル用データを53バイ
ト中の16バイトのみをチェックして、エラーの発生の
有無を判定する。
【0031】1セル中の1ビットでもエラーを検出した
場合、エラーカウンタレジスタ147をカウントアップ
する。
場合、エラーカウンタレジスタ147をカウントアップ
する。
【0032】テストセル送出起動後、少なくとも1セル
を受信するとテストセル受信レジスタ145に反映され
る。受信したセルがテストセルであることは、受信した
セルのヘッダ部の5バイトによって検出する。
を受信するとテストセル受信レジスタ145に反映され
る。受信したセルがテストセルであることは、受信した
セルのヘッダ部の5バイトによって検出する。
【0033】以上の動作により、対象ポートの構成情報
のスピードにてテストセルのトラフィックを発生させ、
受信セルをモニタしテストセルが正常に戻ってきている
かを判定することができる。
のスピードにてテストセルのトラフィックを発生させ、
受信セルをモニタしテストセルが正常に戻ってきている
かを判定することができる。
【0034】例えば、図2に示すATM通信ネットワー
クにおいて、ATM通信装置1AとATM通信装置1B
−1との間の導通試験を行う場合、ATM通信装置1B
−1をATM側から送られてくるデータをループバック
できるよう外向ループ設定にし、ATM通信装置1Aか
らデータ端末側へ送られるデータをループバックできる
ようATM通信装置1AのDTEポートP1にループコ
ネクタを設置し、ATM通信装置1AからATM通信装
置1B−1またはDTEポートP1に対してテストセル
を送出し、ATM通信装置1B−1側またはDTEポー
トP1−1に設けたループバックコネクタから戻ってく
るテストセルを受信することにより確認できる。
クにおいて、ATM通信装置1AとATM通信装置1B
−1との間の導通試験を行う場合、ATM通信装置1B
−1をATM側から送られてくるデータをループバック
できるよう外向ループ設定にし、ATM通信装置1Aか
らデータ端末側へ送られるデータをループバックできる
ようATM通信装置1AのDTEポートP1にループコ
ネクタを設置し、ATM通信装置1AからATM通信装
置1B−1またはDTEポートP1に対してテストセル
を送出し、ATM通信装置1B−1側またはDTEポー
トP1−1に設けたループバックコネクタから戻ってく
るテストセルを受信することにより確認できる。
【0035】ループバックして戻ってきたテストセルを
受信した結果、エラーカウンタが“0”であれば、AT
M端末装置1Aのテスト用選択回路12とループバック
との間の導通は正常と判断される。また、エラーカウン
タが“1”以上であればループバックからテストセルが
戻ってきているが、セルデータが異常であり、構成情報
の設定誤り等が考えられる。テストセルを受信しなけれ
ば、正常に対向装置のループ設定がされていない等が考
えられる。
受信した結果、エラーカウンタが“0”であれば、AT
M端末装置1Aのテスト用選択回路12とループバック
との間の導通は正常と判断される。また、エラーカウン
タが“1”以上であればループバックからテストセルが
戻ってきているが、セルデータが異常であり、構成情報
の設定誤り等が考えられる。テストセルを受信しなけれ
ば、正常に対向装置のループ設定がされていない等が考
えられる。
【0036】以上のように、データ端末がデータ端末ポ
ートに接続されていなくても、ATM通信装置間の導通
試験が可能となり、また、ループバックを設定する個所
を順次変更して導通試験を行うことによって、伝送路の
故障箇所を特定する試験も可能となる。
ートに接続されていなくても、ATM通信装置間の導通
試験が可能となり、また、ループバックを設定する個所
を順次変更して導通試験を行うことによって、伝送路の
故障箇所を特定する試験も可能となる。
【0037】図3のフローチャートを用いて、搭載伝送
路のセルフ導通試験処理動作を説明する。
路のセルフ導通試験処理動作を説明する。
【0038】セルフ導通試験を実行するには、先ず、セ
ルフ導通試験を実行するテストポートを設定する(ステ
ップS1)。テストポートの設定は、テストセルデータ
用RAM141にテストセルデータを格納し、テスト用
選択回路12−1のセレクタの設定を変更して、テスト
セルの送出ポートの切り換えを行い、テストポートの回
線側に内向きループを設置することによって行われる。
ルフ導通試験を実行するテストポートを設定する(ステ
ップS1)。テストポートの設定は、テストセルデータ
用RAM141にテストセルデータを格納し、テスト用
選択回路12−1のセレクタの設定を変更して、テスト
セルの送出ポートの切り換えを行い、テストポートの回
線側に内向きループを設置することによって行われる。
【0039】次いで、1秒程度の時間待機してATM通
信装置1A内に残ったセル(データ)が消滅するのを待
つ(S2)。
信装置1A内に残ったセル(データ)が消滅するのを待
つ(S2)。
【0040】次に、対象ポートの構成情報を用いてヘッ
ダを構成したテストセルをテスト用選択回路12を介し
て対象ポートに宛て送出する(S3)。
ダを構成したテストセルをテスト用選択回路12を介し
て対象ポートに宛て送出する(S3)。
【0041】テストセル送出後、所定の時間待機した
[セルフ導通試験の場合1秒程度,データ伝送試験の場
合10秒程度](S4)後、セル比較手段146におい
て、テストセルを受信したか否かを判定する(S5)。
[セルフ導通試験の場合1秒程度,データ伝送試験の場
合10秒程度](S4)後、セル比較手段146におい
て、テストセルを受信したか否かを判定する(S5)。
【0042】テストセル受信が発生している場合には、
エラーカウンタ147の内容が“0”か否かを判定する
(S6)。エラーカウンタの内容が“0”であるときに
は、全テストポートのテストが終了したか否かを判定し
て(S8)、全テストポートの試験が終了したときには
試験処理を終了する(S10)。
エラーカウンタ147の内容が“0”か否かを判定する
(S6)。エラーカウンタの内容が“0”であるときに
は、全テストポートのテストが終了したか否かを判定し
て(S8)、全テストポートの試験が終了したときには
試験処理を終了する(S10)。
【0043】ステップS5においてテストセル受信が発
生していない場合、およびステップS6においてエラー
カウンタが“1”以上の場合には、各種エラーロギング
を採取する(S7)。その後、ステップS8で未テスト
ポートを判断する。
生していない場合、およびステップS6においてエラー
カウンタが“1”以上の場合には、各種エラーロギング
を採取する(S7)。その後、ステップS8で未テスト
ポートを判断する。
【0044】ステップS8で、次テストポートの設定を
行い(S9)、ステップS1に戻り次ぎのポートのテス
トを繰り返す。
行い(S9)、ステップS1に戻り次ぎのポートのテス
