JP2001221002A - 高効率タービン - Google Patents

高効率タービン

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JP2001221002A
JP2001221002A JP2000067699A JP2000067699A JP2001221002A JP 2001221002 A JP2001221002 A JP 2001221002A JP 2000067699 A JP2000067699 A JP 2000067699A JP 2000067699 A JP2000067699 A JP 2000067699A JP 2001221002 A JP2001221002 A JP 2001221002A
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stator
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Takeshi Hatanaka
武史 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タービン内で作動流体の流路における背圧の
上昇を防止することにより流量当たりの出力・効率を飛
躍的に向上させた高効率タービンを提供することを目的
とする。 【構成】 インレット12およびアウトレット14を有
するハウジング20内にステータ30を支持し、ステー
タ30内にタービンロータ26を配置し、タービンロー
タ26にアーチ状タービンブレード72、74と環状溝
66を形成し、環状溝にステータブレード62を配置し
て、環状溝の作動流体をタービンブレードの方向に転向
させる構成とすることにより、タービンの高効率化を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明はタービンに関し、と
くに、水車、蒸気タービンおよびガスタービンに利用可
能なタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】 米国特許第5,385,446号およ
び同第5,624,235号に代表的な蒸気タービンが
開示されている。これらタービンにおいて、静翼と動翼
が軸方向に多段列にて配置されていて、作動流体は軸方
向に流される。ハウジングとタービンロータの羽根との
間には多数のスペースが存在し、これらスペースから未
利用の作動流体が動翼に衝突せずに流出するため、単位
流量当たりの出力・効率が悪化する。このため、使用流
体のボリュームが増大してエネルギーコスト増の原因と
なり、しかも、タービンが大型化し、製造コストが高く
なっていた。
【0003】 米国特許第5,071,312号にはス
テータの周方向に多数の静翼を形成し、これに対向して
ロータの周方向に多数の動翼を形成したタービンが開示
されている。このタービンにおいて、ロータの動翼の背
面は半径方向に流れる作動流体に衝突するため、前述の
反トルクがロータに作用し、ロータの出力が低くなる。
また、タービン構造が複雑で製造コストが高い。
【0004】 特開平4−81,502号にはロータの
外周に仕切りを設けて周方向の流路を形成したタービン
が開示されている。このタービンにおいて、流路内に直
接、多数の羽根が配置されている。これら羽根は作動流
体の流れ方向に交差するように延びているため、作動流
体が羽根に衝突した時に大きな乱流が発生して流路内を
作動流体が流れ難くなる。このとき、ロータの回転が早
くなるとロータの周速が上昇してロータの羽根と作動流
体が一体となって流路に強大な流体の壁が発生し、ター
ビン効率が著しく悪化する。タービンの供給ノズルと排
出口の間には何等、作動流体の強制的な排出手段がない
ため、作動流体は流路内に滞留する傾向が強くなり、そ
の分流路の背圧が高くなってタービン効率が悪くなる。
しかも、羽根はロータの外周に半径方向に延びるように
配置されているため、羽根の剛性が低く、このため、タ
ービン構造が全体的に大きくなり、製造コストも高くな
る欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記欠点を
解消するもので、小形軽量、低コストの高効率タービン
を提供することを目的とする。
【0006】 本発明の他の目的は小型機から大容量機
まで利用可能な高効率タービンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本願第1の発明は、
(a)作動流体のジェット流を導入するためのインレッ
