JP2001227674A - ディスクバルブ機構 - Google Patents

ディスクバルブ機構

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JP2001227674A
JP2001227674A JP2000034480A JP2000034480A JP2001227674A JP 2001227674 A JP2001227674 A JP 2001227674A JP 2000034480 A JP2000034480 A JP 2000034480A JP 2000034480 A JP2000034480 A JP 2000034480A JP 2001227674 A JP2001227674 A JP 2001227674A
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disk
synthetic resin
sliding
valve mechanism
thin film
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JP2000034480A
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Osamu Tsutsui
修 筒井
Takao Ikenaga
隆夫 池永
Ryuzo Fukuda
隆三 福田
Hiroshi Oshima
浩 大島
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摺接面の機械的強度を高くし、且つ加工が容
易で量産加工が可能なディスクバルブ機構を提供するこ
と。 【解決手段】 板状体からなる2枚のディスクを摺接さ
せて流路の開通、遮断を行うようにしたディスクバルブ
機構において、ディスクを、予めTiC、TiN、ある
いはDLCなどの低摺動薄膜をドライコーティングした
合成樹脂製フィルムに、通水路を形成する合成樹脂部材
を融着し、低摺動薄膜部分を摺接面としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シングルレバー式
の湯水混合栓などで用いられるディスクバルブ機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シングルレバー式の湯水混合栓などにお
いては、例えば特開平6−174114号公報に見られ
るように、固定ディスクと可動ディスクを互いに摺接し
た状態で相対移動させることによって、各ディスクに形
成した流体通路の開通、遮断を行うようにしたディスク
バルブ機構が一般的に用いられている。例えば、固定デ
ィスクと可動ディスクを、互いの摺接面で接した状態と
しておいて、レバー操作で可動ディスクを移動させるこ
とによって、湯水の開閉、切替え、調節、混合等の制御
を行うことができるようになっている。
【0003】また、このようなディスクに対しては、水
漏れがなく耐食性に優れるとともに、長期間の摺動にお
いても異音の発生や摩耗が少なく、また、滑らかな摺動
特性を備えることが要求されていることから、今日では
ディスクを、耐食性、耐摩耗性に優れ、且つ高い寸法精
度が得られるセラミックスにより形成したものが一般に
用いられている。
【0004】しかし、一般にセラミックスは自己潤滑性
に劣る場合が多く、セラミックスからなるディスク同士
の摺動では滑らかな摺動特性が得難いことから、摺接面
間にシリコーングリスなどの潤滑剤を塗布した状態で使
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ディス
クのように、摺接面間に潤滑剤を介在させたものでは、
数千回程度の摺動により潤滑剤が流出してしまい、これ
に伴ってディスクの操作力が増大してしまうとともに、
さらに酷くなると摺動抵抗にバラ付きを生じるスティッ
クスリップやディスク同士が引っ付いて動かなくなる疑
着などの現象を生じ、レバー操作ができなくなるといっ
た課題があった。
【0006】その為、セラミック製ディスクとの良好な
摺動特性を長期間にわたり維持させるために、互いに摺
動する少なくとも一方のディスクに非晶質硬質炭素膜を
被覆したディスクが提案されている(実開平4−108
