JP2001222304A - 側面加工用ncデータの作成方法 - Google Patents

側面加工用ncデータの作成方法

Info

Publication number
JP2001222304A
JP2001222304A JP2000032150A JP2000032150A JP2001222304A JP 2001222304 A JP2001222304 A JP 2001222304A JP 2000032150 A JP2000032150 A JP 2000032150A JP 2000032150 A JP2000032150 A JP 2000032150A JP 2001222304 A JP2001222304 A JP 2001222304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
interference
predetermined
machining
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000032150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3857487B2 (ja
Inventor
Hideo Wataya
秀男 綿谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2000032150A priority Critical patent/JP3857487B2/ja
Publication of JP2001222304A publication Critical patent/JP2001222304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3857487B2 publication Critical patent/JP3857487B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉のないNCデータを短時間で自動的にか
つ確実に作成して、作業者の負担を削減し得るとともに
加工不具合の発生を防止することにある。 【解決手段】 CAMシステムによって金型の構成面の
うちの、座面と組み合わされていない側面を加工するた
めに用いられるNCデータを作成するに際し、前記側面
の加工始点および加工終点の各々から前記側面と平行な
方向に所定距離離間した各加工移動端点に対し前記側面
の前方に工具半径以上離間した所定範囲をそれぞれアプ
ローチ位置範囲およびリトラクト位置範囲とし、前記ア
プローチ位置範囲およびリトラクト位置範囲内について
所定開始位置から始めて所定ピッチでその所定開始位置
から離間しつつ繰り返し工具形状モデルと金型形状モデ
ルの干渉物との干渉チェックを行って、干渉が生じなか
った最初の位置をアプローチ位置およびリトラクト位置
に決定することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CAM(コンピ
ュータ支援加工)システムによって金型の構成面のうち
の側面を加工するために用いられる側面加工用NC(数
値制御)データの作成方法に関し、特には、側面加工用
のアプローチ位置およびリトラクト位置の決定方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス加工等に使用される金型は一般
に、例えば図9の斜視図に金型の下型について示すよう
に、ガイドポストGPやウェアプレートWP等の多数の型構
造物から構成されている。それゆえ金型の製作時には、
例えば図9に示す下型のダイホルダのみについて図10の
斜視図に示すように、それらの型構造物をそれぞれ装着
するための平坦な金型構成面である、上方へ向いた座面
PL、水平方向へ向いた側面PR、そしてそれら座面PLと側
面PRとが組み合わされた複合座面PPを多数加工する必要
がある。
【0003】かかる座面や側面や複合座面をCAMシス
テムを構成するNC工作機械で加工するには、それらの
面の加工用のNCデータを作成する必要があり、そのN
Cデータの作成の際、従来は作業者が、これもCAMシ
ステムを構成するNCデータ作成用コンピュータの画面
上で、別途CAD(コンピュータ支援設計)システムに
より作成した三次元金型形状モデルを見ながらコンピュ
ータとの対話形式で、上記座面等の一つ一つに対し、図
11のフローチャートに示す如き手順に従って工具のアプ
ローチ位置、リトラクト位置および加工時の工具軌跡を
入力して、NCデータを構成するパートプログラムを作
成している。
【0004】図11に示す手順では、先ずステップS1で、
工具径や工具長さ、現在作成しているパートプログラム
の加工対象の座面等、干渉物(周囲の他の座面等の、そ
の加工対象の座面等以外の金型形状部分)の範囲その他
の加工条件を入力し、次いでステップS2で、加工対象の
座面等への工具の接近のための、その座面等から離間し
たアプローチ位置(アプローチ点)を選択して入力し、
これによりNCデータ作成用コンピュータにそのアプロ
ーチ位置での工具形状モデルと金型形状モデルの干渉物
および加工対象の座面等との干渉チェックを自動的に行
わせて、その干渉チェックの結果に基づきアプローチ位
置を決定し、それをNCデータ作成用コンピュータに入
