JP2001229379A - データ照合装置及びデータ照合方法 - Google Patents
データ照合装置及びデータ照合方法Info
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Abstract
て、データAとデータBの一致を判定するが、データA
とデータBを直接照合することが困難な環境化では、デ
ータAとデータBの一致を判定することができない課題
があった。 【解決手段】 データ照合部13が出力する照合度a1
〜am とデータ照合部14が出力する照合度b1 〜bm
との相関係数Cを算出し、その相関係数Cに基づいてデ
ータAとデータBの一致を判定する。
Description
照合するデータ照合装置及びデータ照合方法に関するも
のである。
公報に示された従来のデータ照合装置を示す構成図であ
り、図において、1はデータAとデータBの照合度を算
出し、データAとデータBの一致を判定する照合部であ
る。
の一致を判定する場合、図6に示すように、照合部1が
照合対象であるデータAとデータBを入力する。照合部
1は、データAとデータBを入力すると、データAとデ
ータBの照合度を算出し、その照合度が予め設定された
閾値より大きい場合、データAとデータBが一致してい
ると判定し、その照合度が閾値より大きくない場合、デ
ータAとデータBが一致していないと判定する。
合対象であるデータAとデータBを照合部1に直接入力
せずに、特徴データ抽出部2,3に入力し、特徴データ
抽出部2,3により抽出されたデータAの特徴データと
データBの特徴データを照合部1に入力するデータ照合
装置も存在する。
に、照合対象であるデータAについては、データの照合
時にデータ入力部4から入力するが、データBについて
は、予め登録データ記憶部5に登録し、データの照合時
に登録データ記憶部5から読み出すデータ照合装置も存
在する。ただし、照合対象であるデータBを登録データ
記憶部5に予め登録する場合、データBのデータサイズ
が大きくなると、登録データ記憶部5の記憶容量が膨大
になる課題がある。
は以上のように構成されているので、照合部1がデータ
AとデータBを直接照合して、データAとデータBの一
致を判定するが、データAとデータBを直接照合するこ
とが困難な環境下では(例えば、通信容量等の制限によ
りデータAとデータBを1箇所に集められない場合や、
セキュリティの都合によりデータAとデータBを1箇所
に集められない場合)、データAとデータBの一致を判
定することができない課題があった。
めになされたもので、2つのデータを直接照合すること
なく、2つのデータの一致を判定することができるデー
タ照合装置及びデータ照合方法を得ることを目的とす
る。
合装置は、第1の照合手段が出力する照合度と第2の照
合手段が出力する照合度との相関係数を算出し、その相
関係数に基づいて2つの照合データの一致を判定する判
定手段を設けたものである。
は第2の照合手段が出力する照合度を予め登録する登録
手段を設けたものである。
び第2の照合手段が出力する照合度に重みを付加して相
関係数を算出する判定手段を設けたものである。
段をICカードに実装するようにしたものである。
照合データの照合度と他方の照合データの照合度との相
関係数を算出し、その相関係数に基づいて2つの照合デ
ータの一致を判定するようにしたものである。
照合データの照合度、または、他方の照合データの照合
度を予め登録するようにしたものである。
データの照合度に重みを付加して相関係数を算出するよ
うにしたものである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータ照合装置を示す構成図であり、図において、11は
n個の参照用データR1〜Rnを記憶するデータ記憶
部、12はデータ記憶部11に記憶されているn個の参
照用データR1〜Rnから参照データS1〜Smとして
m個取り出す参照データ設定部である。
タS1〜Smを照合して、参照データS1〜Smに対す
るデータAの照合度a1 〜am を出力するデータ照合部
(第1の照合手段)、14は照合対象であるデータBと
参照データS1〜Smを照合して、参照データS1〜S
mに対するデータBの照合度b1 〜bm を出力するデー
タ照合部(第2の照合手段)、15はデータ照合部13
が出力する照合度a1〜am とデータ照合部14が出力
する照合度b1 〜bm との相関係数Cを算出し、その相
関係数Cに基づいてデータAとデータBの一致を判定す
る照合度相関部(判定手段)である。なお、図3はこの
発明の実施の形態1によるデータ照合方法を示すフロー
チャートである。
ータBの照合を行う場合、参照データ設定部12は、m
個の参照データS1〜Smをデータ照合部13,14に
与えるため、データ記憶部11に記憶されているn個の
参照用データR1〜Rnから参照データS1〜Smとし
てm個取り出す処理を実施する(ステップST1)。た
だし、m≦nを満たすものとする。
タS1〜Smを入力すると、データAと参照データS1
〜Smを照合して、参照データS1〜Smに対するデー
タAの照合度a1 〜am を出力し、データ照合部14
は、データBと参照データS1〜Smを入力すると、デ
ータBと参照データS1〜Smを照合して、参照データ
S1〜Smに対するデータBの照合度b1 〜bm を出力
する(ステップST2)。なお、照合度a1 〜am 及び
照合度b1 〜bm は、完全に不一致の場合は“0”、完
全に一致する場合は“100”とし、照合度の求め方は
図6や図7の従来のデータ照合装置における照合部1と
同様であるため説明を省略する。
て、データ照合の概念を具体的に図示したものである。
データAとデータBが全く同一のデータである場合、照
合度セットAの各要素(参照データS1〜Smに対する