654号公報参照)。
【0007】しかし、このようなディスクにおいても、
双方のディスクが共に高硬度材からなるために、双方の
摺接面を摩耗させてしまうといった課題があった。
【0008】しかも、非晶質硬質炭素膜はセラミック製
ディスクとの密着性がそれほど良くないために薄膜の状
態で被覆されており、その結果、高硬度を有するセラミ
ック製のディスクとの摺動により短期間で摩滅し、摺動
抵抗を増大させると共に水漏れを生じるうえ、予め成形
したセラミックディスクを蒸着チャンバーに入れてバッ
ジ処理で非晶質硬質炭素膜を形成しているため、生産効
率が悪く、しかも非晶質硬質炭素膜厚がディスクの中央
部と周縁部でばらついたり、生産ロットでばらつき、ロ
スが多かった。
【0009】さらに、双方の摺接面は非常に平滑な面に
仕上げられているために互いの摺接面を引っ掻き、この
引っ掻きによりキーキーといった異音を生じるといった
課題もあった。その為、人に不快感を与えてしまうな
ど、非晶質硬質炭素膜を被覆したディスクを組み合わせ
てなるディスクバルブ機構においても未だ上述のような
課題を満足することはできなかった。
【0010】そこで、互いに摺動する一方のディスクを
高い機械強度を持ったステンレスや真鍮などの金属、あ
るいはアルミナ質、ジルコニア質、窒化珪素質、炭化珪
素質などのセラミックスより形成しその摺接面を非晶質
硬質炭素膜で被覆するとともに、他方のディスクをPA
I、PI、あるいはPPS、PEEK、PA、PTF
E、POM、PPOなどの熱可塑性樹脂で形成したもの
が提案されている(特開平8−159304号公報参
照)。
【0011】しかしながら、高い機械強度のディスクと
比較的低い機械強度の樹脂製ディスクを組み合わせてい
るために、どうしても機械的強度の低い樹脂製ディスク
が摩耗し漏水する不具合が生じる上、高い機械強度のデ
ィスクに、これを貫通する通路を設けたり、摺接面の平
滑度を確保するためのラッピング加工や、摺接面とは反
対側の面にシール部材を装着するための段部あるいはレ
バーとの係合部を設けたりするための後加工が大変で、
しかも非晶質硬質炭素膜の形成は上述と同様にバッジ処
理であって非晶質硬質炭素膜のばらつきは解消できず、
量産加工が困難でコストアップになってしまう。
【0012】本発明はこれらの不都合を解決し、摺接面
を均一の厚さに出来、且つ加工が容易で量産加工が可能
なディスクバルブ機構を提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明では、板状体からなる2枚のディスクを摺接
させて流路の開通、遮断を行うようにしたディスクバル
ブ機構において、上記ディスクを、予めTiC、Ti
N、あるいはDLCなどの低摺動薄膜をドライコーティ
ングした合成樹脂製フィルムに、通水路を形成する合成
樹脂部材を融着し、上記低摺動薄膜部分を摺接面とした
ことを特徴としている。
【0014】このようにすることで、摺接面は均一の厚
さの低摺動膜となり、安定した作動のディスクバルブ機
構が実現でき、しかも合成樹脂部材を成形する際に、貫
通する通路を設けたり、摺接面とは反対側の面にシール
部材を装着するための段部あるいはレバーとの係合部な
どを加工でき、量産加工が可能なり、コストも安く出来
る。
【0015】合成樹脂部材を合成樹脂製フィルムに2色
成形することにより融着すれば、2色成形すると同時
に、低摺動膜付きのディスクバルブを製作でき、生産性
が一層向上し、コストが安くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明を説明
すると、図1は本発明ディスクバルブ機構を用いた湯水
混合水栓の一部を切り欠いた側面図、図2は同ディスク
バルブ機構の組み付け状況を示す分解斜視図、図3は同
可動ディスクの断面図、図4は同固定ディスクの断面
図、図5は同固定ディスクの側面図、図6は合成樹脂製
フィルムの断面を示す模式図、図7は合成樹脂製フィル
ムをドライコーティングする方法を示す模式図、図8は
ディスクバルブ機構の他の実施例を示す分解斜視図、図
9は同固定ディスクの断面図である。
【0017】図中1は本発明のディスクバルブ機構を使
用し、レバーハンドル2操作で湯水の混合比、流量調整
及び開閉が行えるシングルレバー式の湯水混合水栓であ
