JP2001230628A - 基地局アンテナ装置 - Google Patents

基地局アンテナ装置

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JP2001230628A
JP2001230628A JP2000040758A JP2000040758A JP2001230628A JP 2001230628 A JP2001230628 A JP 2001230628A JP 2000040758 A JP2000040758 A JP 2000040758A JP 2000040758 A JP2000040758 A JP 2000040758A JP 2001230628 A JP2001230628 A JP 2001230628A
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antenna device
antenna
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base station
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JP2000040758A
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English (en)
Inventor
Yuki Sugimoto
由紀 杉本
Yoshio Ebine
佳雄 恵比根
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風力荷重を低減し、かつダイバーシチ効果を
減少することなく、ビルディングに取付可能とする。 【解決手段】 直方体状ビルディング19の4つのコー
ナの上部の直角な側面に、それぞれ第1アンテナ装置3
1と第2アンテナ装置32が取付けられ、第1アンテナ
装置31は、水平面内指向性の主ビーム幅が60°の2
つのアンテナ33,34が、その2つの主ビーム方向の
狭角が60°となるように、同一高さで接近して取付け
られ、第2アンテナ装置32は水平面内指向性の主ビー
ム幅が60°のアンテナ38がその主ビーム方向が第1
アンテナ装置31の主ビーム方向と直角に設けられ、6
0°セクタ無線ゾーンA〜Fが主ビーム(42a,42
a′),(35b,35b′),…(36f,36
f′)によりカバーされ、各ダッシュ「′」が付けられ
た主ビームは送受信用、付けられないものは受信用であ
り、ダイバーシチ作用が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動通信における
基地局に設置され、水平面内ビーム幅が60°の6セク
タ無線ゾーン構成に適用される基地局アンテナ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】セルラ移動通信方式における無線ゾーン
構成では、周波数の有効利用を計るため、指向性アンテ
ナにより水平面内を角度的に分割して電波を送受信し、
複数ゾーンを形成するセクタゾーン構成がある。6セク
タ無線ゾーン構成の場合は、アンテナの水平面指向特性
の主ビームの半値幅は60°(以下このアンテナを60
°ビームアンテナと記す)となり、一つの基地局ではこ
のアンテナを6基搭載することになる。さらに通信品質
を改善するため、スペースダイバーシチ方式が採用され
ると、一つの基地局で12基のアンテナを搭載すること
になる。
【0003】従来のこの種の基地局アンテナ装置を図2
に示す。同図は鉄塔などに設置された場合で、6本の支
柱11が等角度、つまり60°間隔で配置され、これら
各支柱11にそれぞれ送受信アンテナ12と受信アンテ
ナ13とが取付けられ各送受信アンテナ12、受信アン
テナ13はそれぞれ円筒レドーム14,15で覆われて
いる。各送受信アンテナ12及び各受信アンテナ13は
それぞれ60°ビームアンテナであり、各支柱11ごと
の送受信アンテナ12と受信アンテナ13の水平面内に
おける主ビームの方向の狭角が60°であり、これら狭
角の2等分線16は1点で交差し、隣接2等分線16間
は60度のセクタ無線ゾーンを構成する。つまり2等分
線16を境界とした6つのセクタ無線ゾーンA〜Fが構
成される。
【0004】無線ゾーンAの2本の境界線16の内側の
送受信アンテナ12のビーム方向17aと受信アンテナ
13のビーム方向18aは無線ゾーンAの方向に向けら
れている。無線ゾーンBの2本の境界線16の内側の送
受信アンテナ12のビーム方向17bと受信アンテナ1
3のビーム方向18bは無線ゾーンBの方向に向けられ
ている。以下同様に各無線ゾーンC〜Fの送受信アンテ
ナ12のビーム方向17c〜17f、受信アンテナ13
のビーム方向18c〜18fはそれぞれ、対応する無線
ゾーンC〜Fへ向けられている。このようにして例えば
無線ゾーンA内の移動局からの電波を、ビーム方向17
aの送受信アンテナ12とビーム方向18aの受信アン
