JP2001220031A - 給紙状態検知装置 - Google Patents
給紙状態検知装置Info
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- JP2001220031A JP2001220031A JP2000029317A JP2000029317A JP2001220031A JP 2001220031 A JP2001220031 A JP 2001220031A JP 2000029317 A JP2000029317 A JP 2000029317A JP 2000029317 A JP2000029317 A JP 2000029317A JP 2001220031 A JP2001220031 A JP 2001220031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成によって、所定の用紙搬送位置に
対する用紙のずれなどを認識することができ、用紙搬送
位置調整およびジャムなどの用紙搬送上のトラブルに容
易に対応することを可能にする。 【解決手段】 装置本体13における用紙分離給紙部1
2と搬送ローラ4間の部分13a、および同部分に位置
する少なくとも外側の用紙ガイド板10の一部10a
を、透明,半透明のガラス材あるいはプラスチック材に
より形成し、用紙ガイド板10,11間の用紙搬送路を
装置本体13の外部から視認することができるように透
視部14を形成する。
対する用紙のずれなどを認識することができ、用紙搬送
位置調整およびジャムなどの用紙搬送上のトラブルに容
易に対応することを可能にする。 【解決手段】 装置本体13における用紙分離給紙部1
2と搬送ローラ4間の部分13a、および同部分に位置
する少なくとも外側の用紙ガイド板10の一部10a
を、透明,半透明のガラス材あるいはプラスチック材に
より形成し、用紙ガイド板10,11間の用紙搬送路を
装置本体13の外部から視認することができるように透
視部14を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙に対して画
像を形成するための画像形成走査部および/または原稿
に対して画像読み取りを行う画像読取走査部を搭載して
いるファクシミリ装置,複写機,プリンタなどの給紙搬
送部に適用される給紙状態検知装置に関する。
像を形成するための画像形成走査部および/または原稿
に対して画像読み取りを行う画像読取走査部を搭載して
いるファクシミリ装置,複写機,プリンタなどの給紙搬
送部に適用される給紙状態検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記の構成を備えたファクシミリ装置な
どでは、原稿あるいは記録紙などの用紙を、原稿セット
部あるいは記録紙収納カセットから画像読取走査部ある
いは画像形成走査部まで給紙搬送するため、分離搬送機
構,搬送ローラなどの給紙搬送手段により、用紙搬送路
を通して用紙が1枚ずつ給紙搬送される構成が採用され
ている。
どでは、原稿あるいは記録紙などの用紙を、原稿セット
部あるいは記録紙収納カセットから画像読取走査部ある
いは画像形成走査部まで給紙搬送するため、分離搬送機
構,搬送ローラなどの給紙搬送手段により、用紙搬送路
を通して用紙が1枚ずつ給紙搬送される構成が採用され
ている。
【0003】用紙の給紙搬送手段は、一般的に駆動源で
あるモータから歯車群などからなる駆動力伝達系を介し
て駆動力を受け、給紙搬送を行う構造になっている。こ
の給紙搬送構造は、装置に搭載されたときには、同一設
計であっても、構成部材あるいは組付上のばらつきなど
から用紙に対する給紙搬送状態が必ずしも同一とはなら
ない。
あるモータから歯車群などからなる駆動力伝達系を介し
て駆動力を受け、給紙搬送を行う構造になっている。こ
の給紙搬送構造は、装置に搭載されたときには、同一設
計であっても、構成部材あるいは組付上のばらつきなど
から用紙に対する給紙搬送状態が必ずしも同一とはなら
ない。
【0004】実開平6−35242号公報には、装置ご
との印刷開始位置のばらつきを補正すること、すなわ
ち、用紙の副走査方向における位置決めを行う機構が提
案されている。
との印刷開始位置のばらつきを補正すること、すなわ
ち、用紙の副走査方向における位置決めを行う機構が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平6−3