トを繰り返す。
【0045】以上のセルフ導通試験機能は、搭載伝送路
のセルフ導通試験処理動作を示すフローチャートのステ
ップS8を、全テストポートの試験が終了したか否かを
判定することに代えて、所定の時間が終了したか否かを
判定することに変更することにより、ポート数による条
件ではなく時間による条件でセルフ導通試験を終了させ
るようにすることも可能である。
のセルフ導通試験処理動作を示すフローチャートのステ
ップS8を、全テストポートの試験が終了したか否かを
判定することに代えて、所定の時間が終了したか否かを
判定することに変更することにより、ポート数による条
件ではなく時間による条件でセルフ導通試験を終了させ
るようにすることも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のATM通
信装置では対象ポートの構成情報によりテストセルを生
成し、その構成情報のスピード設定でテストセルを送出
させることができる。また、受信セルをモニタしテスト
セル受信を判断することができ導通試験ができるという
利点がある。
信装置では対象ポートの構成情報によりテストセルを生
成し、その構成情報のスピード設定でテストセルを送出
させることができる。また、受信セルをモニタしテスト
セル受信を判断することができ導通試験ができるという
利点がある。
【図1】本発明の実施例によるATM通信装置の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態の適用が想定されるATM
通信ネットワークの構成図。
通信ネットワークの構成図。
【図3】本発明の搭載伝送賂のセルフ導通試験処理動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 ATM通信装置 11 DTE制御部 12 テスト用選択回路 121、122、123 セレクタ 13 ATM制御部 14 テスト回路 141 テストセルデータ用RAM 142 パラレル−シリアル変換手段 143 シリアル−パラレル変換手段 144 シフトレジスタ 145 テストセル受信レジスタ 146 セル比較手段 147 エラーカウンタレジスタ 15 テスト制御部 16 CE回路 17 構成情報レジスタ P1 データ端末ポート P2 ATM回線ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 信仁 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 増田 博昭 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 湯峯 康次 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 Fターム(参考) 5K030 GA14 HA10 HB14 HB29 HC01 JA03 JA06 JA10 KA05 KA15 LE06 MC02 5K035 AA07 BB03 DD03 GG02 GG06 HH09 JJ04 MM03
Claims (3)
- 【請求項1】 データ端末ポートとATM回線ポートと
を有し前記データ端末ポートと前記ATM回線ポートと
の間の搭載伝送路を介してセルを伝送するATM通信装
置において、対象ポートの構成情報に基づいてテストセ
ルを生成するテストセル生成手段と、前記テストセルを
データ端末ポートまたはATM回線ポートを介して伝送
路に送出する手段と、前記伝送路から戻ってきたテスト
セルを受信し正常に戻ってきているか判定する判定手段
とを含むことを特徴とするATM通信装置。 - 【請求項2】 対象ポートの構成情報を格納した構成情
報記憶手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
ATM通信装置。 - 【請求項3】 データ端末ポートとATM回線ポートと
を有し前記データ端末ポートと前記ATM回線ポートと
の間の搭載伝送路を介してセルを伝送するATM通信装
置において、対象ポートの構成情報に基づいてテストセ
ルを生成するテストセル生成手段と、前記テストセルを
前記搭載伝送路に送出する手段と、前記搭載伝送路から
戻ってきたテストセルを受信し正常に戻ってきているか
判定する判定手段とを含み、前記搭載伝送路のセルフ導
通試験を行うセルフ導通試験機能を有することを特徴と
するATM通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037061A JP2001230779A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | Atm通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037061A JP2001230779A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | Atm通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230779A true JP2001230779A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18561001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000037061A Pending JP2001230779A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | Atm通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001230779A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013539644A (ja) * | 2010-09-10 | 2013-10-24 | アルカテル−ルーセント | ネットワーク内の性能特性を測定するための相互接続された装置の動的構成 |
-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000037061A patent/JP2001230779A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013539644A (ja) * | 2010-09-10 | 2013-10-24 | アルカテル−ルーセント | ネットワーク内の性能特性を測定するための相互接続された装置の動的構成 |
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