JP2001227014A - 設備機器 - Google Patents

設備機器

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JP2001227014A
JP2001227014A JP2000041186A JP2000041186A JP2001227014A JP 2001227014 A JP2001227014 A JP 2001227014A JP 2000041186 A JP2000041186 A JP 2000041186A JP 2000041186 A JP2000041186 A JP 2000041186A JP 2001227014 A JP2001227014 A JP 2001227014A
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valve
operation switch
water supply
equipment
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JP2000041186A
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Tomohiro Ogawara
朋宏 小河原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水、止水のための操作スイッチの取付位置
を移動することのできる水栓金具を備えた設備機器を提
供する。 【解決手段】 流し台(設備機器)1には、水栓金具2
1と、給水及び止水を行う給水弁23a,23bと、こ
の給水弁23a,23bに開閉弁信号を与える弁制御部
26と、この弁制御部26の作動を制御する操作スイッ
チ22Aとが備えられている。また、操作スイッチ22
Aの裏面には吸盤224が設けられており、操作スイッ
チ22Aの取付位置を移動できるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水栓具の給水又は
止水を行うための操作スイッチの取付位置が移動可能な
洗面台やキッチン等の設備機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用者が操作スイッチを操作し
て、弁制御部の作動を制御し、弁制御部から給水弁に開
閉弁信号を与えて給水弁を開閉し、水栓金具(水栓具)
からの給水又は止水を行う設備機器が知られている。こ
の設備機器の操作スイッチとしては、足踏式スイッチや
人体感知スイッチが採用されている。これらの操作スイ
ッチの操作方法の一つとして、使用者が操作スイッチを
オンすると、そのオン信号が弁制御部に与えられ、弁制
御部から給水弁に開弁信号が与えられて給水が開始し、
再び使用者が操作スイッチをオンすると、そのオン信号
が弁制御部に与えられ、弁制御部から給水弁に閉弁信号
が与えられて止水するものがある。また、他の操作方法
として、使用者が操作スイッチをオンすると、そのオン
信号が弁制御部に与えられ、弁制御部から給水弁に開弁
信号が与えられて給水が開始し、使用者が操作スイッチ
をオフすると、そのオフ信号が弁制御部に与えられ、弁
制御部から給水弁に閉弁信号が与えられて止水するもの
がある。
【0003】さらに、特開平10−132131号公報
には、操作性を改良したものとして、操作スイッチとし
て足踏式スイッチを備え、その足踏式スイッチのオン継
続時間に応じて、弁制御部から給水弁への開閉弁信号の
与え方を切り変えることができるものが記載されてい
る。つまり、所定時間以上足踏式スイッチをオンする
と、操作スイッチをオフするまでの間、給水弁は開いた
状態となり給水が継続する。一方、足踏式スイッチのオ
ン時間を所定時間よりも短くすると、足踏式スイッチが
再度オンされるまで給水弁を開いた状態とすることがで
き、給水を継続することができるようになされている。
【0004】これらの設備機器によれば、直接手で水栓
金具に触れることなく、足で足踏式スイッチを踏む等の
操作により、給水弁の開閉ができるという利便性があ
る。また、足踏スイッチを踏む時間の長さを変えること
により、短い時間の給水や長い時間の給水を便利に使い
分けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、操作スイッチの位置が固定されてお
り、手が使えないとき、又は足が使えないときには操作
スイッチが操作できないものであった。また、操作スイ
ッチの位置を、使用者の身体条件によって使いやすい位
置に移動したり、設備機器の使用者の作業内容によって
操作スイッチの位置を移動したりすることができないも
のであった。
【0006】また、操作スイッチが一か所に設けられて
いるため、使用者の設備機器の使用状態によって、その