5242号公報に記載されている装置では、用紙の副走
査方向における位置合わせが自動的に行われるという点
において効果があると考えられるが、機構的に複雑にな
り、コストが高くなり、さらに機構が複雑になる分、故
障の発生の可能性が多い。
5242号公報に記載されている装置では、用紙の副走
査方向における位置合わせが自動的に行われるという点
において効果があると考えられるが、機構的に複雑にな
り、コストが高くなり、さらに機構が複雑になる分、故
障の発生の可能性が多い。
【0006】本発明の目的は、前記従来の課題を解決
し、簡単な構成であって、所定の用紙搬送位置に対する
用紙のずれなどを認識することができ、用紙搬送位置調
整およびジャムなどの用紙搬送上のトラブルに容易に対
応することができるようにした給紙状態検知装置を提供
することにある。
し、簡単な構成であって、所定の用紙搬送位置に対する
用紙のずれなどを認識することができ、用紙搬送位置調
整およびジャムなどの用紙搬送上のトラブルに容易に対
応することができるようにした給紙状態検知装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、用紙搬送路を形成する用
紙ガイド板の一部に、用紙搬送路を外部から視認するこ
とができるように、通孔あるいは透視部を設けたもので
あり、この構成によって、用紙搬送路の外部から用紙の
搬送状態を視認することができるため、用紙の搬送状態
の調整、あるいは用紙詰まりなどに容易に対応すること
が可能になる。
め、請求項1記載の本発明は、用紙搬送路を形成する用
紙ガイド板の一部に、用紙搬送路を外部から視認するこ
とができるように、通孔あるいは透視部を設けたもので
あり、この構成によって、用紙搬送路の外部から用紙の
搬送状態を視認することができるため、用紙の搬送状態
の調整、あるいは用紙詰まりなどに容易に対応すること
が可能になる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
給紙状態検知装置において、通孔あるいは透視部を通し
て、用紙収納部における用紙残量を認識することができ
るように、用紙ガイド板に通孔あるいは変形部を設けた
ものであり、この構成によって、用紙残量を容易に視認
することが可能になる。
給紙状態検知装置において、通孔あるいは透視部を通し
て、用紙収納部における用紙残量を認識することができ
るように、用紙ガイド板に通孔あるいは変形部を設けた
ものであり、この構成によって、用紙残量を容易に視認
することが可能になる。
【0009】請求項3記載の本発明は、用紙搬送路を形
成する用紙ガイド板の一部に、用紙搬送路を外部から視
認することができるように透明部材を設け、この透明部
材に目盛を設け、この目盛によって用紙搬送路に搬送さ
れる用紙の搬送位置を視認可能にしたものであり、この
構成によって、目盛により用紙の所定の搬送状態に対す
るずれ量を判断することができるため、用紙の搬送状態
の調整を容易に行うことができる。
成する用紙ガイド板の一部に、用紙搬送路を外部から視
認することができるように透明部材を設け、この透明部
材に目盛を設け、この目盛によって用紙搬送路に搬送さ
れる用紙の搬送位置を視認可能にしたものであり、この
構成によって、目盛により用紙の所定の搬送状態に対す
るずれ量を判断することができるため、用紙の搬送状態
の調整を容易に行うことができる。
【0010】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
給紙状態検知装置において、目盛が設けられた透明部材
を、用紙に対する画像形成走査あるいは読取走査におけ
る主走査方向に移動可能にしたものであり、この構成に
よって、用紙の搬送状態を調整した後に、その調整に応
じて目盛の位置を整合することができる。
給紙状態検知装置において、目盛が設けられた透明部材
を、用紙に対する画像形成走査あるいは読取走査におけ
る主走査方向に移動可能にしたものであり、この構成に
よって、用紙の搬送状態を調整した後に、その調整に応
じて目盛の位置を整合することができる。
【0011】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
給紙状態検知装置において、目盛を指す目盛指針を、用
