JP2001224432A - マスカラ・ブラシとマスカラ・ユニット - Google Patents

マスカラ・ブラシとマスカラ・ユニット

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JP2001224432A
JP2001224432A JP2001018607A JP2001018607A JP2001224432A JP 2001224432 A JP2001224432 A JP 2001224432A JP 2001018607 A JP2001018607 A JP 2001018607A JP 2001018607 A JP2001018607 A JP 2001018607A JP 2001224432 A JP2001224432 A JP 2001224432A
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brush
mascara
bristles
longer
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Norbert Dumler
ドゥムラー ノルベルト
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Georg Karl Geka Brush GmbH
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Georg Karl Geka Brush GmbH
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    • A46—BRUSHWARE
    • A46B—BRUSHES
    • A46B9/00—Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02—Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/021—Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups arranged like in cosmetics brushes, e.g. mascara, nail polish, eye shadow
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • A45D40/262—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
    • A45D40/265—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
    • A45D40/267—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper
    • A—HUMAN NECESSITIES
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    • A46B—BRUSHES
    • A46B2200/00—Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10—For human or animal care
    • A46B2200/1046—Brush used for applying cosmetics
    • A46B2200/1053—Cosmetics applicator specifically for mascara

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスカラ・ブラシの使用特性を更に改善す
る。とりわけ、短い方のブラシ毛のために、マスカラ液
を充填した容器から引き出す際、および容器開口部に配
設された拭き取り具を通過する際、所定の適切な拭き取
りの仕組みを作り出す。 【解決手段】 ２本の捻じり合わされたワイヤー片の間
に保持された多数のブラシ毛を備えて成るマスカラ・ブ
ラシにして、ブラシ毛あるいはブラシ毛の房が捻じり合
わされたワイヤー片により形成されたワイヤー芯から放
射状に、差異を持って延びているマスカラ・ブラシにお
いて、短い方のブラシ毛（１４）が本質的に、ほぼ回転
対称で、特に円筒形状の内側包絡面（１８）の上に位置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２本の捻じり合わ
されたワイヤー片の間に保持された多数の剛毛（ブラシ
毛）を備えてなるマスカラ・ブラシに関するものであ
り、ブラシ毛あるいはブラシ毛の房は、捻じり合わされ
たワイヤー片により形成されたワイヤー芯（コア）から
放射状に、差異を持って延びている。この種のマスカラ
・ブラシは、例えばＤＥ４４４６５２１Ａ１より公知で
ある。
【０００２】
【従来の技術】長さの異なるブラシ毛を備えることには
様々な理由がある。とりわけ、その結果としてもたらさ
れるブラシ毛の差異のある剛性は、一方ではこの方法に
より極めて良好なマスカラ液の移送性、およびまつ毛へ
の塗布範囲が得られ、また他方では有利なコーミング
（梳き）特性と分離特性が得られることで余すことなく
利用される。従来の方法では、長さの異なるブラシ毛は
ブラシの製造過程において、ワイヤー片を捻じり合わせ
る前に様々な長さのブラシ毛を、多かれ少なかれ統計的
に分配することにより実現される。あるいはまた、長め
のブラシ毛を均等に切り揃えるだけでなく、様々なブラ
シ毛長さを有した、所定の外側形状を生み出すことを目