って、その本体3内には可動ディスク4と固定ディスク
5を収納したディスクバルブ機構6が取り付けられてい
る。
【0018】ディスクバルブ機構6は、略円筒状をした
カートリッジケース7と、このケース7内に収納配置さ
れる可動ディスク4、固定ディスク5および固定ディス
ク5が固定保持されるディスク保持プレート8とから構
成されている。
【0019】カートリッジケース7内には、可動ディス
ク4の中央に穿設された係合溝9に嵌挿される脚部10
を有する十字継手11が、回転および半径方向に揺動可
能に配設され、この十字継手11に湯水混合水栓1の操
作用レバーハンドル2が接続されている。
【0020】可動ディスク4は、図3に示すように略円
盤状を呈し、下面の摺接面12を、合成樹脂製フィルム
13に2色成形して形成したPAI、PI、あるいはP
PS、PEEK、PA、PTFE、POM、PPOなど
の熱可塑性合成樹脂部材14で形成しており、下面略中
央部には窪み部15が設けられている。
【0021】固定ディスク5は、図4に示すように、可
動ディスク4より大径の形状寸法をしており、可動ディ
スク4と同様に可動ディスク4の摺接面12が当接摺動
する上方摺接面16を、合成樹脂製フィルム17に2色
成形して形成したPAI、PI、あるいはPPS、PE
EK、PA、PTFE、POM、PPOなどの熱可塑性
合成樹脂部材18で形成しており、この摺接面16と相
対向する側に形成された底面部19とを備えている。
【0022】固定ディスク5には、底面部19から摺接
面16に連なる水流入孔20、湯流孔21、混合水流出
孔22がそれぞれ貫通して設けられ、これら水流入孔2
0、湯流孔21、混合水流出孔22の底面部19側は円
形のパッキン装着用凹部23が設けられている。
【0023】また底面部19には、底面部19の輪郭線
より内側の面部に円形をした小直径の位置決め穴24が
厚さ方向の途中まで設けられている。
【0024】又、固定ディスク5の側面部25には、2
つの位置決め部26が、側面部25を一部切り欠くこと
によって摺接面16に直交して形成されている。
【0025】ディスク保持プレート8は、カートリッジ
ケース7の下端部に形成された切り欠き部27に係合す
る一対の突部28を有する略平板状を呈し、このディス
ク保持プレート8には、固定ディスク5の水流入孔2
0、湯流入孔21および混合水流出孔22に対応する位
置に、それぞれ水流入口29、湯流入口30および混合
水流出口31が設けられている。
【0026】そして、これら水流入口29、湯流入口3
0および混合水流出口31にはシールパッキン32が装
着され、このシールパッキン32の上方端部は固定ディ
スク5の凹部23に嵌着される。
【0027】また、ディスク保持プレート8には、保持
体の平面部に直交して一対の突起33が上方に向けて設
けられている。この一対の突起33の間隔は、固定ディ
スク5側面部25に設けた2つの位置決め部26の間隔
と同一寸法とされている。
【0028】また、ディスク保持プレート8には、保持
体の平面部に直交して小円柱状の突部34が上方に向け
て設けられている。この突部34の直径は、固定ディス
ク5の位置決め穴24の直径と略同一寸法とされてい
る。
【0029】固定ディスク5は、ディスク保持プレート
8の上に重ね合せて配置され、2つの位置決め部26
が、2つの突起33間に挾持されることにより、固定デ
ィスク5の回転方向への位置決めがなされ、また、位置
決め穴24が突部34に嵌合されることにより、固定デ
ィスク5の半径方向の位置決めがなされる。このように
して、固定ディスク5は、ディスク保持プレート8上に
正確かつ強固に固定される。
【0030】可動ディスク4は、カバープレート35を
介して十字継手11の脚部10に取付けられる。
【0031】続いてディスク保持プレート8を、カート
リッジケース7の下端部に、切り欠き部27と突起28
とを係合させて組付けることにより、ディスクバルブ機
構6が組立てられる。
【0032】可動ディスク4、及び固定ディスク5の合
成樹脂製フィルム13、17は、図6に示すようにポリ
カーボネイト等の樹脂フィルム素材36表面にTiC、
TiN、あるいはDLCなどの低摺動薄膜37をスパッ
タリングやイオンプレーティングなどのドライコーティ