紙に対する画像形成走査あるいは読取走査における主走
査方向に移動可能にしたものであり、この構成によっ
て、用紙の搬送状態を調整した後に、目盛指針の位置を
用紙搬送の基準とした位置に整合することができる。
給紙状態検知装置において、目盛を指す目盛指針を、用
紙に対する画像形成走査あるいは読取走査における主走
査方向に移動可能にしたものであり、この構成によっ
て、用紙の搬送状態を調整した後に、目盛指針の位置を
用紙搬送の基準とした位置に整合することができる。
【0012】請求項6記載の本発明は、請求項3,4ま
たは5記載の給紙状態検知装置において、目盛として、
用紙搬送路における用紙搬送基準位置に対する位置ずれ
を異なる形状の印によって表したものであり、この構成
によって、用紙の所定の搬送状態に対するずれ量を、ユ
ーザは印によって容易に判断および記憶することができ
るなど、作業性に優れたものになる。
たは5記載の給紙状態検知装置において、目盛として、
用紙搬送路における用紙搬送基準位置に対する位置ずれ
を異なる形状の印によって表したものであり、この構成
によって、用紙の所定の搬送状態に対するずれ量を、ユ
ーザは印によって容易に判断および記憶することができ
るなど、作業性に優れたものになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの画像形成装置における要部の構成図であり、1は用
紙Pが収納されている給紙カセット、2は給紙カセット
1における用紙搬送方向の下流側上部に設置された給紙
ローラ、3は給紙ローラ2の下側に当接しているフリク
ションパッド、4は給紙ローラ2より用紙搬送方向の下
流側に設置されて用紙Pを送る搬送ローラ、5は搬送さ
れてくる用紙Pに対して画像を形成する現像ユニット、
6は給紙カセット1内に設けられてスプリング7の上圧
力を受けて積載されている用紙Pの最上位のものを給紙
ローラ2の下側に圧接する底板である。
めの画像形成装置における要部の構成図であり、1は用
紙Pが収納されている給紙カセット、2は給紙カセット
1における用紙搬送方向の下流側上部に設置された給紙
ローラ、3は給紙ローラ2の下側に当接しているフリク
ションパッド、4は給紙ローラ2より用紙搬送方向の下
流側に設置されて用紙Pを送る搬送ローラ、5は搬送さ
れてくる用紙Pに対して画像を形成する現像ユニット、
6は給紙カセット1内に設けられてスプリング7の上圧
力を受けて積載されている用紙Pの最上位のものを給紙
ローラ2の下側に圧接する底板である。
【0015】さらに10,11は、用紙Pを給紙セット
1から給紙ローラ2とフリクションパッド3からなる用
紙分離給紙部12および搬送ローラ4を経て現像ユニッ
ト5へ搬送ガイドする用紙ガイド板であり、用紙ガイド
板10,11は、対向設置された一対の板状部材からな
り、本例では、装置本体13内における左側部で給紙カ
セット1から現像ユニット5へと円弧状にカーブするよ
うに形成されている。
1から給紙ローラ2とフリクションパッド3からなる用
紙分離給紙部12および搬送ローラ4を経て現像ユニッ
ト5へ搬送ガイドする用紙ガイド板であり、用紙ガイド
板10,11は、対向設置された一対の板状部材からな
り、本例では、装置本体13内における左側部で給紙カ
セット1から現像ユニット5へと円弧状にカーブするよ
うに形成されている。
【0016】また外装ケースを構成する装置本体13は
板金材あるいはプラスチック板材などからなる。そして
図2に示す装置本体の左側面図にも示すように、装置本
体13における用紙分離給紙部12と搬送ローラ4間の
部分13a、および同部分に位置する少なくとも外側の
用紙ガイド板10の一部10aを、透明,半透明のガラ
ス材あるいはプラスチック材により形成することによ
り、用紙ガイド板10,11間の用紙搬送路を装置本体
13の外部から視認可能であるように透視部14として
いる。
板金材あるいはプラスチック板材などからなる。そして
図2に示す装置本体の左側面図にも示すように、装置本
体13における用紙分離給紙部12と搬送ローラ4間の
部分13a、および同部分に位置する少なくとも外側の
用紙ガイド板10の一部10aを、透明,半透明のガラ
ス材あるいはプラスチック材により形成することによ
り、用紙ガイド板10,11間の用紙搬送路を装置本体
13の外部から視認可能であるように透視部14として
いる。
【0017】前記構成の第1実施形態において、画像形