テナ13とによりダイバーシチ受信を行うことができ
る。
【0005】このように1つの基地局で合計12本のア
ンテナを必要とし、隣接ゾーン同士をカバーする送受信
アンテナ12と受信アンテナ13を1つの支柱11に支
持させていた。図3Aに示すようにビルディング19に
その屋上より支柱11を突出して取付け、これら支柱1
1に送受信アンテナ12と受信アンテナ13を取付ける
こともある。この場合、アンテナの受風面積が大きく、
取付けに十分な強度をもたす必要があり、また見た目に
も威圧感があった。一方図4に図2と対応する部分に同
一符号を付けて示すように、各隣接ゾーンをカバーする
送受信アンテナ12及び受信アンテナ13を1つのレド
ーム21で覆うこともある。1つのレドーム21を用い
ビルディング19の屋上に取付けた例を図3Bに示す。
【0006】よりよいダイバーシチ効果を得るために
は、送受信アンテナ12(例えばビーム方向17a)と
受信アンテナ13(ビーム方向18a)とは一般に10
波長以上離す必要がある。1つの支柱11で支えられる
アンテナ12,13がそれぞれ隣接ゾーンをカバーして
いた従来の基地局アンテナ装置では、ダイバーシチ作用
を得るためのもう1つのアンテナが次の隣り合う支柱で
支えられているため、ビルディングの屋上などに設置す
る場合、各支柱11を離して設置する必要があり、設置
空間に制限があった。図3に示すように従来では直方体
状のビルディング19のコーナにアンテナを設置できな
かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】基地局数が大幅に増
え、専用鉄塔などでは対処できず、近年はビルディング
の屋上などに基地局アンテナ装置を設置している。この
発明の目的は直方体状ビルディングの屋上などに設置し
て、スペースダイバーシチ効果を低減させず、風力荷重
が少ない基地局アンテナ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば水平面
内指向性の主ビーム幅がほぼ60°のアンテナ2基が、
その両主ビーム方向のなす狭角がほぼ60°となるよう
に、ほぼ同一高さで近接して配されて1つのレドームに
覆われた第1のアンテナ装置と、水平面内指向性の主ビ
ーム幅がほぼ60°のアンテナがレドームで覆われた第
2のアンテナ装置とを備え、第1のアンテナ装置の2つ
の主ビーム方向の狭角をほぼ2等分する方向と、第2の
アンテナ装置の主ビーム方向とが互いにほぼ直角になる
ように第1のアンテナ装置と第2のアンテナ装置とが比
較的接近して設けられる。
【0009】このような第1のアンテナ装置及び第2の
アンテナ装置の組が、水平面内でほぼ方形の各コーナ部
に設けられ、上記方形の1辺の両端部に第2のアンテナ
装置が位置し、かつその主ビーム方向はその辺とほぼ直
角に方形に対し外側に向けられ、方形の前記1辺と反対
の1辺の両端部に第2のアンテナ装置が位置し、その各
主ビーム方向がその辺とほぼ直角に方形に対し外側に向
けられている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示す。
この例は基地局アンテナ装置が直方体ビルディング19
に設置された場合である。ビルディング19の屋上付近
の4つのコーナの側壁に第1のアンテナ装置31と第2
のアンテナ装置32とがそれぞれ取付けられる。上面か
らみてビルディング19がなす方形の対向する二つの辺
の各両端部に第1のアンテナ装置31がそれぞれ取付け
られ、他の対向する二つの辺の各両端部に第2のアンテ
ナ装置32がそれぞれ取付けられる。
【0011】各第1のアンテナ装置31は水平面内指向
性の主ビーム幅がほぼ60°のアンテナ33,34が、
その主ビーム方向、例えば35b,36cのなす狭角が
ほぼ60°となるように、ほぼ同一高さで近接して配さ
れ、レドーム37で覆われて構成されている。第2のア
ンテナ装置32は水平面内指向性の主ビーム幅がほぼ6
0°のアンテナ38がレドーム39で覆われて構成され
ている。ビルディング19の同一コーナにおける第1の
アンテナ装置31の二つの主ビーム方向、例えば35b
と36cの2等分線41と第2のアンテナ装置32の主
ビーム方向42a′とは互いにほぼ直角になるように第
1のアンテナ装置31と第2のアンテナ装置32とが配
置されている。
【0012】いま図1Aに示すように、図において右上
のコーナの第1のアンテナ装置31の2つの主ビーム方
向を35b,36c、第2のアンテナ装置32の主ビー
ム方向を42a′、右下のコーナの第1のアンテナ装置
31の2つの主ビーム方向を35b′,36c′、第2
のアンテナ装置32の主ビーム方向を42d、左上のコ
ーナの第1のアンテナ装置31の2つの主ビーム方向を
35e′,36f′、第2のアンテナ装置32の主ビー
ム方向を42a、左下のコーナの第1のアンテナ装置3
1の2つの主ビーム方向を35c,36f、第2のアン
テナ装置32の主ビーム方向を42a′とし、各ダッシ