トと膨張流体を排出するためのアウトレットを有するハ
ウジングと; (b)ハウジング内に配置されているステータ手段と; (c)ステータ手段内に回転可能に収納されていて出力
軸を有するタービンロータとを備え; (d)タービンロータが軸方向に間隔をおいて配置され
た一対のロータデイスクと、ロータデイスクの周方向に
間隔をおいて配置された複数のタービンブレードと、タ
ービンブレードに沿って形成されていてインレットおよ
びアウトレットに連通していてジェット流を通過させる
環状溝を備え; (e)ステータ手段が環状溝に収納された円弧状ステー
タブレードを備え、ステータブレードがジェット流をタ
ービンブレードに偏向させるガイド手段と、タービンブ
レードを周期的に開閉してジェット流を遮断するブレー
ド開閉手段を有する、ことにより達成される。
【0008】 本願第2の発明は、(a)作動流体のジ
ェット流を導入するためのインレットと、膨張流体を排
出するためのアウトレットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されたステータ手段と; (c)ステータ手段内に回転可能に収納されていて出力
軸を有するタービンロータとを備え; (d)ステータ手段がハウジング内に固定されたステー
タリングと、ステータリングから半径方向内側に延びて
いる円弧状ステータブレードを備え、ステータブレード
が周方向でジェット流をタービンロータに偏向させるガ
イド手段と、ガイド手段の後流側に配置されたブレード
開閉手段とを備え; (e)タービンロータがその中間にステータブレードを
収納する環状溝を有する一対のフライホイールロータデ
イスクを備え、各フライホイールロータデイスクが周方
向に間隔をおいて配置されていて円弧状ステータブレー
ドの側面に沿って移動してブレード開閉手段に周期的に
係合する複数のタービンブレードを備えることにより達
成される。
【0009】 本願第3の発明は、(a)第1および第
2方向に作動流体のジェット流をそれぞれ供給する第1
および第2インレットと、膨張流体を排出するための第
1および第2アウトレットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に同心的に配置された第1および第
2ステータ手段と; (c)第1および第2ステータ手段内にそれぞれ回転可
能に収納された第1および第2タービンロータと; (d)第1および第2タービンロータにそれぞれ連結さ
れていてそれぞれ異なる方向に回転する第1および第2
出力軸とを備え; (e)各タービンロータが周方向に間隔をおいて配置さ
れた複数のタービンブレードと、タービンブレードの側
面に沿って形成されていてインレットおよびアウトレッ
トに連通していてジェット流を通過させる環状溝を備
え; (f)各ステータ手段が環状溝に収納された円弧状ステ
ータブレードを備え、ステータブレードがジェット流を
タービンブレードに偏向させるガイド手段を備え; (g)第1および第2タービンロータのタービンブレー
ドがそれぞれ反対方向に配置された作用面を備え; (h)第1および第2ステータ手段のガイド手段がそれ
ぞれ第1および第2インレットに隣接して配置されてジ
ェット流を第1および第2方向に案内し; (i)第2出力軸が中空軸からなり、第1出力軸が中空
軸内を回転可能に延びていることにより達成される。
【0010】
【作用】 本発明の高効率タービンにおいて、ステータ
内にタービンロータを回転可能に収納し、タービンロー
タに作動流体のジェット流路として機能する環状溝とタ
ービンブレードを形成することにより、流路内の作動流
体の障害物を排除して流体を流れ易くし、作動流体の背
圧を最少限とし、しかも、未利用作動流体が発生しない
ように流路内のジェット流を周方向で全量タービンブレ
ードに衝突させるようにして、タービン効率を飛躍的に
向上させ、小形軽量化、低コスト化を図るようにしたも
のである。
【0011】
【実施例】 以下、本発明の望ましい実施例について図
面を用いて詳細に説明する。図1、2において、高効率
タービン10は前段用のインレット12およびアウトレ
ット14、後段用のインレット16およびアウトレット
18を有するハウジング20を備える。インレット1
2、16はそれぞれ反時計方向および時計方向に作動流
体のジェット流をハウジング20に供給し、アウトレッ
ト14、18はハウジング20から膨張流体を排出す
る。図2に示す如く、前段のアウトレット14は後段の
インレット16に接続され、作動流体は前段、後段にて
順次膨張され、膨張した流体はアウトレット18を介し
て排出される。タービン10は、さらに、第1、第2出