成時、底板6が上昇して用紙Pの最上位のものを給紙ロ
ーラ2の下側に圧接する。ここで給紙ローラ2が回転駆
動されることによって用紙Pは上位のものから給紙され
て、給紙ローラ2とフリクションパッド3とのニップN
へ送られる。このニップNにおいて、公知のように用紙
Pが複数枚重送されてきた場合に1枚ずつ分離されて給
紙されることになる。この用紙分離給紙部12を通って
用紙Pは、さらに搬送ローラ4により現像ユニット5へ
送られて、現像ユニット5により画像データに基づく画
像形成処理が施されることになる。用紙Pの給紙カセッ
ト1から現像ユニット5への給紙搬送は用紙ガイド板1
0,11によってガイドされる。
成時、底板6が上昇して用紙Pの最上位のものを給紙ロ
ーラ2の下側に圧接する。ここで給紙ローラ2が回転駆
動されることによって用紙Pは上位のものから給紙され
て、給紙ローラ2とフリクションパッド3とのニップN
へ送られる。このニップNにおいて、公知のように用紙
Pが複数枚重送されてきた場合に1枚ずつ分離されて給
紙されることになる。この用紙分離給紙部12を通って
用紙Pは、さらに搬送ローラ4により現像ユニット5へ
送られて、現像ユニット5により画像データに基づく画
像形成処理が施されることになる。用紙Pの給紙カセッ
ト1から現像ユニット5への給紙搬送は用紙ガイド板1
0,11によってガイドされる。
【0018】前記用紙Pの搬送状態は、透視部14にお
いて装置本体13の外部から見ることができ、例えば用
紙Pがスキューして搬送されていること、あるいは用紙
搬送路においてジャム,紙詰まりが発生していること等
を透視部14において視認することができる。よって、
一般ユーザであっても、用紙搬送上のトラブルへの対応
を迅速かつ容易に判断することが可能になる。
いて装置本体13の外部から見ることができ、例えば用
紙Pがスキューして搬送されていること、あるいは用紙
搬送路においてジャム,紙詰まりが発生していること等
を透視部14において視認することができる。よって、
一般ユーザであっても、用紙搬送上のトラブルへの対応
を迅速かつ容易に判断することが可能になる。
【0019】なお、用紙搬送路内部を装置本体12の外
部から見ることだけを意図するならば、装置本体13に
おける用紙分離給紙部13と搬送ローラ4間の部分と、
同部分に位置する少なくとも外側の用紙ガイド板10に
おける一部とに、それぞれ貫通する通孔を形成するよう
にしてもよい。
部から見ることだけを意図するならば、装置本体13に
おける用紙分離給紙部13と搬送ローラ4間の部分と、
同部分に位置する少なくとも外側の用紙ガイド板10に
おける一部とに、それぞれ貫通する通孔を形成するよう
にしてもよい。
【0020】図3は本発明の第2実施形態を説明するた
めの画像形成装置における要部の構成図であり、第2実
施形態の構成は基本的には第1実施形態の構成と同様で
あって、既に説明した部材に対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。第2実施形態が第1実
施形態と異なる点は、カーブしている部位における内側
の用紙ガイド板11を変形して平坦部11aを形成し、
透視部14から給紙カセット1における用紙残量を確認
することもできるように透視通路Aを形成した構成にあ
る。
めの画像形成装置における要部の構成図であり、第2実
施形態の構成は基本的には第1実施形態の構成と同様で
あって、既に説明した部材に対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。第2実施形態が第1実
施形態と異なる点は、カーブしている部位における内側
の用紙ガイド板11を変形して平坦部11aを形成し、
透視部14から給紙カセット1における用紙残量を確認
することもできるように透視通路Aを形成した構成にあ
る。
【0021】なお、透視通路Aを形成するためには給紙
カセット1までの視界を遮る位置にある内側の用紙ガイ
ド板11に通孔を形成するようにしてもよい。
カセット1までの視界を遮る位置にある内側の用紙ガイ
ド板11に通孔を形成するようにしてもよい。
【0022】また、外部から用紙搬送路内を明瞭に見る
ことができるようにするため、電灯などの照明手段を適
宜設置することも考えられる。
ことができるようにするため、電灯などの照明手段を適
宜設置することも考えられる。
【0023】図4は本発明の第3実施形態を説明するた