ュ「′」を付けた方向に主ビームを向けるアンテナを送
受信アンテナとし、ダッシュが付いていない方向は主ビ
ームを向けるアンテナを受信アンテナとする。
【0013】この時、図1Aの方形の中心を中心として
水平面内で60°づつに等分割し、その分割線が、第1
のアンテナ装置31が取付けられた辺を2等分するよう
にされた、6つのセクタ無線ゾーンA〜Fについてみる
と、無線ゾーンA方向に主ビーム方向42a,42a′
が向き、無線ゾーンB方向に主ビーム方向35b,35
b′が向き、以下同様に無線ゾーンC〜Fの各方向に主
ビーム方向(36c,36c′),(42d,42
d′),(35e,35e′),(36f,36f′)
がそれぞれ向いた状態になる。
【0014】つまり各無線ゾーンは送受信アンテナと受
信アンテナとによりそれぞれカバーされ、ダイバーシチ
受信がなされる。各コーナに互いに直角に配置された第
1のアンテナ装置31と第2のアンテナ装置32の各主
ビーム方向は互いに向きが大きく異なっているため、同
一ビーム干渉を起すおそれはない。また、4つのコーナ
が十分離れていれば、ダイバーシチ効果も十分得られ
る。第1のアンテナ装置31、第2アンテナ装置32の
各レドーム37,39は図示例では直方体状としたが、
例えば半円筒状としてもよい。つまりアンテナ31,3
2又は38が収納されたレドーム37,39はそのビル
ディングなどへの取付け面が平面状であればよく、その
平面状の取付け面によりレドーム37,39をビルディ
ングなどへ取付ける。レドーム37,39は例えばくの
字形の留め具を使い、ビルディング19の壁面にビス留
めすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
2つの60°ビームを放射する第1のアンテナ装置4基
と、1つの60°ビームを放射する第2のアンテナ装置
4基を、例えば直方体状ビルディングの4つのコーナの
上部側面に、それぞれ互いに直角に取付けることがで
き、ダイバーシチ効果を低減させず風力荷重を低減させ
ることができる。またビルディングの屋上やビルディン
グ上の看板などに取付けることもできる。しかも従来よ
りも威圧感が少ないという付加的効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の実施例を示す平面図、Bはその
斜視図である。
【図2】従来の基地局アンテナ装置を示す平面図。
【図3】従来の基地局アンテナ装置をビルディングの屋
上に設置した状態を示す斜視図。
【図4】従来の基地局アンテナ装置の他の例を示す平面
図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面内指向性の主ビーム幅がほぼ60
    °であるアンテナ2基が、その両主ビーム方向のなす狭
    角がほぼ60°となるように、ほぼ同一高さで近接して
    配されて1つの(直方体)レドームで覆われた第1のア
    ンテナ装置と、 水平面内指向性の主ビーム幅がほぼ60°であるアンテ
    ナを(直方体)レドームで覆われた第2のアンテナ装置
    とを備え、 上記第1のアンテナ装置の2つの主ビーム方向の狭角を
    ほぼ2等分する方向と、第2のアンテナ装置の主ビーム
    方向とが互いにほぼ直角になるように上記第1のアンテ
    ナ装置と上記第2のアンテナ装置に配置されることを特
    徴とする基地局アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 上記第1のアンテナ装置と上記第2のアンテナ装置の組
    が、ほぼ方形の4つのコーナ部に配置され、上記方形の
    一辺の両端に各第2のアンテナ装置が位置し、その各主
    ビームの方向がほぼ同一方向とされて、上記方形の上記
    一辺と反対側の辺の両端に各第2のアンテナ装置が一位
    置、その各主ビームの方向が上記同一方向と反対方向と
    されていることを特徴とする基地局アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 主ビーム方向が同一方向の2つのアンテナの一方は受信
    アンテナであり、他方は送受信アンテナであり、ダイバ
    ーシチアンテナが構成されていることを特徴とする基地
    局アンテナ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004056773A (ja) * 2002-05-27 2004-02-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 複合アンテナ装置
WO2004107500A1 (ja) * 2003-05-27 2004-12-09 The Furukawa Electric Co., Ltd. 複合アンテナ装置

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