JP2001223254A - ウエハ搬送装置および半導体製造装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置および半導体製造装置

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JP2001223254A
JP2001223254A JP2000033246A JP2000033246A JP2001223254A JP 2001223254 A JP2001223254 A JP 2001223254A JP 2000033246 A JP2000033246 A JP 2000033246A JP 2000033246 A JP2000033246 A JP 2000033246A JP 2001223254 A JP2001223254 A JP 2001223254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハの搬送に伴う異常を自動的に検出す
る。 【解決手段】 ウエハ搬送装置11の取付ブロック14
に支持されたツィーザ12a〜12eに振動センサ13
a〜13eを設置する。バッチ式CVD装置1のボート
4に装填されたウエハ10を取り出す際に、各振動セン
サ13a〜13cの検出出力をコントローラで監視し、
各振動センサ13a〜13eの現在の検出出力と予め設
定した設定値とを比較する。ツィーザ12がウエハ10
の表面を擦すったときには振動センサから振動に伴う擦
り信号が発生するため、正常時の設定値と現在の振動セ
ンサの検出出力の差をとることで、ツィーザ12a〜1
2eの変形に伴うウエハ10への接触を検出する。 【効果】 ツィーザのウエハへの接触を自動的にいち早
く検出することにより、ウエハ搬送時のウエハ損傷を最
小限に抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ搬送装置お
よび半導体製造装置、特に、ウエハをツィーザにによっ
て保持して搬送する技術に関し、例えば、半導体集積回
路装置(以下、ICという。)を製造する半導体製造工
程において半導体ウエハ(以下、ウエハという。)を搬
送するのに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程においてウエハを半導体
製造装置の一例であるバッチ式CVD装置に装填するに
際しては、複数のツィーザを備えたウエハ搬送装置が使
用される。すなわち、ウエハ搬送装置はロボットによっ
て移動される取付ブロックを備えており、取付ブロック
には複数のツィーザが鉛直方向に等間隔に配置されてそ
れぞれ水平に支持されている。そして、ウエハをバッチ
式CVD装置のボートに装填するに際して、ウエハ搬送
装置はカセット棚に置かれたウエハカセットに複数のツ
ィーザを挿入してウエハカセットから複数枚のウエハを
受け取り、ロボットによる取付ブロックの移動によって
ボートまで搬送する。続いて、ウエハ搬送装置はボート
に対してツィーザを前進させて複数枚のウエハをボート
の保持溝に受け渡す。
【0003】なお、バッチ式CVD装置を述べている例
としては、株式会社工業調査会1998年11月25日
発行の「電子材料11月号別冊」P58〜P63があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したウエハ搬送装
置においては、ツィーザの撓みや調整不良に起因して、
ウエハのウエハカセットおよびボートからの受け取り時
にツィーザがウエハに接触してウエハ表面を損傷させた
場合であっても、ツィーザがウエハに接触したことを検
出することができないため、損傷したウエハに対してC
VD処理が施されてしまう。そして、ウエハにCVD処
理後やそれに続く各種の処理後の外観検査や異物検査に
おいてウエハに不良が発生していたことが発見されるこ
とになる。しかし、各種の処理が施された後の検査でウ
エハに不良品があったことが発見された時には、既に多
くのウエハに被害が発生していることが多い。
【0005】ところで、ウエハをボートに装填する場合
には、各ウエハをボートの各保持溝に正確に装填しなけ
ればならないため、ウエハ搬送装置の動作のティーチン
グ(調整)や位置出しは目視あるいはレーザ等を用いた
手作業によって実施されている。この調整作業や位置出
し作業はきわめて熟練を要するばかりでなく、高い精度
が要求されるため、多くの手間が消費されている。
【0006】本発明の目的は、ウエハの搬送に伴う異常
を検出することができるウエハ搬送装置および半導体製
造装置を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0009】すなわち、ツィーザの基端側が取付ブロッ