ングによって形成している。
【0033】即ち、図7に示すようにロール状に巻回し
た厚さ0.005〜0.1mmの樹脂フィルム素材36
を、アルゴンガスなどの不活性ガスを封入した略真空状
態のチャンバー38に連続供給しながらチャンバー38
内に電界を印加して不活性ガスイオンを加速し、この不
活性ガスイオンをTiCなどの基材39に衝突させ、こ
れにより放出した基材39の原子を樹脂フィルム素材3
6表面に堆積させて20μm〜500μmの低摺動薄膜
37を連続的に形成させている。
【0034】この低摺動薄膜37の厚さは電界強度や樹
脂フィルム素材36の供給スピードなどによって任意の
厚さに設定できる。
【0035】そして、樹脂フィルム素材36に低摺動薄
膜37をドライコーティングした合成樹脂製フィルム1
3、17をプレス加工後、合成樹脂を射出成形して合成
樹脂製フィルム13、17を融着し、この射出成形と同
時に係合溝9、窪み部15、水流入孔20、湯流入孔2
1、混合水流出孔22、位置決め穴24、位置決め部2
6を設けるなどして、可動ディスク4及び固定ディスク
5の摺接面12、16を形成する。
【0036】このようにして形成された可動ディスク4
及び固定ディスク5を用いて組立てられたディスクバル
ブ機構6においては、固定ディスク5が、正確かつ強固
に固定されているので、可動ディスク4を固定ディスク
5に当接させて摺動しても、固定ディスク5はガタつき
を生じることがなく、しかも互いの摺接面12、16に
はTiC、TiN、あるいはDLC薄膜37が設けられ
摺動性、対摩耗性が良く、湯水混合水栓1の良好な吐出
作用を得ることができる。
【0037】勿論、可動ディスク4においては係合溝
9、窪み部15を合成樹脂部材14成形時に同時に形成
でき、固定ディスク5においては水流入孔20、湯流入
孔21、混合水流出孔22、位置決め穴24、位置決め
部26を合成樹脂部材18成形時に同時に形成でき、ま
た、これらディスク4、5の摺接面12、16となる合
成樹脂製フィルム13、17も樹脂フィルム素材36に
TiC、TiN、あるいはDLCなどの低摺動薄膜37
をドライコーティングすることで、大量生産が可能にな
る。
【0038】次に図8、図9に示すディスクの他の実施
例について説明すると、この実施例においてはそれぞれ
通水口40を有する可動ディスク41と固定ディスク4
2とを備え、軸43を回転することにより上方の可動デ
ィスク41が軸43と共に回転しするが下方の固定ディ
スク42は固定しており、通水口40同志との重なり具
合が変わることで開閉と流量調整を行うディスクバルブ
機構44である。
【0039】これらの可動ディスク41と固定ディスク
42は、前述の実施例と同様に、ディスク41、42
を、その摺接面45、46を、合成樹脂製フィルム4
7、48と合成樹脂部材49、50とを2色成形するこ
とにより形成している。
【0040】可動ディスク41の中央部には異形の軸挿
通孔51が貫通して設けられると共に固定ディスク42
の中央部には円形の軸挿通孔52が合成樹脂部材49、
50を成形する際に開設されている。
【0041】合成樹脂製フィルム47、48も同様に樹
脂フィルム素材36表面にTiC、TiN、あるいはD
LCなどの低摺動薄膜37をスパッタリングやイオンプ
レーティングなどのドライコーティングによって形成し
ている。
【0042】従って、このディスクバルブ機構44にお
いても、可動ディスク41と固定ディスク42の摺接面
45、46にはTiC、TiN、あるいはDLCなどの
低摺動薄膜37が設けられ摺動性、対摩耗性が良く、円
滑に可動ディスク41を回転し得、開閉及び流量調整が
軽やかに行える。
【0043】本発明は上述の実施例に限定されること無
く種々の変形が可能であり、ディスクバルブ機構として
ゲートバルブなどに用いても良い。
【0044】また、樹脂フィルム素材の材質として、P
MMA、PS、PA、シリコーン、などの樹脂を用いて
も良い。
【0045】更に、低摺動薄膜を施した合成樹脂製フィ
ルムを合成樹脂部材に接着剤を用いて融着したり、ホッ
トスタンプして融着するなどしても良い。
【0046】更にまた、固定ディスクあるいは可動ディ
スクの一方を、本発明のディスク構造を用い、他方をア
ルミナなどのディスク構造を用い、これらを組み合わせ