スイッチが使用できないことがあった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであって、使用者の身体条件や作業内容によって、操
作スイッチの取付位置を移動することのできる設備機器
を提供することを目的としている。また、複数の操作ス
イッチを備え、身体条件や作業内容が異なる使用者に便
利に使用できる設備機器を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、水栓具と、給水又は止水を行う
給水弁と、この給水弁に開閉弁信号を与える弁制御部
と、この弁制御部の作動を制御する操作スイッチとを備
えた設備機器において、前記操作スイッチの取付位置が
移動可能となされていることを特徴とする設備機器であ
る。
【0009】本発明における操作スイッチとしては、足
踏式スイッチ,押しボタン式スイッチ,赤外線等を利用
した人体感知スイッチ等が好適に採用できる。また、操
作スイッチの移動可能な取付方法としては、操作スイッ
チに吸盤や磁石を設けて、吸着や磁力によって取付部に
取り付けたり、操作スイッチを粘着テープ等で直接取付
部に張り付けたり、操作スイッチの保持具を粘着テープ
で取付部に取り付けて、その保持具に操作スイッチを取
り付ける等の方法がある。
【0010】また、操作スイッチから弁制御部の作動の
制御のための制御信号は、電気的に接続されたケーブル
を通して与えてもよいが、電波や赤外線等の無線で信号
を与えるようにすると操作スイッチの取付位置まで、ケ
ーブルを配線する必要がなく、操作スイッチの移動の自
由度が高いので効果的である。また、給水弁を、電磁弁
や電動弁を備えたものにすると、開閉弁信号により簡単
に弁を開閉できるので好ましい。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1の
発明において、前記操作スイッチが複数設けられている
ことを特徴とする設備機器である。複数の操作スイッチ
は、弁制御部から給水弁への開閉弁信号の与え方が全て
同一のものとなされていてもよいし、操作スイッチ毎に
開閉弁信号の与え方を切り変えることができるようにな
されていてもよい。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
2の発明において、前記弁制御部の作動が前記操作スイ
ッチから与えられる無線信号で制御されていることを特
徴とする設備機器である。本発明の操作スイッチの電源
は、電池や蓄電池と太陽電池を組み合わせたものとする
と、操作スイッチに電源用の配線が不要になり、操作ス
イッチの移動の容易さが向上するので好ましい。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2又は3の発明において、前記操作スイッチに磁石が備
えられ、強磁性体を備えた取付部に取り付け可能となさ
れていることを特徴とする設備機器である。ここで、操
作スイッチの設置が予想される設備機器の部位には、鉄
やニッケル等の強磁性体やそれらの合金のように磁石に
吸引される金属やそれらの金属や合金を含む合成樹脂や
合成ゴムを備えておくと、操作スイッチを磁力により簡
単に取り付けることができるので好ましい。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明の設備機器においては、操
作スイッチの取付位置が移動可能となされている。従っ
て、設備機器の使用者の身体的条件や作業条件によっ
て、操作スイッチを最適な位置に取り付けることができ
る。
【0015】請求項2記載の発明の設備機器において
は、操作スイッチが複数設けられている。従って、身体
的条件の異なる、設備機器の複数の使用者にとって、そ
れぞれ最適な位置に操作スイッチを取り付け、設備機器
を同時に使用することができる。また、使用者の作業の
流れに沿って、それぞれの操作スイッチを最適な位置に
取り付けることができる。さらに、複数の操作スイッチ
毎に、弁制御部から給水弁への開閉弁信号の与え方を切
り換えることができる。
【0016】請求項3記載の発明の設備機器において
は、弁制御部の作動が操作スイッチから与えられる無線
信号で制御されている。従って、操作スイッチと弁制御
部との間に配線が不要となり、操作スイッチの取付位置
の自由度が増す。また、操作スイッチの取付位置の移動
が容易になる。
【0017】請求項4記載の発明の設備機器において
は、操作スイッチに磁石が備えられ、強磁性体を備えた
取付部に取り付け可能となされている。従って、鉄やニ
ッケル等の強磁性体やそれらの合金のように磁石に吸引
される金属やそれらの金属や合金を含む合成樹脂や合成
ゴムを、設備機器本体やその近くの壁等に取り付けてお
くと、操作スイッチを磁力により簡単に取る付けること
ができる。また、取付位置を簡単に移動することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の