クに支持され、ツィーザの先端側に保持したウエハを取
付ブロックの移動によりウエハを搬送するウエハ搬送装
置において、前記ツィーザの振動を検出する振動センサ
と、前記振動センサの現在の検出出力と予め設定した設
定値とを比較し異常の有無を判定する判定手段と、を備
えていることを特徴とする。
【0010】前記した手段によれば、ツィーザの振動を
検出する振動センサの現在の検出出力と設定値とを比較
し、異常の有無を判定することができるため、ウエハの
搬送に伴ってツィーザがウエハに接触したことを迅速に
検出することができ、ツィーザの撓み不良や調整不良等
に起因してツィーザがウエハに接触してウエハ表面に傷
がつくのを最小限に抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0012】本実施の形態において、図1に示されてい
るように、本発明に係るウエハ搬送装置は半導体製造装
置の一例であるバッチ式ホットウォール型CVD装置
(以下、バッチ式CVD装置という。)に組み込まれて
いる。
【0013】図1に示されているように、バッチ式CV
D装置1はヒータによって加熱される処理室を形成した
プロセスチューブ(一部のみが図示されている)2を備
えており、プロセスチューブ2は垂直に立設されてい
る。プロセスチューブ2の真下にはエレベータ(一部の
みが図示されている。)3が設備されており、エレベー
タ3はボート4を載せて昇降させてプロセスチューブ2
に搬入搬出させるように構成されている。ボート4の三
本の保持柱5には各保持溝6が高さ方向に等間隔に配列
されて形成されており、同一高さに位置する三個の保持
溝6は同一平面内を構成するようになっている。ボート
4と対向する位置にはカセット棚7が設置されており、
カセット棚7には複数個のウエハカセット(以下、カセ
ットという。)8が載せられるようになっている。カセ
ット8は対向面が開設された略立方体の箱形状に形成さ
れており、一対の側壁の内面には複数条の保持溝9が互
いに対向して同一の平面を構成するように形成されてい
る。
【0014】ウエハ10を搬送するウエハ搬送装置11
は振動センサ13を持ったツィーザ12を垂直方向およ
び水平方向に移動させるためのロボット15を備えてい
る。すなわち、ロボット15の最終段に設置された取付
ブロック14にはツィーザ12が基端部を固定されて水
平に支持されている。本実施の形態においては、ツィー
ザ12は五本が垂直方向に互いに等間隔に配置されてお
り、五つのブロックが組み合わされた取付ブロック14
にそれぞれ水平に支持されている。なお、五本のツィー
ザを区別して説明する必要がある場合には、最上段側の
ツィーザから順に第一段ツィーザ12a、第二段ツィー
ザ12b、第三段ツィーザ12c、第四段ツィーザ12
d、第五段ツィーザ12eという。
【0015】ツィーザ12は石英が用いられて長方形の
薄板形状に形成されており、ツィーザ12の先端部の上
面には先端部の上面においてウエハ10の下面を吸着し
て保持し得るように真空吸着口(図示せず)が開設され
ている。
【0016】第一段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ1
2eの基端部上面には各ツィーザの振動を検出する振動
センサ13a〜13eがそれぞれ設置されている。振動
センサ13は圧電素子や小型のマイクロフォンが用いら
れて構成されており、ツィーザ12の振動を検出して電
気信号に変換しコントローラ(図示せず)に送信するよ
うになっている。コントローラは各振動センサ13a〜
13eの検出出力を記録するメモリと、各振動センサ1
3a〜13eの検出出力に対して予め設定された設定値
と各振動センサ13a〜13eの現在の検出出力とを比
較して各振動センサ13a〜13eの検出出力に対して
異常の有無を判定する判定手段と、判定手段の判定結果
を作業者に告知する出力手段とを備えている。
【0017】次に、作用を説明する。
【0018】まず、正常時のウエハ搬送装置11による
ボート4からの五枚のウエハ10の受け取り作業を図2
および図3について説明する。取付ブロック14に支持
された第一段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ12eに
撓み不良や調整不良がない場合には、図2に示されてい
るように、第一段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ12
eは互いに平行に維持されている。
【0019】図2(a)に示されているように、取付ブ
ロック14がボート4の手前の位置にある際には、第一
段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ12eにそれぞれ付