めの画像形成装置における要部の構成図であり、第3実
施形態の構成は基本的には第1実施形態の構成と同様で
あって、既に説明した部材に対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。第3実施形態が第1実
施形態と異なる点は、透視部14に用紙搬送方向に対し
て直交する方向(現像ユニット5における現像走査手段
における主走査方向)に目盛15を延在させた構成にあ
る。
めの画像形成装置における要部の構成図であり、第3実
施形態の構成は基本的には第1実施形態の構成と同様で
あって、既に説明した部材に対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。第3実施形態が第1実
施形態と異なる点は、透視部14に用紙搬送方向に対し
て直交する方向(現像ユニット5における現像走査手段
における主走査方向)に目盛15を延在させた構成にあ
る。
【0024】このように透視部14に目盛15を設けた
ことにより、用紙Pが用紙搬送路を通過していく状態を
透視部14を通して見る際、用紙Pが予め設定されてい
る搬送位置の理論的中央位置Bからずれている量を判定
することができる。このずれ量を参考にして用紙搬送位
置を調整すること、あるいは現像ユニット5における画
像形成タイミングを調整することが可能になる。
ことにより、用紙Pが用紙搬送路を通過していく状態を
透視部14を通して見る際、用紙Pが予め設定されてい
る搬送位置の理論的中央位置Bからずれている量を判定
することができる。このずれ量を参考にして用紙搬送位
置を調整すること、あるいは現像ユニット5における画
像形成タイミングを調整することが可能になる。
【0025】なお、透視部14を設置位置において移動
可能にしておけば、判定されたずれ量に基づいて用紙搬
送位置を調整した後に、その調整に合わせて透視部14
を目盛15の延在方向へ移動させることにより、調整し
た搬送中央位置と目盛15の位置を整合させることがで
きる。
可能にしておけば、判定されたずれ量に基づいて用紙搬
送位置を調整した後に、その調整に合わせて透視部14
を目盛15の延在方向へ移動させることにより、調整し
た搬送中央位置と目盛15の位置を整合させることがで
きる。
【0026】図5(a),(b)は用紙の搬送ずれの調
整方法を説明するための説明図であり、20は装置本体
13の上部に設けられるLCDなどからなるずれ調整用
表示部、21a,21bは、ずれ調整用表示部20の近
傍に設けられたずれ調整用のキーであって、ずれ調整用
表示部20には目盛表示22と指針表示23が設けら
れ、指針表示23を、左右移動を指示するためのキー2
1a,21bによって移動することができるようになっ
ている。
整方法を説明するための説明図であり、20は装置本体
13の上部に設けられるLCDなどからなるずれ調整用
表示部、21a,21bは、ずれ調整用表示部20の近
傍に設けられたずれ調整用のキーであって、ずれ調整用
表示部20には目盛表示22と指針表示23が設けら
れ、指針表示23を、左右移動を指示するためのキー2
1a,21bによって移動することができるようになっ
ている。
【0027】そして、既述したように用紙の搬送位置の
ずれ量を透視部14の目盛15によって検知したとき、
図5(b)に示すように、そのずれ量と同じ目盛数だけ
キー21a,21bを用いて、ずれ調整用表示部20の
指針表示23を移動させる。この指針表示23の移動操
作によって、装置における用紙搬送系の用紙搬送動作、
および現像ユニット5における画像形成タイミングなど
を前記ずれ量に応じて設定,変更することが可能にな
る。この設定は、図示しないマイコンなどに対してずれ
量情報を出力することによってコントロールするように
構成することができる。
ずれ量を透視部14の目盛15によって検知したとき、
図5(b)に示すように、そのずれ量と同じ目盛数だけ
キー21a,21bを用いて、ずれ調整用表示部20の
指針表示23を移動させる。この指針表示23の移動操
作によって、装置における用紙搬送系の用紙搬送動作、
および現像ユニット5における画像形成タイミングなど
を前記ずれ量に応じて設定,変更することが可能にな
る。この設定は、図示しないマイコンなどに対してずれ
量情報を出力することによってコントロールするように
構成することができる。
【0028】また移動指示用のキー21a,21bとし