設備機器の第1実施例を示す斜視図、図2は図1の設備
機器の機器構成を示す模式図、図3は図2の弁制御部の
機能を説明するための模式図、図4は図1の操作スイッ
チの側面図である。
【0019】図1において、1は台所の流し台(設備機
器)であり、キャビネット11の上にシンク13を有す
る天板12が載置されている。また、天板12のシンク
13の奥には水栓金具(水栓具)21が取り付けられて
いる。この、水栓金具21には、温度調整ハンドル21
1が備えられており、給水温度を適度に調整でき、給水
又は止水ができるようになされている。この天板12上
のシンク13の手前には押しボタン式スイッチ22A
が、キャビネット11の扉には押しボタン式スイッチ2
2Bが取り付けられている。これらの押しボタン式スイ
ッチ22A,22Bは、筐体221に押しボタン222
が設けられて形成されている。
【0020】次に、図2により、本発明の設備機器(流
し台1)の構成を説明する。ここで、押しボタン式スイ
ッチ22Bの構成は押しボタン式スイッチ22Aと同じ
なので、説明を省略する。流し台1には、冷水配水管2
4aと温水配水管24bとが接続された水栓金具21
と、冷水配水管24a及び温水配水管24bに接続され
給水又は止水を行う給水弁23a,23bと、給水弁2
3a,23bに開閉弁信号を与える弁制御部26と、こ
の弁制御部26の作動を制御する押しボタン式スイッチ
22Aとが備えられている。また、給水弁23a,23
bと弁制御部26とは、ケーブル27aで、押しボタン
式スイッチ22Aと弁制御部26とは、ケーブル27b
で電気的に接続されている。
【0021】なお、水栓金具21には、冷水配水管24
aと温水配水管24bとに並列に不図示の冷水配水管と
温水配水管とが接続してあり、停電や故障等により給水
弁23a,23bが閉じたままになった場合にも、水栓
金具21のハンドル211の操作により適度な温度での
給水又は止水ができるようになされている。
【0022】流し台1の天板12は表面が平滑な人造大
理石製であり、その上面には、使用者が押しボタン22
2を押す・放すといった操作をすることによりオン・オ
フが切り換えられる押しボタン式スイッチ22Aが取り
付けられている。押しボタン式スイッチ22Aは、図4
に示すように、筐体221の表面に押しボタン222が
設けられており、裏面に4個の吸盤224が設けられて
いる。また、図示しないが、押しボタン式スイッチ22
Aの内部には接点式のスイッチが設けられており、使用
者が押しボタン222を押すとオンになり、使用者が押
しボタンを放すとオフとなる。このオン・オフ信号は、
ケーブル27aを通して弁制御部26に与えられる。
【0023】また、押しボタン式スイッチ22Aの裏面
の4個の吸盤223が、平滑な面に吸着するようになさ
れており、かつ、ケーブル27bの長さに余裕を持たせ
てあるので、天板12の使い勝手の良い位置に押しボタ
ン式スイッチ22Aが移動可能となされている。
【0024】次に、図3により弁制御部26の機能を説
明する。弁制御部26は、給水弁23a,23bの作動
を制御するものであり、マイクロコンピューター(以
下、マイコンと略す)262と電磁弁駆動部263とを
有している。マイコン262は、押しボタン式スイッチ
22Aの作動状態に基づいて、給水弁23a,23bに
開閉弁信号を与えるようになされている。これらの給水
弁23a,23bには、それぞれ電磁弁264が設けら
れている。また、電磁弁駆動部263は、マイコン26
2からの開閉弁信号に応じて給水弁22aの電磁弁26
4と給水弁22bの電磁弁264とを同時に同じ動作で
駆動するようになされている。
【0025】また、給水弁23a,23bに設けられた
電磁弁264は、電磁弁264に備えられたコイルに通
電されることにより弁が開いて給水が行われ、通電が停
止すると弁が閉じて止水されるようになされている。こ
のように、給水弁23a,23bは、電磁弁264のコ
イルへの電圧の印加/停止(開/閉弁信号)により、電
磁弁264,264に電流が流れたり、停止したりする
ことにより弁が開閉され、給水/止水が切り換えられ
る。
【0026】次に、本実施例の流し台1の作動について
説明する。ここで、給水弁23bの動作は、給水弁23
aと同じなので、給水弁23bの説明は省略する。給水
弁23aに対する開閉弁信号は、使用者による押しボタ
ン式スイッチ22Aの操作によって与えられる。以下、
押しボタン式スイッチ22Aの操作によって、給水弁2
3aの作動がどのように切り換えられるかについて説明
する。使用者が押しボタン式スイッチ22Aの押しボタ
ン222を押し続けている間、オン信号が弁制御部26
に与えられる。そして、弁制御部26から給水弁23a
に開弁信号として電圧が印加され、電磁弁264のコイ
ルに電流が流れることにより弁が開き水栓金具21から
の給水が継続される。使用者が押しボタン式スイッチ2
2Aの押しボタン222を放すと、オフ信号が弁制御部