力する。
【0005】例えば図12の平面図に示す例では、工具モ
デルTで示す工具のアプローチ位置として、加工対象の
側面PRの左端部の前方(図では上方)の左右二箇所の位
置を入力しており、この場合には加工対象の側面PRの左
端部の左前方に干渉物IMが存在しているため、コンピュ
ータは、左の方の入力位置をNG(干渉)と判断し、右
の方の入力位置のみをOKと判断してその判断結果を画
面表示出力し、これにより作業者が、その右の方の入力
位置をアプローチ位置に決定している。
【0006】次いで作業者は、図11中のステップS3で、
加工対象の側面等からの工具の離間のための、その側面
等から離間したリトラクト位置(リトラクト点)を選択
して入力し、これによりNCデータ作成用コンピュータ
にそのリトラクト位置での工具形状モデルと金型形状モ
デルの干渉物および加工対象の座面等との干渉チェック
を自動的に行わせて、その干渉チェックの結果に基づき
リトラクト位置を決定し、それをNCデータ作成用コン
ピュータに入力する。
【0007】例えば図13の平面図に示す例では、工具モ
デルTで示す工具のリトラクト位置として、加工対象の
側面PRの右端部の前方(図では上方)の左右二箇所の位
置を入力しており、この場合には加工対象の側面PRの右
端部の右前方に干渉物IMが存在しているため、コンピュ
ータは、右の方の入力位置をNG(干渉)と判断し、左
の方の入力位置のみをOKと判断してその判断結果を画
面表示出力し、これにより作業者が、その左の方の入力
位置をリトラクト位置に決定している。
【0008】その後、作業者は、図11中のステップS4
で、図12および図13中一点鎖線で示す如き、加工対象と
する側面PR等を加工するための工具軌跡を設定し、ある
いは上記NCデータ作成用コンピュータにCADシステ
ムからの三次元金型形状モデルの側面データから自動的
に作成させ、その工具軌跡での工具モデルと金型形状モ
デルの干渉物との干渉チェックをNCデータ作成用コン
ピュータに自動的に行わせて、その干渉チェックの結果
に基づき工具軌跡を決定し、それをNCデータ作成用コ
ンピュータに入力する。そして上記手順では、最後に作
業者がステップS5で、画面表示された工具軌跡につい
て、その工具軌跡を辿る工具の移動で上記対象側面に削
り残しが生ずるか否かを目視によりチェックする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、コンピュータとの対話形式で、一つ一つの
側面等に対し、工具のアプローチ位置、リトラクト位置
および加工時の工具軌跡を入力して工具径路を求めてい
るので、干渉のないNCデータを作成するには、工具選
択とアプローチ位置、リトラクト位置の指示を何度もや
り直す必要があって、時間がかかってしまうという問題
があった。
【0010】また、上記従来の方法では、複合座面の場
合に、作業者が複合座面を対象としていることを認識し
ながら加工対象部位を指示し、部位毎の特徴に応じて加
工条件を指示しているので、条件変更のための入力回数
が多くなり、作業者が条件設定を間違えてしまう場合も
あって、加工不具合を起こす可能性があるという問題が
あった。
【0011】そして上述の如き問題を解決するべく、座
面をNC工作機械で加工するためのNCデータを自動的
に作成する方法として従来、例えば特開昭62−239206号
公報にて開示されたものも知られているが、この方法で
は、CAMシステムを構成するNCデータ作成用コンピ
ュータが、加工対象の座面の形状に応じてあらかじめ各
角部等に設定された加工始点候補位置や加工終点候補位
置に対し座標軸方向に沿う工具移動方向後方の位置に設
定されたアプローチ候補位置やリトラクト候補位置で、
工具形状モデルと金型形状モデルの干渉物との干渉をチ
ェックして、干渉の生じない候補位置のうち優先順位の
最も高い位置をアプローチ位置やリトラクト位置に自動
決定しているため、あらかじめ設定されたさほど多くな
い候補位置の全てで干渉が生じたらアプローチ位置やリ
トラクト位置が決定できなくなるという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決したNCデータの作成
方法を提供することを目的とするものであり、請求項1
記載のこの発明の側面加工用NCデータの作成方法は、
CAMシステムによって金型の構成面のうちの、座面と
組み合わされていない側面を加工するために用いられる
NCデータを作成するに際し、前記側面の加工始点およ
び加工終点の各々から前記側面と平行な方向に所定距離
離間した各加工移動端点に対し前記側面の前方に工具半
径以上離間した所定範囲をそれぞれアプローチ位置範囲
およびリトラクト位置範囲とし、前記アプローチ位置範
囲およびリトラクト位置範囲内について所定開始位置か
ら始めて所定ピッチでその所定開始位置から離間しつつ
繰り返し工具形状モデルと金型形状モデルの干渉物との
干渉チェックを行って、干渉が生じなかった最初の位置
をアプローチ位置およびリトラクト位置に決定すること
を特徴とするものである。
【0013】かかる方法によれば、あらかじめ設定され
た候補位置のみで干渉チェックを行うのでなく、側面の
加工始点および加工終点の各々からその側面と平行な方
向に所定距離離間した各加工移動端点から前方(斜め前
方を含む)に工具半径以上離間した所定範囲をアプロー