て、通常、装置本体13上部に設けられるオペレーショ
ン・ボード上に特別なキーを設置してもよいが、テンキ
ーなどの一部にキー21a,21bの機能を持たせるよ
うにしてもよい。
て、通常、装置本体13上部に設けられるオペレーショ
ン・ボード上に特別なキーを設置してもよいが、テンキ
ーなどの一部にキー21a,21bの機能を持たせるよ
うにしてもよい。
【0029】図6は本発明の第4実施形態を説明するた
めの画像形成装置の側面図、図7は図6の画像形成装置
における要部を示す構成図であり、第4実施形態の構成
は基本的には第3実施形態の構成と同様であって、既に
説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳し
い説明は省略するが、第4実施形態では、透視部14に
おける目盛15に沿って移動可能に左右一対の指針部材
25を設置した構成が第3実施形態と異なる。
めの画像形成装置の側面図、図7は図6の画像形成装置
における要部を示す構成図であり、第4実施形態の構成
は基本的には第3実施形態の構成と同様であって、既に
説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳し
い説明は省略するが、第4実施形態では、透視部14に
おける目盛15に沿って移動可能に左右一対の指針部材
25を設置した構成が第3実施形態と異なる。
【0030】よって、第4実施形態では、透視部14か
ら用紙のずれが確認されたときに、用紙がずれた位置の
目盛15に合わせて指針部材25の少なくともいずれか
一方を移動して固定することにより、初期設定時におけ
る用紙搬送の理論的中央位置Bからのずれ量を指針部材
25および目盛15により示しておくことができる。し
たがって、ユーザは、このずれ量を予め考慮に入れて用
紙のセットなどを行うことによって、用紙の良好な搬送
を可能にする。
ら用紙のずれが確認されたときに、用紙がずれた位置の
目盛15に合わせて指針部材25の少なくともいずれか
一方を移動して固定することにより、初期設定時におけ
る用紙搬送の理論的中央位置Bからのずれ量を指針部材
25および目盛15により示しておくことができる。し
たがって、ユーザは、このずれ量を予め考慮に入れて用
紙のセットなどを行うことによって、用紙の良好な搬送
を可能にする。
【0031】なお、目盛15の表示としては、図8に示
すように、単なる線あるいは数字でなく、各種記号28
によって表すことも考えられ、一般ユーザにおいて、目
盛の位置を認識して記憶しておく必要がなくなり、ずれ
量の認識あるいは記憶することが記号により簡単かつ確
実なものになる。この場合、記号としては形状の変化の
外に、色によって異なる表示を行うようにすることも考
えられる。
すように、単なる線あるいは数字でなく、各種記号28
によって表すことも考えられ、一般ユーザにおいて、目
盛の位置を認識して記憶しておく必要がなくなり、ずれ
量の認識あるいは記憶することが記号により簡単かつ確
実なものになる。この場合、記号としては形状の変化の
外に、色によって異なる表示を行うようにすることも考
えられる。
【0032】図9は図8に示す目盛表示を用いたときの
用紙の搬送ずれの調整方法を説明するための説明図であ
り、31は装置本体13に設けられるオペレーション・
ボードにおけるLCDなどからなるずれ調整用表示部で
あり、記号表示32と指針表示33と各記号表示32に
対応して数字が表示されている。本例では、図9(a)
に示すように、まず、初期設定時における用紙搬送の理
論的中央位置に対応するずれ調整用表示部31の位置、
すなわち、ずれ調整用表示部31の中央である記号
「○」かつ数字「3」の位置に、指針表示33が位置す
るように表示されているとする。
用紙の搬送ずれの調整方法を説明するための説明図であ
り、31は装置本体13に設けられるオペレーション・
ボードにおけるLCDなどからなるずれ調整用表示部で
あり、記号表示32と指針表示33と各記号表示32に
対応して数字が表示されている。本例では、図9(a)
に示すように、まず、初期設定時における用紙搬送の理
論的中央位置に対応するずれ調整用表示部31の位置、
すなわち、ずれ調整用表示部31の中央である記号
「○」かつ数字「3」の位置に、指針表示33が位置す
るように表示されているとする。
【0033】ここで、既述したように用紙搬送位置を確
認したとき、透視部14において、例えば図8に示す記