帯された各振動センサ13a〜13eの検出出力は、図
3(a)に示されているように「0」レベルを示す。
【0020】図2(b)に示されているように、取付ブ
ロック14が前進して、第一段ツィーザ12a〜第五段
ツィーザ12eがボート4の各ウエハ10の真下まで移
動した際にも、各ツィーザ12a〜12eと各ウエハ1
0とはそれぞれ一定の間隙を保って配置されているた
め、各振動センサ13a〜13eの検出出力は図3
(b)に示すように「0」レベルを示す。
【0021】図2(c)に示されているように、取付ブ
ロック14が若干だけ上昇されて、第一段ツィーザ12
a〜第五段ツィーザ12eの先端部において真空吸着口
によって各ウエハ10の裏面が吸着される。この各ツィ
ーザによるウエハの吸着に伴って、各振動センサ13a
〜13eからは吸着時の衝突に伴う衝突信号21が図3
(c)に示されているように発生する。
【0022】図2(d)に示されているように、取付ブ
ロック14が後退されると、第一段ツィーザ12a〜第
五段ツィーザ12eに真空吸着保持された各ウエハ10
はボート4の各保持溝6から同時に抜き出される。この
第一段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ12eの各ウエ
ハ10の各保持溝6からの搬出に際して、各振動センサ
13a〜13eからは振動に伴う信号が発生しない。
【0023】以上の正常時のウエハ搬送装置11のウエ
ハの受け取り作業における第一段ツィーザ12a〜第五
段ツィーザ12eにそれぞれ付帯された各振動センサ1
3a〜13eの検出出力は、図3(d)に示されている
ように、衝突信号21だけを含む波形20となる。この
正常時の波形20は正常時の設定値としてコントローラ
のメモリに記憶される。
【0024】次に、異常時のウエハ搬送装置11による
ボート4からの五枚のウエハ10の受け取り作業を図4
および図5について説明する。この場合には、図4に示
されているように、取付ブロック14に支持された第一
段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ12eのうちの第三
段ツィーザ12cに撓み不良が発生しているものとす
る。
【0025】図4(a)に示されているように、取付ブ
ロック14がボート4の手前の位置にある状態では、第
一段ツィーザ12a、第二段ツィーザ12b、第四段ツ
ィーザ12dおよび第五段ツィーザ12eにそれぞれ付
帯された各振動センサ13a、13b、13d、13e
の検出出力は図5(a)に示されているように、また、
撓んだ第三段ツィーザ13cに付帯された振動センサ1
3cの検出出力は図5(a’)に示されているように、
いずれも「0」レベルを示す。
【0026】図4(b)に示されているように、取付ブ
ロック14が前進して第一段ツィーザ12a〜第五段ツ
ィーザ12eがボート4の各ウエハ10の真下まで移動
する際には、第一段ツィーザ12a、第二段ツィーザ1
2b、第四段ツィーザ12dおよび第五段ツィーザ12
eは各ウエハ10と一定の間隙を維持しているため、こ
れらに付帯された各振動センサ13a、13b、13d
および13eの検出出力は図5(b)に示されているよ
うに「0」レベルを示す。しかし、撓んだ第三段ツィー
ザ12cは下側のウエハ10の表面を擦るため、第三段
ツィーザ12cに付帯された振動センサ13cの検出出
力は、図5(b’)に示されているように擦り信号22
を発生する。
【0027】図4(c)に示されているように、取付ブ
ロック14が若干だけ上昇されて、第一段ツィーザ12
a〜第五段ツィーザ12eの先端部において真空吸着口
によって各ウエハ10の裏面が吸着される。この各ツィ
ーザによるウエハの吸着に伴って、第一段ツィーザ12
a、第二段ツィーザ12b、第四段ツィーザ12dおよ
び第五段ツィーザ12eに付帯された各振動センサ13
a、13b、13dおよび13eの検出出力は図5
(c)に示されているように、撓んだ第三ツィーザ12
cに付帯された振動センサ13cの検出出力は、図5
(c’)に示されているように、いずれも衝突信号21
を発生する。
【0028】図4(d)に示されているように、取付ブ
ロック14が後退されると、第一段ツィーザ12a〜第
五段ツィーザ12eに真空吸着保持された各ウエハ10
はボート4の各保持溝6から同時に抜き出される。この
第一段ツィーザ12a〜第五段ツィーザ12eの各ウエ
ハ10の各保持溝6からの搬出に際して、各振動センサ
13a〜13eからは振動に伴う信号が発生しない。
【0029】以上の異常時のウエハ搬送装置11のウエ
ハの受け取り作業における第三段ツィーザ12cに付帯
された振動センサ13cの検出出力は、図5(d’)に