力軸22、24にそれぞれ固定支持された第1、第2タ
ービンロータ26、28と第1、第2ステータ30、3
2を備える。第1出力軸22はフランジ22aを有し、
これに対してボルト34によりロータデイスク36、3
8が連結される。同様に、出力軸24はフランジ24a
を有し、これに対してフランジ40およびボルト42に
よってロータデイスク46、48が固定される。第2出
力軸24は中空軸からなり、これにより第1出力軸22
がベアリング50、52を介して回転可能に支持され
る。第1出力軸22の左端部および第2出力軸24の外
周はハウジング20に支持されたベアリング54、56
により支持される。第1、第2ステータ30、32はハ
ウジング20内に同心的に固定されたステータリング5
8、60と、ステータリング58、60の中間部からそ
れぞれ半径方向内側に延びている円弧状ステータブレー
ド62、64と、インレット12とアウトレット14と
の間には配置された仕切り部材65とを備える。仕切り
部材65はそれぞれインレット14およびアウトレット
14に整列したガイド面65a、65bを供える。
【0012】 図3より明らかなように、ステータブレ
ード116はジェットノズル12に隣接してジェット流
Sを第1、第2ロータデイスク36、38に偏向させる
ウエッジ状のメイン偏向ガイド部62aと、周期的にジ
ェット流を遮断するためのブレード開閉部62bと、周
方向に間隔をおいて形成された複数の補助偏向ガイド部
62cとを備える。補助ガイド部62cは第1、第2ロ
ータデイスク36、38に対して、環状溝66を通過す
るジェット流を第1、第2ロータデイスク36、38に
回転方向において偏向させて何度も衝突させてタービン
効率を向上させるためのものである。メイン偏向ガイド
部62aと、補助偏向ガイド部62cとはステータブレ
ード62を複数個のピースに分割して、それぞれ独立し
たピース上に形成しても良い。ブレード開閉部62bは
周期的にジェット通路を瞬時に遮断して、第1、第2ロ
ータデイスク36、38にジェット流を撃突停止させて
慣性力と反作用による力を生じさせ、かつ、ロータデイ
スク36、38内の圧力を急激に高めてトルクを増大さ
せ、次いで、ブレード開閉部62bがその圧力を急に開
放したときにジェット流が慣性力をともなって補助偏向
ガイド部62cから再度ロータデイスク36、38に強
力な衝動力を与えるようにしてタービン20の出力アッ
プをねらったものである。
【0013】 上記目的に沿うように、第1、第2ロー
タデイスク36、38はそれぞれ軸方向に間隔をおいて
配置されたフライホイールデイスク68、70を備え
る。フライホイールデイスク68、70はそれぞれ出力
軸22に装着された円筒基部を備え、これらの中に連結
ボルト34が貫通している。ボルト34は出力軸22の
フランジ22aから第2ロータデイスク38に延びてい
て第2ロータデイスク38にネジ止めされて所定位置に
保持される。フライホイールデイスク68、70はそれ
ぞれ周方向に間隔をおいて配置されて軸方向に延びる複
数の断面アーチ状のタービンブレード72、74と、タ
ービンブレード72、74の間それぞれ形成された圧力
室76、78を備える。タービンブレード72、74は
それぞれジェット流が衝突するアーチ状のブレード面と
アーチ状の背面とを備え、環状溝66に沿って隣接する
ラジアル面またはバルブ面72a、74aを有する。前
述したように、ロータデイスク36、38の回転時にス
テータブレード62のブレード開閉部62bに対してタ
ービンブレード72、74のバルブ面150a、152
aが周期的に係合または重なり合うとジェット流が急激
に遮断されてブレード72a、74a内のジェット流の
圧力が急激に上昇してフライホイールデイスク68、7
0に回転エネルギーを蓄積する。圧力室76、78内に
滞溜した高圧のジェット流はブレード開閉部62bから
バルブ面72a、74aが開口したときに、ジェット流
は一気に開放されて補助偏向ガイド62cによりガイド
されて次段のブレードに撃突する。このように、ジェッ
ト流は環状溝66を通間する間に順次複数段のタービン
ブレード72、74に強力なトルクを与え、この回転エ
ネルギーがフライホイールデイスク68、70に蓄積さ
れる。このように、ジェット流のエネルギー変換効率が
極めて高くなり、タービン効率が著しく上昇する。この
ように、ジェット流は膨張してアウトレット14から第
2タービンロータ28に供給される。
【0014】 図2に戻って、ステータブレード64は
第1タービンロータ26のステータブレード62と同一
構造を有し、第2タービンロータ28は第1タービンロ
ータ26と同様に構成され、ロータデイスク46、48