号「▽」の位置を用紙の端が通過したことが視認された
場合、図9に示す記号「▽」に対応する数字「4」に対
応して、本例では、オペレーション・ボード上のテンキ
ーにおける「4」を押すことによって、指針表示33の
位置を図9(b)に示す位置に移動させることができる
ようになっている。この設定,変更は、図示しないマイ
コンなどを利用してコントロールするように構成するこ
とができる。
認したとき、透視部14において、例えば図8に示す記
号「▽」の位置を用紙の端が通過したことが視認された
場合、図9に示す記号「▽」に対応する数字「4」に対
応して、本例では、オペレーション・ボード上のテンキ
ーにおける「4」を押すことによって、指針表示33の
位置を図9(b)に示す位置に移動させることができる
ようになっている。この設定,変更は、図示しないマイ
コンなどを利用してコントロールするように構成するこ
とができる。
【0034】オペレーション・ボード上の前記移動指示
用のキー21a,21bあるいはテンキーを用いた用紙
の主操作方向における搬送ずれの調整に係る情報は、装
置に搭載されたマイコンに入力され、マイコンではその
ずれ量に基づいて現像ユニット5における主操作方向の
書込タイミングを調整設定するように制御することによ
って、用紙Pの中央部に画像を形成することができる。
用のキー21a,21bあるいはテンキーを用いた用紙
の主操作方向における搬送ずれの調整に係る情報は、装
置に搭載されたマイコンに入力され、マイコンではその
ずれ量に基づいて現像ユニット5における主操作方向の
書込タイミングを調整設定するように制御することによ
って、用紙Pの中央部に画像を形成することができる。
【0035】なお、前記各実施形態における用紙搬送の
ずれ調整は、原稿情報を読み取るファクシミリ装置,ス
キャナ部などの原稿走査系における原稿搬送のずれ調整
にも適用することができる。
ずれ調整は、原稿情報を読み取るファクシミリ装置,ス
キャナ部などの原稿走査系における原稿搬送のずれ調整
にも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成であって、用紙搬送路の外部から用紙の搬送
状態あるいは収納残量を視認することが可能になり、所
定の用紙搬送位置を基準とした用紙のずれなどを認識す
ることができるため、用紙搬送位置調整およびジャムな
どの用紙搬送上のトラブルに容易に対応することが可能
になる。
簡単な構成であって、用紙搬送路の外部から用紙の搬送
状態あるいは収納残量を視認することが可能になり、所
定の用紙搬送位置を基準とした用紙のずれなどを認識す
ることができるため、用紙搬送位置調整およびジャムな
どの用紙搬送上のトラブルに容易に対応することが可能
になる。
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための画像形
成装置における要部の構成図
成装置における要部の構成図
【図2】図1の画像形成装置における装置本体の左側面
図
図
【図3】本発明の第2実施形態を説明するための画像形
成装置における要部の構成図
成装置における要部の構成図
【図4】本発明の第3実施形態を説明するための画像形
成装置における要部の構成図
成装置における要部の構成図
【図5】本発明の第3実施形態における用紙の搬送ずれ
の調整方法を説明するための説明図
の調整方法を説明するための説明図
【図6】本発明の第4実施形態を説明するための画像形
成装置の側面図
成装置の側面図
【図7】図6の画像形成装置における要部を示す構成図
【図8】本発明の第4実施形態における目盛表示の他の
例を示す説明図
例を示す説明図
【図9】図8の例における用紙の搬送ずれの調整方法を
説明するための説明図
説明するための説明図
1 給紙カセット 2 給紙ローラ 3 フリクションパッド 4 給送ローラ 5 現像ローラ 10,11 用紙ガイド板 11a 平坦部 12 用紙分離給紙部 13 装置本体 14 透視部 15 目盛 20,31 ずれ調整用表示部 21a,21b ずれ調整用のキー 22 目盛表示 23 指針表示 25 指針部材 28 記号 32 記号表示 33 指針表示 34 数字 A 透視通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 AA35 AA37 DA22 DA23 EA04 2H072 AA03 AA05 AA07 AA16 AA22 AA24 AA27 BA03 BA12 CA01 CA02 3F101 FA00 FB01 FC01 FD00 FD02 FD10 LA02 LA05 LA07 LB02 LB03