データAの照合度a1 〜am )と、照合度セットBの各
要素(参照データS1〜Smに対するデータBの照合度
b1 〜bm )は全く等しい内容となるが、データAとデ
ータBが時間的に異なるタイミングで取得された指紋画
像のように微妙に異なる場合、データAとデータBは類
似しているが完全には一致しない。したがって、照合度
セットAと照合度セットBも完全には一致しない。しか
し、データAとデータBが本来同じ要素から得られたデ
ータである場合は、照合度セットAと照合度セットBの
間に強い相関が見られる。
照合度セットAを出力し、データ照合部14が照合度セ
ットBを出力すると、下記に示すように、照合度セット
Aの成分ai と照合度セットBの成分bi との相関係数
Cを算出する(ステップST3)。
数Cと予め設定された閾値を比較し、その相関係数Cが
閾値より大きい場合(一致する場合を含む)、データA
とデータBが一致していると判定し、その相関係数Cが
閾値より小さい場合、データAとデータBが一致してい
ないと判定する(ステップST4〜ST6)。
によれば、データ照合部13が出力する照合度a1 〜a
m とデータ照合部14が出力する照合度b1 〜bm との
相関係数Cを算出し、その相関係数Cに基づいてデータ
AとデータBの一致を判定するように構成したので、デ
ータAとデータBを直接照合することなく、データAと
データBの一致を判定することができる。したがって、
データAとデータBを1箇所に集める必要がないため、
データAとデータBのデータサイズが大きくて、伝送す
ることが困難な場合などでも、データの照合を行うこと
ができる。
類として指紋画像を例にとって説明したが、2つのデー
タ間の照合度を算出してデータ照合を行う場合には、ど
のようなデータに対しても、本発明の手法を適用できる
ことは言うまでもない。また、この実施の形態1では、
式(1)を用いて相関係数Cを演算するものについて示
したが、これに限るものではなく、2つの照合度セット
の相関関係が求められれば、いかなる形の演算式であっ
てもよいことは言うまでもない。
態2によるデータ照合装置を示す構成図であり、図にお
いて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので
説明を省略する。16はデータ照合部14が出力する照
合度セットBを予め登録する登録部(登録手段)であ
る。
態1では、データAとデータBの照合を行う際、データ
Aをデータ照合部13に入力し、データBをデータ照合
部14に入力するものについて示したが、データBにつ
いては、予めデータの照合処理を行う前に、データ照合
部14に入力して、データ照合部14が出力する照合度
セットBを登録部16に登録し、データAとデータBの
照合を行う際、登録部16から照合度セットBを読み出
すようにしてもよい。
ータAの照合を行う場合、データBの内容を変更しない
限り、データBと参照データS1〜Smの照合処理を削
除することができる結果、照合処理の負荷を軽減するこ
とができる。なお、図8の登録データ記憶部5のよう
に、データB(指紋データ)自体を登録するのではな
く、データサイズが小さい照合度セットBを登録するに
過ぎないので、登録部16の記憶容量は小さなものでよ
い。
は、式(1)を用いて相関係数Cを算出するものについ
て示したが、下記に示すように、データ照合部13,1
4が出力する照合度a 1 〜am ,b1 〜bm に重みw1
〜wm を付加して相関係数Cを算出するようにしてもよ
い。
合において、例えば、重みwi が“0”もしくは“1”
の2値を取り得るとすると、m個の参照データS1〜S
mの中から、重みwi が“1”である参照データだけを
選択して、データ照合部13,14に入力することと等
価となる。したがって、重みwi を最適に設定すれば、
照合精度の低下を招くことなく、参照データの個数を減
らして、照合処理の負荷を軽減することができる。換言
すると、参照データの個数を増やすことなく、照合精度
を高めることができる。なお、この実施の形態3では、
重みwi を“0”もしくは“1”の2値としているが、
“0”から“1”の間の連続値であってもよいことは言
うまでもない。
ータの照合時にデータAをデータ照合部13に入力し
て、データBをデータ照合部14に入力するものについ
て示したが、この実施の形態4では上記実施の形態2と
同様に、図5に示すようにデータAについては、データ
の照合時にデータ照合部13に入力して参照データS1
〜Smと照合するが、データBについては、予めデータ
の照合処理を実施する前にデータ照合部14に入力して
参照データS1〜Smと照合し、データ照合部14が出
力する照合度セットBを登録部16に登録するようにす
る。ただし、この実施の形態4では、登録部16と照合
度相関部15をICカード17に実装するようにする。
データの照合時に、データBと参照データS1〜Smを
照合する処理を実施する必要がなくなる結果、照合処理
の負荷を軽減することができる。また、秘密データの読
み出しが一般的に困難なICカード17に、データ照合
部14が出力する照合度セットBが記憶されるため、機
密性の高いデータ照合装置を提供することができる効果
を奏する。
部15をICカード17に実装するものについて示した
が、これに限定するものではなく、照合度相関部15を
携帯電話やコンピュータなどに実装するようにしてもよ
い。
の照合手段が出力する照合度と第2の照合手段が出力す
る照合度との相関係数を算出し、その相関係数に基づい
て2つの照合データの一致を判定する判定手段を設ける
ように構成したので、2つの照合データを直接照合する
ことなく、2つの照合データの一致を判定することがで
きる効果がある。
段が出力する照合度を予め登録する登録手段を設けるよ
うに構成したので、メモリ容量の増大を招くことなく、