チ位置範囲およびリトラクト位置範囲として、それらの
範囲内について所定開始位置から始めて所定ピッチでそ
の所定開始位置から離間しつつ繰り返し工具形状モデル
と金型形状モデルの干渉物との干渉チェックを行って、
干渉が生じなかった最初の位置をアプローチ位置および
リトラクト位置に決定するので、加工対象の側面から離
間するとともに干渉物との干渉も生じないアプローチ位
置およびリトラクト位置ひいては干渉のないNCデータ
を、短時間で自動的にかつ確実に作成し得て、作業者の
負担を削減し得るとともに加工不具合の発生を防止する
ことができる。
【0014】また、請求項2記載のこの発明の側面加工
用NCデータの作成方法は、CAMシステムによって金
型の構成面のうちの、座面と組み合わされた側面を加工
するために用いられるNCデータを作成するに際し、前
記側面の加工始点および加工終点の各々から前記側面に
対し直角方向の前方に前記座面上で最も離れた各位置か
ら前記側面と平行な方向に所定距離離間した各加工移動
端点に対し前記側面の前方に工具半径以上離間した所定
範囲をそれぞれアプローチ位置範囲およびリトラクト位
置範囲とし、前記アプローチ位置範囲およびリトラクト
位置範囲内について所定開始位置から始めて所定ピッチ
でその所定開始位置から離間しつつ繰り返し工具形状モ
デルと金型形状モデルの干渉物との干渉チェックを行っ
て、干渉が生じなかった最初の位置をアプローチ位置お
よびリトラクト位置に決定することを特徴とするもので
ある。
【0015】かかる方法によれば、あらかじめ設定され
た候補位置のみで干渉チェックを行うのでなく、側面の
加工始点および加工終点の各々からその側面に対し直角
方向の前方に座面上で最も離れた各位置からその側面と
平行な方向に所定距離離間した各加工移動端点に対し側
面の前方(斜め前方を含む)に工具半径以上離間した所
定範囲をアプローチ位置範囲およびリトラクト位置範囲
とし、それらの範囲内について所定開始位置から始めて
所定ピッチでその所定開始位置から離間しつつ繰り返し
工具形状モデルと金型形状モデルの干渉物との干渉チェ
ックを行って、干渉が生じなかった最初の位置をアプロ
ーチ位置およびリトラクト位置に決定するので、加工対
象の側面から離間するとともに干渉物との干渉も生じな
いアプローチ位置およびリトラクト位置ひいては干渉の
ないNCデータを、短時間で自動的にかつ確実に作成し
得て、作業者の負担を削減し得るとともに加工不具合の
発生を防止することができる。
【0016】なお、この発明の側面加工用NCデータの
作成方法においては、請求項3に記載のように、前記所
定開始位置を、前記加工移動端点から、前記側面に対し
直角方向の前方に工具半径以上の所定距離離間した位置
としても良い。このようにして作成したNCデータによ
れば、工具を、決定したアプローチ位置から工具半径以
上離間するとともに加工始点から側面と平行な方向に所
定距離離間した一方の加工移動端点に先ずアプローチ移
動させて、そこから、側面の加工を行う部分を含む直線
径路に沿って他方の加工移動端点まで移動させ、その他
方の加工移動端点から、その加工移動端点に対し工具半
径以上離間した、決定したリトラクト位置までリトラク
ト移動させることができるので、側面の加工を精度良く
行い得るNCデータを自動的に作成することができる。
【0017】またこの発明の側面加工用NCデータの作
成方法においては、請求項4に記載のように、前記干渉
チェックを、前記所定開始位置を通って前記側面と平行
に延在する直線上で前記所定開始位置から両方向に交互
に前記所定ピッチずつ離間しながら繰り返すこととして
も良い。このようにすれば、干渉チェック位置が干渉物
から所定ピッチずつ離間するので、側面の加工始点およ
び加工終点からそれぞれの前方に工具半径以上離間し
た、工具干渉の生じないアプローチ位置およびリトラク
ト位置を、より短時間で確実に探し出すことができる。
【0018】ここで、上記所定ピッチは、上記所定開始
位置を通って前記側面と平行に延在する直線上での距離
ピッチとしても良いが、上記加工移動端点と上記所定開
始位置とを結ぶ直線に対しその加工移動端点を中心とし
て半径方向に引いた直線がなす角度ピッチとしても良
く、その場合には、上記半径方向に引いた直線と上記側
面と平行に延在する直線との交点が各干渉チェック位置
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1は、この発明の側面加工用NCデータの作成方
法の一実施例の実施手順を示すフローチャートであり、
この実施例の方法は、通常のCAMシステムを構成する
NCデータ作成用コンピュータの作動プログラムを改変
することにて実施されるものである。
【0020】すなわち、この実施例の方法では、先ず図
1中のステップS11で、別途CADシステムにより作成
した三次元金型形状モデルのデータを読み込んで、その
金型形状モデルの各部分の属性を調べることにより全て
の側面および座面を抽出し、抽出した側面に工順を設定
するとともに、それらの側面中で、未だ後述するステッ
プS29にて工具軌跡を登録されていない側面のうち現在
の処理で作成しているパートプログラムの対象とする一
つの側面(対象側面)を検索し、対象側面となる、工具
軌跡を登録されていない側面がもう残っていない場合に
は、続くステップS12を経てこの図1の処理を終了する