26に与えられる。そして、弁制御部26から閉弁信号
として電圧の印加が停止し、電磁弁264への電流が停
止し、弁が閉じ水栓金具21からの給水が停止される。
つまり、使用者が水栓金具21から給水するときには、
押しボタン式スイッチ22Aの押しボタン222を押し
続けることにより、必要な水量を得ることができる。
【0027】本実施例の流し台1は以上のように構成さ
れているので、流し台1の使用者は肘で押しボタン式ス
イッチ22Aを操作することができる。そのため、手が
汚れていたり、手に道具等を持っていたりしても、押し
ボタン式スイッチ22Aの押しボタン222を押したり
放したりの操作が可能である。また、押しボタン式スイ
ッチ22Bは、キャビネット11の前に取り付けられて
いるので、流し台1の使用者は膝で押しボタン式スイッ
チ22Bを操作することができる。そのため、腕を動か
すことができない作業をしているときでも、押しボタン
式スイッチ22Bの押しボタン222を押したり放した
りの操作が可能である。
【0028】また、車椅子に乗っていたり、椅子に座っ
ていても、押しボタン式スイッチ22Aは天板12の手
前にあり、押しボタン式スイッチ22Bはキャビネット
11の全面にあるため、容易に操作をすることができ
る。
【0029】また、使用者の作業の流れに沿って、押し
ボタンスイッチ22A,22Bを最適な位置に取り付け
ることができるので、複雑な作業を容易に行うことので
きる流し台1を構成することができる。
【0030】また、電磁弁264はコイルの通電が停止
すると弁が閉じるようになされているので、停電や故障
等により電気が供給されなくなった際、意図しない給水
が続くことはない。
【0031】図5は本発明の設備機器の第2実施例を示
す斜視図、図6は図5の操作スイッチを示す側面図であ
る。
【0032】図4の設備機器の図2と異なる点を中心に
説明する。人体感知スイッチ22Cは、流し台1の奥の
壁3に取り付けられている。この人体感知スイッチ22
Cには、電池が内蔵されており、その電池の電力でオン
・オフ信号を発信できる不図示の電波発信部が備えられ
ている。また、弁制御部26Cには、その電波の受信機
(不図示)が備えられている。このようにして、人体感
知スイッチ22Cから弁制御部26Cへ電波でオン・オ
フ信号が送られるようになされている。また、人体感知
スイッチ22Cは、図5に示すように、筐体221の表
面に赤外線を利用した人体感知スイッチ223が埋設さ
れており、裏面の上下に磁石225,225が取り付け
られている。流し台1の奥の壁3はほうろう引き鋼板
(強磁性体)製であり、人体感知スイッチ22Cを任意
の位置に取り付けることができるようになされている。
また、流し台1のキャビネット11もほうろう引き鋼板
製であり、人体感知スイッチ22Cをキャビネット11
の任意の位置に取り付けることができるようになされて
いる。
【0033】流し台1の使用者が、この人体感知スイッ
チ22Cの人体感知スイッチ223に手を近づけた後離
すことにより、オン信号が人体感知スイッチ22Cから
弁制御部26Cに電波で与えられ、弁制御部26Cから
開弁信号が給水弁23a,23bに与えら、給水が開始
するようになされている。そして、弁制御部26Cから
給水弁23a,23bに開弁信号が与えられている状態
で、使用者が再び手を人体感知スイッチ223に近づけ
るとオン信号が人体感知スイッチ22Cから弁制御部2
6Cに送られ、弁制御部26Cから閉弁信号が給水弁2
3a,23bに与えられ、止水するようになされてい
る。
【0034】以上のように、人体感知スイッチ22Cか
ら弁制御部26Cへはオン信号が電波で与えられ、人体
感知スイッチ22Cには磁石224,224が取り付け
られているので、磁石が吸引される壁3やキャビネット
11の任意の位置に人体感知スイッチ22Cを自由に移
動させ、取り付けることができる。また、人体感知スイ
ッチ22Cには人体感知スイッチ223が設けられてい
るので、流し台1の使用者は、人体感知スイッチ22C
に触れることなく、手を近づけるだけで水栓金具21か
ら給水又は止水を行うことができる。
【0035】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても本発明に含まれる。
【0036】例えば、設備機器としては、台所の流し台
に限られず、洗面所の洗面台やトイレの手洗いやシャワ
ー等であってもよい。また、操作スイッチは3個以上備
えられていてもよい。また、オンすると給水を開始継続
し、再びオンすると止水する操作スイッチと、オンして
いる間給水が継続し、オフにすると止水する操作スイッ
チというように、異なる動作の操作スイッチを併用して
も構わない。さらに、押しボタン式スイッチと人体感知
スイッチや足踏式スイッチというように異なる種類の操
作スイッチを併用しても構わない。また、弁制御部の電