がそれぞれフライホイールロータデイクス80、82
と、複数のタービンブレード84、86と、タービンブ
レード間に形成された圧力室88、90を備える。第2
ステータ32のインレット16は第1ステータ30のイ
ンレット12と反応方向、すなわち、時計方向に延びて
いてジェット流を時計方向に供給する。第2タービンロ
ータ28のタービンブレード84、86のアーチ状作用
面もインレット16に対面するように配置され、第2タ
ービンロータ28は時計方向に回転して出力軸24を時
計(CW)方向に回転する。このように、タービン10
は飛行機の二重反転ターボプロップや、ヘリコプターの
プロペラもしくは宇宙探査船、海中探査船、地中探査
船、船舶等の二重反転プロペラ等の駆動用に適する。こ
の場合、米国特許第5,795,200号に開示された
ような複雑なギヤ反転機構が不要となり、種々のメリッ
トがある。
【0015】 上記構造において、第1、第2タービン
ロータはそれぞれ反対方向に回転するものとして例示さ
れたが、これらは共通の出力軸に連結して同一方向に回
転するように変形しても良い。この場合、作動流体のジ
ェット流は同時に同一方向の共通のインレットに供給す
るようにしても良い。なお、上記実施例において、ター
ビンブレードはフライホイールロータデイスクと一体に
形成されたものとして示されたが、とくに、大型機にお
いて、複数のピース上にタービンブレードを形成し、各
ピースをロータデイスクの取付溝に嵌合させるようにし
て組み立てるように変形しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の望ましい実施例の高効率タービンの
部分断面図である。
【図2】 図1のII−II線から見た部分断面図であ
る。
【図3】 図2のタービンロータとステータとの位置関
係を示す図である。
【符号の説明】
10 タービン、 12 インレット、 14 アウト
レット、16 インレット、 18 アウトレット、
20 ハウジング、22、24 第1、第2出力軸、
30、32 第1、第2ステータ、36、38 第1、
第2ロータデイスク、46、48 第1、第2ロータデ
イスク、58、60 ステータリング、62、64 ス
テータブレード、68、70、80、82 フライホイ
ールデイスク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)作動流体のジェット流を導入する
    ためのインレットと膨張流体を排出するためのアウトレ
    ットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されているステータ手段と; (c)ステータ手段内に回転可能に収納されていて出力
    軸を有するタービンロータとを備え; (d)タービンロータが軸方向に間隔をおいて配置され
    た一対のロータデイスクと、ロータデイスクの周方向に
    間隔をおいて配置された複数のタービンブレードと、タ
    ービンブレードに沿って形成されていてインレットおよ
    びアウトレットに連通していてジェット流を通過させる
    環状溝を備え; (e)ステータ手段が環状溝に収納された円弧状ステー
    タブレードを備え、ステータブレードがジェット流をタ
    ービンブレードに偏向させるガイド手段と、タービンブ
    レードを周期的に開閉してジェット流を遮断するブレー
    ド開閉手段を有する高効率タービン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ガイド手段がインレ
    ットに隣接して配置されたメインガイドと、メインガイ
    ドの後流側に配置された少くとも1つの補助ガイドを備
    え、ブレード開閉手段がメインガイドと補助ガイドとの
    間に配置される高効率タービン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、各タービン
    ブレードがジェット流が衝突するアーチ状作用面を有す
    る高効率タービン。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、ロータデイ
    スクが分割されていて同心的に出力軸に配置されている
    フライホイール部材からなる高効率タービン。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、さらに、タ
    ービンロータがタービンブレード間に形成された圧力室
    を備え、ブレード開閉手段によりジェット流が遮断され
    たときにガイド手段が圧力室内にジェット流を導入して