示されているように、衝突信号21と擦り信号22とを
含んだ波形23となる。この異常時の波形23はコント
ローラの異常の有無を判定する判定手段に送信される。
コントローラはこの図5(d’)に示された異常時の波
形23から、メモリに予め記憶した図3(d)に示され
た正常時の波形20を減算し、図5(e)に示された擦
り信号22だけを抽出する。
【0030】以上のようにして第三段ツィーザ12cに
付帯された振動センサ13cからの検出出力により図5
(e)に示されている擦り信号22が抽出された場合に
は、コントローラは「第三段ツィーザ12cの先端側が
相対向するウエハ10に接触して擦すった」と判定し、
その旨を表示手段によって表示し、作業者に通報する。
この場合、第三段ツィーザ12cは上側または下側に撓
むことがあるため、第三段ツィーザ12cの先端側が相
対向する上下のウエハ10のうちいずれかに傷がついた
と通報することになる。
【0031】なお、前記実施の形態においては、正常時
の各振動センサ13a〜13eの検出出力である正常の
波形20をコントローラのメモリに予め記憶しておき、
コントローラの判定手段においてこの正常の波形20と
各振動センサ13a〜13eからの現在の検出出力の波
形23とを比較して異常の有無を判定しているが、各段
の振動センサの検出出力同士を比較して異常の有無を判
定してもよい。例えば、第一段ツィーザ12aに付帯さ
れた振動センサ13aの検出出力と、第三段ツィーザ1
2cに付帯された振動センサ13cの検出出力との差を
取ることによっても、図5(e)に示されている擦り信
号22を抽出することができる。
【0032】以上のようにして第一段ツィーザ12a〜
第五段ツィーザ12eによって保持されたウエハ10は
ウエハ搬送装置11のロボット15による取付ブロック
14の移動によってカセット棚7に搬送され、カセット
8の空の保持溝9に五枚同時に挿入されて受け渡され
る。
【0033】前記実施形態によれば、次の効果が得られ
る。
【0034】1) ウエハ10を保持するツィーザ12に
振動センサ13を付設してその振動センサ13の検出出
力を監視することにより、ツィーザ12がウエハ10に
接触したことを自動的かつ迅速に検出することができる
ため、その接触に伴うウエハ10の異常を迅速に発見す
ることができ、ウエハ10の不良を最小限に抑制するこ
とができる。
【0035】2) 振動センサを用いて異常の有無を検出
することにより、レーザ等の光学系のセンサを用いて異
常を検出する場合に比べて構成を簡素化することができ
るため、製造コストの増加を抑制することができる。
【0036】3) 複数段のツィーザ12a〜12eのそ
れぞれに各振動センサ13a〜13eを付設することに
より、各ツィーザ12a〜12bの各ウエハ10への接
触を発見することができるため、接触の検出精度をより
一層高めることができる。
【0037】4) ツィーザ12に付帯された振動センサ
13の正常時の波形を予め学習して記憶し、記憶された
正常時の波形と振動センサ13からの現在の波形とを比
較して異常の有無を判定することにより、ツィーザ12
が一つの場合であってもツィーザ12のウエハ10への
接触不良を検出することができる。
【0038】5) 複数段のツィーザ12a〜12eのそ
れぞれに各振動センサ13a〜13eを付設して各振動
センサ13a〜13e相互の検出出力を比較することに
より、正常の波形を予め学習して記憶する工程を省略す
ることができるため、コントローラのメモリ等の負担を
低減することができる。
【0039】図6は本発明の他の実施の形態である枚葉
式コールドウォール型CVD装置(以下、枚葉式CVD
装置という。)を示す正面断面図である。
【0040】本実施の形態において、本発明に係るウエ
ハ搬送装置は図6に示されているように、半導体製造装
置の一例である枚葉式CVD装置30に組み込まれてい
る。枚葉式CVD装置30はウエハ10に処理を施す処
理室を形成したチャンバ31を備えており、チャンバ3
1の内部にはウエハ10を同心円に保持して加熱するサ
セプタ32が設置されている。サセプタ32には載置し
たウエハ10を搬入搬出時に浮かせるための持ち上げピ
ン33が鉛直方向に沿って上下動するように装備されて
いる。チャンバ31の側壁にはウエハ10を搬入搬出す
るための搬入搬出口34が開設されており、搬入搬出口
34はゲート35によって開閉されるようになってい
る。チャンバ31の天井壁の内側には原料ガス36を吹
き出すノズル37が設置されており、ノズル37は原料
ガス36をシャワー状に吹き出すように構成されてい
る。
【0041】チャンバ31と対向する位置にはカセット
棚7が設置されており、カセット棚7にはカセット8が
供給されて載せられるようになっている。カセット8は