が、工具軌跡を登録されていない側面が残っている場合
には、上記ステップS12でその工具軌跡を登録されてい
ない側面のうちから上記設定した工順の順に一つの対象
側面を選択した後にステップS13へ進む。
【0021】ステップS13では、上記対象側面が座面と
組み合わされて複合座面を構成しているものか否かを、
その対象側面のデータに含まれている属性情報から判断
し、複合座面を構成しているものの場合には、次のステ
ップS14で、その対象側面と組み合わされている座面の
データを、上記抽出した座面データ中から検索して求め
る。一方、上記対象側面が、座面と組み合わされていな
い単独のものの場合には、ステップS13からステップS
15へ進む。
【0022】ステップS15では、当該CAMシステムを
構成するNC工作機械が具える工具のリストを示す工具
テーブルを当該コンピュータの記憶領域から読み込み、
上記対象側面の加工に適した使用工具を、より太くてよ
り短いものを優先して一種類選定する。そしてもう選択
できる工具が残っていない場合には、ステップS15でそ
の対象側面について工具なしとのデータを登録した後に
ステップS11へ戻り、次の対象側面を検索する。その一
方、使用工具として選択できる工具がある場合には、上
記ステップS16でその工具を使用工具として選択した後
にステップS17へ進む。
【0023】ステップS17では、図11中のステップS1
と同様に、工具径や工具長さ、現在作成しているパート
プログラムの加工対象の側面等、干渉物(周囲の他の側
面等の、その加工対象の側面等以外の金型形状部分)の
範囲その他の加工条件を入力する(一部の加工条件につ
いては、CADシステムにより作成した三次元金型形状
モデルのデータ等から自動的に入力することができ
る)。なお、この実施例の方法では、上記工具テーブル
上の各工具について、あらかじめ上記CADシステムで
三次元工具モデルを作成して、図2(a)に示すよう
に、アプローチ位置およびリトラクト位置での干渉チェ
ック用にその工具モデルTのアーバやシャンクや刃部を
含む各部分にそれぞれその部分に見合ったゼロでない適
当な値の余裕代Cを設定するとともに、図2(b)に示
すように、工具軌跡上での干渉チェック用にその工具モ
デルTの刃部CTの底面および、刃部CTの側面のうち上端
部以外の部分について余裕代をゼロとし、その工具モデ
ルTの他の部分については先のゼロでない適当な値の余
裕代Cを設定し、それを上記コンピュータに読み込ませ
ておく。
【0024】次のステップS18では、上記対象側面につ
いてのアプローチ位置を決定する。すなわち、上記対象
側面PRが、例えば図3に示すように、座面と組み合わさ
れていない単独のものの場合には、対象側面PRの加工始
点(図では左端点)からその対象側面PRと平行な方向に
所定距離(この実施例では工具半径Rよりも僅かに大き
い距離)Lだけ離間した始点側加工移動端点PSから、そ
の対象側面PRに対し直角方向の前方(図では上方)に工
具半径R以上の所定距離Mだけ離間した位置を所定開始
位置Pa1とするとともに、その所定開始位置Pa1を通っ
て上記対象側面PRに平行に延在する直線上の、その所定
開始位置Pa1から所定距離範囲をアプローチ位置範囲と
し、そのアプローチ位置範囲内について上記所定開始位
置Pa1の両側に、上記加工移動端点PSと上記所定開始位
置Pa1とを結ぶ直線に対しその加工移動端点PSを中心と
して半径方向に引いた直線(図では破線で示す)がなす
角度θを所定ピッチとしてその角度ピッチθずつ上記所
定開始位置Pa1から離間しつつ、繰り返し工具モデルT
と金型形状モデルの干渉物との干渉チェックを行って干
渉が生じなかった最初の位置をアプローチ位置に選定
(決定)する。
【0025】例えば図3では、干渉チェック位置Pa1お
よびPa2では干渉が生じないが、干渉チェック位置Pa3
では左側の干渉物IMとの干渉が生じ、干渉チェック位置
Pa1とPa2とでは干渉チェック位置Pa1の方が先に干渉
が生じなかったものされるので、干渉チェック位置Pa1
がアプローチ位置として選定される。
【0026】上記ステップS18で上記アプローチ位置範
囲内にアプローチ位置がなかった場合には、その対象側
面については後に人手でアプローチ位置を選定すること
として、ステップS19からステップS11へ戻って次の対
象側面を選択する。一方、アプローチ位置があった場合
には、ステップS19からステップS20へ進んで、選定し
たアプローチ位置Pa1から上記加工移動端点PSへのアプ
ローチ移動の間の工具モデルTと金型形状モデルの干渉
物との干渉チェックを行う。そして、そのアプローチ移
動で干渉する場合には、ステップS21からステップS18
へ戻って次のアプローチ位置(例えば干渉チェック位置
Pa2)を選定する。一方、上記アプローチ移動で干渉し
ない場合には、ステップS22へ進む。
【0027】ステップS22では、上記対象側面について
のリトラクト位置を決定する。すなわち、上記対象側面
PRが、例えば図4に示すように、座面と組み合わされて
いない単独のものの場合には、対象側面PRの加工終点
(図では右端点)からその対象側面PRと平行な方向に所
定距離(この実施例では工具半径Rよりも僅かに大きい
距離)Lだけ離間した終点側加工移動端点PEから、その
対象側面PRに対し直角方向の前方(図では上方)に工具