的として切り整えることにより実現される。それにより
例えば、ブラシ全体、あるいはブラシの先端は円錐形の
構成を有し、またブラシは外側面に刻み目を有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから本発明
の根底をなす課題は、この種類のマスカラ・ブラシの使
用特性を更に改善することにある。とりわけ短い方のブ
ラシ毛のために、マスカラ液を充填した容器からブラシ
を引き出す際、および容器開口部に配設された拭き取り
具を通過する際、所定の適切な拭き取りの仕組みを作り
出すことも可能とすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、短い方のブラシ毛が本質的に、ほぼ回転対称でとり
わけ円筒状の内側包絡面（envelope）上に位置すること
により解決される。「包絡面」とはこの場合、その上に
ブラシ毛の終端が位置するか、あるいはブラシ毛の終端
により形成されるような、幾何学的、立体的な面構造を
意味する。
【０００５】つまり、本発明の独自性の一つは、完成し
たブラシにおいて、長い方のブラシ毛に左右されずに切
ることのできない短い方のブラシ毛もまた所定の包絡面
を有し、したがって、完全に確定したコーミング特性と
収容特性を、そして更に、拭い取り具に対して或る一定
の直径を有することにある。
【０００６】本発明の更なる展開においては、長い方の
ブラシ毛の先端が、回転対称で特に円筒状の外側包絡面
の上に位置することが考えられる。それ自体周知の方法
において、この長い方のブラシ毛の包絡面は先端の方へ
いくにしたがい円錐状に狭くなることが考慮される。な
かんずく、カットされた部分の包絡面が短い方のブラシ
毛の包絡面に向かって円錐状に狭くなるように、外側の
ブラシ毛を切り整えても良い。
【０００７】特に有利な実施形態では、短い方の、そし
て長い方のブラシ毛が房状に、ワイヤー芯から外側へ大
きく広がって延び、短い方のブラシ毛の外側の房の境界
が、長い方のブラシ毛の毛房の外側の房の境界のおおよ
そ半分の高さまで延びている。その結果、これにより創
出された中間空間に収容能力が生じ、この収容能力が搬
送能力を高める。
【０００８】内側の包絡面の直径は１〜８ｍｍであり、
外側の包絡面の直径は３〜１５ｍｍである。ワイヤー芯
の直径は、ブラシ毛に覆われた領域で好ましくは１．０
〜６．０ｍｍ、望むらくは約１．３ｍｍ。これに対し
て、ブラシ毛に覆われた領域以外のワイヤー芯の直径は
好ましくは０．７５〜４．０ｍｍ、望むらくは約１．０
ｍｍである。
【０００９】特に有利なブラシ先端部の密度は、外側の
包絡面の上にブラシの先端が本質的に均等に分配され、
２０〜６０の繊維の先端が、高さ２ｍｍのワイヤー芯に
対し垂直に、外側の包絡面の仮想の円筒片（cylinder s
lice）上に位置している形態において達成される。
【００１０】カットされた毛の先端が外側の包絡面に対
して、円盤状またはらせん状に引っ込むように、長い方
のブラシ毛を、少なくとも部分的に切り整えても良い。
長い方のブラシ毛の先端は先が割れ、あるいは研磨され
ていても良い。
【００１１】短い方のブラシ毛の繊維の最大横断面が
０．０３〜０．１５ｍｍであり、長い方のブラシ毛の繊
維の最大横断面が０．０７５〜０．３ｍｍであれば好適
である。ここで問題にしている繊維の最大横断面に限っ
て言えば、ブラシ毛が円形以外の横断面を有する可能性
もあるという状況を考慮に入れている。
【００１２】別の実施形態では、同じ１つのワイヤー芯
の巻き込みの中に、長い方と短い方のブラシ毛を配して
いても良い。
【００１３】本発明はまた、上述した種類のマスカラ・
ブラシを有するマスカラ・ユニットに関するものでもあ
る。当該マスカラ・ユニットは、マスカラ液を収容する
ための開口部付き容器を備えて成り、当該開口部にマス
カラ・ブラシ用の拭き取り具が挿入されている。マスカ
ラ・ブラシは容器のための閉じキャップに固定されてい
る。その際、本発明に従い、拭き取り具の自由内径が短
い方のブラシ毛の内側の包絡面の直径よりもやや小さい
ことが考慮される。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を好適な実施例を
基に、図面を用いて詳細に説明する。図示されているマ
スカラ・ユニットは、マスカラ液を収容するための内室
２を有する容器１を備えて成る。容器１は開口部３を備
え、当該開口部において拭き取りリップ５を有する拭き
取り具４がロック式に適所に係合している。
【００１５】マスカラ・ブラシ６はロッド（軸）７に固
定されている。当該ロッドはそのトップ部で連結部８を
備え、閉じた状態、つまりキャップを被せた状態におい
て、環状肩部（傾斜部）９を介して、拭き取り具４の上
側にぴったりと当接し、ネジ式キャップと連結可能であ
る。そのようなネジ式キャップは図示されていないが、
開口部３を取り巻く、先の細くなった容器ネック部１１
の外側の雄ネジ１０上に形成されている。
【００１６】図２ではブラシ６が拭き取り具４の領域
を、丁度今、矢印Ｐ方向へ通過する局面が示されてい
る。
【００１７】図３ではブラシ６それ自身、および拭き取
り具４が拡大されて示されている。この図３より、多数
の長い方のブラシ毛１３および短い方のブラシ毛１４
が、長い方のブラシ毛１３の房１５および短い方のブラ
シ毛１４の房１６を構成しながら、捻じり合わされたワ
イヤー片により形成されたワイヤー芯１２に取り付けら
れているのが見て取れる。
【００１８】長い方のブラシ毛１３及び／又は長い方の
毛の束１５は円筒形の包絡面１７を備えている。短い方
のブラシ毛１４及び／又は短い方の毛の束１６は円筒形
の包絡面１８を備えている。外側の包絡面１７は終端部