対向面が開設された略立方体の箱形状に形成されてお
り、一対の側壁の内面には複数条の保持溝9が互いに対
向して同一の平面を構成するように形成されている。
【0042】ウエハ搬送装置11はチャンバ31とカセ
ット棚7との間に設置されており、ウエハ搬送装置11
のロボット15によって移動される取付ブロック14に
は一枚のツィーザ12が水平に支持されている。ツィー
ザ12の基端部の上面には第一の振動センサとしてのツ
ィーザ用振動センサ13が設置されており、ツィーザ用
振動センサ13はツィーザ12の振動を検出して電気信
号に変換しコントローラ(図示せず)に送信するように
なっている。
【0043】本実施の形態において、カセット8の上面
には第二の振動センサとしてのカセット用振動センサ4
0が設置されており、カセット用振動センサ40はカセ
ット8の振動を検出して検出結果をコントローラに送信
するようになっている。また、チャンバ31の上面には
第三の振動センサとしてのチャンバ用振動センサ41が
設置されており、チャンバ用振動センサ41はチャンバ
31の振動を検出して検出結果をコントローラに送信す
るようになっている。
【0044】コントローラはツィーザ用振動センサ1
3、カセット用振動センサ40およびチャンバ用振動セ
ンサ41の検出出力を取り込んで、ツィーザ用振動セン
サ13の検出出力を基準として異常の有無を判定する第
一の判定手段と第二の判定手段とを備えている。第一の
判定手段はツィーザ用振動センサ13の検出出力とカセ
ット用振動センサ40の検出出力とを比較して異常の有
無を判定するように構成されている。第二の判定手段は
ツィーザ用振動センサ13の検出出力とチャンバ用振動
センサ41の検出出力とを比較して異常の有無を判定す
るように構成されている。さらに、コントローラは各判
定手段の判定結果を表示する表示手段(図示省略)を備
えている。
【0045】次に、枚葉式CVD装置30におけるウエ
ハ搬送装置11によるウエハ10の搬送制御フローを図
7に示されているフローチャートに沿って説明する。
【0046】図6(a)に示されているように、ウエハ
搬送装置11がカセット8からウエハ10を取り出す際
には、コントローラはツィーザ用振動センサ13とカセ
ット用振動センサ40の各検出出力を監視する。
【0047】図7の第一ステップS1において、コント
ローラはツィーザ用振動センサ13の検出出力とカセッ
ト用振動センサ40の検出出力との差が「0」か否かを
判定する。
【0048】そして、両者の検出出力の差が「0」の場
合(YES)には、コントローラは「ツィーザ12に撓
み不良や調整不良がなくツィーザ12の先端側でウエハ
10が正常に保持された」と判定し、第二ステップS2
に進む。
【0049】他方、ウエハ10を取り出す際に、ツィー
ザ12が変形していてツィーザ12の先端側が下側のウ
エハ10の表面を擦すると、この振動がツィーザ用振動
センサ13によって検出されるため、ツィーザ用振動セ
ンサ13の検出出力とカセット用振動センサ40の検出
出力との差は「0」にならない。したがって、この場合
(NO)にはコントローラは「ツィーザ12の挿入時に
異常が発生した」と判定し、第三ステップS3に進む。
【0050】第三ステップS3において、コントローラ
は表示手段をして異常が発生している旨を通報させ、ウ
エハ搬送装置11による搬送制御フローを終了する。
【0051】なお、この通報によって作業者はツィーザ
12の異常を点検し必要に応じて修正する。ちなみに、
ツィーザ12の変形方向によってツィーザ12の上側の
ウエハ10またはツィーザ12の下側に配置されたウエ
ハ10に傷がつくことがあるため、ツィーザ12の上側
または下側のウエハ10の表面に傷等が付いたとする異
常時の処理が行なわれる。また、カセット8とツィーザ
12との位置合わせが不調である場合にも、ツィーザ1
2がウエハ10に接触するので、カセット8とツィーザ
12との位置合わせの点検や調整作業等も実施される。
【0052】以上のようにしてツィーザ12によってウ
エハ10を受け取ると、ウエハ搬送装置11のロボット
15は取付ブロック14をカセット棚7に対して後退さ
せて、ウエハ10をカセット8の保持溝9から搬出して
チャンバ31に搬送し、チャンバ31のサセプタ32の
上方に上昇された持ち上げピン33に受け渡す。
【0053】図6(b)に示されているように、ウエハ
搬送装置11がチャンバ31からウエハ10を取り出す
際には、コントローラはツィーザ用振動センサ13とチ
ャンバ用振動センサ41の各検出出力を監視する。
【0054】この際、チャンバ31のゲート35は搬入
搬出口34を開き、持ち上げピン33はウエハ10をサ
セプタ32から浮かせた状態になる。そして、ウエハ搬
送装置11のロボット15は取付ブロック14をチャン