たディスクバルブ機構であっても良い。
【0047】又、樹脂製カートリッジケースのディスク
保持プレートを固定ディスクと兼用し、このディスク保
持プレートに水流入孔、湯流入孔、混合水流出孔を設け
ると共にこの表面に低摺動薄膜を施した合成樹脂製フィ
ルムを融着しても良く、この様にすれば大幅にコストを
削減できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上のように板状体からなる
2枚のディスクを摺接させて流路の開通、遮断を行うよ
うにしたディスクバルブ機構において、上記ディスク
を、予めTiC、TiN、あるいはDLCなどの低摺動
薄膜をドライコーティングした合成樹脂製フィルムに、
通水路を形成する合成樹脂部材を融着し、上記低摺動薄
膜部分を摺接面としたので、摺接面は均一の厚さの低摺
動膜となり、安定した作動のディスクバルブ機構が実現
でき、しかも合成樹脂部材を成形する際に、貫通する通
路を設けたり、摺接面とは反対側の面にシール部材を装
着するための段部あるいはレバーとの係合部などを加工
でき、量産加工が可能なり、コストも安く出来る。
【0049】合成樹脂部材を合成樹脂製フィルムに2色
成形することにより融着すれば、2色成形すると同時
に、低摺動膜付きのディスクバルブを製作でき、生産性
が一層向上し、コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ディスクバルブ機構を用いた湯水混合水
栓の一部を切り欠いた側面図である。
【図2】同ディスクバルブ機構の組み付け状況を示す分
解斜視図である。
【図3】同可動ディスクの断面図である。
【図4】同固定ディスクの断面図である。
【図5】同固定ディスクの側面図である。
【図6】合成樹脂製フィルムの断面を示す模式図であ
る。
【図7】合成樹脂製フィルムをドライコーティングする
方法を示す模式図である。
【図8】ディスクバルブ機構の他の実施例を示す分解斜
視図である。
【図9】同固定ディスクの断面図である。
【符号の説明】
1:湯水混合水栓 2:レバーハンドル 3:本体 4:可動ディスク 5:固定ディスク 6:ディスクバルブ機構 7:カートリッジケース 8:ディスク保持プレート 9:係合溝 10:脚部 11:十字継手 12:摺接面 13:合成樹脂製フィルム 14:合成樹脂部材 15:窪み部 16:摺接面 17:合成樹脂製フィルム 18:合成樹脂部材 19:底面部 20:水流入孔 21:湯流入孔 22:混合水流出孔 23:凹部 24:位置決め穴 25:側面部 26:位置決め部 27:切り欠き部 28:突部 29:水流入口 30:湯流入口 31:混合水流出口 32:シールパッキン 33:突起 34:突部 35:カバープレート 36:樹脂フィルム素材 37:低摺動薄膜 38:チャンバー 39:基材 40:通水口 41:可動ディスク 42:固定ディスク 43:軸 44:ディスクバルブ機構 45:摺接面 46:摺接面 47:合成樹脂製フィルム 48:合成樹脂製フィルム 49:合成樹脂部材 50:合成樹脂部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D060 BB01 BD03 BE15 3H053 AA22 AA25 AA26 BA38 BA39 BB03 BB04 BB12 BB38 BB39 DA02 3H063 AA04 AA08 BB37 DA03 DA05 GG06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体からなる2枚のディスクを摺接さ
    せて流路の開通、遮断を行うようにしたディスクバルブ
    機構において、上記ディスクを、予めTiC、TiN、
    あるいはDLCなどの低摺動薄膜をドライコーティング
    した合成樹脂製フィルムに、通水路を形成する合成樹脂
    部材を融着し、上記低摺動薄膜部分を摺接面としたこと
    を特徴とするディスクバルブ機構。
  2. 【請求項2】 上記合成樹脂部材を上記合成樹脂製フィ
    ルムに2色成形することにより融着したことを特徴とす
    る請求項1記載のディスクバルブ機構。
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