（図中では左）において、内側の包絡面１８向かって先
細に延在している。それに従い、内側の包絡面の直径Ｄ
１は外側の包絡面Ｄ２より小さい。内側の包絡面１８の
直径Ｄ１は開口部領域の拭き取りリップ５の間の直径ま
たは距離よりやや大きい。
【００１９】短い方のブラシ毛１４の外側の境界１９は
長い方の毛房１５の房の境界２０まで延び、その長さの
およそ半分である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に従う、ブラシを備えたマスカラ・ユニ
ットの断面図である。
【図２】部分的に略示したブラシを示す。
【図３】図２のＺ部分の拡大図である。
【符号の説明】
４ 拭き取り具 ５ 拭き取りリップ ６ マスカラ・ブラシ １２ ワイヤー芯 １３ 長い方のブラシ毛 １４ 短い方のブラシ毛 １７ 外側の包絡面 １８ 内側の包絡面

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ２本の捻じり合わされたワイヤー片の間
    に保持された多数のブラシ毛を備えてなるマスカラ・ブ
    ラシにして、ブラシ毛あるいはブラシ毛の房が捻じり合
    わされたワイヤー片により形成されたワイヤー芯から放
    射状に、差異を持って延びているようなマスカラ・ブラ
    シにおいて、 短い方のブラシ毛（１４）の先端が、ほぼ回転対称な内
    側の包絡面（１８）上に位置することを特徴とするマス
    カラ・ブラシ。
  2. 【請求項２】 長い方のブラシ毛（１３）の先端が、回
    転対称な外側の包絡面（１７）上に位置することを特徴
    とする請求項１に記載のマスカラ・ブラシ。
  3. 【請求項３】 長い方のブラシ毛の外側の包絡面（１
    ７）が、先端に向かって円錐形に徐々に狭くなることを
    特徴とする請求項２に記載のマスカラ・ブラシ。
  4. 【請求項４】 外側のブラシ毛（１３）を、カットされ
    た部分の包絡面（１７）が短い方のブラシ毛（１４）の
    包絡面（１８）に向かって円錐形に徐々に狭くなる様に
    切り整えることを特徴とする請求項３に記載のマスカラ
    ・ブラシ。
  5. 【請求項５】 短い方のブラシ毛（１４）と長い方のブ
    ラシ毛（１３）がそれぞれ房状に、ワイヤー芯（１２）
    から外側へ大きく広がって延び、短い方のブラシ毛（１
    ４）の外側の房の境界（２０）が、長い方のブラシ毛
    （１３）の毛房（１５）の外側の房の境界（２０）のお
    およそ半分の高さまで延びていることを特徴とする請求
    項１〜４のいずれか一項に記載のマスカラ・ブラシ。
  6. 【請求項６】 内側の包絡面（１８）の直径（Ｄ１）が
    １〜８ｍｍで、外側の包絡面（１７）の直径（Ｄ２）が
    ３〜１５ｍｍであることを特徴とする請求項１〜５のい
    ずれか一項に記載のマスカラ・ブラシ。
  7. 【請求項７】 ワイヤー芯（１２）の直径（Ｄ３）がブ
    ラシ毛に覆われた領域で１．０〜６．０ｍｍであること
    特徴とする請求項１〜６のいずれか一項に記載のマスカ
    ラ・ブラシ。
  8. 【請求項８】 ブラシ毛に覆われた領域以外のワイヤー
    芯の直径（Ｄ３）が０．７５〜４．０ｍｍであること特
    徴とする請求項１〜７のいずれか一項に記載のマスカラ
    ・ブラシ。
  9. 【請求項９】 ブラシ毛（１３）が外側の包絡面（１
    ７）の上で均等に分配され、２０〜６０本の繊維の先端
    が外側の包絡面（１７）の高さＨの仮想の円筒片上で高
    さ２ｍｍのワイヤー芯（１２）に対し垂直に位置してい
    ること特徴とする、請求項１〜８のいずれか一項に記載
    のマスカラ・ブラシ。
  10. 【請求項１０】 カットされたブラシ毛の先端が外側の
    包絡面（１７）に対し円盤状又は螺旋状に引っ込む様
    に、長い方のブラシ毛（１３）を部分的にカットするこ
    とを特徴とする、請求項１〜９のいずれか一項に記載の
    マスカラ・ブラシ。
  11. 【請求項１１】 長い方のブラシ毛（１３）の先端が分
    裂していることを特徴とする、請求項１に記載のマスカ
    ラ・ブラシ。
  12. 【請求項１２】 長い方のブラシ毛（１３）の先端が研
    磨されていることを特徴とする、請求項１に記載のマス
    カラ・ブラシ。
  13. 【請求項１３】 短い方のブラシ毛（１４）の繊維の最
    大横断面が０．０３〜０．１５ｍｍであり、長い方のブ
    ラシ毛（１３）の繊維の最大横断面が０．０７５〜０．
    ３ｍｍであることを特徴とする請求項１に記載のマスカ
    ラ・ブラシ。
  14. 【請求項１４】 同一のワイヤー芯（１２）の巻き込み
    の中に、長い方と短い方のブラシ毛（１４，１３）を備
    えることを特徴とする請求項１に記載のマスカラ・ブラ
    シ。
  15. 【請求項１５】 開口部（３）を有したマスカラ液収容
    のための容器（１）を備えて成るマスカラ・ユニットで
    あって、請求項１〜１４のいずれか一項に記載のマスカ
    ラ・ブラシを備えたマスカラ・ユニットにして、当該開
    口部にマスカラ・ブラシ（６）用の拭き取り具（４）が
    挿入され、マスカラ・ブラシ（６）が容器（１）の閉じ
    キャップに固定されているマスカラ・ユニットにおい
    て、拭き取り具（４）の内側の自由径（Ｄ３）が短い方
    のブラシ毛（１４）の内側の包絡面（１８）の直径（Ｄ
    １）よりもやや小さいことこと特徴とするマスカラ・ユ
    ニット。
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