    その圧力を高める高効率タービン。
  6. 【請求項6】 (a)作動流体のジェット流を導入する
    ためのインレットと,膨張流体を排出するためのアウト
    レットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されたステータ手段と; (c)ステータ手段内に回転可能に収納されていて出力
    軸を有するタービンロータとを備え; (d)ステータ手段がハウジング内に固定されたステー
    タリングと、ステータリングから半径方向内側に延びて
    いる円弧状ステータブレードを備え、ステータブレード
    が周方向でジェット流をタービンロータに偏向させるガ
    イド手段と、ガイド手段の後流側に配置されたブレード
    開閉手段とを備え; (e)タービンロータがその中間にステータブレードを
    収納する環状溝を有する一対のフライホイールロータデ
    イスクを備え、各フライホイールロータデイスクが周方
    向に間隔をおいて配置されていて円弧状ステータブレー
    ドの側面に沿って移動してブレード開閉手段に周期的に
    係合する複数のタービンブレードを備える高効率タービ
    ン。
  7. 【請求項7】 請求項6において、ガイド手段がインレ
    ットに隣接するメインガイドと、メインガイドの後流側
    に配置されてジェット流をタービンブレードに偏向させ
    る補助ガイドを備え、ブレード開閉手段がメインガイド
    と補助ガイドとの間に形成されていてタービンブレード
    の側面を周期的に開閉し、タービンロータがタービンブ
    レード間に形成されていて周期的にメインガイドと補助
    ガイドによりジェット流が導入される圧力室を備える高
    効率タービン。
  8. 【請求項8】 (a)第1および第2方向に作動流体の
    ジェット流をそれぞれ供給する第1および第2インレッ
    トと、膨張流体を排出するための第1および第2アウト
    レットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に同心的に配置された第1および第
    2ステータ手段と; (c)第1および第2ステータ手段内にそれぞれ回転可
    能に収納された第1および第2タービンロータと; (d)第1および第2タービンロータにそれぞれ連結さ
    れていてそれぞれ異なる方向に回転する第1および第2
    出力軸とを備え; (e)各タービンロータが周方向に間隔をおいて配置さ
    れた複数のタービンブレードと、タービンブレードの側
    面に沿って形成されていてインレットおよびアウトレッ
    トに連通していてジェット流を通過させる環状溝を備
    え; (f)各ステータ手段が環状溝に収納された円弧状ステ
    ータブレードを備え、ステータブレードがジェット流を
    タービンブレードに偏向させるガイド手段を備え; (g)第1および第2タービンロータのタービンブレー
    ドがそれぞれ反対方向に配置された作用面を備え; (h)第1および第2ステータ手段のガイド手段がそれ
    ぞれ第1および第2インレットに隣接して配置されてジ
    ェット流を第1および第2方向に案内し; (i)第2出力軸が中空軸からなり、第1出力軸が中空
    軸内を回転可能に延びている高効率タービン。
  9. 【請求項9】 請求項8において、各タービンロータが
    ブレード間に形成された圧力室を備え、各ステータブレ
    ードがタービンブレードを周期的に閉じてジェット流を
    圧力室に導入してその圧力を増加させるブレード開閉手
    段を備える高効率タービン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209761A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Tsukiji Works Co Ltd エンジン
DE102005021096B4 (de) * 2004-05-06 2017-06-22 Cummins Inc. Verfahren zum Steuern der Abgastemperatur für Nachbehandlungssysteme eines Dieselmotors unter Verwendung einer Turbine mit veränderlicher Geometrie

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