半径R以上の所定距離Mだけ離間した位置を所定開始位
置Pr1とするとともに、その所定開始位置Pa1を通って
上記対象側面PRに平行に延在する直線上の、その所定開
始位置Pr1から所定距離範囲をリトラクト位置範囲と
し、そのリトラクト位置範囲内について上記所定開始位
置Pr1の両側に、上記加工移動端点PEと上記所定開始位
置Pr1とを結ぶ直線に対しその加工移動端点PEを中心と
して半径方向に引いた直線(図では破線で示す)がなす
角度θを所定ピッチとしてその角度ピッチθずつ上記所
定開始位置Pr1から離間しつつ繰り返し工具モデルTと
金型形状モデルの干渉物との干渉チェックを行って、干
渉が生じなかった最初の位置をリトラクト位置に選定
(決定)する。
【0028】例えば図4では、干渉チェック位置Pr2で
は干渉が生じないが、干渉チェック位置Pr1およびPr3
では右側の干渉物IMとの干渉が生ずるので、干渉チェッ
ク位置Pr2がリトラクト位置として選定される。
【0029】上記ステップS22で上記リトラクト位置範
囲内にリトラクト位置がなかった場合には、その対象側
面については後に人手でリトラクト位置を選定すること
として、ステップS23からステップS11へ戻って次の対
象側面を選択する。一方、リトラクト位置があった場合
には、ステップS23からステップS24へ進んで、上記加
工移動端点PEから選定したリトラクト位置Pr2へのリト
ラクト移動の間の工具モデルTと金型形状モデルの干渉
物との干渉チェックを行う。そして、そのリトラクト移
動で干渉する場合には、ステップS25からステップS22
へ戻って次のリトラクト位置を選定する。一方、上記リ
トラクト移動で干渉しない場合には、ステップS26へ進
む。
【0030】ステップS26では、図12に一点鎖線で示す
如き、上記始点側加工移動端点PSから終点側加工移動端
点PEまでの加工移動用の工具軌跡を自動作成し、続い
て、上記対象座面をその工具軌跡CPに沿う工具の移動で
加工した場合の削り残し領域を計算して削り残しがない
ことを確認し、続くステップS27では、先に選定した使
用工具の工具モデルTに先の工具軌跡上での干渉チェッ
ク用の余裕代を適用して上記工具軌跡全体についてその
工具軌跡上での工具モデルTと上記干渉物との干渉チェ
ックを行う。そしてその工具移動で干渉する場合には、
ステップS28からステップS15へ戻って次の工具を選定
する。一方、その工具移動で干渉しない場合には、ステ
ップS28からステップS29へ進んで上記加工移動用の工
具軌跡を上記アプローチ移動およびリトラクト移動用の
工具軌跡とともに登録する。
【0031】この一方アプローチ位置を選定する上記ス
テップS18で、上記対象側面PRが、例えば図5に示すよ
うに、座面PLと組み合わされて複合座面を構成するもの
の場合には、対象側面PRの加工始点(図では左端点)か
らその対象側面PRに対し直角方向の前方(図では上方)
に上記座面PL上で最も離れた位置から上記対象側面PRと
平行な方向に所定距離(この実施例では工具半径Rより
も僅かに大きい距離)Lだけ離間した点を始点側加工移
動端点PSとして、その加工移動端点PSから、上記対象側
面PRに対し直角方向の前方(図では上方)に工具半径R
以上の所定距離Mだけ離間した位置を所定開始位置Pa1
とするとともに、その所定開始位置Pa1を通って上記対
象側面PRに平行に延在する直線上の、その所定開始位置
Pa1から所定距離範囲をアプローチ位置範囲とし、その
アプローチ位置範囲内について上記所定開始位置Pa1の
両側に、上記加工移動端点PSと上記所定開始位置Pa1と
を結ぶ直線に対しその加工移動端点PSを中心として半径
方向に引いた直線(図では破線で示す)がなす角度θを
所定ピッチとしてその角度ピッチθずつ上記所定開始位
置Pa1から離間しつつ、繰り返し工具モデルTと金型形
状モデルの干渉物との干渉チェックを行って干渉が生じ
なかった最初の位置をアプローチ位置に選定する。
【0032】例えば図5では、干渉チェック位置Pa1お
よびPa2では干渉が生じないが、干渉チェック位置Pa3
では左側の干渉物IMとの干渉が生じ、干渉チェック位置
Pa1とPa2とでは干渉チェック位置Pa1の方が先に干渉
が生じなかったものされるので、干渉チェック位置Pa1
がアプローチ位置として選定される。
【0033】また、リトラクト位置を選定する上記ステ
ップS22で、上記対象側面PRが、例えば図6に示すよう
に、座面PLと組み合わされて複合座面を構成するものの
場合には、対象側面PRの加工終点(図では右端点)から
その対象側面PRに対し直角方向の前方(図では上方)に
上記座面PL上で最も離れた位置から上記対象側面PRと平
行な方向に所定距離(この実施例では工具半径Rよりも
僅かに大きい距離)Lだけ離間した点を終点側加工移動
端点PEとして、その加工移動端点PEから、上記対象側面
PRに対し直角方向の前方(図では上方)に工具半径R以
上の所定距離Mだけ離間した位置を所定開始位置Pr1と
するとともに、その所定開始位置Pr1を通って上記対象
側面PRに平行に延在する直線上の、その所定開始位置Pr
1から所定距離範囲をリトラクト位置範囲とし、そのリ
トラクト位置範囲内について上記所定開始位置Pr1の両
側に、上記加工移動端点PEと上記所定開始位置Pr1とを
結ぶ直線に対しその加工移動端点PEを中心として半径方
向に引いた直線(図では破線で示す)がなす角度θを所