バ31の方向に移動させてツィーザ12をウエハ10の
下側に挿入させた後に、取付ブロック14を上昇させる
ことによりツィーザ12によってウエハ10を受け取
る。
【0055】図7の第二ステップS2において、コント
ローラはツィーザ用振動センサ13の検出出力とチャン
バ用振動センサ41の検出出力との差が「0」か否かを
判定する。
【0056】そして、両者の検出出力の差が「0」の場
合(YES)には、コントローラは「ツィーザ12に撓
み不良や調整不良がなくツィーザ12の先端側でウエハ
10が正常に保持された」と判定し、ウエハ搬送装置1
1による搬送制御フローを終了する。
【0057】一方、ツィーザ12がウエハ10の下側に
挿入される際に、ツィーザ12が変形していてツィーザ
12の先端側がウエハ10の下面を擦すると、この振動
がツィーザ用振動センサ13によって検出されるため、
ツィーザ用振動センサ13の検出出力とチャンバ用振動
センサ41の検出出力との差は「0」にならない。した
がって、この場合(NO)にはコントローラは「ツィー
ザ12の挿入時に異常が発生した」と判定し、第四ステ
ップS4に進む。
【0058】第四ステップS4において、コントローラ
は表示手段をして異常が発生している旨を通報させ、ウ
エハ搬送装置11による搬送制御フローを終了する。
【0059】なお、この通報によって作業者はツィーザ
12の異常を点検し必要に応じて修正する。また、持ち
上げピン33とツィーザ12との位置合わせが不調であ
る場合にも、ツィーザ12がウエハ10に接触するの
で、持ち上げピン33とツィーザ12との位置合わせの
点検や調整作業等も実施される。
【0060】以上のようにしてツィーザ12によってウ
エハ10を受け取ると、ウエハ搬送装置11のロボット
15は取付ブロック14をチャンバ31に対して後退さ
せて、ウエハ10をチャンバ31の搬入搬出口34から
搬出してカセット棚7に搬送し、カセット棚7のカセッ
ト8の空の保持溝9に受け渡す。
【0061】本実施の形態によれば、ウエハ搬送装置1
1のウエハ10の受け取りに際して、ツィーザ用振動セ
ンサ13の検出出力とカセット用振動センサ40および
チャンバ用振動センサ41の検出出力とを比較し、両者
の検出出力に差がある場合には異常が発生したと判定す
るように構成することにより、ウエハ10の搬送に伴う
異常を迅速に検出することができるため、ウエハ10の
不良を最小限に抑制することができ、歩留まりの向上に
寄与することができる。
【0062】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0063】例えば、バッチ式CVD装置において、取
付ブロックに複数枚のツィーザを設置するに限らず、一
枚のツィーザを設置してもよい。
【0064】枚葉式CVD装置において、ツィーザ用振
動センサ13の検出出力とカセット用振動センサ40お
よびチャンバ用振動センサ41の検出出力とを比較して
異常を判定するように構成するに限らず、ツィーザ用振
動センサ13の現在の検出出力と予め設定した正常時の
設定値とを比較して異常を判定するように構成してもよ
い。
【0065】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるバッチ
式CVD装置および枚葉式CVD装置に適用した場合に
ついて説明したが、本発明はそれに限定されるものでは
なく、ドライエッチング装置やスパッタリング装置等の
ウエハ搬送装置が使用される半導体製造装置全般に適用
することができる。
【0066】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0067】ツィーザの振動を検出する振動センサの検
出出力に基づいて異常の有無を判定することにより、ツ
ィーザの撓み不良や調整不良等に起因してツィーザがウ
エハに接触するのを検出することができるため、ウエハ
表面に傷がつくのを最小限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるウエハ搬送装置を
備えたバッチ式CVD装置を示す一部切断正面図であ
る。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)は正常時にお
ける作用を説明するための各説明図である。
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)は同じく振動
センサの出力波形を示す波形図である。
【図4】(a)、(b)、(c)、(d)は異常時にお
ける作用を説明するための各説明図である。
【図5】(a)、(b)、(c)、(a’)、
(b’)、(c’)、(d’)、(e)は同じく振動セ
ンサの出力波形を示す波形図である。