Claims (6)
- 【請求項1】 用紙搬送路を形成する用紙ガイド板の一
部に、用紙搬送路を外部から視認することができるよう
に、通孔あるいは透視部を設けたことを特徴とする給紙
状態検知装置。 - 【請求項2】 前記通孔あるいは透視部を通して、用紙
収納部における用紙残量を認識することができるよう
に、用紙ガイド板に通孔あるいは変形部を設けたことを
特徴とする請求項1記載の給紙状態検知装置。 - 【請求項3】 用紙搬送路を形成する用紙ガイド板の一
部に、用紙搬送路を外部から視認することができるよう
に透明部材を設け、この透明部材に目盛を設け、この目
盛によって用紙搬送路を搬送される用紙の搬送位置を視
認可能にしたことを特徴とする給紙状態検知装置。 - 【請求項4】 前記目盛が設けられた透明部材を、用紙
に対する画像形成走査あるいは読取走査における主走査
方向に移動可能にしたことを特徴とする請求項3記載の
給紙状態検知装置。 - 【請求項5】 前記目盛を指す目盛指針を、用紙に対す
る画像形成走査あるいは読取走査における主走査方向に
移動可能にしたことを特徴とする請求項3記載の給紙状
態検知装置。 - 【請求項6】 前記目盛として、用紙搬送路における用
紙搬送基準位置に対する位置ずれを異なる形状の印によ
って表したことを特徴とする請求項3,4または5記載
の給紙状態検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000029317A JP2001220031A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 給紙状態検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000029317A JP2001220031A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 給紙状態検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001220031A true JP2001220031A (ja) | 2001-08-14 |
Family
ID=18554596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000029317A Pending JP2001220031A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 給紙状態検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001220031A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007204214A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、画像形成装置 |
JP2015024896A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 株式会社リコー | 用紙搬送装置、および画像形成装置 |
-
2000
- 2000-02-07 JP JP2000029317A patent/JP2001220031A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007204214A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置、画像形成装置 |
JP4591834B2 (ja) * | 2006-02-01 | 2010-12-01 | 株式会社リコー | 画像読取装置、画像形成装置 |
JP2015024896A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 株式会社リコー | 用紙搬送装置、および画像形成装置 |
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