定ピッチとしてその角度ピッチθずつ上記所定開始位置
Pr1から離間しつつ繰り返し工具モデルTと金型形状モ
デルの干渉物との干渉チェックを行って、干渉が生じな
かった最初の位置をリトラクト位置に選定する。
【0034】例えば図6では、干渉チェック位置Pr2で
は干渉が生じないが、干渉チェック位置Pr1およびPr3
では右側の干渉物IMとの干渉が生ずるので、干渉チェッ
ク位置Pr2がリトラクト位置として選定される。
【0035】図7(a),(b)は、上記複合座面を構
成する側面PRと座面PLとの組み合わせを示す縦断面図お
よび平面図であり、ここで用いるCADデータでは、か
かる複合座面を構成する側面PRと座面PLとのデータに、
互いに組み合わされて共通の金型構成部品が装着される
ことを示す属性情報が含まれていることから、対象側面
が複合座面を構成する側面であることは自動的に認識さ
れる。それゆえこの実施例では、複合座面において側面
PRと座面PLとのそれぞれの加工用の工具軌跡を作成する
際、図7(a)に示す如き、側面PRの上端から座面PLま
での深さDPと、図8の縦断面図に示す如き、側面PRと座
面PLとの互いの逃げ量Aとを自動的に読み出して、一方
を加工する際の他方に対する最適なクリアランス量(余
裕代)Cを自動的に設定する。
【0036】かくしてこの実施例の方法によれば、単独
の側面および複合座面を構成する側面の何れについて
も、加工対象の側面から離間するとともに干渉物との干
渉も生じないアプローチ位置およびリトラクト位置ひい
ては干渉のないNCデータを、短時間で自動的にかつ確
実に作成し得て、作業者の負担を削減し得るとともに加
工不具合の発生を防止することができる。
【0037】しかもこの実施例の方法によれば、工具
を、決定したアプローチ位置から工具半径以上離間する
とともに加工始点から側面と平行な方向に所定距離離間
した一方の加工移動端点PSに先ずアプローチ移動させ
て、その加工移動端点PSから、側面PRの加工を行う部分
を含む直線径路に沿って他方の加工移動端点PEまで移動
させ、その他方の加工移動端点PEから、その加工移動端
点PEに対し工具半径以上離間した、決定したリトラクト
位置までリトラクト移動させることができるので、側面
の加工を精度良く行い得るNCデータを自動的に作成す
ることができる。
【0038】さらにこの実施例の方法によれば、干渉チ
ェックを、所定開始位置Pa1またはPr1を通って対象側
面PRと平行に延在する直線上でその所定開始位置から両
方向に交互に所定角度ピッチθずつ離間しながら繰り返
すことから、干渉チェック位置が干渉物IMから所定ピッ
チθずつ離間するので、対象側面PRの加工始点および加
工終点からそれぞれの前方(斜め前方を含む)に工具半
径R以上離間した、工具干渉の生じないアプローチ位置
およびリトラクト位置を、より短時間で確実に探し出す
ことができる。
【0039】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記所
定ピッチを、所定開始位置を通って対象側面と平行に延
在する直線上での距離ピッチとしても良い。また例え
ば、この発明の方法に基づくNCデータの作成をCAM
システム以外のコンピュータ、例えばCADシステムを
構成するコンピュータで行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の側面加工用NCデータの作成方法
の一実施例の実施手順を示すフローチャートである。
【図2】 上記実施例の方法での干渉チェックにおける
取り代の設けかたおよび余裕代のとりかたを縦断面図で
示す説明図である。
【図3】 上記実施例の方法での単独側面についてのア
プローチ位置の決定方法を平面図で示す説明図である。
【図4】 上記実施例の方法での単独側面についてのリ
トラクト位置の決定方法を平面図で示す説明図である。
【図5】 上記実施例の方法での複合座面の側面につい
てのアプローチ位置の決定方法を平面図で示す説明図で
ある。
【図6】 上記実施例の方法での複合座面の側面につい
てのリトラクト位置の決定方法を平面図で示す説明図で
ある。
【図7】 (a)および(b)は、複合座面の例を示す
縦断面図および平面図である。
【図8】 上記複合座面についての工具クリアランスの
設定方法を縦断面図で示す説明図である。
【図9】 金型の下型を例示する斜視図である。
【図10】 図9に示す下型のダイホルダのみについて
示す斜視図である。
【図11】 従来のNCデータの作成方法を示すフロー
チャートである。
【図12】 上記従来の方法でのアプローチ位置の決定
方法を平面図で示す説明図である。
【図13】 上記従来の方法でのリトラクト位置の決定
方法を平面図で示す説明図である。
【符号の説明】
C 余裕代 CT 刃部 GP ガイドポスト IM 干渉物 L,M 所定距離 Pa1〜Pa3 アプローチ用干渉チェック位置 Pa1 アプローチ位置 PE,PS 加工移動端点 PP 複合座面 Pr1〜Pr3 リトラクト用干渉チェック位置 Pr2 リトラクト位置 PL 座面 PR 側面 R 工具半径 RP 取り代 T 工具モデル WP ウェアプレート θ 角度ピッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAMシステムによって金型の構成面の