源を電池によって供給する構成にすると、電源工事が不
要になり、かつ、安全性を増すことができる。また、冷
水配水管と温水配水管はどちらか一方を備えているだけ
であっても構わない。
【0037】
【発明の効果】また、請求項1記載の発明の設備機器に
おいては、設備機器の使用者の身体的条件や作業条件に
よって、操作スイッチを最適な位置に取り付けることが
できるので、多様な使用者にとって使い勝手のよい設備
機器を構成することができる。
【0038】また、請求項2記載の発明の設備機器にお
いては、身体的条件の異なる設備機器の複数の使用者に
とって、それぞれ最適な位置に操作スイッチを取り付
け、設備機器を複数の使用者で同時に使用することがで
きる。また、使用者の作業の流れに沿って、操作スイッ
チを最適な位置に取り付けることができるので、複雑な
作業を容易に行うことのできる設備機器を構成すること
ができる。さらに、複数の操作スイッチ毎に、弁制御部
から給水弁への開閉弁信号の与え方を切り換えることが
できるので、操作スイッチの使い分けにより、細かく給
水・止水を行うことができ、水の無駄をなくすことがで
きる。
【0039】また、請求項3記載の発明の設備機器にお
いては、操作スイッチと弁制御部との間に配線が不要と
なり、操作スイッチの取付位置の自由度が増すので、よ
り多様な使用者にとって使い勝手のよい設備機器を構成
することができる。また、操作スイッチの取付位置の移
動が容易になるので、作業内容が変わったり、設備機器
の使用者が変ったりした際、使い勝手のよい位置に操作
スイッチを簡単に移動することができる。
【0040】また、請求項4記載の発明の設備機器にお
いては、鉄やニッケル等の強磁性体やそれらの合金のよ
うに磁石に吸引される金属やそれらの金属や合金を含む
合成樹脂や合成ゴムを設備機器本体やその近くの壁等に
取り付けておくと、操作スイッチを磁力により簡単に取
る付けることができるので、操作スイッチの取付位置の
移動に特別な工事を必要としない。また、取付位置を簡
単に移動することができるので、作業内容が変わった
り、設備機器の使用者が変ったりした際、簡単に使い勝
手のよい位置に操作スイッチを取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の設備機器の第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の設備機器の機器構成を示す模式図であ
る。
【図3】図2の弁制御部の機能を説明するための模式図
である。
【図4】図1の操作スイッチの側面図である。
【図5】本発明の設備機器の第2実施例の機器構成を示
す模式図である。
【図6】図5の操作スイッチの側面図である。
【符号の説明】
1 流し台(設備機器) 11 ほうろう引き鋼板製(強磁性体)のキャビネット 21 水栓金具(水栓具) 22A,22B,22C 操作スイッチ 225 磁石 23a,23b 給水弁 26,26C 弁制御部 3 ほうろう引き鋼板製(強磁性体)の壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓具と、給水又は止水を行う給水弁
    と、この給水弁に開閉弁信号を与える弁制御部と、この
    弁制御部の作動を制御する操作スイッチとを備えた設備
    機器において、前記操作スイッチの取付位置が移動可能
    となされていることを特徴とする設備機器。
  2. 【請求項2】 前記操作スイッチが複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の設備機器。
  3. 【請求項3】 前記弁制御部の作動が前記操作スイッチ
    から与えられる無線信号で制御されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の設備機器。
  4. 【請求項4】 前記操作スイッチに磁石が備えられ、強
    磁性体を備えた取付部に取り付け可能となされているこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の設備機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125890A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Seiko Epson Corp ロボットアーム及びロボットアームの制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125890A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Seiko Epson Corp ロボットアーム及びロボットアームの制御方法

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