【図6】本発明の他の実施の形態であるウエハ搬送装置
を備えた枚葉式CVD装置を示す各一部切断正面図であ
り、(a)はウエハをカセットから取り出す場合を示
し、(b)はウエハをチャンバから取り出す場合を示し
ている。
【図7】その作用を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…バッチ式CVD装置(半導体製造装置)、2…プロ
セスチューブ、3…エレベータ、4…ボート、5…保持
柱、6…保持溝、7…カセット棚、8…ウエハカセッ
ト、9…保持溝、10…ウエハ、11…ウエハ搬送装
置、12、12a〜12e…ツィーザ、13、13a〜
13e…振動センサ(第一の振動センサ)、14…取付
ブロック、15…ロボット、20…衝突信号だけを含む
波形、21…衝突信号、22…擦り信号、23…衝突信
号と擦り信号とを含んだ波形、30…枚葉式CVD装置
(半導体製造装置)、31…チャンバ、32…サセプ
タ、33…持ち上げピン、34…搬入搬出口、35…ゲ
ート、36…原料ガス、37…ノズル、40…カセット
用振動センサ(第二の振動センサ)、41…チャンバ用
振動センサ(第三の振動センサ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツィーザの基端側が取付ブロックに支持
    されており、ツィーザの先端側に保持したウエハを取付
    ブロックの移動により搬送するウエハ搬送装置におい
    て、前記ツィーザの振動を検出する振動センサと、前記
    振動センサの現在の検出出力と予め設定した設定値とを
    比較し異常の有無を判定する判定手段と、を備えている
    ことを特徴とするウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】 複数のツィーザが平行に配されていると
    ともに、これらツィーザの基端側が取付ブロックに支持
    されており、これらツィーザの先端側に保持したウエハ
    を取付ブロックの移動により搬送するウエハ搬送装置に
    おいて、前記複数のツィーザの振動をそれぞれ検出する
    複数の振動センサと、前記各振動センサの現在の検出出
    力同士を比較し異常の有無を判定する判定手段と、を備
    えていることを特徴とするウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 複数のウエハを平行に保持するウエハカ
    セットと、ウエハに対して処理を施す処理室と、ツィー
    ザの基端側が取付ブロックに支持されており、ウエハを
    ツィーザの先端側で保持して取付ブロックの移動により
    搬送するウエハ搬送装置と、を備えている半導体製造装
    置において、前記ウエハ搬送装置は、前記ツィーザの振
    動を検出する振動センサと、前記振動センサの現在の検
    出出力と予め設定した設定値とを比較し異常の有無を判
    定する判定手段と、を備えていることを特徴とする半導
    体製造装置。
  4. 【請求項4】 複数のウエハを平行に保持するウエハカ
    セットと、ウエハに対して処理を施す処理室と、ツィー
    ザの基端側が取付ブロックに支持されており、ウエハを
    ツィーザの先端側で保持して取付ブロックの移動により
    搬送するウエハ搬送装置と、を備えている半導体製造装
    置において、前記ウエハ搬送装置は、前記複数のツィー
    ザの振動をそれぞれ検出する複数の振動センサと、前記
    各振動センサの現在の検出出力同士を比較し異常の有無
    を判定する判定手段とを備えていることを特徴とする半
    導体製造装置。
  5. 【請求項5】 複数のウエハを平行に保持するウエハカ
    セットと、ウエハに対して処理を施す処理室と、ツィー
    ザの基端側が取付ブロックに支持されており、ウエハを
    ツィーザの先端側で保持して取付ブロックの移動により
    搬送するウエハ搬送装置と、を備えている半導体製造装
    置において、前記ツィーザの振動を検出するツィーザ用
    振動センサと、前記ウエハカセットの振動を検出するカ
    セット用振動センサと、前記処理室の振動を検出する処
    理室用振動センサと、前記ツィーザ用振動センサの検出
    出力と前記カセット用振動センサの検出出力とを比較し
    て異常の有無を判定する第一の判定手段と、前記ツィー
    ザ用振動センサの検出出力と前記処理室用振動センサの
    検出出力とを比較して異常の有無を判定する第二の判定
    手段とを備えていることを特徴とする半導体製造装置。
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