    うちの、座面と組み合わされていない側面を加工するた
    めに用いられるNCデータを作成するに際し、 前記側面の加工始点および加工終点の各々から前記側面
    と平行な方向に所定距離離間した各加工移動端点に対し
    前記側面の前方に工具半径以上離間した所定範囲をそれ
    ぞれアプローチ位置範囲およびリトラクト位置範囲と
    し、 前記アプローチ位置範囲およびリトラクト位置範囲内に
    ついて所定開始位置から始めて所定ピッチでその所定開
    始位置から離間しつつ繰り返し工具形状モデルと金型形
    状モデルの干渉物との干渉チェックを行って、干渉が生
    じなかった最初の位置をアプローチ位置およびリトラク
    ト位置に決定することを特徴とする、側面加工用NCデ
    ータの作成方法。
  2. 【請求項2】 CAMシステムによって金型の構成面の
    うちの、座面と組み合わされた側面を加工するために用
    いられるNCデータを作成するに際し、 前記側面の加工始点および加工終点の各々から前記側面
    に対し直角方向の前方に前記座面上で最も離れた各位置
    から前記側面と平行な方向に所定距離離間した各加工移
    動端点に対し前記側面の前方に工具半径以上離間した所
    定範囲をそれぞれアプローチ位置範囲およびリトラクト
    位置範囲とし、 前記アプローチ位置範囲およびリトラクト位置範囲内に
    ついて所定開始位置から始めて所定ピッチでその所定開
    始位置から離間しつつ繰り返し工具形状モデルと金型形
    状モデルの干渉物との干渉チェックを行って、干渉が生
    じなかった最初の位置をアプローチ位置およびリトラク
    ト位置に決定することを特徴とする、側面加工用NCデ
    ータの作成方法。
  3. 【請求項3】 前記所定開始位置は、前記加工移動端点
    から、前記側面に対し直角方向の前方に工具半径以上の
    所定距離離間した位置であることを特徴とする、請求項
    1または2記載の側面加工用NCデータの作成方法。
  4. 【請求項4】 前記干渉チェックは、前記所定開始位置
    を通って前記側面と平行に延在する直線上で前記所定開
    始位置から両方向に交互に前記所定ピッチずつ離間しな
    がら繰り返すことを特徴とする、請求項3記載の側面加
    工用NCデータの作成方法。
JP2000032150A 2000-02-09 2000-02-09 側面加工用ncデータの作成方法 Expired - Fee Related JP3857487B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000032150A JP3857487B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 側面加工用ncデータの作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000032150A JP3857487B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 側面加工用ncデータの作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001222304A true JP2001222304A (ja) 2001-08-17
JP3857487B2 JP3857487B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=18556798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000032150A Expired - Fee Related JP3857487B2 (ja) 2000-02-09 2000-02-09 側面加工用ncデータの作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3857487B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230571A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Okuma Corp 加工シミュレーション装置
JP5367197B1 (ja) * 2013-02-21 2013-12-11 三菱電機株式会社 干渉チェック装置および数値制御装置
EP2849014A3 (de) * 2013-09-13 2015-03-25 Liebherr-Verzahntechnik GmbH Verfahren zur Steuerung einer Verzahnmaschine sowie Verzahnmaschine

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230571A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Okuma Corp 加工シミュレーション装置
JP5367197B1 (ja) * 2013-02-21 2013-12-11 三菱電機株式会社 干渉チェック装置および数値制御装置