照合処理の負荷を軽減することができる効果がある。
段が出力する照合度に重みを付加して相関係数を算出す
る判定手段を設けるように構成したので、照合精度の低
下を招くことなく、参照データの個数を減らして、照合
処理の負荷を軽減することができる効果がある。換言す
ると、参照データの個数を増やすことなく、照合精度を
高めることができる効果がある。
に実装するように構成したので、機密性の高いデータ照
合装置を提供することができる効果がある。
合度と他方の照合データの照合度との相関係数を算出
し、その相関係数に基づいて2つの照合データの一致を
判定するように構成したので、2つの照合データを直接
照合することなく、2つの照合データの一致を判定する
ことができる効果がある。
合度、または、他方の照合データの照合度を予め登録す
るように構成したので、メモリ容量の増大を招くことな
く、照合処理の負荷を軽減することができる効果があ
る。
に重みを付加して相関係数を算出するように構成したの
で、照合精度の低下を招くことなく、参照データの個数
を減らして、照合処理の負荷を軽減することができる効
果がある。換言すると、参照データの個数を増やすこと
なく、照合精度を高めることができる効果がある。
置を示す構成図である。
る。
法を示すフローチャートである。
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
データ照合部(第1の照合手段)、14 データ照合部
(第2の照合手段)、15 照合度相関部(判定手
段)、16 登録部(登録手段)、17 ICカード。
Claims (7)
- 【請求項1】 一方の照合データと複数の参照データを
照合して、各参照データに対する一方の照合データの照
合度をそれぞれ出力する第1の照合手段と、他方の照合
データと上記複数の参照データを照合して、各参照デー
タに対する他方の照合データの照合度をそれぞれ出力す
る第2の照合手段と、上記第1の照合手段が出力する照
合度と上記第2の照合手段が出力する照合度との相関係
数を算出し、その相関係数に基づいて2つの照合データ
の一致を判定する判定手段とを備えたデータ照合装置。 - 【請求項2】 第1又は第2の照合手段が出力する照合
度を予め登録する登録手段を設けたことを特徴とする請
求項1記載のデータ照合装置。 - 【請求項3】 判定手段は、第1及び第2の照合手段が
出力する照合度に重みを付加して相関係数を算出するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ照
合装置。 - 【請求項4】 登録手段をICカードに実装することを
特徴とする請求項2記載のデータ照合装置。 - 【請求項5】 一方の照合データと複数の参照データを
照合して、各参照データに対する一方の照合データの照
合度をそれぞれ出力する一方、他方の照合データと上記
複数の参照データを照合して、各参照データに対する他
方の照合データの照合度をそれぞれ出力し、一方の照合
データの照合度と他方の照合データの照合度との相関係
数を算出し、その相関係数に基づいて2つの照合データ
の一致を判定するデータ照合方法。 - 【請求項6】 一方の照合データの照合度、または、他
方の照合データの照合度を予め登録することを特徴とす
る請求項5記載のデータ照合方法。 - 【請求項7】 各照合データの照合度に重みを付加して
相関係数を算出することを特徴とする請求項5または請
求項6記載のデータ照合方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000035763A JP3833430B2 (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | データ照合装置及びデータ照合方法 |
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Publications (2)
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---|---|
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007534231A (ja) * | 2004-03-18 | 2007-11-22 | モトローラ・インコーポレイテッド | 非同期通信システム内の衝突を低減させる方法及びシステム |
WO2011030675A1 (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-17 | 日本電気株式会社 | 生体認証システム、方法およびプログラム |
JP2012048624A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Toshiba Corp | 学習装置、方法及びプログラム |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000035763A patent/JP3833430B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US9058748B2 (en) | 2010-08-30 | 2015-06-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Classifying training method and apparatus using training samples selected at random and categories |
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