WO2014128890A1 (ja) * 2013-02-21 2014-08-28 三菱電機株式会社 干渉チェック装置および数値制御装置
CN104126157A (zh) * 2013-02-21 2014-10-29 三菱电机株式会社 干涉检查装置及数控装置
US9122267B2 (en) 2013-02-21 2015-09-01 Mitsubishi Electric Corporation Interference checking device and numerical control apparatus
CN104126157B (zh) * 2013-02-21 2016-01-20 三菱电机株式会社 干涉检查装置及数控装置
EP2849014A3 (de) * 2013-09-13 2015-03-25 Liebherr-Verzahntechnik GmbH Verfahren zur Steuerung einer Verzahnmaschine sowie Verzahnmaschine
CN104460519A (zh) * 2013-09-13 2015-03-25 利勃海尔-齿轮技术有限责任公司 控制切齿机的方法和切齿机
US9983561B2 (en) 2013-09-13 2018-05-29 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Method of controlling a gear cutting machine and gear cutting machine

Also Published As

Publication number Publication date
JP3857487B2 (ja) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5873138B2 (ja) ワイヤ放電加工機用のキー溝加工用加工プログラム作成装置
US11681274B2 (en) Postprocessor device that generates a machining program including instruction for changing at least one parameter to be used for controlling at least one axis of a CNC machine tool
US20030130758A1 (en) Design support apparatus and method
JP6719790B1 (ja) Cadデータによるマシニングセンタの自動運転装置
US9656339B2 (en) Wire electric discharge machine and machining pass generating apparatus for wire electric discharge machine
JP5431987B2 (ja) 工作機械の制御装置
US20080201002A1 (en) Machining Template Based Computer-Aided Design and Manufacture Of An Aerospace Component
WO2011004420A1 (ja) 数値制御プログラミング方法及びその装置並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP7464712B2 (ja) ポストプロセッサ、加工プログラム生成方法、cnc加工システム及び加工プログラム生成用プログラム
JP2001222304A (ja) 側面加工用ncデータの作成方法
JP2005288563A (ja) 加工プログラム作成方法、及び加工プログラム作成装置
JP5476323B2 (ja) 加工パスの生成方法及び加工方法
EP1789898B1 (en) System, method, and computer program product for localized cavity milling design
CN112305993B (zh) 一种自动生成编程工艺的方法
US6745098B2 (en) Machining based on master program merged from parts programs
JPH0720920A (ja) 工具軌跡データ作成方法
JP2002014711A (ja) 等高線加工用削り残し隅部加工範囲探索方法およびその方法を用いた削り残し隅部加工領域作成方法
JP3633337B2 (ja) 座面加工用ncデータの作成方法
JP2011043864A (ja) 自動プログラミング方法
JPH11134014A (ja) 削り残し部位の切削用ncデータ作成装置
JP3264054B2 (ja) Nc文作成方法
JP3123340B2 (ja) Ncデータ自動作成装置
JP2599206B2 (ja) 数値制御情報作成装置
JP3116733B2 (ja) Camシステム用加工軸方向決定装置
JP2000099121A (ja) 金型のトリム面加工用ncデータ作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3857487

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees